JPH0898812A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JPH0898812A
JPH0898812A JP6259612A JP25961294A JPH0898812A JP H0898812 A JPH0898812 A JP H0898812A JP 6259612 A JP6259612 A JP 6259612A JP 25961294 A JP25961294 A JP 25961294A JP H0898812 A JPH0898812 A JP H0898812A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
objective lens
fundus
light source
alignment
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Pending
Application number
JP6259612A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0898812A publication Critical patent/JPH0898812A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡大撮影時においても角膜反射を見て位置合
わせができる。 【構成】 位置合わせ用光源13〜16からの光束は光
分割部材2を反射し、対物レンズ1によってそれぞれ角
膜曲率中心と角膜頂点との中間に集光し、これらの反射
光は対物レンズ1の焦点位置付近に結像し、光源像1
3’はテレビモニタ19上に眼底像Er’と共に表示され
る。この光源像13’は視野中に発生しているので、撮
影レンズ5で変倍する時にも視野が狭くなっても見えな
くなることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科病院等において眼
底像の撮影に使用される眼底カメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】赤外光で位置合わせをして可視光で撮影
する従来の眼底カメラでは、視野の周辺に位置合わせ用
の角膜反射像が眼底像に重複して発生するように、撮影
絞りの周りに光源を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の眼底カメラには次のような問題点がある。 (1) 拡大撮影をする場合に、角膜反射像が拡大像の視野
から外れる。 (2) 周辺撮影をする場合に、角膜反射像が視野外にあっ
て見ることができない。 (3) 可視光で位置合わせをしようとしても、位置合わせ
用光源に赤外光を使用しているため見ることができな
い。 (4) 撮影絞りと撮影光学系の間に光分割部材を設けてい
るため、光量低下等の撮影光学系への悪影響が生ずる。
【0004】本発明の第1の目的は、上述の問題点(1)
を解消し、拡大撮影時にも角膜反射像を見て位置合わせ
ができる眼底カメラを提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、上述の問題点(2)
を解消し、周辺撮影時にも角膜反射像を見て位置合わせ
ができる眼底カメラを提供することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、上述の問題点(3)
を解消し、赤外光でも可視光でも角膜反射像による位置
合わせができる眼底カメラを提供することにある。
【0007】本発明の第4の目的は、上述の問題点(4)
を解消し、撮影光学系に影響することなく位置合わせ用
の角膜反射像を視野の中心部に発生させることができる
眼底カメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼底カメラは、対物レンズを通して光
束を前眼部に投影しその角膜反射光を眼底像と共に観察
する眼底カメラにおいて、撮影絞り内とその周辺又はそ
れらの共役位置に位置合わせ用光源を設けたことを特徴
とする。
【0009】また、第2発明に係る眼底カメラは、対物
レンズを通して光束を前眼部に投影しその角膜反射光を
眼底像と共に観察する眼底カメラにおいて、投影光路に
斜設した光分割部材と、該光分割部材を光束を投影する
位置合わせ用光源とを設け、該位置合わせ用光源は前記
対物レンズの光軸上とその周囲でかつ撮影絞りと共役位
置付近に配置したことを特徴とする。
【0010】第3発明に係る眼底カメラは、対物レンズ
を通して光束を前眼部に投影しその角膜反射光を眼底像
と共に観察する眼底カメラにおいて、可視光及び赤外光
光源を撮影絞りの近傍又は共役位置に設けたことを特徴
とする。
【0011】第4発明に係る眼底カメラは、対物レンズ
を通して光束を前眼部に投影しその角膜反射光を眼底像
と共に観察する眼底カメラにおいて、前記対物レンズ側
の撮影絞りと投影光学系側の絞りとの間に配設した光分
割部材と、該光分割部材を介して光束を投影する位置合
わせ用光源とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】上述の構成を有する第1発明の眼底カメラは、
撮影絞り内とその周辺か又はそれらの共役位置に位置合
わせ用光源を設け、その光束の角膜反射像を眼底像と共
に観察して位置合わせを行う。
【0013】また、第2発明の眼底カメラは、対物レン
ズの光軸上とその周囲でかつ撮影絞りと共役位置に位置
合わせ用光源を設け、投影光路に斜設した光分割部材を
介してその光束を角膜に投影し、角膜反射像を眼底像と
共に観察して位置合わせを行う。
【0014】第3発明の眼底カメラは、撮影絞りの近傍
又はその共役位置に可視光及び赤外光光源を設け、その
光束の角膜反射像を眼底像と共に観察して位置合わせを
行う。
【0015】第4発明の眼底カメラは、対物レンズ側の
撮影絞りと投影光学系側の絞りとの間に光分割部材を設
け、位置合わせ用光源からの光束を光分割部材を介して
角膜に投影し、角膜反射像を眼底像と共に観察して位置
合わせを行う。
【0016】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図を示し、被検眼Eの
前方の光軸O1上には、対物レンズ1、光分割部材2、孔
あきミラー3、撮影絞り4、撮影レンズ5、切換えミラ
ー6、フィルム7が順次に配列されている。なお、光分
割部材2はハーフミラーを使用して光路上に固定しても
よいし、切換えミラーを使用してストロボ光による撮影
時に光路から脱するようにしてもよい。また、孔あきミ
ラー3の入射方向の光軸O2上には、レンズ8、ストロボ
撮影用光源9、レンズ10、赤外光のみを透過するフィ
ルタ11、ランプ等の照明用光源12が順次に配列され
ている。
【0017】光分割部材2の入射方向の光軸O3上には、
図2に示すように位置合わせ用光源13〜16が光分割
部材2を介して撮影絞り4とほぼ共役位置に配置されて
いる。光源13は光軸O3上にあり、光源13の両側に光
源14、上下に光源15が配置されており、光源13〜
15は近赤外光を発し、主として無散瞳撮影時の位置合
わせに使用される。光源16は可視光を発し蛍光撮影時
に最初に行う位置合わせに使用され、このときフィルタ
11が図1の矢印P方向に光路から離脱して近赤外光と
可視光を切換え、可視光による位置合わせができるよう
になっている。
【0018】また、近赤外光と可視光とでは色収差が異
なるので、光源13〜15と光源16とは光軸O3上での
光路長を違えて配置されている。更に、赤外光と可視光
の眼底照明を切換え時にそれに連動して、光源16と光
源13〜15を切換えて点灯するようにしてもよい。
【0019】切換えミラー6の反射方向の光軸O4上に
は、レンズ17、テレビカメラ18が配置されており、
テレビカメラ18の出力はテレビモニタ19に接続され
ている。
【0020】照明光源12からの光束は、近赤外フィル
タ11、レンズ10、ストロボ撮影光源9、レンズ8、
孔あきミラー3、光分割部材2、対物レンズ1を通り、
被検眼Eの眼底Erを照明する。眼底Erからの反射光は同
じ光路を戻り、対物レンズ1、光分割部材2、孔あきミ
ラー3、撮影絞り4、撮影レンズ5、切換えミラー6、
レンズ17を通り、テレビカメラ18に撮像され、テレ
ビモニタ19に眼底像Er’が映出される。
【0021】位置合わせ用光源13〜16からの光束は
それぞれ対物レンズ1によって角膜曲率中心と角膜頂点
との中間に集光し、これらの反射光は対物レンズ1の焦
点位置付近に結像し、この光源像はテレビモニタ19上
に眼底像Er’と重ねて表示され、主として光軸方向の位
置合わせに使用される。
【0022】光源13の光源像13’は視野の中心に発
生するので、撮影レンズ5により変倍する場合に視野が
狭くなっても見えなくなるということはない。また、光
源14、15は撮影絞り4の開口よりも光軸O1上から離
れた位置にあるので、眼底の周辺を撮影する場合に視野
の中に映出されている。また、光源6の像は中心撮影時
に視野内に映出される。
【0023】図3は第2の実施例を示し、第1の実施例
の位置合わせ系を変形したものであり、この他の部分は
図1と同様である。光軸O3上において、光源13〜16
と光分割部材2との間に二孔絞り20とレンズ21が配
置され、図1の光源13〜16の位置がレンズ21によ
る結像位置Fと同じになっている。
【0024】即ち、光源13〜16の光束はレンズ2
1、二孔絞り20を通り一旦位置Fに結像し、これによ
って細い光束となるので、光源像13’のスポットはデ
フォーカス時に分離しフォーカス時に合致するようにな
る。従って、光軸方向にかなりのずれがあっても、被検
者はこのスポット光を明確に視認することができる。な
お、同じ目的で光源13〜16を点滅してもよい。
【0025】図4は第3の実施例の側面図を示し、図5
は光軸O1方向から見た正面図をである。光軸O1上の孔あ
きミラー3の中央の孔部に撮影絞り22、更にその後方
の投影光学系側に絞り23が設られ、絞り22と23の
間に片面に反射防止膜を施した薄いガラス板から成る光
分割部材24が斜設されている。光分割部材24は横長
形状に形成されており、撮影絞り22の開口より両側に
延在している。なお、この延在している部分は全反射ミ
ラーにしてもよい。光分割部材24の入射方向の光軸O5
上には、レンズ25と位置合わせ用光源26、27が配
置されている。
【0026】位置合わせ用光源26、27の光束は、レ
ンズ25で一旦光分割部材24付近に結像され、更に対
物レンズ1で角膜の頂点と曲率中心の中間点に結像され
る。光源26の光束は撮影絞り22の中を通り、光軸O5
から離れた光源27の光束は、撮影絞り22の開口と孔
あきミラー3の開口との間を通って対物レンズ1に至
る。
【0027】この第3の実施例においては、光源12及
び9の眼底照明光は光分割部材24を通過せずに眼底Er
に達するので、照明光による散乱や光量低下を生ずるこ
とはない。また、二孔絞り20のような複数の開口を有
する多孔絞りを使用する場合は、図3に示すようにレン
ズ25の近傍にこの多孔絞りを配置すればよい。更に、
光軸O5外の光源27に関しては、光束を光分割部材24
に反射させて眼底Erに導くのではなく、従来から行われ
ているように光ファイバを絞り20の周囲に配置し、光
ファイバの端面を光源とするようにしてもよい。この第
3の実施例のように、2つの絞り22、23の間に光分
割部材24を配置することにより、撮影光学系に影響を
与えることなく位置合わせ光束を被検眼Eに導くことが
できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼底
カメラは、撮影絞り内とその周辺又はそれらの共役位置
に位置合わせ用光源を設けることにより、角膜反射像は
中心に位置しているので、拡大撮影時に視野が狭くなっ
ても検者はこれを視認していつでも位置合わせを行うこ
とができる。
【0029】また、第2発明に係る眼底カメラは、撮影
光路に斜設した光分割部材を介して撮影絞りと共役位置
に位置合わせ用光源を設けることにより、眼底の周辺を
撮影する場合にも、検者は撮影絞り周囲からの光束によ
って角膜反射像を視認することができ、正確に位置合わ
せを行うことができる。
【0030】第3発明に係る眼底カメラは、可視光及び
赤外光光源を撮影絞りの近傍又はその共役位置に設ける
ことにより、可視光と赤外光を自在に切換えて位置合わ
せを行うことができる。
【0031】第4発明に係る眼底カメラは、対物レンズ
側の撮影絞りと投影光学系側の絞りとの間に設けた光分
割部材の光軸延長上に位置合わせ用光源を設けることに
より、撮影光学系に影響することなく、角膜反射を視野
の中に発生させて位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】位置合わせ用光源の配置の説明図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】第3の実施例の側面図である。
【図5】正面図である。
【符号の説明】
2、24 光分割部材 3 孔あきミラー 4、20、22、23 絞り 6 切換えミラー 9 ストロボ光源 11 赤外フィルタ 12 ランプ光源 13〜16、26、27 位置合わせ用光源 18 テレビカメラ 19 テレビモニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを通して光束を前眼部に投影
    しその角膜反射光を眼底像と共に観察する眼底カメラに
    おいて、撮影絞り内とその周辺又はそれらの共役位置に
    位置合わせ用光源を設けたことを特徴とする眼底カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 対物レンズを通して光束を前眼部に投影
    しその角膜反射光を眼底像と共に観察する眼底カメラに
    おいて、投影光路に斜設した光分割部材と、該光分割部
    材を光束を投影する位置合わせ用光源とを設け、該位置
    合わせ用光源は前記対物レンズの光軸上とその周囲でか
    つ撮影絞りと共役位置付近に配置したことを特徴とする
    眼底カメラ。
  3. 【請求項3】 対物レンズを通して光束を前眼部に投影
    しその角膜反射光を眼底像と共に観察する眼底カメラに
    おいて、可視光及び赤外光光源を撮影絞りの近傍又は共
    役位置に設けたことを特徴とする眼底カメラ。
  4. 【請求項4】 対物レンズを通して光束を前眼部に投影
    しその角膜反射光を眼底像と共に観察する眼底カメラに
    おいて、前記対物レンズ側の撮影絞りと投影光学系側の
    絞りとの間に配設した光分割部材と、該光分割部材を介
    して光束を投影する位置合わせ用光源とを有することを
    特徴とする眼底カメラ。
JP6259612A 1994-09-30 1994-09-30 眼底カメラ Pending JPH0898812A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013176699A (ja) * 2013-06-26 2013-09-09 Canon Inc 眼科装置
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CN110025288A (zh) * 2019-05-17 2019-07-19 上海新眼光医疗器械股份有限公司 一种便携式自动对焦眼底成像系统
CN110731882A (zh) * 2019-11-13 2020-01-31 常州大连理工大学智能装备研究院 一种视力恢复训练仪及其工作方法

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