JPH025921A - 同時立体視式眼底カメラ - Google Patents

同時立体視式眼底カメラ

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JPH025921A
JPH025921A JP63156413A JP15641388A JPH025921A JP H025921 A JPH025921 A JP H025921A JP 63156413 A JP63156413 A JP 63156413A JP 15641388 A JP15641388 A JP 15641388A JP H025921 A JPH025921 A JP H025921A
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Akio Sakurai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、対物レンズを介して入射する眼底反射光束を
2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割さ
れた分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視を
可能とした同時立体視式眼底カメラの改良に関する。
(従来の技術) 従来から、対物レンズを介して入射する眼底反射光束を
2孔絞りを介して分割し、この2孔絞りによって分割さ
れた分割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視を
可能とした同時立体視式眼底カメラが知られている(た
とえば、特公昭56−20014号公報参照、)。
この従来の同時立体視式眼底カメラでは、眼底の所望部
位の撮影、観察を行うために、装置本体を移動させて、
眼底の所望部位に対する合焦を行うようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この種の眼底カメラでは、乳頭部の同時立体
視を行うことがあるが、このような乳頭部の同時立体視
に際しては、第10図に示すように、被検眼Eの眼底R
の乳頭部2が黄斑部3から離れた位置にあり、水晶体4
の光軸Mに対して相対的に対物レンズ5の光軸Nが斜め
になるように結像光学系をセットして、眼底反射光束P
を取り出さなければならないことになる。
このため、眼底Rの一点から出射されて水晶体4を介し
て対物レンズ5に入射する眼底反射光束Pについて考え
ると、水晶体4が光軸Nに対して斜めに傾いているので
、全光束を用いるのは収差の面で好ましくなく、一方の
結像光学系により得られる像がぼやけないように装置本
体を移動させて合焦を行うことにすると、一対の結像光
学系の各合焦レンズが一体的に動くため、他方の結像光
学系により得られる像がぼやけ、他方の結像光学系によ
り得られる像がぼやけないように装置本体を移動させて
合焦を行うと一方の結像光学系により得られる俺がぼや
ける。
そこで、たとえば、水晶体4を介して対物レンズ5に入
射する眼底反射光束Pを周辺部の光束■、■、中央部の
光束■、■に区分し、この■〜■のうち■、■又は■、
■の組み合わせのいずれかを用い、たとえば、■、■の
光束の一方を一方の結像光学系に導くと共に、■、■の
光束の他方を他方の光学系に導き、収差が多少なりとも
改善されるように、2孔絞りの孔の位置を工夫している
しかしながら、一方の結像光学系により得られる像がぼ
やけないように装置本体を移動させて合焦を行うことに
すると他方の結像光学系により得られる像がぼやけ、他
方の結像光学系により得られる像がぼやけないように装
置本体を移動させて合焦を行うと一方の結像光学系によ
る像がぼやけることに変わりはなく、とくに、■、■の
光束の組み合わせを用いるものでは、周辺部の光束■は
、眼底反射光束Pが第11図に模式的に示すように、水
晶体4の最周辺部4aを通過することになるため、収差
の面で好ましいとはいえず、■、■の光束の組み合わせ
を用いるものでは、■の光束が■の光束と較べた場合に
、最周辺部4aよりも少し内側を通るために収差が■、
■の組み合わせに較べて改善されることになるが、虹彩
6により■の光束の一部がけられを生じるために、像が
相対的に暗くなる。
従来は、像のぼやけよりも像の暗さを甘受できることか
ら、■、■の光束を用いて、同時立体視を行っているが
、改善可能であれば改善するのが好ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは、水晶体の光軸に対して相対的に対物
レンズの光軸を斜めに傾けて同時立体視を行う場合にあ
っても、より一層良好に眼底像を同時立体視できる同時
立体視式眼底カメラを提供するところにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの特徴は、一対
の結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系と
は独立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けたと
ころにある。
(作用) 本発明によれば、装置本体を移動させて合焦を行って、
一方の結像光学系により得られた像に対して他方の結像
光学系により得られた像がぼやけているときには、その
ぼやけた像が得られた結像光学系のみを独立に合焦補助
手段の操作により調節して、両方の結像光学系により得
られる眼底像を共に鮮明で良好な状態で同時立体視させ
ることができる。
(実施猶) 以下に、本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの実施
例を図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第6図は本発明に係わる同時立体視式眼底
カメラの第1実施例を示し、第1図において、10は眼
底照明系、11は眼底同時立体視光学系である。眼底照
明系10は、観察光源12、撮影光源13を有する。観
察光[12と撮影光源13とはハーフミラ−14に関し
て共役である。
その観察光源12とハーフミラ−14との間にはコンデ
ンサレンズ15が設けられ、その撮影光源13とハーフ
ミラ−14との間にはコンデンサレンズ16が設けられ
ている。なお、コンデンサレンズ16の光軸上には、撮
影光源13を挾んでコンデンサレンズ16と反対側に凹
面鏡17が設けられている。
観察光源12による照明光、撮影光源13による照明光
は、ハーフミラ−14、遮光板18、リレーレンズ19
、反射鏡20、リレーレンズ21を介して穴空きミラー
22に導かれるものである。
穴空きミラー22は第3図に示すように穴部22aを有
する。その照明光はその穴空きミラー22によって対物
レンズ23に向けて反射され、被検眼Eの角膜C1水晶
体4を通過し、眼底Rを照明する。なお、遮光板18は
、第4図に示すように中央部が遮光領域18aとされ、
周辺部が透過領域18bとされているが、これについて
は後述する。
眼底同時立体視光学系11は、第2図に示すように、2
孔絞り24、光束分割器兼用の像正立用のポロプリズム
25、 一対の結像光学系26.27を有する。2孔絞
り24は第5図に示すように一対の円形開口24a、2
4bを有する。この一対の円形開口24a、24bは対
物レンズ23の光軸Nに対し、被検眼Eの左右方向に対
称である。2孔絞り24は穴空きミラー22を境に対物
レンズ23と反対側に設けられている。眼底反射光束P
は水晶体4、対物レンズ23、穴空きミラー22の穴部
22aを通過した後、2孔絞り24に導かれる。そして
、この2孔絞り24の円形間口24a、24bを通過し
て分割光束となる。贋お、この実施例では、 ■と■の
光束の組み合わせが用いられ、■、■の光束の一方が円
形開口の一方に入射し、他方が円形開口の他方に入射す
る。
これは、得られた一対の眼底像の一方が他方に対して相
対的に暗くなるのを防止するためである。
ポロプリズム25はその2孔絞り24を通過した眼底反
射光束Pの通過方向前方に配置されている。ここで、遮
光板18は被検眼Eの瞳孔と共役位置に配置されており
、遮光領域24aの角膜Cによる反射像は、2孔絞り2
4の位置において一対の円形開口24a、24bを被覆
するようにされており、遮光板18は角膜Cによる撮影
に有害な照明反射光が円形開口24a、24bを通過す
るのを阻止する役割を果たす。
一対の結像光学系26.27は合焦レンズ28.29、
結像レンズ系30.31を有する。結像レンズ系30.
31は、ここでは、レンズ30a130b、31 a、
  3 l b、  、ハーフミラ−32,33を有す
る。ハーフミラ−32,33はレンズ30a、31aと
レンズ30b、31bとの間に設けられている。このハ
ーフミラ−32,33は分割光束の一部を撮像系34に
導く機能を有する。
なお、撮像系34の構成、作用については後述する。
ハーフミラ−32,33を透過した分割光束はレンズ3
0b、31bを介して反射プリズム35.36に導かれ
る。その反射プリズム35.36の反射方向前方には、
ハーフミラ−37が設けられている。このハーフミラ−
37の反射方向前方は観察系38となっており、透過方
向前方は撮影系39となっている。観察系38は反射鏡
4o、接眼レンズ41を有する。これによって、眼底像
が同時立体視観察される。撮影系39にはフィルム42
が設けられている。これによって、フィルム42に同時
立体視用の眼底像が形成される。
この実施例では、合焦レンズ28.29に合焦補助手段
が設けられている。この合焦補助手段は、レンズ可動支
持体43.44と、ツマミ部45.46とからなってお
り、合焦レンズ28.29は別個独立に対物レンズ23
の光軸Nの方向に可動可能となっている。
よって、一方の結像光学系により得られる像がぼやけな
いように装置本体を移動させて合焦を行ったとき、他方
の結像光学系により得られた像がぼやけたとしても、他
方の結像光学系の合焦補助手段を操作して光軸Nに沿っ
て合焦レンズを可動させることにより、その他方の結像
光学系により得られる眼底像のぼやけを修正でき、良好
な眼底像を同時立体視できる。
撮像系34は、結像レンズ47、反射鏡48、CCDカ
メラ49を有しており、この実施例では、一対の結像光
学系26.27のそれぞれに対応してCCDカメラ49
が設けられている。このCCDカメラ49による画像出
力を一対のモニター50(片方のモニターの図示は略す
、)に表示させることにすれば、接眼レンズ41を介し
て合焦を行わなくとも合焦が可能となる。
なお、この実施例では、撮像系34が2個のCCDカメ
ラ49を有する構成としたが、1個のCODCDカメラ
49なる2つの領域に一対の結像光学系26.27によ
り得られる眼底像を同時に結像させる構成とすることも
できる。
また、この実施例では、2個のモニター50を別々に設
けて、一対の結像光学系26.27により得られる眼底
像を別々に表示させる構成としたが、第6図に示すよう
に、1個のモニター50に同時に眼底像を表示させる構
成とすることもできる。
さらに、一対の結像光学系26.27の一方のみに、撮
像系34を設け、他方の結像光学系は自動合焦を行う構
成とし、一方の結像光学系のみについて、モニター50
を観察しながら、手動操作により合焦調整を行う構成を
採用することもできる。
その他、実施例では、手動操作によって合焦補助手段を
操作するようになっているが、両方とも、自動合焦補助
手段を採用する構成とすることもできる。また、眼底観
察系38と撮像系34とはし)ずれか一方のみを採用す
る構成とすることが可能である。
第7図、第8図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメ
ラの第2実施例を示すもので、この実施例では、合焦レ
ンズ28.29を独立に光軸Nの方向に可動可能の構成
とする代わりに、少なくとも一方の結像光学系、ここで
は、結像光学系27の途中に合焦補助手段としての補助
レンズ51〜54を準備し、この補助レンズ51〜54
をポロプリズム25と合焦レンズ29との間に介在され
た回転支持板55に支持させ、  この回転支持板55
を回転軸56を軸として回転させることにより、ポロプ
リズム25と合焦レンズ29との間に補助レンズ51〜
54の少なくとも1個を介装し、得られた眼底像のぼや
けを修正する構成としたものである。
第9図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメラの第3
実施例を示すもので、  少なくとも一方の結像光学系
に合焦補助手段としての補助レンズ57を設け、この補
助レンズ57をチルト可能な構成としたものであり、こ
の実施例では、補助レンズ57は結像光学系27のポロ
プリズム25と合焦レンズ29との間に設けられ、  
結像光学系26により得られる眼底像が鮮明に得られた
状態でかつ結像光学系27により得られた眼底像がぼや
けているときには、補助レンズ57を光軸Nに対してチ
ルトさせれば、結像光学系27についても鮮明な眼底像
が得られることになる。
(発明の効果) 本発明に係わる同時立体視式眼底カメラでは、一対の結
像光学系の少なくとも一方に、他方の結像光学系とは独
立に合焦補助を行うための合焦補助手段を設けたので、
装置本体を移動させて合焦を行い、一方の結像光学系に
より得られた像に対して他方の結像光学系により得られ
た像がぼやけているとき、そのぼやけた像が得られた結
像光学系のみ独立に合焦補助手段を操作することによっ
て得られた像のぼやけを修正でき、両方共に鮮明で良好
な眼底像を同時立体視できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係わる同時立体視式眼底
カメラの第1実施例を示す図であって、第1図はその同
時立体視式眼底カメラの光学系の側面図、 第2図は第1図に示す光学系の平面図、第3図は第1図
に示す穴空きミラーの平面図、第4図は第1図に示す遮
光板の平面図、第5図は第1図に示す2孔絞りの平面図
、第6図は第1図に示すモニターへの表示の他の例を示
す説明図、 第7図、第8図は本発明に係わる同時立体視式眼底カメ
ラの第2実施例を示す図であって、第7図はその同時立
体視式眼底カメラの光学系を示す平面図、 第8図は第7図に示す回転支持板の平面図、第9図は本
発明に係わる同時立体視式眼底カメラの第3実施例を示
す図であって、その要部光学系を示す平面図、 第10図、第11図は従来の同時立体視式眼底カメラの
不具合を説明する説明図、 である。 23・・・対物レンズ、24・・・2孔絞り26.27
・・・結像光学系 43.44・・・レンズ可動支持体(合焦補助手段)5
1〜54・・・補助レンズ(合焦補助手段)57・・・
補助レンズ、P・・・眼底反射光束箒 9 図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対物レンズを介して入射する眼底反射光束を2孔
    絞りを介して分割し、該2孔絞りによって分割された分
    割光束を一対の結像光学系に導き、同時立体視を可能と
    した同時立体視式眼底カメラにおいて、 前記一対の結像光学系の少なくとも一方に、他方の結像
    光学系とは独立に合焦補助を行うための合焦補助手段が
    設けられていることを特徴とする同時立体視式眼底カメ
    ラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2677461A1 (fr) * 1991-05-04 1992-12-11 Zeiss Carl Fa Adaptateur d'ophtalmoscopie pour microscope d'operation et microscope comportant un tel adaptateur.
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