JPH0736886A - 文書作成装置及び編集履歴制御方法 - Google Patents

文書作成装置及び編集履歴制御方法

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JPH0736886A
JPH0736886A JP5158368A JP15836893A JPH0736886A JP H0736886 A JPH0736886 A JP H0736886A JP 5158368 A JP5158368 A JP 5158368A JP 15836893 A JP15836893 A JP 15836893A JP H0736886 A JPH0736886 A JP H0736886A
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JP5158368A
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Inventor
Akira Ono
明 大野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】用紙を必要とせずに、過去の編集内容を知るこ
とができ、また、必要に応じて過去の文書を簡単に復旧
する。 【構成】キ―ボ―ド16の「文書保存」キー16aの操
作により文書保存が指示された際、CPU10は校正日
時情報および校正前と校正後の差分情報からなる編集履
歴情報を作成し、文書情報と共にFDD21に保存す
る。また、「文書復旧」キー16bの操作により文書復
旧が指示されると、CPU10は当該文書情報に付加さ
れている編集履歴情報を読出し、表示器18に表示す
る。ここで、復旧対象日時を指定することにより、CP
U10は編集履歴情報に基づいてその指定日時まで文書
情報を復旧し、その復旧した文書情報を表示器18に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ等の文書作成装置に係り、特に編集履歴機能を備えた
文書作成装置及び編集履歴制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置において、資料等を
作成する際には、1回の入力で完成することは少なく、
一般に、文書保存/呼出しの操作を繰り返しながら、何
回かに亘って入力が行われる。その間に、文章の削除、
置換、追加といった様々な編集が行われる。
【0003】このように、編集を繰り返して完成される
文書に対しては、過去にどのような編集を施したのかを
何等かの形で残しておきたい場合がある。一般には、文
書保存毎に現在の文書を印刷しておき、それらの印刷結
果を比較することで、過去の編集内容を知るといった方
法が取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような方法では、文書保存毎に印刷を要するため、非
常に面倒であり、また、印刷結果を比較したとしても、
いつ、どこをどのように編集したのかを調べるには、困
難を要する問題があった。さらに、一度修正した文書を
前の状態に戻す場合、再度、前の印刷結果を見ながら、
再入力しなければならない問題があった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、用紙を必要とせずに、過去の編集内容を知ること
ができ、また、必要に応じて過去の文書を簡単に復旧す
ることが可能な文書作成装置及び編集履歴制御方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の文書作成装置
は、文書情報の保存毎に、当該文書情報の校正日時情報
および校正前と校正後の差分情報からなる編集履歴情報
を作成する編集履歴作成手段と、この編集履歴作成手段
によって作成された上記編集履歴情報を上記文書情報に
付加して記憶する文書記憶手段と、特定の指示に応じ
て、上記文書記憶手段から上記文書情報に付加されてい
る上記編集履歴情報を読出して表示する表示手段とを具
備したものである。
【0007】また、本発明の文書作成装置は、文書情報
の保存毎に、当該文書情報の校正日時情報および校正前
と校正後の差分情報からなる編集履歴情報を作成する編
集履歴作成手段と、この編集履歴作成手段によって作成
された上記編集履歴情報を上記文書情報に付加して記憶
する文書記憶手段と、文書復旧指示により、上記文書記
憶手段に記憶された上記編集履歴情報に基づいて、上記
文書情報を指定日時まで復旧する制御手段とを具備した
ものである。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、文書情報の保存毎に編集
履歴情報が作成され、文書情報と共に文書記憶手段に記
憶される。したがって、特定の指示により、上記文書記
憶手段から上記文書情報に付加されている上記編集履歴
情報を読出して表示することにより、用紙を必要とせず
に、過去の編集内容を簡単に知ることができる。
【0009】また、文書復旧指示により、上記文書記憶
手段に記憶された上記編集履歴情報に基づいて、上記文
書情報を指定日時まで復旧することができるため、必要
に応じて過去の文書を簡単に復旧することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る文書作成装置を説明する。図1は同実施例に係る文書
作成装置の構成を示す図である。同図において、10は
マイクロプロセッサ(以下、CPUと称す)、11およ
び12はCPU10によりアクセスされるメモリ(RA
M,ROM)である。
【0011】CPU10は、装置全体の制御を行なうも
ので、RAM11、ROM12をアクセスして入力指示
に従うプログラムの起動で文書作成処理の他、ここでは
編集履歴制御処理等を実行する。
【0012】ROM12には、CPU10の動作を決定
する各種処理プログラムが格納されたプログラム領域1
3をはじめ、フォントデ―タが格納された文字パターン
領域14、仮名あるいはロ―マ字で入力された読み情報
を漢字情報に変換するための標準辞書が格納された辞書
領域15等が設けられている。
【0013】RAM11には、文書作成に必要な各種の
情報を格納するための領域が設けられており、ここで
は、入力された文書情報を格納するための文書バッファ
31が設けられている。
【0014】また、16はキ―ボ―ド(KB)、17は
キーボードインターフェイス(KB−IF)、18は表
示器、19は表示コントローラ(表示−CNT)、20
は表示用ドットメモリ、21はフロッピ―ディスク装置
(FDD)、22はFDDインターフェイス(FDD−
IF)、23はプリンタ装置(PRT)、24はプリン
タインターフェイス(PRT−IF)である。
【0015】キ―ボ―ド(KB)16は、文書作成等に
必要な入力情報をキ―ボ―ドインターフェイス(KB−
IF)17を介してCPU10へ出力する。このキ―ボ
―ド16には、「文字」キ―、「数値」キーをはじめ、
「機能1」キー、「機能2」キー等のファンクションキ
ーの他、ここでは、文書保存を指示するための「文書保
存」キー16a、文書復旧を指示するための「文書復
旧」キー16b、編集履歴削除を指示するための「編集
履歴削除」キー16cが設けられている。
【0016】表示器18は、例えば40字20行のバックラ
イト付き液晶ディスプレイからなり、最下行(第20行
目)をガイド表示専用の領域(ガイド行)に設定してい
る。表示−CNT19は、CPU10の制御の下に表示
用ドットメモリ20を用いて表示器18の表示制御を行
なう。
【0017】フロッピ―ディスク装置(FDD)21
は、CPU10の制御の下に、FDDインターフェイス
(FDD−IF)22を介して、作成された文書を保存
したり、外字および第2水準文字等を記憶する。プリン
タ装置(PRT)23は、例えばシリアルプリンタから
なる。
【0018】さらに、本装置は、リアルタイマ32を備
えている。このリアルタイマ32は、現在の日時をカウ
ントしている。次に、同実施例の動作を説明する。
【0019】ここでは、図2(a)に示すように、既に
作成されている文書情報(校正前の文書情報)に対し、
編集を加えて同図(b)に示すような文書情報(校正後
の文書情報)を作成した際、その文書情報に同図(c)
に示すような編集履歴情報を付加して保存する場合につ
いて説明する。
【0020】図3のフローチャートに示すように、キ―
ボ―ド16の「文書保存」キー16aの操作により文書
保存を指示すると(ステップA1)、CPU10は、リ
アルタイマ32を参照して校正日時情報を作成すると共
に(ステップA2)、校正前の文書情報と校正後の文書
情報とを比較し、その差分情報を作成する(ステップA
3)。この場合、校正前の文書情報はFDD21にあ
り、校正後の文書情報はRAM13の文書バッファ31
にある。両者の比較は、例えばFDD21に既に保存さ
れている校正前の文書情報をRAM13内の所定の編集
エリアに格納し、これを文書バッファ31に格納された
校正後の文書情報と比較することで行う。
【0021】CPU10は、このようにして得た差分情
報を「削除」,「置換」,「追加」等の各項目毎に分類
する(ステップA4)。そして、CPU10は、この分
類した差分情報と上記校正日時情報からなる編集履歴情
報を校正後の文書情報に付加し(ステップA5)、これ
を文書保存時に指定されるファイル名に従ってFDD2
1に保存する(ステップA6)。この場合、FDD21
には既に校正前の文書情報が保存されているため、その
文書情報に校正後の文書情報をオーバライトして保存す
ることになる。
【0022】これにより、例えば図2(a)に示すよう
な「本仕様書はワードプロセッサのOS機能について記
述するものである。」という文書情報を、同図(b)に
示すような「本説明書はワープロのOS機能の詳細につ
いて記述するものである。」という文書情報に校正した
場合には、同図(c)に示すような編集履歴情報が自動
的に作成され、文書情報と共に保存されることになる。
なお、同図(c)において、削除データ,置換データ,
追加データの数字の部分は、頁−行−桁の位置を示すも
のである。
【0023】次に、文書復旧を行う場合について説明す
る。図4のフローチャートに示すように、キ―ボ―ド1
6の「文書復旧」キー16bを操作して文書復旧を指示
すると(ステップB1)、CPU10は、この文書復旧
指示と共に指定される文書情報のファイル名に従って、
FDD21から、該当する文書情報をサーチし、その文
書情報に付加されている編集履歴情報を読出して、表示
器18に表示する(ステップB2)。この編集履歴情報
の表示により、過去にどのような編集を行ったのかを一
目で認識することができる。
【0024】ここで、キ―ボ―ド16により復旧対象日
時を指定すると(ステップB3)、CPU10は、編集
履歴情報に基づいて当該文書情報を1回前毎に復旧する
(ステップB4)。この復旧は、追加データを削除し、
置換データを元に戻し、削除データを復帰させることに
より実現する。CPU10は、この復帰した文書情報が
ユーザ指定の日時までになったか否か判断し、不一致の
場合には上記ステップB4の復旧処理を繰り返し、一致
した場合には復旧完了として(ステップB5)、その復
旧した文書情報を表示器18に表示する(ステップB
6)。
【0025】このように、指定日時まで文書情報を自動
的に復旧することができる。したがって、一度修正した
文書を前の状態に戻す場合において、従来のように印刷
結果を見ながら、再入力するといった面倒な作業が不要
となり、復旧対象日時を指定するといった簡単な操作の
みで所望の文書を即座に得ることができる。
【0026】次に、編集履歴の削除を行う場合について
説明する。図5のフローチャートに示すように、キ―ボ
―ド16の「編集履歴削除」キー16cを操作して編集
履歴情報の削除を指示すると(ステップC1)、CPU
10は、この編集履歴削除指示と共に指定される文書情
報のファイル名に従って、FDD21から、該当する文
書情報をサーチし、その文書情報に付加されている編集
履歴情報を読出して、表示器18に表示する(ステップ
C2)。
【0027】ここで、キ―ボ―ド16により削除対象日
時を指定すると(ステップC3)、CPU10は、その
指定日時に基づいて編集履歴情報を削除する(ステップ
C4)。この場合、指定日時の編集履歴情報だけを削除
するのではなく、それ以前の編集履歴情報も含めて削除
する(ステップC5)。
【0028】このように、指定日時を含め、それ以前の
編集履歴情報を削除することができる。したがって、不
要な編集履歴情報を適宜削除することにより、メモリ容
量が一杯になることを防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、文書情報
の保存毎に編集履歴情報を作成し、文書情報と共に文書
記憶手段に記憶し、特定の指示により、上記文書記憶手
段から上記文書情報に付加されている上記編集履歴情報
を読出して表示するようにしたため、用紙を必要とせず
に、過去の編集内容を簡単に知ることができる。
【0030】また、文書復旧指示により、上記文書記憶
手段に記憶された上記編集履歴情報に基づいて、上記文
書情報を指定日時まで復旧するようにししため、必要に
応じて過去の文書を簡単に復旧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書作成装置の構成を
示すブロック図。
【図2】同実施例における編集履歴情報の作成方法を説
明するための図であり、同図(a)は校正前の文書情報
を示す図、同図(b)は校正後の文書情報を示す図、同
図(c)は編集履歴情報を示す図。
【図3】同実施例の文書保存動作を示すフローチャー
ト。
【図4】同実施例の文書復旧動作を示すフローチャー
ト。
【図5】同実施例の編集履歴削除動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…CPU、11…RAM、12…ROM、16…キ
ーボード(KB)、16a…「文書保存」キー、16b
…「文書復旧」キー、16c…「編集履歴削除」キー、
18…表示器、19…表示−CNT、20…表示用ドッ
トメモリ、31…文書バッファ、32…リアルタイマ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報の保存毎に、当該文書情報の校
    正日時情報および校正前と校正後の差分情報からなる編
    集履歴情報を作成する編集履歴作成手段と、 この編集履歴作成手段によって作成された上記編集履歴
    情報を上記文書情報に付加して記憶する文書記憶手段
    と、 特定の指示に応じて、上記文書記憶手段から上記文書情
    報に付加されている上記編集履歴情報を読出して表示す
    る表示手段とを具備したことを特徴とする文書作成装
    置。
  2. 【請求項2】 文書情報の保存毎に、当該文書情報の校
    正日時情報および校正前と校正後の差分情報からなる編
    集履歴情報を作成する編集履歴作成手段と、 この編集履歴作成手段によって作成された上記編集履歴
    情報を上記文書情報に付加して記憶する文書記憶手段
    と、 文書復旧指示により、上記文書記憶手段に記憶された上
    記編集履歴情報に基づいて、上記文書情報を指定日時ま
    で復旧する制御手段とを具備したことを特徴とする文書
    作成装置。
  3. 【請求項3】 文書情報の保存毎に、当該文書情報の校
    正日時情報および校正前と校正後の差分情報からなる編
    集履歴情報を作成し、 この作成された上記編集履歴情報を上記文書情報に付加
    して文書記憶手段に格納し、 特定の指示に応じて、上記文書記憶手段から上記文書情
    報に付加されている上記編集履歴情報を読出して表示す
    ることを特徴とする編集履歴制御方法。
  4. 【請求項4】 文書情報の保存毎に、当該文書情報の校
    正日時情報および校正前と校正後の差分情報からなる編
    集履歴情報を作成し、 この作成された上記編集履歴情報を上記文書情報に付加
    して文書記憶手段に格納し、 文書復旧指示により、上記文書記憶手段に記憶された上
    記編集履歴情報に基づいて、上記文書情報を指定日時ま
    で復旧することを特徴とする編集履歴制御方法。
JP5158368A 1993-06-29 1993-06-29 文書作成装置及び編集履歴制御方法 Pending JPH0736886A (ja)

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JP5158368A JPH0736886A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 文書作成装置及び編集履歴制御方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182879B2 (en) 2000-06-12 2007-02-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Plasma processing method
JP2010002333A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2011198153A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Fujitsu Ltd 修正箇所判別装置、修正箇所判別プログラム、および修正箇所判別方法

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