JP2640682B2 - ワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方式 - Google Patents
ワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方式Info
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- JP2640682B2 JP2640682B2 JP63269538A JP26953888A JP2640682B2 JP 2640682 B2 JP2640682 B2 JP 2640682B2 JP 63269538 A JP63269538 A JP 63269538A JP 26953888 A JP26953888 A JP 26953888A JP 2640682 B2 JP2640682 B2 JP 2640682B2
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- machining fluid
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- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワイヤ放電加工装置に関し、特にワイヤ放
電加工装置の加工液温度の異常を検出表示するものに関
する。
電加工装置の加工液温度の異常を検出表示するものに関
する。
従来の技術 ワイヤ放電加工装置において、加工中加工液の温度が
変動すると、その加工液の比抵抗も変動することになる
から、加工速度にも影響が出て、安定した加工が得られ
ない。又、加工液の変動にともなって、被加工物のワー
クが伸縮し、加工精度を悪くする原因になる。
変動すると、その加工液の比抵抗も変動することになる
から、加工速度にも影響が出て、安定した加工が得られ
ない。又、加工液の変動にともなって、被加工物のワー
クが伸縮し、加工精度を悪くする原因になる。
そこで、従来のワイヤ放電加工装置では、サーモスタ
ット等の温度センサを用いて加工液の温度を検出し、該
加工液の温度が設定された所定範囲を越えて上昇すると
加工液冷却用クーラを作動させ加工液を冷却し、設定さ
れた所定範囲を越えて温度が下がるとクーラの作動を停
止させ、加工液の温度を所定範囲内に保持するように制
御している。
ット等の温度センサを用いて加工液の温度を検出し、該
加工液の温度が設定された所定範囲を越えて上昇すると
加工液冷却用クーラを作動させ加工液を冷却し、設定さ
れた所定範囲を越えて温度が下がるとクーラの作動を停
止させ、加工液の温度を所定範囲内に保持するように制
御している。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の加工液温度制御方法では、加工液冷却
用クーラーが正常に動作することを前提としている。
用クーラーが正常に動作することを前提としている。
しかし、クーラーや温度センサが故障している場合
や、又は非常に多いケースとしてクーラーの電源スイッ
チを入れないで加工を開始した場合、加工液温度が温度
設定範囲を越えて上昇し、精度不良の加工を行ったり、
安定した加工が得られないという事態を発生する。又、
クーラーの故障で温度設定範囲の下限を越えて加工液温
度が下降してもクーラーが停止せず、加工液の過冷却、
さらには無人運転等により加工液の凍結等が生じる場合
があり、安全上の問題もある。
や、又は非常に多いケースとしてクーラーの電源スイッ
チを入れないで加工を開始した場合、加工液温度が温度
設定範囲を越えて上昇し、精度不良の加工を行ったり、
安定した加工が得られないという事態を発生する。又、
クーラーの故障で温度設定範囲の下限を越えて加工液温
度が下降してもクーラーが停止せず、加工液の過冷却、
さらには無人運転等により加工液の凍結等が生じる場合
があり、安全上の問題もある。
そこで、本発明の目的は、加工液温度制御が正常に作
動していないとき、自動的にアラームを表示し、さらに
は放電加工を停止させるワイヤ放電加工装置の加工液温
度の異常表示方式を提供することにある。
動していないとき、自動的にアラームを表示し、さらに
は放電加工を停止させるワイヤ放電加工装置の加工液温
度の異常表示方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 加工液温度を温度センサで検出し、所定設定温度範囲
内に加工液温度を制御するようにしたワイヤ放電加工装
置において、本発明は上記温度センサとは別に第2の温
度センサで加工液温度を検出し、該第2の温度センサで
検出された加工液温度が上記所定設定温度範囲を包含す
る所定設定範囲から外れるとアラームを表示させること
によって上記課題を解決した。又、アラームを表示する
と共に自動的に放電加工を停止させることによって、加
工精度不良が生じることを防止する。
内に加工液温度を制御するようにしたワイヤ放電加工装
置において、本発明は上記温度センサとは別に第2の温
度センサで加工液温度を検出し、該第2の温度センサで
検出された加工液温度が上記所定設定温度範囲を包含す
る所定設定範囲から外れるとアラームを表示させること
によって上記課題を解決した。又、アラームを表示する
と共に自動的に放電加工を停止させることによって、加
工精度不良が生じることを防止する。
作 用 第1図は、本発明の作用を説明する説明図で、該第1
図では加工液冷却用クーラーを用いて、加工液温度を所
定設定範囲内に制御する例を示しており、加工液温度T
の設定温度範囲を上限値T1,下限値T2とし、加工液の温
度が上昇しすぎ、又は下降しすぎて、アラーム表示及び
加工停止を行う加工液温度を上限値T3以上、下限値T4以
下として設定する。この場合T4<T2<T1<T3なる関係に
なるように設定する。そして、ワイヤ放電加工装置を作
動させ、放電加工を開始すると、放電加工にともなって
加工液温度は上昇し、温度制御の上限値T1が温度センサ
S1で検出されると、上記クーラーが作動し、加工液を冷
却し始める。温度センサS1の検出遅れやクーラーの稼動
開始の遅れが多少あるとしても、加工液温度Tはほぼ上
限値T1より下降を開始し、温度センサS1が加工液温度T
が上記設定温度範囲の下限値T2になったことを検出する
と、クーラーの動作を停止させる。その結果、加工液温
度Tは再び上昇を開始する。以下同様な動作が行われ、
加工液温度Tはほぼ設定温度範囲T1〜T2間に制御され
る。以上の加工液温度制御は、従来と同様であり、クー
ラーが正常に稼動していれば、加工液温度Tは設定温度
範囲内T1〜T2内に保持される。
図では加工液冷却用クーラーを用いて、加工液温度を所
定設定範囲内に制御する例を示しており、加工液温度T
の設定温度範囲を上限値T1,下限値T2とし、加工液の温
度が上昇しすぎ、又は下降しすぎて、アラーム表示及び
加工停止を行う加工液温度を上限値T3以上、下限値T4以
下として設定する。この場合T4<T2<T1<T3なる関係に
なるように設定する。そして、ワイヤ放電加工装置を作
動させ、放電加工を開始すると、放電加工にともなって
加工液温度は上昇し、温度制御の上限値T1が温度センサ
S1で検出されると、上記クーラーが作動し、加工液を冷
却し始める。温度センサS1の検出遅れやクーラーの稼動
開始の遅れが多少あるとしても、加工液温度Tはほぼ上
限値T1より下降を開始し、温度センサS1が加工液温度T
が上記設定温度範囲の下限値T2になったことを検出する
と、クーラーの動作を停止させる。その結果、加工液温
度Tは再び上昇を開始する。以下同様な動作が行われ、
加工液温度Tはほぼ設定温度範囲T1〜T2間に制御され
る。以上の加工液温度制御は、従来と同様であり、クー
ラーが正常に稼動していれば、加工液温度Tは設定温度
範囲内T1〜T2内に保持される。
しかし、クーラーが故障していたとき、又はクーラー
の電源スイッチを入れないで加工を開始したとき等、加
工液温度Tが設定温度範囲T1を越えても、クーラーが稼
動せず、加工液温度Tが設定値T3に達したことを第2の
温度センサS2が検出すると、アラームを表示し、又、ワ
イヤ放電加工を停止する。又、クーラーが稼動し、加工
液の温度Tが設定温度範囲の下限値T2を越えて下降して
も、クーラーの稼動が停止せず、設定値T4以下に加工液
温度Tがなると、第2の温度センサS2がこれを検出し、
アラームを表示し、又、下降を停止させる。即ち、加工
液温度Tが温度範囲T3〜T4以外になると、アラームを表
示し、又、加工を停止する。
の電源スイッチを入れないで加工を開始したとき等、加
工液温度Tが設定温度範囲T1を越えても、クーラーが稼
動せず、加工液温度Tが設定値T3に達したことを第2の
温度センサS2が検出すると、アラームを表示し、又、ワ
イヤ放電加工を停止する。又、クーラーが稼動し、加工
液の温度Tが設定温度範囲の下限値T2を越えて下降して
も、クーラーの稼動が停止せず、設定値T4以下に加工液
温度Tがなると、第2の温度センサS2がこれを検出し、
アラームを表示し、又、下降を停止させる。即ち、加工
液温度Tが温度範囲T3〜T4以外になると、アラームを表
示し、又、加工を停止する。
なお、外気温が低く加工液温度を設定温度範囲T1〜T2
に保持するためにヒータを使用する必要がある場合に
は、第1図において、ON,OFFが逆になり、加工液温度T
が設定温度範囲の下限値T2以下になると、ヒータを稼動
させ、設定温度範囲の上限値T1以上になるとヒータの稼
動を停止させるようにする点は従来と同様である。
に保持するためにヒータを使用する必要がある場合に
は、第1図において、ON,OFFが逆になり、加工液温度T
が設定温度範囲の下限値T2以下になると、ヒータを稼動
させ、設定温度範囲の上限値T1以上になるとヒータの稼
動を停止させるようにする点は従来と同様である。
実施例 第2図は、本発明の一実施例の要部ブロック図で、1
は加工液槽、2は加工液を冷却する加工液冷却用クーラ
ー、3はワイヤ放電加工装置の制御部である数値制御装
置である。
は加工液槽、2は加工液を冷却する加工液冷却用クーラ
ー、3はワイヤ放電加工装置の制御部である数値制御装
置である。
加工液冷却用クーラー2には、加工液の温度を検出す
る温度センサS1(例えばサーモスタット)が設けられて
おり、該加工液冷却用クーラー2は温度センサS1で検出
した検出温度に基いて温度設定器4で設定された温度範
囲、例えば、第1図で示す上限値T1,下限値T2の温度範
囲に加工液温度Tがなるように加工液温度を制御するも
のである。この点は従来と同様である。なお、S1−1は
温度センサS1の温度測定部を表わしている。
る温度センサS1(例えばサーモスタット)が設けられて
おり、該加工液冷却用クーラー2は温度センサS1で検出
した検出温度に基いて温度設定器4で設定された温度範
囲、例えば、第1図で示す上限値T1,下限値T2の温度範
囲に加工液温度Tがなるように加工液温度を制御するも
のである。この点は従来と同様である。なお、S1−1は
温度センサS1の温度測定部を表わしている。
さらに、第2の温度センサS2が設けられ、該第2の温
度センサS2に対しては温度設定器5で設定される温度設
定範囲の上限温度,下限温度に基いてアラーム信号を数
値制御装置3に出力するようになっている。なお、S2−
1は第2の温度センサS2の温度測定部である。
度センサS2に対しては温度設定器5で設定される温度設
定範囲の上限温度,下限温度に基いてアラーム信号を数
値制御装置3に出力するようになっている。なお、S2−
1は第2の温度センサS2の温度測定部である。
第2の温度センサS2に対する温度設定範囲は第1図に
示すように加工液冷却用クーラー2に対して設定され
た、加工液温度Tの設定温度範囲T1〜T2(T1:上限値,T
2:下限値)を包含し、上限値T1より少し温度が高い上限
値T3,下限値T2より少し低い下限値T4を設定範囲として
設定する。そして、第2の温度センサS2で検出する加工
液温度Tがこの設定範囲T3〜T4からはずれたとき、第2
の温度センサS2は数値制御装置3にアラーム信号を出力
するようにする。
示すように加工液冷却用クーラー2に対して設定され
た、加工液温度Tの設定温度範囲T1〜T2(T1:上限値,T
2:下限値)を包含し、上限値T1より少し温度が高い上限
値T3,下限値T2より少し低い下限値T4を設定範囲として
設定する。そして、第2の温度センサS2で検出する加工
液温度Tがこの設定範囲T3〜T4からはずれたとき、第2
の温度センサS2は数値制御装置3にアラーム信号を出力
するようにする。
次に、本実施例の動作を説明する。
ワイヤ放電加工が開始され、放電によって加工液は温
められ、加工液温度Tは上昇する。加工液冷却用クーラ
ーの温度センサS1は、加工液温度Tを検出し検出温度が
温度設定器4で設定された加工液の設定温度範囲の上限
値T1を越えると、加工液冷却用クーラー2は稼動を開始
し、加工液を冷却する。その結果第1図に示すように、
加工液温度Tは下降し始める。そして、加工液の温度T
が設定温度範囲の下限値T2を越えて下降すると、温度セ
ンサS1がこれを検出し、加工液冷却用クーラー2の稼動
を停止させる。その結果、加工液は放電により温められ
再び上昇を開始する。以下、上記動作を繰り返し、加工
液温度Tは加工液冷却用クーラー2によって、ほぼ設定
温度範囲T1〜T2内に保持される。なお、温度センサS1の
検出遅れ、又は、加工液冷却用クーラー2の動作遅れ等
により加工液温度Tは設定温度範囲T1〜T2の上限値T1よ
りわずか上昇することや、下限値T2よりわずか下降する
ことも考えられるが、加工液の容量からみて無視できる
程度である。
められ、加工液温度Tは上昇する。加工液冷却用クーラ
ーの温度センサS1は、加工液温度Tを検出し検出温度が
温度設定器4で設定された加工液の設定温度範囲の上限
値T1を越えると、加工液冷却用クーラー2は稼動を開始
し、加工液を冷却する。その結果第1図に示すように、
加工液温度Tは下降し始める。そして、加工液の温度T
が設定温度範囲の下限値T2を越えて下降すると、温度セ
ンサS1がこれを検出し、加工液冷却用クーラー2の稼動
を停止させる。その結果、加工液は放電により温められ
再び上昇を開始する。以下、上記動作を繰り返し、加工
液温度Tは加工液冷却用クーラー2によって、ほぼ設定
温度範囲T1〜T2内に保持される。なお、温度センサS1の
検出遅れ、又は、加工液冷却用クーラー2の動作遅れ等
により加工液温度Tは設定温度範囲T1〜T2の上限値T1よ
りわずか上昇することや、下限値T2よりわずか下降する
ことも考えられるが、加工液の容量からみて無視できる
程度である。
以上のような加工液の温度制御は従来から行われてい
るものと同一である。
るものと同一である。
一方、第2の温度センサS2も加工液の温度Tを検出し
ている。加工液冷却用クーラー2が正常に稼動している
間は、上述したように加工液はほぼ設定温度範囲T1〜T2
内に保持され、かつ、第2の温度センサS2からアラーム
信号を送出しない設定範囲T3〜T4は第1図に示すよう
に、上記加工液冷却用クーラー2の温度設定器4で設定
された設定温度範囲T1〜T2を包含し、各上限値T1,T3
は、T3>T1,各下限値T2,T4は、T2>T4と設定されている
ので、第2の温度センサS2からはアラーム信号を送出し
ない。
ている。加工液冷却用クーラー2が正常に稼動している
間は、上述したように加工液はほぼ設定温度範囲T1〜T2
内に保持され、かつ、第2の温度センサS2からアラーム
信号を送出しない設定範囲T3〜T4は第1図に示すよう
に、上記加工液冷却用クーラー2の温度設定器4で設定
された設定温度範囲T1〜T2を包含し、各上限値T1,T3
は、T3>T1,各下限値T2,T4は、T2>T4と設定されている
ので、第2の温度センサS2からはアラーム信号を送出し
ない。
しかし、加工液冷却用クーラー2が故障している場合
や、該クーラーの電源スイッチを入れ忘れた場合など、
加工液温度Tが加工液の設定温度範囲の上限値T1を越え
ても、加工液冷却用クーラー2が稼動しないとき、又、
加工液温度Tが設定温度範囲の下限値T2を越えても加工
液冷却用クーラー2の動作が停止しないとき、加工液T
は上限値T1を越えて上昇したり、下限値T2を越えて下降
することとなるが、第2の温度センサS2に設定された設
定範囲、即ち、上限値T3まで加工液温度Tが上昇したと
き、又は下限値T4まで加工液温度Tが下降したとき、第
2の温度センサS2がこれを検出して、アラーム信号を数
値制御装置3に出力し、数値制御装置3はこの信号を受
信すると、数値制御装置3に設けられたCRT表示装置等
の表示装置6に加工液温度が異常である旨表示すると共
に放電加工を停止させる。なお、この加工液温度異常の
表示は、数値制御装置3のCRT表示装置の画面でメッセ
ージ表示を行っても、又は表示パネル上にランプで表示
したり、ブザーで表示するようにしてもよく、ランプや
ブザーで表示する場合には、数値制御装置3に第2の温
度センサS2のアラーム信号を入力する必要はなく、第2
の温度センサS2の出力を増幅して、直接ランプやブザー
を駆動させるようにしてもよい。
や、該クーラーの電源スイッチを入れ忘れた場合など、
加工液温度Tが加工液の設定温度範囲の上限値T1を越え
ても、加工液冷却用クーラー2が稼動しないとき、又、
加工液温度Tが設定温度範囲の下限値T2を越えても加工
液冷却用クーラー2の動作が停止しないとき、加工液T
は上限値T1を越えて上昇したり、下限値T2を越えて下降
することとなるが、第2の温度センサS2に設定された設
定範囲、即ち、上限値T3まで加工液温度Tが上昇したと
き、又は下限値T4まで加工液温度Tが下降したとき、第
2の温度センサS2がこれを検出して、アラーム信号を数
値制御装置3に出力し、数値制御装置3はこの信号を受
信すると、数値制御装置3に設けられたCRT表示装置等
の表示装置6に加工液温度が異常である旨表示すると共
に放電加工を停止させる。なお、この加工液温度異常の
表示は、数値制御装置3のCRT表示装置の画面でメッセ
ージ表示を行っても、又は表示パネル上にランプで表示
したり、ブザーで表示するようにしてもよく、ランプや
ブザーで表示する場合には、数値制御装置3に第2の温
度センサS2のアラーム信号を入力する必要はなく、第2
の温度センサS2の出力を増幅して、直接ランプやブザー
を駆動させるようにしてもよい。
なお、外気温が低く、加工液を加熱して設定温度範囲
T1〜T2に加工液温度を保持する必要がある場合には、ク
ーラーの代りにヒータを使用することになるが、この場
合も作用は同様であり、ただヒータのON,OFFが第1図に
示す例のときと逆になるのみである。即ち、加工液温度
Tが下限値T2に達したときヒータをオンさせ、加工液温
度Tが上昇し、上限値T1に達したとき、ヒータをオフさ
せる点で相違するのみである。
T1〜T2に加工液温度を保持する必要がある場合には、ク
ーラーの代りにヒータを使用することになるが、この場
合も作用は同様であり、ただヒータのON,OFFが第1図に
示す例のときと逆になるのみである。即ち、加工液温度
Tが下限値T2に達したときヒータをオンさせ、加工液温
度Tが上昇し、上限値T1に達したとき、ヒータをオフさ
せる点で相違するのみである。
発明の効果 本発明においては、加工液温度を制御するクーラーや
ヒータが故障しているとき、又はこれらの電源投入を忘
れていて、加工液温度が設定温度範囲を越えて上昇又は
下降したとき、加工液温度異常の表示が出され、又、加
工を停止させるから、加工液温度異常から生じる加工物
の精度低下や加工スピードの低下、不安定な加工を未然
に防止することができる。
ヒータが故障しているとき、又はこれらの電源投入を忘
れていて、加工液温度が設定温度範囲を越えて上昇又は
下降したとき、加工液温度異常の表示が出され、又、加
工を停止させるから、加工液温度異常から生じる加工物
の精度低下や加工スピードの低下、不安定な加工を未然
に防止することができる。
第1図は本発明の作用原理を説明する説明図、第2図は
本発明の一実施例のブロック図である。 1……加工液槽、2……加工液冷却用クーラー、3……
数値制御装置、4,5……温度設定器、6……表示装置、S
1……温度センサ、S2……第2の温度センサ、T……加
工液温度、T1……加工液の設定温度範囲の上限値、T2…
…加工液の設定温度範囲の下限値、T3……アラーム信号
を発生しない設定範囲の上限値、T4……アラーム信号を
発生しない設定範囲の下限値。
本発明の一実施例のブロック図である。 1……加工液槽、2……加工液冷却用クーラー、3……
数値制御装置、4,5……温度設定器、6……表示装置、S
1……温度センサ、S2……第2の温度センサ、T……加
工液温度、T1……加工液の設定温度範囲の上限値、T2…
…加工液の設定温度範囲の下限値、T3……アラーム信号
を発生しない設定範囲の上限値、T4……アラーム信号を
発生しない設定範囲の下限値。
Claims (2)
- 【請求項1】加工液温度を温度センサで検出し、所定設
定温度範囲内に加工液温度を制御するようにしたワイヤ
放電加工装置において、上記温度センサとは別に第2の
温度センサで加工液温度を検出し、該第2の温度センサ
で検出された加工液温度が上記所定設定温度範囲を包含
する所定設定範囲から外れるとアラーム表示を行うよう
にしたワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方
式。 - 【請求項2】上記第2の温度センサで検出された加工液
温度が上記所定設定温度範囲を包含する所定設定範囲か
ら外れるとワイヤ放電加工を停止するようにした請求項
1記載のワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方
式。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269538A JP2640682B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | ワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方式 |
PCT/JP1989/001074 WO1990004479A1 (en) | 1988-10-27 | 1989-10-19 | Working fluid temperature abnormality alarm apparatus of electric discharge machine |
EP89911596A EP0394482B1 (en) | 1988-10-27 | 1989-10-19 | Working fluid temperature abnormality alarm apparatus of electric discharge machine |
US07/499,441 US5150102A (en) | 1988-10-27 | 1989-10-19 | Machining fluid temperature deviation alarm |
DE89911596T DE68907592T2 (de) | 1988-10-27 | 1989-10-19 | Warnanordnung bei einer abnormalen temperatur der behandlungsflüssigkeit von einer elektrischen entladungsvorrichtung. |
KR1019900701326A KR900701451A (ko) | 1988-10-27 | 1990-06-20 | 방전가공기의 가공액 온도이상 경보장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269538A JP2640682B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | ワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02116418A JPH02116418A (ja) | 1990-05-01 |
JP2640682B2 true JP2640682B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17473775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63269538A Expired - Fee Related JP2640682B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | ワイヤ放電加工装置の加工液温度の異常表示方式 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5150102A (ja) |
EP (1) | EP0394482B1 (ja) |
JP (1) | JP2640682B2 (ja) |
KR (1) | KR900701451A (ja) |
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