JP2007016516A - 建具および建具の施工方法 - Google Patents

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Katsunori Aibayashi
勝則 合林
Shuichi Mizukami
修一 水上
Takashi Nishino
崇 西野
Takeshi Taguchi
岳 田口
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Abstract

【課題】 排水性や止水性を十分確保しながら共通化した下枠構成部材を用いてタイプ別の下枠が構成可能な建具および建具の施工方法を提供すること。
【解決手段】利用者の要望や設計条件に応じて、レール部材30およびレール間上面部材32を下枠本体121に取り付けて上面の溝幅を小さくしたフラットタイプの下枠12を構成したり、これらの各部材を取り付けずに下枠本体121のみで下枠を構成したりが可能であり、下枠本体121を共通化して引違い窓のバリエーションを増やすことができる。そして、下枠12上面をフラット化した場合には、レール間上面部材32や一対のレール部材30等の各部材がそれぞれ別体で構成されていることから、排水開口の加工作業がしやすく、その加工位置が制限されないので、排水性や止水性を高めることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、引違い窓等の建具、および建具の施工方法に関する。
住宅等のテラスやバルコニー等に面した外壁位置には、居住者が室内からテラス等に出入りするための掃出し窓が設けられている。このような掃出し窓としては、外壁に固定された窓枠と、この窓枠内にスライド自在に支持された可動障子とを備えた、引違い窓等のサッシ窓(建具)が一般的である。
このサッシ窓として、従来、下枠の止水性や排水性を考慮して、室外側のレールが室内側のレールよりも低い位置に階段状に設けられた階段状タイプの掃出し窓の構造と、居住者の高齢化や車いす利用者の利便性等に配慮して、下枠上面をフラット化したバリアフリータイプの掃出し窓の構造とがある。
そこで、階段状タイプの下枠とバリアフリータイプの下枠とのようにタイプの異なる下枠を、共通部材を用いて構成した掃出し窓として、例えば、階段状タイプの下枠を利用したバリアフリータイプの掃出し窓がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された下枠の改装構造は、階段状のレールを有した既存の下枠の上側を覆って取り付けられて下枠上面をフラット化するアタッチメントを備えて構成されている。そして、アタッチメントは、底面と、この底面から上方に突出して室内外の障子を案内する室内外のレール、網戸レール、およびその他の突起とを一体的に有して形成されており、これらのレール、網戸レールおよび突起の上端が略同一の高さ位置に揃えられている。従って、アタッチメントの上面には、室内外のレールと網戸レールとその他の突起との間隔によって大きな幅の溝が生じる、それらの上端がほぼフラットで段差が小さくなっているため、居住者や車いすは下枠上をスムーズに通過することができるようになっている。
実登第2508255号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の下枠フラット化構造では、レールや網戸レール等と底面とで形成されるアタッチメントの凹溝に溜まった雨水等を排水するためには、アタッチメントの底部側に排水孔等を設けるための加工が必要になるが、室内外のレール、網戸レールおよびその他の突起が一体的に形成されたアタッチメントの底部側に排水孔を加工するとなると、その排水孔を設ける位置によっては加工作業が難しくなるため、排水孔を設ける位置が制限されることから、十分な排水性が得られないおそれがある。特に、近年、下枠の上面によりフラット感を出すために、下枠の上面に略フラットな平面部を形成して下枠上面に生じる溝幅を小さくする傾向があるが、前記アタッチメントの上端部に略フラットな平面部を形成して下枠上面の溝幅を小さくするとなると、前述した排水孔の加工作業がさらに困難となるおそれがある。一方、排水孔の加工作業をしやすくするために前記凹溝の深さを浅くすると、凹溝に浸入した雨水等がアタッチメント上面を越えて室内側に浸入しやすくなって止水性が低下してしまう。
以上のように、従来の改装構造のようにして、共通化した下枠構成部材を用いてタイプ別にサッシ窓を構成した場合では、下枠における十分な排水性や止水性を確保することが困難であるという問題がある。
本発明の目的は、排水性や止水性を十分確保しながら共通化した下枠構成部材を用いてタイプ別の下枠が構成可能な建具および建具の施工方法を提供することにある。
本発明の建具は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具であって、室内外一対のレール部を有した下枠本体と、(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、が予め用意され、 前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、または前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内されることを特徴とする。
以上の本発明によれば、利用者の要望や設計条件に応じて、下枠本体に(a)の下枠上面部材および(b)のレール部材を取り付けることでレール部材間に生じる溝幅を下枠上面部材によって小さくしたフラットタイプの下枠を構成したり、下枠本体のみで下枠を構成したりすることが可能であり、下枠本体を共通化して建具のバリエーションを増やすことができる。また、下枠本体に(a)の下枠上面部材および(b)のレール部材を取り付けて下枠をフラット化した場合において、(a)の下枠上面部材と(b)の一対のレール部材とがそれぞれ別体的に構成されていることから、排水開口の加工作業がしやすく排水開口の加工位置が制限されないので、排水性や止水性の高い建具とすることができる。また、下枠本体のレール部間に下枠上面部材を取り付けるとともに、この下枠上面部材とレール部材との隙間を必要最小限に設定することで、下枠上面を足で踏んだ際の違和感や車いすで通過する際のがたつきを低減して、下枠のフラット感を一層高めることができる。
この際、本発明の建具では、前記下枠本体は、(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体のいずれか一方からなることが好ましい。
また、本発明の建具では、前記下枠本体は、(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体のいずれか一方からなり、(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材が予め用意され、前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される、または前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内されてもよい。
このような構成によれば、(A)および(B)2種類の下枠本体と、(a)の下枠上面部材および(b)のレール部材とを適宜組み合わせ、さらには(c)の中間支持部材も適宜組み合わせることで、少なくとも3種類の下枠を構成することができる。従って、部品の共通化を促進させつつバリエーションをさらに増やすことができるとともに、利用者の要望や設計条件に対して柔軟に対応することが可能な建具を構成することができる。
さらに、本発明の建具では、前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、前記障子は、(X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子、および(Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子のいずれか一方からなり、前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体のレール部に前記(X)の障子が支持され、かつ当該レール部の側面に前記垂下片の気密材が当接し、前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、当該レール部材に前記(Y)の障子が支持され、かつ当該レール部材の気密材に前記垂下片の内側面が当接することが好ましい。
このような構成によれば、下枠本体で下枠を構成するとともに(X)の障子を用いた場合には、障子の垂下片に取り付けた気密材とレール部とで気密ラインが形成され、下枠における水密性および気密性を確保することができる。
一方、下枠本体に下枠上面部材やレール部材を取り付けて下枠を構成するとともに(Y)の障子を用いた場合には、レール部材に取り付けた気密材と障子の垂下片とで気密ラインが形成され、下枠における水密性および気密性を確保することができる。そして、レール部材に気密材を取り付けたことで、障子の垂下片に気密材保持部等を形成する必要がなくなり、垂下片の見込み寸法(厚さ寸法)を薄くすることができ、これにより、垂下片が挿入される下枠上面の溝の幅寸法を小さくして、下枠上面のフラット感をより一層高めることができる。
また、本発明の建具では、前記下枠本体における前記室外側のレール部よりも室外側には、網戸レール部が形成されており、(d)前記網戸レール部の上側で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に取付可能な網戸レール部材が予め用意され、前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体の網戸レール部に網戸が支持され、前記下枠本体に少なくとも前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、前記網戸レール部の上側に前記(d)の網戸レール部材を取り付けて、当該網戸レール部材に網戸が支持されることが好ましい。
このような構成によれば、下枠本体に下枠上面部材やレール部材を取り付けて下枠を構成する際に、網戸レール部の上側に網戸レール部材を取り付けることで、この網戸レール部材の上端が下枠上面部材やレール部材の上端と略同一高さに位置するため、下枠の上面をさらにフラット化することができる。
一方、本発明の建具の施工方法は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、室内外一対のレール部を有した下枠本体と、(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、を用意する工程と、前記下枠を構成する部材として、前記下枠本体と、前記下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、のいずれかを選択する工程と、前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
このような本発明によれば、前述の建具と同様に、下枠本体を共通化して建具のバリエーションを増やすことができる。さらに、排水性や止水性を確保しつつ、良好なフラット感を有した下枠上面を形成することができる。
さらに、本発明の建具の施工方法では、前記下枠本体は、(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体のいずれか一方からなることが好ましい。
また、本発明の建具の施工方法は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、(A)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体と、(B)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体と、を用意する工程と、(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材と、を用意する工程と、前記下枠を構成する部材として、前記(A)の下枠本体と、前記(B)の下枠本体と、前記(A)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、前記(B)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材と、のいずれかを選択する工程と、前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えたものでもよい。
このような本発明によれば、(A)および(B)2種類の下枠本体と、(a)の下枠上面部材および(b)のレール部材とを適宜組み合わせ、さらには(c)の中間支持部材も適宜組み合わせることで、部品の共通化を一層促進させて建具のバリエーションをさらに増やすことができる。
さらに、本発明の建具の施工方法では、前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、(X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子と、(Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子と、を用意する工程を備え、前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠を構成した場合には、前記(X)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該下枠本体のレール部の側面に前記垂下片の気密材を当接させ、前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠を構成した場合には、前記(Y)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該(b)のレール部材の気密材に前記垂下片の内側面を当接させることが好ましい。
このような構成によれば、(X)および(Y)のいずれの障子を用いた場合においても、障子とレール部またはレール部材との間に気密ラインを形成することができ、下枠における水密性および気密性を確保することができる。なお、(Y)の障子を用いた場合には、レール部材に気密材を取り付けたことで、障子の垂下片に気密材保持部等を形成する必要がなくなり、垂下片の見込み寸法(厚さ寸法)を薄くすることができ、これにより、垂下片が挿入される下枠上面の溝の幅寸法を小さくして、下枠上面のフラット感をより一層高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1を示す縦断面図である。
図1において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁開口部に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切るもので、気密性や水密性、遮音性等について所定の性能を有している。そして、引違い窓1の下枠12は、上面が室外側のテラスやバルコニに設置されるデッキ2の上面および室内床面FLと略同一の高さ位置に設けられ、上面略平坦(フラット)に形成されている。従って、居住者が引違い窓1を通って室内外間を往来する際に、室内外床レベルの段差がないので上り下りする必要がなく、楽に出入りできるとともに、車いすを利用する居住者であっても容易に出入りできるようになっている。すなわち、引違い窓1は、室内外の床段差を小さくした、バリアフリータイプ(ユニバーサルデザイン)の掃出し窓である。
引違い窓1は、それぞれアルミ押出形材製の上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠10と、この窓枠10の内側に開閉自在に支持された室内外一対の障子15とを備えて構成されている。窓枠10は、建物の外壁開口部における柱や壁パネル等の建物躯体に固定されている。障子15は、それぞれアルミ押出形材製の上框16、下框17、および左右の縦框18を四周框組みした内部に、ガラスパネル(複層ガラス)19を嵌め込んで構成されている。また、障子15の室外側には、網戸20が窓枠10内に開閉自在に支持されている。網戸20は、四周枠組みされた網戸枠21と、この網戸枠21に固定されたネット22とを有して構成されている。障子15は、室内側の障子15Aと室外側の障子15Bとからなり、室内外の障子15A,15Bが、窓枠10の略中央位置の召合せ部分で重なって閉じるようになっている。
そして、本実施形態において、下枠12は、後述する4種類の形態の下枠12A,12B,12C,12Dが適用可能に構成されている。
以下、第1形態の下枠12について、図2および図3に基づいて説明する。
図2は、下枠12Aを拡大して示す縦断面図である。図3は、下枠12Aを分解して示す縦断面図である。
下枠12Aは、建物の開口部に固定される下枠本体121と、この下枠本体121に取り付けられて障子15の戸車171を案内する室内側および室外側のレール部材30(30A,30B)と、これら室内外の各レール部材30A,30Bの室外側側面に取り付けられて障子15の下框17に当接する室内側および室外側の気密材31(31A,31B)と、室内外の各レール部材30A,30B間に着脱自在に下枠本体121に取り付けられたレール間上面部材(下枠上面部材)32と、室内側レール部材30Aよりも室内側に着脱自在に設けられた室内側上面部材33と、室外側レール部材30Bよりも室外側に着脱自在に設けられた網戸レール部材34とを備えて構成されている。
下枠12Aにおいて、下枠本体121の上面部124、室内外のレール部材30A,30Bの上端(戸車案内部302)、レール間上面部材32の上面、および網戸レール部材34の上面は、それぞれ略同一高さ位置に設けられている。また、室内側レール部材30Aと室内側上面部材33との間、および室内側の気密材31Aとレール間上面部材32との間には、それぞれ隙間が形成されており、これらの隙間には、室内側障子15Aにおける下框17に形成された室内外の垂下片172がそれぞれ挿入されている。これと同様に、室外側レール部材30Bとレール間上面部材32との間、および室外側の気密材31Bと網戸レール部材34との間には、それぞれ隙間が形成されており、これらの隙間には、室外側障子15Bにおける下框17に形成された室内外の垂下片172がそれぞれ挿入されている。これらの隙間寸法は、垂下片172を挿入するための最小限の寸法に設定されている。
下枠本体121は、室内外一対のレール部としての立上り片部122(122A,122B)と、室内側立上り片部122Aの室内側にて上下に延びる室内側側壁部123と、この室内側側壁部123の上端縁から室内側に延びる上面部124とを有している。さらに、下枠本体121は、室内側立上り片部122A下端から室外側下方に傾斜して延びる傾斜面部125と、この傾斜面部125の室外側縁から下方に延びる固定面部126と、傾斜面部125の室外側縁よりも一段下がった位置から室外側に延びて室外側立上り片部122Bに連結された底面部127とを有して形成されている。そして、室外側立上り片部122Bの室外側には、室外側立上り片部122Bの途中位置から室外側に延びる水平面部128と、この水平面部128の室外側端縁から上方に延びる立上り片部(網戸レール部)129とが形成されている。そして、下枠本体121における室内外の立上り片部122A,122Bの上端は、互いに略同一高さ位置に設けられている。
そして、下枠本体121における室内側立上り片部122Aと室内側側壁部123との間には、上方に開口した室内側凹溝部121Aが形成されている。また、室内側立上り片部122Aと室外側立上り片部122Bとの間には、上方に開口したレール間凹溝部121Bが形成され、このレール間凹溝部121Bの下方には、底面部127で仕切られた下枠内部空間121Cが形成されている。さらに、室外側立上り片部122Bと立上り片部(網戸レール部)129との間には、上方に開口した室外側凹溝部121Dが形成されている。そして、室内側立上り片部122Aおよび室外側立上り片部122Bには、下枠12Aの長手方向に沿った適宜な間隔で排水開口が形成されており、室内側凹溝部121Aに浸入した雨水や結露水等は、室内側立上り片部122Aに形成した排水開口を介してレール間凹溝部121Bに流れるとともに、レール間凹溝部121Bに浸入した雨水や結露水等は、室外側立上り片部122Bに形成した排水開口、および図示しない排水弁を介して室外空間に排水されるようになっている。そして、後述するレール間上面部材32の側面部323,324、および室内側上面部材33の下端側は、前述の排水経路に応じて適宜切り欠かれている。
このような下枠本体121は、室内側側壁部123の下端部が建物躯体に載置されるとともに、固定面部126が建物躯体にビス止め固定されて建物開口部に支持されるようになっている。
次に、室内側および室外側のレール部材30A,30Bは、それぞれアルミ押出形材製で同一断面に形成され、上面部301と、この上面部301から上方に突出した戸車案内部302と、上面部301から下方に突出した室内側の第1側壁部303および室外側の第2側壁部304とを有している。そして、室内外の各レール部材30A,30Bは、第1および第2の側壁部303,304で室内外の立上り片部122A,122Bを挟持することで下枠本体121に着脱自在に取り付けられている。さらに、室内側レール部材30Aは、第1および第2の側壁部303,304下端が室内側立上り片部122Aの側面に形成された支持片部122Cに当接することで支持され、室外側レール部材30Bは、第1側壁部303下端が室外側立上り片部122Bの側面に形成された支持片部122Cに当接し、第2側壁部304下端が網戸レール部材34の上面に当接することで支持されるようになっている。また、各レール部材30A,30Bの第2側壁部304の室外側側面には、断面略C字形の気密材保持部が形成されている。
気密材31は、例えば塩化ビニル(PVC)等の弾性材料から形成され、室内外の気密材31A,31Bは、それぞれ室内外のレール部材30A,30Bの気密材保持部に保持されている。そして、室内外の気密材31A,31Bは、それぞれ室内外の障子15A,15Bにおける室外側垂下片172の室内側側面(内側面)に当接するようになっており、この気密材31と障子15の垂下片172との当接により下枠12Aにおける横気密ラインが形成されるようになっている。
次に、レール間上面部材32は、略水平に形成された上面部321と、この上面部321に対向して略水平に形成された底面部322と、上面部321および底面部322に連続して下方に延びる室内側および室外側の側面部323,324と、を有して形成されたアルミ押出形材製の部材である。そして、レール間上面部材32における室内側側面部323の下端部には、鉤状に折れ曲がった係合片部325が形成されており、この係合片部325を下枠本体121の傾斜面部125の室外側端部に係合するとともに、室外側側面部324の下端を下枠本体121の底面部127に載置することで、レール間上面部材32が下枠本体121に支持されるようになっている。このようにして下枠本体121に取り付けられたレール間上面部材32によってレール間凹溝部121Bが塞がれて下枠12Aの上面が略平坦に形成されている。また、レール間上面部材32を下枠本体121から取り外してレール間凹溝部121Bを上方に開口させることで、掃除機等を用いてレール間凹溝部121B内の清掃を容易に行うことができるようになっている。
また、室内側上面部材33は、下枠本体121における室内側側壁部123に沿って下方に延び、その下端部が室外側に延びるとともに上方に折れ曲がった凹溝状に形成されている。そして、室内側上面部材33の上面は、下枠本体121の上面部124と略同一の高さ位置に設けられている。このような室内側上面部材33によれば、室内側凹溝部121Aに入ったゴミや埃が室内側上面部材33に溜まるようになっている。そして、室内側上面部材33を下枠本体121から取り外すことで、溜まったゴミや埃を排出できて室内側凹溝部121Aの清掃を容易に行うことができるようになっている。
また、網戸レール部材34は、室外側立上り片部122Bの支持片部122Cと略同一高さ位置に形成された上面部341と、この上面部341から上方に立ち上がる2つの立上片部342,343と、上面部341から下方に延びる2つの脚部344,345とを有して形成されている。この網戸レール部材34は、下枠本体121における室外側立上り片部122Bと立上り片部129との間に係合されるとともに、水平面部128に脚部344,345が支持されて下枠本体121に取り付けられている。そして、2つの立上片部342,343のうちの室外側の立上片部343の上端によって、網戸20の戸車を案内できるようになっている。また、室内外の立上片部342,342同士の間に、網戸枠21下端の垂下片が挿入されており、この垂下片が立上片部342,343に案内されることで、網戸20を開閉操作した際に戸車が脱輪しないようになっている。このような網戸レール部材34によって、下枠本体121の室外側凹溝部121Dが塞がれて下枠12Aの上面が略平坦に形成されている。また、網戸レール部材34を下枠本体121から取り外して室外側凹溝部121Dを上方に開口させることで、掃除機等を用いて室外側凹溝部121Dの清掃を容易に行うことができるようになっている。
次に、第2形態の下枠12Bについて、図4に基づいて説明する。
図4は、下枠12Bを拡大して示す縦断面図である。
下枠12Bは、前述の下枠12Aに用いたものと同一の下枠本体121と、この下枠本体121に取り付けられるレール間アタッチメント35とを有して構成されている。すなわち、下枠12Bは、下枠12Aの下枠本体121から室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34を取り外し、下枠本体121にレール間アタッチメント35を取り付けて構成したものである。また、下枠12として下枠12Bを適用した場合には、障子15として室内側障子15Cおよび室外側障子15Dが窓枠10内に組み込まれるようになっている。第2形態の下枠12Bにおいて、下枠本体121に形成される排水開口は、前述の第1形態と同一位置に設けられており、室内側凹溝部121Aやレール間凹溝部121Bに浸入した雨水や結露水等は、第1形態と同様の排水経路で排水されるようになっている。
室内外の障子15C,15Dは、それぞれ下枠本体121における室内外の立上り片部122A,122Bに戸車171が案内されるようになっている。すなわち、室内外の立上り片部122A,122Bによって室内外一対のレール部が構成されている。
室内外の障子15C,15Dの下框17における室内外の側面には、下方に延出した垂下片173が形成されており、これら室内外の垂下片173のうち、室外側の垂下片173の室内側側面に断面略C字形の気密材保持部が形成されている。この気密材保持部には、前述の気密材31と略同様の気密材174が取り付けられており、これらの気密材174は、それぞれ室内外の立上り片部122A,122Bの室外側側面に当接するようになっている。このような気密材174と室内外の立上り片部(レール部)122A,122Bとの当接により、下枠12Bにおける横気密ラインが形成されるようになっている。
また、網戸20’は、下枠本体121における立上り片部129に戸車が案内されるようになっている。すなわち、立上り片部129によって網戸レール部が構成されている。
レール間アタッチメント35は、略水平に形成された上面部351と、この上面部351から下方に延びる室内側および室外側の脚部352,353と、を有して形成されたアルミ押出形材製の部材である。そして、レール間アタッチメント35における室内側脚部352の下端部には、前述のレール間上面部材32と同様に鉤状に折れ曲がった係合片部354が形成されており、この係合片部354を下枠本体121の傾斜面部125の室外側端部に係合するとともに、室外側脚部353の下端を下枠本体121の底面部127に載置することで、レール間アタッチメント35が下枠本体121に支持されるようになっている。このようにして下枠本体121に取り付けられたレール間アタッチメント35によってレール間凹溝部121Bが塞がれて下枠12B上面の段差が小さくされている。また、レール間アタッチメント35を下枠本体121から取り外してレール間凹溝部121Bを上方に開口させることで、レール間凹溝部121B内の清掃が実施できるようになっている。
次に、第3形態の下枠12Cについて、図5および図6に基づいて説明する。
図5は、下枠12Cを拡大して示す縦断面図である。図6は、下枠12Cを分解して示す縦断面図である。
下枠12Cは、前述の下枠12Aと相違する下枠本体521と、この下枠本体521に取り付けられる前述と同一の室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34とを有して構成されている。そして、室外側レール部材30B、および網戸レール部材34は、中間支持部材36を介して下枠本体521に取り付けられている。また、窓枠10内に組み込まれる障子15は、第1形態の下枠12Aを適用した場合と同様に、室内側障子15Aおよび室外側障子15Bから構成され、これら室内外の障子15A,15Bは、それぞれ室内外のレール部材30A,30Bに案内されるようになっている。
下枠本体521は、室内外一対のレール部としての立上り片部522(522A,522B)を有して形成されており、この室外側立上り片部522Bの上端は、室内側立上り片部522Aの上端よりも低い位置に設けられている。そして、下枠本体521は、前述の下枠本体121の室内側側壁部123、上面部124、傾斜面部125、固定面部126、および底面部127と略同様の、室内側側壁部523、上面部524、傾斜面部525、固定面部526、および底面部527を有して形成されている。そして、室外側立上り片部522Bの室外側には、底面部527よりも低い位置で室外側に延びる水平面部528と、この水平面部528の室外側端縁から上方に延びる立上り片部(網戸レール部)529とが形成されている。
そして、下枠本体521には、室内側凹溝部521Aと、室内側立上り片部522Aと室外側立上り片部522Bとの間にて上方に開口したレール間凹溝部521Bと、底面部527および水平面部528の下側に形成された下枠内部空間521Cと、室外側立上り片部522Bと立上り片部(網戸レール部)529との間にて上方に開口した室外側凹溝部521Dとが設けられている。そして、室内側立上り片部522A、室外側立上り片部522B、および立上り片部529には、下枠12Cの長手方向に沿った適宜な間隔で排水開口が形成されており、室内側凹溝部521Aやレール間凹溝部521Bに浸入した雨水や結露水等は、排水開口を介して室外側凹溝部521Dに流れるとともに、室外側凹溝部521Dに浸入した雨水や結露水等は、立上り片部529に形成した排水開口および図示しない排水弁を介して室外空間に排水されるようになっている。そして、レール間上面部材32の側面部323,324、室内側上面部材33、および中間支持部材36の下端側は、前述の排水経路に応じて適宜切り欠かれている。
中間支持部材36は、略水平に形成された上面部361と、この上面部361から上方に延びる室内側および室外側の立上り片部362,363と、室内側立上り片部362の下側に形成された係止部364と、室外側立上り片部363に連続して上面部361よりも下方に延びる脚部365と、を有して形成されたアルミ押出形材製の部材である。さらに、中間支持部材36の室内側立上り片部362の上端部には、レール部材30が係合可能なレール部材係合部362Aが形成され、室内側立上り片部362の高さ方向中間位置には、レール部材30の第1側壁部303下端を支持する支持片部362Bが形成されている。そして、中間支持部材36は、係止部364で下枠本体521の室外側立上り片部522Bの上端に係止するとともに、脚部365の下端を下枠本体521の水平面部528に載置することで、下枠本体521に支持されるようになっている。このようにして下枠本体521に取り付けられた中間支持部材36のレール部材係合部362Aに室外側レール部材30Bが係合されている。さらに、室内外の立上り片部362,363間に網戸レール部材34が係合されるとともに、上面部361に網戸レール部材34の脚部344,345が支持されることで、網戸レール部材34が取り付けられるようになっている。
次に、第4形態の下枠12Dについて、図7に基づいて説明する。
図7は、下枠12Dを拡大して示す縦断面図である。
下枠12Dは、前述の下枠12Cに用いたものと同一の下枠本体521で構成されている。すなわち、下枠12Dは、下枠12Cの下枠本体521から室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、網戸レール部材34、および中間支持部材36を取り外して構成したものである。また、窓枠10内に組み込まれる障子15は、第2形態の下枠12Bを適用した場合と略同様に、室内側障子15Cおよび室外側障子15Dと略同様の室外側障子15D’から構成されている。第4形態の下枠12Dにおいて、下枠本体521に形成される排水開口は、前述の第3形態と同一位置に設けられており、室内側凹溝部521Aやレール間凹溝部521B、室外側凹溝部521Dに浸入した雨水や結露水等は、第3形態の場合と同様の排水経路で排水弁を介さずに排水されるようになっている。
室内外の障子15C,15D’は、それぞれ下枠本体521における室内外の立上り片部522A,522Bに戸車171が案内されるようになっている。すなわち、室内外の立上り片部522A,522Bによって室内外一対のレール部が構成されている。
そして、室内外の障子15C,15D’の下框17,17’における垂下片173,173’に取り付けられた気密材174は、それぞれ室内外の立上り片部522A,522Bの室外側側面に当接するようになっている。このような気密材174と室内外の立上り片部(レール部)522A,522Bとの当接により、下枠12Dにおける横気密ラインが形成されるようになっている。
また、網戸20’と略同一構造の網戸20’’は、下枠本体521における立上り片部529に戸車が案内されるようになっている。すなわち、立上り片部529によって網戸レール部が構成されている。
以上のような引き違い窓1の施工方法について以下に説明する。
先ず、第1形態および第2形態の下枠12A,12Bを構成する下枠本体((A)の下枠本体)121と、第3形態および第4形態の下枠12C,12Dを構成する下枠本体((B)の下枠本体)521と、上枠11、縦枠13とを工場で製造して用意する。
また、第1形態および第3形態の下枠12A,12Cを構成するレール間上面部材((a)の下枠上面部材)32、レール部材((b)のレール部材)30、室内側上面部材33、および網戸レール部材((d)の網戸レール部材)34を工場で製造して用意する。
さらに、第3形態の下枠12Cを構成する中間支持部材((c)の中間支持部材)36と、第2形態の下枠12Bを構成するレール間アタッチメント35とを工場で製造して用意する。
また、第1形態および第3形態の下枠12A,12Cに対応した障子15A,15Bと、第2形態および第4形態の下枠12B,12Dに対応した障子15Cと、第2形態に対応した障子15Dと、第4形態に対応した障子15D’を工場で製造して用意する。
次に、設計条件に応じて下枠12の形態として、第1〜第4形態の下枠12A,12B,12C,12Dのいずれかを選択する。
すなわち、第1形態の下枠12Aを選択した場合には、下枠本体121と、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34とを選択する。
第2形態の下枠12Bを選択した場合には、下枠本体121と、レール間アタッチメント35とを選択する。
第3形態の下枠12Cを選択した場合には、下枠本体521と、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34と、中間支持部材36とを選択する。
第4形態の下枠12Dを選択した場合には、下枠本体521を選択する。
次に、選択した各部材を組み立てて窓枠10を形成するとともに、建物開口部に窓枠10を固定する。そして、下枠12が第1および第3形態の下枠12A,12Cである場合には、障子15A,15Bを窓枠10に組み込み、下枠12が第2および第4形態の下枠12B,12Dである場合には、障子15C,15D,15D’を窓枠10に組み込んで引違い窓1の施工が完了する。
なお、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34や、レール間アタッチメント35、中間支持部材36等を、工場において下枠本体121,521に取り付けてもよく、また、建設現場にて建物開口部に固定された後の窓枠10における下枠本体121,521に取り付けてもよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34を下枠本体121、521に取り付けて下枠12上面をフラット面化したり(第1および第3形態)、これらの各部材を下枠本体121,521に取り付けないでフラット化したり(第2形態)、フラット化しなかったり(第4形態)が選択でき、下枠本体121,521を共通化しつつ引違い窓1のバリエーションを増やすことができる。従って、利用者の要望や設計条件に対して柔軟に対応することが可能な引違い窓1を構成することができる。
(2)そして、下枠本体121にレール間上面部材32、室内側上面部材33およびレール部材30を取り付けて下枠12A上面をフラット面化した場合(第1形態)、および下枠本体521にレール間上面部材32、室内側上面部材33、中間支持部材36、およびレール部材30を取り付けて下枠12C上面をフラット化した場合(第3形態)において、レール間上面部材32や一対のレール部材30等の各部材がそれぞれ別体で構成されていることから、下枠本体121,521に形成する排水開口や、レール間上面部材32および室内側上面部材33の下端側に形成する切欠き等の加工作業がしやすく、排水開口や切欠きの加工位置が制限されないので、排水性や止水性を高めることができる。
(3)さらに、下枠本体121,521における室内外の立上り片部122,522間に上面がフラットなレール間上面部材32を取り付けるとともに、このレール間上面部材32とレール部材30との隙間を必要最小限に設定することで、下枠12上面を足で踏んだ際の違和感や車いすで通過する際のがたつきを低減して、下枠12のフラット感を一層高めることができる。そして、室内側上面部材33や網戸レール部材34の上端とレール間上面部材32およびレール部材30の上端とが略同一高さ位置に設けられているので、より一層フラット感を向上させることができる。
(4)また、下枠12上面をフラット化した場合には気密材31と障子15の垂下片との当接により横気密ラインが形成され、フラット化しなかった場合には障子15の垂下片の気密材174と室内外の立上り片部122,522との当接により横気密ラインが形成されるので、いずれにおいても下枠12における水密性や気密性を確保することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、室内外一対の障子15を有した引違い窓1を例示して説明したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られない。すなわち、本発明の建具は、3枚以上の障子を有する3枚建てや4枚建ての引違い窓でもよく、また、前記実施形態における一方の障子が窓枠に固定された片引き窓でもよい。
また、前記実施形態では、下枠本体を2種類((A)および(B)の下枠本体121,521)用意したが、これに限らず、1種類の下枠本体((A)および(B)のいずれか一方の下枠本体)を用意しておき、その下枠本体のみで下枠を構成してもよく、また、その下枠本体にレール部材やレール間上面部材等を取り付けて下枠を構成してもよい。また、3種類以上の下枠本体を用意しておいてもよい。
さらに、下枠本体に取り付ける部材としては、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34のうち、少なくともレール部材30およびレール間上面部材(下枠上面部材)32があればよく、他の部材は本発明の必須要件ではないので省略することができる。
また、前記実施形態では、2種類の下枠本体121,521を用意するとともに、これらの下枠本体121,521に対して共通化されたレール部材30およびレール間上面部材32を用意しておき、これらの各部材の組み合わせによって第1〜第4形態の4種類の下枠12A,12B,12C,12Dを構成したが、これに限られない。
すなわち、2種類の下枠本体121,521、およびレール部材30やレール間上面部材32等を用意しておき、下枠本体121にレール部材30やレール間上面部材32を取り付けた下枠12Aと、下枠本体121のみで構成される下枠12Bと、下枠本体521のみで構成される下枠12Dと、からなる3種類の下枠12A,12B,12Dを構成してもよい。
さらに、2種類の下枠本体121,521と、レール間上面部材32および室内側レール部材30Aと、図8に示すような室外側レール部材30Cおよび網戸レール部材34Aとを用意しておき、下枠本体521にレール間上面部材32、室内側レール部材30A、室外側レール部材30C、および網戸レール部材34Aを取り付けた下枠12Eと、下枠本体121のみで構成される下枠12Bと、下枠本体521のみで構成される下枠12Dと、からなる3種類の下枠12A,12B,12Eを構成してもよい。ここで、室外側レール部材30Cは、前記レール部材30と前記中間支持部材36とを一体化させた断面と略同様の断面を有して形成され、下枠本体521の室外側立上り片部522Bの上端と水平面部528とに支持されるようになっている。
また、下枠12A,12B,12C,12D,12Eにおいて、排水経路用に設ける排水開口としては、下枠本体121,521の立上り片部122,129,522,529等を貫通する孔でもよく、また立上り片部129,522,529等の左右端部や途中部分を切除して形成された開口でもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具の下枠を拡大して示す縦断面図である。 前記下枠を分解して示す縦断面図である。 図2、3と相違する下枠を拡大して示す縦断面図である。 図2〜4と相違する下枠を拡大して示す縦断面図である。 前記下枠を分解して示す縦断面図である。 図2〜6と相違する下枠を拡大して示す縦断面図である。 本発明の変形例に係る建具の下枠を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
10…窓枠、11…上枠、12,12A,12B,12C,12D,12E…下枠、13…縦枠、15,15A,15B,15C,15D,15D’…障子、30,30A,30B,30C…レール部材、31,31A,31B…気密材、32…下枠所面部材であるレール間上面部材、34,34A…網戸レール部材、36…中間支持部材、121,521…下枠本体、122,122A,122B,522,522A,522B…レール部である立上り片部、129,529…網戸レール部である立上り片部、171…戸車、172,173,173’…垂下片、174…気密材。

Claims (9)

  1. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具であって、
    室内外一対のレール部を有した下枠本体と、
    (a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
    (b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、が予め用意され、
    前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、または
    前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される建具。
  2. 前記下枠本体は、
    (A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
    (B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
    のいずれか一方からなる請求項1に記載の建具。
  3. 前記下枠本体は、
    (A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
    (B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
    のいずれか一方からなり、
    (c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材が予め用意され、
    前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、
    前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、
    前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される、または
    前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される請求項1に記載の建具。
  4. 前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、
    前記障子は、
    (X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子、および
    (Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子
    のいずれか一方からなり、
    前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体のレール部に前記(X)の障子が支持され、かつ当該レール部の側面に前記垂下片の気密材が当接し、
    前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、当該レール部材に前記(Y)の障子が支持され、かつ当該レール部材の気密材に前記垂下片の内側面が当接する請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
  5. 前記下枠本体における前記室外側のレール部よりも室外側には、網戸レール部が形成されており、
    (d)前記網戸レール部の上側で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に取付可能な網戸レール部材が予め用意され、
    前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体の網戸レール部に網戸が支持され、
    前記下枠本体に少なくとも前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、前記網戸レール部の上側に前記(d)の網戸レール部材を取り付けて、当該網戸レール部材に網戸が支持される請求項1から請求項4のいずれかに記載の建具。
  6. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、
    室内外一対のレール部を有した下枠本体と、
    (a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
    (b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、を用意する工程と、
    前記下枠を構成する部材として、前記下枠本体と、前記下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、のいずれかを選択する工程と、
    前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えた建具の施工方法。
  7. 前記下枠本体は、
    (A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
    (B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
    のいずれか一方からなる請求項6に記載の建具の施工方法。
  8. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、
    (A)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体と、
    (B)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体と、を用意する工程と、
    (a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
    (b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、
    (c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材と、を用意する工程と、
    前記下枠を構成する部材として、前記(A)の下枠本体と、前記(B)の下枠本体と、前記(A)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、前記(B)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材と、のいずれかを選択する工程と、
    前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えた建具の施工方法。
  9. 前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、
    (X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子と、
    (Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子と、を用意する工程を備え、
    前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠を構成した場合には、前記(X)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該下枠本体のレール部の側面に前記垂下片の気密材を当接させ、
    前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠を構成した場合には、前記(Y)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該(b)のレール部材の気密材に前記垂下片の内側面を当接させる請求項6から請求項8のいずれかに記載の建具の施工方法。
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