JP2007016516A - 建具および建具の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者の要望や設計条件に応じて、レール部材30およびレール間上面部材32を下枠本体121に取り付けて上面の溝幅を小さくしたフラットタイプの下枠12を構成したり、これらの各部材を取り付けずに下枠本体121のみで下枠を構成したりが可能であり、下枠本体121を共通化して引違い窓のバリエーションを増やすことができる。そして、下枠12上面をフラット化した場合には、レール間上面部材32や一対のレール部材30等の各部材がそれぞれ別体で構成されていることから、排水開口の加工作業がしやすく、その加工位置が制限されないので、排水性や止水性を高めることができる。
【選択図】 図3
Description
このサッシ窓として、従来、下枠の止水性や排水性を考慮して、室外側のレールが室内側のレールよりも低い位置に階段状に設けられた階段状タイプの掃出し窓の構造と、居住者の高齢化や車いす利用者の利便性等に配慮して、下枠上面をフラット化したバリアフリータイプの掃出し窓の構造とがある。
そこで、階段状タイプの下枠とバリアフリータイプの下枠とのようにタイプの異なる下枠を、共通部材を用いて構成した掃出し窓として、例えば、階段状タイプの下枠を利用したバリアフリータイプの掃出し窓がある(例えば、特許文献1参照)。
以上のように、従来の改装構造のようにして、共通化した下枠構成部材を用いてタイプ別にサッシ窓を構成した場合では、下枠における十分な排水性や止水性を確保することが困難であるという問題がある。
また、本発明の建具では、前記下枠本体は、(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体のいずれか一方からなり、(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材が予め用意され、前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される、または前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内されてもよい。
一方、下枠本体に下枠上面部材やレール部材を取り付けて下枠を構成するとともに(Y)の障子を用いた場合には、レール部材に取り付けた気密材と障子の垂下片とで気密ラインが形成され、下枠における水密性および気密性を確保することができる。そして、レール部材に気密材を取り付けたことで、障子の垂下片に気密材保持部等を形成する必要がなくなり、垂下片の見込み寸法(厚さ寸法)を薄くすることができ、これにより、垂下片が挿入される下枠上面の溝の幅寸法を小さくして、下枠上面のフラット感をより一層高めることができる。
このような構成によれば、下枠本体に下枠上面部材やレール部材を取り付けて下枠を構成する際に、網戸レール部の上側に網戸レール部材を取り付けることで、この網戸レール部材の上端が下枠上面部材やレール部材の上端と略同一高さに位置するため、下枠の上面をさらにフラット化することができる。
また、本発明の建具の施工方法は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、(A)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体と、(B)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体と、を用意する工程と、(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材と、を用意する工程と、前記下枠を構成する部材として、前記(A)の下枠本体と、前記(B)の下枠本体と、前記(A)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、前記(B)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材と、のいずれかを選択する工程と、前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えたものでもよい。
このような構成によれば、(X)および(Y)のいずれの障子を用いた場合においても、障子とレール部またはレール部材との間に気密ラインを形成することができ、下枠における水密性および気密性を確保することができる。なお、(Y)の障子を用いた場合には、レール部材に気密材を取り付けたことで、障子の垂下片に気密材保持部等を形成する必要がなくなり、垂下片の見込み寸法(厚さ寸法)を薄くすることができ、これにより、垂下片が挿入される下枠上面の溝の幅寸法を小さくして、下枠上面のフラット感をより一層高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1を示す縦断面図である。
図1において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁開口部に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切るもので、気密性や水密性、遮音性等について所定の性能を有している。そして、引違い窓1の下枠12は、上面が室外側のテラスやバルコニに設置されるデッキ2の上面および室内床面FLと略同一の高さ位置に設けられ、上面略平坦(フラット)に形成されている。従って、居住者が引違い窓1を通って室内外間を往来する際に、室内外床レベルの段差がないので上り下りする必要がなく、楽に出入りできるとともに、車いすを利用する居住者であっても容易に出入りできるようになっている。すなわち、引違い窓1は、室内外の床段差を小さくした、バリアフリータイプ(ユニバーサルデザイン)の掃出し窓である。
そして、本実施形態において、下枠12は、後述する4種類の形態の下枠12A,12B,12C,12Dが適用可能に構成されている。
図2は、下枠12Aを拡大して示す縦断面図である。図3は、下枠12Aを分解して示す縦断面図である。
下枠12Aは、建物の開口部に固定される下枠本体121と、この下枠本体121に取り付けられて障子15の戸車171を案内する室内側および室外側のレール部材30(30A,30B)と、これら室内外の各レール部材30A,30Bの室外側側面に取り付けられて障子15の下框17に当接する室内側および室外側の気密材31(31A,31B)と、室内外の各レール部材30A,30B間に着脱自在に下枠本体121に取り付けられたレール間上面部材(下枠上面部材)32と、室内側レール部材30Aよりも室内側に着脱自在に設けられた室内側上面部材33と、室外側レール部材30Bよりも室外側に着脱自在に設けられた網戸レール部材34とを備えて構成されている。
このような下枠本体121は、室内側側壁部123の下端部が建物躯体に載置されるとともに、固定面部126が建物躯体にビス止め固定されて建物開口部に支持されるようになっている。
図4は、下枠12Bを拡大して示す縦断面図である。
下枠12Bは、前述の下枠12Aに用いたものと同一の下枠本体121と、この下枠本体121に取り付けられるレール間アタッチメント35とを有して構成されている。すなわち、下枠12Bは、下枠12Aの下枠本体121から室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34を取り外し、下枠本体121にレール間アタッチメント35を取り付けて構成したものである。また、下枠12として下枠12Bを適用した場合には、障子15として室内側障子15Cおよび室外側障子15Dが窓枠10内に組み込まれるようになっている。第2形態の下枠12Bにおいて、下枠本体121に形成される排水開口は、前述の第1形態と同一位置に設けられており、室内側凹溝部121Aやレール間凹溝部121Bに浸入した雨水や結露水等は、第1形態と同様の排水経路で排水されるようになっている。
室内外の障子15C,15Dの下框17における室内外の側面には、下方に延出した垂下片173が形成されており、これら室内外の垂下片173のうち、室外側の垂下片173の室内側側面に断面略C字形の気密材保持部が形成されている。この気密材保持部には、前述の気密材31と略同様の気密材174が取り付けられており、これらの気密材174は、それぞれ室内外の立上り片部122A,122Bの室外側側面に当接するようになっている。このような気密材174と室内外の立上り片部(レール部)122A,122Bとの当接により、下枠12Bにおける横気密ラインが形成されるようになっている。
また、網戸20’は、下枠本体121における立上り片部129に戸車が案内されるようになっている。すなわち、立上り片部129によって網戸レール部が構成されている。
図5は、下枠12Cを拡大して示す縦断面図である。図6は、下枠12Cを分解して示す縦断面図である。
下枠12Cは、前述の下枠12Aと相違する下枠本体521と、この下枠本体521に取り付けられる前述と同一の室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34とを有して構成されている。そして、室外側レール部材30B、および網戸レール部材34は、中間支持部材36を介して下枠本体521に取り付けられている。また、窓枠10内に組み込まれる障子15は、第1形態の下枠12Aを適用した場合と同様に、室内側障子15Aおよび室外側障子15Bから構成され、これら室内外の障子15A,15Bは、それぞれ室内外のレール部材30A,30Bに案内されるようになっている。
図7は、下枠12Dを拡大して示す縦断面図である。
下枠12Dは、前述の下枠12Cに用いたものと同一の下枠本体521で構成されている。すなわち、下枠12Dは、下枠12Cの下枠本体521から室内外のレール部材30A,30B、室内外の気密材31A,31B、レール間上面部材32、室内側上面部材33、網戸レール部材34、および中間支持部材36を取り外して構成したものである。また、窓枠10内に組み込まれる障子15は、第2形態の下枠12Bを適用した場合と略同様に、室内側障子15Cおよび室外側障子15Dと略同様の室外側障子15D’から構成されている。第4形態の下枠12Dにおいて、下枠本体521に形成される排水開口は、前述の第3形態と同一位置に設けられており、室内側凹溝部521Aやレール間凹溝部521B、室外側凹溝部521Dに浸入した雨水や結露水等は、第3形態の場合と同様の排水経路で排水弁を介さずに排水されるようになっている。
そして、室内外の障子15C,15D’の下框17,17’における垂下片173,173’に取り付けられた気密材174は、それぞれ室内外の立上り片部522A,522Bの室外側側面に当接するようになっている。このような気密材174と室内外の立上り片部(レール部)522A,522Bとの当接により、下枠12Dにおける横気密ラインが形成されるようになっている。
また、網戸20’と略同一構造の網戸20’’は、下枠本体521における立上り片部529に戸車が案内されるようになっている。すなわち、立上り片部529によって網戸レール部が構成されている。
先ず、第1形態および第2形態の下枠12A,12Bを構成する下枠本体((A)の下枠本体)121と、第3形態および第4形態の下枠12C,12Dを構成する下枠本体((B)の下枠本体)521と、上枠11、縦枠13とを工場で製造して用意する。
また、第1形態および第3形態の下枠12A,12Cを構成するレール間上面部材((a)の下枠上面部材)32、レール部材((b)のレール部材)30、室内側上面部材33、および網戸レール部材((d)の網戸レール部材)34を工場で製造して用意する。
さらに、第3形態の下枠12Cを構成する中間支持部材((c)の中間支持部材)36と、第2形態の下枠12Bを構成するレール間アタッチメント35とを工場で製造して用意する。
また、第1形態および第3形態の下枠12A,12Cに対応した障子15A,15Bと、第2形態および第4形態の下枠12B,12Dに対応した障子15Cと、第2形態に対応した障子15Dと、第4形態に対応した障子15D’を工場で製造して用意する。
すなわち、第1形態の下枠12Aを選択した場合には、下枠本体121と、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34とを選択する。
第2形態の下枠12Bを選択した場合には、下枠本体121と、レール間アタッチメント35とを選択する。
第3形態の下枠12Cを選択した場合には、下枠本体521と、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34と、中間支持部材36とを選択する。
第4形態の下枠12Dを選択した場合には、下枠本体521を選択する。
なお、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34や、レール間アタッチメント35、中間支持部材36等を、工場において下枠本体121,521に取り付けてもよく、また、建設現場にて建物開口部に固定された後の窓枠10における下枠本体121,521に取り付けてもよい。
(1)すなわち、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34を下枠本体121、521に取り付けて下枠12上面をフラット面化したり(第1および第3形態)、これらの各部材を下枠本体121,521に取り付けないでフラット化したり(第2形態)、フラット化しなかったり(第4形態)が選択でき、下枠本体121,521を共通化しつつ引違い窓1のバリエーションを増やすことができる。従って、利用者の要望や設計条件に対して柔軟に対応することが可能な引違い窓1を構成することができる。
例えば、前記実施形態においては、室内外一対の障子15を有した引違い窓1を例示して説明したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られない。すなわち、本発明の建具は、3枚以上の障子を有する3枚建てや4枚建ての引違い窓でもよく、また、前記実施形態における一方の障子が窓枠に固定された片引き窓でもよい。
さらに、下枠本体に取り付ける部材としては、レール部材30、気密材31、レール間上面部材32、室内側上面部材33、および網戸レール部材34のうち、少なくともレール部材30およびレール間上面部材(下枠上面部材)32があればよく、他の部材は本発明の必須要件ではないので省略することができる。
すなわち、2種類の下枠本体121,521、およびレール部材30やレール間上面部材32等を用意しておき、下枠本体121にレール部材30やレール間上面部材32を取り付けた下枠12Aと、下枠本体121のみで構成される下枠12Bと、下枠本体521のみで構成される下枠12Dと、からなる3種類の下枠12A,12B,12Dを構成してもよい。
さらに、2種類の下枠本体121,521と、レール間上面部材32および室内側レール部材30Aと、図8に示すような室外側レール部材30Cおよび網戸レール部材34Aとを用意しておき、下枠本体521にレール間上面部材32、室内側レール部材30A、室外側レール部材30C、および網戸レール部材34Aを取り付けた下枠12Eと、下枠本体121のみで構成される下枠12Bと、下枠本体521のみで構成される下枠12Dと、からなる3種類の下枠12A,12B,12Eを構成してもよい。ここで、室外側レール部材30Cは、前記レール部材30と前記中間支持部材36とを一体化させた断面と略同様の断面を有して形成され、下枠本体521の室外側立上り片部522Bの上端と水平面部528とに支持されるようになっている。
また、下枠12A,12B,12C,12D,12Eにおいて、排水経路用に設ける排水開口としては、下枠本体121,521の立上り片部122,129,522,529等を貫通する孔でもよく、また立上り片部129,522,529等の左右端部や途中部分を切除して形成された開口でもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (9)
- 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具であって、
室内外一対のレール部を有した下枠本体と、
(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、が予め用意され、
前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、または
前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される建具。 - 前記下枠本体は、
(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
のいずれか一方からなる請求項1に記載の建具。 - 前記下枠本体は、
(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
のいずれか一方からなり、
(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材が予め用意され、
前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、
前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成され、かつ当該下枠本体のレール部で前記障子の戸車が案内される、
前記(A)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される、または
前記(B)の下枠本体に前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材を取り付けて前記下枠が構成され、かつ当該レール部材で前記障子の戸車が案内される請求項1に記載の建具。 - 前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、
前記障子は、
(X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子、および
(Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子
のいずれか一方からなり、
前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体のレール部に前記(X)の障子が支持され、かつ当該レール部の側面に前記垂下片の気密材が当接し、
前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、当該レール部材に前記(Y)の障子が支持され、かつ当該レール部材の気密材に前記垂下片の内側面が当接する請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。 - 前記下枠本体における前記室外側のレール部よりも室外側には、網戸レール部が形成されており、
(d)前記網戸レール部の上側で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に取付可能な網戸レール部材が予め用意され、
前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠が構成された場合には、当該下枠本体の網戸レール部に網戸が支持され、
前記下枠本体に少なくとも前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠が構成された場合には、前記網戸レール部の上側に前記(d)の網戸レール部材を取り付けて、当該網戸レール部材に網戸が支持される請求項1から請求項4のいずれかに記載の建具。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、
室内外一対のレール部を有した下枠本体と、
(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、を用意する工程と、
前記下枠を構成する部材として、前記下枠本体と、前記下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、のいずれかを選択する工程と、
前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えた建具の施工方法。 - 前記下枠本体は、
(A)前記一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体、および
(B)前記一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体
のいずれか一方からなる請求項6に記載の建具の施工方法。 - 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持される少なくとも室内外一対の障子とを備えた建具の施工方法であって、
(A)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部の上端が互いに略同一高さ位置に形成された下枠本体と、
(B)室内外一対のレール部を有し、これら一対のレール部のうち、室外側のレール部の上端が室内側のレール部の上端よりも低い位置に形成された下枠本体と、を用意する工程と、
(a)前記下枠本体の一対のレール部間に取付可能かつ当該下枠の上面を形成可能な下枠上面部材と、
(b)前記レール部の上方で前記下枠上面部材と略同一高さ位置に当該下枠上面部材との間に隙間を介して取付可能な一対のレール部材と、
(c)前記室外側のレール部の上側に取付可能、かつ前記室外側のレール部材を支持可能な中間支持部材と、を用意する工程と、
前記下枠を構成する部材として、前記(A)の下枠本体と、前記(B)の下枠本体と、前記(A)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材と、前記(B)の下枠本体、前記(a)の下枠上面部材、前記(b)のレール部材および前記(c)の中間支持部材と、のいずれかを選択する工程と、
前記上枠および左右の縦枠と、前記選択された下枠とを組み立てて前記窓枠を形成する工程とを備えた建具の施工方法。 - 前記障子の下端には下方に延びる垂下片が形成され、前記(b)のレール部材における室外側および室内側の少なくとも一方の側面には、気密材が取り付けられており、
(X)前記垂下片に気密材が取り付けられた障子と、
(Y)前記垂下片の内側面が平坦に形成された障子と、を用意する工程を備え、
前記下枠本体に前記(a)の下枠上面部材および前記(b)のレール部材を取り付けないで前記下枠を構成した場合には、前記(X)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該下枠本体のレール部の側面に前記垂下片の気密材を当接させ、
前記下枠本体に前記(b)のレール部材を取り付けて前記下枠を構成した場合には、前記(Y)の障子を選択して前記窓枠に組み込むとともに、当該(b)のレール部材の気密材に前記垂下片の内側面を当接させる請求項6から請求項8のいずれかに記載の建具の施工方法。
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