JP2800603B2 - アイコンを用いた情報処理装置 - Google Patents

アイコンを用いた情報処理装置

Info

Publication number
JP2800603B2
JP2800603B2 JP4321782A JP32178292A JP2800603B2 JP 2800603 B2 JP2800603 B2 JP 2800603B2 JP 4321782 A JP4321782 A JP 4321782A JP 32178292 A JP32178292 A JP 32178292A JP 2800603 B2 JP2800603 B2 JP 2800603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
icon
information
editing
area
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4321782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06168092A (ja
Inventor
宏 桜井
信之 池田
明洋 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4321782A priority Critical patent/JP2800603B2/ja
Priority to TW083218060U priority patent/TW367058U/zh
Priority to KR1019930025607A priority patent/KR970006400B1/ko
Priority to CN93121641A priority patent/CN1095174A/zh
Priority to GB9324696A priority patent/GB2273188B/en
Publication of JPH06168092A publication Critical patent/JPH06168092A/ja
Priority to US08/594,373 priority patent/US5689718A/en
Priority to HK12297A priority patent/HK12297A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2800603B2 publication Critical patent/JP2800603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/04817Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance using icons
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばワードプロセッ
サにおいて、文書編集領域をアイコン化したアイコンを
用いた情報処理装置に関するものである。又、文書領域
をアイコン化し、このアイコンを用いて他のアプリケー
ションの実行を可能とするアイコンを用いた情報処理装
置に関するものである。さらに、この発明は、文書領域
間において相関関係を定義することが可能な文書処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図53は、従来のワードプロセッサによ
る文書を示す図である。図において、50はワードプロ
セッサにより作成される文書である。51は文書50の
中に設けられたテキストを作成する文字領域である。5
2は文書50内に設けられたグラフ領域である。53は
文書50内に設けられたイメージ領域である。このよう
にテキスト、イメージ、図形、表等のマルチメディアを
扱う従来の文書処理では文書上にいろいろなメディアを
表す領域枠を設定する。そして、この領域枠を用いて各
メディアに対応したデータの編集あるいは表示を行って
いた。このように従来の文書には、図形、テキスト、イ
メージ、グラフ、表等の領域を設定することが出来る。
しかし、領域間についてデータの相関関係は無く、領域
データはそれぞれ独立である。
【0003】又、他の従来例として、ある種のテキスト
編集用の装置においては、一つのファイルを複数のウィ
ンドウに表示しておき、このうちの一つのウィンドウで
行った編集操作が同時に他のウィンドウでも反映され得
るようにしたものが存在している。しかし、このような
装置はあくまで、プログラム開発等を用途とする簡単な
編集を前提としている。すなわち、ごく一部の簡単な文
字列編集を行うことは出来るが、高機能の各種編集処理
を行うことは出来ない。
【0004】又、他の従来例として特開平4−1110
58号公報に示されたように、一つの文書のうちの複数
のページをそれぞれ別のウィンドウに表示する技術が開
示されている。この技術によれば、あるウィンドウに対
して行った各種編集操作を他のウィンドウにも反映させ
ることが出来る。例えば複数ページに影響する大きな範
囲の編集処理を行う場合でも関連するページにおける編
集結果を他のウインドウで同時に確認することが出来
る。しかしながら、この技術においても一つの文書の内
容のうち、任意の部分を複数のウィンドウに表示して一
つのウィンドウに表示された文書の内容を編集すると同
時に他のウィンドウに表示された文書の表示を更新する
ことが可能になっただけであり、単にテキストの編集結
果が他のページに及ぼす結果をチェックできるにすぎな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書処理装置は
以上のように構成されているので、情報を編集するに当
たって、関連する情報を総合的に統一した形で編集する
ことが出来なかった。また、文書上に色々なメディアを
表す領域枠を設けたとしても、各領域間においてデータ
はそれぞれ独立であり、相関関係をとることは出来なか
った。この発明は、上記のような問題点を解決するため
に成されたもので、情報を編集する際に高機能の情報編
集が可能なアイコンを用いた情報処理装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るアイコ
ンを用いた情報処理装置は、以下の要素を有するもので
ある。 (a)情報を編集する情報編集手段、(b)上記情報編
集手段が情報の編集に用いるための情報編集領域、
(c)上記情報編集領域の部分領域を指定してアイコン
に対応させ、上記部分領域に編集される情報のかわり
に、上記アイコンを表示するアイコン表示手段。
【0007】第2の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、以下の要素を有するものである。 (a)情報を編集する情報編集手段、(b)上記情報編
集手段が情報の編集に用いるための情報編集領域、
(c)上記情報編集領域の部分領域をアイコンに対応さ
せて表示するアイコン表示手段、(d)上記アイコン表
示手段により表示されたアイコンを起動し、アイコンに
対応する部分領域の情報を上記情報編集領域に表示する
アイコン起動手段。
【0008】第3の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、アイコンを表示する際に、そのアイコン化さ
れた領域自身をレイアウト内に確保したまま、アイコン
を表示する領域アイコン表示手段と、アイコンを表示す
る際に、そのアイコン化された領域をレイアウト内に確
保することなく、単にその領域が挿入されるべき位置に
アイコンを表示する位置アイコン表示手段を有し、その
いずれかの手段によりアイコンを表示することを特徴と
するものである。
【0009】第4の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、アイコンと領域を対応させる場合にパスワー
ド等の特定の鍵情報を用いて領域をアイコン化する秘密
アイコン表示手段を有し、アイコン起動手段はその秘密
アイコン表示手段により表示されているアイコンに起動
がかかった場合には、特定の鍵情報が無ければそのアイ
コンを起動することが出来ないようにした秘密アイコン
起動手段を有することを特徴とするものである。
【0010】第5の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、情報編集手段がアイコン表示手段により表示
されたアイコンを用いて、複写,移動,削除等の普通の
文字情報に使われる編集操作を行えるようにしたアイコ
ン編集手段を有することを特徴とするものである。
【0011】第6の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、部分領域に対してその部分領域を編集するた
めのプログラム等の部分領域編集手段を有することを特
徴としており、アイコン起動手段により、アイコンが起
動された場合には、そのアイコンに対応したプログラム
等の部分領域編集手段を起動し、そのプログラムによる
編集結果を情報編集領域に表示するようにしたことを特
徴とするものである。
【0012】第7の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、情報編集手段により編集された情報を印刷す
る印刷手段を有し、印刷手段はアイコン表示手段により
アイコンが表示されている場合には、このアイコンに対
応する部分領域にある情報を復元して印刷するととも
に、この復元によりレイアウトを変更しなければならな
い場合に印刷する情報を自動的に再レイアウトして印刷
することを特徴とするものである。
【0013】第8の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、印刷手段が表示されたアイコンをそのまま印
刷する場合と、印刷手段が表示されたアイコンをアイコ
ンに対応する部分領域の情報を復元して印刷する場合と
を、選択出来ることを特徴とするものである。
【0014】第9の発明に係るアイコンを用いた情報処
理装置は、以下の要素を有するものである。 (a)情報を編集する第1と第2の情報編集手段、
(b)上記情報編集手段が情報の編集に用いるための情
報編集領域、(c)上記第1の情報編集手段が用いる上
記情報編集領域の部分領域を指定してアイコンに対応さ
せ、上記部分領域に編集される情報のかわりに、上記ア
イコンを表示するアイコン表示手段、(d)上記アイコ
ン表示手段により表示されたアイコンと、第2の情報編
集手段とを対応させて記憶するアイコン情報記憶手段、
(e)上記アイコン表示手段により表示されたアイコン
を選択し、上記アイコン情報記憶手段により記憶された
第2の情報編集手段を起動するアイコン起動手段。
【0015】第10の発明に係るアイコンを用いた情報
処理装置は、アイコン表示手段が関連する第1と第2の
部分領域をそれぞれ第1と第2のアイコンに対応させる
とともに、アイコン情報記憶手段が第1と第2の関連す
る部分領域の相関関係を記憶する。そして、アイコン起
動手段により、第1のアイコンから起動された第2の情
報編集手段により第1のアイコンに対応する部分領域の
データが変更された場合に、アイコン情報記憶手段によ
り記憶された相関関係を用いて関連する第2の部分領域
に対しても、変更を加える相関関係手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0016】
【作用】第1の発明におけるアイコンを用いた情報処理
装置においては、文書等の情報編集領域の一部分の領域
を指定して、アイコンに対応させ、この部分領域に編集
される文字等の情報の代わりにアイコンを表示するよう
にしたものである。従来アイコンは、ひとつのプログラ
ムを表すものとして用いられてきている。例えばテキス
ト編集プログラムを示すためにノートをシンボル化した
アイコンが用いられている。又、表計算プログラムを示
すために、縦横の罫線を表示したシンボルを用いてアイ
コンを表示している。又、あるいは一つのプログラムの
中でも、ある機能を表示するためにアイコンが用いられ
てきている。例えば、作図プログラムにおいて、えんぴ
つのアイコンは文字や線を入力する機能を示し、消しゴ
ムのアイコンはすでに描いた絵や図を消す機能を示して
いる。このように従来のアイコンは、プログラムあるい
はそのプログラム内で用いられる機能を視覚的に表示す
るために用いられてきていた。しかし、この発明におい
ては、アイコンは情報編集領域の一部である部分領域を
示すために用いられるものである。ここで言う部分領域
とは、例えば文字だけからなる文書においてその一部分
をいい、その一部分だけをアイコン化することが可能に
なる。又、文字とグラフからなる文書において、グラフ
の部分を部分領域として、このグラフの部分をアイコン
化することが可能になる。
【0017】第2の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置においては、上記第1の発明に加えて、アイコ
ン起動手段が加わったことが特徴である。このアイコン
起動手段は、アイコン化された部分領域を情報編集領域
に再び表示する手段である。このように、アイコン表示
手段により部分領域をアイコンにすることが出来、アイ
コン起動手段により、アイコンから部分領域の情報を復
帰することが可能になる。
【0018】第3の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置においては、アイコン表示手段に2種類の表示
方法を持たせたものである。一つの表示方法は、領域ア
イコン表示手段と呼ぶものであり、アイコンに対応する
部分領域を情報編集領域に保存したまま、アイコンを表
示するものである。例えば、アイコンに対応する部分領
域がテキスト5行分に対応する領域である場合には、ア
イコンを表示している場合でも5行分の部分領域を確保
したまま情報編集領域を表示する。又、他の表示方法
は、位置アイコン表示手段と呼ぶものであり、この位置
アイコン表示手段はアイコンに対応した部分領域を情報
編集領域に保存することなく、単にアイコンのみが表示
されるものである。この位置を示すアイコンにより、こ
の部分にあるサイズの部分領域が挿入されるべきことを
示しているものである。領域アイコン表示手段による表
示によれば、レイアウトを崩すことなく、情報編集領域
を表示することが出来る。また、位置アイコン表示手段
によれば、情報編集領域のレイアウトは崩れてしまうこ
とになるが、少なくとも、どの位置に部分領域が挿入さ
れるべきかを記憶していることが出来るとともに、情報
編集領域全体の容量を削減することが可能になる。
【0019】第4の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置においては、秘密アイコン表示手段が部分領域
をアイコンに対応させる場合に、パスワード等の特定の
鍵情報を入力させてから、アイコンに対応させる。そし
て秘密アイコン起動手段は、アイコンに起動がかかった
場合に、パスワード等の特定の鍵情報の入力がない限り
は、そのアイコンに対応する部分情報を表示しないよう
にしたものである。この秘密アイコン表示手段及び秘密
アイコン起動手段により、例えば、文書中の一部分を他
人に見せたくない場合に、その部分をアイコンによっ
て、隠すことが出来る。又、パスワード等の特定の鍵情
報を用いているため、限られた者のみしかその秘密情報
を参照することが出来ない。
【0020】第5の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置においては、アイコンを通常の文字等と同様な
編集処理に用いるようにしたものであり、アイコン編集
手段はアイコンを複写、あるいは移動、あるいは削除す
る等の編集処理の対象にすることが出来る。通常、部分
領域を複写、移動、削除するためには、領域指定を行な
わなければならないのに対して、この発明においてアイ
コンは部分領域を示すものであるため、この発明のアイ
コン編集手段は単にアイコンを指定するだけで、これら
の編集が行うことが可能であり、編集処理が容易にな
る。
【0021】第6の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置においては、部分領域に対応した作図プログラ
ムや表計算プログラム等の部分領域編集手段を有してお
り、アイコン起動手段がアイコンを起動した場合には、
部分領域編集手段が起動され、この部分領域編集手段に
より例えば、表作成あるいは図形作成、あるいはグラフ
作成等の編集処理を行い、その結果を情報編集領域に表
示することが可能になる。
【0022】第7の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置は、印刷手段が情報編集手段により編集された
情報を印刷する場合に、アイコンをそのままアイコンと
して印刷するのではなく、アイコンに対応した部分領域
にある情報を復元して印刷することを特徴としている。
又、この情報を復元するに当たり、以降に印刷する情報
を移動させなければならない場合には、それ以降にある
情報を再レイアウトすることが出来るため、印刷された
結果は、最終的な編集結果を得ることが可能になる。
【0023】第8の発明におけるアイコンを用いた情報
処置装置は、印刷手段がアイコンをそのまま印刷する場
合と、アイコンをアイコンに対応する部分領域にある情
報に復元して印刷する場合とを選択出来るので、最終的
な情報編集結果を得る必要がない場合には、アイコンの
まま印刷する事ができアイコン以外の部分の印刷処理が
速く終了する。また、最終的な情報編集結果を得たい場
合には、印刷時間がかかるが情報を復元して印刷するこ
とが可能になる。
【0024】第9の発明におけるアイコンを用いた情報
処理装置は、アイコン情報記憶手段がアイコンに対応し
て情報を編集する第2の情報編集手段を記憶している。
アイコン起動手段は、アイコンを選択しアイコン情報記
憶手段に記憶されたそのアイコンに対応する第2の情報
編集手段を起動させる。例えば、第1の情報編集手段が
一つのウィンドウを用いて、情報編集を行っている場合
に、アイコン起動手段により起動された第2の情報編集
手段は別なウィンドウを用いて、情報編集を行う。
【0025】第10の発明におけるアイコンを用いた情
報処理装置においては、第7の発明におけるアイコンを
用いた情報処理装置に加えて、相関関係手段を備えてい
ることを特徴とするものである。相関関係手段は、アイ
コン情報記憶手段に記憶された二つの関連する部分領域
の相関関係を用いて、一方の部分領域のデータが変更さ
れた場合に、他方の部分領域のデータを変更するもので
ある。例えば、第1の部分領域が表データを有してお
り、第2の部分領域がその表データに基づくグラフを表
示するものである場合に、第1の部分領域にある表デー
タのデータが、表計算プログラムにより変更された場
合、相関関係手段は、第1の部分領域が表データであ
り、第2の部分領域がその表データに基づくグラフ領域
であるという相関関係を用いて、第2の部分領域にある
グラフの表示を自動的に変更する。
【0026】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明に係るアイコンを用いた情
報処理装置の一例であるワードプロセッサのブロック図
を示す図である。1はワードプロセッサの処理を行うプ
ロセッサである。2はプロセッサ1内部にあるアイコン
表示プログラムである。アイコン表示プログラム2は、
作成された文書領域の中から一部分の領域を指定して、
アイコンに対応させ文書領域の代わりにアイコンを表示
する。3はアイコン起動プログラムである。アイコン起
動プログラム3は、アイコン表示プログラム2において
表示されたアイコンを選択することにより、アイコンを
起動し、アイコンに対応した部分領域を表示する。4は
領域計算プログラムである。領域計算プログラムは、ア
イコンに対応した部分領域の相関関係を計算式として表
し、この計算式を作成編集し、あるいは実行するプログ
ラムである。5はキーボードや、マウス等の入力部、6
aはCRTなどの表示部,6bはプリンタなどの印刷部
である。7はワードプロセッサ以外の例えば表計算プロ
グラム、グラフ表示プログラム、あるいは図形作成プロ
グラム等の各種処理プログラムである。8はアイコンの
情報を記憶するアイコン情報記憶部である。9は文書フ
ァイルを記憶する文書ファイル記憶部である。
【0027】図2(a)は、アイコンを説明するための
図である。この実施例において扱うアイコンの属性に
は、レイアウト属性,セキュリティ属性,マルチメディ
ア属性の3種類がある。レイアウト属性とは、文書中の
部分領域をアイコンにした場合に、文書のレイアウトを
変更するか、或いは元のままにしておくかというような
文書のレイアウトを決定するための属性である。次にセ
キュリュティ属性はアイコンを一般のオペレータが扱え
る通常のアイコンとすべきか、特定のオペレータにだけ
扱えるようにするかというアイコン化された部分領域の
セキュリュティに関する属性である。さらに、マルチメ
ディア属性とは、アイコン化された領域にもともとどの
ような情報が存在していたかというメディアの種類を示
す属性である。この3種類の属性は一つのアイコンに対
して必ず割り付けられる属性である。以下この3種類の
属性について、それぞれ説明する。
【0028】レイアウト属性には位置アイコン,領域ア
イコン,オーバレイアイコンがある。位置アイコンと
は、アイコンに対応する部分領域の位置を示すアイコン
である。領域アイコンとは、アイコンに対応する部分領
域を保存したまま表示するアイコンである。オーバレイ
アイコンは、他の文字等の情報とアイコンに対応する部
分領域がオーバレイして出力されることを示すアイコン
である。これらのレイアウト属性は例えばアイコンの外
形等により判別することが可能である。図2に示したよ
うに、位置アイコンは円の外形を有して表示され、領域
アイコンは四角の外形を有して表示される。又オーバー
レイアイコンは反転表示して示される。
【0029】次に、セキュリティ属性には、通常アイコ
ンと秘密アイコンがある。秘密アイコンとはパスワード
等により、作成されたアイコンである。このセキュリテ
ィ属性もアイコンの表示形態により視覚的に判別可能で
ある。例えば図2に示すように、通常アイコンは通常の
輝度で表示され、秘密アイコンは半分の輝度である半輝
度で表示される。
【0030】次にマルチメディア属性には文字アイコ
ン,表アイコン,グラフアイコン,図形アイコン,イメ
ージアイコン,音声アイコン,アニメーションアイコ
ン,動画アイコン,混合アイコン等が存在している。そ
れぞれのアイコンは、文字,表,グラフ,図形,イメー
ジ,音声,アニメーション,動画、あるいはこれらの混
合された情報をアイコン化したものであることを示して
いる。ここで文字とは、キーボード等から入力されるア
ルファベットあるいは数字等を指す。又表とは、キーボ
ード等から入力されるアルファベットあるいは数字等を
けい線で囲んだものを言う。又、グラフとは棒グラフ、
円グラフ、折れ線グラフ等のグラフを言う。又、図形と
は線、丸、三角、四角等の単純な形状及びこれらの単純
な形状が組み合わさって作られた複雑な形状を含めて図
形という。又、イメージとは写真やファクシミリ情報や
ビットマップ情報等を言う。又音声は、人あるいは動物
等が発生する声あるいはコンピュータ等から合成されて
発生される声を言う。又、アニメーションとは一こま一
こまの絵を順に表示することにより構成された漫画或い
は映画等を言う。又、動画とは、テレビカメラによりビ
デオテープ等に記録され再生される画像を言う。又、混
合とは、先に述べた各種類のメディアが、アイコン化し
た一つの部分領域の中に複数種類存在している場合をい
う。これらマルチメディア属性は、アイコンの内部に記
載されるパターンにより視覚的に識別することが可能で
ある。例えば、図2に示すように、文字アイコンはa,
b,c,・・・のように、アイコン内部のパターンとし
てアルファベットを使用する。又、表アイコンは表に用
いるけい線を概略化したパターンを用いる。グラフアイ
コンはX軸とY軸と折れ線グラフのパターンを用いる。
図形アイコンは三角、丸、四角、プラスのパターンを用
いる。イメージアイコンは「IM」というパターンを用
いる。音声アイコンは人間の口のパターンを用いる。ア
ニメーションアイコンは、人の顔のパターンを用いる。
動画アイコンはテレビカメラのパターンを用いる。又混
合アイコンは「MIX」というパターンを用いる。この
ようにマルチメディア属性を表すのにそれぞれのパター
ンを用いることにより、アイコン化されている部分領域
に合った情報の種類が即座に視覚的に識別することが出
来る。
【0031】一つのアイコンは、以上述べたレイアウト
属性とセキュリティ属性とマルチメディア属性という3
種類の属性を有している。図2(b)〜(d)は、これ
らの属性が組みあわされた場合の一例を示している。例
えば、あるひとつのアイコンは、位置アイコンであり、
かつ秘密アイコンであり、かつ文字アイコンであるとい
うことが可能である。この場合は、図2(b)に示すよ
うに、丸の形状の中にアルファベットAが半輝度で表示
されることになる。同様に他のひとつのアイコンは、領
域アイコンであり、秘密アイコンであり、表アイコンで
あるということが可能である。この場合は、図2(c)
に示すように、四角のアイコンの中に表アイコンを示す
けい線が半輝度で表示されることになる。又ある一つの
アイコンは、領域アイコンであり、かつ通常アイコンで
あり、かつイメージアイコンであるということが可能で
ある。この場合には、図2(d)に示すように四角形状
の中にIMというパターンが通常輝度で表示されること
になる。以上のように、レイアウト属性とセキュリティ
属性とマルチメディア属性は、自由に組み合わせること
が可能である。又、これらの属性の組み合わせはアイコ
ンの外形、形状、及びアイコンの内部のパターン、及び
これらの表示輝度等により、オペレータが一見しただけ
で、即座に判定することが可能である。なお、図2に示
したアイコンの形状、或いは輝度、或いはアイコンのパ
ターンはシステムがあらかじめ用意したものであり、特
に指定が無い限りアイコンはこれらの属性を以て表示さ
れることになるが、特にアイコンのパターンを変えたい
場合が存在する。この場合にはあらかじめアイコンのパ
ターンを作成しておき、アイコン化した領域に対してあ
らかじめ作成した特別なパターンを割り当てることが可
能である。このオペレーション及び仕組みについては、
改めて後述する。
【0032】次に図3から図6を用いて文書領域におい
て、一部の文書をアイコンにする場合について説明す
る。図3はワードプロセッサを用いて作成した文書がひ
とつの表示装置に表示されている場合を示している。ま
た、図3において、いちばん下の行にはこのワードプロ
セッサが提供している機能をメニュー形式で表示してい
る。図3において、メニューから「範囲」を選択するも
のとする。そして図4に示すように、「マルチメディア
の文書」から「ければならない」という表示されている
文書の一部分を範囲指定したものとする。範囲指定した
領域は図4に示すように、枠で囲まれるものとする。こ
のように範囲指定が終わると図4に示すように、メニュ
ーにはこの範囲指定した領域を複写するのか移動するの
か削除するのか、それともアイコンに対応させるかとい
う次のメニューが表示される。図4において、「アイコ
ン」を選択するとすると、図5において、このアイコン
を図2に示したレイアウトアイコンのうちの位置アイコ
ンにするか、領域アイコンにするか、オーバレイアイコ
ンにするかのメニューが表示される。
【0033】図5において位置アイコンにすることを選
択したものとすると、図6に示すように、図4の枠で囲
まれた部分領域は図6に示すようにアイコンAになって
表示される。図5において位置アイコンを指定している
ために、アイコンの表示に必要な1行分のみが使用さ
れ、図4において、範囲指定されていた3行分の部分領
域は図6においては表示されない。もし、図5におい
て、位置アイコンではなく、領域アイコンを選択した場
合には、図7に示すように、アイコンAが表示されると
ともに、図4に示した3行の部分領域はそのまま枠とな
って表示される。アイコンAから元の3行分の情報を復
元するには、アイコンAを起動させなければならない。
たとえば、カーソルをアイコンAにおき、マウスでダブ
ルクリックすることによりアイコンAを起動する。
【0034】図8(a)は前述した図3から図7に示し
た文書のファイル形式を示したものである。図8(a)
において、10は文書ファイルである。11は文書ファ
イル10内に、あるいは、独立したファイルとしてアイ
コン表示プログラム2により作成されたアイコン情報で
ある。12はアイコン情報11のヘッダー部である。1
3はアイコン情報11の表示印刷用データである。アイ
コン表示プログラム2により、文書の一部分がアイコン
として表示されるような場合には、図8(a)に示すよ
うに、その部分領域にはアイコンAが挿入されるととも
に、そのアイコンAに対して、アイコンAのアイコン情
報としてヘッダー部と表示印刷用データを持つアイコン
情報が作成される。例えば、前述した図4に示した3行
の部分領域は、図8の表示印刷用データ13として、管
理情報をもつヘッダーとともに、アイコン情報としてア
イコン情報記憶部8に記憶される。
【0035】図8(b),(c),(d),(e)は文
書ファイル10及びアイコン情報11の幾つかの記憶状
態を示す図である。図8(b)は文書ファイル10の内
部にアイコン情報11aと11bが挿入されている場合
である。従ってこの場合は、ファイルXという一つファ
イルの中に、文書ファイル10とアイコン情報11a,
11bが収められていることになる。次に図8(c)
は、文書ファイル10とアイコン情報11がそれぞれフ
ァイルXとファイルYに分かれて記憶されている状態を
示している。ファイルXのアイコンが存在する部分には
ポインタが置かれ、このポインタはファイルYに記憶さ
れているアイコン情報11a及び11bをそれぞれ指し
示している。次に図8(d)は文書ファイル10とアイ
コン情報11aとアイコン情報11bが、それぞれ別の
ファイルに格納されている場合を示している。文書ファ
イル10はファイルXに記憶され、このファイルXに記
憶された二つのポインタはそれぞれファイルYに収めら
れたアイコン情報11aを指し示し、或いはファイルZ
に収めれたアイコン情報11bを指し示している。次に
図8(e)は文書ファイル10の内部にアイコン情報1
1aを有していると共に、ファイルYに収められたアイ
コン情報11bをポインタにより指し示している状態を
示したものである。以上述べたように文書ファイル10
及びアイコン情報11は、いろいろな状態により記憶す
ることが可能である。この意味で図1に示したアイコン
情報記憶部8と文書ファイル記憶部9は、物理的に記憶
部が分かれているということを意味するものではなく、
論理的にアイコン情報を覚えている記憶領域と文書ファ
イルを記憶している領域が存在しているということを意
味するものである。
【0036】次に図9から図11を用いてオーバレイア
イコンの一実施例について説明する。図9に示すよう
に、ABC会社の請求書のレイアウトが範囲指定され
て、これが図9に示すメニューによりアイコン化される
場合について説明する。図9において、請求書のレイア
ウトをアイコン化することを選択すると、図10に示す
ように、位置アイコンか領域アイコンかオーバレイアイ
コンかの選択をすることになる。ここでオーバレイアイ
コンを選択するものとする。すると図11に示すように
図9に示した請求書のレイアウトはオーバーレイアイコ
ンとして画面の左上に表示される。ここで表示されるオ
ーバーレイアイコンは、けい線をアイコン化したもので
あるため、図2に示したように、表アイコンを反転表示
したものがオーバーレイアイコンとして表示されること
になる。そしてこのオーバーレイアイコンの後に請求書
を発行する相手先の会社、及び商品、及び数量、及び金
額、及び合計を入力し、これを連続させて一つの文書フ
ァイルを作成することが出来る。アイコン情報記憶部8
はこのオーバーレイアイコンがオーバレイアイコンであ
ることをアイコン情報として記憶する。この文書が印刷
される場合には、オーバレイアイコンに対応する請求書
のレイアウトとそれ以下に続く文書テキストがオーバレ
イして印刷されることになる。
【0037】次に図12から図15を用いて秘密アイコ
ンの場合の一例について説明する。図12に示すよう
に、この文書ファイルは人事評価の一覧が収められた文
書である。この人事評価の部分を範囲指定し、図13の
ように枠表示をし、メニューから「アイコン」を選択す
ることにより、図14(a)に示すように次のメニュー
が表示される。この場合にはまずアイコンを領域アイコ
ンとするため「領域」を選択する。すると、この「領
域」を秘密にするかどうかを指定するためのメニューが
図14(b)のように表示される。ここで秘密アイコン
とするために、「秘密」を選択する。「秘密」を選択し
た場合にはパスワードの入力が必要になり、たとえば、
4文字の英数字記号を入力しなければならない。パスワ
ード4文字を入力した後は図15(a)に示すように、
秘密アイコンが表示される。ここで表示される秘密アイ
コンは、文字領域をアイコン化したものであるため、ア
ルファベットAが領域アイコンを示す四角の中に半輝度
で表示されることになる。このように人事評価等の他人
に秘密にしておかなければならない部分だけをアイコン
化し、かつパスワード等により、容易に他人からアクセ
ス出来ないようにするのが秘密アイコンである。この秘
密アイコンが起動された場合にはパスワードを入力しな
ければその中身を表示しない。図15(b)は、この秘
密アイコンが起動される場合の一例を示す図である。マ
ウス等により秘密アイコンAをダブルクリックすること
により秘密アイコンが起動される。秘密アイコンが起動
された場合には、画面下のメニューにパスワードの入力
がうながされる。オペレータがキーボード等から4文字
のパスワードを入力し、カーソルを「起動」に移動し
て、起動を選択した場合には、秘密アイコンに対応する
部分領域が表示される。もし、秘密アイコンであること
を解除したい場合には、パスワード4文字を入力した後
に、カーソルを図15(b)のメニューの「秘密解除」
に移動させ選択することにより、このアイコンは秘密ア
イコンであることを解かれ、通常アイコンとして機能す
る。又すでに一度指定したパスワードを変更したい場合
には、パスワードを4文字入力した後、カーソルを「パ
スワード変更」に移動させ、これを選択することによ
り、新たなパスワードを入力することが可能になる。
【0038】次に図16から図19を用いてマルチメデ
ィアアイコンの中の表アイコンについて説明する。図1
6に示すように、フットボールの試合の成績が一覧表に
なっていた場合にこの表を範囲指定し、これをアイコン
にすることを指定する。図17において、これを位置ア
イコンとすることを指定し、更に図18においては、こ
のアイコンを何れのメディアのアイコンにするかを選択
する。この場合は表であるので表を選択するものとす
る。すると図19に示すように、アイコンが位置アイコ
ンとして表示される。図19を見るとアイコンは丸の中
にけい線のパターンが表示され位置アイコンでありかつ
表アイコンであることが一目して判別でき、これらの属
性はアイコン情報記憶部8に記憶される。
【0039】次に図20から図23を用いてイメージア
イコンを表示する場合について説明する。図20は山の
イメージが表示されている文書である。このイメージが
表示されている領域を範囲指定し、これをアイコンにす
る場合を説明する。図20において「アイコン」を選択
し、図21においてこれを領域アイコンとすることを選
択し、図22において、これをイメージアイコンとする
ことを選択する。その結果図23に示すようにアイコン
が領域アイコンとして表示される。アイコン情報記憶部
8はこの領域アイコンがイメージアイコンであることを
アイコン情報として記憶する。なおこの例では、図22
に示すように、指定された領域にあるメディアが文字で
あるか、表であるか、グラフであるか、図形であるか、
イメージであるか、音声であるか、アニメーションであ
るか、動画であるか、あるいはこれらの混合であるかを
メニューから選択する場合を示したが、システム側が指
定された領域がすでにイメージであることが分かってい
る場合には、図22に示したようにメディアを選択する
ためのメニューを表示する必要はなく、図21におい
て、「領域」を選択すると、図23のように、イメージ
アイコンを自動的に生成させることが可能である。オペ
レータは図23に示すように、「IM」というパターン
を認識することにより、アイコン化された領域のメディ
アはイメージであることを判別することが出来る。
【0040】次に、図24から図27を用いて音声アイ
コンの場合について説明する。図24に示すように、質
問と回答が表示されている場合に、この質問を音声アイ
コンとする場合について説明する。図24において、質
問である「鼻の長い動物は何かな?」を範囲指定し、こ
れをアイコンにすることを指定する。次に図25でこれ
を位置アイコンとすることを指定し、図26において、
更に、これを音声アイコンとすることを指定する。図2
7においては、「鼻の長い動物は何かな?」という質問
がアイコンAに置き換えられる。そしてアイコンAを起
動すると、「鼻の長い動物は何かな?」という音声が出
力されることになる。
【0041】次に図28から図35を用いてアイコンを
用いた編集処理について説明する。まず、アイコンを複
写する場合について説明する。図28において範囲を選
択し、アイコンAを選択するものとする。そして、図2
9において複写を選択し、アイコンAを複写する複写先
を指定すると、アイコンAが複写先にも表示されること
になる。これでアイコンAに対応する部分領域が複写さ
れる。
【0042】次にアイコンAを移動する場合について説
明する。図30において、メニューより「範囲」を選択
し、アイコンAを選択するものとする。そして図31に
おいて、メニューから「移動」を選択し、アイコンAを
移動する先を指定する。すると、アイコンが指定された
位置に移動する。以上の動作によりアイコンAに対応す
る部分領域の情報を移動することができる。
【0043】次に図30及び図31を用いてアイコンの
パターン変更について説明する。図2において、すでに
述べたように、アイコンの属性によってシステムはあら
かじめそのアイコンの外形や、アイコン内部に表示する
パターンを定義している。しかし、オペレータが特別な
アイコンの形状や特別なアイコンのパターンを表示させ
て使用したい場合が存在する。この場合には、まず、使
用したいアイコンの形状パターンをあらかじめ図示しな
い他のアイコンのパターン作成プログラムにより、一つ
のファイルとして記憶する。そして、図30に示すよう
に、一度システムが持っている標準の外形及び標準のパ
ターンにより、アイコンを作成する。図30において、
アイコンAは領域アイコンでかつ、文字アイコンである
ことを示している。次に、このアイコンAを選択し、次
に図31に示すように、メニューから「パターン変更」
を選択する。このパターン変更が選択されると、表示す
べきアイコンのパターンが収納されているファイル名の
入力がうながされる。この時、オペレータがアイコンの
パターンを記憶したファイル名を入力することにより、
図30で選択したアイコンAのパターンが、図31の
「パターン変更」により入力したファイル名をもつファ
イルに記憶されているパターンに変更される。したがっ
て、あらかじめ複数のアイコンの形状/パターンを記憶
したファイルを作成しておくことにより、オペレータは
自分の目的に最も良いと思われるパターンを任意に選択
することが可能になる。
【0044】次にアイコンAを含む範囲の編集について
説明する。図32に示すように、アイコンAが表示され
た状態で範囲を指定する。そして図33に示すように、
アイコンAをその一部分に含む領域を範囲指定し、枠を
表示する。この時点で「アイコン」を選択するものとす
る。すると新たなアイコンBが表示される。図34はこ
の新たなアイコンを示す図であり、アイコンBが表示さ
れている。このアイコンBはかっこ書きでアイコンAを
含んでいることを示している。
【0045】図35は図34に示したように、アイコン
が他のアイコンを含む場合のアイコンの表示方法を示し
たものである。図35(a)に示すようにアイコンAが
アイコンBとアイコンCをそれぞれ含んでいる場合には
A(B,C)というような表示によりアイコンが表示さ
れる。又、アイコンAがアイコンBとアイコンCを含み
更に、アイコンBがアイコンDを含んでいる場合にはA
(B(D),C)というように表示される。
【0046】図36は図35(a)のように、アイコン
AがアイコンBとアイコンCを含んでいる場合のファイ
ルのフォーマットを示した図である。前述したように、
図36において10は編集している文書である。11a
はアイコンAに対応するアイコン情報である。この11
aにはアイコンBとアイコンCに対応するアイコン情報
11bと11cとが含まれている。このように、アイコ
ン情報は更に次のアイコン情報を含むことが可能であ
る。
【0047】今までの説明においては、文書領域にすで
に存在する文書をアイコンにする場合を示してきたが、
次に図37から図41を用いてアイコンを起動すること
により、他のプログラムが起動される場合の例について
説明する。
【0048】図37に示すように、文書を作成している
途中で、例えばグラフの領域を定義したい場合が出て来
る。その場合には、図37に示すように、グラフの領域
を範囲指定する。そして、この範囲指定されたものをア
イコンにする為にメニューから「アイコン」を選択す
る。図38において、このアイコンを位置アイコンとす
ることを指定すると、図39に示すように、アイコンが
位置アイコンとして表示される。この時点では、この領
域がどのようなメディアにより、使用されるか不明な
為、位置アイコンとして丸印が表示されるのみであり、
その丸印の内部のパターンは表示されない。その後、オ
ペレータは文書の入力を続行する。図39に示すように
アイコンを作成して、その後このアイコンを選択するこ
とにより、アイコンを起動する。すると、図40に示す
ようなメニューが表示される。オペレータがアイコンに
対応してグラフを作成したい場合には、このメニューか
らグラフを選択する。その結果、このアイコンに対応す
る領域はグラフが作成されることが判明するので、図4
1に示すように、位置アイコンを示す丸印の中にグラフ
のパターンが表示される。又、同時に図41に示すよう
に、新たなウィンドウ20が表示される。このウィンド
ウはグラフ作成プログラムにより、表示される。このグ
ラフ作成プログラムは、文書を作成していたワードプロ
セッサとは独立したプログラムであるため、このように
異なるウィンドウを用いて動作する。
【0049】このグラフ作成プログラムの指示により例
えばオペレータが棒グラフを選択し、X軸にクラスを割
り振り、Y軸に人数を割り振り、クラスとしてAとBと
Cの3クラスを入力し、人数として40,50,30と
いう値を入力すると、ウィンドウ20に示したような棒
グラフが表示されることになる。そして、このグラフ作
成プログラムを終了すると、このウィンドウ20に作成
された棒グラフがアイコンAに対応するグラフとしてア
イコン情報記憶部に記憶される。
【0050】図42は図41に示したアイコンAに関す
るアイコン情報を記憶するフォーマットを示した図であ
る。図42において10は、文書テキストである。11
はアイコンAに対するアイコン情報である。アイコン情
報11はヘッダー部12と表示印刷用データ13と元デ
ータ14から構成されている。表示印刷用データ13
は、ウィンドウ20において、グラフ作成プログラムに
より作成されたグラフのイメージを記憶している。又、
元データ14はグラフ作成プログラムに入力された棒グ
ラフ,クラス,人数,クラス名,人数等のグラフを作成
するための元データが記憶されている。
【0051】ここで、このアイコンAを起動すると、グ
ラフ作成プログラムが起動され、再びウィンドウ20が
表示される。そして、必要な修正、編集を加えることに
よりこのグラフの編集を行うことが可能である。グラフ
作成プログラムが終了する時点では、再び修正されたグ
ラフがアイコンAに対応して記憶される。この場合は図
42に示したように、表示印刷用データ13と元データ
14が変更された新たな状態でアイコン情報として記憶
される。
【0052】次に図43と図44を用いて領域のアイコ
ン化と領域の編集について説明する。今まで説明したよ
うに、文書の一部を領域化しこれをアイコン化すること
が可能である。図43に示したように文書内のグラフ領
域を指定し、これをアイコンにすることが可能である。
これを領域のアイコン化という。又図44に示すよう
に、アイコンをダブルクリックすることにより、アイコ
ンを起動することが可能である。図44におけるアイコ
ンの起動とはこのアイコンに対応したアプリケーション
プログラムを起動させることであり、このアプリケーシ
ョンプログラムが起動することにより、グラフの編集が
可能になる。アプリケーションプログラムが起動された
場合には、アプリケーションが動作するための別な編集
画面(ウィンドウ)が表示され、アプリケーションプロ
グラムはこの編集画面を用いてグラフを作成する。この
アプリケーションプログラムにより編集された結果は、
アイコンに対応したアイコン情報として記憶され、アイ
コンを選択することにより文書のアイコンで指定された
領域に表示することが可能である。
【0053】次に前述したような領域をアイコン化した
文書を印刷する場合について図45を用いて説明する。
領域をアイコン化した文書を印刷する場合は、アイコン
をそのまま文書内に表示したまま印刷する場合と、アイ
コン化した領域を復元して印刷する場合が存在する。ア
イコンのまま文書を印刷する場合には、たとえば、グラ
フ領域や、図形領域や、イメージ領域を印刷することが
省略出来る為に、印刷が早く終了することになる。又、
逆にアイコン化された部分を復元して文書を印刷する場
合には、グラフ領域や、図形領域が復元されて印刷出来
る為に、最終的に得られる結果を見る事が可能である。
【0054】以下図45を用いてアイコン化した領域を
復元する場合に、自動レイアウトして文書を印刷する場
合について説明する。図45において10は文書テキス
トである。13は文書テキスト10内のアイコンに対応
したグラフである。文書テキスト10内にあるアイコン
は位置アイコンであるとする。この文書テキスト10を
印刷する場合は、位置アイコンが存在する部分にグラフ
13が指定された領域をもって印刷されることになる。
従って、アイコンの以降に記載されていた文書テキスト
は、次のページにシフトされて印刷されることになる。
すなわち、図45(a)に示したように1ページに収め
られていた情報は図45(b)と(c)に示すように1
ページと2ページの情報に再レイアウトされて印刷され
ることになる。このように、図形や表等をアイコンにす
ることにより、これら図形や表等のアプリケーションプ
ログラムによって作成される情報を常に文書テキスト1
0上に表示する必要がなく、印刷時にはこれらアプリケ
ーションプログラムによって作成された情報を挿入し、
テキストの自動レイアウトを行うことにより、正しい印
刷を得ることが可能になる。
【0055】次に図46及び図47を用いてアイコン情
報の詳細について説明する。図46はアイコン情報のフ
ォーマットを示す図である。ヘッダー部12はアイコン
の種類あるいはユーザーアプリケーションを起動するた
めに必要な情報を持っている。このヘッダー部12の詳
細なフォーマットについては図47を用いて後ほど説明
する。表示・印刷用データ13はアイコンに対応する文
書テキスト及びアプリケーションプログラムが作成した
データであり表示あるいは印刷に用いるデータである。
この表示印刷用データは、もし表示装置と印刷装置が全
く同様の仕様を持つならば、同一の形式で共通化したデ
ータを持つことが出来る。しかし表示装置と印刷装置が
異なる解像度や異なる色等を持っている場合には、表示
装置用データと印刷用データをそれぞれ分けて記憶する
ようにする。元データ14はアプリケーションプログラ
ムが表示・印刷用データ13を作成するために用いたデ
ータである。
【0056】次に図47を用いてヘッダー部12の詳細
について説明する。識別子15はアイコンを識別するた
めの識別子が格納される場所である。図2に示したよう
にアイコンにはいろんなタイプが存在し、この識別子に
よりそれぞれのタイプを識別する。次にAP名16は、
アイコンに対応してアプリケーションプログラムが存在
する場合に、そのアイコンが起動された場合のアプリケ
ーションプログラム名を記述する場所である。次に元デ
ータ名17はアプリケーションプログラムが用いるデー
タのファイル名を示す場所である。図46に示すように
元データ14は、アイコン情報11の元データ14に記
憶されるのが通常であるが、この図47の元データ名1
7にファイル名が記載されている場合には、元データを
図46に示した元データ14に記憶する必要はなく、別
個の独立のファイルとして元データを指定することが可
能になる。AP名/元データ名のパス名18は、AP名
16で指定したアプリケーションプログラム名のパス名
を示す場所である。あるいは元データ名17で示したフ
ァイルが存在するパス名を示す場所である。このAP名
/元データ名のパス名18にパス名が存在する場合には
アプリケーションプログラムを探す場合に、あるいは元
データを探す場合には、このパス名を先に検索する。次
に表示・印刷用データサイズ19は、表示・印刷用のデ
ータ領域のサイズを持つ場所である。例えば、メモリサ
イズで10Kバイトのサイズが必要であるならば、10
Kバイトというサイズがこの場所に記憶される。この表
示・印刷用データサイズにおいても表示用と印刷用のサ
イズが異なる場合には、それぞれ表示用データサイズ及
び印刷用データサイズが別個に独立に記憶される。Xサ
イズ20とYサイズ21は表示・印刷用データを展開す
る場合のX方向のサイズとY方向のサイズを記憶する場
所である。このXサイズYサイズはセンチメートル単位
あるいはインチ単位あるいはBMUなどの単位を用いて
値が記憶される。又、前述したように表示用と印刷用の
XサイズとYサイズがそれぞれ異なる場合には、表示用
Xサイズ、Yサイズ、及び印刷用Xサイズ、Yサイズが
それぞれ別個に記憶される。次に元データ形式22は、
元データ名17あるいは元データ14で指定されたデー
タ、元データの形式を示す場所である。たとえば、元デ
ータ形式の例としては、アスキーコードのテキストファ
イル形式,SYLK形式,TIFF形式,GKS形式,
CORE形式,GIS水準10形式,JIS水準40形
式などが考えられる。この元データ形式20に用いられ
る形式はAP名16で指定されたアプリケーションプロ
グラムが使用するために指定される。従って元データ形
式としては他のプログラムから参照され入力されること
が多いことから、データ交換用に用いられる形式である
ことが望ましい。表示処理種別23は、アイコン表示を
行うかアプリケーションプログラムが作成したグラフや
図等のデータを表示するかを区別するためのフラグを記
憶する場所である。この表示処理種別により、前述した
位置アイコン及び領域アイコン及びオーバレイアイコン
のアイコンを表示する方式も区別することが可能であ
る。
【0057】次に表示処理起動タイミング24は、アプ
リケーションプログラムの結果を表示するタイミングを
示す場所である。表示処理起動タイミングの種類として
は、 (1)ユーザーの明示的な起動による場合 (2)文書処理起動時に実行する場合 (3)ページ展開時に実行する場合 (4)文書処理終了時に実行する場合 などが考えれる。
【0058】次にアイコンファイル名25は、アイコン
の表示イメージが記憶されたファイル名を示す場所であ
る。前述した例ではアイコンAあるいは、アイコンBと
いうイメージでアイコンを表示してきたが、このアイコ
ンファイル名25を用いることにより、アイコンのイメ
ージを自由に設計し、ファイルとして格納しておくこと
により、任意のアイコンのイメージを用いることが可能
になる。
【0059】次に印刷用アプリケーション26は、文書
テキストファイルが印刷される場合に起動されるアプリ
ケーションプログラムの名前を示す場所である。これは
特に印刷用のアプリケーションプログラムが別個に存在
する場合に、そのファイル名を記憶する。
【0060】次に印刷処理起動タイミング27は印刷処
理を起動するタイミングを記憶する場所である。この印
刷処理起動タイミングの種類としては、表示処理起動タ
イミング24で示したように、 (1)ユーザの明示的な起動による場合 (2)文書処理起動時に実行する場合 (3)ページ展開時に実行する場合 (4)文書処理終了時に実行する場合 などが考えられる。
【0061】次に印刷処理種別28は、前述した表示処
理種別23と同様の機能を印刷の場合に示すものであ
る。すなわち、印刷する場合にアイコンのまま印刷する
か、あるいはアプリケーションプログラムが作成したデ
ータを印刷するか等の区別を示す場所である。アイコン
のまま印刷する場合には、前述したように領域を省いて
印刷することが出来るため、必要な部分のみを印刷する
ことになり、印刷が早く終了する。又、一方アイコンを
復元して印刷する場合には、完全な結果を印刷すること
が出来ることになるが、グラフやイメージ等を印刷する
ことになり印刷時間が多く必要になる。又この場合に
は、アイコンが位置アイコンの場合には、対応する領域
に拡大されて復元されるために前述したようにレイアウ
トの自動配置が行われる。
【0062】次にAP領域29は、ユーザアプリケーシ
ョンプログラムが使用する場所である。このAP領域2
9には、アプリケーションプログラムが必要に応じてバ
ージョン名、領域名、コメント等のアプリケーションプ
ログラムが動作するあるいは記憶しておくための場所で
ある。
【0063】次に、パスワード30はアイコンの種類が
秘密アイコンである場合のパスワードを記録する場所で
ある。
【0064】次に終了識別子31はこのヘッダー部12
が終了することを示す場所である。
【0065】次に図48を用いてアプリケーションプロ
グラムが起動される場合の動作について説明する。ま
ず、文書処理プロセッサ1がオペレータからのマウスの
ダブルクリックにより、アイコンが起動されたことを検
知すると、文書処理プロセッサ1がS1に示すように、
アイコン情報記憶部8に記憶されたアイコンの情報をチ
ェックし、対応するアイコン情報のAP名16が存在す
るかどうかをチェックする。もしAP名が存在する場合
には、文書処理プロセッサ1はS2においてそのアプリ
ケーションプログラムを起動する。そして文書処理プロ
セッサ1はアプリケーションプログラムが実行され終了
するのを待つ。もしアプリケーションプログラムが終了
し、アプリケーションプログラムから正常終了であるこ
とがリターンされてきた場合には、そのアプリケーショ
ンプログラム7aによる実行結果をアイコン情報の表示
印刷用データあるいは元データに記憶する。もしアプリ
ケーションプログラム7aから異常終了した場合のリタ
ーンが返された場合には、表示印刷用データ及び元デー
タは更新されない。又、アプリケーションプログラム7
aの実行中に文書処理プロセッサ1自身が異常終了ある
いは強制終了等の終了処理に入った場合には、アプリケ
ーションプログラム7aに対してシグナルを発生する。
一方、アプリケーションプログラム7a,7bが、文書
処理プロセッサ1により起動された場合について説明す
る。まず文書処理プロセッサ1から終了処理に入った場
合に発生させられるシグナルが来た場合の終了処理を登
録する。次に文書処理プロセッサから元データとして指
定されたデータ、あるいは元データ名17で指定された
ファイル名が渡された場合には、そのデータ形式を元デ
ータ形式22に記された形式を参照しながら、アプリケ
ーションプログラムが利用出来るデータに変換し、アプ
リケーションプログラムで利用できるデータを作成す
る。そしてアプリケーションの処理を実行し、アプリケ
ーションプログラムが終了した場合には、実行した結果
から文書処理プロセッサ1の表示印刷データ及び元デー
タを更新する。最後にアプリケーションプログラムの終
了が、正常終了であるか、異常終了であるかを文書処理
プロセッサ1にリターンする。
【0066】次に図49及び図50を用いて領域に名前
を設け、領域間の計算式を定義可能とすることにより、
領域間のデータに相関関係を持たせることが可能となる
例について説明する。図49(a)において、40は文
書テキスト領域であり、その領域の名前は領域Aであ
る。又41はグラフ領域であり、その領域の名前は領域
Bである。43は表領域であり、その領域の名前は領域
Dである。図49(b)は図49(a)に示した領域間
の計算式を示す一例である。44は領域Dの表データを
元に領域Bのグラフを作成し表示することを示す計算式
である。45は領域Dの表データから領域Cの図形デー
タを描画することを示す計算式である。46は領域Bと
領域Cと領域Dから領域Aという文書テキストが構成さ
れていることを示す計算式である。このように、領域間
を計算式で定義することにより、例えば、領域Dの表デ
ータを変更した場合には、計算式44及び45で示され
たように領域Bのグラフ及び領域Cの図形も自動的に変
更される。
【0067】次に図50はアイコンを用いて前述した計
算式を設定する場合の例を示した図である。図に示すよ
うにアイコンAには作表処理のアプリケーションプログ
ラムが対応し、同様にアイコンBにも作表処理のアプリ
ケーションプログラムが対応し、それぞれ表データを有
しているものとする。ここで、計算式をC=グラフ(A
+B)というように設定した場合には、アイコンCに対
しては、グラフ作成アプリケーションプログラムが対応
し、アイコンAとアイコンBに対応する表データを加算
した上でグラフを作成し、これをアイコンCで定義され
た領域に表示する。ここで、アイコンAあるいはアイコ
ンBの表データが変更された場合には、この計算式によ
り、アプリケーションプログラムは変更された表データ
に基づいてグラフの編集をし直して再び表示する。ここ
でグラフ用のアプリケーションプログラムが起動するタ
イミングは、前述したように、図47に示す表示処理起
動タイミング24の指定により行うことが可能である。
【0068】実施例2.上記実施例1においては、アプ
リケーションプログラムが、その実行結果を表示印刷用
データ13及び元データ14を更新する場合を示した
が、アプリケーションプログラムが直接アイコン情報1
1の表示印刷用データ13及び元データ14を更新しな
くてもかまわない。この場合にはアプリケーションプロ
グラムは独自にその結果をファイルとして登録すればよ
い。そしてそのファイルは、図47に示したヘッダー部
12に、アプリケーションプログラムが作成したファイ
ル名を指定する場所を追加することにより参照すること
が可能になる。このように、アプリケーションプログラ
ムが作成した表示印刷用データあるいは元データ等を別
ファイルに記憶することにより、アイコン情報の容量を
削減することが出来、ひいては文書テキストファイルの
情報量を削減することが出来る。
【0069】実施例3.上記実施例1においては、メニ
ューを画面の下の行に表示する場合を例にして説明した
が、このメニューの表示位置は画面の下の行に限るもの
ではなく、例えば上の行にある場合でもかまわない。
又、画面の左側あるいは右側にある場合でもかまわな
い。あるいはプルダウンメニューを用いるような場合で
もかまわない。あるいはメニュー表示によるものではな
く、例えば、ファンクションキーの選択により、前述し
たような機能を選択するような場合であってもかまわな
い。又、前述したオペレーションの順序やオペレーショ
ンの種類は一例であり、オペレーションの順序や、オペ
レーションの機能は他の順序や他の機能を用いて行って
もかまわない。
【0070】実施例4.上記実施例1においては、アイ
コンにする部分領域が行を単位にする場合を示したが、
次に図51を用いてアイコン化する部分領域が行単位で
はなく、1行の中の一部分を指定してアイコン化する場
合について説明する。図51(a)において、人の顔が
表示されている領域を位置アイコンでかつイメージアイ
コンとしてアイコン化する場合について説明する。人の
顔が表示されている領域は1行の半分までの領域であ
り、これを位置アイコンとした場合には、図51(b)
に示すように、アイコンを表示するのに一文字の領域を
必要とすると仮定した場合に、位置アイコンでありイメ
ージアイコンであるアイコンが一文字分として表示さ
れ、次に各行がこのアイコンに連続してつながることに
なる。アイコン情報には、このイメージアイコンが1行
の半分の幅を持ち、且つ4行分の高さを持つということ
が記憶されており、このイメージアイコンがダブルクリ
ックにより起動される場合には、記憶されたアイコン情
報を用いることにより、図51(a)に示すような領域
が再び確保され、レイアウトが復元されることになる。
このように、部分領域は1行を単位とする場合に限ら
ず、1行の中の部分領域をアイコン化することが可能で
ある。図52はその他の例を示すものであり、図52
(a)は人の顔を表した写真を楕円の形状で文章の間に
表示している場合を示しており、この楕円を領域として
指定してアイコン化することも可能である。又、図52
(b)に示すように三角形の部分を領域指定してアイコ
ンにすることも可能である。更に、図52(c)に示す
ように、複雑な図形を図形作成装置等で作成し、この図
形を指定することにより、複雑な図形自身を部分領域と
してアイコン化することも可能である。なお、図51あ
るいは図52に示したように、1行を単位としない領域
を位置アイコンとする場合には、文書のレイアウトが崩
れるために、このように1行を単位としない領域をアイ
コン化する場合には、位置アイコンにすることを禁止
し、領域アイコンのみが可能であるというように限定し
てしまってもかまわない。領域アイコンにすれば、その
領域は常に確保されていることになり、文書のレイアウ
トを乱すことはなくなる。
【0071】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文書領
域等の情報領域の一部をアイコン化し、このアイコンを
用いて情報を取り扱うことが出来るので、文書作成が容
易に行える。又このアイコンにアプリケーションプログ
ラムを対応させることにより、他のアプリケーションプ
ログラムで作成されたデータを容易に文書に取り込むこ
とが出来、マルチメディアを扱う文書処理が可能にな
る。又、領域をアイコン化し、その領域同士の相関関係
を定義することが出来るので一つのデータの変更に対し
て、関連する領域のデータが自動的に変更可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアイコンを用いた情報処理装置のブ
ロック図を示す図である。
【図2】この発明のアイコンの種類を示す図である。
【図3】この発明の位置アイコンの一実施例を示す図で
ある。
【図4】この発明の位置アイコンの一実施例を示す図で
ある。
【図5】この発明の位置アイコンの一実施例を示す図で
ある。
【図6】この発明の位置アイコンの一実施例を示す図で
ある。
【図7】この発明の領域アイコンの一実施例を示す図で
ある。
【図8】この発明の文書ファイルの一例を示す図であ
る。
【図9】この発明のオーバレイアイコンを説明するため
の図である。
【図10】この発明のオーバレイアイコンを説明するた
めの図である。
【図11】この発明のオーバレイアイコンを説明するた
めの図である。
【図12】この発明の秘密アイコンを説明するための図
である。
【図13】この発明の秘密アイコンを説明するための図
である。
【図14】この発明の秘密アイコンを説明するための図
である。
【図15】この発明の秘密アイコンを説明するための図
である。
【図16】この発明の表アイコンを説明するための図で
ある。
【図17】この発明の表アイコンを説明するための図で
ある。
【図18】この発明の表アイコンを説明するための図で
ある。
【図19】この発明の表アイコンを説明するための図で
ある。
【図20】この発明の図形アイコンを説明するための図
である。
【図21】この発明の図形アイコンを説明するための図
である。
【図22】この発明の図形アイコンを説明するための図
である。
【図23】この発明の図形アイコンを説明するための図
である。
【図24】この発明の音声アイコンを説明するための図
である。
【図25】この発明の音声アイコンを説明するための図
である。
【図26】この発明の音声アイコンを説明するための図
である。
【図27】この発明の音声アイコンを説明するための図
である。
【図28】この発明のアイコンの複写動作を説明するた
めの図である。
【図29】この発明のアイコンの複写動作を説明するた
めの図である。
【図30】この発明のアイコンの移動動作を説明するた
めの図である。
【図31】この発明のアイコンの移動動作を説明するた
めの図である。
【図32】この発明のアイコンの包含関係を説明するた
めの図である。
【図33】この発明のアイコンの包含関係を説明するた
めの図である。
【図34】この発明のアイコンの包含関係を説明するた
めの図である。
【図35】この発明のアイコンの包含関係を説明するた
めの図である。
【図36】この発明のアイコンの包含関係を説明するた
めの図である。
【図37】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図38】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図39】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図40】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図41】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図42】この発明のアイコンにアプリケーションプロ
グラムが対応する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図43】この発明の領域のアイコン化を説明するため
の図である。
【図44】この発明のアイコン化された領域の編集を説
明するための図である。
【図45】この発明の印刷の動作を説明するための図で
ある。
【図46】この発明のアイコン情報を説明するための図
である。
【図47】この発明のアイコン情報のヘッダー部を説明
するための図である。
【図48】この発明のプロセッサとアプリケーションプ
ログラムの動作について説明するための図である。
【図49】この発明の計算式を説明するための図であ
る。
【図50】この発明の計算式を用いたアイコンを説明す
るための図である。
【図51】この発明の他の実施例を説明するための図で
ある。
【図52】この発明の他の実施例を説明するための図で
ある。
【図53】従来のマルチメディア文書を示す図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 アイコン表示プログラム 3 アイコン起動プログラム 4 領域計算プログラム 5 入力部 6 表示部 7 各種処理プログラム 8 アイコン情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/14 - 3/153 340

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するアイコンを用いた情
    報処理装置 (a)情報を編集する情報編集手段、(b)上記情報編
    集手段が情報の編集に用いるための情報編集領域、
    (c)上記情報編集領域の部分領域を指定してアイコン
    に対応させ、上記部分領域に編集される情報のかわり
    に、上記アイコンを表示するアイコン表示手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有するアイコンを用いた情
    報処理装置 (a)情報を編集する情報編集手段、(b)上記情報編
    集手段が情報の編集に用いるための情報編集領域、
    (c)上記情報編集領域の部分領域をアイコンに対応さ
    せて表示するアイコン表示手段、(d)上記アイコン表
    示手段により表示されたアイコンを起動し、アイコンに
    対応する部分領域の情報を上記情報編集領域に表示する
    アイコン起動手段。
  3. 【請求項3】 上記アイコンを用いた情報処理装置にお
    いて、上記アイコン表示手段は、少なくとも、部分領域
    を情報編集領域に保存したままアイコンを表示する領域
    アイコン表示手段と部分領域が情報編集領域に挿入され
    るべき位置にアイコンを表示する位置アイコン表示手段
    とのいずれかを有することを特徴とする請求項1又は2
    記載のアイコンを用いた情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記アイコンを用いた情報処理装置にお
    いて、上記アイコン表示手段は、特定の鍵情報を用いて
    部分情報をアイコンに対応させて表示する秘密アイコン
    表示手段を有し、上記アイコン起動手段は、上記特定の
    鍵情報を用いて、上記秘密アイコン表示手段により表示
    されたアイコンを起動する秘密アイコン起動手段を有す
    ることを特徴とする請求項2記載のアイコンを用いた情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記アイコンを用いた情報処理装置にお
    いて、上記情報編集手段は、アイコン表示手段により表
    示されたアイコンを用いて、アイコンに対応する部分領
    域にある情報の複写、移動、削除等の情報編集を行うア
    イコン編集手段を有することを特徴とする請求項1又は
    2記載のアイコンを用いた情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記アイコンを用いた情報処理装置は、
    さらに、アイコンに対応する部分領域を用いて情報を編
    集する部分領域編集手段を有し、上記アイコン起動手段
    は、上記部分領域編集手段を起動し、部分領域編集手段
    による編集結果を上記情報編集領域に表示することを特
    徴とする請求項2記載のアイコンを用いた情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 上記アイコンを用いた情報処理装置は、
    さらに、上記情報編集手段により編集された情報を印刷
    する印刷手段を有し、印刷手段は、上記アイコン表示手
    段によりアイコンが表示されている場合には、このアイ
    コンに対応する部分領域にある情報を復元して印刷する
    とともに、この情報の復元によりレイアウトを変更しな
    ければならない場合に、印刷する情報を再レイアウトし
    て印刷することを特徴とする請求項1又は2記載のアイ
    コンを用いた情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記アイコンを用いた情報処理装置は、
    さらに、上記情報編集手段により編集された情報を印刷
    する印刷手段を有し、印刷手段は、上記アイコン表示手
    段により表示されたアイコンをそのまま印刷する場合と
    上記アイコン表示手段により表示されたアイコンに対応
    する部分領域にある情報を復元して印刷する場合を選択
    できることを特徴とする請求項1又は2記載のアイコン
    を用いた情報処理装置。
  9. 【請求項9】 以下の要素を有するアイコンを用いた情
    報処理装置 (a)情報を編集する第1と第2の情報編集手段、
    (b)上記情報編集手段が情報の編集に用いるための情
    報編集領域、(c)上記第1の情報編集手段が用いる上
    記情報編集領域の部分領域を指定してアイコンに対応さ
    せ、上記部分領域に編集される情報のかわりに、上記ア
    イコンを表示するアイコン表示手段、(d)上記アイコ
    ン表示手段により表示されたアイコンと、第2の情報編
    集手段とを対応させて記憶するアイコン情報記憶手段、
    (e)上記アイコン表示手段により表示されたアイコン
    を選択し、上記アイコン情報記憶手段により記憶された
    第2の情報編集手段を起動するアイコン起動手段。
  10. 【請求項10】 上記アイコンを用いた情報処理装置に
    おいて、第1の情報編集手段は第1と第2の部分領域を
    関連させて編集することを指定でき、アイコン表示手段
    は上記第1の情報編集手段が指定した第1と第2の関連
    する部分領域をそれぞれ第1と第2のアイコンに対応さ
    せ、アイコン情報記憶手段は第1のアイコンと第2の情
    報編集手段を対応させて記憶し、また第1と第2の関連
    する部分領域の相関関係を記憶するとともに、アイコン
    起動手段により第1のアイコンから起動された第2の情
    報編集手段により第1のアイコンに対応する部分領域の
    データが変更された場合に、アイコン情報記憶手段によ
    り記憶された相関関係を用いて関連する第2の部分領域
    に対しても変更を加える相関関係手段を備えたことを特
    徴とする請求項9記載のアイコンを用いた情報処理装
    置。
JP4321782A 1992-12-01 1992-12-01 アイコンを用いた情報処理装置 Expired - Fee Related JP2800603B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4321782A JP2800603B2 (ja) 1992-12-01 1992-12-01 アイコンを用いた情報処理装置
TW083218060U TW367058U (en) 1992-12-01 1993-06-01 Information processing apparatus by using ICON
KR1019930025607A KR970006400B1 (ko) 1992-12-01 1993-11-29 아이콘을 사용한 정보처리시스템
GB9324696A GB2273188B (en) 1992-12-01 1993-12-01 Information processing system using icons
CN93121641A CN1095174A (zh) 1992-12-01 1993-12-01 用图符处理信息的系统
US08/594,373 US5689718A (en) 1992-12-01 1996-01-30 System and method for processing document information using password protected icons that represent document content
HK12297A HK12297A (en) 1992-12-01 1997-02-05 Information processing system using icons

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4321782A JP2800603B2 (ja) 1992-12-01 1992-12-01 アイコンを用いた情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06168092A JPH06168092A (ja) 1994-06-14
JP2800603B2 true JP2800603B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=18136368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4321782A Expired - Fee Related JP2800603B2 (ja) 1992-12-01 1992-12-01 アイコンを用いた情報処理装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5689718A (ja)
JP (1) JP2800603B2 (ja)
KR (1) KR970006400B1 (ja)
CN (1) CN1095174A (ja)
GB (1) GB2273188B (ja)
HK (1) HK12297A (ja)
TW (1) TW367058U (ja)

Families Citing this family (80)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3684555B2 (ja) * 1995-04-20 2005-08-17 富士ゼロックス株式会社 文書処理装置
DE19621828A1 (de) * 1996-05-31 1997-12-04 Sel Alcatel Ag Verfahren zur Kennzeichnung von Programmkompatibilität
JPH1044513A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Olympus Optical Co Ltd コード印刷装置及びそれに適用されるコード印刷媒体
US5903902A (en) * 1996-09-09 1999-05-11 Design Intelligence, Inc. Design engine with tree and component structure
US5956737A (en) 1996-09-09 1999-09-21 Design Intelligence, Inc. Design engine for fitting content to a medium
US5895477A (en) * 1996-09-09 1999-04-20 Design Intelligence, Inc. Design engine for automatic layout of content
AU4334197A (en) * 1996-09-09 1998-03-26 Design Intelligence, Inc. Automatic layout and formatting of content for a design in medium
US5895476A (en) * 1996-09-09 1999-04-20 Design Intelligence, Inc. Design engine for automatic reformatting for design and media
JPH117420A (ja) * 1997-04-22 1999-01-12 Sharp Corp データ受信装置
JPH1153168A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 音声情報付文書作成装置及びこれを用いた方法
JP3516122B2 (ja) * 1997-09-04 2004-04-05 富士通株式会社 記事投稿装置、記事関係情報管理装置、記事投稿システム、及び記録媒体
US6088030A (en) * 1998-04-21 2000-07-11 International Business Machines Corporation Implicit legend with icon overlays
US6456307B1 (en) * 1998-09-09 2002-09-24 International Business Machines Corporation Automatic icon generation
FR2788872A1 (fr) * 1999-01-26 2000-07-28 Guy Dossin Procede d'enregistrement de documents constitues d'images fixes en vue de leur visualisation sur un ecran d'affichage
US7278094B1 (en) 2000-05-03 2007-10-02 R. R. Donnelley & Sons Co. Variable text processing for an electronic press
US6501469B1 (en) * 1999-11-30 2002-12-31 International Business Machines Corp. Arrangement of information to allow three-dimensional navigation through information displays with indication of intended starting point
US6593943B1 (en) 1999-11-30 2003-07-15 International Business Machines Corp. Information grouping configuration for use with diverse display devices
US6507343B1 (en) * 1999-11-30 2003-01-14 International Business Machines Corp. Arrangement of information to allow three-dimensional navigation through information displays
US6556225B1 (en) 1999-11-30 2003-04-29 International Business Machines Corp. Graphical display of path through three-dimensional organization of information
US6924797B1 (en) 1999-11-30 2005-08-02 International Business Machines Corp. Arrangement of information into linear form for display on diverse display devices
US6798530B1 (en) * 1999-12-07 2004-09-28 Xerox Corporation Systems, methods and graphical user interfaces for printing object optimized images using virtual printers
KR100370080B1 (ko) * 2000-08-11 2003-01-29 엘지전자 주식회사 모니터의 osd 메뉴 표시 제어장치 및 방법
US8719703B2 (en) * 2000-12-08 2014-05-06 Xerox Corporation Systems and methods for editing a web page
GB0031217D0 (en) * 2000-12-16 2001-01-31 Mokhtassi Saeid Improvements in and relating to document creation
GB2370742A (en) * 2000-12-29 2002-07-03 Nokia Mobile Phones Ltd Icon displaying adjustments to image/audio files
US6993726B2 (en) * 2001-08-08 2006-01-31 Xerox Corporation Methods and systems for document navigation using enhanced thumbnails
US7930756B1 (en) 2001-12-12 2011-04-19 Crocker Steven Toye Multi-level cryptographic transformations for securing digital assets
US10033700B2 (en) 2001-12-12 2018-07-24 Intellectual Ventures I Llc Dynamic evaluation of access rights
US7921288B1 (en) 2001-12-12 2011-04-05 Hildebrand Hal S System and method for providing different levels of key security for controlling access to secured items
US7260555B2 (en) 2001-12-12 2007-08-21 Guardian Data Storage, Llc Method and architecture for providing pervasive security to digital assets
US7565683B1 (en) 2001-12-12 2009-07-21 Weiqing Huang Method and system for implementing changes to security policies in a distributed security system
US7562232B2 (en) 2001-12-12 2009-07-14 Patrick Zuili System and method for providing manageability to security information for secured items
US8006280B1 (en) 2001-12-12 2011-08-23 Hildebrand Hal S Security system for generating keys from access rules in a decentralized manner and methods therefor
US8065713B1 (en) 2001-12-12 2011-11-22 Klimenty Vainstein System and method for providing multi-location access management to secured items
US10360545B2 (en) 2001-12-12 2019-07-23 Guardian Data Storage, Llc Method and apparatus for accessing secured electronic data off-line
US7681034B1 (en) 2001-12-12 2010-03-16 Chang-Ping Lee Method and apparatus for securing electronic data
US7783765B2 (en) 2001-12-12 2010-08-24 Hildebrand Hal S System and method for providing distributed access control to secured documents
US7631184B2 (en) 2002-05-14 2009-12-08 Nicholas Ryan System and method for imposing security on copies of secured items
US7380120B1 (en) 2001-12-12 2008-05-27 Guardian Data Storage, Llc Secured data format for access control
USRE41546E1 (en) 2001-12-12 2010-08-17 Klimenty Vainstein Method and system for managing security tiers
US7478418B2 (en) 2001-12-12 2009-01-13 Guardian Data Storage, Llc Guaranteed delivery of changes to security policies in a distributed system
US7921284B1 (en) 2001-12-12 2011-04-05 Gary Mark Kinghorn Method and system for protecting electronic data in enterprise environment
US7178033B1 (en) 2001-12-12 2007-02-13 Pss Systems, Inc. Method and apparatus for securing digital assets
US7921450B1 (en) 2001-12-12 2011-04-05 Klimenty Vainstein Security system using indirect key generation from access rules and methods therefor
US7950066B1 (en) 2001-12-21 2011-05-24 Guardian Data Storage, Llc Method and system for restricting use of a clipboard application
US8176334B2 (en) 2002-09-30 2012-05-08 Guardian Data Storage, Llc Document security system that permits external users to gain access to secured files
US6931597B1 (en) * 2002-04-17 2005-08-16 Pss Systems, Inc. Indications of secured digital assets
US8613102B2 (en) 2004-03-30 2013-12-17 Intellectual Ventures I Llc Method and system for providing document retention using cryptography
US20070201694A1 (en) * 2002-06-18 2007-08-30 Bolle Rudolf M Privacy management in imaging system
US8752197B2 (en) * 2002-06-18 2014-06-10 International Business Machines Corporation Application independent system, method, and architecture for privacy protection, enhancement, control, and accountability in imaging service systems
US7275215B2 (en) * 2002-07-29 2007-09-25 Cerulean Studios, Llc System and method for managing contacts in an instant messaging environment
US20040024822A1 (en) * 2002-08-01 2004-02-05 Werndorfer Scott M. Apparatus and method for generating audio and graphical animations in an instant messaging environment
US7512810B1 (en) 2002-09-11 2009-03-31 Guardian Data Storage Llc Method and system for protecting encrypted files transmitted over a network
US7836310B1 (en) 2002-11-01 2010-11-16 Yevgeniy Gutnik Security system that uses indirect password-based encryption
US7890990B1 (en) 2002-12-20 2011-02-15 Klimenty Vainstein Security system with staging capabilities
US7577838B1 (en) 2002-12-20 2009-08-18 Alain Rossmann Hybrid systems for securing digital assets
US8707034B1 (en) 2003-05-30 2014-04-22 Intellectual Ventures I Llc Method and system for using remote headers to secure electronic files
US7730543B1 (en) 2003-06-30 2010-06-01 Satyajit Nath Method and system for enabling users of a group shared across multiple file security systems to access secured files
US7555558B1 (en) 2003-08-15 2009-06-30 Michael Frederick Kenrich Method and system for fault-tolerant transfer of files across a network
US7703140B2 (en) 2003-09-30 2010-04-20 Guardian Data Storage, Llc Method and system for securing digital assets using process-driven security policies
US8127366B2 (en) 2003-09-30 2012-02-28 Guardian Data Storage, Llc Method and apparatus for transitioning between states of security policies used to secure electronic documents
US20050172239A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-04 International Business Machines Corporation Modeless interaction with GUI widget applications
US20050251758A1 (en) * 2004-04-26 2005-11-10 Microsoft Corporation Indicating file type on thumbnail preview icon
US7992103B2 (en) * 2004-04-26 2011-08-02 Microsoft Corporation Scaling icons for representing files
US7707427B1 (en) 2004-07-19 2010-04-27 Michael Frederick Kenrich Multi-level file digests
WO2006030424A2 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Amodat Ltd. Method for changing labels, icons and audio output in software applications using a stylus stroke on a touch screen
US20060085515A1 (en) * 2004-10-14 2006-04-20 Kevin Kurtz Advanced text analysis and supplemental content processing in an instant messaging environment
US8566705B2 (en) * 2004-12-21 2013-10-22 Ricoh Co., Ltd. Dynamic document icons
US7710428B2 (en) * 2005-10-27 2010-05-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for filtering the display of vectors in a vector image
US20090019385A1 (en) * 2007-07-12 2009-01-15 Nvidia Corporation Management of Icons in a Display Interface
KR101453295B1 (ko) * 2007-10-19 2014-10-23 삼성전자주식회사 컨텐츠 관련 항목의 표시 방법 및 장치
CN101630416A (zh) 2008-07-17 2010-01-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 图片编辑系统及其编辑方法
JP2011186835A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
KR101049895B1 (ko) * 2010-04-12 2011-08-08 대한민국(특허청장) 전자문서 작성기
US8413037B2 (en) * 2010-06-27 2013-04-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. User selection of flaw present within digitally scanned document
JP6051715B2 (ja) * 2012-09-14 2016-12-27 株式会社リコー 画像処理システムおよび権限判断方法
KR102013940B1 (ko) * 2012-12-24 2019-10-21 삼성전자주식회사 어플리케이션의 보안성 관리 방법 및 그 전자 장치
US9390149B2 (en) * 2013-01-16 2016-07-12 International Business Machines Corporation Converting text content to a set of graphical icons
USD756373S1 (en) * 2014-02-21 2016-05-17 Aliphcom Display screen or portion thereof with graphical user interface
JP6019074B2 (ja) * 2014-09-16 2016-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器、及び、タッチパネルの操作方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3036026B2 (ja) * 1990-08-31 2000-04-24 富士ゼロックス株式会社 文書作成装置
EP0555403A1 (en) * 1990-10-31 1993-08-18 Go Corporation Computer documents as compound documents in a notebook metaphor
US5202828A (en) * 1991-05-15 1993-04-13 Apple Computer, Inc. User interface system having programmable user interface elements
US5365360A (en) * 1991-11-15 1994-11-15 International Business Machines Corporation Method and apparatus for presenting information contained within a data icon by assigning attributes to various dimensions of the data icon

Also Published As

Publication number Publication date
TW367058U (en) 1999-08-11
HK12297A (en) 1997-02-14
GB2273188A (en) 1994-06-08
GB2273188B (en) 1996-01-17
US5689718A (en) 1997-11-18
JPH06168092A (ja) 1994-06-14
KR970006400B1 (ko) 1997-04-28
KR940015893A (ko) 1994-07-22
GB9324696D0 (en) 1994-01-19
CN1095174A (zh) 1994-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800603B2 (ja) アイコンを用いた情報処理装置
JP2713389B2 (ja) マルチメディア・ドキュメント書式の管理方法
US5165012A (en) Creating reminder messages/screens, during execution and without ending current display process, for automatically signalling and recalling at a future time
JPS6162170A (ja) 複合文書編集方法
US6300949B1 (en) Information processor
US7590933B2 (en) Method for displaying an annotated file
US20070168865A1 (en) Operation screen generating method, display control apparatus, and computer-readable recording medium recording the same program
JP2001337994A (ja) サムネイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JPH0689324A (ja) フォーム確立ツールキットおよびフォーム確立方法
US6023269A (en) Image processing system which stores a modified image as an unmodified source image and modifications thereto in separate files
JP2000181868A (ja) 情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
JP2001290690A (ja) ファイル管理方法及び装置並びに記憶媒体
JP3965836B2 (ja) 画像処理システム
JPH06103018A (ja) 表示方式
JP2000227914A (ja) 文書編集装置
JP3444620B2 (ja) ファイリングシステム装置
JPH06195343A (ja) 文書格納表示方式
JP3101402B2 (ja) 文書編集方法及び文書編集装置
JP2756186B2 (ja) 文書編集方法及び装置
JP2816003B2 (ja) 文書作成装置
JPH09102000A (ja) 電子付箋添付方法および電子伝票類作成システム
JPH0877337A (ja) 画像出力装置
JP2846027B2 (ja) 文書作成装置
JPS6231470A (ja) 文書作成装置のリンキング方式
JPH01270167A (ja) メモ付き文書編集方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070710

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees