JP2642097B2 - 長さ調節可能なガス封入ばね - Google Patents

長さ調節可能なガス封入ばね

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JP2642097B2
JP2642097B2 JP61197431A JP19743186A JP2642097B2 JP 2642097 B2 JP2642097 B2 JP 2642097B2 JP 61197431 A JP61197431 A JP 61197431A JP 19743186 A JP19743186 A JP 19743186A JP 2642097 B2 JP2642097 B2 JP 2642097B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • F16F9/0245Means for adjusting the length of, or for locking, the spring or dampers

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長さ調節可能なガス封入ばねに関し、より
厳密には、互いに同心的に嵌合して環状室を形成し、少
なくとも部分的に圧縮ガスで充填される内筒及び外筒
と、内筒の内壁を気密に摺動するように内筒内に配置さ
れ、内筒の内部空間を第1及び第2のケース室に仕切っ
ているピストンであって、内筒及び外筒の一端からシー
ルされて筒外へ突出しているピストンロッドに連結され
ているピストンと、ピストンロッドが突出している内筒
及び外筒の前記一端側の第1ケース室と前記環状室とを
連通させている溢れ通路と、内筒及び外筒を前記一端と
は逆の側の他端において密閉し、この他端側の前記第2
ケース室を環状室に連通させる弁とを有し、この弁の弁
体が、内筒の内壁に当接するように弁体の第1の外溝内
に設けられる外側リングシールと、弁体の軸方向に前記
第1の外溝に対して間隔を持って配置される第2の外溝
内に、外筒の内壁に当接するように設けられる少なくと
も一つの他の外側リングシールと、軸方向において弁ピ
ンが貫通し、環状室と連通する弁体内室とを備え、該弁
体内室が、弁ピンに当接している内側リングシールによ
って外部に対して密封され、且つこの内側リングシール
に対して弁体の軸方向に間隔を持って配置される他の内
側リングシールによって前記第2ケース室に対して密封
されており、第2ケース室側の前記他の内側リングシー
ルが、第2ケース室側において、弁体に取外し不能に結
合される蓋に当接している、長さ調節可能なガス封入ば
ねに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のガスばねは例えば西独国特許第18 12 282号
明細書(米国特許第3 656 593号明細書に対応)によっ
て知られている。この公知ガスばねは、特に椅子支柱等
の長さ調節可能な昇降装置として好適に使用されてい
る。弁体は金属−旋盤加工部品として製作される。すな
わち、外側リングシールを収容するための外溝がいわゆ
る溝切りによって形成される。この旋盤加工の際に、切
り屑が外溝に付着する。この切り屑は次の洗浄工程によ
っても除去することができない。そして、このような切
り屑は場合によっては外溝内に留まり、ガス封入ばねの
使用時に外側リングシールを傷つけ、ガス封入ばねが使
用不可能になることがある。
〔発明の課題〕
そこで、本発明の課題は、外側リングシールの損傷に
よってガス封入ばねが使用不能となる危険が回避される
ように、冒頭に述べた種類の長さ調節可能なガス封入ば
ねを構成することである。
〔発明の構成〕
本発明は、上記課題を解決するため、弁体が合成樹脂
射出成形部材であり、第1の外溝を設けた領域から軸方
向において第2ケース室側のほうへ縮径しており、且つ
第2の外溝を設けた領域から軸方向において弁ピン側の
端部のほうへ縮径しており、蓋の一部が第1の外溝の第
2ケース室側の溝壁を形成し、弁体の弁ピン側の端部に
固定されるリングの一部が、第2の外溝の弁ピン側の溝
壁を形成していることを特徴とするものである。
〔発明の効果〕
弁体を上記のように構成することによって、弁体を合
成樹脂射出成形部品として形成することができる。この
場合、軸線を通る面内で射出成形型を分割する必要がな
い。射出成形型の分割は、両外溝の間の範囲の横断面内
で行うことができる。脱型は型半部を軸方向に離隔する
ことによって行うことができる。それにより、第1及び
第2の外溝の側壁と底とを全くばりが生じないように形
成することができる。また、360度の全周にわたって延
びる蓋と、対応するリングとが、外溝のそれぞれ欠けた
側壁を形成する。蓋と弁体を本発明にしたがって接続す
ることにより、シールが確実になり、且つ隣接する第2
のケース室に付設された内側リングシールが弁体と蓋と
弁ピンの間で確実にシール作用を行う。弁体を合成樹脂
射出成形部品として形成することによって、その重量が
軽くなる。これは使用特性の改善につながる。本発明の
構成は更に、製作の簡略化、ひいては製作コストの低減
につながる。
〔発明の実施態様とその効果〕
特許請求の範囲第2項記載の実施態様は、前述のよう
に使用特性を改善すると共に重量を一層軽減する。この
手段は特許請求の範囲第3項記載の実施態様によっても
可能である。従って、蓋と弁体がきわめて確実に固定連
結され、機能を確実にする。
特許請求の範囲第4項記載の実施態様の場合には、弁
ピンの案内特性、すなわち特に案内長さが良好となる。
これがガス封入ばねの機能の信頼性の向上ひいては使用
特性の改善につながる。特許請求の範囲第5項記載の実
施態様は、ガス封入ばね全体の重量を軽減し、更に弁ピ
ンと弁体間の摩擦を小さくする。従って、弁の操作が容
易になる。更に、弁ピンと、リングと蓋を含む弁体との
間の常温腐食の危険がなくなる。この常温腐食は、弁体
が金属特にアルミニウムからなるときに発生する。
特許請求の範囲第6項記載の実施態様は、リングと弁
体間の有利で充分な連結構造を示している。
〔実施例〕
本発明の他の効果と特徴は、図に基づく、実施例の以
下の説明から明らかになる。
第1図に示した長さ調節可能なガス封入ばねはケース
1を備えている。このケース1は実質的に、互いに同心
的に支承された、直径が異なる2本の管、すなわち内筒
2と外筒3からなっている。外筒3の直径と内筒2の直
径が異なるので、外筒3と内筒2の間には環状室4が形
成されている。
内筒2の中には、ほぼリング状のピストン5が軸方向
に摺動可能に設けられている。このピストン5の外周は
シールリング6を介して内筒2の内壁7に対してシール
されている。ピストン5は、ケース1と同軸に案内され
たピストンロッド8の一端に固定されている。このピス
トンロッド8はケース1の一端から外部へ突出してい
る。ケース1のこの端部は閉鎖円板9によって閉鎖され
ている。閉鎖円板9はその外周のところでリングシール
10によって、外筒の内壁11に対して気密にシールされて
いる。閉鎖円板9は、外筒3の縁を半径方向に折り曲げ
て形成した縁折り曲げ部12によって保持されている。閉
鎖円板9の内面にはカップ状のスリーブ13が接してい
る。このスリーブ13は多段のリップ−シール14を収容し
ている。この多段のリップ−シール14のリップはピスト
ンロッド8に密封接触している。それによって、ガスが
ピストンロッド8の表面に沿って外部へ流出することが
なくなる。
外筒3の内壁11に接するセンタリング部材15は、ケー
ス1の内室側でスリーブ13によって支持されている。セ
ンタリング部材15はリブ16を備え、このリブ16に、内筒
2の内壁7が半径方向において支持され、内筒2が中央
に位置付けされている。内筒2は軸方向においてもリブ
16で支持されている。すなわち、内筒2は軸方向におい
て片側が固定されている。内筒2をセンタリングしかつ
軸方向で支持するために、リブ16だけが設けられている
ことにより、この領域において、環状室4が内筒2内の
第1のケース室17と連通する。この第1のケース室17
は、ピストン5、ピストンロッド突出側のケース1の端
部および内筒2の内壁7によって画成されている。すな
わち、リブ16の間において、溢れ通路18が第1のケース
室17と環状室4の間に形成されている。
ピストンロッド突出側と反対側のケース1の端部に
は、弁19が設けられている。ピストン5と弁19の間で内
筒2の中にある第2のケース室20は、弁19によって、環
状室4ひいては前記第1のケース室17と連通または遮断
可能である。第1図に示した弁19と第2図に示した弁1
9′はほぼ同じであるので、次にまとめて説明する。こ
の場合、構造だけが異なる部品には参照符号の後に ′
が付してある。
弁19または19′は弁体21,21′を備えている。この弁
体はその軸方向中央領域に環状つば22を備えている。こ
の環状つば22が外筒3の内壁11に接しているので、弁体
21または21′は外筒3内で中央に位置付けされる。この
環状つば22は弁体21または21′の全体の最大直径区間で
あり、軸方向においてほぼ中央領域にある。なお、説明
の中で“軸方向”と言うときは、ガス封入ばねの中心長
手軸線23の延在方向を指す。この中心長手軸線23は同時
に、個々のすべての部品とすべての構成群の対象軸線で
もある。
第2のケース室20側において、小径のセンタリングつ
ば24が環状つば22につながっている。このセンタリング
つば24は内筒2の内壁7に接している。従って、内筒2
は外筒3と相対的にセンタリングされる。内筒2はその
縁が環状つば22の端面に接しており、従って内筒2は軸
方向において保持される。
センタリングつば24には更に、第2のケース室20側に
おいて第1の外溝25が接続している。この第1の外溝25
の溝底26は弁体21または21′のスリーブ状部分27または
27′によって形成されている。このスリーブ状部分27ま
たは27′の外径はセンタリングつば24の外径よりも小さ
くなっている。環状つば22側の、外溝25の側壁28は、セ
ンタリングつば24からスリーブ状部分27または27′への
移行部において、センタリングつば24の対応する側面に
よって形成されている。第2のケース室20側の、外溝25
の他の側壁29は、弁体21,21′に取外し不能に結合され
る蓋30または30′によって形成されている。第1の外溝
25内には、外側リングシール31が設けられている。この
外側リングシール31が内筒2の内壁7に密封接触してい
るので、第2のケース室20から環状室4ひいては第1の
ケース室17へ、ガスが直接的に流入することがない。
弁体21,21′の軸方向において第1の外溝25に対して
間隔を持って第2の外溝32が設けられ、この第2の外溝
32は環状つば22に接続している。第1の外溝25側の、第
2の外溝32の側壁33は、環状つば22の対応する側面によ
って形成されている。側壁の底34は環状つば22に接続す
る環状部分35によって形成され、底の外径は環状つば22
の外径よりも小さくなっている。第2の外溝32の側壁36
は、リング37によって形成されている。このリング37は
円筒状の案内部分38上に設けられ、リング37の外径は環
状部分35の外径よりも小さい。リング37はプレスばねに
よって案内部分38の円筒状外面39に固定されている。第
1図から判るように、外筒3の縁折り曲げ部40は、リン
グ37の外面に押し付けられている。従って、弁19,19′
全体が軸方向内側に向かって内筒2に押し付けられる。
案内部分38、環状部分35、環状つば22、センタリング
つば24およびスリーブ状の部分27または27′からなる弁
体21または21′は、合成樹脂で一体に成形され、かつ前
述の説明から判るように、中心長手軸線23に対して対称
に形成されている。従って、弁体21,21′は型で射出成
形することができる。この型は、環状つば22の領域にあ
る。中心長手軸線23に対して横向きの平面でのみ分離さ
れる。弁体21または21′は環状つば22の領域からその両
端部の方へ軸方向に段階的に縮径している。リング37も
合成樹脂からなっている。第2の外溝32内には外側リン
グシール41が設けられている。この外側リングシール41
は外筒3の内壁11に当接しており、従ってこの当接領域
における外部へのガスの流出を阻止する。
弁体21または21′はその案内部分38の領域に、同軸の
円筒状案内孔42を備えている。この円筒状案内孔42に
は、同様に円筒状の弁体内室43が第2のケース室20の方
まで接続している。この弁体内室43は環状部分35の領域
を経て、スリーブ状の部分27または27′まで軸方向に延
びている。弁体内室43は案内孔42よりも大きな直径を有
する。弁体21,21′の製作は内側の領域においても何等
問題がない。なぜなら、弁体内室43とそれに接続してい
る案内孔42のために、コアを使用することができるから
である。
弁体内室43には、環状つば22を半径方向に貫通する溢
れ通路44が開口している。この溢れ通路44は環状室4に
開口している。溢れ通路44は弁体内室43への出口に、絞
り口45を備えている。
弁体21または21′内には弁ピン46が設けられている。
この弁ピン46は案内部分38ひいてはガス封入ばねから外
部へ突き出ている。ほぼ円筒状の弁ピン46は案内孔42の
中を案内されている。案内孔42から弁体内室43への移行
部には、内側リングシール47が設けられている。内側リ
ングシール47は軸方向においては、弁体内室43から案内
孔42への移行部によって固定され、そして半径方向にお
いては弁ピン46と弁体内室43の壁に接している。従っ
て、案内孔42を通ってガスが流出することがない。内側
リングシール47は、第2のケース室20側においてスペー
サスリーブ48によって軸方向に固定されている。このス
ペーサスリーブ48が一つまたは複数の貫通口49を備えて
いるので、ガスはスペーサスリーブ48の中にも達するこ
とができる。
第2のケース室20側のスペーサスリーブ48の端部に
は、内側リングシール47に対して弁体21または21′の軸
方向に間隔を持って配置された他の内側リングシール50
が接している。このリングシール50は半径方向で弁体内
室43の内壁と弁ピン46に接触している。内側リングシー
ル50は、軸方向で第2のケース室20側において、蓋30ま
たは30′の当接面51に接触している。
蓋30は第1図の実施例ではカップ状に形成されてい
る。すなわち、ガス封入ばねの軸方向に延びる外側の環
状ウェブ52を備えている。この環状ウェブ52には第1の
外溝25の側壁29が形成されている。蓋30は更に、環状円
板の形をした部分53を備えている。この部分53は溶接ま
たは接着によって、特に超音波溶接によって、スリーブ
状部分27の、第2のケース室20側の端面54に連結されて
いる。これは、蓋30または30′が合成樹脂からなってい
るので、容易に達成可能である。環状円板の形をした部
分53には、端面54の半径方向内側において、内側リング
シール50が接している。
更に、短い円筒状スペーサウェブ55が、環状円板の形
をした部分53から第2のケース室20の中へ延びている。
第2図の実施例の場合には、蓋30′が同様に、軸方向
に幾らか長く形成された外側の環状ウェブ52′と、環状
円板の形をした部分53′を備えている。この部分53′は
前記の方法でスリーブ状部分27′の端面54に接続されて
いる。半径方向内側において、環状円板の形をしたこの
部分53′から、環状筒ウェブ56が軸方向へ内側リングシ
ール50のほうへ延びている。環状筒ウェブ56には内側リ
ングシール50が接触している。
蓋30,30′は同軸の孔57を備えている。この孔の直径
は、この領域における弁ピン46の直径よりも幾らか大き
くなっている。従って、ここに環状の流過通路58が形成
される。
図には弁ピン46を静止位置で示してある。この静止位
置では、弁19,19′が閉鎖され、弁ピン46のくびれ部59
が内側リングシール47と50の間にある。すなわち、第2
のケース室20と環状室4ひいては第1のケース室17とが
気密に分離されている。弁ピン46を弁体21,21′に挿入
することによって、くびれ部59は第2のケース室20側の
内側リングシール50を架橋する。従って、ガスは第1の
ケース室17から環状室4,弁体内室43および流過通路58を
経て、第2のケース室20に流入するかまたはその逆に流
れる。
弁ピン46は第2のケース室20内にあるその端部に、当
接板60を備えているので、ガス圧力によって外部へ押し
出されることはない。長さ調節可能なこのガス封入ばね
の基本的な作動態様は、例えば西独国特許第1812282号
明細書(米国特許第3656593号明細書に対応)によって
周知である。スペーサスリーブ48も合成樹脂からなって
いる。
第3図の弁19″は多くの部分が弁19または19′と一致
しているので、この部分については改めて説明しない。
第3図において用いられる主要な参照符号は第1図およ
び/または第2図と同じである。以下、異なる部分につ
いてのみ説明する。機能が同じで構造が異なる部材に
は、″が付けてある。
弁19″の場合には、リング37″が大きく形成されてい
る。すなわち、リングは案内孔42を有する案内部分38″
を含んでいる。従って、半径方向外側において弁体内室
43″を画成する内側リングシール47は、リング37″に接
している。弁体21″には同軸に延びるセンタリング環状
ウェブ61が形成されている。この環状ウェブはリング3
7″の対応するセンタリング−環状溝62に係合する。従
ってリング37″と弁体21″は互いに正確に一直線に並ん
で中心長手軸線23に対して同心的に相互連結される。外
方の内側リングシール47はリング37″を弁体21″に装着
する前にはめ込むことができる。すなわち、別個の部品
として形成されたスペーサスリーブを必要としない。内
側リングシール47は弁体21″と一体に形成された領域63
に接する。この領域は更に、付加案内孔64を備えてい
る。付加案内孔64を有するこの領域63は、第1,2図の実
施例と比べて小さい弁体内室43″まで延びている。それ
によって、弁ピン46のためのガイドの延長が短くなり、
ひいては傾斜等の危険が小さくなる。リング37″も合成
樹脂からなっている。
弁体21,21′,21″、蓋30,30′およびリング37,37″の
ための合成樹脂としては、特にポリアミドが考えられ
る。第3図の弁体21″も射出成形型で製作することがで
きる。射出成形型は、環状つば22の領域において中心長
手軸線23に対して横方向に分離されている。この場合、
弁体内室43″と案内孔42を形成するコアが設けられてい
る。外溝の領域に、ばりは決して発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による長さ調整可能なガス封入ばねの縦
断面図、第2図は本発明によるガス封入ばねの弁を少し
変形した実施例を示す拡大縦断面図、第3図は本発明に
よるガス封入ばねの弁の他の実施例を示す縦断面図であ
る。 2……内筒、3……外筒、4……環状室、5……ピスト
ン、6……シール、8……ピストンロッド、11……内
壁、17……第1のケース室、20……第2のケース室、18
……溢れ通路、19,19′,19″……弁、21,21′,21″……
弁体、25……第1の外溝、32……第2の外溝、30,30′
……蓋、31,41……外側リングシール、37,37″……リン
グ、46……弁ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−93546(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに同心的に嵌合して環状室(4)を形
    成し、少なくとも部分的に圧縮ガスで充填される内筒
    (2)及び外筒(3)と、内筒(2)の内壁(7)を気
    密に摺動するように内筒(2)内に配置され、内筒
    (2)の内部空間を第1及び第2のケース室(17,20)
    に仕切っているピストン(5)であって、内筒(2)及
    び外筒(3)の一端からシールされて筒外へ突出してい
    るピストンロッド(8)に連結されているピストン
    (5)と、ピストンロッド(8)が突出している内筒
    (2)及び外筒(3)の前記一端側の第1ケース室(1
    7)と前記環状室(4)とを連通させている溢れ通路(1
    8)と、内筒(2)及び外筒(3)を前記一端とは逆の
    側の他端において密閉し、この他端側の前記第2ケース
    室(20)を環状室(4)に連通させる弁(19;19′)と
    を有し、この弁(19;19′)の弁体(21;21′;21″)
    が、内筒(2)の内壁(7)に当接するように弁体の第
    1の外溝(25)内に設けられる外側リングシール(31)
    と、弁体(21;21′;21″)の軸方向に前記第1の外溝
    (25)に対して間隔を持って配置される第2の外溝(3
    2)内に、外筒(3)の内壁(11)に当接するように設
    けられる少なくとも一つの他の外側リングシール(41)
    と、軸方向において弁ピン(46)が貫通し、環状室
    (4)と連通する弁体内室(43)とを備え、該弁体内室
    (43)が、弁ピン(46)に当接している内側リングシー
    ル(47)によって外部に対して密封され、且つこの内側
    リングシール(47)に対して弁体(21;21′;21″)の軸
    方向に間隔を持って配置される他の内側リングシール
    (50)によって前記第2ケース室(20)に対して密封さ
    れており、第2ケース室(20)側の前記他の内側リング
    シール(50)が、第2ケース室(20)側において、弁体
    (21;21′;21″)に取外し不能に結合される蓋(30;3
    0′)に当接している、長さ調節可能なガス封入ばねに
    おいて、 弁体(21;21′;21″)が合成樹脂射出成形部材であり、
    第1の外溝(25)を設けた領域から軸方向において第2
    ケース室(20)側のほうへ縮径しており、且つ第2の外
    溝(32)を設けた領域から軸方向において弁ピン(46)
    側のほうへ縮径しており、前記蓋(30;30′)の一部が
    第1の外溝(25)の第2ケース室(20)側の溝壁を形成
    し、弁体(21;21′;21″)の弁ピン(46)側の端部に固
    定されるリング(37;37″)の一部が、第2の外溝(3
    2)の弁ピン(46)側の溝壁を形成していることを特徴
    とするガス封入ばね。
  2. 【請求項2】前記蓋(30;30′)が合成樹脂からなって
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    ガス封入ばね。
  3. 【請求項3】前記蓋(30;30′)が、内側リングシール
    (50)と第1の外溝(25)の間の領域において、溶接、
    接着等によって弁体(21;21′;21″)に連結されている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のガス
    封入ばね。
  4. 【請求項4】前記リング(37″)が、外部に対してシー
    ルする内側リングシール(47)のための当接部材として
    の働きをすることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載のガス封入ばね。
  5. 【請求項5】前記リング(37;37″)が合成樹脂からな
    っていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
    載のガス封入ばね。
  6. 【請求項6】前記リング(37;37″)がプレスばめによ
    って弁体(21;21′;21″)に連結されていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載のガス封入ばね。
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