JP2648858B2 - 水圧検出装置 - Google Patents
水圧検出装置Info
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Description
動物体の有無を水中で検出する水圧検出装置に関する。
るに、水圧の変動分を検出する水圧センサを用いるもの
がある。この水圧検出装置は、水圧センサで常に水圧の
変動分を検出し、一方船舶の水圧信号は、SCF(シン
グル、サイクル、フリケンシ)信号として、前記検出信
号の持続時間(周期)と信号レベルが船舶水圧信号とほ
ぼ同レベルであると、船舶の到来であると判断してい
た。
出装置では、船舶水圧信号であるかの弁別を行う周期や
レベルの基準値が固定であるため、その地点における気
象変化等による波浪状況が変化すると、その波浪水圧信
号と船舶水圧信号の弁別が困難となり、船舶が到来して
いないにもかかわらず、船舶水圧信号と類似の波浪水圧
信号の波浪の発生で船舶が到来したと判断し、誤動作す
るという問題があった。
たものであって、波浪によって誤動作の発生しない水圧
検出装置を提供することを目的としている。
は、図1に示すように水中の水圧変動信号を検出する水
圧センサ1と、所定のタイミング期間で前記水圧センサ
で検出される変動信号の周期と波高値の平均値を波浪特
性同定パラメータとして検出する波浪特性検出手段2
と、この検出されたパラメータに基づいて基準値を算出
する基準値算出手段3と、この基準値と前記水圧変動信
号の特性値とを比較し、移動物体の有無を判別する手段
4とを備えている。
された水圧変動分につき、所定のタイミング期間毎に周
期と波高値の平均値を求めて波浪特性同定パラメータが
検出され、この検出パラメータに基づいて、基準値が算
出される。したがってこの基準値は、波浪状況によって
変化する値である。この波浪状況によって変化する基準
値と、水圧変動信号の検出特性、例えば周期あるいは波
高値が比較され、その比較結果に応じ、移動物体の有無
を判別する。
に説明する。図2は、この発明の一実施例水圧検出装置
のブロック図である。この水圧検出装置は、水中に設置
され、水圧の変動分のみを検出する水圧センサ11と、
この水圧センサ11からの変動信号の伝送を受ける信号
受信回路12と、この変動信号を取り込み、この変動信
号が波浪による信号か船舶水圧信号であるかを弁別し、
その判定結果を出力する弁別回路13とを備えている。
弁別回路13は、例えばA/D変換機能付きのCPUが
使用される。
号が重畳されると、船舶水圧信号の方が周期が長く、レ
ベルも大となる。また船舶水圧信号が負圧なので、波浪
水圧信号と区別することができる。そのため、この実施
例装置では、先ず常時、一定の周期で、波浪特性同定の
為の処理を実行し、同定された波浪特性の周期と波高値
を求め、これら周期と波高値の平均値を算出するように
してある。この処理は弁別回路3で実行される。この波
浪特性同定の処理は、図3に示すように、1時間毎に、
6分間に亘り行われる。
は別に、500ms周期で、100msの時間をかけ
て、データサンプリングを行い、検出した水圧センサ1
の出力と、基準値とを比較し、船舶水圧信号であるか否
かの判別処理を行っている(図3参照)。基準値は、波
浪特性同定処理で得た周期、波高値の平均値にもとづい
て算出される。この処理も弁別回路13で実行される。
すフロー図を参照して説明する。実施例装置において、
波浪特性同定処理のタイミングに入ると、先ず水圧セン
サ1の出力をサンプリングして取り込み(ステップST
1)、そのサンプリング時における値と前回サンプリン
グ時の値を比較し、正負反転か否かつまり新変動信号の
出るクロス点であるか否かを判別し(ステップST
2)、同じ正あるいは負のレベルである場合は、カウン
タをカウントアップするが(ステップST3)、正負反
転つまり0クロス点の場合は、それまでのカウント値を
記憶するとともにカウンタをリセットする(ステップS
T4)。
か、つまり振動波形が増加傾向になったものが減少に移
ったか否かを、逆に減少傾向にあったものが増加傾向に
なったか否かを判定し、増加から減少にあるいは減少か
ら増加へ変化した場合にその変化時点の値をピーク値と
して記憶する(ステップST6)。次に設定数だけサン
プリング終了したか否か、すなわち図2における同定処
理期間6分のサンプリング数が、終了したか否かを判定
し(ステップST7)、終了でない場合には動作を終了
し、次のサンプリングタイム到来まで待機するが、ステ
ップST7で設定数のサンプリングが終了している場合
には、それまでの各0クロスから0クロスまでの、つま
り半周期分のカウント値を平均するとともに、各ピーク
値の平均を求める(ステップST8)。このカウント値
平均値と、ピーク値平均値が波浪特性の同定値であると
し、最後に、弁別するための判定レベル=m×ピーク平
均値、判定時間=n×カウント平均値を算出し(ステッ
プST9)、判定レベルと判定時間を算出する。そして
動作を終了する。以上のようにして求めた判定レベル及
び判定時間は、次のデータサンプリング弁別処理のため
の判定レベル、及び判定時間として使用する。
舶水圧信号であるか否かの判定処理について説明する。
この処理は、図に示す500ms周期のサンプリング周
期到来毎に実行される。先ず、この処理がスタートする
と水圧センサ1の出力が負圧か否かを判定する(ステッ
プ11)。船舶水圧信号の場合は、負圧であるので、こ
の場合判定がYESとなり、カウンタのカウントアップ
を行う(ステップST13)とともに、得られた信号の
レベルが水圧判定レベル以上か否かを判定し(ステップ
ST14)、判定以上の場合にはルックONとする。こ
のルックONは、水圧判定レベルが基準値以上であるこ
とを示し、もし水圧判定レベル以下である場合には、こ
のステップST15をスキップする。次にステップST
16では、ルック有りか否かを判定し、それまでにルッ
ク無し(OFF)の場合にはそのまま動作を終了し、次
のサンプリングサイクルの到来に備える。ルック有り
(ON)の場合には、水圧判定レベルが基準値以上であ
ったことであるから、さらに次にカウント値が判定時間
以上であるか否かを判別し、判定時間以上である場合に
は、周期が基準値よりも大なることを示し(ステップS
T17)、この場合にはレベル、周期とも基準値よりも
大であるので弁別回路3は船舶水圧信号の到来であるこ
とを出力する。ステップST17で、検出した周期がカ
ウンタの値が判定時間以下の場合は通常の波浪信号の到
来であるとして動作を終了し、次のサンプリングタイム
に備える。さらに、ステップST11で、負圧でない場
合、もちろんこれは船舶水圧信号でないと推定できるか
ら、ここでカウンタをリセットし、ルックもリセットし
(ステップST12)、同様に次のタイミングサイクル
のサンプリングタイムの到来に備える。
水圧センサの出力される変動信号について例えば、周
期、波高値等の特性パラメータを検出し、このパラメー
タに基づいて基準値を算出し、算出した基準値と水圧セ
ンサの出力信号を比較し、基準値に対して大なる場合に
移動物体有りと判定するものであるから、波浪状況に対
応して基準値が変更されるため、例え波浪状況が変動し
ても検出確率が高く誤動作の少ない水圧検出装置を得る
ことができる。
消費電力の低減にも寄与することができるという効果が
ある。
を示すブロック図である。
ータサンプリング弁別処理を説明するためのタイムチャ
ートである。
理を説明するためのフロー図である。
処理を説明するためのフロー図である。
Claims (1)
- 【請求項1】水中の水圧変動信号を検出する水圧センサ
と、所定のタイミング期間で前記水圧センサで検出され
る変動信号の周期と波高値の平均値を波浪特性同定パラ
メータとして検出する波浪特性検出手段と、この検出さ
れたパラメータに基づいて基準値を算出する基準値算出
手段と、この基準値と前記水圧変動信号の特性値とを比
較し、移動物体の有無を判別する手段とを備えたことを
特徴とする水圧検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299594A JP2648858B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 水圧検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299594A JP2648858B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 水圧検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311106A JPH07311106A (ja) | 1995-11-28 |
JP2648858B2 true JP2648858B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=14342278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10299594A Expired - Lifetime JP2648858B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 水圧検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648858B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9631996B2 (en) * | 2014-07-03 | 2017-04-25 | Infineon Technologies Ag | Motion detection using pressure sensing |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720253A (ja) * | 1993-07-07 | 1995-01-24 | Hitachi Zosen Corp | 航行船舶の検知方法 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10299594A patent/JP2648858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07311106A (ja) | 1995-11-28 |
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