JP2642416B2 - 同時立体視式眼底カメラ - Google Patents
同時立体視式眼底カメラInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、対物レンズを介して入射する眼底反射光束
を2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割
された分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視
を可能とした同時立体視式眼底カメラの改良に関する。
を2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割
された分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視
を可能とした同時立体視式眼底カメラの改良に関する。
(従来の技術) 従来から、対物レンズを介して入射する眼底反射光束
を2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割
された分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視
を可能とした同時立体視式眼底カメラが知られている
(たとえば、特公昭56−20014号公報参照。)。
を2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割
された分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視
を可能とした同時立体視式眼底カメラが知られている
(たとえば、特公昭56−20014号公報参照。)。
この従来の同時立体視式眼底カメラでは、眼底の所望
部位の撮影、観察を行うために、装置本体を移動させ
て、眼底の所望部位に対する合焦を行うようになってい
る。
部位の撮影、観察を行うために、装置本体を移動させ
て、眼底の所望部位に対する合焦を行うようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この種の眼底カメラでは、乳頭部の同時立
体視を行うことがあるが、このような乳頭部の同時立体
視に際しては、第10図に示すように、被検眼Eの眼底R
の乳頭部2が黄斑部3から離れた位置にあり、水晶体4
の光軸Mに対して相対的に対物レンズ5の光軸Nが斜め
になるように結像光学系をセットして、眼底反射光底P
を取り出さなければならないことになる。
体視を行うことがあるが、このような乳頭部の同時立体
視に際しては、第10図に示すように、被検眼Eの眼底R
の乳頭部2が黄斑部3から離れた位置にあり、水晶体4
の光軸Mに対して相対的に対物レンズ5の光軸Nが斜め
になるように結像光学系をセットして、眼底反射光底P
を取り出さなければならないことになる。
このため、眼底Rの一点から出射されて水晶体4を介
して対物レンズ5を入射する眼底反射光束Pについて考
えると、水晶体4が光軸Nに対して斜めに傾いているの
で、全光束を用いるのは収差の面で好ましくなく、一方
の結像光学系により得られる像がぼやけないように装置
本体を移動させて合焦を行うことにすると、一対の結像
光学系の各合焦レンズが一体的に動くため、他方の結像
光学系により得られる像がぼやけ、他方の結像光学系に
より得られる像がぼやけないように装置本体を移動させ
て合焦点を行うと一方の結像光学系により得られる像が
ぼやける。
して対物レンズ5を入射する眼底反射光束Pについて考
えると、水晶体4が光軸Nに対して斜めに傾いているの
で、全光束を用いるのは収差の面で好ましくなく、一方
の結像光学系により得られる像がぼやけないように装置
本体を移動させて合焦を行うことにすると、一対の結像
光学系の各合焦レンズが一体的に動くため、他方の結像
光学系により得られる像がぼやけ、他方の結像光学系に
より得られる像がぼやけないように装置本体を移動させ
て合焦点を行うと一方の結像光学系により得られる像が
ぼやける。
そこで、たとえば、水晶体4を介して対物レンズ5に
入射する眼底反射光束Pを周辺部の光束、、中央部
の光束、に区分し、この〜のうち、又は
、の組み合わせのいずれかを用い、たとえば、、
の光束の一方を一方の結像光学系に導くと共に、、
の光束の他方を他方の光学系に導き、収差が多少なり
とも改善されるように、2孔絞りの孔の位置を工夫して
いる。
入射する眼底反射光束Pを周辺部の光束、、中央部
の光束、に区分し、この〜のうち、又は
、の組み合わせのいずれかを用い、たとえば、、
の光束の一方を一方の結像光学系に導くと共に、、
の光束の他方を他方の光学系に導き、収差が多少なり
とも改善されるように、2孔絞りの孔の位置を工夫して
いる。
しかしながら、一方の結像光学系により得られる像が
ぼやけないように装置本体を移動させて合焦を行うこと
にすると他方の結像光学系により得られる像がぼやけ、
他方の結像光学系により得られる像がぼやけないように
装置本体を移動させて合焦を行うと一方の結像光学系に
よる像がぼやけることに変わりはなく、とくに、、
の光束の組み合わせを用いるものでは、周辺部の光束
は、眼底反射光束Pが第11図に模式的に示すように、水
晶体4の最周辺部4aを通過することになるため、収差の
面で好ましいとはいえず、、の光束の組み合わせを
用いるものでは、の光束がの光束と較べた場合に、
最周辺部4aよりも少し内側を通るために収差が、の
組み合わせに較べて改善されることになるが、虹彩6に
よりの光束の一部がけられを生じるために、像が相対
的に暗くなる。
ぼやけないように装置本体を移動させて合焦を行うこと
にすると他方の結像光学系により得られる像がぼやけ、
他方の結像光学系により得られる像がぼやけないように
装置本体を移動させて合焦を行うと一方の結像光学系に
よる像がぼやけることに変わりはなく、とくに、、
の光束の組み合わせを用いるものでは、周辺部の光束
は、眼底反射光束Pが第11図に模式的に示すように、水
晶体4の最周辺部4aを通過することになるため、収差の
面で好ましいとはいえず、、の光束の組み合わせを
用いるものでは、の光束がの光束と較べた場合に、
最周辺部4aよりも少し内側を通るために収差が、の
組み合わせに較べて改善されることになるが、虹彩6に
よりの光束の一部がけられを生じるために、像が相対
的に暗くなる。
従来は、像のぼやけよりも像の暗さを甘受できること
から、、の光束を用いて、同時立体視を行っている
が、改善可能であれば改善するのが好ましい。
から、、の光束を用いて、同時立体視を行っている
が、改善可能であれば改善するのが好ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは、水晶体の光軸に対して相対的に対
物レンズの光軸を斜めに傾けて同時立体視を行う場合に
あっても、より一層良好に眼底像を同時立体視できる同
時立体視式眼底カメラを提供するところにある。
目的とするところは、水晶体の光軸に対して相対的に対
物レンズの光軸を斜めに傾けて同時立体視を行う場合に
あっても、より一層良好に眼底像を同時立体視できる同
時立体視式眼底カメラを提供するところにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの特徴は、一
対の結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系
とは独立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けた
ところにある。
対の結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系
とは独立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けた
ところにある。
(作用) 本発明によれば、装置本体を移動させて合焦を行っ
て、一方の結像光学系により得られた像に対して他方の
結像光学系により得られた像がぼやけているときには、
そのぼやけた像が得られた結像光学系のみを独立に合焦
補助手段の操作により調節して、両方の結像光学系によ
り得られる眼底像を共に鮮明で良好な状態で同時立体視
させることができる。
て、一方の結像光学系により得られた像に対して他方の
結像光学系により得られた像がぼやけているときには、
そのぼやけた像が得られた結像光学系のみを独立に合焦
補助手段の操作により調節して、両方の結像光学系によ
り得られる眼底像を共に鮮明で良好な状態で同時立体視
させることができる。
(実施例) 以下に、本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの実
施例を図面を参照しつつ説明する。
施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第6図は本発明に係わる同時立体視式眼
底カメラの第1実施例を示し、第1図において、10は眼
底照明系、11は眼底同時立体視光学系である。眼底照明
系10は、観察光源12、撮影光源13を有する。観察光源12
と撮影光源13とはハーフミラー14に関して共役である。
その観察光源12とハーフミラー14との間にはコンデンサ
レンズ15が設けられ、その撮影光源13とハーフミラー14
との間にはコンデンサレンズ16が設けられている。な
お、コンデンサレンズ16の光軸上には、撮影光源13を挾
んでコンデンサレンズ16と反対側に凹面鏡17が設けられ
ている。
底カメラの第1実施例を示し、第1図において、10は眼
底照明系、11は眼底同時立体視光学系である。眼底照明
系10は、観察光源12、撮影光源13を有する。観察光源12
と撮影光源13とはハーフミラー14に関して共役である。
その観察光源12とハーフミラー14との間にはコンデンサ
レンズ15が設けられ、その撮影光源13とハーフミラー14
との間にはコンデンサレンズ16が設けられている。な
お、コンデンサレンズ16の光軸上には、撮影光源13を挾
んでコンデンサレンズ16と反対側に凹面鏡17が設けられ
ている。
観察光源12による照明光、撮影光源13による照明光
は、ハーフミラー14、遮光板18、リレーレンズ19、反射
鏡20、リレーレンズ21を介して穴空きミラー22に導かれ
るものである。穴空きミラー22は第3図に示すように穴
部22aを有する。その照明光はその穴空きミラー22によ
って対物レンズ23に向けて反射され、被検眼Eの角膜
C、水晶体4を通過し、眼底Rを照明する。なお、遮光
版18は、第4図に示すように中央部が遮光領域18aとさ
れ、周辺部が透過領域18bとされているが、これについ
ては後述する。
は、ハーフミラー14、遮光板18、リレーレンズ19、反射
鏡20、リレーレンズ21を介して穴空きミラー22に導かれ
るものである。穴空きミラー22は第3図に示すように穴
部22aを有する。その照明光はその穴空きミラー22によ
って対物レンズ23に向けて反射され、被検眼Eの角膜
C、水晶体4を通過し、眼底Rを照明する。なお、遮光
版18は、第4図に示すように中央部が遮光領域18aとさ
れ、周辺部が透過領域18bとされているが、これについ
ては後述する。
眼底同時立体視光学系11は、第2図に示すように、2
孔絞り24、光束分割器兼用の像正立用のポロプリズム2
5、一対の結像光学系26、27を有する。2孔絞り24は第
5図に示すように一対の円形開口24a、24bを有する。こ
の一対の円形開口24a、24bは対物レンズ23の光軸Nに対
し、被検眼Eの左右方向に対称である。2孔絞り24は穴
空きミラー22を境に対物レンズ23と反対側に設けられて
いる。眼底反射光束Pは水晶体4、対物レンズ23、穴空
きミラー22の穴部22aを通過した後、2孔絞り24に導か
れる。そして、この2孔絞り24の円形開口24a、24bを通
過して分割光束となる。なお、この実施例では、と
の光束の組み合わせが用いられ、、の光束の一方が
円形開口の一方に入射し、他方が円形開口の他方に入射
する。これは、得られた一対の眼底像の一方が他方に対
して相対的に暗くなるのを防止するためである。
孔絞り24、光束分割器兼用の像正立用のポロプリズム2
5、一対の結像光学系26、27を有する。2孔絞り24は第
5図に示すように一対の円形開口24a、24bを有する。こ
の一対の円形開口24a、24bは対物レンズ23の光軸Nに対
し、被検眼Eの左右方向に対称である。2孔絞り24は穴
空きミラー22を境に対物レンズ23と反対側に設けられて
いる。眼底反射光束Pは水晶体4、対物レンズ23、穴空
きミラー22の穴部22aを通過した後、2孔絞り24に導か
れる。そして、この2孔絞り24の円形開口24a、24bを通
過して分割光束となる。なお、この実施例では、と
の光束の組み合わせが用いられ、、の光束の一方が
円形開口の一方に入射し、他方が円形開口の他方に入射
する。これは、得られた一対の眼底像の一方が他方に対
して相対的に暗くなるのを防止するためである。
ポリプリズム25はその2孔絞り24を通過した眼底反射
光束Pの通過方向前方に配置されている。ここで遮光板
18は被検眼Eの瞳孔と共役位置に配置されており、遮光
領域24aの角膜Cによる反射像は、2孔絞り24の位置に
おいて一対の円形開口24a、24bを被覆するようにされて
おり、遮光板18は角膜Cによる撮影に有害な照明反射光
が円形開口24a、24bを通過するのを阻止する役割を果た
す。
光束Pの通過方向前方に配置されている。ここで遮光板
18は被検眼Eの瞳孔と共役位置に配置されており、遮光
領域24aの角膜Cによる反射像は、2孔絞り24の位置に
おいて一対の円形開口24a、24bを被覆するようにされて
おり、遮光板18は角膜Cによる撮影に有害な照明反射光
が円形開口24a、24bを通過するのを阻止する役割を果た
す。
一対の結像光学系26、27は合焦レンズ28、29、結像レ
ンズ系30、31を有する。結像レンズ系30、31は、ここで
は、レンズ30a、30b、31a、31b、ハーフミラー32、33を
有する。ハーフミラー32、33はレンズ30a、31aとレンズ
30b、31bとの間に設けられている。このハーフミラー3
2、33は分割光束の一部を撮像系34に導く機能を有す
る。なお、撮像系34の構成、作用については後述する。
ンズ系30、31を有する。結像レンズ系30、31は、ここで
は、レンズ30a、30b、31a、31b、ハーフミラー32、33を
有する。ハーフミラー32、33はレンズ30a、31aとレンズ
30b、31bとの間に設けられている。このハーフミラー3
2、33は分割光束の一部を撮像系34に導く機能を有す
る。なお、撮像系34の構成、作用については後述する。
ハーフミラー32、33を透過した分割光束はレンズ30
b、31bを介して反射プリズム35、36に導かれる。その反
射プリズム35、36の反射方向前方には、ハーフミラー37
が設けられている。このハーフミラー37の反射方向前方
は観察系38となっており、透過方向前方は撮影系39とな
っている。観察系38は反射鏡40、接眼レンズ41を有す
る。これによって、眼底像が同時立体視観察される。撮
影系39にはフィルム42が設けられている。これによっ
て、フィルム42に同時立体視用の眼底像が形成される。
b、31bを介して反射プリズム35、36に導かれる。その反
射プリズム35、36の反射方向前方には、ハーフミラー37
が設けられている。このハーフミラー37の反射方向前方
は観察系38となっており、透過方向前方は撮影系39とな
っている。観察系38は反射鏡40、接眼レンズ41を有す
る。これによって、眼底像が同時立体視観察される。撮
影系39にはフィルム42が設けられている。これによっ
て、フィルム42に同時立体視用の眼底像が形成される。
この実施例では、合焦レンズ28、29に合焦補助手段が
設けられている。この合焦補助手段は、レンズ可動支持
体43、44と、ツマミ部45、46とからなっており、合焦レ
ンズ28、29は別個独立に対物レンズ23の光軸Nの方向に
可動可能となっている。
設けられている。この合焦補助手段は、レンズ可動支持
体43、44と、ツマミ部45、46とからなっており、合焦レ
ンズ28、29は別個独立に対物レンズ23の光軸Nの方向に
可動可能となっている。
よって、一方の結像光学系により得られる像がぼやけ
ないように装置本体を移動させて合焦を行ったとき、他
方の結像光学系により得られた像がぼやけたとしても、
他方の結像光学系の合焦補助手段を操作して光軸Nに沿
って合焦レンズを可動させることにより、その他方の結
像光学系により得られる眼底像のぼやけを修正でき、良
好な眼底像を同時立体視できる。
ないように装置本体を移動させて合焦を行ったとき、他
方の結像光学系により得られた像がぼやけたとしても、
他方の結像光学系の合焦補助手段を操作して光軸Nに沿
って合焦レンズを可動させることにより、その他方の結
像光学系により得られる眼底像のぼやけを修正でき、良
好な眼底像を同時立体視できる。
撮像系34は、結像レンズ47、反射鏡48、CCDカメラ49
を有しており、この実施例では、一対の結像光学系26、
27のそれぞれに対応してCCDカメラ49が設けられてい
る。このCCDカメラ49による画像出力を一対のモニター5
0(片方のモニターの図示は略す。)に表示させること
にすれば、接眼レンズ41を介して合焦を行わなくとも合
焦が可能となる。
を有しており、この実施例では、一対の結像光学系26、
27のそれぞれに対応してCCDカメラ49が設けられてい
る。このCCDカメラ49による画像出力を一対のモニター5
0(片方のモニターの図示は略す。)に表示させること
にすれば、接眼レンズ41を介して合焦を行わなくとも合
焦が可能となる。
なお、この実施例では、撮像系34が2個のCCDカメラ4
9を有する構成としたが、1個のCCDカメラ49の異なる2
つの領域に一対の結像光学系26、27により得られる眼底
像を同時に結像させる構成とすることもできる。
9を有する構成としたが、1個のCCDカメラ49の異なる2
つの領域に一対の結像光学系26、27により得られる眼底
像を同時に結像させる構成とすることもできる。
また、の実施例では、2個のモニター50を別々に設け
て、一対の結像光学系26、27により得られる眼底像を別
々に表示させる構成としたが、第6図に示すように、1
個のモニター50に同時に眼底像を表示させる構成とする
こともできる。
て、一対の結像光学系26、27により得られる眼底像を別
々に表示させる構成としたが、第6図に示すように、1
個のモニター50に同時に眼底像を表示させる構成とする
こともできる。
さらに、一対の結像光学系26、27の一方のみに、撮像
系34を設け、他方の結像光学系は自動合焦を行う構成と
し、一方の結像光学系のみについて、モニター50を観察
しながら、手動操作により合焦調整を行う構成を採用す
ることもできる。
系34を設け、他方の結像光学系は自動合焦を行う構成と
し、一方の結像光学系のみについて、モニター50を観察
しながら、手動操作により合焦調整を行う構成を採用す
ることもできる。
その他、実施例では、手動操作によって合焦補助手段
を操作するようになっているが、両方とも、自動合焦補
助手段を採用する構成とすることもできる。また、眼底
観察系38と撮像系34とはいずれか一方のみを採用する構
成とすることが可能である。
を操作するようになっているが、両方とも、自動合焦補
助手段を採用する構成とすることもできる。また、眼底
観察系38と撮像系34とはいずれか一方のみを採用する構
成とすることが可能である。
第7図、第8図は本発明に係わる同時立体視式眼底カ
メラの第2実施例を示すもので、この実施例では、合焦
レンズ28、29を独立に光軸Nの方向に可動可能の構成と
する代わりに、少なくとも一方の結像光学系、ここで
は、結像光学系27の途中に合焦補助手段としての補助レ
ンズ51〜54を準備し、この補助レンズ51〜54をポロプリ
ズム25と合焦レンズ29との間に介在された回転支持板55
を支持させ、この回転支持板55を回転軸56を軸として回
転させることにより、ポロプリズム25と合焦レンズ29と
の間に補助レンズ51〜54の少なくとも1個を介装し、得
られた眼底像のぼやけを修正する構成としたものであ
る。
メラの第2実施例を示すもので、この実施例では、合焦
レンズ28、29を独立に光軸Nの方向に可動可能の構成と
する代わりに、少なくとも一方の結像光学系、ここで
は、結像光学系27の途中に合焦補助手段としての補助レ
ンズ51〜54を準備し、この補助レンズ51〜54をポロプリ
ズム25と合焦レンズ29との間に介在された回転支持板55
を支持させ、この回転支持板55を回転軸56を軸として回
転させることにより、ポロプリズム25と合焦レンズ29と
の間に補助レンズ51〜54の少なくとも1個を介装し、得
られた眼底像のぼやけを修正する構成としたものであ
る。
第9図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの第
3実施例を示すもので、少なくとも一方の結像光学系に
合焦補助手段としての補助レンズ57を設け、この補助レ
ンズ57をチルト可能な構成としたものであり、この実施
例では、補助レンズ57は結像光学系27のポロプリズム25
と合焦レンズ29との間に設けられ、結像光学系26により
得られる眼底像が鮮明に得られた状態でかつ結像光学系
27により得られた眼底像がぼやけているときには、補助
レンズ57を光軸Nに対してチルトさせれば、結像光学系
27についても鮮明な眼底像が得られることになる。
3実施例を示すもので、少なくとも一方の結像光学系に
合焦補助手段としての補助レンズ57を設け、この補助レ
ンズ57をチルト可能な構成としたものであり、この実施
例では、補助レンズ57は結像光学系27のポロプリズム25
と合焦レンズ29との間に設けられ、結像光学系26により
得られる眼底像が鮮明に得られた状態でかつ結像光学系
27により得られた眼底像がぼやけているときには、補助
レンズ57を光軸Nに対してチルトさせれば、結像光学系
27についても鮮明な眼底像が得られることになる。
(発明の効果) 本発明に係わる同時立体視式眼底カメラでは、一対の
結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系とは
独立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けたの
で、装置本体を移動させて合焦を行い、一方の結像光学
系により得られた像に対して他方の結像光学系により得
られた像がぼやけているとき、そのぼやけた像が得られ
た結像光学系のみ独立に合焦補助手段を操作することに
よって得られた像のぼやけを修正でき、両方共に鮮明で
良好な眼底像を同時立体視できるという効果を奏する。
結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系とは
独立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けたの
で、装置本体を移動させて合焦を行い、一方の結像光学
系により得られた像に対して他方の結像光学系により得
られた像がぼやけているとき、そのぼやけた像が得られ
た結像光学系のみ独立に合焦補助手段を操作することに
よって得られた像のぼやけを修正でき、両方共に鮮明で
良好な眼底像を同時立体視できるという効果を奏する。
第1図ないし第6図は本発明に係わる同時立体視式眼底
カメラの第1実施例を示す図であって、 第1図はその同時立体視式眼底カメラの光学系の側面
図、 第2図は第1図に示す光学系の平面図、 第3図は第1図に示す穴空きミラーの平面図、 第4図は第1図に示す遮光板の平面図、 第5図は第1図に示す2孔絞りの平面図、 第6図は第1図に示すモニターへの表示の他の例を示す
説明図、 第7図、第8図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメ
ラの第2実施例を示す図であって、 第7図はその同時立体視式眼底カメラの光学系を示す平
面図、 第8図は第7図に示す回転支持板の平面図、 第9図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの第3
実施例を示す図であって、その要部光学系を示す平面
図、 第10図、第11図は従来の同時立体視式眼底カメラの不具
合を説明する説明図、 である。 23……対物レンズ、24……2孔絞り 26、27……結像光学系 43、44……レンズ可動支持体(合焦補助手段) 51〜54……補助レンズ(合焦補助手段) 57……補助レンズ、P……眼底反射光束
カメラの第1実施例を示す図であって、 第1図はその同時立体視式眼底カメラの光学系の側面
図、 第2図は第1図に示す光学系の平面図、 第3図は第1図に示す穴空きミラーの平面図、 第4図は第1図に示す遮光板の平面図、 第5図は第1図に示す2孔絞りの平面図、 第6図は第1図に示すモニターへの表示の他の例を示す
説明図、 第7図、第8図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメ
ラの第2実施例を示す図であって、 第7図はその同時立体視式眼底カメラの光学系を示す平
面図、 第8図は第7図に示す回転支持板の平面図、 第9図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの第3
実施例を示す図であって、その要部光学系を示す平面
図、 第10図、第11図は従来の同時立体視式眼底カメラの不具
合を説明する説明図、 である。 23……対物レンズ、24……2孔絞り 26、27……結像光学系 43、44……レンズ可動支持体(合焦補助手段) 51〜54……補助レンズ(合焦補助手段) 57……補助レンズ、P……眼底反射光束
Claims (1)
- 【請求項1】対物レンズを介して入射する眼底反射光束
を2孔絞りを介して分割し、該2孔絞りによって分割さ
れた分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視を
可能とした同時立体視式眼底カメラにおいて、 前記一対の結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像
光学系とは独立に合焦補助を行うための合焦補助手段が
設けられていることを特徴とする同時立体視式眼底カメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63156413A JP2642416B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 同時立体視式眼底カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63156413A JP2642416B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 同時立体視式眼底カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH025921A JPH025921A (ja) | 1990-01-10 |
JP2642416B2 true JP2642416B2 (ja) | 1997-08-20 |
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ID=15627206
Family Applications (1)
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JP63156413A Expired - Fee Related JP2642416B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 同時立体視式眼底カメラ |
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CN106343950A (zh) * | 2016-09-28 | 2017-01-25 | 天津工业大学 | 一种基于眼模型的眼底相机双目立体成像系统 |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP63156413A patent/JP2642416B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH025921A (ja) | 1990-01-10 |
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