JP2645436B2 - データフロー図作成システム - Google Patents

データフロー図作成システム

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JP2645436B2
JP2645436B2 JP22276086A JP22276086A JP2645436B2 JP 2645436 B2 JP2645436 B2 JP 2645436B2 JP 22276086 A JP22276086 A JP 22276086A JP 22276086 A JP22276086 A JP 22276086A JP 2645436 B2 JP2645436 B2 JP 2645436B2
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定博 北野
章 角島
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PII EFU YUU KK
Fujitsu Ltd
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PII EFU YUU KK
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 計算機システムの作成するデータフローの指定の作成
作業効率を向上するデータフロー図作成システムであ
る。
端末装置の入力に従って、所定の図形を接続して構成
するデータフロー図を表示しながら作成し、図中の処理
単位を表す図形に特定の機能表示を行う手段があり、そ
の処理過程でデータフロー図上の処理単位や入出力媒体
の要素図形の相互接続や機能表示が正しいかを判別し
て、誤りがあれば所定の誤りメッセージ表示等の応答を
行う。このようにして対話形式でチェックを受けなが
ら、誤りの無いデータフロー図を作成することができ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機システムの端末装置から指定して、
誤りの無いデータフロー図を作成するデータフロー図作
成システムに関する。
利用者プログラムを予め作成された処理単位ごとのプ
ログラムユニットを組み合わせて作成する場合の処理を
指定する情報として、入出力データと処理単位との関
係、及び処理の流れを指定する、公知のいわゆるデータ
フローが用いられる。
〔従来の技術〕
データフローは、所定の各処理単位についての入出力
データとの関係と、処理の流れを示し、例えば第4図
(a)のようなデータフロー図に対応する情報である。
第4図(a)の例では、長方形が各処理単位を表し、
ディスク記憶装置形が入出力データを示し、小円形は処
理単位間で前の処理の中間結果データを受け継ぐ接続関
係を示し、処理は図の上から下へ進むものとして表され
る。
このようなデータフロー図に対応するデータフロー情
報を計算機システムに入力する手段として、例えばデー
タフロー記述言語が使用される。
この言語では、例えば第4図(b)に示すような記述
によって、データの接続関係等を記述し、この記述をそ
の言語の処理プログラムが解釈して、所要のプログラム
ユニットを利用して指定の処理を構成するプログラム
と、その入出力データの指定等からなる制御情報を生成
する。
第4図(b)の例は、(a)のデータフロー図に対応
する記述の一部である。図の文20から文24で示す部分
は、ファイル及び作業領域を示す文であり、文20はTRAN
SACTファイルのURIDATAレコードが最初の入力になるこ
とを示す。
文21は、作業領域に設けるSA1領域のMASTERレコード
を、前記入力の処理結果として出力し、それが次の処理
の入力データとなることを示し、このようにして各処理
単位の入出力データが指定される。
データ指定に続く/PROCESS以後に、必要なプログラム
ユニットを処理の流れの順に指定することにより、デー
タフローの指定ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記のような記述による、データフローの指定によれ
ば、テーアフローの全体像を理解し難いので、通常別に
第4図(a)のようなデータフロー図を作成する必要が
あり、又記述誤りのチェックもれが生じ易いという問題
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
図はデータフロー図作成システムの構成を示し、1は
端末装置、2は処理装置であり、処理装置2における、
3はデータフロー図処理部、4は機能指定処理部、5は
データフロー生成部である。
〔作 用〕
端末装置1から入力される指定情報を、処理装置2の
データフロー図処理部3が受け取って、端末装置1の表
示面に指定のデータフロー図を構成する要素の図形を、
順次表示する。
こゝで、データフロー図処理部3は、指定の各要素が
接続可能かを、接続相手の要素の種類との関係で検査し
て、所要の処理をする。又、表示されたデータフロー図
について、図形の削除や結合子の追加/削除を可能にす
る。
次に、機能指定処理部4は、データフロー図中の処理
単位を表示する要素に、端末装置1から指定する特定の
機能の指定を与え、その名前を各要素の図形の中に表示
する。
機能指定処理部4はその際に、指定の機能が、その要
素の前後につながる要素との関係で妥当かを検査して、
所要の処理をする。
データフロー図が完成すると、データフロー生成部5
は、この図を構成する要素と、その接続関係から、例え
ば前記第4図(b)に例示した記述に該当するようなデ
ータフロー情報を生成する。
以上のシステム構成により、利用者プログラムの作成
者は、端末装置の表示面上でデータフロー図を描くこと
によって、データフロー指定ができ、且つその間に指定
の妥当性が自動的に検査される。
〔実施例〕
第1図において、端末装置1は例えばキーボードから
なる入力部10、及びいわゆるCRTディスプレイ装置から
なる表示部11を有する。
端末装置1の入力部10から入力される指定情報を、処
理装置2のデータフロー図処理部3が受け取って、端末
装置1の表示面に指定のデータフロー図を構成する要素
の図形を順次表示する。
第2図はこの処理状況を説明するための、表示部11の
表示面を示す図である。
データフロー図処理部3は、端末装置1からの起動要
求で起動されると、先ず表示部11へ各要素を示す図形の
データを送って、例えば第2図(a)の表示面中の右側
部分をメニュー部として、要素メニューを表示させる。
要素には、例えば大別して、ユニットプログラムに対
応する処理単位を示すユニット要素と、データ資源を示
すデータ要素があり、後者は媒体種類により、例えば画
面、入力表、出力表、集計表、伝票がある。
又ユニット要素は、可能な入出力数の異なる図形が所
要数種設けられる。なお、各要素図形における小円は他
の要素との結合子である。
端末装置1における利用者は、例えばカーソル(図中
に■で示す)を要素メニュー中の所要の図形の上に置い
て、入力部10の「入力」キーを押すことによって、必要
な要素の1つを指定する。
この指定をデータフロー図処理部3が受け取って、表
示部11に第2図(a)の表示面の左部分に示すように、
データフロー図として表示させる。
次から利用者は、表示面の左部分データフロー図に表
示されている要素図形の結合子の1つと、メニュー中の
所要の要素の1結合子とを、前記と同様の操作によって
カーソルで指定し、前と同様にデータフロー図処理部3
がこの指定を受け取って、表示部11のデータフロー図
を、両結合子を接続した状態に更新する。
例えば、第2図(b)に示す状態で、図示の2個所の
カーソル位置を順次指定した場合には、(c)に示すデ
ータフロー図が表示される。
このようにして、表示面上に逐次データフロー図が構
成され、表示されているデータフロー図に対応する情報
は、データフロー図処理部3にも保持される。
この処理中において、データフロー図処理部3は、指
定された要素が指定の結合子間で接続可能かを、要素テ
ーブル12を参照して検査する。
要素テーブル12は、各要素ごとに、禁止する接続相手
要素の条件を示すものとする。
又、各要素に共通に、入力側同志の結合子の接続を指
定する矛盾した指定をチェックし、それらの検査の結
果、禁止された接続が指定されたと識別した場合には、
例えば表示面の下部にエラーメッセージを表示する。
又、表示されたデータフロー図について、図形の削除
や結合子の追加/削除を、カーソル及び入力部10の所定
の機能キー操作によって行うようにする。
このようにして、データフロー図を構成し、端末装置
1から機能指定要求が出されると、機能指定処理部4
が、データフロー図処理部3から、作成されたデータフ
ロー図の情報を受け取って、処理を開始する。
機能指定処理部4は、表示面左部分のデータフロー図
表示を保存して、右側のメニュー部分に、第3図に示す
ように、ユニットプログラムとして準備されている機能
のメニューを表示するように制御する。
端末装置1の利用者は、第3図に例示するように、機
能指定するユニット要素(図は機能指定後の表示を共に
示してあるために、「ユニット」の文字は無くなってい
る)をカーソルで指定し、次に機能メニュー中の1機能
をカーソルで指定することにより、機能指定を行う。
機能指定処理部4は、その指定を受け取ると、図示の
ように、指定のユニット要素の枠表示の中に、指定の機
能名を表示するように制御する。
機能指定処理部4はその際に、指定の機能が、その要
素の前後につながる要素との関係で妥当かを、例えば機
能テーブル13を参照して検査する。機能テーブル13は、
各機能について、その機能のユニット要素の結合子の個
数の制限条件、及びそのユニット要素の入力側及び出力
側結合子に接続することが禁止されるデータ要素及びユ
ニット要素の機能を示すテーブルである。
このテーブルにより、例えば「突合わせ」機能を指定
するユニット要素は、入力側に2個の結合子を持つこ
と、及び出力側に「集計表」データ要素が接続されてい
ないこと、「伝票印刷」機能を指定するユニット要素に
は、出力側に「伝票」データ要素のみが接続しているこ
の条件指定がされる。
データフロー図が完成すると、端末装置1からの指定
入力によりデータフロー生成部5が処理を開始し、機能
指定処理部4で完成した誤りの無い最後のデータフロー
図の情報を受け取って、その情報から例えば前記第4図
(b)に例示した記述に該当するようなデータフロー情
報を生成する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、計
算機システムにおける利用者プログラムの作成者が、端
末装置の表示面上にデータフロー図を描くことによっ
て、データフロー指定ができ、且つその間に指定の妥当
性が自動的に検査されるので、プログラム開発の効率が
向上するという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、 第2図、第3図は表示面の説明図、 第4図は従来方式の説明図である。 図において、 1は端末装置、2は処理装置、 3はデータフロー図処理部、 4は機能指定処理部、5はデータフロー生成部、 10は入力部、11は表示部、 12は要素テーブル、13は機能テーブル、 20〜24は文を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−176178(JP,A) 特開 昭61−74027(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面を有する端末装置からの入力指定
    によってデータフロー図を作成するデータフロー図作成
    システムであって、 前記表示画面に表示された処理単位及び入出力媒体を表
    す所定の要素図形の中から、前記入力指定で指定した要
    素図形を表示画面の指定位置に表示して、データフロー
    図を構成する手段と、 前記表示画面に表示された所定の機能表示の中から、前
    記入力指定で指定した機能表示を、前記構成する手段に
    よって構成し表示した要素図形に付加する手段と、 各要素図形毎に、禁止する接続相手の要素図形の条件を
    示した要素テーブルを参照して、表示画面上に構成した
    要素図形の接続用法の正否を判定する手段と、 各要素図形の結合子の個数制限、及び該要素図形の入力
    側及び出力側結合子に接続することが禁止されている要
    素図形の機能を示す機能テーブルを参照して、表示画面
    上に構成した要素図形の機能表示の正否を判定する手段
    と、 前記判定する手段による判定が否のときは所定の応答を
    行う手段と、 を有することを特徴とするデータフロー図作成システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60176178A (ja) * 1984-02-22 1985-09-10 Fujitsu Ltd 図形表示処理方式
JPS6174027A (ja) * 1984-09-18 1986-04-16 Fujitsu Ltd 図形入力処理方式

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