JP2643651B2 - 自動配湯装置 - Google Patents

自動配湯装置

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JP2643651B2
JP2643651B2 JP3115390A JP11539091A JP2643651B2 JP 2643651 B2 JP2643651 B2 JP 2643651B2 JP 3115390 A JP3115390 A JP 3115390A JP 11539091 A JP11539091 A JP 11539091A JP 2643651 B2 JP2643651 B2 JP 2643651B2
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D37/00Controlling or regulating the pouring of molten metal from a casting melt-holding vessel

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶解炉内の溶湯を複
数台の鋳造機の保持炉に配湯する配湯装置に関し、特
に、いずれの鋳造機の保持炉にいつ配湯すべきかを自動
的に判断する機能を備えた自動配湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶解炉からの溶湯を複数台の鋳造機に自
動的に配湯する自動配湯装置としては、特公平1−15
350号公報に開示されたものがある。この配湯装置
は、鋳造機において注湯準備が完了したときに、例えば
操作員等の人間を介在させて該人間が押しボタンを押す
ことによって注湯指令信号を発し、この注湯指令信号を
順次記憶し、この記憶順位に従って鋳造機に注湯する自
動配湯装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動配湯装
置は、保持炉を有せずしたがって配湯すべき溶湯を直接
金型内に注いで1個ずつ鋳造する重力鋳造機に対しては
適用できるが、鋳造機の保持炉内に溶湯を注ぎ、保持炉
内の溶湯から鋳造機本体によって通常複数個の鋳造を行
う例えば低圧鋳造機に対しては、適用することができな
い。すなわち低圧鋳造機では、保持炉内の溶湯が最早そ
れ以上注湯することができないほど多量でない限り、常
に保持炉内に注湯しようと思えば注湯することができる
から、注湯準備が完了したときとはいかなる時点をいう
のかが定まらず、したがって上記従来の技術を適用する
ことができないし、また、保持炉内の溶湯が最早鋳造で
きないほど少量になったときに注湯指令信号を発するの
では、そのような注湯指令信号がほぼ同時に複数台の鋳
造機から発せられたときに、2番目以降の鋳造機に過大
な待ち時間を生じてしまうからである。
【0004】したがって本発明は、保持炉を有する鋳造
機に対して適用することができ、いずれの鋳造機の保持
炉にいつ配湯すべきかを自動的に判断する機能を備えた
自動配湯装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶湯を、それ
ぞれ保持炉を有する複数台の鋳造機の前記保持炉に配湯
する配湯機と、前記鋳造機の各々について設けられ、各
鋳造機によって鋳造された鋳造量を計測する鋳造量計測
手段と、いずれかの鋳造機の前記鋳造量が各鋳造機毎に
定めた既定量に至ったときに、当該鋳造機の保持炉宛て
に配湯すべき旨の信号を発する配湯指令信号発生手段
と、前記配湯指令信号に従って前記配湯機が当該鋳造機
へ溶湯を配湯することを制御する配湯機制御手段とを有
する自動配湯装置において、前記配湯機制御手段は、前
記各既定量に対する前記各鋳造量の接近の程度を各鋳造
機毎に求め、該接近の程度の最大値と最大次位値とを求
め、いずれかの鋳造機の前記鋳造量が前記既定量に至っ
たか、又は、前記最大値が第1接近既定値に至り且つ前
記最大次位値が前記第1接近既定値よりも接近の程度が
高くはない第2接近既定値に至ったときに、当該鋳造機
の保持炉又は前記最大値に係る鋳造機の保持炉宛てに配
湯すべき旨の信号を、前記配湯機に対して発することに
よって、上記目的を達成したものである。
【0006】すなわち本発明は、各鋳造機毎の鋳造量が
所定の既定量に至った時点で配湯機への注湯指令信号を
発することとしたため、低圧鋳造機に対する自動配湯装
置の適用を可能とした。また、一つの鋳造機に要する配
湯時間を考慮して各鋳造機の前記既定量を設定すれば、
複数台の鋳造機からほぼ同時に配湯指令信号が発せられ
ても、2番目以降の鋳造機に待ち時間を生じさせない
か、あるいは生じても最小限に食い止めることができ
る。したがってこの既定量は、2番目以降の鋳造機の待
ち時間発生防止を優先させる場合には各保持炉の容量よ
り十分に少ない値とすればよいが、極端に少ない値とす
ると配湯機の稼働量が増大し効率の低下をもたらすの
で、この点をも考慮して定めるのが望ましい。
【0007】更に本発明の構成により、多数の鋳造機に
よる鋳造量がほぼ同時に前記既定量に接近したときに
も、いずれかの鋳造機に生じうる過大な待ち時間を低減
することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明による自動配湯装置の一実施例示す概略平
面図であり、溶解炉10に面して2本のレール11,1
1が敷設されており、該レール11,11上には台車1
2が移動自在に載置されており、該台車12上に配湯機
20と配湯機制御手段22とが載置されている。配湯機
20は水平軸を中心としてシリンダー(図示せず)によ
って約90度傾けることができる傾転炉21を有し、該
傾転炉21は計量器(図示せず)を具備している。レー
ル11,11に関して溶解炉10と反対側には、都合2
0台(3台のみ図示)の低圧鋳造機30が設置されてい
る。但し図1においては各低圧鋳造機30の保持炉31
及び2本のストーク32,32のみを示し、鋳造機本体
は撤去した図を示した。鋳造機30に隣接して配湯指令
信号発生手段39が設けられている。配湯指令信号発生
手段39は、各鋳造機30からの鋳造量(信号)と各鋳
造機30の規定量を比較・演算し、鋳造量が規定値にい
たったら配湯指令信号を発生するものである。ただし各
鋳造機毎にこの手段39を設ける等種々態様が考えられ
る。
【0009】配湯機20は以下のように動作する。先ず
溶解炉10に対向する位置に配湯機20を移動して溶解
炉10からの溶湯を受け、計量器によって傾転炉21内
の溶湯の重量を計測する。但し溶解炉10から配湯機2
0へ直接注湯する必要はなく、他の炉で成分調整等を行
ってもよい。次いで所定の低圧鋳造機30に対向するよ
うに配湯機20を移動して、傾転炉21内の溶湯を当該
鋳造機30の保持炉31内に配湯し、計量器によって傾
転炉21内の残湯の重量を計測して、先の溶湯重量との
差より保持炉31に配湯した溶湯の重量を求める。この
配湯重量は、溶解炉10の管理等に利用される。
【0010】次に各鋳造機によって鋳造された鋳造量を
計測するための手段について説明する。図2は低圧鋳造
機30の概略縦断面図であり、低圧鋳造機30は保持炉
31と鋳造機本体33とを有し、鋳造機本体33には金
型34が交換自在に固定されている。しかして保持炉3
1に取付けた乾燥空気圧入口35より乾燥空気を保持炉
31内に圧入すると、該空気の圧力によって保持炉31
内の溶湯36はストーク32を経て金型34内に至り、
金型34内において固化して鋳造品となり、該鋳造品は
金型34を開いて鋳造機本体33外に排出される。
【0011】乾燥空気圧入口35には圧力センサー37
が取付けられており、該圧力センサー37による圧力P
は、通常の低圧鋳造では時間tと共に図3に示すように
変化する。すなわち先ず圧力 1まで徐々に上昇し、し
かる後圧力P2まで急激に上昇し、該圧力P2で一定時間
保持して鋳造を終える。圧力P1としては例えば0.3
5Kgf/cm2‐gとすることができ、圧力P2として
は例えば1.0Kgf/cm2‐gとすることができ
る。P1までの圧力上昇は、金型34のキャビティー内
への溶湯36の移動・充満に対応する圧力であり、した
がってその後にいかなる事態が生じようとも、例えば圧
力がその後P2にまで上昇しなかったとしても、鋳造品
の品質はともかくとして必ず鋳造品が形として残ること
を意味する。そこで本実施例ではP1まで圧力が上昇し
たときをもって鋳造品の個数を1個宛て加算することと
して鋳造品の個数を計数し、この鋳造品の個数に鋳造品
1個当たり重量を掛けて各低圧鋳造機によって鋳造され
た鋳造量を計測している。
【0012】次にいずれの低圧鋳造機の保持炉に配湯す
べきかを判断する手法を、図4によって説明する。先ず
第n鋳造機(n=1〜20)の保持炉宛ての配湯指令が
配湯機に対して発せられたとすると、溶解炉から傾転炉
に注湯し(図4のa)、計量器によって傾転炉内の溶湯
の重量を計測し(同b)、しかる後配湯機は第n鋳造機
の保持炉の位置に移動する(同c)。次いで第n保持炉
に取付けた湯面計が上限位置を示すまで注湯した後(同
d)、元の位置に戻り(同e)、傾転炉内の残湯の重量
を計測し(同f)、当初の傾転炉内の溶湯重量との差よ
り第n保持炉に注湯した溶湯重量を求める(同g)。
【0013】他方第n保持炉の湯面計が上限位置に至っ
た時点で、第n鋳造機の減数カウンターの値C(n)
を、鋳造すべき既定値にリセットする(同h)。減数カ
ウンターの値C(n)をリセットする既定値C(n)
INITは次のようにして定める。各保持炉の湯面計が上限
位置を示したときの保持炉内の溶湯重量は、本実施例で
はいずれの保持炉についても約750Kgであり、1回
の配湯でその約80%を鋳造することとしている。他方
鋳造品1個当たりの重量を6Kgとすれば、本実施例で
はストークが2本あり、1回の鋳造によって2個の鋳造
品が得られるから、1回の鋳造で12Kgの溶湯が使用
される。したがって1回の配湯によって、750Kg×
80%/(12Kg/回)=50回すなわち約50回の
鋳造を行うことができる。そこでC(n)INIT=50と
して、第n鋳造機の減数カウンターの値C(n)を、C
(n)=50にリセットする。以降は乾燥空気圧入口に
取付けた圧力センサーが圧力 1まで上昇するたびに、
減数カウンターの値C(n)を1ずつ減じる(同i)。
なお図4では、簡単のためにストークが1本のときの計
算式を示した。また金型の種類は各鋳造機毎に異なるこ
ともあり、したがって鋳造品1個当たりの重量は各鋳造
機で異なることもあるから、減数カウンターの値C
(n)の既定値C(n)INITは各鋳造機で同一とは限ら
ない。
【0014】以上のように作動させておいた各減数カウ
ンターの値C(n)(n=1〜20)について、その最
小値が0以下となるのを監視し(同j、k)。最小値が
0以下となったときに、当該最小値を与えている第m鋳
造機の保持炉に対して配湯すべき旨の信号を、配湯機に
発する(同n)。第m保持炉に配湯すべき溶湯重量は、
減数カウンターの既定値C(m)INITと現在値C(m)
との差に、第m鋳造機の鋳造品の1個当たりの重量とス
トークの本数とを掛けた値である(但し図4では、簡単
のためにストークが1本のときの計算式を示した)。但
し実際にはこれに若干の上乗せを行って傾転炉に注湯
(同a)している。これは、保持炉への注湯(同d)に
よって該保持炉の湯面計が必ず上限位置に至るようにす
るためであり、またこの結果、傾転炉内の残湯(同f)
は必ず少しはあることとなる。
【0015】傾転炉の移動の1サイクルに要する時間は
15〜20分であり、他方1回の鋳造には約5分を要す
るから、傾転炉がある保持炉に配湯している間に、他の
鋳造機の減数カウンターは3〜4回ほど減少する。した
がっていくつかの鋳造機の減数カウンターの値がほぼ同
時に0に近くなるとき、例えば第1注湯機の減数カウン
ターの値が0になったときに、第2注湯機の減数カウン
ターの値も0になりつつあるときには、先ず第1保持炉
に注湯されるが、第1保持炉への注湯を終えたときに
は、第2鋳造機の減数カウンターは−3〜−4回を示す
こととなる。しかし各鋳造機は1回の配湯によって、 750Kg×20%/(12Kg/回)=12.5回 だけ余分に鋳造することができ、すなわち減数カウンタ
ーが−12.5回を示すまで鋳造することができるか
ら、問題はない。すなわちいくつかの減数カウンターの
値がほぼ同時に0に近くなるときを考慮して、保持炉の
全容量のうちの何%(本実施例では80%)を1回の配
湯で鋳造するかを定めており、同時に、減数カウンター
の最小値が0になる以前にも配湯を行えるように、手動
によっても配湯できるようにしている(同o)。
【0016】配湯機の移動の1サイクルには15〜20
分を要するから、各々の保持炉にその上限位置にまで注
湯する時点は少なくとも互いに15〜20分の間隔を生
じ、したがって多数の減数カウンターの値がほぼ同時に
0に近くなることは現実には生じない。しかしながら上
記実施例では、仮に4台ほどの鋳造機の減数カウンター
の値がほぼ同時に0に近くなるとすれば、4台目の鋳造
機で鋳造できない事態に至るおそれがあり、このような
ときには手動によって早めに配湯を開始する必要があ
る。そこで手動による早めの配湯指令を自動的に行った
別の実施例を、図5によって説明する。図5において
は、図4と同一の機能については同一の符号を付してあ
る。
【0017】この第2の実施例では、各鋳造機の減数カ
ウンターの値C(n)(n=1〜20)のうち最小値
(既定値に対する接近の程度でいえば最大値)に係る鋳
造機mと、最小値の次に小さい値(既定値に対する接近
の程度でいえば最大次位値)に係る鋳造機kとを求め
(図5のq)、第m鋳造機の減数カウンターの値C
(m)が0以下であるならば、前記第1実施例と同様に
第m鋳造機の保持炉宛てに配湯すべき旨の信号を発す
る。C(m)が0に達していないが第1接近既定値すな
わち4回以下であって、且つC(k)が第2接近既定値
すなわち6回以下であるときには、その時点で第m鋳造
機の保持炉宛てに配湯すべき旨の信号を発する(同r、
s)。
【0018】したがってこの第2実施例では減数カウン
ターの値が0に達していないときにも配湯を開始するこ
とがあり、したがって複数の鋳造機の減数カウンターの
値がほぼ同時に0に近くなるときにいずれかの鋳造機で
鋳造できない事態に至るという可能性が減少する。この
結果、保持炉の全容量のうちの何%を1回の配湯で鋳造
するかという割合を、例えば85%に上昇させることが
でき(同p)、その分だけ保持炉の給湯口の開閉回数が
減り、鋳造品の品質の向上と鋳造効率の向上とを図るこ
とができる。なおこの第2実施例では、第2接近既定値
すなわち6回を第1接近既定値すなわち4回よりも大き
くしたが、第2接近既定値は第1接近既定値と同じであ
っても良く、すなわち第2接近既定値は、第1接近既定
値よりも小さくなければ良い。
【0019】以上の両実施例では鋳造量の算出の基礎と
して減数カウンターを用いたが、減数カウンターに代え
て増数カウンターを用いることもできる。減数カウンタ
ーを用いた理由は、第1には保持炉内の溶湯が減少して
いることを理解しやすくするためであり、第2には1回
の配湯当たりに鋳造すべき既定値、例えば50回が、鋳
造機毎に多少異なるときにも、常に0への接近のみを監
視すれば良いこととなるからである。また上記第2実施
例では、0への接近の程度を鋳造品の個数自体によって
監視したが、鋳造すべき既定量に対する鋳造量の100
分率によって監視することもできる。このような比率に
よる監視は、1回の配湯当たりに鋳造すべき既定量が各
鋳造機毎に大幅に異なるときに有効である。
【0020】また以上の両実施例では、鋳造量の計測を
鋳造品の個数に基づいて算出したが、各鋳造機ごとに計
量器を設置して、保持炉内の溶湯の重量によって計測す
ることもできる。溶湯の重量によって計測する手段とし
ては、溶湯の絶対重量に基づく場合、および重量の差に
基づく場合がある。後者は、保持炉に注湯した直後に計
量器の値を測定し、その後の毎回の鋳造の後に計量器の
値を毎回測定して、両者の差から鋳造量を直接に計測す
る方法である。また鋳造量の計測を、各鋳造機の保持炉
内の湯面高さによって計測することもできる。湯面高さ
によって計測する手段としては、湯面の絶対高さに基づ
く場合、および湯面高さの差に基づく場合がある。後者
は、保持炉に注湯した直後に湯面高さの値を測定し、そ
の後の毎回の鋳造の後に湯面高さの値を毎回測定して、
両者の差と保持炉の内径とから鋳造量を計測する方法で
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明によって、複数台の鋳造機の保持
炉のうちいずれの鋳造機の保持炉にいつ配湯すべきかを
自動的に判断する機能を備えた自動配湯装置が提供され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の配湯機と溶解炉と鋳造機と
を示した概略平面図
【図2】該実施例の鋳造機を示した概略縦断面図
【図3】該実施例の鋳造機の鋳造圧力の時間変化を示し
た図
【図4】該実施例の制御手法を示したブロック図
【図5】別の実施例の制御手法を示したブロック図
【符号の説明】
10…溶解炉 11…レール 12…台車 2
0…配湯機 21…傾転炉 22…配湯機制御手段 3
0…低圧鋳造機 31…保持炉 32…ストーク 33…鋳造機本体
34…金型 35…乾燥空気圧入口 36…溶湯 3
7…圧力センサー 39…配湯指令信号発生手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯を、それぞれ保持炉を有する複数台の
    鋳造機の前記保持炉に配湯する配湯機と、 前記鋳造機の各々について設けられ、各鋳造機によって
    鋳造された鋳造量を計測する鋳造量計測手段と、 いずれかの鋳造機の前記鋳造量が各鋳造機毎に定めた既
    定量に至ったときに、当該鋳造機の保持炉宛てに配湯す
    べき旨の信号を発する配湯指令信号発生手段と、 前記配湯指令信号に従って前記配湯機が当該鋳造機へ溶
    湯を配湯することを制御する配湯機制御手段とを有する
    自動配湯装置において、 前記配湯機制御手段は、 前記各既定量に対する前記各鋳造量の接近の程度を各鋳
    造機毎に求め、該接近の程度の最大値と最大次位値とを
    求め、 いずれかの鋳造機の前記鋳造量が前記既定量に至った
    か、又は、前記最大値が第1接近既定値に至り且つ前記
    最大次位値が前記第1接近既定値よりも接近の程度が高
    くはない第2接近既定値に至ったときに、当該鋳造機の
    保持炉又は前記最大値に係る鋳造機の保持炉宛てに配湯
    すべき旨の信号を、前記配湯機に対して発することを特
    徴とする自動配湯装置
  2. 【請求項2】前記鋳造量計測手段は、各鋳造機によって
    鋳造された鋳造品の個数の計数に基づいて計測するもの
    である請求項1記載の自動配湯装置。
  3. 【請求項3】前記鋳造品の個数の計数は、前記保持炉に
    圧入する気体の圧力が、鋳造機の金型のキャビティー内
    に溶湯が充満する状態に対応する圧力を越えたときをも
    って、個数を加算するものである請求項記載の自動配
    湯装置。
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