JP4240741B2 - パルス信号受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、相手側との間に接続したデータ伝送ラインを介して、相手側からパルスを受信するパルス信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のパルス信号受信装置に受信されたパルスは、データ伝送ラインの抵抗成分、ノイズの影響等によって、例えば、図7(A)に示した正規の矩形波に対して、図7(B)に示すように歪んだ状態となり、この歪度合いにより、受信状態が不安定になる場合がある。このため、従来のパルス信号受信装置では、例えば、受信パルスPのパルス幅と正規のパルス幅とのズレを求め、そのズレが所定範囲から外れたときに受信パルスPが不安定であると判断して、例えば、その受信パルスPを無効する等の処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のパルス信号受信装置では、パルス幅を検出する具体的な構成として、例えば、受信パルスPの波高値が所定の基準レベルVRFを越えている間に、内部クロックCL(図7(C)参照)がいくつカウントされたかを求めていた。ところが、図7(B)に示すように、受信したパルスPの波高値が、途中で、基準レベルVRFを下回るようなエッジEGが生じても、従来のものでは、同図に示すようにエッジEGと内部クロックCLとのタイミングがずれると、エッジEGが生じない場合と同じように内部クロックCLがカウントされてパルス幅を誤検出してしまう。このため、エッジEGが許容範囲を外れて多発して、パルスが不安定となったことを検出できずない場合があり、パルスの安定性判定の正確性に欠けるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、1つのパルスの途中部分に生じたエッジ数を検出して、受信したパルスの安定性の判別の信頼性を向上させることが可能なパルス信号受信装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
<請求項の発明>
請求項1の発明に係るパルス信号受信装置は、相手側との間に接続されたデータ伝送ラインの電圧と、予め設定した基準電圧とを比較して、相手側からパルスが送信されたことを検出するパルス検出手段と、パルス検出手段がパルスを検出したタイミングに基づき、所定期間だけオンするゲート信号を生成するゲート信号生成手段と、ゲート信号がオンしている間に受信したパルスの波高値と、予め設定した基準値との大小関係の反転頻度に基づき、パルスに生じたエッジ数をカウントするエッジカウント手段と、エッジカウント手段のカウント結果が、予め設定した許容範囲内であるか否かを検出するパルス安定度判別手段とを備えたところに特徴を有する。
ここで、上記エッジカウント手段によってカウントされる、上記「パルスに生じたエッジ数」とは、1つのパルスの途中部分に生じたエッジ数のみであってもよいし、1つのパルスの途中部分に生じたエッジ数にそのパルスの始端及び終端の2つのエッジを加えた数であってもよいし、或いは、1つのパルスの途中部分に生じたエッジ数に始端又は終端の1つのエッジを加えた数であってもよい。
【0006】
請求項1のパルス受信装置では、パルスの途中部分に生じたエッジ数がカウントされ、そのカウント結果が許容範囲内であるか否かに基づき、パルスの安定度が求められ、もってパルスの安定性判別の信頼性を向上させることができる。
【0007】
なお、本発明に係るパルス受信装置に、パルス幅を検出するパルス幅検出手段を加えて、パルス幅とエッジ数の両方を求める構成としてもよい。ここで、検出したパルス幅が正規のパルス幅とほぼ一致し、かつ、検出したエッジ数からパルスの途中にエッジがないことがわかれば、受信したパルスと、正規のパルスとのほぼ一致したことになる。従って、パルス幅とエッジ数の両方が所定の許容範囲内かあるか否かを判別すれば、パルスの安定性判別の信頼性がより一層向上する。
【0008】
<請求項2の発明>
請求項2の発明は、請求項1記載のパルス信号受信装置において、パルスの波高値をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、パルスの波高値が所定の基準値を越えた時間を計測して、パルスの幅を検出するパルス幅検出手段とを備え、 パルス安定度判別手段は、受信したパルスに関して、サンプルホールド手段がサンプルホールドした波高値と、パルス幅検出手段が検出したパルス幅と、エッジカウント手段がカウントしたエッジ数とが、全て、それぞれ予め設定した許容範囲内であるときのみに、受信したパルスが安定していると判断するところに特徴を有する。
【0009】
この構成によれば、パルス幅及びエッジ数、さらに、パルスの波高値が、全て、それぞれ所定の許容範囲内であるときのみに、受信したパルスが安定していると判断するから、より一層、パルスの安定性判別の信頼性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1には、センサSやアクチュエータR等を1つのコントローラCに接続して制御するシステムにおいて、オンラインでデータ伝送するネットワークが示されている。このネットワークは、例えば、コントローラCに配されたマスターユニット11と、各センサS、アクチュエータR等の端末毎に配された複数のターミナルユニット12とを、1つのデータ伝送ライン10に共通接続したバス方式をなす。
【0011】
図2には、データ伝送ライン10を介して各ユニット間で送受信されるシリアル信号が示されている。このシリアル信号は、一定周期で12[V]と24[V]との間で反転するクロックパルスCPと、所定のタイミングで12[V]と0[V]との間で反転するデータパルスDPとを合成した3値信号である。また、このシリアル信号の送受信単位である1フレームの先頭には、スタートパルスSPを2つ連ねたヘッダHが設けられており、これらスタートパルスSPは、データ伝送ライン10を12[V]と24[V]との間で反転してなる。また、スタートパルスSPは、クロックパルスCP、データパルスDPよりパルス幅が広い。
【0012】
さて、上記各ユニット11,12は共に、相手側から送信されたパルスを受信するためのパルス受信部を備えて、本発明に係るパルス受信装置を構成している。そのパルス受信部は、図4に示されており、同図において30は、分離回路であって、データ伝送ライン10の電圧を取り込み、スタート及びクロックの両パルスSP,CPを次述の第1コンパレータ31に与える一方、データパルスDPを次述の第2コンパレータ32に与える。
【0013】
上記第1コンパレータ31は、スタート及びクロックの両パルスSP,CPを、12[V]と24[V]の中間の基準電圧VR1(図3参照)と比較し、パルスCP,SPがその基準電圧VR1より大きいとき、即ち、パルスCP,SPの波高値が所定値以上に大きくなったときに、Hレベルの信号を出力する一方、パルスCP,SPが基準電圧VR1より小さいときに、即ち、パルスCP,SPの波高値が所定値以下になったとき、Lレベルの信号を出力する。
【0014】
また、上記第2コンパレータ32は、データパルスDPを、0[V]と12[V]の中間の基準電圧VR2(図3参照)と比較し、パルスDPが基準電圧VR2より小さいとき、即ち、パルスDPの波高値が所定値を越えて大きくなったときに、Hレベルの信号を出力する一方、パルスDPが基準電圧VR2より小さいときに、即ち、パルスDPの波高値が所定値を越えなかったときに、Lレベルの信号を出力する。
【0015】
図4において、35は、CPUであって、各コンパレータ31,32の出力信号が、LレベルからHレベルに反転したことに基づき、パルスSP,CP,DPを受信したことを検出検出する。
【0016】
33は、スタート及びクロックの両パルスSP,CPの安定度を検出するための第1安定度検出回路であって、34は、データパルスDPの安定度を検出するための第2安定度検出回路である。
【0017】
上記第1安定度検出回路33は、図5に詳細が示されており、パルス幅検出用カウンタ36と、エッジ数検出用カウンタ37とを備える。両カウンタ36,37は、共にそれらのCLR端子に、CPU35からのゲートパルス信号が与えられている。また、パルス幅検出用カウンタ36は、CK端子に、CPU35から、内部クロック信号が与えられ、ENP端子に、第1コンパレータ31の出力信号が与えられている。一方、エッジ数検出用カウンタ37は、CK端子に、第1コンパレータ31の出力信号が与えられ、ENP端子に、常にオン状態の信号として所定電圧Vが印加されている。そして、両カウンタ36,37は、CLR端子がHレベルとなってからLレベルになるまでの間に、CK、ENPの両端子のいずれかがHレベルではない状態から、両端子が共にHレベルとなった状態に切り替わったときに、カウンタをインクリメントするカウント動作を行う。また、そのカウント結果は、4ビットのパラレルデータにして、CPU35に与えられる。
【0018】
また、上記第2安定度検出回路34は、やはり図5に詳細が示されており、パルス幅検出用カウンタ38と、エッジ数検出用カウンタ39とを備え、これら両カウンタ38,39の端子は、上記第1安定度検出回路33の両カウンタ36,37と同じように配線されている
【0019】
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
例えば、マスターユニット11が、データ伝送ライン10の電位を切り替えて、データ伝送ライン10上に1フレームのシリアル信号(図2参照)を生成すると、そのシリアル信号の先頭に配されたスタートパルスSPが、各ターミナルユニット12に取り込まれる。そして、スタートパルスSPは、分離回路30を通して、第1コンパレータ31に与えられて、基準電圧VR1と比較され、その比較結果がHレベルかLレベルの2値信号として、第1コンパレータ31からCPU35に与えられる。CPU35は、第1コンパレータ31の出力信号が、LからHレベルに切り替わったポイントで、スタートパルスSPを受信したことを検出する。
【0020】
なお、マスターユニット11は、スタートパルスSPに関して、例えば、クロック及びデータの両パルスCP,DPより波高値を若干高くする等して、ノイズ等の影響を受け難くして、マスターユニット11がスタートパルスSPを出力したタイミングとほぼ同じタイミングで、各ターミナルユニット12のCPU35に検出されるようにしておく。
【0021】
両スタートパルスSPが取り込まれたら、CPU35は次に受信されるクロックパルスCPのパルス幅に対応したゲート信号GSを生成し、次述のタイミングで出力する。即ち、スタートパルスSPの検出タイミング(例えば、スタートパルスSPと基準電圧VR1との最初のクロスポイント)を基準として、そのスタートパルスSPとクロックパルスCPとの正規(プロトコル上)の間隔(図2の時間T1参照)を経た後のタイミングで、ゲート信号GS(図6(E)参照)を第1安定度検出回路33に与える。これにより、スタートパルスSPに次ぐ最初のクロックパルスCPに関して、第1コンパレータ31による基準電圧VR1との比較結果と、前記ゲート信号GSとが、ほぼ同じタイミングで、第1安定度検出回路33に与えられる。
【0022】
すると、第1安定度検出回路33に備えたパルス幅検出用及びエッジ数検出用の両カウンタ36,37は、CLR端子にゲート信号GSを受け、そのゲート信号GSがオンして(Hレベルとなって)からオフする(Lレベルになる)までの間に、カウント動作を行う。ここで、ゲート信号GSの長さは、クロックパルスCPの正規のパルス幅に対応するように生成されているから、各カウンタ36,37に内蔵のゲートが、クロックパルスCPの正規のパルス幅に対応した時間だけ開かれる。即ち、ゲート信号GSがオフしているときには、パルスCPの波高値がどのような値であっても、各カウンタ36,37はカウント動作しないから、パルスCPのうちゲート信号GSからずれた部分が排除されるようにマスキングされて、各カウンタ36,37に与えられることになる。
【0023】
一方、第1コンパレータ31による比較結果は、パルス幅検出用カウンタ36のENP端子と、エッジ数検出用カウンタ37のCK端子とに与えられ、受信したクロックパルスCPが基準電圧VR1を上回ったときにのみ、これら端子をHレベルし、それ以外はLレベルにする。
【0024】
そして、エッジ数検出用カウンタ37は、ENP端子に常時オン信号(Hレベルの信号)を受けているから、CK端子の信号がオンする毎、つまり、クロックパルスCPが、基準電圧VR1より小さい状態から大きい状態に切り替わる毎に、カウントが行われる。これにより、1つのクロックパルスCPに基準電圧VR1を下回るようなエッジがいくつ発生したかがカウントされてCPU35に与えられる。
【0025】
また、パルス幅検出用カウンタ36は、CK端子に、高周期の内部クロック信号CLを受けているから、ENP端子の信号がオンしている時間に、内部クロック信号CLが何回オフ状態からオン状態に切り替わったかがカウントされる。つまり、図6(B)に示すように、クロックパルスCPが、基準電圧VR1より大きくなった部分が、仮にエッジEGによって分散されていても、それらのトータルの長さ(即ち、パルスの幅)が、内部クロックCLの数に代えて検出されて、CPU35に与えられる。
【0026】
CPU35は、両カウンタ36,37からのカウント結果を、それぞれ所定の定数と比較して、クロックパルスCPの幅が、所定の許容範囲内(所定の大きさ以上)であるかを求め、かつ、クロックパルスCPのエッジEGの数が、所定の許容範囲内(所定の個数以下)であるかを求める。そして、いずれか一方だけでも、上記所定の許容範囲を外れた場合には、図示しない警告ランプを点灯させて、受信したパルスが不安定である旨を表示する。
【0027】
クロックパルスCPに次いでデータパルスDPが取り込まれると、そのデータパルスDPは、分離回路30から第2コンパレータ32に与えられて、基準電圧VR2と比較され、前記第1コンパレータ31と同様に、データパルスDPの波高値が所定の高さ以上となっている間だけHレベルとなる信号が、CPU35に与えられる。
【0028】
CPU35は、データパルスDPの直前に受信したクロックパルスCPの検出タイミングから、やはり予め定められた所定時間T2(図2参照)を経た後のタイミングで、ゲート信号GSを第2安定度検出回路34に与える。
【0029】
すると、第2安定度検出回路34に備えたパルス幅検出用及びエッジ数検出用の両カウンタ38,39にて、前記第1安定度検出回路33と同様にして、データパルスDPのパルス幅とエッジ数が検出され、これら検出結果を受けたCPU35は、データパルスDPの幅及びエッジEGの数が、所定の許容範囲内であるかを求め、いずれか一方だけでも、上記所定の許容範囲を外れた場合には、警告ランプを点灯させる。
【0030】
以下、次に受信したクロックパルスCPに関しては、その前に受信したクロックパルスCPを検出したタイミングに基づいて、ゲート信号GSを生成して、前述した動作と同様にして、そのクロックパルスCPの安定度を判別する。また、その次に受信したデータパルスDPに関しては、そのデータパルスDPの直前のクロックパルスCPを検出したタイミングに基づいて、ゲート信号GSを生成して、同様にして、そのデータパルスDPの安定度を判別する。
【0031】
このように本実施形態によれば、1つのパルスの途中部分に生じたエッジEGを検出して、受信したパルスの安定性判別の信頼性を向上させることができる。従って、かりに、図6に示すように、パルスの途中に発生したエッジEGと内部クロックCLとのタイミングがずれて、エッジEGが生じない場合と同じようにパルス幅が検出されたとしても、エッジ数の検出結果をもって、パルスが不安定となったことを確実に検出することができる。
【0032】
<第2実施形態>
本実施形態は、図示しないが、前記第1実施形態の構成に加え、受信したパルスの立ち上がり部分から一定時間を経過して定常状態に落ち着いて位置における波高値をサンプルホールドするサンプルホールド回路を備えている。そして、前記CPU35は、サンプルホールド回路がサンプルホールドした波高値と、各安定度判別回路33,34が検出したパルス幅及びエッジ数の全てを、それぞれ予め設定した許容範囲に収まっているか否かを比較し、波高値、パルス幅及びエッジ数のいずれか一つでも許容範囲を外れたときには、警告ランプを点灯させる。これにより、より一層、パルスの安定性判別の信頼性が向上する。
【0033】
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0034】
(1)前記第1実施形態では、バス方式のネットワークに、本発明にかかるデータ伝送装置を接続した例を示したが、スター方式、ツリー方式、ループ方式のネットワークに本発明にかかるデータ伝送装置を接続してもよい。
【0035】
(2)前記第1実施形態とは、逆に、クロックパルスを0[V]と12[V]との間で、反転するように生成する一方、データパルスを12[V]と24[V]との間で、反転するように生成してもよい。
【0036】
(3)前記第1実施形態では、前に受信したパルスの検出タイミングに基づいて、CPU35がゲート信号を出力していたが、例えば、受信したパルスと基準電圧との最初のクロスポイントに基づき、その受信したパルスのゲート信号の出力を開始するようにしてもよい。
【0037】
(4)前記第1実施形態では、3値信号を受信するものに本発明を適用した例を示したが、2値信号を受信するものに本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るネットワークの配線図
【図2】 送受信されるシリアル信号の概念図
【図3】 理想のパルスと実際のパルスとを示した概念図
【図4】 パルス受信部の構成を示すブロック図
【図5】 安定度判別回路の詳細を示すブロック図
【図6】 受信したパルス、ゲート信号、内部クロック信号等の概念図
【図7】 従来の処理を説明するための内部クロック信号等の概念図
【符号の説明】
10…データ伝送ライン
11…マスターユニット(パルス受信装置)
12…ターミナルユニット(パルス受信装置)
31,32…コンパレータ(パルス検出手段)
33,34…安定度判別回路(パルス安定度判別手段)
35…CPU(パルス検出手段,ゲート信号生成手段、パルス安定度判別手段)
36,38…パルス幅検出用カウンタ(パルス幅検出手段)
37,39…エッジ数検出用カウンタ(エッジカウント手段)
EG…エッジ
GS…ゲート信号
SP,CP,DP…パルス
Claims (2)
- 相手側との間に接続されたデータ伝送ラインの電圧と、予め設定した基準電圧とを比較して、前記相手側からパルスが送信されたことを検出するパルス検出手段と、
前記パルス検出手段がパルスを検出したタイミングに基づき、所定期間だけオンするゲート信号を生成するゲート信号生成手段と、
前記ゲート信号がオンしている間に受信したパルスの波高値と、予め設定した基準値との大小関係の反転頻度に基づき、前記パルスに生じたエッジ数をカウントするエッジカウント手段と、
前記エッジカウント手段のカウント結果が、予め設定した許容範囲内であるか否かを検出するパルス安定度判別手段とを備えたことを特徴とするパルス信号受信装置。 - 前記パルスの波高値をサンプルホールドするサンプルホールド手段と、
前記パルスの波高値が所定の基準値を越えた時間を計測して、前記パルスの幅を検出するパルス幅検出手段とを備え、
前記パルス安定度判別手段は、受信したパルスに関して、前記サンプルホールド手段がサンプルホールドした波高値と、前記パルス幅検出手段が検出したパルス幅と、前記エッジカウント手段がカウントしたエッジ数とが、全て、それぞれ予め設定した許容範囲内であるときのみに、前記受信したパルスが安定していると判断することを特徴とする請求項1記載のパルス信号受信装置。
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