JP7034975B2 - 監視制御システム及び監視制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視制御システム及び監視制御装置に関する。
上下水浄水場や工場等のプラントの動作は、監視制御システムにより監視され、制御される。そこで、プラントの作業者は、監視制御システムに設けられた、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置に表示されたプラント情報を監視し、必要に応じてマウスやキーボード等の入力装置を利用してプラントを制御している。監視制御システムで表示装置に表示される画面の種類として、例えば、プラント情報を表示するためのグラフィック画面、計測機器等から得られるプラント情報をトレンド表示するトレンド画面、作業者が帳票データを見るための帳票画面、作業者がアラーム情報等を確認するためのアラーム画面等がある。
他にも、監視制御システムには、監視作業を効率的に行うための各種メニューが用意されている。作業者はプラントの状況に応じて画面に表示されたメニューボタンを押すことで、現在表示されている画面から監視に必要な情報を得るための別の画面へ表示を切り替える等の操作を行い、プラントの状況を確認し、プラント操作を行っている。大抵の時間はプラントに重要な変化が生じない。
そこで、作業者は、プラントを構成する各種のプラント機器から収集された計測データの変化を表すトレンド画面やプラント全体のグラフィック画面を表示装置に表示して、プラントの動作を監視することが多い。また、監視制御システムがプラント機器から収集した信号の状態変化を検出したり、一部のプラント機器に故障が発生したりすると、監視制御システムがアラームを発報する。作業者は、アラームの内容を示すアラーム画面やシステム専用の画面を開いて、アラームが発報されたプラントにおける異常の原因を解析していた。
近年の上下水プラントでは、市町村の統廃合に伴い、各市町村で用いられていた複数の監視制御システムの統合化が行われる。作業者は、統合化された監視制御システムにより監視業務を行わなくてはならない範囲が広域化している。一方で、プラント操作の熟練者が減少している。このため、プラント操作が不慣れな初心者や、過去に操作したことがないプラントを担当することになった一般作業者が、プラントに発生した異常に対応せざるを得ないケースが増えていた。このようなプラント操作に不慣れな初心者や一般作業者を、「不慣れな作業者」と呼ぶ。不慣れな作業者は、監視制御システムに表示されるアラームに基づいて異常の原因を推測できず、どのプラント機器が、プラントの異常に関係するかを判断しづらかった。
特許文献1には、イベント記録に基づく解析を支援するための技術が開示されている。特許文献1に開示された技術は、表示情報を予めイベントに対応付けて記憶しておき、解析により抽出されたイベントに対応付けられた表示情報を表示するものである。
特開2007-164463号公報
しかしながら特許文献1に記載されている技術では、作業者に任せた任意のタイミングでなければ、プラント機器の関連性を解析できなかった。このため、不慣れな作業者は、プラントからアラームが発報されたとしても、プラントに含まれる多数のプラント機器のどれがアラームの原因となりうる関連性を有するのか判断しづらく、適切な初動対応ができないことがあった。
本発明に係る監視制御システムは、作業者がプラントの動作を監視するための監視画面を表示する表示装置と、プラントを構成するプラント機器から入力された信号を解釈してプラント情報として収集するプラント情報収集部と、プラントの時刻情報を管理する時刻情報管理部と、プラント情報収集部により収集されたプラント情報から、プラント機器の状態変化を表すメッセージを含むメッセージ情報を抽出し、時刻情報管理部から取得した時刻情報を、メッセージの発生時刻としてメッセージ情報に付加して格納するメッセージ情報格納部と、プラント機器から入力した信号に含まれ、プラントの異常発生と解釈される特定の信号がプラント情報収集部に入力されたことがプラント情報収集部から通知されると、特定の信号がプラント情報収集部に入力された時点から遡って一定期間内に発生したメッセージの発生回数が多い順にメッセージ情報格納部から抽出したメッセージ情報を、メッセージを発生した複数のプラント機器の関連性を表す形態で表示装置に表示する監視画面を管理する画面管理部と、作業者を特定する作業者情報を格納する作業者情報格納部と、を備え、画面管理部は、メッセージ情報格納部に格納された作業者情報に基づいて、作業者の熟練度を判定し、作業者にプラントの異常発生を知らせるアラームが発報された後、熟練度が不足する作業者によるアラームに対応する操作が、一定時間にわたって行われなかったことが判明した場合に、監視画面に対して、メッセージが多い順に抽出したプラント機器毎の情報をグラフで表示する
本発明に係る監視制御システムは、作業者がプラントの動作を監視するための監視画面を表示する表示装置と、プラントを構成するプラント機器から入力された信号を解釈してプラント情報として収集するプラント情報収集部と、プラントの時刻情報を管理する時刻情報管理部と、プラント情報収集部により収集されたプラント情報から、プラント機器の状態変化を表すメッセージを含むメッセージ情報を抽出し、時刻情報管理部から取得した時刻情報を、メッセージの発生時刻としてメッセージ情報に付加して格納するメッセージ情報格納部と、プラント機器から入力した信号に含まれ、プラントの異常発生と解釈される特定の信号がプラント情報収集部に入力されたことがプラント情報収集部から通知されると、特定の信号がプラント情報収集部に入力された時点から遡って一定期間内に発生したメッセージの発生回数が多い順にメッセージ情報格納部から抽出したメッセージ情報を、メッセージを発生した複数のプラント機器の関連性を表す形態で表示装置に表示する監視画面を管理する画面管理部と、を備える。
本発明によれば、プラントに異常が起きた際、監視画面を通じて、プラント間の関連性が示され、プラントへの初動対応が支援される。このため、不慣れな作業者であっても、プラントの初動対応を確実に行うことが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態に係る監視制御システムの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る計算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るメッセージ情報格納部のテーブル構成図である。 本発明の一実施の形態に係る作業者情報格納部のテーブル構成図である。 本発明の一実施の形態に係るメッセージ表示回数の説明図である。 本発明の一実施の形態に係るメッセージ表示画面の表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るメッセージ表示画面の発生タイミングの例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る監視制御システムにおける処理手順の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
<監視制御システムの内部構成例>
図1は、監視制御システム1の内部構成例を示すブロック図である。
監視制御システム1は、複数組のプラント機器101、プロセスI/O(Input/Output)102、コントローラ103及びネットワーク104を備えるプラント100に接続されている。プラント100の作業者は、ログインした監視制御システム1を通じてプラント100の操作を行う。
各プラント機器101が出力する信号は、プロセスI/O102を介してコントローラ103に取り込まれる。そして、監視制御システム1は、コントローラ103が取り込んだ信号をネットワーク104を通じて定期的に収集する。
監視制御システム1は、監視制御装置2、入力装置3及び表示装置4を備える。
入力装置3は、例えば、マウス、キーボード等からなり、プラント100の動作を監視する作業者の入力を受け付ける。作業者は、入力装置3を通じて、プラント100に対する指示を行ったり、表示装置4に表示される画面の切替えを指示したりすることができる。
表示装置4は、例えば、CRT又はLCD等からなり、作業者がプラント100の状況を確認することが可能である。後述する図6に示すように、表示装置4には、作業者がプラント100の動作を監視するための監視画面W1が表示される。
監視制御装置2は、プラント情報収集部11、時刻情報管理部12、メッセージ情報格納部13、作業者情報格納部14、入力処理部15、処理実行部16及び画面管理部17を備える。
プラント情報収集部11は、プラント100を構成するプラント機器101から入力された信号を解釈してプラント情報として収集する。このため、プラント情報収集部11は、プラント機器101に接続されるプロセスI/O102、及びコントローラ103からネットワーク104を介して入力した信号を解釈して、プラント情報として収集する。このとき、プラント情報収集部11は、プラント情報を、作業者情報格納部14を参照して得た作業者情報と共に収集する。
また、プラント情報収集部11は、プラント機器101から、予め定義された特定の故障信号が入力されると、メッセージ情報格納部13に対して、作業者がプラント100に対応するために必要な処理の開始を指示する。そして、プラント情報収集部11は、取得したプラント情報をメッセージ情報格納部13及び画面管理部17に出力する。特定の故障信号とは、例えば、プラント100に重故障が発生したときにプラント100から入力される信号であり、例えば、後述する図6に示すように、ポンプ1号に重故障が発生するとプラント情報収集部11に入力される。
時刻情報管理部12は、プラント100の時刻情報を管理する。時刻情報管理部12が管理する時刻情報は、プラント情報収集部11及び画面管理部17に出力される。時刻情報は、プラント情報収集部11が収集する信号を解釈したメッセージ情報をメッセージ情報格納部13に格納する際、メッセージ情報に付加される。また、時刻情報は、画面管理部17が表示装置4に表示する監視画面W1に現在時刻等として付加される。
メッセージ情報格納部13は、プラント情報収集部11により収集されたプラント情報から、プラント機器101の状態変化を表すメッセージを含むメッセージ情報を抽出する。メッセージ情報格納部13に格納されるメッセージ情報とは、プラント機器101の故障や異常等が発生した時に作業者に通知されるメッセージ、及びメッセージに関連する情報をまとめたものである。メッセージには、例えば、プラント機器101が規定の閾値未満の値であるときにプラント機器101を故障と通知するような、本来の動作と異なる動作をしたプラント機器101の状態を示す情報が含まれる。メッセージに関連する情報には、例えば、後述する図3に示すような、メッセージの発生日時、メッセージを発生したプラント機器101の設備名称等が含まれる。
メッセージ情報には、プラント情報収集部11が時刻情報管理部12から取得してメッセージに付加した時刻情報である、メッセージの発生時刻が含まれる。なお、プラント機器101からプラント情報収集部11に入力した信号が解釈されることでメッセージが判明するが、本実施の形態では、このような信号をプラント機器101が出力することを「メッセージの発生」とも呼ぶ。
また、メッセージ情報には、プラント100を操作した作業者を特定する情報(例えば、作業者ID)、及び作業者が操作したプラント100の操作履歴(例えば、メッセージの発生日時、作業者が担当するプラント機器101のタグ名称)が含まれる。他にも操作履歴としては、作業者がプラント100を操作したことで状態が変化したプラント機器101から入力した信号を解釈したメッセージ情報と、プラント100の操作ログとを関連付けた情報であってもよい。また、メッセージ情報には、作業者情報が含まれる。作業者情報は、メッセージを発生したプラント機器101を含むプラント100を操作する作業者を特定するものである。
さらに、メッセージ情報には、プラント機器101毎に固有のタグが付加されたメッセージが含まれる。タグとは、プラント機器101を識別するためにプラント機器101毎に付加されるプラント識別子の一例である。このため、メッセージを発生したプラント機器101は、タグによって特定される。メッセージ情報格納部13の詳細な構成例は後述する図3にて説明する。
作業者情報格納部14は、プラント100を操作する作業者を特定するために用いられる作業者情報を格納する。作業者情報は、プラント情報収集部11及び画面管理部17に出力される。作業者情報格納部14の詳細な構成例は後述する図4にて説明する。
入力処理部15は、入力装置3から入力された入力情報を処理する。
処理実行部16は、入力処理部15によって処理された入力情報に対して、所定の処理を実行し、実行結果を画面管理部17に出力する。
ここで、プラント100が備えるプラント機器101に予め規定された異常動作が生じると、このプラント機器101から入力する信号を解釈したプラント情報収集部11は、プラント機器101が異常動作したことを作業者に通知するためのアラームを発報する。そして、プラント情報収集部11から画面管理部17にアラームがあったことが通知され、画面管理部17が表示装置4にアラームが発生したことを通知する情報を表示する。アラームにはプラント機器101の軽故障、重故障等を示すものがある。特に重故障を示すアラームが発報されると、作業者は、速やかな初動対応が求められる。このため、プラント機器101の重故障を示す信号は、プラント情報収集部11において特定の信号として取り扱われる。
作業者は、重故障を示すアラームが発報されたことを確認すると、異常動作の原因となったプラント機器101を見つけて、プラント機器101の停止、交換等の対応を行う必要がある。なお、アラームが発報されるときにプラント情報収集部11に収集される特定の信号としては、プラント機器101の故障信号に限らず、プラント機器101の異常状態を示す状態信号であってもよい。
アラームが発報されても、特定の故障信号がプラント情報収集部11に入力されてから一定時間内に入力装置3、入力処理部15、処理実行部16を通じて特定の操作が行われない場合がある。特定の操作とは、警報に対応するための操作であり、例えば、系統図の表示、警報停止操作、警報確認操作である。そこで、画面管理部17は、一定時間内に特定の操作が行われなければ、特定の故障信号がプラント情報収集部11に入力された時点から遡って一定期間内に発生したメッセージのメッセージ情報をメッセージ情報格納部13から取得する。
そこで、画面管理部17は、作業者がプラント100を操作するために管理する各種の画面を表示装置4に表示する。また、画面管理部17は、作業者が入力装置3を通じて指示した画面を表示装置4に表示することが可能である。この画面管理部17は、プラント機器101から入力した信号に含まれ、プラント100の異常発生と解釈される特定の故障信号(特定の信号の一例)がプラント情報収集部11に入力されたことがプラント情報収集部11から通知されると、作業者にプラント100の異常発生を知らせるアラームを画面に表示する。アラームが表示される画面の例として、後述する図6に示す監視画面W1がある。
そして、画面管理部17は、特定の故障信号がプラント情報収集部11に入力された時点から遡って一定期間内に発生したメッセージの発生回数が多い順にメッセージ情報格納部13から抽出したメッセージ情報を、メッセージを発生したプラント機器101の関連性を表す形態で表示装置4に表示する監視画面W1を管理する。監視画面W1には、発生回数が多い順に抽出されたメッセージ情報に関連付けられたN件のタグ毎にメッセージ情報が表示される。また、画面管理部17は、後述する図6に示す監視画面W1を表示する際、作業者情報格納部14から入力する作業者情報と、時刻情報管理部12から入力する時刻情報とを確認する。
画面管理部17が表示する監視画面W1には、プラント100で発生した異常を示すアラーム、メッセージ情報等が表示される。また、プラント機器101の関連性を表す形態としては、例えば、棒グラフがある。画面管理部17は、メッセージ情報格納部13から取得したメッセージ情報より抽出したタグと、メッセージの発生回数とを表す棒グラフを含む監視画面W1を表示装置4に自動的に表示する。
<計算機のハードウェア構成例>
次に、監視制御装置2を構成する計算機20のハードウェア構成を説明する。
図2は、計算機20のハードウェア構成例を示すブロック図である。
計算機20は、いわゆるコンピュータとして用いられるハードウェアである。計算機20は、バス24にそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23を備える。さらに、計算機20は、不揮発性ストレージ25、ネットワークインターフェイス26を備える。
CPU21は、本実施の形態に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM22から読み出してRAM23にロードし、実行する。RAM23には、CPU21の演算処理の途中で発生した変数やパラメーター等が一時的に書き込まれ、これらの変数やパラメーター等がCPU21によって適宜読み出される。図1に示したプラント情報収集部11、時刻情報管理部12、入力処理部15、処理実行部16及び画面管理部17は、CPU21が実行するソフトウェアにより機能が実現される。
不揮発性ストレージ25としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリ等が用いられる。この不揮発性ストレージ25には、OS(Operating System)、各種のパラメーターの他に、計算機20を機能させるためのプログラムが記録されている。図1に示したメッセージ情報格納部13、作業者情報格納部14は、不揮発性ストレージ25に構成される。ROM22、不揮発性ストレージ25は、CPU21が動作するために必要なプログラムやデータ等を永続的に記録しており、計算機20によって実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
ネットワークインターフェイス26には、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられ、NICの端子に接続されたLAN(Local Area Network)、ネットワーク104等を介して各種のデータを装置間で送受信することが可能である。プラント情報収集部11がネットワーク104から収集する信号は、ネットワークインターフェイス26を介して監視制御装置2のプラント情報収集部11に取り込まれる。
<メッセージ情報格納部のテーブル構成例>
図3は、メッセージ情報格納部13のテーブル構成図である。
メッセージ情報格納部13は、発生日時13a、タグ名称13b、設備名称13c、メッセージ内容13d及び作業者ID13eの項目によりメッセージを管理する。
発生日時13aの項目は、プラント機器101でメッセージが発生した日時を発生日時として格納する。この発生日時は、プラント情報収集部11が、ネットワーク104を介して信号が入力した日時に相当し、プラント情報収集部11が時刻情報管理部12から取得した時刻情報を発生日時13aの項目に格納したものである。
メッセージには、プラント機器101が異常動作することで発報されるアラーム(例えば、「故障発生」)、プラント機器101に対して適切な対処が行われたことを表すプラント機器101の状態情報(例えば、「故障回復」)等が含まれる。
タグ名称13bの項目は、メッセージを発生したプラント機器101に割当てられたタグのタグ名称を格納する。本実施の形態では、「TAGnnn」の形式で「TAG」に続く数値を変えることでプラント機器101毎にタグ名称が変わるが、タグ名称の形式は任意としてよい。
設備名称13cの項目は、タグが割当てられたプラント機器101の設備名称を格納する。
メッセージ内容13dの項目は、メッセージの内容を格納する。メッセージの内容として、故障発生、故障回復、運転開始等がある。
作業者ID13eの項目は、メッセージが発生したときにプラント100を担当していた作業者の作業者IDを格納する。作業者IDは、プラント100の担当者によって複数の作業者IDが作業者ID13eの項目に格納される場合もある。
<作業者情報格納部のテーブル構成例>
図4は、作業者情報格納部14のテーブル構成図である。
作業者情報格納部14は、作業者ID14a、作業者名14b、パスワード14c、担当プラント名14d、担当業務グループ14e、職位14fの項目により、作業者情報を管理する。
作業者ID14aの項目は、プラント100の操作を可能な作業者の作業者IDを格納する。
作業者名14bの項目は、作業者IDが割当てられた作業者の作業者名を格納する。
パスワード14cの項目は、作業者が監視制御装置2にログインする際に認証情報として用いられるパスワードを格納する。監視制御装置2へのログインは、入力装置3から入力された作業者ID及びパスワードと、作業者情報格納部14に格納される作業者ID及びパスワードとが一致していることにより、不図示の認証システムにより許可される。
担当プラント名14dの項目は、作業者が担当するプラント100のプラント名を格納する。
担当業務グループ14eの項目は、作業者が担当する業務グループのグループ名を格納する。本実施の形態では、業務グループにプラント100を監視する業務が含まれる。
職位14fは、作業者の職位を格納する。職位としては、例えば、研修員、課長等があるが、他の職位も格納される。作業者の職位は、画面管理部17が作業者の熟練度を判定するために用いられる。画面管理部17は、職位が研修員の作業者は不慣れであり、職位が課長等の作業者は熟練していると判別することができる。なお、職位14fには、作業者の熟練度に合わせた数値を格納してもよい。例えば、不慣れな作業者であれば数値を「1」とし、熟練した作業者であれば数値を「4」とするような数値が格納されてもよい。また、作業者が普段担当するプラント100とは異なるプラント100を担当する場合、この作業者の職位14fにフラグを設けておき、不慣れな作業者であることを画面管理部17が判別できるようにしてもよい。
<メッセージの表示回数>
ここで、メッセージの表示回数について説明する。
図5は、メッセージ表示回数の説明図である。図5に示すグラフの横軸は時間、縦軸はプラント機器101の一例としてポンプNo.1の回転数を表す。
ポンプNo.1の回転数は、通常、閾値th1より多くなるように動作する。しかし、ポンプNo.1に故障等の異常が発生すると、ポンプNo.1の回転数が変動しやすくなる。始めにポンプNo.1の回転数が閾値th1以下である信号が入力すると、プラント情報収集部11は、ポンプNo.1の異常と判断し、故障発生のメッセージを含むメッセージ情報をメッセージ情報格納部13に格納する。このとき、画面管理部17は、ポンプNo.1の異常を知らせる1回目のメッセージを表示装置4に表示する。なお、画面管理部17がポンプNo.1の異常を示すメッセージを表示する画面は不図示とする。その後、ポンプNo.1の回転数が閾値th1を超える信号が入力すると、プラント情報収集部11は、異常が回復したと判断する。このとき、表示装置4に表示されていたメッセージは消える。
その後、再びポンプNo.1の回転数が閾値th1以下の信号が入力すると、表示装置4に2回目のメッセージが表示され、再びポンプNo.1の回転数が閾値th1を超える信号が入力すると、再び表示装置4に表示されていたメッセージは消える。以下、ポンプNo.1に適切な対応が行われるまで、メッセージの表示と消去が繰り返される。
例えば、ポンプNo.1を含むポンプ装置(プラント100の一例)に重故障が発生する前には、ポンプNo.1の回転数が断続的に閾値th1未満になる状況が発生しやすい。また、図5では、ポンプNo.1だけを示したが、他のプラント機器101についても同じような出力値の変化が起きやすい。作業者が熟練していれば、ポンプNo.1の回転数の変化に気づいて、早めに適切な対応を取ることができる。しかし、不慣れな作業者であれば、多くのプラント機器101がある中で、ポンプNo.1の回転数の変化を見過ごしやすい。
そこで、本実施の形態に係る監視制御装置2では、多数回のメッセージが表示された複数のプラント機器101は、プラント100の重故障に到る関連があるものとして、作業者にプラント機器101の情報を提示する。この時、画面管理部17は、メッセージ情報格納部13に格納された作業者情報に基づいて、作業者の熟練度を判定する。そして、画面管理部17は、監視画面W1に対して、メッセージが多い順に抽出したプラント機器101毎の情報をグラフで表示する。監視画面W1へのグラフの表示は、熟練度が不足する作業者が行ったアラームに対応する操作が、アラームが発報された後、一定時間にわたって行われなかったことが判明した場合に行われる。以下に監視画面W1の表示例について説明する。
<メッセージ表示画面>
図6は、監視画面W1の表示例を示す説明図である。
監視画面W1は、アラームが発報されたとき、すなわちプラント100のいずれかのプラント機器101に重故障が発生し、特定の故障信号が発生した時点から遡って一定時間内に発報されたメッセージが多い順にタグ毎の棒グラフを表示した画面である。作業者ID及びパスワードを入力して監視制御装置2にログインした作業者がプラント100を監視している最中に、特定の故障信号がメッセージ情報格納部13に入力されると、監視画面W1が表示装置4に表示される。
この監視画面W1は、アラーム表示エリアW1a、期間設定エリアW1b、表示件数設定エリアW1c、解析開始ボタンW1d、解析結果表示エリアW1eを備える。
アラーム表示エリアW1aには、重故障が発生したプラント機器101の名称、及び重故障が発生したことを通知するメッセージが、重故障の発生日時と共に表示される。
期間設定エリアW1bには、重故障の発生日時から遡って設定可能な一定期間を作業者が設定するためのテキストボックス及びプルダウンメニューが表示される。作業者は、期間設定エリアW1bを通じて、時間又は分単位で一定期間を設定することができる。
表示件数設定エリアW1cには、解析結果表示エリアW1eに表示可能な情報の件数を設定するためのテキストボックスが表示される。
解析開始ボタンW1dは、期間設定エリアW1b及び表示件数設定エリアW1cに設定された内容に基づいて、画面管理部17が情報の解析を開始する指示を行うためのボタンである。作業者が、解析開始ボタンW1dを押すと、発生した重故障に対する解析が開始され、解析結果が解析結果表示エリアW1eに表示される。
解析結果表示エリアW1eは、メッセージ表示回数が多いメッセージを、タグ名称、サービス名称、回数と共に、棒グラフで表示する。
設定した時間内に系統図の表示、警報停止操作、警報確認操作のような特定の操作がなされなかったとき、メッセージ表示回数が多いものから降順にN件のタグで並び替えたグラフまたは棒グラフで表示装置4に自動的に表示する。
本例では、故障信号が発生するまでの1時間に発報されたメッセージを多い順にN個並べた表示となっている。なお、プラント機器の関連性を表す形態の表示範囲は、作業者が操作する入力装置3が受け付けた入力により任意に変更される。例えば、メッセージの発報回数を数える時間は、本画面表示後に、期間設定エリアW1bにて時間を設定することで変更可能である。
また、タグの表示件数は、本画面表示後に、表示件数設定エリアW1cより表示件数を設定することで変更可能である。そして、期間設定エリアW1b又は表示件数設定エリアW1cが設定された後、作業者が、解析開始ボタンW1dを押下することで変更された表示範囲で棒グラフ等が表示される。
ここで、作業者が、不慣れな作業者か、熟練者であるかによって、重故障が発生してから監視画面W1が表示されるまでの時間を変更する際の目安について説明する。
<監視画面の発生タイミング>
図7は、監視画面W1の発生タイミングの例を示す説明図である。
画面管理部17は、判定した作業者の熟練度に応じて、プラント機器101毎の情報をグラフで表示するまでの時間を変更する。例えば、不慣れな作業者であれば、アラームが発報されても、重故障の原因となる複数のプラント機器101の関連性に気づけないため、対応作業が遅れがちとなる。そこで、画面管理部17は、不慣れな作業者がプラント100を操作している場合に、重故障が発生時からの経過時間t1を早めて監視画面W1を表示する。
一方、熟練者であれば、重故障が発生するとすぐに、重故障が発生したプラント機器101と他のプラント機器101との関連性に気づいて重故障への対応を開始していると考えられる。このため、監視画面W1の表示を後回しにして、重故障が発生したプラント機器101への対応画面を表示してよい。そこで、画面管理部17は、熟練した作業者がプラント100を操作している場合に、重故障の発生時からの経過時間t2を、経過時間t1よりも長くして監視画面W1を表示する。
このため、画面管理部17は、作業者情報格納部14の担当プラント名14d、担当業務グループ14e、職位14fを参照し、作業者に合わせた期間及び表示件数を、それぞれ期間設定エリアW1b及び表示件数設定エリアW1cに自動的に設定する。ただし、期間及び表示件数は、作業者が期間設定エリアW1b及び表示件数設定エリアW1cに表示された値を変更することもできる。
<監視制御システムにおける処理手順>
図8は、監視制御システム1における処理手順の例を示すフローチャートである。作業者がログインしている場合に、本処理の開始条件が成立する。
始めに、画面管理部17は、監視制御システム1にログインしている作業者の情報を、作業者情報格納部14から取得し(S1)、待機する。次に、故障信号がプラント情報収集部11に入力されると(S2)、画面管理部17は、入力した故障信号が、特定の故障信号であるか否かを判定する(S3)。
画面管理部17は、入力された故障信号が特定の故障信号ではないと判定すると(S3のNO)、ステップS2に戻って故障信号が入力されるまで待機する。一方、画面管理部17は、特定の故障信号が入力されたと判定すると(S3のYES)、特定の故障信号が入力してアラームが発生した時刻から遡って一定期間(例えば、1時間)内に発生したメッセージ情報をメッセージ情報格納部13から取得する(S4)。
ここで、画面管理部17が取得するメッセージ情報は、メッセージを発生したプラント機器101に限らず、プラント100を構成するプラント機器101全体から取得したものである。そして、画面管理部17は、取得したメッセージの発生回数をタグ毎に数え、メッセージの発生回数が多い順にN個抽出する(S5)。
次に、画面管理部17は、特定の故障信号がプラント情報収集部11に入力されてから一定時間(例えば、2分間)内に規定されたアラームに対応する操作が行われたか否かを判断する(S6)。アラームに対応する操作は、例えば、プラント100の系統図を表示する操作、アラームを停止する操作、及びプラント機器101を確認する操作のうちの少なくともいずれか一つを含む。
画面管理部17は、一定時間内に規定された操作が行われたと判断すると(S6のYES)、ステップS2に戻って、次の故障信号が入力されるまで待機する。一方、画面管理部17は、一定時間内に規定された操作が行われなかったと判断すると(S6のNO)、タグ毎に数えたメッセージを、発生回数の多い順にN個の棒グラフで表示装置4に表示し(S7)、本処理を終了する。
以上説明した一実施の形態に係る監視制御システム1では、プラント情報収集部11に特定の故障信号が入力されてアラームが発報されると、画面管理部17は、特定の故障信号が入力された時点から遡って一定期間内に発生したメッセージをタグ毎に多い順に抽出する。そして、画面管理部17は、発生したメッセージが多い順にタグ毎に並び替え、タグ毎にメッセージの発生回数が棒グラフで表した監視画面W1を表示装置4に表示する。このため、不慣れな作業者であっても、メッセージの発生回数が多い順に表示されるプラント機器101の関連性が高いと判断できる。そして、不慣れな作業者は、多数のプラント機器101から、関連性が高いプラント機器101を選択して、初動対応することが可能となる。
また、監視画面W1に表示されるタグの件数、メッセージ情報格納部13からメッセージ情報を抽出する期間は、任意に設定可能である。このため、作業者は、表示されたタグの件数が少なければ、メッセージ情報を抽出する期間を長く設定して、タグの件数を多く表示させることができる。逆に、作業者は、表示されたタグの件数が多ければ、メッセージ情報を抽出する期間を短く設定して、タグの件数を少なく表示させることができる。
また、画面管理部17は、表示装置4に監視画面W1を表示するタイミングを、作業者の熟練度に応じて変更することができる。不慣れな作業者がプラント100を操作していれば、アラームが発報した後、早いタイミングで監視画面W1が表示されるため、プラント機器101への対応を行う必要があることに気づきやすい。一方、熟練した作業者がプラント100を操作していれば、アラームが発報して早いタイミングで、対応が必要なプラント機器101を判断できるため、遅れて監視画面W1が表示されたとしても、対応を要するプラント機器101を確認しやすい。
なお、監視画面W1に表示されるメッセージの発生回数を示すグラフを棒グラフとして説明したが、他の形態のグラフであってもよい。例えば、折れ線グラフ、円グラフ、帯グラフ等であってもよい。そして、作業者は、入力装置3を操作して、監視画面W1に表示される棒グラフを、他の形態のグラフに変更することも可能としてよい。
また、本実施の形態に係るプラント100は、上下水浄水場や工場等のプラントであってもよい。これらのプラントにおいても、本実施の形態に係る監視制御システム1及び監視制御装置2を用いてプラントの動作を監視することが可能である。
なお、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するためにシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、本実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…監視制御システム、2…監視制御装置、3…入力装置、4…表示装置、11…プラント情報収集部、12…時刻情報管理部、13…メッセージ情報格納部、14…作業者情報格納部、17…画面管理部、100…プラント、101…プラント機器、102…プロセスI/O、103…コントローラ、104…ネットワーク、W1…監視画面

Claims (9)

  1. 作業者がプラントの動作を監視するための監視画面を表示する表示装置と、
    前記プラントを構成するプラント機器から入力された信号を解釈してプラント情報として収集するプラント情報収集部と、
    前記プラントの時刻情報を管理する時刻情報管理部と、
    前記プラント情報収集部により収集された前記プラント情報から、前記プラント機器の状態変化を表すメッセージを含むメッセージ情報を抽出し、前記時刻情報管理部から取得した前記時刻情報を、前記メッセージの発生時刻として前記メッセージ情報に付加して格納するメッセージ情報格納部と、
    前記プラントの異常発生と解釈される特定の信号が前記プラント情報収集部に入力されたことが前記プラント情報収集部から通知されると、前記特定の信号が前記プラント情報収集部に入力された時点から遡って一定期間内に発生した前記メッセージの発生回数が多い順に前記メッセージ情報格納部から抽出した前記メッセージ情報を、前記メッセージを発生した複数の前記プラント機器の関連性を表す形態で前記表示装置に表示する前記監視画面を管理する画面管理部と、
    前記作業者を特定する作業者情報を格納する作業者情報格納部と、を備え、
    前記画面管理部は、前記メッセージ情報格納部に格納された前記作業者情報に基づいて、前記作業者の熟練度を判定し、
    前記作業者に前記プラントの異常発生を知らせるアラームが発報された後、前記熟練度が不足する前記作業者による前記アラームに対応する操作が、一定時間にわたって行われなかったことが判明した場合に、前記監視画面に対して、前記メッセージが多い順に抽出した前記プラント機器毎の情報をグラフで表示する
    監視制御システム。
  2. さらに、前記プラントの動作を監視する前記作業者の入力を受け付ける入力装置を備え、
    前記画面管理部は、前記入力装置が受け付けた入力により前記プラント機器の関連性を表す形態の表示範囲を変更する
    請求項1に記載の監視制御システム。
  3. 前記プラント情報収集部は、前記プラント情報を、前記作業者情報格納部を参照して得た前記作業者情報と共に収集し、
    前記メッセージ情報格納部は、前記メッセージ情報を、前記メッセージを発生した前記プラント機器を含む前記プラントを操作する前記作業者の前記作業者情報と共に格納する
    請求項に記載の監視制御システム。
  4. 前記プラント情報収集部には、前記プラント機器に接続されるプロセス入出力装置及びコントローラからネットワークを介して、前記プラント機器から前記信号が入力される
    請求項に記載の監視制御システム。
  5. 前記メッセージ情報には、前記プラントを操作した前記作業者を特定する前記作業者情報、及び前記作業者が操作した前記プラントの操作履歴が含まれる
    請求項に記載の監視制御システム。
  6. 前記画面管理部は、判定した前記作業者の熟練度に応じて、前記プラント機器毎の情報をグラフで表示するまでの時間を変更する
    請求項に記載の監視制御システム。
  7. 前記アラームに対応する操作は、前記プラントの系統図を表示する操作、前記アラームを停止する操作、及び前記プラント機器を確認する操作のうちの少なくともいずれか一つを含む
    請求項に記載の監視制御システム。
  8. プラントを構成するプラント機器から入力された信号を解釈してプラント情報として収集するプラント情報収集部と、
    時刻情報に従って動作する前記プラントの前記時刻情報を管理する時刻情報管理部と、
    前記プラント情報収集部により収集された前記プラント情報から、前記プラント機器の状態変化を表すメッセージを含むメッセージ情報を抽出し、前記時刻情報管理部から取得した前記時刻情報を、前記メッセージの発生時刻として前記メッセージ情報に付加して格納するメッセージ情報格納部と、
    前記プラントの異常発生と解釈される特定の信号が前記プラント情報収集部に入力されたことが前記プラント情報収集部から通知されると、前記特定の信号が前記プラント情報収集部に入力された時点から遡って一定期間内に発生した前記メッセージの発生回数が多い順に前記メッセージ情報格納部から抽出した前記メッセージ情報を、前記メッセージを発生した複数の前記プラント機器の関連性を表す形態で表示装置に表示する監視画面であって、作業者が前記プラントの動作を監視するための前記監視画面を管理する画面管理部と、
    前記作業者を特定する作業者情報を格納する作業者情報格納部と、を備え、
    前記画面管理部は、前記メッセージ情報格納部に格納された前記作業者情報に基づいて、前記作業者の熟練度を判定し、
    前記作業者に前記プラントの異常発生を知らせるアラームが発報された後、前記熟練度が不足する前記作業者による前記アラームに対応する操作が、一定時間にわたって行われなかったことが判明した場合に、前記監視画面に対して、前記メッセージが多い順に抽出した前記プラント機器毎の情報をグラフで表示する
    監視制御装置。
  9. 前記画面管理部は、前記プラントの動作を監視する前記作業者の入力を受け付ける入力装置が受け付けた入力により前記プラント機器の関連性を表す形態の表示範囲を変更する
    請求項8に記載の監視制御装置。
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