JP2756186B2 - 文書編集方法及び装置 - Google Patents

文書編集方法及び装置

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JP2756186B2 JP2333724A JP33372490A JP2756186B2 JP 2756186 B2 JP2756186 B2 JP 2756186B2 JP 2333724 A JP2333724 A JP 2333724A JP 33372490 A JP33372490 A JP 33372490A JP 2756186 B2 JP2756186 B2 JP 2756186B2
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芳樹 岡
彰 平見
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、日本語ワードプロセッサや日本語による
文書作成が可能なコンピュータなどの文書処理装置に関
し、特に、矩形の領域を指定して、その領域の移動、複
写、入替等の矩形処理を行うことが可能な文書処理装置
に用いられる文書編集方法及び装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の文書処理装置においては、第5図の
(a)〜(j)に示すような各種の矩形処理が可能とな
っている。
すなわち、矩形に指定された領域に対して、その領域
の内容を別の場所へ移動(第5図の(a)及び(b)参
照)、又は複写(第5図の(c)及び(d)参照)する
ことや、矩形領域内を消去してスペースに置き換えるこ
と(第5図の(g)及び(h)参照)ができる。
また、矩形領域の内容を取り込んで別の任意の場所へ
貼り付ける(第5図の(i)及び(j)参照)ことや、
別の領域の内容と入れ替える(第5図の(e)及び
(f)参照)ことができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこの種の文書処理装置において
は、上述のような矩形処理を実行した場合、処理対象範
囲内(指定した矩形領域内、及び、移動先、複写先、入
れ替え先等の処理を行う先の領域内)に、文字列の配置
に関係する制御コードが含まれていた場合には、処理の
対象となる文字列以外の文字列の位置がずれてしまうこ
とがある。すなわち、文字列の配置に関係する制御コー
ドは、位置の変更によって、その制御コードより後ろに
ある文字列の配置を変えてしまうため、それは大部分の
場合、使用者にとって望まざる現象であった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもの
で、矩形処理を実行した際に、それによって使用者が意
図せざる文字列をずらしてしまうことがないように、指
定された領域内、又は処理を行う先の領域内に文字列の
配置に関係する制御コードがある場合には、警報を発生
させて使用者に知らせるようにした、文書編集方法及び
装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、文字の配置に関係する制御コードを含む
文書データに関して移動/複写等の編集を行う文書編集
方法であって、移動/複写等の編集元となる文書領域
と、移動/複写等の編集先となる文書位置を指定し、指
定した編集元の文書領域内と、指定した編集元文書領域
と編集先文書位置から定まる編集先の文書領域内とに存
在する文書データ中に制御コードが存在するか否かを判
定し、いずれの領域に制御コードが含まれているときに
は移動/複写等の編集を中止するよう制御する文書編集
方法である。
また、この発明は第1図に示すように、文字の配置に
関係する制御コードを含む文書データに関して移動/複
写等の編集を行う文書編集装置であって、移動/複写等
の編集元となる文書領域と、移動/複写等の編集先とな
る文書位置を指定する指定手段101と、指定した編集元
の文書領域内と、指定した編集元文書領域と編集先文書
位置から定まる編集先の文書領域内とに存在する文書デ
ータ中に制御コードが存在するか否かを判定する判定手
段102と、いずれかの領域に制御コードが含まれている
ときには移動/複写等の編集を中止するよう制御する制
御手段とを備えてなる文書編集装置である。
この発明において、指定手段101としては、キーボー
ド装置、タブレット装置、マウスのようなポインテング
デバイス等を用いることができる。
判定手段102及び制御手段103としては、CPU,ROM,RAM,
I/Oポートからなるマイクロコンピュータを用いるのが
便利である。
(ホ)作用 この発明によれば、「指定した編集元の文書領域内
と、指定した編集元文書領域と編集元文書位置から定ま
る編集先の文書領域内とに存在する文書データ中に制御
コードが存在するか否かが判定され、いずれかの領域に
制御コードが含まれているときには移動/複写等の編集
が中止されるので、文字列のずれが発生する前に、文書
領域を正しく指定しなおすことができる。
(ヘ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を記述す
る。なお、この発明はこれによって限定するものではな
い。
第2図はこの発明を日本語ワードプロセッサに適用し
た一実施例の構成を示すブロック図である。
この図において、1は仮名文字キーや数値キー、変換
キー、あるいは矩形の領域を指定する領域指定キー、フ
ァンクションキー等を備えたキーボードであり、文字列
の配置に関係する制御コードを含む各種のデータを複数
行にわたって制御部2に入力する。また、入力したデー
タに対して複数の行と列からなる矩形領域を指定すると
共に、その矩形領域の移動、複写又は入替等の処理先の
位置を指定する。
なお、文字列の配置に関係する制御コードとは、イン
デントコード、グラフコード、図形・イメージコード、
拡大コード等である。
制御部2は、CPU,ROM,RAM,I/Oポートからなるマイク
ロコンピュータによって構成され、ROMからなるプログ
ラムメモリ3に書き込まれている制御プログラムによ
り、後述する各種のデータ処理を行う。
4はキーボード1から入力された仮名文字列を記憶す
るRAMからなる入力データメモリである。
5は漢字を含む多数の単語をその読み情報と共に記憶
したROMからなる仮名漢字変換辞書であり、入力データ
メモリ4に記憶された仮名文字列が漢字仮名交じり文、
つまり通常の文書に変換される時に参照される。
6はCRTディスプレイ装置やLC(液晶)ディスプレイ
装置、あるいはELディスプレイ装置等からなる表示装置
であり、仮名文字列や漢字仮名交じり文等の各種の文
書、あるいは数値等を表示する。
7はRAMからなる矩形領域メモリであり、入力データ
メモリ4に記憶された文書に対して指定された、複数の
行と列からなる矩形領域内の文書を記憶する。また、指
定された矩形領域の移動、複写又は入替等に際して、そ
の移動、複写、入替の処理先の位置における矩形領域内
の文書を記憶する。
制御部2は、キーボード1から仮名文字列が入力され
ると、その仮名文字列を入力データメモリ4に記憶し
て、表示装置6に表示する。そして、仮名漢字変換辞書
5を参照して漢字仮名交じり文に変換し、その漢字仮名
交じり文を文書として入力データメモリ4内に保持す
る。
また、キーボード1によって、入力データメモリ4に
記憶された文書に対して、複数の行と列からなる矩形領
域が指定されると、その指定された矩形領域内の文書を
矩形領域メモリ7に記憶する。また、キーボード1によ
って、矩形領域の移動、複写又は入替等に対して、その
移動、複写、入替の処理先の位置が指定されると、その
指定された位置における矩形領域内の文書を記憶する。
そして、矩形領域メモリ7に文書を記憶する際には、
その文書を各行毎に調べて、文字列の配置に関係する制
御コードが含まれているか否かを判定し、例えばインデ
ントコードのような制御コードが含まれているときに
は、現在の矩形処理を中止して、表示装置6の画面に
“矩形領域内に制御コードあり”の表示を行い、使用者
にい注意を促す。
矩形処理は、内部的には大きく分けて、矩形領域内の
文書をバッファに取込むデータ取込処理、矩形領域内の
文書をスペースに置き換えるデータ消去処理、及びバッ
ファに取込んだ文書を指定された位置を読出すデータ貼
付け処理、の3つの処理からなっている。矩形移動、矩
形複写、矩形入替、矩形消去、矩形貼付けの各矩形処理
は、全てこの3つの処理の組合せである。ここでは、矩
形移動の処理を例に挙げて説明する。
第3図は矩形移動の処理の一例を示す説明図である。
図において、11及び12は処理してはならない制御コー
ド、つまり文字列の配置に関係する制御コード、13は指
定された矩形領域、14は矩形領域の移動先の位置を指定
するためのカーソル、15は処理対象領域(カーソルによ
って指定された位置における移動先の矩形領域)であ
る。なお、矩形領域13と処理対象領域15を合わせて処理
対象範囲という。
このような状態において、矩形処理が実行されると、
まず、矩形領域13の文書をバッファに取込むデータ取込
処理の段階で制御コード11が発見され、処理が中止され
る。この場合、データ取込処理のない組合せの矩形処理
であっても、データ消去処理の段階で同様に制御コード
11が発見され、処理が中止される。また、仮に制御コー
ド11が処理可能な文字コードであっても、データ取込処
理及び消去処理の後のデータ貼付け処理の段階で制御コ
ード12が発見され、処理が中止される。
したがって、矩形領域13と処理対象領域15とを合わせ
た処理対象範囲内のどの位置に制御コードが存在して
も、その制御コードが処理される前に矩形処理は中止さ
れ、使用者に警告が行われる。
なお、制御コードの判定については、矩形領域に文字
列の配置に最も関係の深いインデントコードが含まれて
いる場合、インデントコードだけはそのままの位置で移
動されず、他の制御コードのみを文字列と共に指令先に
移動させるようにしてもよい。
次に、このような制御部2の処理動作の内容を第3図
に示すフローチャートに従い説明する。
まず、キーボード1によって、矩形領域が指定される
と、制御部2は、カーソルを矩形領域領域の1行目へ移
動させ(ステップ21)、その行の対象範囲を1文字ずつ
調査し(ステップ22)、処理してはならない制御部コー
ドがあるか否かを判定する(ステップ23)。ここで、制
御コードがある場合には処理を中断し、制御コードがな
い場合には、その行のデータをバッファに取り込む(ス
テップ24)。
そして、最後の行まで取り込みが終了していなければ
(ステップ25)、カーソルを次の行へ移動して(ステッ
プ26)、ステップ22に戻って処理を継続し、取り込みが
全行終了すれば、矩形領域をスペースに置き換える(ス
テップ27)。
次に、キーボード1によって、移動先又は複写先等の
処理先の位置が指定されると、カーソルを指定先、つま
り指定先の位置における矩形領域の1行目へ移動させ
(ステップ28)、その行の対象範囲を1文字ずつ調査し
(ステップ29)、処理してはならない制御部コードがあ
るか否かを判定する(ステップ30)。ここで、制御コー
ドがある場合には処理を中断し、制御コードがない場合
には、その行に対するデータを指定先に貼付ける(ステ
ップ31)。
そして、最後の行まで貼付けが終了していなければ
(ステップ32)、カーソルを次の行へ移動して(ステッ
プ33)、ステップ29に戻って処理を継続し、貼付けが全
行終了すれば、矩形処理を終える。
このようにして、矩形処理を実行した際に、処理対象
範囲内に文字列の配置に関係する制御コードが存在する
場合には、その制御コードが処理される前に矩形処理が
中止される。
したがって、文字列のずれが発生する前に処理が中止
されるため、使用者に問題となる制御コードの存在を知
らしめることができ、その後、使用者が正しく領域を指
定しなおして、文字列のずれを起こすことなく矩形処理
を行うことができる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、矩形処理が行われるときには、指
定された矩形領域内と、処理先の位置における矩形領域
内とに制御コードが含まれているか否かを判定し、制御
コードが含まれているときには、文字列のずれが起こる
前に警報が発生されるようにしたので、文字列のずれが
発生する前に、矩形領域を正しく指定しなおすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図は矩
形移動の処理の一例を示す説明図、第4図は実施例の動
作を示すフローチャート、第5図は従来の矩形処理にお
ける処理内容を示す説明図である。 1……キーボード、2……制御部、 3……プログラムメモリ、 4……入力データメモリ、 5……仮名漢字変換辞書、6……表示装置、 7……矩形領域メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−124164(JP,A) 「Newton別冊ワードプロセッサ のすべて」 (1982),教育社,PP. 94〜95,168

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字の配置に関係する制御コードを含む文
    書データに関して移動/複写等の編集を行う文書編集方
    法であって、 移動/複写等の編集元となる文書領域と、移動/複写等
    の編集先となる文書位置を指定し、 指定した編集元の文書領域内と、指定した編集元文書領
    域と編集先文書位置から定まる編集先の文書領域内とに
    存在する文書データ中に制御コードが存在するか否かを
    判定し、 いずれの領域に制御コードが含まれているときには移動
    /複写等の編集を中止するよう制御する文書編集方法。
  2. 【請求項2】文字の配置に関係する制御コードを含む文
    書データに関して移動/複写等の編集を行う文書編集装
    置であって、 移動/複写等の編集元となる文書領域と、移動/複写等
    の編集先となる文書位置を指定する指定手段と、 指定した編集元の文書領域内と、指定した編集元文書領
    域と編集先文書位置から定まる編集先の文書領域内とに
    存在する文書データ中に制御コードが存在するか否かを
    判定する判定手段と、 いずれかの領域に制御コードが含まれているときには移
    動/複写等の編集を中止するよう制御する制御手段とを
    備えてなる文書編集装置。
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