JP2644796B2 - 文字図形等の描画処理方式 - Google Patents

文字図形等の描画処理方式

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JP2644796B2 JP63013114A JP1311488A JP2644796B2 JP 2644796 B2 JP2644796 B2 JP 2644796B2 JP 63013114 A JP63013114 A JP 63013114A JP 1311488 A JP1311488 A JP 1311488A JP 2644796 B2 JP2644796 B2 JP 2644796B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 文字図形等の二次元画像データの特定領域をクリップ
してCRT、プリンタ等で描画する描画処理方式に関し、 文字図形が複雑化してもクリップ領域の指定による描
画処理を高速化できることを目的とし、 クリップ領域を特定する辺の座標データを算出して同
じY座標に始点が位置する辺単位でその座標データを登
録し、文字データについてもアウトラインを特定する辺
の座標データを算出して同じY座標に始点が位置する辺
単位でその座標データを登録し、登録後に文字データを
X軸に平行な走査線によりX軸及びY軸方向に順次走査
し、X軸走査毎にクリップ辺データに基づくクリップ始
点と終点の間で且つ文字辺データに基づく文字始点と終
点の間を走査するときにのみ描画ビットを出力し、それ
以外の走査で非描画ビットを出力する。
[産業上の利用分野] 本発明は、キーボート、イメージスキャナ等から入力
された文字図形等の二次元画像データの特定領域をクリ
ップしてCRT、プリンタ等で描画する文字図形等の描画
処理方式に関する。
文字図形等をプリンタ、CRTにより描画する装置にあ
っては、描画範囲の任意の領域をクリップ領域として指
定することで、クリップ領域に含まれる文字図形等を描
画できるようにしている。
[従来の技術] 第6図はクリップ領域の指定可能なプリンタ、CRT等
を対象とした従来技術の説明図である。
第6図において、22はデータ入力部であり、キーボー
ドやイメージスキャナが用いられ、文字図形等の二次元
画像データを入力する。データ入力部22からの画像デー
タはコントローラ24に入力され、クリップ領域の指定に
基づいて描画データを作成し、プリンタ等のデータ出力
部26に設けたメインメモリ28に描画データを書込む。
コントローラ24には、文字データ処理部30、図形処理
部32及びメモリ書込部34が設けられ、文字データについ
ては文字データ処理部30で図形データに変換され、また
図形データについては図形処理部32で図形データに変換
され、それぞれメモり書込部34によってデータ出力部26
のメインメモリ28に書込まれ、プリントアウト又はCRT
表示される。
第7図は文字データを例にとってクリップ領域の指定
による従来の描画処理を示した説明図である。
まず文字データ16は第7図(a)に示すようにアウト
ラインデータとして与えられる。
この文字データ16に対し破線で示すクリップ領域18を
指定したとすると、次の処理によって、描画処理が行な
われる。
[ステップ1] クリップ領域18の辺ab,bc,cd,daのそれぞれと交差す
る文字データ16の辺HK,MV,RXを検索する。
[ステップ2] クリップ領域18の辺と文字データ16の辺との交点(H,
K,M,V,X,R)を用いてクリップ領域18を外れる文字デー
タ16の辺の分割及び除去を行なう(第7図(b)参
照)。
[ステップ3] クリップ後の文字を全て台形に分割し台形の集合体と
して面塗りを行なう(第7図(c)参照)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のクリップ領域を指定
した文字図形等の描画処理にあっては、クリップ領域に
対する文字データの交点を検出する際に、交差可能性の
ある辺の全てに対し交差判定を行なわなければならず、
またクリップ後の面塗り処理を行なう際にも交差判定及
び辺の分割処理を行なわなければならなかったため、文
字や図形が複雑になるほど、交差判定及び辺の分割処理
の増加が表面化する。
即ち、文字や図形が複雑になると、交差判定及び辺の
分割処理を必要とする辺の本数が多くなり、その分だけ
処理時間がかかる問題にあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、文字図形が複雑化してもクリップ領域の指定によ
る描画処理を高速化できる文字図形等の描画処理方式を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図は、本発明の原理説明図である。
第1図(a)において、データ入力部22から文字図形
等の二次元画像データ、例えば同図(b)に示す文字デ
ータ16が文字辺データ作成部12に与えられる。
クリップ辺データ作成部10は指定されたクリップ領域
18を特定する辺(ad,bc)の座標データを算出し、Y座
標の小さい方の端点aと同一Y座標に始点a,bが位置す
る辺ad,bc単位で第1図(c)に示すように座標データ
を登録する。
また文字辺データ作成部12は、文字データ16のアウト
ラインを特定する辺AT〜UWの座標データを算出し、Y座
標の小さい方の端点と同一Y座標に始点が位置する1又
は複数の文字辺単位で第8図(d)に示すように座標デ
ータを登録する。
例えば文字データのA点と同じY座標上には辺AT,BC,
GF,IJが位置することから、これらの辺の座標データが
A点のY座標(Ya)をアドレスとして同じデータエリア
に登録される。
描画データ生成部14はクリップ辺データ作成部10及び
文字辺データ作成部12の登録データに基づき次の処理を
行なう。
文字データ16に対しX座標と平行な走査線20によりX
軸およびY軸方向に順次走査し、X軸方向の走査毎に第
8図(e)に示すように、走査Y座標に対応するクリッ
プ辺データの始点座標Xaと終点座標Xbの範囲内で文字辺
データに基づく文字始点と文字終点の間、即ちXs1〜Xe1
及びXs2〜Xe2を走査する時のみ描画ビットとしてビット
「1」を出力し、それ以外の走査で非描画ビットとして
ビット「0」を出力し、データ出力部26のメインメモリ
に書込む。
[作用] 文字図形データのX,Y走査でクリップ領域の始点と終
点及び文字領域の始点と終点が指定され、両方の領域が
重複した時にのみ描画有効領域と判定して描画ビット
「1」を出力し、それ以外で非描画ビット「0」を出力
するため、クリップ領域指定の有無に関わらず、同一の
描画アルゴリズムで処理でき、またクリップ領域の指定
に伴う交差判定及び辺の分割処理が必要ないため、複雑
な文字図形であっても処理速度を高速化できる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、10はクリップ辺データ作成部であ
り、クリップ辺データ算出部10aとデータ登録部10bを有
する。また、12は文字辺データ作成部であり、文字辺デ
ータ算出部12aとデータ登録部12bを有する。クリップ辺
データ作成部10及び文字辺データ作成部12のそれぞれに
対しては、キーボードやイメージスキャナ等のデータ入
力部より文字又は図形を表す2次元画像データが入力さ
れ、例えば第3図に示すアウトライン情報をもった文字
データ16が入力される。
第3図に示す文字データ16の入力を受けたクリップ辺
データ作成部10の処理は次のようになる。
まず、第3図の文字データ16に対し破線で示すクリッ
プ領域18が指定されたとすると、クリップ辺データ算出
部10aはクリップ領域18を特定する辺ad,bcの座標データ
を算出する。この座標データは辺adについては始点座標
データ(Xa,Ya)と終点座標データ(Xd,Yd)となり、ま
た辺bcについては始点座標データ(Xb,Yb)及び終点座
標データ(Xc,Yc)となる。但し、始点aとb、また終
点dとcのY座標は同じY座標上にあることから同じ座
標データとなる。
このようにクリップ辺データ算出部10aで算出された
クリップ辺ad,bcの各座標データはデータ登録部10bに登
録される。このデータ登録部10bに対するクリップ辺デ
ータの登録はY座標の小さい方の端点の同一Y座標上に
ある辺の始点が位置する1又は複数の辺単位に登録され
る。第3図のクリップ領域18にあっては、Y座標の小さ
い方の端点aの同一座標上に辺ad及びbcの始点a,bが位
置することから、Y座標の小さい方の端点aのY座標Ya
をアドレスとして、次表1に示すようにクリップ辺ad,b
cの座標データを登録する。
一方、文字辺データ作成部12においては、第3図に示
すアウトラインで与えられた文字データ16について文字
のアウトラインを特定する辺AB,BC,CD,・・・ータを文
字辺データ算出部12aで算出する。文字辺データ算出部1
2aで算出された文字辺の各座標データはデータ登録部12
bに登録される。このデータ登録部12bに対する座標デー
タの登録は、クリップ辺データ作成部10の場合と同様、
Y座標の小さい方の端点と同一Y座標に始点が位置する
1又は複数の文字辺単位で座標データを登録する。
例えば、文字データ16のY座標の小さい方の端点とな
るA点についてみると、A点と同じY座標上にはB,G,I
点が位置しており、このため端点AのY座標YAをアド
レスとして同一Y座標上に始点が位置する辺AT,BC,GF,I
Jの座標データを1つのデータエリアに登録する。次の
Y座標の小さい方の端点Tと同じY座標上にはC,J点が
存在することから、端点TのY座標YTをアドレスとし
て辺TS,CD,JLの各座標データを登録する。
その結果、データ登録部12bには次表2に示すような
文字辺データが登録されるようになる。
再び第2図を参照するに、クリップ辺データ作成部10
及び文字辺データ作成部12に続いては描画データ作成部
14を構成するクリップ領域判定部14a、文字領域判定部1
4b及び書込み部14cが設けられる。
クリップ領域判定部14aと文字領域判定部14bは同一ハ
ードウェアで構成される。
例えばクリップ領域判定部14aを例にとると、始点ラ
ッチ36a、書込カウンタ38a、終点ラッチ40a、書込カウ
ンタ42a、インバータ44a、ANDゲート46aを備える。同様
に文字領域判定部14bも始点ラッチ36b、書込カウンタ38
b、終点ラッチ40b、書込カウンタ42b、インバータ44b、
ANDゲート46bを備える。
クリップ領域判定部14a及び文字領域判定部14bのそれ
ぞれは、第3図に示した文字データ16に対し、X軸に平
行な走査線20によるX軸及びY軸の順次走査のための走
査クロックパルスに同期した動作が行なわれる。
まず、クリップ領域判定部14aを例にとると、始点ラ
ッチ36aにはデータ登録部10bよりクリップ領域の始点座
標データXaがラッチされ、また終点ラッチ40aにはクリ
ップ領域の終点座標データXbがラッチされる。この始点
Xa及び終点Xbのラッチ状態で第3図に示した走査線20に
沿ったX軸方向の走査がクロックパルスにより開始され
ると、クロックパルスは書込カウンタ38a及び42aで計数
されることでX軸走査位置を求める。書込カウンタ38a
は始点ラッチ36aからの始点座標Xaを計数するまではビ
ット「0」をクロックに同期して順次出力しており、カ
ウンタ計数値が始点座標Xaに達すると書込カウンタ38a
の出力はクロックに同期してビット「1」を出力するよ
うになる。一方、書込カウンタ42aは書込カウンタ38aの
ビット出力「1」で動作状態となり、カウンタ計数値が
終点座標Xbに達するまではビット「1」をクロックに同
期して出力しており、カウンタ計数値が終点座標Xbに達
するビット「0」をクロックに同期して出力するように
なる。
ANDゲート46aに対しては書込カウンタ38aの出力が入
力されると共に書込カウンタ42aの出力がインバータ44a
で反転されて入力される。従って、ANDゲート46aからは
始点Xaから終点Xbまでの走査期間に亘ってクロックに同
期したビット「1」を順次出力するようになり、その以
外でビット「0」の出力となる。
更に、インバータ44aの出力は始点ラッチ36a及び終点
ラッチ40aにプリセット信号として与えられており、書
込カウンタ42aによる終点検出でインバータ44aの出力が
「1」から「0」に反転すると、始点ラッチ36a及び終
点ラッチ40aに対しデータ登録部10bより次のY座標にお
けるクリップ領域の始点座標と終点座標がプリセットさ
れる。
次に、文字領域判定部14bにあっては、始点ラッチ36b
に文字領域の始点座標をラッチし、走査線20のX軸走査
を行なうクロックパルスに同期した書込カウンタ38bの
計数値と比較され、書込カウンタ38bの計数値が始点座
標に達するとカウンタ出力がビット「0」からビット
「1」となる。書込カウンタ42bについては走査線20の
クロック計数による計数値が終点ラッチ40bの終点座標
に達すると、カウンタ出力が同様にビット「0」からビ
ット「1」となる。その結果、ANDゲート46bは文字領域
の始点から終点までの走査期間に亘ってクロックに同期
してビット「1」を順次出力する。また、インバータ44
bで反転された書込カウンタ42bの出力は始点ラッチ36b
及び40bにプリセット信号として与えられており、書込
カウンタ40bによる文字領域の終点検出でインバータ44b
の出力が「1」から「0」に反転すると、データ登録部
12bより次の文字領域の始点及び終点が始点ラッチ36b、
終点ラッチ40bにセットされるようになる。
クリップ領域判定部14a及び文字領域判定部14bの出力
は書込部14cに設けたANDゲート48に入力され、両者の論
理積出力として描画データを得る。即ち、走査線20のX
軸走査で走査領域がクリップ領域にあり、且つ文字領域
にあるときにのみ描画ビットとしてビット「1」がAND
ゲート48から出力され、それ以外で非描画ビットとして
ビット「0」が出力されるようになる。ANDゲート48の
出力は直並変換器50で並列データに変換され、走査線20
によるX軸方向の1走査分の描画並列データに変換され
てデータ出力部26に設けたメインメモリ28に書込まれ
る。メインメモリ28に全描画領域の描画データが書込ま
れると、例えばプリンタ52に対しメインメモリ28の描画
データが出力されてプリントアウトされるようになる。
次に、第2図の実施例の動作を第4図のデータ出力処
理の説明図を参照して説明する。
今、第3図に示すように文字データ16に対し破線で示
すクリップ領域18が指定され、前記表1及び表2に示し
たようにクリップ辺データ作成部10及び文字辺データ作
成部12のデータ登録部10b,12bに各辺の座標データが登
録されたとすると、第3図に示すようにX軸に平行な走
査線20による描画領域のX及びY軸走査がクロックパル
スに同期して開始される。
この走査線20による走査で、今、第3図に示すY座標
位置Ynに走査線があったとすると、クリップ領域判定部
14aの始点ラッチ36aには始点座標Xaがセットされ、ま
た、終点ラッチ40aには終点座標Xbがセットされてい
る。一方、文字領域判定部14bにあっては走査線20が横
切る2箇所の文字領域のうち、最初の領域の始点の始
点座標Xs1が始点ラッチ36bにセットされ、また終点の
終点座標Xe1が終点ラッチ40bにセットされている。この
結果、クリップ領域判定部14aは始点Xaから終点Xbのク
ロック走査の間、クロックに同期した描画ビット「1」
を第4図の斜線部に示すように出力し、一方、文字領域
判定部14bにあっては最初の交差領域の始点Xs1から終点
Xe1までの斜線の部分で示すクロック走査の間、描画ビ
ット「1」をクロックに同期して出力し、書込み部14c
のANDゲート48で両者の論理積が取られることから、直
並変換器50に対する出力データは文字領域の始点Xs1か
ら終点Xe1までの間、描画ビット「1」として与えられ
る。
走査線20の走査領域が最初の文字領域の終点座標Xe1
に達すると、インバータ44bの出力によるプリセットで
始点ラッチ36b及び終点ラッチ40bに次の文字領域の始点
座標Xs2及び終点座標Xe2がセットされ、同様にANDゲー
ト48からは次の文字領域の始点Xs2から終点Xe2までの走
査期間に亘って描画ビット「1」の出力を生ずるように
なる。
この結果、データ出力部26のメインメモリ28には、第
3図の破線で示すクリップ領域18内に含まれる斜線で示
す範囲の文字領域を描画ビット「1」とした描画データ
が最終的に書込まれることになる。
第5図は第2図でハードウェアにより実現したクリッ
プ領域判定部14a、文字領域判定部14b及び書込み部14c
でなる描画データ生成部14の処理機能をソフトウェア処
理で実現したときの動作フロー図を示す。
まず、第5図のソフト処理にあっては、第3図に示す
文字データ16を走査する走査線20の座標位置を検出する
YカウンタとXカウンタが準備される。
ステップS1でクリップ開始Y座標をYカウンタにセッ
トし、XカウンタをX=Oにリセットする。
次のステップS2ではXカウンタをカウントアップし、
ステップS3でクリップ始点か否かを判別する。クリップ
始点に達していなければステップS4に進んでビット
「0」を出力し、ステップS5でXカウンタがフルカウン
トに達したか否か判別し、フルカウントに達しないとき
には再びステップS2に戻ってXカウンタをカウントアッ
プし、クリップ始点が得られるまで同じ処理を繰り返
す。
ステップS3でXカウンタの値がクリップ始点に達する
と、ステップS6に進んで文字始点か否か判別する。文字
始点になければステップS7に進んでビット「0」を出力
し、ステップS8でXカウンタをカウントアップし、再び
ステップS6で文字始点が判別されるまでXカウンタのカ
ウントアップを繰り返す。ステップS6で文字始点が判別
されるとステップS9に進んでビット「1」を出力し、ス
テップS10でXカウンタをカウントアップした後、ステ
ップS11で文字終点か否かチェックする。文字終点でな
ければ再びステップS9に戻ってビット「1」を出力し、
ステップS11で文字終点が検出されるまでビット「1」
の出力を繰り返す。ステップS11で文字終点が判別され
るとステップS4に戻ってビット「0」を出力し、次のス
テップS5でXカウンタのフルカウントが判別されるまで
同様な処理を繰り返す。ステップS5でXカウンタのフル
カウントが判別されると、ステップS12に進んでYカウ
ンタをカウントアップし、ステップS13でYカウンタが
フルカウントになければステップS14でXカウンタをX
=0にリセットして再びS2に戻り、次の走査線について
の処理を行う。
ステップS13でYカウンタがフルカウントにあること
が判別されると、一連の処理を終了する。
尚、上記の実施例は文字データに対するクリップ領域
指定による描画処理を例にとるものであったが、図形デ
ータについても全く同様に行なうことができる。
また、クリップ領域は実施例に示した矩形領域に限定
されず、適宜の形状のクリップ領域を設定することがで
きる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、クリップ領
域の指定による文字図形等の画像データとの交差判定及
び辺の分割処理を必要としないため、複雑な文字図形で
あっても高速で描画処理を行なうことができる。
また、クリップ領域指定の有無に関わらず、同一のア
ルゴリズムで処理できるため、クリップ描画のための特
別なハードウェアやソフト処理を必要とせず、高い信頼
性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図; 第3図は本発明の辺データ作成説明図; 第4図は本発明のデータ出力処理の説明図; 第5図は本発明のソフト処理の動作フロー図; 第6図は従来技術の説明図; 第7図は従来方式の説明図である。 図中、 10:クリップ辺データ作成部 10a:クリップ辺データ算出部 10b,12b:データ登録部 12:文字辺データ作成部 12a:文字辺データ算出部 14:描画データ生成部 14a:クリップ領域判定部 14b:文字領域判定部 14c:書込み部 16:文字データ 18:クリップ領域 20:走査線 22:データ入力部 26:データ出力部 28:メインメモリ 36a,36b:始点ラッチ 38a,38b,42a,42b:書込カウンタ 40a,40b:終点ラッチ 44a,44b:インバータ 46a,46b,48:ANDゲート 50:直並列変換器 52:プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 530 G06F 15/72 355U

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字図形等の二次元画像データ(16)の特
    定領域をクリップ領域(18)として指定し、各クリップ
    領域(18)に含まれる画像データをプリンタ、CRT等に
    描画する装置であって、 前記クリップ領域(18)を特定する1又は複数の辺(a
    d,bc)の座標データを算出し、Y座標の小さい方の端点
    (a,b)の同一Y座標に始点(a,b)が位置する1又は複
    数の辺単位に前記座標データを登録するクリップ辺デー
    タ作成部(10)と; 前記文字図形等の画像データ(16)のアウトラインを特
    定する1又は複数の辺(AT〜UW)の座標データを算出
    し、Y座標の小さい方の端点と同一Y座標に開始点が位
    置する1又は複数の文字辺単位で前記座標データを登録
    する文字辺データ作成部(12)と; 前記文字図形等の画像データ(16)をX座標と平行な走
    査線(20)によりX軸及びY軸方向に順次走査し、X軸
    方向の走査毎に前記クリップ辺データの始点座標(Xa)
    と終点座標(Xb)との範囲内で前記文字辺データに基づ
    く文字始点と文字終点の間(Xs1〜Xe1,Xs2〜Xe2)を走
    査する時にのみビット1を出力し、それ以外の走査でビ
    ット0を出力する描画データ生成部(14)と; を備えたことを特徴とする文字図形等の描画処理方式。
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