JP2640925B2 - 出入口の下部構造 - Google Patents

出入口の下部構造

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JP2640925B2 JP3631395A JP3631395A JP2640925B2 JP 2640925 B2 JP2640925 B2 JP 2640925B2 JP 3631395 A JP3631395 A JP 3631395A JP 3631395 A JP3631395 A JP 3631395A JP 2640925 B2 JP2640925 B2 JP 2640925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出入口の下部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】引き戸等が走行する走行部を有する下枠
を玄関等の出入口の下部に設ける場合、該下枠を出入口
の外部(屋外)側床面よりも突出させて、該屋外側床面
上の水が内部(屋内)側床面へ浸入しないように遮断し
てるが、このような突出部分があると、出入りする際に
つまずきやすく、車椅子等では通過が困難となるため、
病人や身体障害者,老人などが出入りするのに、適さな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来、屋外
側に於て下枠に沿って排水溝と該排水溝を施蓋する格子
状の透孔蓋部材を設け、かつ、下枠の上端部が、透孔蓋
部材上面及び屋内外の床面と同一平面にほぼ位置するよ
うに構成したものがあった。しかし、このような構造の
ものでは、透孔蓋部材の上面を伝わって下枠側へ流れて
くる水が、容易に屋内側へ浸入する問題がある。また、
各々の建物毎に、下枠の最外縁位置に対し外壁仕上面が
種々の内外寸法差を有しており、そのため建物の外側に
沿って配設した透孔蓋部材の内端縁部が、出入口対応部
と外壁対応部では内外に位置づれし、凹凸状となって見
苦しいという問題もあった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点を解決し
て、車椅子等での出入りの容易性と、出入口内部側への
水の浸入を確実に防止できる排水性を、兼ね備えた出入
口の下部構造を提供することを目的とする。さらに、建
物の外壁仕上面に沿って透孔蓋部材が(出入口を越え)
一直線状に美しく敷設できる出入口の下部構造を提供す
ることを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、引き戸走行する走行部及び網戸が走行
する走行部を有する金属製下枠を、出入口の下部に設
け、かつ、該引き戸走行部上端縁と該網戸走行部上端縁
とをもって上記下枠の上端部を形成し、さらに、該網戸
走行部を、平滑な上面及び下方開口状の凹溝部を有する
水平支持片部を、もって形成し、上記出入口の外部側
に、排水溝施蓋用の透孔蓋部材を上記下枠に沿って、該
透孔蓋部材と上記水平支持片部の間に帯状の長手方向隙
間が形成されるように、設け、該隙間は上記排水溝に連
通すると共に、上記出入口の外部側床面と、上記透孔蓋
部材の上面と、上記下枠の上記上端部と、上記出入口の
内部側床面と、が同一平面にほぼ位置するように構成
し、上記水平支持片部の上面にて、上記網戸の戸車を転
動自在に支持し、上記網戸の下端部に、上記隙間内に臨
んで上記水平支持片部の外端縁部を抱込むようにして上
記凹溝部内に摺動自在に嵌め込まれるガイド部材を、設
けたものである。
【0006】また、引き戸が走行する走行部及び網戸が
走行する走行部を有する金属製下枠を、出入口の下部に
設け、かつ、該引き戸走行部上端縁と該網戸走行部上端
縁とをもって上記下枠の上端部を形成し、上記出入口の
外部側に、上記出入口乃至それに隣り合う外壁用の壁体
に沿って排水溝を設けると共に、透孔蓋部材を該排水溝
に施蓋して、該透孔蓋部材の上面と、上記下枠の上記上
端部と、が同一平面にほぼ位置するように構成し、か
つ、上記下枠の最外縁部との間に排水溝と連通する長手
方向隙間を形成し、さらに、上記下枠の下部外側に取付
けられる蓋保持枠には屋内側から屋外側に向って降下す
段付部を形成して、該段付部にて位置決めしつつ上記
蓋部材を蓋保持枠にて保持し、かつ、上記出入口に隣り
合う外壁用の壁体の仕上面に対し、上記段付部の内外位
置を一致させて、上記蓋部材の内端縁部が、上記出入口
乃至外壁用の壁体にわたって、一直線状に配置されてい
る。
【0007】
【作用】外部側床面、透孔蓋部材の上面、下枠の上端部
及び内部側床面が同一平面にほぼ位置し、かつ網戸走行
部の上面が平滑面であるので、出入口を出入りする際に
引っ掛かるような突出部分が全くない。そのため、車椅
子等でもスムースに移動でき、かつ、つまずくことなく
歩行できる。しかも、雨水等が、透孔蓋部材にて完全に
排水されずに、透孔蓋部材の上面を伝わって下枠の方向
へ流れてきても、透孔蓋部材と下枠の間の隙間から排水
されて、出入口の内部側へ水が浸入しない。
【0008】また、網戸が走行する網戸走行部の上面を
平滑面としても、凹溝部及びガイド部材により、網戸が
ガイドされて、網戸の浮き上がりが防止され、戸車が網
戸走行部の上面から脱輪しない。
【0009】また、下枠(窓枠)の設置される建物毎に
外壁仕上面が相違する場合が多いが、このとき、段付部
を形成する位置によって外壁仕上面の位置を容易に設定
できる。そして、建物の外壁及び出入口にわたって排水
溝と透孔蓋部材を設け、蓋部材が全体にストレート
(一直線状)に敷設可能となる。逆に言えば、蓋保持枠
の段付部を基準ラインとして建物の外壁を仕上げれば良
いので、外壁仕上げが容易となる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0011】図1は、本発明に係る出入口の下部構造の
一実施例を示し、本発明は、主として玄関等の出入口に
用いられる。例えば、図3に示すように、出入口の内部
(屋内)と外部(屋外)を仕切る壁体(外壁)1に開口
部2を設ける。この開口部2に、上枠3、竪枠4,4及
び下枠5からなる金属製の戸枠6を、固定して、図1と
図3に示すように、下枠5を、出入口の下部に設ける。
【0012】下枠5は、中空状であってその上端側に、
二枚の引き戸7,7及び網戸8が走行する走行部9a,
9a,9bと、屋内側へ突出して出入口の内部側床面16
にねじ等にて固定される水平取付片部17と、を有してい
る。なお、引き戸7及び網戸8の枚数の増減は自由であ
る。
【0013】さらに、水平取付片部17上端面と、引き戸
走行部9a,9a上端縁と、網戸走行部9b上端縁と、
を同一高さ位置に設定し、網戸走行部9bは、図5に示
すように、平滑な上面10及び下方開口状の凹溝部11を有
する水平支持片部12を、もって形成する。
【0014】この水平支持片部12の上面10にて、網戸8
の下端部に付設された複数個の戸車13…を転動自在に支
持する。また、網戸8の下端部に、後述の隙間14内に臨
んで水平支持片部12の外端縁部を抱込むようにして凹溝
部11内に摺動自在に嵌め込まれる全体形状が略L字型の
ガイド部材15を、適数個設ける。
【0015】ガイド部材15は、その先端立上部15aが凹
溝部11と嵌合・離脱自在なように、網戸8の下端部に、
下枠5の長手方向(図5の紙面と直交する方向)に揺動
自在に枢着する。このガイド部材15を、図示省略の弾発
部材により上方へ弾発付勢させて、凹溝部11と先端立上
部15aの嵌合状態を維持する。さらに、網戸8の上端部
は、上枠3の長手方向垂下突条3aに摺動自在に嵌め込
む(図1参照)。
【0016】これにより、水平支持片部12の上面10から
の戸車13…の脱輪を防止でき、かつ網戸8の浮き上がり
を防止できる。しかも、鉛直状の長手方向突条をもって
網戸走行部を形成するのと比べ、網戸走行部9bの強度
を大きくできて、引っ掛かりが無くなるので、車椅子で
も横切りやすく、つまずくことなく歩行できる。
【0017】図1に示すように、引き戸走行部9aは、
鉛直状の長手方向突条をもって形成し、その上端縁に、
引き戸7の下端部に付設された図示省略の戸車を転動自
在に支持する。引き戸7の上端部は、上枠3の長手方向
垂下突条3bに摺動自在に嵌め込む。
【0018】また、下枠5は、引き戸走行部9a,9a
と網戸走行部9bと水平支持片部12を連結する連結片部
18と、内部側(屋内側)から外部側(屋外側)へ向かっ
て下り勾配となった上面を有する底片部19と、連結片部
18と底片部19を上下連結する竪片部20と、を有してい
る。
【0019】連結片部18と竪片部20には通水孔21…を適
宜形成して、下枠5の上端開口部から浸入した水が、底
片部19を流れて、出入口の外部側に設けられた排水溝22
に、排出されるようにする。
【0020】この排水溝22を施蓋する格子状の透孔蓋部
材23を下枠5に沿って、透孔蓋部材23と水平支持片部12
の間に帯状の長手方向隙間14が形成されるように、設け
る。
【0021】具体的には、図1と図4に示すように、出
入口の外部側に於て下枠5に沿って凹設された溝部25
に、排水溝22をなす樋部材26を内有させ、樋部材26は、
内側の蓋保持枠27bを介して下枠5の底片部19の外端縁
部に連結され、外側の蓋保持枠27aは上下(高さ)寸法
の大きい部材とし、両蓋保持枠27a,27bを溝部25の側
面上部に配設する。この蓋保持枠27aの上端縁と外部側
床面24との間には、コーキング28を施しておく。
【0022】(室内側の)蓋保持枠27bは、透孔蓋部材
23を(内外方向に)位置決めする段付部29を、有してい
る。蓋部材23の上面位置は、下枠5の上面位置と同一で
あり、図1のように、段付部29にて蓋部材23の内外位置
を決めると、長手方向隙間14が形成され、この隙間14は
外壁1の仕上面との寸法調整の役目をなす。即ち、図1
と図5に示す如く、外壁1の仕上面は、蓋保持枠27bの
段付部29に一致するように仕上げられている(揃ってい
る)。
【0023】さらに詳しく説明すると、図8又は図9に
示した平面図に於て2点鎖線で示すように、溝部25とそ
れを覆う蓋部材23を、出入口及びその左又は右(又は両
方)へ延設した場合に、(段が付かずに)一直線状に、
出入口乃至外壁1にわたって、配置される。ところで、
本発明に係る出入口の下部構造は種々の建物に適用され
るが、建物によっては外壁1の仕上面の位置が、下枠5
に対して、異なる場合が多い。そこで、図2の(イ)
(ロ)(ハ)に示す如く、2種・3種乃至それ以上の幅
寸法の大小相違する蓋保持枠27b…を予め揃えておい
て、建物の外壁1の仕上面を、図2の(イ)(ロ)
(ハ)から選択して用いた蓋保持枠27bの段付部29の位
置を、基準ライン(基準内外位置)として、仕上げれば
良い。
【0024】透孔蓋部材23は、透孔蓋部材23上の水を排
水溝22に排出する多数の透孔23a…と、隙間14に流れ落
ちる水及び下枠5から流れ出る水を排水溝22に排出する
適数の切欠部23bと、を有している。
【0025】この排水溝22をなす樋部材26は、金属板を
断面略コの字状に折曲げ加工等して形成し、水平状に設
置された蓋保持枠27a,27bの下端部に、樋部材26を、
その底面26aが勾配をもつように、全体を傾けて固定す
る。
【0026】また、出入口の外部側床面24と、蓋保持枠
27aの上端縁と、透孔蓋部材23の上面と、下枠5の上端
部(網戸走行部9b上端縁、引き戸走行部9a,9a上
端縁及び水平取付片部17上端面)と、出入口の内部側床
面16と、が同一平面にほぼ位置するように構成して、引
っ掛かりを無くし、車椅子等でも容易に出入できるよう
にする。
【0027】なお、図示省略するが、蓋保持枠27bと下
枠5を別部材とせずに一体形成するも自由である。この
場合、蓋保持枠27b及び下枠5を一体形成したものを水
平状に設置し、これに、底面26aが勾配をもつように樋
部材26を、傾斜状に固定する。
【0028】このように、蓋保持枠27b及び下枠5を一
体形成したものと、樋部材26と、を別部材とし、又は、
図1の如く、蓋保持枠27bと、下枠5と、樋部材26と、
を別部材としてあるので、水平状に設置された蓋保持枠
27b、下枠5等に対して、樋部材26を傾けた状態に固定
して底面26aに勾配を簡単にとることができる。そのた
め、樋部材26の排水性が良好となる。
【0029】これに対して、従来公知の特開平4−3609
82号記載の出入口の排水装置のように下枠と樋部材が一
体構造の場合、押出成型では樋部材の底面のみに勾配が
つくように成型できないため、下枠を水平状に設置する
と樋部材の底面も水平状となり排水性が悪くなる。しか
も、押出成型以外で、樋部材の底面に勾配をつけて下枠
と樋部材を一体形成しようとすれば、製作に非常に手間
が掛かることになるが、本発明では、このような問題点
を一挙に解決できる。
【0030】次に、図6は他の実施例であって、出入口
の外部側の構造を変更した場合を示している。
【0031】即ち、図1の実施例における樋部材26を省
略して、溝部25を排水溝22としている。この溝部25を形
成する部位30は、モルタルやコンクリート等をもって構
成する。また、(内側の)蓋保持枠27bには、隙間14に
流れ落ちる水及び下枠5から流れ出る水を排水溝22に排
出する通水孔33を、適宜形成する。
【0032】しかして、図6と図7で明らかな如く、外
壁1の仕上面の位置は、蓋保持枠27bの段付部29───
図例では鉛直状起立片によって蓋部材23の(内外方向
の)位置を決めるための段付部29が形成されている──
─に一致させている。
【0033】かつ、図7の(イ)(ロ)(ハ)のよう
に、この蓋保持枠27bの幅寸法が大小相違するものを二
種以上予め準備しておいて、建物の外壁1の仕上面位置
に対応して、選択して使用するのが良い。即ち、外壁1
の仕上の基準ラインとして段付部29を用い得る。そし
て、図8・図9に2点鎖線にて示すように、蓋部材23
(特にその内端縁部)が一直線状に配設されて、外観上
優れる。
【0034】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。
【0035】例えば、本発明を、玄関以外、例えば浴室
の出入口等に用いるも自由である。
【0036】さらに、図9の実施例で、四枚の戸の内、
両端の二枚が嵌め殺し戸31,31の場合、あるいは、図8
の実施例で、何れか一方の引き戸7が嵌め殺し戸の場合
等には、図10に示すように、嵌め殺し戸31が嵌め込まれ
る走行部9aを、平坦な上面32aを有するカバー片32に
て被って、下枠5の上端側の隙間を少なくし、車椅子等
が一層通過しやすくなるようにするも好ましい。
【0037】この場合、カバー片32の上面32aが、網戸
走行部9bの上面10と略同一高さ位置となるようにす
る。なお、引き戸7と嵌め殺し戸31が図例とは左右逆の
場合も、同様にして嵌め殺し戸31が嵌め込まれる走行部
9aをカバー片32にて被うのが好ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0039】本発明は、病院や老人ホーム、身体障害者
の擁護施設等の玄関の出入口に好適であって、外部側床
面24、透孔蓋部材23の上面、下枠5の上端部及び内部側
床面16が同一平面にほぼ位置して出入口の下部が平坦と
なっているので、出入口を出入りする場合、車椅子等で
もスムースに移動でき、かつ、つまずくことなく歩行で
き安全である。
【0040】しかも、雨降りの際などに於て、透孔蓋部
材23にて完全に排水されずに、透孔蓋部材23の上面を伝
わって下枠5の方向へ流れてくる水が、透孔蓋部材23と
下枠5の間の隙間14から排水されるので、出入口の内部
側への水の浸入を確実に防止できる。
【0041】また、網戸8が走行する網戸走行部9bの
上面10を平滑面としてあるから、強度を大きくでき、網
戸走行部9bを横切る際、足や車椅子の車輪等が全く引
っ掛からないで済む。しかも、隙間14を巧みに利用し
て、凹溝部11及びガイド部材15にて、網戸走行部9bの
上面10からの戸車13…の脱輪を防止でき、かつ網戸8の
浮き上がりを防止できる。
【0042】また、(請求項2によれば、)建物の外側
に沿って配設される蓋部材23の内端縁部が一直線状とな
って、外観上良好なものとなる。かつ、蓋保持枠27bの
段付部29を基準として、外壁1の仕上作業が確実かつ容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】説明用一部拡大断面図である。
【図3】出入口を内部から見た全体図である。
【図4】要部平面図である。
【図5】要部断面図である。
【図6】他の実施例を示す断面図である。
【図7】説明用一部拡大断面図である。
【図8】簡略平面図である。
【図9】変形例を示す簡略平面図である。
【図10】要部断面図である。
【符号の説明】
5 下枠 7 引き戸 8 網戸 9a 引き戸走行部 9b 網戸走行部 10 上面 11 凹溝部 12 水平支持片部 13 戸車 14 隙間 15 ガイド部材 16 内部側床面 22 排水溝 23 透孔蓋部材 24 外部側床面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸7が走行する走行部9a及び網戸
    8が走行する走行部9bを有する金属製下枠5を、出入
    口の下部に設け、かつ、該引き戸走行部9a上端縁と該
    網戸走行部9b上端縁とをもって上記下枠5の上端部を
    形成し、さらに、該網戸走行部9bを、平滑な上面10
    及び下方開口状の凹溝部11を有する水平支持片部12
    を、もって形成し、上記出入口の外部側に、排水溝22
    施蓋用の透孔蓋部材23を上記下枠5に沿って、該透孔
    蓋部材23と上記水平支持片部12の間に帯状の長手方
    向隙間14が形成されるように、設け、該隙間14は上
    記排水溝22に連通すると共に、上記出入口の外部側床
    面24と、上記透孔蓋部材23の上面と、上記下枠5の
    上記上端部と、上記出入口の内部側床面16と、が同一
    平面にほぼ位置するように構成し、上記水平支持片部1
    2の上面10にて、上記網戸8の戸車13を転動自在に
    支持し、上記網戸8の下端部に、上記隙間14内に臨ん
    で上記水平支持片部12の外端縁部を抱込むようにして
    上記凹溝部11内に摺動自在に嵌め込まれるガイド部材
    15を、設けたことを特徴とする出入口の下部構造。
  2. 【請求項2】 引き戸7が走行する走行部9a及び網戸
    8が走行する走行部9bを有する金属製下枠5を、出入
    口の下部に設け、かつ、該引き戸走行部9a上端縁と該
    網戸走行部9b上端縁とをもって上記下枠5の上端部を
    形成し、上記出入口の外部側に、上記出入口乃至それに
    隣り合う外壁用の壁体1に沿って排水溝22を設けると
    共に、透孔蓋部材23を該排水溝22に施蓋して、該透
    孔蓋部材23の上面と、上記下枠5の上記上端部と、が
    同一平面にほぼ位置するように構成し、かつ、上記下枠
    5の最外縁部との間に排水溝22と連通する長手方向隙
    間14を形成し、さらに、上記下枠5の下部外側に取付
    けられる蓋保持枠27bには屋内側から屋外側に向って
    降下する段付部29を形成して、該段付部29にて位置
    決めしつつ上記蓋部材23を蓋保持枠27bにて保持
    し、かつ、上記出入口に隣り合う外壁用の壁体1の仕上
    面に対し、上記段付部29の内外位置を一致させて、上
    記蓋部材23の内端縁部が、上記出入口乃至外壁用の壁
    体1にわたって、一直線状に配置されたことを特徴とす
    る出入口の下部構造。
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