JP2646483B2 - 車両のドアロック構造 - Google Patents
車両のドアロック構造Info
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- JP2646483B2 JP2646483B2 JP5803688A JP5803688A JP2646483B2 JP 2646483 B2 JP2646483 B2 JP 2646483B2 JP 5803688 A JP5803688 A JP 5803688A JP 5803688 A JP5803688 A JP 5803688A JP 2646483 B2 JP2646483 B2 JP 2646483B2
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- Japan
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- door lock
- lever
- door
- vehicle
- lock open
- Prior art date
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B83/00—Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
- E05B83/36—Locks for passenger or like doors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B85/00—Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
- E05B85/20—Bolts or detents
- E05B85/24—Bolts rotating about an axis
- E05B85/243—Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、車両のドアロック構造に関する。
b. 従来の技術 第22図は従来の車両のドアロック構造で採用されてい
るドアロックアッセンブリ1を示すものである。
るドアロックアッセンブリ1を示すものである。
このドアロックアッセンブリ1は、ロックロッキング
レバー2が矢印A側に傾倒しているときはロック状態と
なり、また図示のように矢印B側に傾倒しているときに
はロック解除状態となる構成とされている。
レバー2が矢印A側に傾倒しているときはロック状態と
なり、また図示のように矢印B側に傾倒しているときに
はロック解除状態となる構成とされている。
従来のドアロック構造によれば、室内よりロック解除
するには、まず、室内側より図示しないノブを操作して
図示しないドアセイフティロックロッドを介してロック
ロッキングレバー2を矢印B側に傾倒させてロック解除
状態とし、図示しないインナハンドルによりリモコンロ
ッド3を介してドアロックインサイドオープンレバー4
を矢印Cの方へ回動させ、これによって、ドアロックオ
ープンレバー5を矢印D方向へ回動させてドアロックオ
ープンリンク6を矢印E方向に下動させ、これによっ
て、該リンクの張出部6aがドアロックオープンリフトレ
バー7の左端部7aを下方へ移動させて矢印F方向へ回動
させてロック解除となる。
するには、まず、室内側より図示しないノブを操作して
図示しないドアセイフティロックロッドを介してロック
ロッキングレバー2を矢印B側に傾倒させてロック解除
状態とし、図示しないインナハンドルによりリモコンロ
ッド3を介してドアロックインサイドオープンレバー4
を矢印Cの方へ回動させ、これによって、ドアロックオ
ープンレバー5を矢印D方向へ回動させてドアロックオ
ープンリンク6を矢印E方向に下動させ、これによっ
て、該リンクの張出部6aがドアロックオープンリフトレ
バー7の左端部7aを下方へ移動させて矢印F方向へ回動
させてロック解除となる。
また、ロックロッキングレバー2を矢印A側へ傾倒さ
せているときには、ロック状態となり、上記のようにイ
ンナハンドルを操作してドアロックオープンリンク6を
矢印Eの方向へ下動させても、該リンクの張出部6aがド
アロックオープンリフトレバー7の左端部7aからずれて
位置させていることから該左端部を下方へ押すことがで
きず、したがって、当該ドアロックアッセンブリ1はロ
ック状態のままに保持される。
せているときには、ロック状態となり、上記のようにイ
ンナハンドルを操作してドアロックオープンリンク6を
矢印Eの方向へ下動させても、該リンクの張出部6aがド
アロックオープンリフトレバー7の左端部7aからずれて
位置させていることから該左端部を下方へ押すことがで
きず、したがって、当該ドアロックアッセンブリ1はロ
ック状態のままに保持される。
c. 発明が解決しようとする課題 ところで、例えば車両のバックドアにおいて、室内よ
り緊急にそのバックドアのロックを解除したい場合があ
るが、上記したように、従来の車両のドアロック構造に
おいては、これを行なうに適さず、また適すべく改良を
加えたとしてもリンク構成が難しいとともにその操作ノ
ブの位置設定等も難しく、大きく設計変更を強いられて
いた。
り緊急にそのバックドアのロックを解除したい場合があ
るが、上記したように、従来の車両のドアロック構造に
おいては、これを行なうに適さず、また適すべく改良を
加えたとしてもリンク構成が難しいとともにその操作ノ
ブの位置設定等も難しく、大きく設計変更を強いられて
いた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単な
構成によりドアロックの緊急解除を容易に行なうことが
できる車両のドアロック構造を提供することを目的とす
る。
構成によりドアロックの緊急解除を容易に行なうことが
できる車両のドアロック構造を提供することを目的とす
る。
d. 課題を解決するための手段とその作用 本発明では、上記目的を達成するために、ドアロック
アッセンブリ内に、一端部が押し下げられることによっ
てラッチを解放させるドアロックオープンリフトレバー
と、上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部を押
し下げる張出部を有するドアロックオープンリンクと、
上端部が上記ドアロックオープンリンクの下端部に摺動
自在に係合され、一方に傾動されることにより上記ドア
ロックオープンリンクの張出部を上記ドアロックオープ
ンリフトレバーの一端部の真上に位置させ、他方に傾動
されることにより上記ドアロックオープンリンクの張出
部を上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部から
ずれて位置させるドアロックロッキングレバーを備えた
車両のドアロック構造において、上記ドアロックオープ
ンリフトレバーの他端部にエマージェンシーレバーを設
けるとともに、ドアのインナパネルに孔を形成し、該孔
を介して上記エマージェンシーレバーの取手部を車内に
臨ませた構成としている。
アッセンブリ内に、一端部が押し下げられることによっ
てラッチを解放させるドアロックオープンリフトレバー
と、上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部を押
し下げる張出部を有するドアロックオープンリンクと、
上端部が上記ドアロックオープンリンクの下端部に摺動
自在に係合され、一方に傾動されることにより上記ドア
ロックオープンリンクの張出部を上記ドアロックオープ
ンリフトレバーの一端部の真上に位置させ、他方に傾動
されることにより上記ドアロックオープンリンクの張出
部を上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部から
ずれて位置させるドアロックロッキングレバーを備えた
車両のドアロック構造において、上記ドアロックオープ
ンリフトレバーの他端部にエマージェンシーレバーを設
けるとともに、ドアのインナパネルに孔を形成し、該孔
を介して上記エマージェンシーレバーの取手部を車内に
臨ませた構成としている。
e. 実施例 以下、本発明に係る車両のドアロック構造の一実施例
について添附図面を参照しながら詳細に説明する。
について添附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図〜第19図は、本発明の一実施例を示すものであ
る。
る。
本実施例のドアロック構造10は、第1図に示した車両
11のバックドア12に備えられたドアロックアッセンブリ
13と該ドアロックアッセンブリ13を車外からロック解除
するリンク機構14と、ドアロックアッセンブリ13に係合
されてドアロックするストライカ15と等から構成されて
いる。
11のバックドア12に備えられたドアロックアッセンブリ
13と該ドアロックアッセンブリ13を車外からロック解除
するリンク機構14と、ドアロックアッセンブリ13に係合
されてドアロックするストライカ15と等から構成されて
いる。
ドアロックアッセンブリ13は、リモコンロッド16を矢
印G方向へ引くことによって支点17aを中心に矢印H方
向に回動される略L字形状のドアロックインサイドオー
プンレバー17を備え、該ドアロックインサイドオープン
レバー17によって支点18aを中心に矢印I方向に回動さ
れるとともに、スプリング19によって常時矢印I方向と
反対方向に付勢されるドアロックオープンレバー18を備
え、該ドアロックオープンレバー18によって矢印J方向
に移動されるとともに、その下端部20aに長孔21を有
し、さらに後述するドアロックオープンリフトレバー22
の一端部22aを押し下げる張出部20bを有するドアロック
オープンリンク20を備え、該ドアロックオープンリンク
20によって支点22bを中心として矢印K方向に回動され
てロック解除するとともに、その他端部22cにエマージ
ェンシーレバー23を有するドアロックオープンリフトレ
バー22を備え、支点24aを中心に回動するとともに、そ
の上端部24bがドアロックオープンリンク20の長孔21に
摺動自在に係合されたドアロックロッキングレバー24を
備えている。
印G方向へ引くことによって支点17aを中心に矢印H方
向に回動される略L字形状のドアロックインサイドオー
プンレバー17を備え、該ドアロックインサイドオープン
レバー17によって支点18aを中心に矢印I方向に回動さ
れるとともに、スプリング19によって常時矢印I方向と
反対方向に付勢されるドアロックオープンレバー18を備
え、該ドアロックオープンレバー18によって矢印J方向
に移動されるとともに、その下端部20aに長孔21を有
し、さらに後述するドアロックオープンリフトレバー22
の一端部22aを押し下げる張出部20bを有するドアロック
オープンリンク20を備え、該ドアロックオープンリンク
20によって支点22bを中心として矢印K方向に回動され
てロック解除するとともに、その他端部22cにエマージ
ェンシーレバー23を有するドアロックオープンリフトレ
バー22を備え、支点24aを中心に回動するとともに、そ
の上端部24bがドアロックオープンリンク20の長孔21に
摺動自在に係合されたドアロックロッキングレバー24を
備えている。
ここで、リンク機構14は、バックドア12の外側に設け
られたアウトサイドハンドル25を手前に引くことによっ
てロッド26が下動し、これに従いレバー27,28が回動
し、これによってリモコンロッド16が矢印G方向へ移動
される構成とされている。なお、レバー27,28は、ブラ
ケット29を介してバックドア12のインナパネル12aに固
定されている。
られたアウトサイドハンドル25を手前に引くことによっ
てロッド26が下動し、これに従いレバー27,28が回動
し、これによってリモコンロッド16が矢印G方向へ移動
される構成とされている。なお、レバー27,28は、ブラ
ケット29を介してバックドア12のインナパネル12aに固
定されている。
エマージェンシーレバー23は、第6図に示すように、
その取手部23aが車両から指でもって操作できるよう
に、バックドア12のドアインナパネル12aに設けた孔12b
を介して車内に臨まれている。
その取手部23aが車両から指でもって操作できるよう
に、バックドア12のドアインナパネル12aに設けた孔12b
を介して車内に臨まれている。
ドアロックロッキングレバー24は、スプリング30を用
いたトグル機構によって矢印L方向またはその反対方向
に付勢される構成とされている。
いたトグル機構によって矢印L方向またはその反対方向
に付勢される構成とされている。
また、ドアロックロッキングレバー24の一端部24c
は、ロッキングコントロールロッド31を介してキーシリ
ンダ32に連結されている。
は、ロッキングコントロールロッド31を介してキーシリ
ンダ32に連結されている。
このキーシリンダ32を回動させることによって、ドア
ロックロッキングレバー24を矢印L方向に傾動させてロ
ック解除状態とすることができるとともに、ドアロック
ロッキングレバー24を矢印L方向と反対方向に傾動させ
てロック状態とすることができる。
ロックロッキングレバー24を矢印L方向に傾動させてロ
ック解除状態とすることができるとともに、ドアロック
ロッキングレバー24を矢印L方向と反対方向に傾動させ
てロック状態とすることができる。
ここで、上記ロック解除状態にあるときには、ドアロ
ックオープンリンク20の張出部20bは、ドアロックオー
プンリフトレバー22の一端部22aの真上に位置し、ま
た、上記ロック状態にあるときには、ドアロックオープ
ンリンク20の張出部20bは、ドアロックオープンリフト
レバー22の一端部22aの真上の位置からずれて、それよ
りやや中央寄りに位置される(第19図参照)。
ックオープンリンク20の張出部20bは、ドアロックオー
プンリフトレバー22の一端部22aの真上に位置し、ま
た、上記ロック状態にあるときには、ドアロックオープ
ンリンク20の張出部20bは、ドアロックオープンリフト
レバー22の一端部22aの真上の位置からずれて、それよ
りやや中央寄りに位置される(第19図参照)。
また、第5図において、33はラッチ、34はストライカ
15を導入する口である。
15を導入する口である。
ここで、第14図は、車体フレーム35側に取付けられた
ストライカ15がドアロックアッセンブリ13にかみ合わさ
れる前の状態を概念的に示し、第15図および第16図はス
トライカ15がドアロックアッセンブリ13にかみ合わされ
た状態を示す。
ストライカ15がドアロックアッセンブリ13にかみ合わさ
れる前の状態を概念的に示し、第15図および第16図はス
トライカ15がドアロックアッセンブリ13にかみ合わされ
た状態を示す。
なお、第4図〜第21図において、40はドアロックコン
トロールピン、36はドアロックスライドブロック、37は
ドアロックオープンレバーピン、38は図示しないノブに
連結されるドアロックコントロールロッドスナップ、39
はドアロックコントロールリンクピンである。
トロールピン、36はドアロックスライドブロック、37は
ドアロックオープンレバーピン、38は図示しないノブに
連結されるドアロックコントロールロッドスナップ、39
はドアロックコントロールリンクピンである。
次に、第19図〜第21図を参照しながら本実施例の作用
について説明する。
について説明する。
第19図において、実線はロック解除状態を示し、二点
鎖線はロック状態を示す。これらのいずれの状態をとる
かは、ドアロックロッキングレバー24の傾動の向きによ
る。
鎖線はロック状態を示す。これらのいずれの状態をとる
かは、ドアロックロッキングレバー24の傾動の向きによ
る。
第20図はロック解除状態を示し、実線はロック解除動
作する前の状態を示し、二点鎖線は、ロック解除動作し
ている時の状態を示している。このロック解除動作して
いる時の状態では、前記したようにアウトサイドハンド
ル25を引くことによってドアロックオープンリフトレバ
ー22が矢印K方向に回動されてラッチ33とストライカ15
とのかみ合いが解かれる。
作する前の状態を示し、二点鎖線は、ロック解除動作し
ている時の状態を示している。このロック解除動作して
いる時の状態では、前記したようにアウトサイドハンド
ル25を引くことによってドアロックオープンリフトレバ
ー22が矢印K方向に回動されてラッチ33とストライカ15
とのかみ合いが解かれる。
第21図はロック状態を示し、実線はロック解除動作す
る前の状態を示し、二点鎖線はロック解除動作している
時の状態を示している。このロック解除動作している時
の状態では、アウトサイドハンドル25を引いても、ドア
ロックオープンリンク20の張出部20bがドアロックオー
プンリフトレバー22の一端部22aからずれて位置されて
いることから、該ドアロックオープンリフトレバー22を
矢印K方向へ回動させることができず、したがって、こ
の場合でもロック状態は保持される。
る前の状態を示し、二点鎖線はロック解除動作している
時の状態を示している。このロック解除動作している時
の状態では、アウトサイドハンドル25を引いても、ドア
ロックオープンリンク20の張出部20bがドアロックオー
プンリフトレバー22の一端部22aからずれて位置されて
いることから、該ドアロックオープンリフトレバー22を
矢印K方向へ回動させることができず、したがって、こ
の場合でもロック状態は保持される。
この場合に、車内から緊急にロック解除したい場合に
は、バックドア12の孔12bより指を入れてエマージェン
シーレバー23を矢印M方向(第21図参照)へ持ち上げれ
ば、キーシリンダ32およびアウトサイドハンドル25等を
操作することなく、ドアロックオープンリフトレバー22
を矢印K方向に回動させて、即座にロック解除してラッ
チ33とストライカ15との係合を解くことができる。
は、バックドア12の孔12bより指を入れてエマージェン
シーレバー23を矢印M方向(第21図参照)へ持ち上げれ
ば、キーシリンダ32およびアウトサイドハンドル25等を
操作することなく、ドアロックオープンリフトレバー22
を矢印K方向に回動させて、即座にロック解除してラッ
チ33とストライカ15との係合を解くことができる。
f. 発明の効果 以上説明したように、本発明に係る車両のドアロック
構造によれば、ドアロックアッセンブリ内に、一端部が
押し下げられることによってラッチを解放させるドアロ
ックオープンリフトレバーと、前記ドアロックオープン
リフトレバーの一端部を押し下げる張出部を有するドア
ロックオープンリンクと、上端部が上記ドアロックオー
プンリンクの下端部に摺動自在に係合され、一方に傾動
されることにより上記ドアロックオープンリンクの張出
部を上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部真上
に位置させ、他方に傾動されることにより上記ドアロッ
クオープンリンクの張出部を上記ドアロックオープンリ
フトレバーの一端部からずれて位置させるドアロックロ
ッキングレバーを備えた車両のドアロック構造におい
て、上記ドアロックオープンリフトレバーの他端部にエ
マージェンシーレバーを設けるとともに、ドアのインナ
パネルに孔を形成し、該孔を介して上記エマージェンシ
ーレバーの取手部を車内に臨ませた構成としているの
で、次のような効果を得ることができる。
構造によれば、ドアロックアッセンブリ内に、一端部が
押し下げられることによってラッチを解放させるドアロ
ックオープンリフトレバーと、前記ドアロックオープン
リフトレバーの一端部を押し下げる張出部を有するドア
ロックオープンリンクと、上端部が上記ドアロックオー
プンリンクの下端部に摺動自在に係合され、一方に傾動
されることにより上記ドアロックオープンリンクの張出
部を上記ドアロックオープンリフトレバーの一端部真上
に位置させ、他方に傾動されることにより上記ドアロッ
クオープンリンクの張出部を上記ドアロックオープンリ
フトレバーの一端部からずれて位置させるドアロックロ
ッキングレバーを備えた車両のドアロック構造におい
て、上記ドアロックオープンリフトレバーの他端部にエ
マージェンシーレバーを設けるとともに、ドアのインナ
パネルに孔を形成し、該孔を介して上記エマージェンシ
ーレバーの取手部を車内に臨ませた構成としているの
で、次のような効果を得ることができる。
すなわち、本発明では、上記ドアロックオープンリフ
トレバーの他端部にエマージェンシーレバーを設けた構
成としたので、上記エマージェンシーレバー持ち上げる
ことにより、キーシリンダやアウトサイドハンドル等を
操作することなく、すなわちドアのロック状態を保持し
たままで、上記ドアロックオープンリフトレバーを回動
させて、即座にドアロックアッセンブリをロック解除し
て、ラッチとストライカとの係合を特ことができる。し
たがって、ドアのロック解除を、車室より、緊急にかつ
容易に、しかも確実に行うことができる。
トレバーの他端部にエマージェンシーレバーを設けた構
成としたので、上記エマージェンシーレバー持ち上げる
ことにより、キーシリンダやアウトサイドハンドル等を
操作することなく、すなわちドアのロック状態を保持し
たままで、上記ドアロックオープンリフトレバーを回動
させて、即座にドアロックアッセンブリをロック解除し
て、ラッチとストライカとの係合を特ことができる。し
たがって、ドアのロック解除を、車室より、緊急にかつ
容易に、しかも確実に行うことができる。
また、従来のドアロックアッセンブリを設計変更する
ことなく、そのドアロックオープンリフトレバーの他端
部に上記エマージェンシーレバーを設けただけの簡単な
構成であるため、実施が容易であり、またコストダウン
を図ることも容易である。
ことなく、そのドアロックオープンリフトレバーの他端
部に上記エマージェンシーレバーを設けただけの簡単な
構成であるため、実施が容易であり、またコストダウン
を図ることも容易である。
さらに、本発明では、ドアの孔を介して上記エマージ
ェンシーレバーを車内から指を入れて操作できるように
したので、上記エマージェンシーレバーを車室から確認
でき、しかも、上記エマージェンシーレバーを持ち上げ
るだけの操作でよいため、その操作性に優れている。
ェンシーレバーを車内から指を入れて操作できるように
したので、上記エマージェンシーレバーを車室から確認
でき、しかも、上記エマージェンシーレバーを持ち上げ
るだけの操作でよいため、その操作性に優れている。
第1図〜第21図は本発明に係る車両のドアロック構造の
一実施例を示すもので、第1図はその車両を示す斜視
図、第2図はその要部を拡大して示す斜視図、第3図は
そのリンク機構を概念的に示す斜視図、第4図および第
5図はそれぞれそのドアロックアッセンブリを示す斜視
図、第6図はそのドアロックアッセンブリが取付けられ
た様子を概念的に示す図、第7図はそのドアロックアッ
センブリの背面図、第8図はそのドアロックアッセンブ
リの左側面図、第9図はそのドアロックアッセンブリの
正面図、第10図は第7図におけるN−N線断面図、第11
図は第7図におけるO−O線断面図、第12図は第9図に
おけるP−P線断面図、第13図は第7図におけるQ−Q
線断面図、第14図はそのラッチがストライカにかみ合わ
される前の状態を示す図、第15図および第16図はそのラ
ッチにストライカがかみ合わされた状態を示す図、第17
図および第18図はエマージェンシーレバーがドアロック
オープンリフトレバーに取付いた様子を示し、第17図は
その正面図、第18図はその底面図、第19図〜第21図はそ
のドアロックアッセンブリの動作を説明するための概念
図、第22図は従来の車両のドアロック構造で採用されて
いたドアロックアッセンブリを示す斜視図である。 10……ドアロック構造、11……車両、 12……バックドア、 13……ドアロックアッセンブリ、 14……リンク機構、15……ストライカ、 16……リモコンロッド、 17……ドアロックインサイドオープンレバー、 18……ドアロックオープンレバー、 19……スプリング、 20……ドアロックオープンリンク、 20b……張出部、21……長孔、 22……ドアロックオープンリフトレバー、 23……エマージェンシーレバー、 23a……取手部、 24……ドアロックロッキングレバー、 25……アウトサイドハンドル、 30……スプリング、 31……ロッキングコントロールロッド、 32……キーシリンダ、33……ラッチ。
一実施例を示すもので、第1図はその車両を示す斜視
図、第2図はその要部を拡大して示す斜視図、第3図は
そのリンク機構を概念的に示す斜視図、第4図および第
5図はそれぞれそのドアロックアッセンブリを示す斜視
図、第6図はそのドアロックアッセンブリが取付けられ
た様子を概念的に示す図、第7図はそのドアロックアッ
センブリの背面図、第8図はそのドアロックアッセンブ
リの左側面図、第9図はそのドアロックアッセンブリの
正面図、第10図は第7図におけるN−N線断面図、第11
図は第7図におけるO−O線断面図、第12図は第9図に
おけるP−P線断面図、第13図は第7図におけるQ−Q
線断面図、第14図はそのラッチがストライカにかみ合わ
される前の状態を示す図、第15図および第16図はそのラ
ッチにストライカがかみ合わされた状態を示す図、第17
図および第18図はエマージェンシーレバーがドアロック
オープンリフトレバーに取付いた様子を示し、第17図は
その正面図、第18図はその底面図、第19図〜第21図はそ
のドアロックアッセンブリの動作を説明するための概念
図、第22図は従来の車両のドアロック構造で採用されて
いたドアロックアッセンブリを示す斜視図である。 10……ドアロック構造、11……車両、 12……バックドア、 13……ドアロックアッセンブリ、 14……リンク機構、15……ストライカ、 16……リモコンロッド、 17……ドアロックインサイドオープンレバー、 18……ドアロックオープンレバー、 19……スプリング、 20……ドアロックオープンリンク、 20b……張出部、21……長孔、 22……ドアロックオープンリフトレバー、 23……エマージェンシーレバー、 23a……取手部、 24……ドアロックロッキングレバー、 25……アウトサイドハンドル、 30……スプリング、 31……ロッキングコントロールロッド、 32……キーシリンダ、33……ラッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】ドアロックアッセンブリ13内に、一端部22
aが押し下げられることによってラッチを解放させるド
アロックオープンリフトレバー22と、上記ドアロックオ
ープンリフトレバー22の一端部22aを押し下げる張出部2
0bを有するドアロックオープンリンク20と、上端部24b
が上記ドアロックオープンリンク20の下端部20aに摺動
自在に係合され、一方に傾動されることにより上記ドア
ロックオープンリンク20の張出部20bを上記ドアロック
オープンリフトレバー22の一端部22aの真上に位置さ
せ、他方に傾動されることにより上記ドアロックオープ
ンリンク20の張出部20bを上記ドアロックオープンリフ
トレバー22の一端部22aからずれて位置させるドアロッ
クロッキングレバー24を備えた車両のドアロック構造に
おいて、 上記ドアロックオープンリフトレバー22の他端部22cに
エマージェンシーレバー23を設けるとともに、ドア12の
インナパネル12aに孔12bを形成し、該孔12bを介して上
記エマージェンシーレバー23の取手部23aを車内に臨ま
せたことを特徴とする車両のドアロック構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5803688A JP2646483B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 車両のドアロック構造 |
ES8900834A ES2016438A6 (es) | 1988-03-11 | 1989-03-08 | Mecanismo de cierre para puerta de vehiculo. |
DE19893907674 DE3907674A1 (de) | 1988-03-11 | 1989-03-09 | Fahrzeugtuerverschlussmechanismus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5803688A JP2646483B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 車両のドアロック構造 |
Publications (2)
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