JP2991298B2 - 眼科用撮影装置 - Google Patents

眼科用撮影装置

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JP2991298B2 JP63328603A JP32860388A JP2991298B2 JP 2991298 B2 JP2991298 B2 JP 2991298B2 JP 63328603 A JP63328603 A JP 63328603A JP 32860388 A JP32860388 A JP 32860388A JP 2991298 B2 JP2991298 B2 JP 2991298B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、被検眼の眼底像をテレビモニター上に表
示する光電式撮影光学系と、フィルム上に写し取る写真
撮影光学系とを有する眼科用撮影装置の改良に関するも
のである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来から眼底の状態を観察するために眼底像の写真撮
影を行なう眼底カメラが使用されている。最も簡易な眼
底カメラには、写真撮影を行なうための写真撮影光学系
と、術者が視認するための観察光学系とが設けられてい
る。
近時、この眼底カメラに撮像管、テレビカメラ等の受
像素子を備える光電式撮影光学系を併設したものが増加
する傾向にある。光電式撮影光学系は、写真撮影と共に
眼底像を電気信号として保存するために利用され、ある
いは眼底像をリアルタイムでテレビモニターに映し出し
てアライメントや観察を行なうために利用される。
ところで、眼底カメラの焦点合わせは、上記各光学系
の共通部分に設けられた合焦レンズを光軸方向に移動さ
せることによって光なわれる。
しかしながら、一般に眼底カメラでは、光電式撮影光
学系と写真撮影光学系とで倍率が異なるため、Fナンバ
ーの相違から受像部分での焦点深度も異なるものとなっ
ている。
すなわち、一般に焦点深度は光学系のFナンバーに比
例するため、開口径を同一とすると、倍率(焦点距離)
が大きければ焦点深度も深くなる。
従って、共通の合焦レンズを移動させて特定の光学系
が合焦状態となっても、必ずしも他の光学系が合焦して
いることは保証されない。
[発明の目的] この発明は、上記の課題に鑑みて為されたもので、観
察撮影光学系に設けられた結像レンズ系以降の光路にお
いて分岐された少なくとも2つの撮影光学系を有し、そ
の撮影光学系の一つは光電式撮影光学系である眼科用撮
影装置において、観察による合焦操作によって焦点深度
が浅い光電式撮影光学系の合焦を確実に保証することが
できる眼科撮影用装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、観察撮影光学
系に設けられた合焦レンズ系及び結像レンズ系以降の光
路において分岐された少なくとも2つの撮影光学系を有
し、該撮影光学系の一つは光電式撮影光学系であり、該
光電式撮影光学系には他の光学系との焦点深度バランス
を調整し焦点深度を深めるための絞りが設けられている
ことを特徴とする。
[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
《第1実施例》 第1図は、この発明の第1実施例を示したものであ
る。
この眼底カメラは、照明系と観察撮影系とを備えてい
る。照明系は観察照明光学系と撮影照明光学系を有し、
観察撮影系は光電式撮影光学系と写真撮影光学系及び観
察光学系とを有する。
観察照明光学系は、観察用光源1、観察用コンデンサ
レンズ2、ハーフミラー3、照明リレーレンズ4、孔明
きミラー5、対物レンズ6等の光学部材を有する。そし
て、観察照明光源1からの照明光は、コンデンサレンズ
2により集光され、ハーフミラー3、リレーレンズ4を
介して孔明きミラー5で反射され、対物レンズ6により
被検眼Eの眼底Efを照明する。
撮影照明光学系は、ストロボ管7、撮影用コンデンサ
レンズ8を備え、ハーフミラー3以降は観察照明系と光
路を共有する。そして、ストロボ管7からの閃光は、撮
影用コンデンサレンズ8から対物レンズ6までの光学部
材を介して眼底Efを照明する。
観察撮影光学系は、対物レンズ6、孔明きミラー5、
観察系絞り9、合焦レンズ系10、結像レンズ系11を共通
部分とする。そして、眼底Efからの反射光は、クイック
リターンミラー12により観察時と撮影時とで光路が変更
される。
通常の観察時には、クイックリターンミラー12は破線
で示した位置にあって光路から退避しており、反射光は
ミラー13、接眼レンズ14から成る観察光学系を介して観
察者の眼に入る。
撮影時には、クイックリターンミラー12が図中実線で
示した位置に瞬間的に回動し、反射光を図中下方に反射
させる。反射光はハーフミラー15で分割され、透過光は
リレーレンズ16、第1フィルター17、テレビカメラ18か
らなる光電式撮影光学系に導かれ、ハーフミラー15によ
る反射光はリレーレンズ19、第2フィルター20、フィル
ム21からなる写真撮影光学系に入射する。
従って、テレビカメラ18とフィルム21とには同一の眼
底像が形成されるため、テレビカメラによる撮像結果を
図示せぬテレビモニターに表示させることにより、フィ
ルムを現像しなくとも撮影が成功したか否かを判断する
ことができる。
なお、各撮影光学系は、テレビカメラ18、フィルム21
に形成される眼底像を倍率をそれぞれ独立して調整でき
るよう構成されている。
また、各々の撮影光学系のリレーレンズ16,19内に
は、その開口絞りとなる位置に絞り16a,19aが設けられ
ている。そして、これらの絞り16a,19aと前述した観察
系絞り9とは、各々の光学系を介して被検眼前眼部Fと
光学的に共役な位置に配置されている。
なお、これらの絞りは、可変絞りとして開口径を連続
的に調整可能な構成としてもよいし、複数の開口径の異
なる固定絞りを選択的に光路中に挿入する構成としても
よい。
次に、上記構成の眼科用撮影装置のピント補正作用に
つき説明する。
前述したように、倍率などの変化により焦点深度が異
なってしまう。
そして、上述の装置では、各撮影光学系の倍率は必要
に応じてそれぞれ独立して変更されるものであるため、
各撮影光学系の焦点深度の比率は場合によって異なるこ
ととなる。
従って、観察光学系により観察を行いつつ眼底に合焦
させたとしても、テレビカメラ18、あるいはフィルム21
上に形成される眼底像はピントがずれている虞がある。
従来の眼底撮影装置では、観察系絞り9しか設けられて
おらず、各光学系の焦点深度を独立して調整することは
できなかった。
この実施例の装置では、各撮影光学系に独立して調整
可能な可変絞り16a,19aが設けられているため、これら
の絞りを調整して光学系の開口径を変化させることによ
り、焦点深度を独立して調整することができる。従っ
て、このような調整により両光学系の焦点深度を観察光
学系と一致、またはそれ以上にさせることができ、観察
光学系での合焦状態の確認により各撮影光学系の合焦状
態を保証することができる。
ところで、テレビカメラ18及びフィルム21にはそれぞ
れ適正露光量があるが、絞りの調整による光量変化によ
り露光量の適正バランスが崩れる場合がある。ここで何
等補正手段を講じないと、例えばテレビカメラに到達す
る光量は十分であってもフィルム21に達する光量が不足
する等の事態を引き起こす。
そこで、この装置では各撮影光学系に設けられた第
1、第2フィルター17,20を交換可能とし、上記の絞り
調整による光量変化の影響を除去すると共に、色温度の
補正を行っている。
なお、カラー撮影と蛍光撮影とでは必要光量及び必要
波長が大幅に異なるが、フィルターを自動的に交換して
光量、波長を調整することにより、一台のカラーテレビ
カメラでカラー撮影と蛍光撮影とを行うことができる。
《第2実施例》 第2図は、この発明の第2実施例を示したものであ
る。
この例で示した眼科用撮影装置は、撮影光学系及び写
真撮影光学系を一体として35mmカメラ内に設けており、
光電式撮影光学系には常時光束が導かれる。他の構成は
ほぼ第1実施例の装置と同様である。
すなわち、眼底Efからの反射光は、レンズ群を介して
受光用ハーフミラー15で二分される。ハーフミラー15で
反射された眼底からの光束はミラー22、テレビリレーレ
ンズ16を介してテレビカメラ18に達する。
また、ハーフミラー15を透過した光束は、観察時には
図中実線の位置にあるクイックリターンミラー12で反射
されると共に、ペンタプリズム23により正立正像とさ
れ、接眼レンズ14を介して観察者の眼に入る。撮影時に
は、クイックリターンミラー12が図中破線位置に跳ね上
げられ、光束はフィルム21に達する。
この例では、各撮影光学系の焦点深度バランスを調整
する絞りが、光電式撮影光学系のテレビリレーレンズ16
内にのみ設けられている。これは、一般に光電式撮影光
学系の方が写真撮影光学系よりも倍率が低く、焦点深度
が浅いため、この光電式撮影光学系の焦点深度を深くす
る方向にのみ調整可能としても焦点深度バランスの調整
機能を果たすことができるからである。
なお、写真撮影光学系と観察光学系とは光学系が共通
であり、独立して倍率調整を行うことはできないため、
これらの光学系間の焦点深度バランスの調整は考える必
要がない。
上記構成によれば、テレビカメラ18により撮影された
眼底像を図示せぬテレビモニターで常時表示させること
ができ、照明用光源1として赤外光源を用いて無散瞳型
眼底カメラとして構成した場合にも、モニターを観察し
ながら装置のアライメントを行うことができる。
本発明によれば、光電式撮影光学系に他の光学系との
焦点深度バランスを調整し焦点深度を深くするための絞
りを設けたので、焦点深度が浅い光電式撮影光学系の合
焦を確実に保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る眼科用撮影装置の第1実施例を
示す説明図、第2図は第2実施例を示す説明図である。 E……被検眼 Ef……眼底 6……対物レンズ 18……テレビカメラ(光電式撮影光学系の撮像素子) 21……フィルム(写真撮影光学系の受像体) 16a……テレビ絞り(可変絞り) 19a……フィルム絞り(可変絞り)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察撮影光学系に設けられた合焦レンズ系
    及び結像レンズ系以降の光路において分岐された少なく
    とも2つの撮影光学系を有し、該撮影光学系の一つは光
    電式撮影光学系であり、該光電式撮影光学系には他の光
    学系との焦点深度バランスを調整し焦点深度を深めるた
    めの絞りが設けられていることを特徴とする眼科用撮影
    装置。
  2. 【請求項2】該光電式撮影光学系には、光量調整又は波
    長補正のためのフィルターが設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の眼科用撮影装置。
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