WO2023100364A1 - 産業機械の制御装置 - Google Patents

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大愛 佐藤
幸司 佐藤
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ファナック株式会社
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring

Definitions

  • control device for industrial machinery displays a screen informing of an abnormality at the timing when an abnormality is detected even while the operator is operating the display screen, which hinders the operator from operating the industrial machinery.
  • step S16 if the display unit 13 displays a processing screen indicating that the industrial machine 2 is processing, the notification time determining unit 115 causes the display period of the processing screen to be included in the waiting time t. do not have.
  • the notification time determining unit 115 Do not include the display period in the wait time.
  • the control device 1 causes the display unit 13 to display the abnormality of the industrial machine 2 after the screen during processing disappears. can be notified to
  • step S35 the abnormality notification determination unit 116 determines whether or not the standby time t has elapsed. If the waiting time t has elapsed (YES), the process proceeds to step S36. On the other hand, if the standby time t has not elapsed (NO), the process returns to step S35 again.
  • step S42 the notification time determining unit 115 determines a waiting time t from when the last operation of the industrial machine 2 is detected until when the abnormality of the industrial machine 2 is displayed on the display unit 13, based on the state of the industrial machine 2. decide. Specifically, the notification time determination unit 115 determines the standby time t to be 10 seconds.
  • step S45 the abnormality detection unit 112 determines whether or not the fan rotation speed R is equal to or less than the second threshold value T2 (T2 ⁇ R). If T2 ⁇ R (YES), the abnormality detection unit 112 determines that the second abnormality degree is a high degree of urgency, and the process proceeds to step S47. On the other hand, if not T2 ⁇ R (NO), the abnormality detection unit 112 determines that no abnormality has been detected, and the process returns to step S43.
  • step S46 the abnormality notification determination unit 116 determines whether or not the standby time t has elapsed. If the waiting time t has elapsed (YES), the process proceeds to step S47. On the other hand, if the standby time t has not elapsed (NO), the process returns to step S46 again.
  • the control device 1 reliably informs the operator of the abnormality of the industrial machine 2 without interfering with the operation of the industrial machine 2 by the operator, and when the degree of urgency is high, the control device 1 immediately restarts the industrial machine 2. Abnormalities can be reported to the operator.
  • FIG. 7 is a flowchart showing processing of the control device 1 according to the sixth embodiment.
  • the processes of steps S52, S56 and S57 in the sixth embodiment are the same as the processes of steps S22, S23 and S27 in the third embodiment, respectively.
  • descriptions of processes similar to those of the third embodiment may be partially omitted.
  • step S65 the notification control unit 117 displays information indicating the abnormality of the industrial machine 2 at the edge of the screen of the display unit 13.
  • the notification control unit 117 may display a warning icon 123 at the edge of the display screen 120 of the display unit 13.
  • the warning icon 123 has a form in which a character "!

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Abstract

オペレータの操作を妨げずに、確実に産業機械の異常を報知することができる産業機械の制御装置を提供する。産業機械の制御装置は、前記産業機械の状態に基づいて、前記産業機械の特定の動作又は状態を検出又は取得してから前記産業機械の異常を報知するまでの待機時間を決定する報知時間決定部と、前記産業機械の異常を検出する異常検出部と、前記報知時間決定部により決定された前記待機時間に基づいて、前記異常検出部によって検出された前記産業機械の異常を報知するか否かを判定する異常報知判定部と、前記異常報知判定部により前記産業機械の異常を報知すると判定された場合、前記産業機械の異常を報知部に報知させる報知制御部と、を備える。

Description

産業機械の制御装置
 本発明は、産業機械の制御装置に関する。
 従来、工作機械等の産業機械の故障を防ぐために、産業機械の制御装置は、産業機械の状態(例えば、ファン、バッテリ等のような保守部品の状態)を監視し、異常が検出された場合、表示部に異常を報知するための情報を表示する。これにより、産業機械の制御装置は、オペレータに異常を確実に知らせることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-233001号公報
 しかし、上述したような産業機械の制御装置は、オペレータによる表示画面の操作中でも、異常が検出されたタイミングで異常を知らせる画面を表示するため、オペレータによる産業機械の操作を妨げている。
 上記の問題を解決するために、産業機械の異常が検出されても、異常を知らせる画面を表示せずに、画面端に産業機械のステータスを表示する機能を有する産業機械の制御装置が存在する。しかし、そのような機能を用いたとしても、オペレータは、産業機械の異常状態に気付くことができない可能性がある。そこで、オペレータの操作を妨げずに、確実に産業機械の異常を報知することができる産業機械の制御装置が求められている。
 本開示の一態様に係る、産業機械を制御する産業機械の制御装置は、前記産業機械の状態に基づいて、前記産業機械の特定の動作又は状態を検出又は取得してから前記産業機械の異常を報知するまでの待機時間を決定する報知時間決定部と、前記産業機械の異常を検出する異常検出部と、前記報知時間決定部により決定された前記待機時間に基づいて、前記異常検出部によって検出された前記産業機械の異常を報知するか否かを判定する異常報知判定部と、前記異常報知判定部により前記産業機械の異常を報知すると判定された場合、前記産業機械の異常を報知部に報知させる報知制御部と、を備える。
 本発明によれば、オペレータの操作を妨げずに、確実に産業機械の異常を報知することができる。
本実施形態に係る産業機械の制御装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 第7実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。 表示部の画面端に産業機械の異常を表す情報の例を示す図である。 表示部の画面端に産業機械の異常を表す情報の例を示す図である。 表示部の画面端に産業機械の異常を表す情報の例を示す図である。 表示部の画面端に産業機械の異常を表す情報の例を示す図である。
 以下、本発明の実施形態の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る、産業機械2を制御するための産業機械の制御装置1の概要を示す図である。制御装置1は、特に限定されないが、例えば、工作機械、ロボット装置、射出成形機、マシニングセンタ等を制御するための制御装置を含む。例えば、制御装置1は、工作機械を制御するための数値制御装置であってもよく、ロボット装置を制御するためのロボット制御装置であってもよい。産業機械2は、特に限定されないが、例えば、工作機械、ロボット装置、射出成形機、マシニングセンタ等を含む。
 図1に示すように、制御装置1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、スピーカ15と、を備える。
 制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって監視条件設定部111、異常検出部112、操作検出部113、状態取得部114、報知時間決定部115、異常報知判定部116及び報知制御部117として機能する。
 記憶部12は、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム等を格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、その他の各種情報を格納するハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。
 表示部13は、液晶ディスプレイ等で構成され、各種の情報を表示する。例えば、表示部13は、産業機械2の情報を表示する。操作部14は、ボタン、キー、スイッチ等で構成され、オペレータからの各種入力操作を受け付ける。なお、表示部13及び操作部14は、一体化されたタッチパネル等を有する教示操作盤であってもよい。また、教示操作盤は、タブレット端末によって構成されてもよい。スピーカ15は、産業機械2の異常状態をオペレータへ報知するためのアラーム音等を発生する。
 監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。また、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視条件を設定する。監視項目は、例えば、産業機械2のファンの回転数、産業機械2のバッテリの電圧等である。監視条件は、例えば、産業機械2の手動操作に起因する異常の検出である。
 異常検出部112は、産業機械2を監視し、産業機械2の異常を検出する。具体的には、異常検出部112は、監視条件設定部111により設定された閾値に基づいて、産業機械2の異常を検出する。異常検出部112は、例えば、産業機械2のファンの回転数の異常、産業機械2のバッテリの電圧の異常等を検出する。
 操作検出部113は、オペレータによる産業機械2の操作を検出する。例えば、操作検出部113は、産業機械2が工作機械である場合、オペレータによる工作機械の軸における手動操作を検出する。
 状態取得部114は、産業機械2の状態を取得する。例えば、状態取得部114は、産業機械2の動作モード、表示部13に表示中の画面の内容、操作検出部113によって検出された産業機械2の操作、産業機械2の出力信号、産業機械2の表示部に表示中の画面の内容等を、産業機械2の状態として取得する。
 報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の特定の動作又は状態を検出又は取得してから産業機械2の異常を報知部としての表示部13又はスピーカ15により報知するまでの待機時間を決定する。具体的には、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の特定の動作又は状態を検出又は取得してから産業機械2の異常を表示部13に表示する又はスピーカ15によりアラーム音を出力するまでの待機時間を決定する。
 異常報知判定部116は、報知時間決定部115により決定された待機時間に基づいて、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を報知するか否かを判定する。
 報知制御部117は、異常報知判定部116により産業機械2の異常を報知すると判定された場合、産業機械2の異常を報知部としての表示部13又はスピーカ15に報知させる。具体的には、報知制御部117は、異常報知判定部116により産業機械2の異常を報知すると判定された場合、産業機械2の異常を表示部13に表示させる。
 又は、報知制御部117は、異常報知判定部116により産業機械2の異常を報知すると判定された場合、産業機械2の異常を報知するためのアラーム音をスピーカ15に出力させる。
<第1実施形態>
 図2は、第1実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。
 ステップS1において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。具体的には、監視条件設定部111は、監視項目として、産業機械2のファンの回転数[rpm]の閾値を、5000rpmに設定する。
 ステップS2において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、産業機械2の状態としての表示部13に表示中の画面が、プログラム編集画面である場合、待機時間tを10[秒]に設定する。また、報知時間決定部115は、産業機械2の状態としての表示部13に表示中の画面が、ワーク測定画面である場合、待機時間tを60[秒]に設定する。
 ここで、プログラム編集画面は、頻繁に画面を操作するため、待機時間tは、相対的に短い期間に設定される。ワーク測定画面は、例えば、プローブの取り付け、ワークの設置等のような画面操作以外の操作を行うため、待機時間tは、相対的に長い期間に設定される。
 ステップS3において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS4において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。具体的には、異常検出部112は、ファンの回転数が、4000rpmに低下し、閾値5000rpmを下回る場合、産業機械2の異常を検出する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS5へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS3へ戻る。
 ステップS5において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。これにより、異常報知判定部116は、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を表示部13に表示する否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS6へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS5へ戻る。
 具体的には、産業機械2の状態としての表示部13に表示中の画面が、プログラム編集画面である場合、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。また、産業機械2の状態としての表示部13に表示中の画面が、ワーク測定画面である場合、異常報知判定部116は、待機時間tが、60秒を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。
 ステップS6において、報知制御部117は、異常報知判定部116により産業機械2の異常を表示すると判定された場合、産業機械2の異常を表示部13に表示させる。これにより、産業機械2のオペレータは、産業機械2の異常を認識することができる。
 上述したように、第1実施形態によれば、制御装置1は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の特定の動作又は状態を検出又は取得してから産業機械2の異常を表示するまでの待機時間を決定する報知時間決定部115と、産業機械2の異常を検出する異常検出部112と、報知時間決定部115により決定された待機時間に基づいて、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を表示するか否かを判定する異常報知判定部116と、異常報知判定部116により産業機械2の異常を報知すると判定された場合、産業機械2の異常を表示部13に表示させる報知制御部117と、を備える。これにより、制御装置1は、産業機械2の異常を表示するか否かを判定することによって、産業機械2の異常を検出した際に、オペレータの操作を妨げずに、確実に産業機械2の異常をオペレータに報知することができる。
 また、制御装置1は、産業機械2の状態を取得する状態取得部114を更に備え、異常報知判定部116は、状態取得部114によって取得された産業機械2の状態、及び待機時間に基づいて、産業機械2の異常を表示するか否かを判定する。これにより、制御装置1は、産業機械2の状態に応じて産業機械2の異常を表示するか否かを判定することができ、産業機械2の異常を検出した際に、オペレータの操作を妨げずに、確実に産業機械2の異常をオペレータに報知することができる。
<第2実施形態>
 図3は、第2実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第2実施形態におけるステップS11、S13、S14、S17及びS18の処理は、それぞれ、第1実施形態におけるステップS1、S3、S4、S5及びS6の処理と同様である。以下の第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS11において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。
 ステップS12において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。これにより、産業機械2の最後の操作を検出してから10秒間操作が行われなかった場合、制御装置1は、産業機械2の異常を表示部13に表示することができる。
 ステップS13において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS14において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS15へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS13へ戻る。
 ステップS15において、異常報知判定部116は、ステップS13において取得された表示部13の画面の内容が、処理中画面であるか否かを判定する。処理中画面である場合(YES)、処理は、ステップS16へ移る。一方、処理中画面でない場合(NO)、処理は、ステップS17へ移る。
 ステップS16において、報知時間決定部115は、表示部13に、産業機械2が処理中であることを示す処理中画面が表示されている場合、処理中画面の表示期間を待機時間tに含ませない。
 ステップS17において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。これにより、異常報知判定部116は、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を表示部13に表示する否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS18へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS17へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10[秒]を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS18において、報知制御部117は、異常報知判定部116により産業機械2の異常を表示すると判定された場合、産業機械2の異常を表示部13に表示させる。これにより、産業機械2のオペレータは、産業機械2の異常を認識することができる。
 上述したように、第2実施形態によれば、報知時間決定部115は、表示部13に、産業機械2が処理中であることを示す処理中画面が表示されている場合、処理中画面の表示期間を待機時間に含ませない。これにより、制御装置1は、処理中画面が消えた後に産業機械2の異常を表示部13に表示させるため、オペレータによる産業機械2の操作を妨げずに、確実に産業機械2の異常をオペレータに報知することができる。
<第3実施形態>
 図4は、第3実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第3実施形態におけるステップS21~S25及びS27の処理は、それぞれ、第2実施形態におけるステップS11~S14、S17及びS18の処理と同様である。以下の第3実施形態の説明において、第2実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS21において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。
 ステップS22において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。
 ステップS23において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS24において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS25へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS23へ戻る。
 ステップS25において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。これにより、異常報知判定部116は、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を表示部13に表示する否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS26へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS25へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS26において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを再度判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS27へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、ステップS28へ戻る。
 ステップS27において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させ、その後処理を終了する。
 ステップS28において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させず、その後処理を終了する。
 上述したように、第3実施形態によれば、異常報知判定部116は、待機時間経過後に、状態取得部114によって取得された産業機械2の状態、及び待機時間に基づいて、産業機械2の異常を表示するか否かを再度判定する。これにより、制御装置1は、産業機械2の異常を表示部13に表示していない間に、産業機械2が異常状態から回復した場合、異常状態を表示する必要がないため、無駄な異常表示を回避することができる。
<第4実施形態>
 図5は、第4実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第4実施形態におけるステップS31~S35、S37及びS38の処理は、それぞれ、第3実施形態におけるステップS21~S25、S27及びS28の処理と同様である。以下の第4実施形態の説明において、第3実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS31において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。
 ステップS32において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。
 ステップS33において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS34において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS35へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS33へ戻る。
 ステップS35において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS36へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS35へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10[秒]を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS36において、異常報知判定部116は、ステップS33において状態取得部114によって取得された産業機械2の状態が、表示部13にシミュレーション画面を表示中であるか否かを判定する。産業機械2の状態が、シミュレーション画面を表示中である場合(YES)、処理は、ステップS38へ移る。一方、産業機械2の状態が、シミュレーション画面を表示中でない場合(NO)、処理は、ステップS37へ移る。
 ステップS37において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させ、その後処理を終了する。
 ステップS38において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させず、その後処理を終了する。
 上述したように、第4実施形態によれば、異常報知判定部116は、状態取得部114によって取得された産業機械2の状態が、シミュレーション画面を表示中である場合、産業機械2の異常を表示しないと判定する。オペレータは、シミュレーション画面を表示中には、シミュレーション結果を閲覧している可能性が高い。そのため、制御装置1は、シミュレーション画面を表示中である場合、産業機械2の異常を表示しないことにより、オペレータによる産業機械2の操作を妨げることを回避することができる。
<第5実施形態>
 図6は、第5実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第5実施形態におけるステップS42、S43、S46及びS47の処理は、それぞれ、第3実施形態におけるステップS22、S23、S25及びS27の処理と同様である。以下の第5実施形態の説明において、第3実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS41において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について第1閾値T1及び第2閾値T2を設定する。具体的には、監視条件設定部111は、監視項目として、産業機械2のファンの回転数rpmの第1閾値T1を5000rpmに設定し、第2閾値T2を3000rpmに設定する。
 ステップS42において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。
 ステップS43において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS44及びステップS45において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。具体的には、ステップS44において、異常検出部112は、ファンの回転数Rが、第1閾値T1以下であり、かつ第2閾値T2を超える(T1≧R>T2)であるか否かを判定する。T1≧R>T2である場合(YES)、異常検出部112は、緊急度が低い第1の異常度であると判定し、処理は、ステップS46へ移る。一方、T1≧R>T2でない場合(NO)、処理は、ステップS45へ移る。
 ステップS45において、異常検出部112は、ファンの回転数Rが、第2閾値T2以下である(T2≧R)であるか否かを判定する。T2≧Rである場合(YES)、異常検出部112は、緊急度が高い第2の異常度であると判定し、処理は、ステップS47へ移る。一方、T2≧Rでない場合(NO)、異常検出部112は、異常を検出していないと判定し、処理は、ステップS43へ戻る。
 ステップS46において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS47へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS46へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS47において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させ、その後処理を終了する。
 上述したように、第5実施形態によれば、異常報知判定部116は、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常が、緊急度が低い第1の異常度である場合、産業機械2の異常を表示しないと判定し、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常が、緊急度が高い第2の異常度である場合、産業機械2の異常を表示すると判定する。これにより、制御装置1は、緊急度が低い場合、待機時間経過後に産業機械2の異常を表示させ、緊急度が高い場合、待機時間の経過を待たずに産業機械2の異常を表示させる。よって、制御装置1は、緊急度が低い場合、オペレータによる産業機械2の操作を妨げずに、確実に産業機械2の異常をオペレータに報知し、緊急度が高い場合、即座に産業機械2の異常をオペレータに報知することができる。
<第6実施形態>
 図7は、第6実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第6実施形態におけるステップS52、S56及びS57の処理は、それぞれ、第3実施形態におけるステップS22、S23及びS27の処理と同様である。以下の第6実施形態の説明において、第3実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS51において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視条件を設定する。監視条件は、例えば、産業機械2の手動操作に起因する異常の検出である。
 ステップS52において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。
 ステップS53において、操作検出部113は、オペレータによる産業機械2の操作を検出し、状態取得部114は、操作検出部113によって検出された産業機械2の操作を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS54において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって、監視条件に該当する産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS55へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS53へ戻る。
 ステップS55において、異常報知判定部116は、状態取得部114によって取得された産業機械の状態2が、操作検出部113による産業機械の手動操作である場合(YES)、処理は、ステップS58へ移る。一方、産業機械の状態2が、操作検出部113による産業機械の手動操作でない場合(NO)、処理は、ステップS56へ移る。
 ステップS56において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS57へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS56へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10[秒]を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS57において、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させ、その後処理を終了する。
 ステップS58において、報知制御部117は、産業機械2の異常を報知するためのアラーム音をスピーカ15に発生させ、報知制御部117は、産業機械2の異常を表示部13に表示させ、その後処理を終了する。
 上述したように、第6実施形態によれば、制御装置1は、オペレータによる産業機械2の操作を検出する操作検出部113を更に備え、状態取得部114は、産業機械2の状態として、操作検出部113によって検出された産業機械2の手動操作を取得し、異常報知判定部116は、状態取得部114によって取得された産業機械2の状態が、操作検出部113による産業機械2の手動操作である場合、産業機械2の異常を表示すると判定し、報知制御部117は、待機時間の経過を待たずに、産業機械2の異常を表示部13に表示させる。これにより、制御装置1は、オペレータによる産業機械2の手動操作によって発生した異常を、即座にオペレータに報知することができ、オペレータは、異常の原因を早期に把握し、特定することができる。
<第7実施形態>
 図8は、第7実施形態に係る制御装置1の処理を示すフローチャートである。なお、第7実施形態におけるステップS61~S64及びS66の処理は、それぞれ、第3実施形態におけるステップS21~S25及びS26の処理と同様である。以下の第7実施形態の説明において、第3実施形態と同様の処理は、説明を一部省略する場合がある。
 ステップS61において、監視条件設定部111は、産業機械2の異常を検出するための監視項目について閾値を設定する。
 ステップS62において、報知時間決定部115は、産業機械2の状態に基づいて、産業機械2の最後の操作を検出してから産業機械2の異常を表示部13に表示するまでの待機時間tを決定する。具体的には、報知時間決定部115は、待機時間tを10秒に決定する。
 ステップS63において、状態取得部114は、表示部13に表示中の画面の内容を、産業機械2の状態として取得する。
 ステップS64において、異常報知判定部116は、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されたか否かを判定する。異常検出部112によって産業機械2の異常が検出された場合(YES)、処理は、ステップS65へ移る。一方、異常検出部112によって産業機械2の異常が検出されない場合(NO)、処理は、再度ステップS63へ戻る。
 ステップS65において、報知制御部117は、表示部13の画面端に産業機械2の異常を表す情報を表示させる。
 ステップS66において、異常報知判定部116は、待機時間tが経過したか否かを判定する。これにより、異常報知判定部116は、異常検出部112によって検出された産業機械2の異常を表示部13に表示する否かを判定する。待機時間tが経過した場合(YES)、処理は、ステップS67へ移る。一方、待機時間tが経過していない場合(NO)、処理は、再度ステップS66へ戻る。
 具体的には、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒を超えると、待機時間tが経過した(YES)と判定する。一方、異常報知判定部116は、待機時間tが、10秒未満であると、待機時間tが経過していない(NO)と判定する。
 ステップS67において、報知制御部117は、表示部13の画面端に産業機械2の異常を表す情報を表示させることを終了すると共に、産業機械2の異常を表示部13の画面中央に表示させ、その後処理を終了する。
 図9Aから図9Dは、図8のステップS65において、表示部13の画面端に産業機械2の異常を表す情報の例を示す図である。図9Aに示すように、報知制御部117は、表示部13の表示画面120の画面端に、警告メッセージ121を表示させてもよい。警告メッセージ121は、表示画面120の画面端に赤色で表示され、かつ一定間隔で点滅する「WARNING」の文字を含む。
 また、図9Bに示すように、報知制御部117は、表示部13の表示画面120の画面端に、警告メッセージ122を表示させてもよい。警告メッセージ122は、表示画面120の画面上部に表示される「機械異常発生」の文字を含む。
 また、図9Cに示すように、報知制御部117は、表示部13の表示画面120の画面端に、警告アイコン123を表示させてもよい。警告アイコン123は、表示画面120の画面上部に文字「!」を略楕円形で囲んだ形態を有する。
 また、図9Dに示すように、報知制御部117は、スマートフォンのプッシュ通知と同様に、表示画面120の画面端に警告メッセージ124をポップアップ形式で表示させてもよい。警告メッセージ124は、表示画面120の画面上部に表示される「機械異常発生」の文字を含み、ポップアップ形式で表示される。
 上述したように、第7実施形態によれば、報知制御部117は、表示部13の画面端に産業機械の異常を表す情報を表示させる。これにより、制御装置1は、オペレータによる産業機械2の操作を妨げずに、早期かつ確実に産業機械2の異常をオペレータに報知することができる。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の制御装置1は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の制御装置1により行なわれる制御方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
 プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
 また、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記各実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
 1 制御装置
 2 産業機械
 11 制御部
 12 記憶部
 13 表示部
 14 操作部
 15 スピーカ
 111 監視条件設定部
 112 異常検出部
 113 操作検出部
 114 状態取得部
 115 報知時間決定部
 116 異常報知判定部
 117 報知制御部

Claims (8)

  1.  産業機械を制御する産業機械の制御装置であって、
     前記産業機械の状態に基づいて、前記産業機械の特定の動作又は状態を検出又は取得してから前記産業機械の異常を報知するまでの待機時間を決定する報知時間決定部と、
     前記産業機械の異常を検出する異常検出部と、
     前記報知時間決定部により決定された前記待機時間に基づいて、前記異常検出部によって検出された前記産業機械の異常を報知するか否かを判定する異常報知判定部と、
     前記異常報知判定部により前記産業機械の異常を報知すると判定された場合、前記産業機械の異常を報知部に報知させる報知制御部と、
    を備える産業機械の制御装置。
  2.  前記産業機械の状態を取得する状態取得部を更に備え、
     前記異常報知判定部は、前記状態取得部によって取得された前記産業機械の状態、及び前記待機時間に基づいて、前記産業機械の異常を報知するか否かを判定する、請求項1に記載の産業機械の制御装置。
  3.  前記報知時間決定部は、表示部に、前記産業機械が処理中であることを示す処理中画面が表示されている場合、前記処理中画面の表示期間を前記待機時間に含ませない、
    請求項1に記載の産業機械の制御装置。
  4.  前記異常報知判定部は、前記待機時間経過後に、前記状態取得部によって取得された前記産業機械の状態、及び前記待機時間に基づいて、前記産業機械の異常を報知するか否かを再度判定する、請求項2に記載の産業機械の制御装置。
  5.  前記異常報知判定部は、前記状態取得部によって取得された前記産業機械の状態が、表示部にシミュレーション画面を表示中である場合、前記産業機械の異常を報知しないと判定する、請求項2に記載の産業機械の制御装置。
  6.  前記異常報知判定部は、前記異常検出部によって検出された前記産業機械の異常が、緊急度が低い第1の異常度である場合、前記産業機械の異常を報知しないと判定し、前記異常検出部によって検出された前記産業機械の異常が、緊急度が高い第2の異常度である場合、前記産業機械の異常を報知すると判定する、請求項2に記載の産業機械の制御装置。
  7.  オペレータによる前記産業機械の操作を検出する操作検出部を更に備え、
     前記状態取得部は、前記産業機械の状態として、前記操作検出部によって検出された前記産業機械の手動操作を取得し、
     前記異常報知判定部は、前記状態取得部によって取得された前記産業機械の状態が、前記操作検出部による前記産業機械の手動操作である場合、前記産業機械の異常を報知すると判定し、
     前記報知制御部は、前記待機時間の経過を待たずに、前記産業機械の異常を前記報知部に表示させる、
    請求項2に記載の産業機械の制御装置。
  8.  前記報知制御部は、表示部の画面端に前記産業機械の異常を表す情報を表示させる、請求項1に記載の産業機械の制御装置。
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