JPH0614525Y2 - ビツト同期検出回路 - Google Patents

ビツト同期検出回路

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JPH0614525Y2
JPH0614525Y2 JP3182287U JP3182287U JPH0614525Y2 JP H0614525 Y2 JPH0614525 Y2 JP H0614525Y2 JP 3182287 U JP3182287 U JP 3182287U JP 3182287 U JP3182287 U JP 3182287U JP H0614525 Y2 JPH0614525 Y2 JP H0614525Y2
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JP3182287U
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JPS63140749U (ja
Inventor
修 鈴木
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日立電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はデータ伝送に使用するビット同期検出回路の
改良に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
第4図に従来の装置の構成を示す。12はバンドパスフィ
ルタで受信データ16の中からビットパターンをとり出す
ための回路で,例えば受信データの伝送速度が10kbits/
secであれば,ビットパターンの周波数は5kHzであり,
これをとり出すために中心周波数5kHzのバンドパスフィ
ルタを使用する。13は全波整流器,14は積分器,15はコ
ンパレータである。
第5図に第4図の各部の信号波形を示す。16は受信デー
タで,一例としてマンチェスターコード(信号の“L”
→“H”の変化が“1”,“H”→“L”の変化が
“0”)を示す。17は受信データ16をバンドパスフィル
タ12に通したもので,ビットパターンの部分が出力レベ
ルの最大となる。18はバンドパスフィルタの出力17を全
波整流した後に積分したもので,ビットパターンが続い
ている間は積分器14の時定数に従って上昇し,ビットパ
ターンが終わると下降する。20はコンパレータ15の基準
電圧で,積分器出力電圧18がこれに達するとビット同期
検出信号19が出力される。
この装置では受信データの中からビットパターンを取り
出すのにバンドパスフィルタ12を用いるため,バンドパ
スフィルタ12の帯域幅で定まる特定の周波数のビットパ
ターンの検出にしか使うことができない。またビット同
期検出感度,すなわちビットパターンの始まりから検出
信号19が“H”になるまでの時間T1には,積分器の時定
数で変化する信号をコンパレータの基準電圧と比較する
方法をとっているために,コンパレータの基準電圧又は
積分器の利得のばらつきや温度による特性変化の影響を
うけ,一定に保つことが難しい。すなわちコンパレータ
の基準電圧が20から20′に変わることにより,検出時間
がTからT′に変わる。
〔目的〕
この考案はすべてをデジタル回路で構成し,従来のバン
ドパスフィルタの帯域幅に相当する値と,コンパレータ
の基準電圧に相当する値を外部から任意に設定できるこ
とを特徴とし,その目的は種々の周波数のビットパター
ンの検出に用いることができることと,ビット同期検出
感度を安定化することにある。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を第1図〜第3図により説明す
る。第1図は実施例を示すブロック図である。1は立上
り検出回路でシリアルに入力するデジタル信号の立上り
を検出してパルスを発生する。2は周期測定カウンタで
入力信号の周波数よりも十分に高い外部入力クロックに
よりカウントアップし,立上り検出回路1の出力パルス
によって,リセットと同時に再スタートし,入力信号の
周期に応じたカウント値を出力する。3はレジスタで外
部から設定した周期の下限値を記憶する。4はレジスタ
で外部から設定した周期の上限値を記憶する。5はコン
パレータで周期測定カウンタ2のカウント値とレジスタ
3に記憶した周期の下限値を比較し,カウント値が周期
の下限値を越えると出力信号を発生する。6はコンパレ
ータで周期測定カウンタ2のカウント値とレジスタ4に
記憶した周期の上限値を比較し,カウント値が周期の上
限値を越えると出力信号を発生する。7は周期判定回路
で立上り検出回路1の立上り検出パルスが発生した時
に,コンパレータ5とコンパレータ6の出力が共に無け
ればERRパルスを発生し,コンパレータ5のみ,出力
が有ればOKパルスを発生し,コンパレータ6の出力が
有ればERRパルスを発生する。8はカウンタで周期判
定回路7からOKパルスが来るとカウントアップし,E
RRパルスが来るとリセットされる。9はレジスタで外
部から設定した検出基準値を記憶する。10はコンパレー
タでカウンタ8のカウント値が,レジスタ9に記憶した
検出基準値を越えると同期検出信号を出力する。11はA
NDゲートでカウンタ8のカウント値が,検出基準値以
上にカウントアップしないためのものである。
以下,この動作を説明する。入力信号は立上り検出回路
1によって,外部入力クロックの1周期幅の入力信号の
立上りを示すパルスに変換される。この波形は第2−1
図aである。周期測定カウンタ2はパルスaによってリ
セットされると同時に外部入力クロックによりカウント
アップを始める。この波形は第2−1図bである。ここ
で,外部入力クロックの周波数は入力信号の周波数に較
べて十分高いものとする。コンパレータ5は周期測定カ
ウンタ2のカウント値bがレジスタ3に記憶した周期の
下限値MINを越えると出力を発生する。この波形を第
2−1図cに示す。コンパレータ6は周期測定カウンタ
2のカウント値bがレジスタ4に記憶した周期の上限値
MAXを越えると出力を発生する。この波形を第2−2
図d(ここでは無出力)に示す。周期判定回路7は立上
り検出回路1からのパルスが入力した時のコンパレータ
5とコンパレータ6の出力を見て,いずれの信号もない
場合,すなわち入力信号の周期が期待した値よりも短い
場合にはERRパルスを発生する。この波形を第2−3
図に示す。コンパレータ5だけ出力が在る場合,すなわ
ち入力信号の周期が上限値と下限値の間にある場合はO
Kパルスを発生する。この様子は第2−1図に示す。コ
ンパレータ6の出力が有る場合,すなわち入力信号の周
期が上限値よりも長い場合はERRパルスを発生する。
この様子を第2−2図に示す。カウンタ8は周期判定回
路7からOKパルスが来るとカウントアップし,ERR
パルスが来るとリセットする。この波形を第3図eに示
す。コンパレータ10はカウンタ8のカウント値がレジス
タ9に記憶した検出基準値Pを越えると検出信号を出力
する。カウンタ8はANDゲート11によりP+1以上に
カウントが進まないようになっている。この様子を第3
図に示す。以上によりレジスタ3に設定した周期の下限
値とレジスタ4に設定した周期の上限値の間の周期をも
つ入力信号が,連続してレジスタ9に設定した値以上入
力すると検出信号が出力される。
〔効果〕
この考案によるビット同期検出回路は種々の周波数のビ
ット同期信号の検出に使用できると共に,検出の感度を
任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のビット同期回路のブロック
図,第2図1−3,第3図は第1図の各部の動作説明
図,第4図は従来のビット同期回路のブロック図,第5
図は第4図の各部の動作説明図である。 1:立上り検出回路、2:周期測定カウンタ、3,4,9:
レジスタ、5,6,10:コンパレータ、7:周期判定回路、
8:カウンタ、11:ANDゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルに入力するデジタル信号の立上り
    を検出する立上り検出回路と、前記入力信号の周期をカ
    ウントする周期測定カウンタと、周期の下限値及び上限
    値をそれぞれ記憶する第1及び第2のレジスタと、連続
    する入力信号の検出基準数値を記憶する第3のレジスタ
    と、前記周期測定カウンタの出力値と前記第1のレジス
    タの下限値を比較する第1のコンパレータと、前記周期
    測定カウンタの出力値と前記第2のレジスタの上限値を
    比較する第2のコンパレータと、前記第1及び第2のコ
    ンパレータの出力を入力してOKパルス又はERRパル
    スを発生する周期判定回路と、前記OKパルスを入力す
    るとカウントアップし、ERRパルスを入力するとリセ
    ットするカウンタと、このカウンタの出力値と前記第3
    のレジスタの基準数値を比較して検出信号を出力する第
    3のコンパレータとで構成したことを特徴とするビット
    同期検出回路。
JP3182287U 1987-03-06 1987-03-06 ビツト同期検出回路 Expired - Lifetime JPH0614525Y2 (ja)

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JPS63140749U JPS63140749U (ja) 1988-09-16
JPH0614525Y2 true JPH0614525Y2 (ja) 1994-04-13

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JP2850333B2 (ja) * 1988-09-29 1999-01-27 日本電気株式会社 マイクロプロセッサ開発支援装置

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JPS63140749U (ja) 1988-09-16

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