JPS6112430Y2 - - Google Patents

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JPS6112430Y2
JPS6112430Y2 JP1979158779U JP15877979U JPS6112430Y2 JP S6112430 Y2 JPS6112430 Y2 JP S6112430Y2 JP 1979158779 U JP1979158779 U JP 1979158779U JP 15877979 U JP15877979 U JP 15877979U JP S6112430 Y2 JPS6112430 Y2 JP S6112430Y2
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JP
Japan
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guide member
piston rod
seal
inner tube
packing gland
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JP1979158779U
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JPS5676736U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外管と内管を有するガス入り油圧緩
衝器に関する。
一般に、この種の油圧緩衝器は、第1図に示す
ように、有底筒状の外管9と、この外管9内に収
容配置され、該外管9との間に、封入気体による
加圧下にある作動油のリザーバ室9Aが形成され
た筒状の内管8と、この内管8の上端に配設され
たガイド部材7と、このガイド部材7を内管8側
に押圧するとともに、外管9の開口端9aに螺合
されたパツキンググランド2と、このパツキング
グランド2及びガイド部材7の略中心部に形成さ
れたロツド貫通孔2A,7A内を貫通して前記内
管8内に延びる摺動可能なピストンロツド10
と、このピストンロツド10の下端に固設され、
前記内管8内を上部室8Aと下部室8Bとの二室
に隔成する、伸圧の両行程で減衰力を発生する減
衰力発生手段11を備えたピストン12と、前記
ガイド部材7とパツキンググランド2との間に形
成されたシール室13内に収容配設されたシール
部材5と、一端がシール室13内に開口し、他端
がリザーバ室9A内の上部に形成された気体室9
A1内に開口するように、前記ガイド部材7に形
成された連通孔14とを備えている。そして、前
記シール部材5の内周部には、ピストンロツド1
0に対し摺接して、該ピストンロツド10との間
を液密的に封止するためのシールリツプ4と、シ
ール室13内及び内管8内への塵芥等の侵入を防
止するためのダストシールリツプ3とを一体形成
している。また、シール部材5に形成されたシー
ルリツプ4の先端には、ガイド部材7に形成され
たロツド貫通孔7Aと連通孔14との間のガイド
上面7aに弾接して、シール室13からリザーバ
室9A内への作動油の流入は許容するも、逆に、
リザーバ室9Aからシール室13内への加圧気体
たるガスの流入は阻止するように作動するワンウ
エイシール部6を一体形成している。
ところで、このように構成された従来の油圧緩
衝器1にあつては、シールリツプ4の近傍位置か
らワンウエイシール部6が一体形成されているの
で、ピストンロツド10が上下方向に移動する
と、それに随伴するシールリツプ4の動きがワン
ウエイシール部6に直接伝達され、その結果、ワ
ンウエイシール部6の先端がガイド部材7の上面
7aから離脱するなどして、一方向弁としての機
能が低下するという欠点があつた。
本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、確
実に一方向弁として機能し、かつ部品点数が増加
したり、組付けがめんどうになることのない安価
な油圧緩衝器を得るにある。
以下、本考案を第2図乃至第4図に示す実施例
により詳細に説明する。
第2図および第3図の実施例において、15は
有底16を有する筒状の外管である。17は前記
外管15の内底壁16に載置された、オリフイス
13を有する内管支持台である。19は前記外管
15内に挿入され、一端が前記内管支持台17に
支持された内管である。20は前記内管19の他
端を支持するために、前記外管15内へ挿入され
た筒状のガイド部材である。このガイド部材20
の上面20aで、かつ、該ガイド部材20に形成
されたロツド貫通孔20Aと貫通孔21との間に
は、ピストンロツド25を取り巻くように、環状
の段部22が形成されている。一方、23は前記
内管19内を摺動する、減衰力発生手段24が形
成されたピストンである。この減衰力発生手段2
4は、作動油の上部室33と下部室33Aとの間
の制限的流通を司る。25は一端が前記ピストン
23に固設され、他端が前記ガイド部材20の略
中心部を貫通して外管15外へ突出するピストン
ロツドである。26は前記外管15の開口端内壁
に形成したねじ部27と螺合するねじ部28を外
周に有する筒状のパツキンググランドで、このパ
ツキンググランド26により、前記ガイド部材2
0は、内管19側に押し付けられて固定されてい
る。29は前記パツキンググランド26の内壁に
設けられ、該パツキンググランド26と前記ピス
トンロツド25との間をシールするためのシール
リツプ30,31を有するシール部材である。こ
のシール部材29には、該シール部材29の外周
部を前記パツキンググランド26に対し気密的に
固設するための芯金をもつた固定部29aが一体
形成されている。また、このシール部材29に
は、前記固定部29aから延設されて、先端がガ
イド部材20に形成された段部22を形成してい
る周壁面22aに半径方向外方から弾接されるワ
ンウエイシール部32が一体形成されている。
上記構成にあつては、ピストンロツド25の伸
行程時、ピストン23の上部室33の作動油は、
ガイド部材20とパツキンググランド26との間
に形成されたシール室34を通り、ガイド部材2
9に形成されたワンウエイシール部32を押し開
いて、ガイド部材20に形成された連通孔21を
通つてリザーバー室35内へ流入する。
次に、ピストンロツド25の圧行程時、リザー
バー室35のガスは、ガイド部材20に形成され
た段部22の周壁面22aと当接している、前記
シール部材29の固定部29aから延設されたワ
ンウエイシール部32により、前記シール室34
内へ侵入するのを阻止することができる。
なお、第4図に示すように、パツキンググラン
ド26と、このパツキンググランド26の内壁面
へ圧入されているシール部材29との間からガス
が漏れる可能性のある場合には、ワンウエイシー
ル部32のほかに、サブリツプ32aを固定部分
から突出させるようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては、ガイド部材に形成された環状の段部の周壁
面に、パツキンググランドに対しシール部材を固
設するための芯金をもつ固定部から延設されたワ
ンウエイシール部の先端を、半径方向外方から弾
接するようにしているので、該ワンウエイシール
部がピストンロツドの上下方向の移動に伴つて随
動するようなことがない。そのため、ワンウエイ
シール部の先端がガイド部材の上面から離脱する
などの不具合を未然に防止でき、一方向弁として
の機能を確実に行わせることができる。また、本
考案では、ワンウエイシール部を、シール部材と
一体形成しているので、ワンウエイシール部とシ
ール部材とを別体に形成し、それらを所定の部位
に組込む場合と比較して、部品点数の削減を図る
ことができ、また、組付が容易で、製造コストの
大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧緩衝器の一例を示す断面図
である。第2図は本考案の一実施例を示す断面
図、第3図は第2図に示す油圧緩衝器の要部拡大
断面図、第4図は本考案の別の実施例を示す、第
3図と同様な図である。 15……外管、19……内管、20……ガイド
部材、20A……ロツド貫通孔、20a……上
面、22……段部、22a……周壁面、23……
ピストン、24……減衰力発生手段、25……ピ
ストンロツド、26……パツキンググランド、2
9……シール部材、29a……固定部、31……
シールリツプ、32……ワンウエイシール部、3
3……上部室、33A……下部室、34……シー
ル室、35……リザーバー室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の外管と、この外管内に収容配置さ
    れ、該外管との間に、封入気体による加圧下に作
    動油のリザーバ室が形成された筒状の内管と、こ
    の内管の上端に配設されたガイド部材と、このガ
    イド部材を前記内管側に押圧するとともに、前記
    外管の開口に固着さたパツキングググランドと、
    このパツキングググランド及び前記ガイド部材の
    略中心部に形成されたロツド貫通孔内を貫通して
    前記内管内に延びる摺動可能なピストンロツド
    と、このピストンロツドの下端に固設され、前記
    内管内を上部室と下部室との二室に隔成すると共
    に減衰力発生手段を備えたピストンと、前記ガイ
    ド部材とパツキンググランドとの間に形成された
    シール室内に収容配設され、内周部にピストンロ
    ツドに対し摺接して該ピストンロツドとの間を液
    密的に封止するためのシールリツプを成形したシ
    ール部材と、一端が前記シール室内に開口し、他
    端が前記リザーバ室内の上部に開口するように、
    前記ガイド部材に形成された連通孔とを備えて成
    る油圧緩衝器において、前記ガイド部材の上面
    で、かつ、該ガイド部材に形成されたロツド貫通
    孔と連通孔との間には、前記ピストンロツドを取
    り巻くように環状の段部を形成し、前記シール部
    材の外周部には、該シール部材を前記パツキング
    グランドに対し気密的に固設するための芯金をも
    つた固定部を形成するとともに、該固定部には、
    この固定部から延設されて、先端が前記段部を形
    成している周壁面に半径方向外方から弾接するワ
    ンウエイシール部を一体形成したことを特徴とす
    る油圧緩衝器。
JP1979158779U 1979-11-16 1979-11-16 Expired JPS6112430Y2 (ja)

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JP1979158779U JPS6112430Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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JP1979158779U JPS6112430Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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Publication Number Publication Date
JPS5676736U JPS5676736U (ja) 1981-06-23
JPS6112430Y2 true JPS6112430Y2 (ja) 1986-04-18

Family

ID=29670006

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3206124A1 (de) * 1982-02-20 1983-09-01 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Hydropneumatischer zweirohr-schwingungsdaempfer mit einem im bereich einer kolbenstangenfuehrung angeordneten oelabstreifring
JPS59108844U (ja) * 1983-01-14 1984-07-23 エヌオーケー株式会社 シヨツクアブソ−バ
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JPS53136488U (ja) * 1977-04-01 1978-10-28
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JPS55126042U (ja) * 1979-02-28 1980-09-06

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