JP2645621B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
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- JP2645621B2 JP2645621B2 JP3290796A JP29079691A JP2645621B2 JP 2645621 B2 JP2645621 B2 JP 2645621B2 JP 3290796 A JP3290796 A JP 3290796A JP 29079691 A JP29079691 A JP 29079691A JP 2645621 B2 JP2645621 B2 JP 2645621B2
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、給湯装置に関し、詳
しくは、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給
湯の割込みがあったときに、給湯温度の落込みを防止し
て所定の温度で給湯することが可能な給湯装置に関す
る。
しくは、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給
湯の割込みがあったときに、給湯温度の落込みを防止し
て所定の温度で給湯することが可能な給湯装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の、給湯装置としては、例えば、図
４に示すような構成を有する給湯装置が知られている。
４に示すような構成を有する給湯装置が知られている。
【０００３】この給湯装置において、水加熱用熱交換器
５２に接続された給水路５１には、水量センサ６５，入
水サーミスタ６６が配設されており、また、水加熱用熱
交換器５２の出口側には加熱された温水の通路となる給
湯路５３が接続されている。給湯路５３には出湯サーミ
スタ６３，水量バルブ６４が配設されており、この給湯
路５３は、浴槽用給湯路５４と台所などへの一般給湯路
５５に分岐している。そして、浴槽用給湯路５４には、
開閉弁５６及び逆止弁付真空破壊弁（バキュームブレー
カ）５７が配設されている。また、一般給湯路５５の出
口側は給湯栓５８（カラン）に接続されている。さら
に、水加熱用熱交換器５２に水を供給する給水路５１か
らは、バイパス路５９が分岐して一般給湯路５５に接続
されており、バイパス路５９には、バイパス弁６０，給
湯水流スイッチ６１が配設されている。なお、図４にお
いて、６７は逆止弁である。
５２に接続された給水路５１には、水量センサ６５，入
水サーミスタ６６が配設されており、また、水加熱用熱
交換器５２の出口側には加熱された温水の通路となる給
湯路５３が接続されている。給湯路５３には出湯サーミ
スタ６３，水量バルブ６４が配設されており、この給湯
路５３は、浴槽用給湯路５４と台所などへの一般給湯路
５５に分岐している。そして、浴槽用給湯路５４には、
開閉弁５６及び逆止弁付真空破壊弁（バキュームブレー
カ）５７が配設されている。また、一般給湯路５５の出
口側は給湯栓５８（カラン）に接続されている。さら
に、水加熱用熱交換器５２に水を供給する給水路５１か
らは、バイパス路５９が分岐して一般給湯路５５に接続
されており、バイパス路５９には、バイパス弁６０，給
湯水流スイッチ６１が配設されている。なお、図４にお
いて、６７は逆止弁である。
【０００４】上記のように構成された給湯装置におい
て、台所などに一般給湯する場合、水加熱用熱交換器５
２で加熱された温水は、水量バルブ６４を経て給湯栓５
８から給湯される。このとき、制御部（図示せず）から
の指示により、開閉弁５６が作動して浴槽用給湯路５４
を閉じ、給湯路５３を一般給湯路５５側に通じさせるこ
とにより一般給湯が行われる。
て、台所などに一般給湯する場合、水加熱用熱交換器５
２で加熱された温水は、水量バルブ６４を経て給湯栓５
８から給湯される。このとき、制御部（図示せず）から
の指示により、開閉弁５６が作動して浴槽用給湯路５４
を閉じ、給湯路５３を一般給湯路５５側に通じさせるこ
とにより一般給湯が行われる。
【０００５】また、浴槽に湯張給湯または追焚給湯を行
う場合には、開閉弁５６が作動して浴槽用給湯路５４が
開き、水加熱用熱交換器５２で湯張設定温度に加熱され
た温水または追焚設定温度に加熱された熱水が浴槽用給
湯路５４を通って浴槽へ供給される（このとき給湯栓５
８は閉じている）。
う場合には、開閉弁５６が作動して浴槽用給湯路５４が
開き、水加熱用熱交換器５２で湯張設定温度に加熱され
た温水または追焚設定温度に加熱された熱水が浴槽用給
湯路５４を通って浴槽へ供給される（このとき給湯栓５
８は閉じている）。
【０００６】さらに、浴槽への湯張給湯中に一般給湯を
割込ませる場合、給湯水流スイッチ６１がＯＮになり、
数秒後に開閉弁５６が給湯の位置に切り替わるとともに
バイパス弁６０が閉じ、一般給湯路５５から台所などへ
の一般給湯が行われる。
割込ませる場合、給湯水流スイッチ６１がＯＮになり、
数秒後に開閉弁５６が給湯の位置に切り替わるとともに
バイパス弁６０が閉じ、一般給湯路５５から台所などへ
の一般給湯が行われる。
【０００７】また、浴槽への追焚給湯中に一般給湯を割
込ませる場合、給湯水流スイッチ６１がＯＮになり、水
量バルブ６４により湯張設定温度になるように水量を増
加させ、高温の熱水を追い出す。そして、数秒後に開閉
弁５６が給湯の位置に切り替わるとともに、バイパス弁
６０が閉じ、一般給湯路５５から台所などへの一般給湯
が行われる。
込ませる場合、給湯水流スイッチ６１がＯＮになり、水
量バルブ６４により湯張設定温度になるように水量を増
加させ、高温の熱水を追い出す。そして、数秒後に開閉
弁５６が給湯の位置に切り替わるとともに、バイパス弁
６０が閉じ、一般給湯路５５から台所などへの一般給湯
が行われる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の給
湯装置においては、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯
中に一般給湯（割込み給湯）を行う場合、一般給湯路５
５の給湯栓５８を開いて水が流れると、給湯水流スイッ
チ６１がこれを検知し、所定時間（数秒）経過後にバイ
パス弁６０が閉じるため、その間に加熱されていない水
が給水路５１からバイパス路５９を経て供給されること
になる。したがって、一般給湯への切替え（割込み）の
初期に給湯温度が設定温度を大幅に下回って、加熱され
ていない水の温度近くにまで低下し、使用者に不快感を
与えるという問題点がある。
湯装置においては、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯
中に一般給湯（割込み給湯）を行う場合、一般給湯路５
５の給湯栓５８を開いて水が流れると、給湯水流スイッ
チ６１がこれを検知し、所定時間（数秒）経過後にバイ
パス弁６０が閉じるため、その間に加熱されていない水
が給水路５１からバイパス路５９を経て供給されること
になる。したがって、一般給湯への切替え（割込み）の
初期に給湯温度が設定温度を大幅に下回って、加熱され
ていない水の温度近くにまで低下し、使用者に不快感を
与えるという問題点がある。
【０００９】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給湯
（割込み給湯）を行う場合に、給湯温度の低下を防止す
ることが可能な給湯装置を提供することを目的とする。
あり、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給湯
（割込み給湯）を行う場合に、給湯温度の低下を防止す
ることが可能な給湯装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の給湯装置は、水加熱用熱交換器からの給
湯路を、第１給湯路と第２給湯路とに分岐させ、前記第
１給湯路に逆止弁を配設し、かつ、前記水加熱用熱交換
器に水を供給する給水路から分岐させたバイパス路を前
記第１給湯路の前記逆止弁より下流側に接続するととも
に、前記第１給湯路と前記バイパス路との接続箇所にミ
キシングバルブを配設し、前記第１給湯路と前記第２給
湯路との分岐箇所よりも下流側の前記第２給湯路に浴槽
への追焚給湯時に開となる閉止機能付水量調整弁を配設
するとともに、前記第１給湯路と前記バイパス路との接
続箇所よりも下流側で前記第１給湯路をさらに第３給湯
路及び第４給湯路に分岐させ、前記第３給湯路を一般給
湯路とするとともに、一般給湯が行われたことを検知す
る水流センサを前記第３給湯路に配設し、かつ、第４給
湯路に浴槽への湯張給湯時に開となる開閉弁を配設する
とともに、前記第４給湯路を前記第２給湯路の前記閉止
機能付水量調整弁を配設した位置よりも下流側に接続
し、前記第２給湯路の前記第４給湯路との接続箇所より
下流側を浴槽用給湯路とし、浴槽への湯張給湯中または
追焚給湯中に一般給湯の割込みがあったときに、前記水
流センサが割込みを検知し、湯張給湯中では前記開閉弁
を閉止し、追焚給湯中では前記閉止機能付水量調整弁を
閉止するとともに、前記ミキシングバルブにより、水加
熱用熱交換器からの加熱水とバイパス路からの加熱され
ていない水とを所定の温度になるように混合して一般給
湯することを特徴とする。
に、この発明の給湯装置は、水加熱用熱交換器からの給
湯路を、第１給湯路と第２給湯路とに分岐させ、前記第
１給湯路に逆止弁を配設し、かつ、前記水加熱用熱交換
器に水を供給する給水路から分岐させたバイパス路を前
記第１給湯路の前記逆止弁より下流側に接続するととも
に、前記第１給湯路と前記バイパス路との接続箇所にミ
キシングバルブを配設し、前記第１給湯路と前記第２給
湯路との分岐箇所よりも下流側の前記第２給湯路に浴槽
への追焚給湯時に開となる閉止機能付水量調整弁を配設
するとともに、前記第１給湯路と前記バイパス路との接
続箇所よりも下流側で前記第１給湯路をさらに第３給湯
路及び第４給湯路に分岐させ、前記第３給湯路を一般給
湯路とするとともに、一般給湯が行われたことを検知す
る水流センサを前記第３給湯路に配設し、かつ、第４給
湯路に浴槽への湯張給湯時に開となる開閉弁を配設する
とともに、前記第４給湯路を前記第２給湯路の前記閉止
機能付水量調整弁を配設した位置よりも下流側に接続
し、前記第２給湯路の前記第４給湯路との接続箇所より
下流側を浴槽用給湯路とし、浴槽への湯張給湯中または
追焚給湯中に一般給湯の割込みがあったときに、前記水
流センサが割込みを検知し、湯張給湯中では前記開閉弁
を閉止し、追焚給湯中では前記閉止機能付水量調整弁を
閉止するとともに、前記ミキシングバルブにより、水加
熱用熱交換器からの加熱水とバイパス路からの加熱され
ていない水とを所定の温度になるように混合して一般給
湯することを特徴とする。
【００１１】
【作用】浴槽への湯張給湯または追焚給湯の途中で一般
給湯の割込みがあると、水流センサが割込みを検知し、
湯張給湯中においては開閉弁が閉止され、追焚給湯中に
おいては閉止機能付水量調整弁が閉止される。そして、
ミキシングバルブにおいて、水加熱用熱交換器からの加
熱水がバイパス路からの加熱されていない水と混合さ
れ、所定の温度で一般給湯される。したがって、前述の
従来の給湯装置のように、バイパス路からの加熱されて
いない水のみが供給される過程を経ることがなく、一般
給湯への切替え（割込み）の開始当初から所定温度の温
水を台所などへ供給することができる。
給湯の割込みがあると、水流センサが割込みを検知し、
湯張給湯中においては開閉弁が閉止され、追焚給湯中に
おいては閉止機能付水量調整弁が閉止される。そして、
ミキシングバルブにおいて、水加熱用熱交換器からの加
熱水がバイパス路からの加熱されていない水と混合さ
れ、所定の温度で一般給湯される。したがって、前述の
従来の給湯装置のように、バイパス路からの加熱されて
いない水のみが供給される過程を経ることがなく、一般
給湯への切替え（割込み）の開始当初から所定温度の温
水を台所などへ供給することができる。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図１は、この発明の一実施例にかかる給湯装置の
構成を示す図である。
する。図１は、この発明の一実施例にかかる給湯装置の
構成を示す図である。
【００１３】図に示すように、この実施例の給湯装置
は、給水路１から供給される水を加熱する水加熱用熱交
換器２と、水加熱用熱交換器２で加熱された温水を供給
するための給湯路３とを備えている。給水路１には水量
センサ５，入水サーミスタ６，定流量弁７が配設されて
いる。また、給湯路３の水加熱用熱交換器２の出口に近
い位置には、出湯サーミスタ８が配設されている。
は、給水路１から供給される水を加熱する水加熱用熱交
換器２と、水加熱用熱交換器２で加熱された温水を供給
するための給湯路３とを備えている。給水路１には水量
センサ５，入水サーミスタ６，定流量弁７が配設されて
いる。また、給湯路３の水加熱用熱交換器２の出口に近
い位置には、出湯サーミスタ８が配設されている。
【００１４】そして、水加熱用熱交換器２からの給湯路
３は、第１給湯路９と第２給湯路１０とに分岐してお
り、第１給湯路９には、逆止弁１６が配設されている。
さらに、第１給湯路９には給水路１から分岐させたバイ
パス路１４が接続されており、バイパス路１４と第１給
湯路９との接続箇所にはミキシングバルブ１５が配設さ
れている。ミキシングバルブ１５の下流側の第１給湯路
９には給湯サーミスタ１７が配設されており、第１給湯
路９の下流側はさらに第３給湯路１１及び第４給湯路１
２に分岐している。第３給湯路１１は台所などへの一般
給湯を行うための給湯路であり、一般給湯の割込みが行
われた場合にこれを検知するための水流センサ１８が配
設されているとともに、その先端側には給湯栓２１が設
けられている。また第４給湯路１２には電磁式の開閉弁
１９が配設されており、その下流側は第２給湯路１０に
接続されている。
３は、第１給湯路９と第２給湯路１０とに分岐してお
り、第１給湯路９には、逆止弁１６が配設されている。
さらに、第１給湯路９には給水路１から分岐させたバイ
パス路１４が接続されており、バイパス路１４と第１給
湯路９との接続箇所にはミキシングバルブ１５が配設さ
れている。ミキシングバルブ１５の下流側の第１給湯路
９には給湯サーミスタ１７が配設されており、第１給湯
路９の下流側はさらに第３給湯路１１及び第４給湯路１
２に分岐している。第３給湯路１１は台所などへの一般
給湯を行うための給湯路であり、一般給湯の割込みが行
われた場合にこれを検知するための水流センサ１８が配
設されているとともに、その先端側には給湯栓２１が設
けられている。また第４給湯路１２には電磁式の開閉弁
１９が配設されており、その下流側は第２給湯路１０に
接続されている。
【００１５】また、第２給湯路１０には、第１給湯路９
と第２給湯路１０の分岐箇所よりも下流側で、かつ、第
２給湯路１０と第４給湯路１２との接続箇所の上流側
に、浴槽２２への追焚給湯時に開となる閉止機能付水量
調整弁２０が配設されている。なお、第２給湯路１０
の、第４給湯路１２との接続箇所より下流側は浴槽２２
への湯張給湯または追焚給湯を行うための浴槽用給湯路
１０ａとなっており、その途中には逆止弁付真空破壊弁
（バキュームブレーカ）１３が配設されている。
と第２給湯路１０の分岐箇所よりも下流側で、かつ、第
２給湯路１０と第４給湯路１２との接続箇所の上流側
に、浴槽２２への追焚給湯時に開となる閉止機能付水量
調整弁２０が配設されている。なお、第２給湯路１０
の、第４給湯路１２との接続箇所より下流側は浴槽２２
への湯張給湯または追焚給湯を行うための浴槽用給湯路
１０ａとなっており、その途中には逆止弁付真空破壊弁
（バキュームブレーカ）１３が配設されている。
【００１６】また、バーナ４１に燃料ガスを供給するガ
スライン４０には、セーフティ弁４２，メーン弁４３，
比例弁４４が配設されており、これらは、装置の運転制
御を行う制御部４５に接続されている。
スライン４０には、セーフティ弁４２，メーン弁４３，
比例弁４４が配設されており、これらは、装置の運転制
御を行う制御部４５に接続されている。
【００１７】次に、上記のように構成された給湯装置の
動作を説明する。まず、通常の一般給湯を行う場合、給
水路１より供給された水は、水加熱用熱交換器２におい
て加熱され、給湯路３，第１給湯路９，ミキシングバル
ブ１５を経て第３給湯路（一般給湯路）１１を通り、給
湯栓２１から台所などに一般給湯される。このとき、閉
止機能付水量調整弁２０及び開閉弁１９は閉じている。
動作を説明する。まず、通常の一般給湯を行う場合、給
水路１より供給された水は、水加熱用熱交換器２におい
て加熱され、給湯路３，第１給湯路９，ミキシングバル
ブ１５を経て第３給湯路（一般給湯路）１１を通り、給
湯栓２１から台所などに一般給湯される。このとき、閉
止機能付水量調整弁２０及び開閉弁１９は閉じている。
【００１８】また、浴槽２２への湯張給湯を行う場合に
は、閉止機能付水量調整弁２０が閉じるとともに、開閉
弁１９が開き、温水が第１給湯路９，第４給湯路１２，
浴槽用給湯路１０ａを経て浴槽２２へ供給される。
は、閉止機能付水量調整弁２０が閉じるとともに、開閉
弁１９が開き、温水が第１給湯路９，第４給湯路１２，
浴槽用給湯路１０ａを経て浴槽２２へ供給される。
【００１９】さらに、追焚給湯を行う場合、閉止機能付
水量調整弁２０が開くとともに、開閉弁１９が閉じ、所
定の温度（例えば、約９３℃）の熱水が第２給湯路１
０，浴槽用給湯路１０ａを経て浴槽２２へ供給される。
水量調整弁２０が開くとともに、開閉弁１９が閉じ、所
定の温度（例えば、約９３℃）の熱水が第２給湯路１
０，浴槽用給湯路１０ａを経て浴槽２２へ供給される。
【００２０】そして、浴槽２２に湯張給湯している途中
に一般給湯を行う場合においては、給湯栓２１が開けら
れると、水流センサ１８がこれを検知し、開閉弁１９が
閉じる。そして、温水は、ミキシングバルブ１５におい
て、バイパス路１４からの水とミキシングされ、一般給
湯路（第３給湯路）１１を経て給湯栓２１から供給され
る。したがって、浴槽２２への湯張給湯中に割込み給湯
を行った場合にも、給湯開始時に給湯温度が大幅に低下
することがなく、所定の温度で一般給湯を行うことがで
きる。
に一般給湯を行う場合においては、給湯栓２１が開けら
れると、水流センサ１８がこれを検知し、開閉弁１９が
閉じる。そして、温水は、ミキシングバルブ１５におい
て、バイパス路１４からの水とミキシングされ、一般給
湯路（第３給湯路）１１を経て給湯栓２１から供給され
る。したがって、浴槽２２への湯張給湯中に割込み給湯
を行った場合にも、給湯開始時に給湯温度が大幅に低下
することがなく、所定の温度で一般給湯を行うことがで
きる。
【００２１】さらに、浴槽２２に追焚給湯している途中
に一般給湯を行う場合においては、給湯栓２１が開けら
れると、追焚設定温度（約９３℃）の熱水が第１給湯路
９を経てミキシングバルブ１５に入り、バイパス路１４
から供給される水とミキシングされて所定の温度になっ
た後、一般給湯路（第３給湯路）１１から給湯されると
ともに、水流センサ１８がこれを検知して、所定のタイ
ミングで閉止機能付水量調整弁２０を閉止する。したが
って、浴槽２２への追焚給湯中に割込み給湯を行った場
合にも、その開始時に給湯温度が大幅に低下することが
なく、所定の温度で一般給湯を行うことができる。
に一般給湯を行う場合においては、給湯栓２１が開けら
れると、追焚設定温度（約９３℃）の熱水が第１給湯路
９を経てミキシングバルブ１５に入り、バイパス路１４
から供給される水とミキシングされて所定の温度になっ
た後、一般給湯路（第３給湯路）１１から給湯されると
ともに、水流センサ１８がこれを検知して、所定のタイ
ミングで閉止機能付水量調整弁２０を閉止する。したが
って、浴槽２２への追焚給湯中に割込み給湯を行った場
合にも、その開始時に給湯温度が大幅に低下することが
なく、所定の温度で一般給湯を行うことができる。
【００２２】なお、上記実施例では、ミキシングバルブ
１５として、図２及び図３にその構造を示すようなミキ
シングバルブを用いている。すなわち、このミキシング
バルブ１５は、混合弁３１と、ワックスペレット３２
と、昇降部３３と、駆動モータ３４とを備えている。昇
降部３３は、ミキシングバルブ１５の基部３５にねじ結
合されるとともに、ギア機構３６を介して駆動モータ３
４に連動連結されており、目標出湯温度に対応する位置
に駆動昇降されるように構成されている。
１５として、図２及び図３にその構造を示すようなミキ
シングバルブを用いている。すなわち、このミキシング
バルブ１５は、混合弁３１と、ワックスペレット３２
と、昇降部３３と、駆動モータ３４とを備えている。昇
降部３３は、ミキシングバルブ１５の基部３５にねじ結
合されるとともに、ギア機構３６を介して駆動モータ３
４に連動連結されており、目標出湯温度に対応する位置
に駆動昇降されるように構成されている。
【００２３】ワックスペレット３２は、昇降部３３の押
部３３ａと混合弁３１との間に収納保持されている。そ
して、押部３３ａは下方に、混合弁３１は上方にそれぞ
れ付勢されている。
部３３ａと混合弁３１との間に収納保持されている。そ
して、押部３３ａは下方に、混合弁３１は上方にそれぞ
れ付勢されている。
【００２４】上記のワックスペレット式のミキシングバ
ルブは、温水または熱水とバイパス路からの加熱されて
いない水との分配率を効果的に調節することが可能で、
この発明を実施するのに好ましいものである。但し、こ
の発明の給湯装置においては、上記のようなミキシング
バルブに限らず、種々の構造のミキシングバルブを用い
ることが可能である。
ルブは、温水または熱水とバイパス路からの加熱されて
いない水との分配率を効果的に調節することが可能で、
この発明を実施するのに好ましいものである。但し、こ
の発明の給湯装置においては、上記のようなミキシング
バルブに限らず、種々の構造のミキシングバルブを用い
ることが可能である。
【００２５】
【発明の効果】上述のように、この発明の給湯装置は、
浴槽へ供給すべき温水または熱水をバイパス路からの加
熱されていない水と混合させるミキシングバルブを設
け、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給湯の
割込みがあったときに、水流センサにより割込みを検知
し、湯張給湯中では開閉弁を閉止し、追焚給湯中では閉
止機能付水量調整弁を閉止するとともに、ミキシングバ
ルブにおいて、温水または熱水をバイパス路からの加熱
されていない水と混合して所定の給湯温度で一般給湯す
るように構成しているので、従来の給湯装置のようにバ
イパス路から加熱されていない水のみが供給されること
がなく、一般給湯への切替え（割込み）の当初から所定
温度の温水を台所などへ一般給湯することができる。
浴槽へ供給すべき温水または熱水をバイパス路からの加
熱されていない水と混合させるミキシングバルブを設
け、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に一般給湯の
割込みがあったときに、水流センサにより割込みを検知
し、湯張給湯中では開閉弁を閉止し、追焚給湯中では閉
止機能付水量調整弁を閉止するとともに、ミキシングバ
ルブにおいて、温水または熱水をバイパス路からの加熱
されていない水と混合して所定の給湯温度で一般給湯す
るように構成しているので、従来の給湯装置のようにバ
イパス路から加熱されていない水のみが供給されること
がなく、一般給湯への切替え（割込み）の当初から所定
温度の温水を台所などへ一般給湯することができる。
【図１】この発明の一実施例にかかる給湯装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図２】この発明の一実施例にかかる給湯装置において
用いられているミキシングバルブを示す側断面図であ
る。
用いられているミキシングバルブを示す側断面図であ
る。
【図３】この発明の一実施例にかかる給湯装置において
用いられているミキシングバルブを示す正面図である。
用いられているミキシングバルブを示す正面図である。
【図４】従来の給湯装置の構成を示す図である。
１ 給水路 ２ 水加熱用熱交換器 ３ 給湯路 ９ 第１給湯路 １０ 第２給湯路 １０ａ 浴槽用給湯路 １１ 第３給湯路（一般給湯路） １２ 第４給湯路 １４ バイパス路 １５ ミキシングバルブ １８ 水流センサ １９ 開閉弁 ２０ 閉止機能付水量調整弁 ２２ 浴槽 ４５ 制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 水加熱用熱交換器からの給湯路を、第１
給湯路と第２給湯路とに分岐させ、前記第１給湯路に逆
止弁を配設し、かつ、前記水加熱用熱交換器に水を供給
する給水路から分岐させたバイパス路を前記第１給湯路
の前記逆止弁より下流側に接続するとともに、前記第１
給湯路と前記バイパス路との接続箇所にミキシングバル
ブを配設し、前記第１給湯路と前記第２給湯路との分岐
箇所よりも下流側の前記第２給湯路に浴槽への追焚給湯
時に開となる閉止機能付水量調整弁を配設するととも
に、前記第１給湯路と前記バイパス路との接続箇所より
も下流側で前記第１給湯路をさらに第３給湯路及び第４
給湯路に分岐させ、前記第３給湯路を一般給湯路とする
とともに、一般給湯が行われたことを検知する水流セン
サを前記第３給湯路に配設し、かつ、第４給湯路に浴槽
への湯張給湯時に開となる開閉弁を配設するとともに、
前記第４給湯路を前記第２給湯路の前記閉止機能付水量
調整弁を配設した位置よりも下流側に接続し、前記第２
給湯路の前記第４給湯路との接続箇所より下流側を浴槽
用給湯路とし、浴槽への湯張給湯中または追焚給湯中に
一般給湯の割込みがあったときに、前記水流センサが割
込みを検知し、湯張給湯中では前記開閉弁を閉止し、追
焚給湯中では前記閉止機能付水量調整弁を閉止するとと
もに、前記ミキシングバルブにより、水加熱用熱交換器
からの加熱水とバイパス路からの加熱されていない水と
を所定の温度になるように混合して一般給湯することを
特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290796A JP2645621B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290796A JP2645621B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599441A JPH0599441A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2645621B2 true JP2645621B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=17760610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3290796A Expired - Lifetime JP2645621B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2645621B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6391435A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯器 |
| JPS63185022U (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-28 | ||
| JPH0827018B2 (ja) * | 1987-09-04 | 1996-03-21 | 松下電器産業株式会社 | 給湯器 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3290796A patent/JP2645621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0599441A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970218 |