JP2647370B2 - マグネチツククランプ用光情報記録デイスク - Google Patents
マグネチツククランプ用光情報記録デイスクInfo
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録再生装置のターンテーブルに備えられ
たディスク吸着用マグネットによって吸着される磁性吸
着部材が付設されたマグネットクランプ用光情報記録デ
ィスクに係り、特に、上記磁性吸着部材を保持するホル
ダの光情報記録ディスクへの取付構造に関する。 〔従来の技術〕 従来より、記録再生装置に対する光情報記録ディスク
のクランプ方式として、第18図に示すように、記録再生
装置内に備えられたターンテーブル31の表面に、例えば
ゴム磁石の如きマグネット32を設定し、光情報記録ディ
スク33の上記マグネット32と対向する部分に付設された
金属製吸着板34を吸着するようにしたものが知られてい
る。 また、金属製吸着板34を光情報記録ディスク33の表面
に直接取り付けると、吸着板材料と光情報記録ディスク
33を構成する透明基板材料との熱膨張率或いは吸水率の
差によって透明基板に応力が発生しやすく、透明基板が
複屈折を生じやすいプラスチック材料からなる場合に
は、信号読出し光にリターデーションを生じて読みだし
信号のS/N比(信号対雑音比)が低下するので、かかる
不都合を回避するため、上記金属製吸着板34を樹脂製の
ホルダ内に収納し、ホルダを光情報記録ディスク33の表
面に取り付けたものも従来より提案されている。 この場合、光情報記録ディスク33に対するホルダの取
り付け手段として、超音波融着を適用することも従来よ
り提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、従来においては、リング状に形成されたホ
ルダを光情報記録ディスクの表面に面接触させ、ホルダ
と光情報記録ディスクとの対向面の全面に超音波エネル
ギを負荷して、これらホルダと光情報記録ディスクとの
対向面に発生する摩擦熱によってホルダを光情報記録デ
ィスクに融着していたので、大きな超音波エネルギが必
要であるばかりでなく、ホルダから発生する溶融物質が
その周囲に流出しやすいために美観に優れた光情報記録
ディスクを作製することが困難であった。また、超音波
融着時にホルダに作用する押圧力が僅かでも変化すると
光情報記録ディスクに対するホルダの取付精度が著しく
変化するので、寸法精度のバラツキが少ない光情報記録
ディスクを作製することが困難であった。 本願は、かかる従来技術の不備を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、美観に優れ、かつ寸法
精度の高いマグネチッククランプ用光情報記録ディスク
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の問題点を解決するため、ターンテー
ブルに付設されたディスク吸着用マグネットによって吸
着される磁性吸着部材を保持する樹脂製のホルダが透明
基板の外面中央部に超音波融着されたマグネットクラン
プ用光情報記録ディスクにおいて、上記透明基板に対す
る上記ホルダの融着面に、融着用突起部と、当該融着用
突起部から発生する溶融物質の流出を防止するための凹
部とを形成するという構成にした。 上記磁性吸着部材は、上記ホルダの内面に密に収納す
ることもできるし、上記ホルダの内面に弾性体を介して
弾接することもできる。また、上記磁性吸着部材と上記
ホルダとの間には、回り止め手段を設けることもでき
る。 〔作用〕 透明基板に対するホルダの融着面に融着用突起部を形
成すると、超音波エネルギを当該突起部に集中させるこ
とができるので、小さな超音波エネルギでホルダと透明
基板との超音波融着を行うことができる。 また、融着用突起部以外の部分は溶融されないので、
ホルダに作用する押圧力が変化しても、光情報記録ディ
スクに対するホルダの取付精度はほとんど変化せず、寸
法精度のバラツキが少ない光情報記録ディスクを容易に
作製することができる。 さらに、融着用突起部の周囲に当該融着用突起部から
発生する溶融物質の流出を防止するための凹部を形成し
たので、溶融物質が外部に流出せず、美観に優れた光情
報記録ディスクを容易に作製することができる。 〔実施例〕 第1図は本発明に係る光情報記録ディスクの断面図で
あって、1は光情報記録ディスク、2,2aは透明基板、3
は磁性吸着部材、4は磁性吸着部材3を保持するホル
ダ、5はスピンドル挿入孔、35は記録膜、38は透明基板
2,2aに開設された中央孔を示している。 透明基板2,2aは、従来より知られているものと同じも
のであって、例えばポリカーボネートあるいはエポキシ
の如き透明な樹脂材料によって形成されて、その片面に
は中央孔38の中心軸を中心として同心円状または渦巻状
にグルーブ(図示せず)が形成されており、このグルー
ブ形成面に所望の記録膜35が形成されている。 上記磁性吸着部材3は、第2図に示すように、中央部
にスピンドル挿入孔5を有する略円板状に形成される。
この強磁性吸着部材3は、例えば軟鉄、フェライト系あ
るいはマルテンサイト系のステンレス鋼など任意の磁性
材料を用いて形成することができるが、錆にくく、かつ
比較的安価に入手することができることなどから、JIS
規格のSUS430ステンレス鋼が特に好適である。また、こ
の強磁性吸着部材3は、任意の厚さのものを用いること
ができるが、あまり薄いものはマグネットに対する吸着
力が弱く、スピンドルの駆動力を正確に光情報記録ディ
スク1に伝達することができない、あるいは外力によっ
て変形したり摩耗したりし易く耐久性に乏しいという問
題がある。反対にあまりに厚いものは、光情報記録ディ
スク1が重くなって駆動機構が大型化したり、あるいは
磁性吸着部材3の加工が困難になって光情報記録ディス
ク1がコスト高になる等の問題を生ずる。これらのこと
から、上記磁性吸着部材3の厚さは0.2〜0.8mm程度、よ
り好ましくは0.3〜0.5mm程度が良い。 上記ホルダ4は、第3図に示すように、輪状に形成さ
れており、内周面に上記磁性吸着部材3を一体に取り付
けている。上記磁性吸着部材3及びホルダ4を一体化す
る手段としては接着あるいは螺着など公知に属する任意
の手段を用いることができるが、生産性に良好であるこ
とから、インサート成形が特に好適である。このホルダ
4を形成する材料としては、上記基板2,2aと同様の樹脂
材料のほか任意の樹脂材料を用いることができるが、特
に、例えばポリアミド、ポリイミド、ポリイミドアミ
ド、ポリアセタール、ポリプロピレンなど滑性に優れた
樹脂材料が好適である。 上記磁性吸着部材3とホルダ4とをインサート成形す
る場合には、成形された後に両部材3,4が遊動するのを
防止するため、両部材3,4の間に回り止め手段を施すこ
とが好ましい。上記回り止め手段としては、第4図に示
すように円板状の上記磁性吸着部材3の一部に直線部3a
を形成する、あるいは第5図に示すように円板状の上記
磁性吸着部材3の一部にV溝等の切欠3bを形成する。あ
るいは第6図に示すように円板状の上記磁性吸着部材3
の一部に突起3cを形成する、あるいは第7図に示すよう
に円板状の上記磁性吸着部材3の一部に透孔3dを形成す
る、あるいは第8図に示すように円板状の上記磁性吸着
部材3の上面の一部に凹溝あるいは凸条3eを形成する、
あるいは第9図に示すように上記磁性吸着部材3の外周
形状を多角形にする、あるいは第10図に示すように上記
磁性吸着部材3の断面図をくさび形にする等の手段を採
ることができる。 上記ホルダ4の外径は必要に応じて適宜設計すること
ができるが、あまり小径にすると記録再生装置のターン
テーブルに取り付けたときの安定性が害され、反対にあ
まり大径にすると記録領域が挟まれるため、24mm〜32mm
程度にすることが好ましい。また、上記ホルダ4の厚さ
も必要に応じて適宜設計することができるが、あまり薄
形にすると成形や透明基板2,2aに固着する際の取扱いが
困難になり、反対にあまり肉厚にすると当該光情報記録
ディスクが収納されるディスクカートリッジの設計が困
難になったり、取扱い中に異物が衝突し易くなる等の不
具合が発生するため、1mm〜4mm程度、特に2mm程度とす
ることが好ましい。 また、記録再生装置に備えられたターンテーブルの装
着を容易にするため、第11図に示すように、上記ホルダ
4の外周縁のエッジ部に面取り7を施すことが好まし
い。勿論、この面取り形状は斜面であってもあるいは曲
面であっても良く、その大きさは約0.3〜1.0mm程度とす
ることが好ましい。 上記ホルダ4の裏面、即ち上記透明基板2,2aとの対向
面には、超音波エネルギを集中させるための突出部が突
設される。上記融着用突出部としては、第12図に示すよ
うに、上記ホルダ4の融着面に小突起9をほぼ等間隔に
突設するようにしても良いし、また、第13図に示すよう
に、突条10を輪状に突設することもできる。これら小突
起9または突条10の周囲には、超音波融着の際にこれら
融着用突出部9,10から発生する溶融物質が上記ホルダ4
の外部に流出するのを防止するため、凹陥部11または凹
溝12が凹設される。勿論、これら凹陥部11または凹溝12
の体積は、上記融着用突出部9,10の融解部分の体積より
も大きく形成される。 かように、小突起9または突条10の周囲に凹陥部11ま
たは凹溝12が形成されたホルダは、第14図に示すよう
に、凹陥部11または凹溝12が形成されていないホルダに
比べて、基板2,2aに対するホルダ4の取り付け精度が改
善される。即ち、第14図の横軸には周方向の設定点が目
盛られ、また縦軸には目標高さHからのずれが目盛られ
ており、小突起9または突条10の周囲に凹陥部11または
凹溝12が形成されたホルダと凹陥部11または凹溝12が形
成されていないホルダのデータが2例ずつ表示されてい
る。このグラフから明らかなように、凹陥部11または凹
溝12が形成されたホルダは、凹陥部11または凹溝12が形
成されていないホルダに比べて目標高さからのずれのば
らつきが約1/4以下になっており、基板2,2aに対するホ
ルダ4の取り付け精度が改善されていることが判る。 以下、上記基板2(2a)に開設されたセンタ孔と上記
磁性吸着部材3に開設されたスピンドル挿入孔との心出
しを行うための装置及びこれを用いた心出し方法につい
て説明する。 第15図は心出し治具の正面図であって、基台21と、基
台21上に突設された基板固定用突部22と、この基板固定
用突部22上に立設された磁性吸着部材位置決め用ピン23
とから成る。上記基板固定用突部22と上記磁性吸着部材
位置決め用ピン23の中心位置は厳密に合致され、かつ両
者の軸線は同一軸線上に配置される。 上記基板固定用突部22は、0.1〜1.2mm程度の高さを有
する直線部22aの上部に導入部22bを形成して成る。上記
直線部22aの直径は、上記基板2,2aの中央孔38の直径よ
りもやや大径に形成され、この基板固定用突部22を上記
中央孔38に圧入することによって上記基板固定用突部22
と中央孔38との圧入しろは0〜60μm、より好ましくは
20〜30μmに設定される。この圧入しろをもって圧入す
ると、上記中央孔38の一部または全部に上記直線部22a
の圧入痕24ができる(第16図(a)(b)参照)。この
ように基板の中央孔に基板固定用突部22の圧入痕24を形
成すると外部が円滑になって、より精度の高い心出しを
行うことができる。上記導入部22bは、斜面あるいは曲
面状に形成される。この導入部22bが斜面状に形成され
る場合には、垂直線に対して約30度に傾斜する斜面をも
って形成することが好ましい。 上記磁性吸着部材位置決め用ピン23は、上記磁性吸着
部材3に開設されたスピンドル挿入孔5よりも小径に形
成されており、この磁性吸着部材位置決め用ピン23をス
ピンドル挿入孔5に圧入することなく上記磁性吸着部材
3を位置決めできるようになっている。上記磁性吸着部
材位置決め用ピン23とスピンドル孔7のクリアランス
は、5〜10μm程度に設定される。 上記の心出し装置を用いて上記基板2(2a)と磁性吸
着部材3の心出しを行う場合は、上記基板固定用突部22
に基板2(2a)の中央孔38を圧入し、次いで上記磁性吸
着部材位置決め用ピン23に磁性吸着部材3のスピンドル
挿入孔5を挿通して両者の軸線を合致する。その後ホル
ダ4と基板2(2a)とを接着または超音波融着すること
によって両部材を固着する。 また、本発明の要旨は、樹脂製のホルダに融着用突起
部と溶融物質流出防止用の凹部を形成した点にあるので
あって、磁性吸着部材3とホルダ4とを一体化すること
は限らずしも本発明の要旨ではなく、第17図に示すよう
に、基板2(2a)とホルダ4とによって形成される空間
部26内に磁性吸着部材3を遊嵌することもできる。この
場合、上記ホルダ4と上記磁性吸着部材3とを弾性体を
介して弾接し、上記磁性吸着部材3が上記空間部26内で
揺動しないようにすることが好ましい。また、磁性吸着
部材3をカップ状に形成し、上記空間部26内に圧入する
こともできる。
たディスク吸着用マグネットによって吸着される磁性吸
着部材が付設されたマグネットクランプ用光情報記録デ
ィスクに係り、特に、上記磁性吸着部材を保持するホル
ダの光情報記録ディスクへの取付構造に関する。 〔従来の技術〕 従来より、記録再生装置に対する光情報記録ディスク
のクランプ方式として、第18図に示すように、記録再生
装置内に備えられたターンテーブル31の表面に、例えば
ゴム磁石の如きマグネット32を設定し、光情報記録ディ
スク33の上記マグネット32と対向する部分に付設された
金属製吸着板34を吸着するようにしたものが知られてい
る。 また、金属製吸着板34を光情報記録ディスク33の表面
に直接取り付けると、吸着板材料と光情報記録ディスク
33を構成する透明基板材料との熱膨張率或いは吸水率の
差によって透明基板に応力が発生しやすく、透明基板が
複屈折を生じやすいプラスチック材料からなる場合に
は、信号読出し光にリターデーションを生じて読みだし
信号のS/N比(信号対雑音比)が低下するので、かかる
不都合を回避するため、上記金属製吸着板34を樹脂製の
ホルダ内に収納し、ホルダを光情報記録ディスク33の表
面に取り付けたものも従来より提案されている。 この場合、光情報記録ディスク33に対するホルダの取
り付け手段として、超音波融着を適用することも従来よ
り提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、従来においては、リング状に形成されたホ
ルダを光情報記録ディスクの表面に面接触させ、ホルダ
と光情報記録ディスクとの対向面の全面に超音波エネル
ギを負荷して、これらホルダと光情報記録ディスクとの
対向面に発生する摩擦熱によってホルダを光情報記録デ
ィスクに融着していたので、大きな超音波エネルギが必
要であるばかりでなく、ホルダから発生する溶融物質が
その周囲に流出しやすいために美観に優れた光情報記録
ディスクを作製することが困難であった。また、超音波
融着時にホルダに作用する押圧力が僅かでも変化すると
光情報記録ディスクに対するホルダの取付精度が著しく
変化するので、寸法精度のバラツキが少ない光情報記録
ディスクを作製することが困難であった。 本願は、かかる従来技術の不備を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、美観に優れ、かつ寸法
精度の高いマグネチッククランプ用光情報記録ディスク
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の問題点を解決するため、ターンテー
ブルに付設されたディスク吸着用マグネットによって吸
着される磁性吸着部材を保持する樹脂製のホルダが透明
基板の外面中央部に超音波融着されたマグネットクラン
プ用光情報記録ディスクにおいて、上記透明基板に対す
る上記ホルダの融着面に、融着用突起部と、当該融着用
突起部から発生する溶融物質の流出を防止するための凹
部とを形成するという構成にした。 上記磁性吸着部材は、上記ホルダの内面に密に収納す
ることもできるし、上記ホルダの内面に弾性体を介して
弾接することもできる。また、上記磁性吸着部材と上記
ホルダとの間には、回り止め手段を設けることもでき
る。 〔作用〕 透明基板に対するホルダの融着面に融着用突起部を形
成すると、超音波エネルギを当該突起部に集中させるこ
とができるので、小さな超音波エネルギでホルダと透明
基板との超音波融着を行うことができる。 また、融着用突起部以外の部分は溶融されないので、
ホルダに作用する押圧力が変化しても、光情報記録ディ
スクに対するホルダの取付精度はほとんど変化せず、寸
法精度のバラツキが少ない光情報記録ディスクを容易に
作製することができる。 さらに、融着用突起部の周囲に当該融着用突起部から
発生する溶融物質の流出を防止するための凹部を形成し
たので、溶融物質が外部に流出せず、美観に優れた光情
報記録ディスクを容易に作製することができる。 〔実施例〕 第1図は本発明に係る光情報記録ディスクの断面図で
あって、1は光情報記録ディスク、2,2aは透明基板、3
は磁性吸着部材、4は磁性吸着部材3を保持するホル
ダ、5はスピンドル挿入孔、35は記録膜、38は透明基板
2,2aに開設された中央孔を示している。 透明基板2,2aは、従来より知られているものと同じも
のであって、例えばポリカーボネートあるいはエポキシ
の如き透明な樹脂材料によって形成されて、その片面に
は中央孔38の中心軸を中心として同心円状または渦巻状
にグルーブ(図示せず)が形成されており、このグルー
ブ形成面に所望の記録膜35が形成されている。 上記磁性吸着部材3は、第2図に示すように、中央部
にスピンドル挿入孔5を有する略円板状に形成される。
この強磁性吸着部材3は、例えば軟鉄、フェライト系あ
るいはマルテンサイト系のステンレス鋼など任意の磁性
材料を用いて形成することができるが、錆にくく、かつ
比較的安価に入手することができることなどから、JIS
規格のSUS430ステンレス鋼が特に好適である。また、こ
の強磁性吸着部材3は、任意の厚さのものを用いること
ができるが、あまり薄いものはマグネットに対する吸着
力が弱く、スピンドルの駆動力を正確に光情報記録ディ
スク1に伝達することができない、あるいは外力によっ
て変形したり摩耗したりし易く耐久性に乏しいという問
題がある。反対にあまりに厚いものは、光情報記録ディ
スク1が重くなって駆動機構が大型化したり、あるいは
磁性吸着部材3の加工が困難になって光情報記録ディス
ク1がコスト高になる等の問題を生ずる。これらのこと
から、上記磁性吸着部材3の厚さは0.2〜0.8mm程度、よ
り好ましくは0.3〜0.5mm程度が良い。 上記ホルダ4は、第3図に示すように、輪状に形成さ
れており、内周面に上記磁性吸着部材3を一体に取り付
けている。上記磁性吸着部材3及びホルダ4を一体化す
る手段としては接着あるいは螺着など公知に属する任意
の手段を用いることができるが、生産性に良好であるこ
とから、インサート成形が特に好適である。このホルダ
4を形成する材料としては、上記基板2,2aと同様の樹脂
材料のほか任意の樹脂材料を用いることができるが、特
に、例えばポリアミド、ポリイミド、ポリイミドアミ
ド、ポリアセタール、ポリプロピレンなど滑性に優れた
樹脂材料が好適である。 上記磁性吸着部材3とホルダ4とをインサート成形す
る場合には、成形された後に両部材3,4が遊動するのを
防止するため、両部材3,4の間に回り止め手段を施すこ
とが好ましい。上記回り止め手段としては、第4図に示
すように円板状の上記磁性吸着部材3の一部に直線部3a
を形成する、あるいは第5図に示すように円板状の上記
磁性吸着部材3の一部にV溝等の切欠3bを形成する。あ
るいは第6図に示すように円板状の上記磁性吸着部材3
の一部に突起3cを形成する、あるいは第7図に示すよう
に円板状の上記磁性吸着部材3の一部に透孔3dを形成す
る、あるいは第8図に示すように円板状の上記磁性吸着
部材3の上面の一部に凹溝あるいは凸条3eを形成する、
あるいは第9図に示すように上記磁性吸着部材3の外周
形状を多角形にする、あるいは第10図に示すように上記
磁性吸着部材3の断面図をくさび形にする等の手段を採
ることができる。 上記ホルダ4の外径は必要に応じて適宜設計すること
ができるが、あまり小径にすると記録再生装置のターン
テーブルに取り付けたときの安定性が害され、反対にあ
まり大径にすると記録領域が挟まれるため、24mm〜32mm
程度にすることが好ましい。また、上記ホルダ4の厚さ
も必要に応じて適宜設計することができるが、あまり薄
形にすると成形や透明基板2,2aに固着する際の取扱いが
困難になり、反対にあまり肉厚にすると当該光情報記録
ディスクが収納されるディスクカートリッジの設計が困
難になったり、取扱い中に異物が衝突し易くなる等の不
具合が発生するため、1mm〜4mm程度、特に2mm程度とす
ることが好ましい。 また、記録再生装置に備えられたターンテーブルの装
着を容易にするため、第11図に示すように、上記ホルダ
4の外周縁のエッジ部に面取り7を施すことが好まし
い。勿論、この面取り形状は斜面であってもあるいは曲
面であっても良く、その大きさは約0.3〜1.0mm程度とす
ることが好ましい。 上記ホルダ4の裏面、即ち上記透明基板2,2aとの対向
面には、超音波エネルギを集中させるための突出部が突
設される。上記融着用突出部としては、第12図に示すよ
うに、上記ホルダ4の融着面に小突起9をほぼ等間隔に
突設するようにしても良いし、また、第13図に示すよう
に、突条10を輪状に突設することもできる。これら小突
起9または突条10の周囲には、超音波融着の際にこれら
融着用突出部9,10から発生する溶融物質が上記ホルダ4
の外部に流出するのを防止するため、凹陥部11または凹
溝12が凹設される。勿論、これら凹陥部11または凹溝12
の体積は、上記融着用突出部9,10の融解部分の体積より
も大きく形成される。 かように、小突起9または突条10の周囲に凹陥部11ま
たは凹溝12が形成されたホルダは、第14図に示すよう
に、凹陥部11または凹溝12が形成されていないホルダに
比べて、基板2,2aに対するホルダ4の取り付け精度が改
善される。即ち、第14図の横軸には周方向の設定点が目
盛られ、また縦軸には目標高さHからのずれが目盛られ
ており、小突起9または突条10の周囲に凹陥部11または
凹溝12が形成されたホルダと凹陥部11または凹溝12が形
成されていないホルダのデータが2例ずつ表示されてい
る。このグラフから明らかなように、凹陥部11または凹
溝12が形成されたホルダは、凹陥部11または凹溝12が形
成されていないホルダに比べて目標高さからのずれのば
らつきが約1/4以下になっており、基板2,2aに対するホ
ルダ4の取り付け精度が改善されていることが判る。 以下、上記基板2(2a)に開設されたセンタ孔と上記
磁性吸着部材3に開設されたスピンドル挿入孔との心出
しを行うための装置及びこれを用いた心出し方法につい
て説明する。 第15図は心出し治具の正面図であって、基台21と、基
台21上に突設された基板固定用突部22と、この基板固定
用突部22上に立設された磁性吸着部材位置決め用ピン23
とから成る。上記基板固定用突部22と上記磁性吸着部材
位置決め用ピン23の中心位置は厳密に合致され、かつ両
者の軸線は同一軸線上に配置される。 上記基板固定用突部22は、0.1〜1.2mm程度の高さを有
する直線部22aの上部に導入部22bを形成して成る。上記
直線部22aの直径は、上記基板2,2aの中央孔38の直径よ
りもやや大径に形成され、この基板固定用突部22を上記
中央孔38に圧入することによって上記基板固定用突部22
と中央孔38との圧入しろは0〜60μm、より好ましくは
20〜30μmに設定される。この圧入しろをもって圧入す
ると、上記中央孔38の一部または全部に上記直線部22a
の圧入痕24ができる(第16図(a)(b)参照)。この
ように基板の中央孔に基板固定用突部22の圧入痕24を形
成すると外部が円滑になって、より精度の高い心出しを
行うことができる。上記導入部22bは、斜面あるいは曲
面状に形成される。この導入部22bが斜面状に形成され
る場合には、垂直線に対して約30度に傾斜する斜面をも
って形成することが好ましい。 上記磁性吸着部材位置決め用ピン23は、上記磁性吸着
部材3に開設されたスピンドル挿入孔5よりも小径に形
成されており、この磁性吸着部材位置決め用ピン23をス
ピンドル挿入孔5に圧入することなく上記磁性吸着部材
3を位置決めできるようになっている。上記磁性吸着部
材位置決め用ピン23とスピンドル孔7のクリアランス
は、5〜10μm程度に設定される。 上記の心出し装置を用いて上記基板2(2a)と磁性吸
着部材3の心出しを行う場合は、上記基板固定用突部22
に基板2(2a)の中央孔38を圧入し、次いで上記磁性吸
着部材位置決め用ピン23に磁性吸着部材3のスピンドル
挿入孔5を挿通して両者の軸線を合致する。その後ホル
ダ4と基板2(2a)とを接着または超音波融着すること
によって両部材を固着する。 また、本発明の要旨は、樹脂製のホルダに融着用突起
部と溶融物質流出防止用の凹部を形成した点にあるので
あって、磁性吸着部材3とホルダ4とを一体化すること
は限らずしも本発明の要旨ではなく、第17図に示すよう
に、基板2(2a)とホルダ4とによって形成される空間
部26内に磁性吸着部材3を遊嵌することもできる。この
場合、上記ホルダ4と上記磁性吸着部材3とを弾性体を
介して弾接し、上記磁性吸着部材3が上記空間部26内で
揺動しないようにすることが好ましい。また、磁性吸着
部材3をカップ状に形成し、上記空間部26内に圧入する
こともできる。
以上説明したように、特許請求の範囲第1項に記載の
発明は、透明基板に対するホルダの融着面に融着用突起
部を形成すると共に、その周囲に当該融着用突起部から
発生する溶融物質の流出を防止するための凹部を形成し
たので、透明基板にホルダを超音波融着する際に超音波
エネルギが当該融着用突起部のみに集中して他の部分を
変形せず、しかも融着用突起部からの溶融物質が当該凹
部外に流出しない。よって、美観に優れ、かつ透明基板
に対するホルダの取り付け精度が高いマグネットクラン
プ用光情報記録ディスクを形成できる。 特許請求の範囲第2項に記載の発明は、磁性吸着部材
をホルダの内面に圧入するので、インサートモールド等
の高度な製造方法によることなく、それと等価な磁性吸
着装置を作製できる。よって、マグネットクランプ用光
情報記録ディスクの製造コストを安価なものにすること
ができる。 特許請求の範囲第3項に記載の発明は、磁性吸着部材
をホルダの内面に弾性体を介して弾接したので、ホルダ
内で磁性吸着部材が動揺して異音を発生することがな
い。よって、磁性吸着部材をホルダ内に遊嵌するタイプ
の磁性吸着装置を備えたマグネットクランプ用光情報記
録ディスクの商品性を良好なものにすることができる。 特許請求の範囲第4項に記載の発明は、磁性吸着部材
とホルダとの間に回り止め手段を設けたので、ホルダに
対する磁性吸着部材の回転及び動揺を確実に防止でき、
記録再生装置に備えられたターンテーブルの駆動力を確
実に光情報記録ディスクに伝達できる。よって、光情報
記録ディスクを用いた情報記録または再生の信頼性を高
めることができる。
発明は、透明基板に対するホルダの融着面に融着用突起
部を形成すると共に、その周囲に当該融着用突起部から
発生する溶融物質の流出を防止するための凹部を形成し
たので、透明基板にホルダを超音波融着する際に超音波
エネルギが当該融着用突起部のみに集中して他の部分を
変形せず、しかも融着用突起部からの溶融物質が当該凹
部外に流出しない。よって、美観に優れ、かつ透明基板
に対するホルダの取り付け精度が高いマグネットクラン
プ用光情報記録ディスクを形成できる。 特許請求の範囲第2項に記載の発明は、磁性吸着部材
をホルダの内面に圧入するので、インサートモールド等
の高度な製造方法によることなく、それと等価な磁性吸
着装置を作製できる。よって、マグネットクランプ用光
情報記録ディスクの製造コストを安価なものにすること
ができる。 特許請求の範囲第3項に記載の発明は、磁性吸着部材
をホルダの内面に弾性体を介して弾接したので、ホルダ
内で磁性吸着部材が動揺して異音を発生することがな
い。よって、磁性吸着部材をホルダ内に遊嵌するタイプ
の磁性吸着装置を備えたマグネットクランプ用光情報記
録ディスクの商品性を良好なものにすることができる。 特許請求の範囲第4項に記載の発明は、磁性吸着部材
とホルダとの間に回り止め手段を設けたので、ホルダに
対する磁性吸着部材の回転及び動揺を確実に防止でき、
記録再生装置に備えられたターンテーブルの駆動力を確
実に光情報記録ディスクに伝達できる。よって、光情報
記録ディスクを用いた情報記録または再生の信頼性を高
めることができる。
第1図は本発明に係る光情報記録ディスクの断面図、第
2図は磁性吸着部材の斜視図、第3図はホルダの断面斜
視図、第4図乃至第10図は回り止めの形状を示す平面
図、第11図は接着剤溜めの形状を示すホルダの断面図、
第12図及び第13図は融着用突出部を示すホルダの断面
図、第14図は本発明の効果を示すグラフ、第15図は心出
し装置の正面図、第16図は基板の要部断面図、第17図は
本発明に係る光情報記録ディスクの他の例を示す断面
図、第18図はマグネットクランプ方式を示す要部断面図
である。 1……光情報記録ディスク、2,2a……透明基板、3……
磁性吸着部材、4……ホルダ、5……スピンドル挿入
孔、9……小突起、10……突条、11……凹陥部、12……
凹溝、35……記録膜、38……中央孔。
2図は磁性吸着部材の斜視図、第3図はホルダの断面斜
視図、第4図乃至第10図は回り止めの形状を示す平面
図、第11図は接着剤溜めの形状を示すホルダの断面図、
第12図及び第13図は融着用突出部を示すホルダの断面
図、第14図は本発明の効果を示すグラフ、第15図は心出
し装置の正面図、第16図は基板の要部断面図、第17図は
本発明に係る光情報記録ディスクの他の例を示す断面
図、第18図はマグネットクランプ方式を示す要部断面図
である。 1……光情報記録ディスク、2,2a……透明基板、3……
磁性吸着部材、4……ホルダ、5……スピンドル挿入
孔、9……小突起、10……突条、11……凹陥部、12……
凹溝、35……記録膜、38……中央孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金沢 安矩 茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マクセ ル株式会社内 (72)発明者 小山 光義 茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マクセ ル株式会社内 (72)発明者 柴崎 進 茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マクセ ル株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−208684(JP,A) 実開 昭59−1130(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】ターンテーブルに付設されたディスク吸着
用マグネットによって吸着される磁性吸着部材を保持す
る樹脂製のホルダが透明基板の外面中央部に超音波融着
されたマグネットクランプ用光情報記録ディスクにおい
て、上記透明基板に対する上記ホルダの融着面に、融着
用突起部と、当該融着用突起部から発生する溶融物質の
流出を防止するための凹部とを形成したことを特徴とす
るマグネットクランプ用光情報記録ディスク。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のマグネットク
ランプ用光情報記録ディスクにおいて、上記磁性吸着部
材が上記ホルダの内面に密に収納されていることを特徴
とするマグネットクランプ用光情報記録ディスク。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のマグネットク
ランプ用光情報記録ディスクにおいて、上記磁性吸着部
材が上記ホルダの内面に弾性体を介して弾接されている
ことを特徴とするマグネットクランプ用光情報記録ディ
スク。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載のマグネットク
ランプ用光情報記録ディスクにおいて、上記磁性吸着部
材と上記ホルダとの間に回り止め手段を設けたことを特
徴とするマグネットクランプ用光情報記録ディスク。」
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61282845A JP2647370B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | マグネチツククランプ用光情報記録デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61282845A JP2647370B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | マグネチツククランプ用光情報記録デイスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136373A JPS63136373A (ja) | 1988-06-08 |
JP2647370B2 true JP2647370B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17657817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61282845A Expired - Lifetime JP2647370B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | マグネチツククランプ用光情報記録デイスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647370B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0531721Y2 (ja) * | 1987-07-31 | 1993-08-16 | ||
JP2611753B2 (ja) * | 1995-12-18 | 1997-05-21 | 株式会社日立製作所 | ディスク |
KR20020002489A (ko) | 2000-02-10 | 2002-01-09 | 이데이 노부유끼 | 디스크형 기록매체 및 그 제조방법 |
KR20050070015A (ko) * | 2002-10-01 | 2005-07-05 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 광 정보 기록매체와 그 제조 방법, 제조 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591130U (ja) * | 1982-06-26 | 1984-01-06 | ソニー株式会社 | 回転磁気シ−ト装置 |
JPS61208684A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Fujitsu Ltd | フレキシブル磁気ディスク |
JPS62192945A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-24 | Sony Corp | 情報デイスク |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP61282845A patent/JP2647370B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63136373A (ja) | 1988-06-08 |
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