JPWO2009040995A1 - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視するHDD状態監視部11と、HDD状態監視部11で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録するHDD状態記録部13と、HDD状態記録部13に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部14と、比較判定部14における比較結果を出力することができる表示部15と、比較判定部14における比較結果に基づき、表示部15に対して比較結果を出力するよう制御する制御部12とを備え、制御部12は、履歴が所定の条件を満たしている場合に、表示部15に対して比較結果を出力するよう制御する。このような構成により、使用環境の一時的な状態変化ではなく、HDDの使用状況や使用環境の履歴に基づきHDDの異常の有無を判断することで、使用者に対する不要な報知が頻繁に行われることを防止し、使い勝手を向上させることができる。

Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)の使用環境を判定して、所定の基準値を超えた場合に、使用者に対して注意を促すために報知を行うことができる情報処理装置、および情報処理方法に関するものである。
近年、HDDは、大容量化に伴い、パソコンやテレビジョン受像機などの様々な製品に利用されている。一方、HDDは、外部から加わる振動や熱に対する耐性が低く、強い振動が加わったり高温状態になったりすると故障してしまう可能性が高い。このようなHDDの故障を極力回避するために、振動センサや温度センサ等を用いてHDDの使用状態や使用環境を監視し、HDDの状態が悪化すれば使用者に対して注意を促す報知を行うことが行われてきた。このような報知を行うことにより、使用者はデータのバックアップやHDDの交換などの対応ができる。
特許文献1および2には、各種センサを用いてHDDの状態を監視し、HDDの状態が悪化したことを使用者に報知する構成が開示されている。また、特許文献3には、マイクロホンで磁気ディスク装置の機械的可動部の音を採取し、採取した音に基づき磁気ディスク装置の故障予測を行う構成が開示されている。
図4は、従来の情報処理システムのブロック図を示す。図4に示す情報処理システムは、まず、各種センサ41によりHDDの動作環境の変化を検知する。制御部42は、各種センサ41において検知した結果を確認し、HDDの障害を誘発する可能性があるかどうか判定する。制御部42は、その判定結果に応じて、表示部43に対して所定の報知画面を表示するよう制御する。例えば、制御部42において、HDDの障害を誘発する可能性があると判定されれば、表示部43に所定のメッセージを含む報知画面を表示するよう制御する。これにより、使用者に対して注意を促し、使用環境の変化に起因してHDDが故障することを抑止している。
特開2003−345627号公報 特開平10−318804号公報 特開2001−92688号公報
しかしながら上記の従来の構成では、制御部42は、各種センサ41において動作環境の変化を検出した時点のみの情報に基づき異常の有無を判断していたので、一時的にHDDの温度が基準値を超えてしまったり、一時的にHDDに振動が加わったりした場合、表示部43に頻繁に報知画面が表示されてしまう。すなわち、HDDに異常が生じる程度の温度や振動ではない場合にも、表示部43に頻繁に報知画面が表示されてしまい、本装置を用いた入力作業等に支障を来してしまう。
本発明は、使用環境の一時的な状態変化ではなく、HDDの使用状況や使用環境の履歴に基づきHDDの異常の有無を判断することで、使用者に対する不要な報知が頻繁に行われることを防止し、使い勝手を向上させることができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御するものである。
本発明の情報処理方法は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含むものである。
本発明によれば、使用者に対する不要な報知が頻繁に行われることを防止し、使い勝手を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置のブロック図である。 図2は、本実施の形態における比較判定方法の動作の流れを示すフローチャートである。 図3は、本実施の形態における判定結果が画面表示された情報処理装置の斜視図である。 図4は、従来の情報処理システムのブロック図である。
本発明の情報処理装置において、前記監視部は、前記ハードディスクドライブの温度を監視し、前記比較判定部は、前記監視部で監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、前記制御部は、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記監視部は、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、前記比較判定部は、前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、前記制御部は、前記振動の回数が前記第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記監視部は、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、前記比較判定部は、前記監視部で監視されている通電時間と所定値とを比較し、前記通電時間が前記所定値を超えたか否かを判断し、前記制御部は、前記通電時間が前記所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記監視部は、所定時間毎に監視を実行する構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記報知部は、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示することができる表示部で構成することができる。
本発明の情報処理装置において、前記ハードディスクドライブの使用環境の履歴を判定するための基準値を取得する基準値取得部を、さらに備えた構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記報知部において比較結果を出力するかしないか選択可能な第1の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記報知部において出力する比較結果の内容を選択可能な第2の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、前記報知部において比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能な第3の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
本発明の情報処理装置において、本装置の電源設定情報を取得する電源設定取得部を、さらに備え、前記制御部は、前記電源設定取得部が取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう前記報知部を制御する構成とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの温度を監視し、前記比較ステップは、前記監視ステップで監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、前記振動の回数が前記第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、前記比較ステップは、前記監視ステップで監視されている通電時間と第4の所定値とを比較し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えたか否かを判断し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記監視ステップは、所定時間毎に監視を実行する方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記報知ステップでは、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示部に表示することができる方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記ハードディスクドライブの使用環境または使用状況の履歴と比較するための条件を取得する条件取得ステップを含む方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記報知ステップにおける比較結果を出力するかしないかを選択可能である方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記報知ステップにおいて出力する比較結果の内容を選択可能である方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、前記報知ステップにおいて比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能である方法とすることができる。
本発明の情報処理方法において、使用者の電源設定情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう制御する制御ステップとを、さらに備えた方法とすることができる。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の情報処理装置のブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の情報処理装置は、HDD状態監視部11を備えたHDD10、制御部12、HDD状態記録部13、比較判定部14、表示部15、および電源設定取得部16を備えている。
HDD状態監視部11は、HDD10に含まれている。また、HDD状態監視部11は、HDD10の使用環境を監視し、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis And Reporting Technology)情報を取得することができる。S.M.A.R.T.情報には、HDD10の累積通電時間または連続通電時間、HDD10の通電回数、HDD10の内部温度、HDD10の代替セクター数などの情報が含まれる。以下、S.M.A.R.T.情報を「履歴情報」と称する。
制御部12は、HDD状態監視部11、HDD状態記録部13、比較判定部14、表示部15、および電源設定取得部16の動作を制御する。
HDD状態記録部13は、HDD状態監視部11で取得した履歴情報を所定の記録領域に記録する。本実施の形態では、HDD状態記録部13は、履歴情報をレジストリ領域に記録する構成とした。なお、履歴情報を記録する領域は、レジストリ領域に限らず、履歴情報をファイル形式に変換し、ファイル形式に変換した履歴情報を情報処理装置内に配されたメモリなどに記録する構成であってもよい。
比較判定部14は、HDD状態記録部13で記録された履歴情報を読み出して、所定の基準値(条件)と比較する。また、比較判定部14は、履歴情報に含まれる各数値が基準値を超えているか否かを判定する。
表示部15は、制御部12からの制御により、文字情報や図形情報を表示することができる。本実施の形態では、制御部12が、比較判定部14における判定結果に基づき、HDD10あるいはそれを含むパソコンが不適切な環境下で使用されていることを、文字情報あるいは図形情報などで表示部15に表示するよう制御している。なお、表示部15は、ノート型パソコンに搭載されている液晶ディスプレイや、ノート型パソコンやデスクトップ型パソコンに外部接続されているディスプレイに相当する。
電源設定取得部16は、情報処置装置において設定されている電源設定の情報を取得する。電源設定情報には、情報処置装置のアイドル状態が設定されている時間継続すると休止状態に移行する設定情報が含まれている。なお、「休止状態」または「休止機能」とは、情報処理装置の作業状態の情報をHDDに保存して、情報処理装置の電源を自動的に切る機能のことである。休止状態から復帰する際は、HDDから作業状態の情報を読み出し、電源を切る直前の作業状態から作業を再開することができる。アイドル状態の時間(休止状態に移行するまでの時間)は、使用者が任意の値に設定することができる。
以下、情報処理装置の動作について説明する。
まず、HDD状態監視部11は、HDD10の動作状態(本実施の形態では、温度変化、振動、連続通電時間)を常に監視し、監視することにより得た動作状態の情報を蓄積している。
制御部12は、HDD状態監視部11に対して、一定間隔あるいは任意のタイミングで現在のHDD10の動作状態を要求する。HDD状態監視部11は、制御部12からの要求に基づき、HDD10の動作状態の情報を含む履歴情報を制御部12に送る。制御部12は、HDD状態監視部11から送られた履歴情報を、所定の記録領域に記録するようHDD状態記録部13に命令を送る。HDD状態記録部13は、制御部12からの命令に基づき、履歴情報を所定の記録領域(本実施の形態ではレジストリ領域)に記録する。次に、制御部12は、HDD状態記録部13によって記録された履歴情報を読み出し、比較判定部14に送る。比較判定部14は、制御部12から送られる履歴情報に含まれる数値と所定の基準値とを比較する。比較判定部14は、履歴情報に含まれる数値が所定の基準値を超える場合、フラグを立てる。なお、比較判定部14における比較判定処理は、予め設定されているタイミング(例えば毎時0分)、あるいは使用者により比較判定処理の実行命令が入力された場合に実行される。
図2は、実施の形態に係る比較判定方法のフローチャートである。図2に示すように、比較判定部14は、比較判定処理を開始すると、温度フラグ、振動フラグ、通電時間フラグの各使用環境のフラグを「0」にセットする(S11)。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる温度情報を参照し、温度情報と予め設定されている基準値とを比較する。次に、温度情報が基準値Tを超えた回数F1をカウントする。次に、カウントした回数F1と基準回数N(Nは任意の値。本実施の形態ではN=2)とを比較する。なお、基準値Tは、本発明の第1の所定値の一例である。また、基準回数Nは、本発明の第2の所定値の一例である(S12)。
比較判定部14は、回数F1が基準回数Nを超えていると判定した場合は、温度フラグを「1」にセットする(S13)。また、比較判定部14は、回数F1が基準回数Nを超えていないと判定した場合は、温度フラグは「0」のままとする。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる振動情報を参照し、振動の回数F2と基準回数M(Mは任意の値。本実施の形態ではM=1)とを比較する。なお、基準回数Mは、本発明の第3の所定値の一例である(S14)。
なお、振動の回数は、振動センサが感知した回数でもよいし、振動の大きさが所定のレベルを超えた場合のみの回数としてもよい。
比較判定部14は、回数F2が基準回数Mを超えていると判定した場合は、振動フラグを「1」にセットする(S15)。また、比較判定部14は、回数F2が基準回数Mを超えていないと判定した場合は、振動フラグは「0」のままとする。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる連続通電時間情報を参照し、連続通電時間が基準値E(本実施の形態ではE=24時間)を超えているか否かを判定する。なお、基準値Eは、本発明の第4の所定値の一例である(S16)。
比較判定部14は、連続通電時間が基準値Eを超えていると判定した場合は、通電時間フラグを「1」にセットする(S17)。また、比較判定部14は、連続通電時間が基準値Eを超えていないと判定した場合は、通電時間フラグは「0」のままとする。
以上により比較判定部14における比較判定処理を終了する。なお、図2に示す比較判定処理では、温度、振動、通電時間の順に比較判定処理を実行したが、この順序に限定されない。
なお、カウントした回数は、所定の時間毎あるいは情報処理装置の電源が切られた場合に、リセットする(0にする)構成としてもよい。
図1に戻り、制御部12は、比較判定部14でセットされた使用環境のフラグを参照し、温度フラグ、振動フラグ、通電時間フラグのうち少なくとも1つのフラグが「1」にセットされている場合、表示部15に報知画面を表示するよう制御する。表示部15は、制御部12からの制御により、HDD10が不適切な環境下で使用されていることを使用者に報知する報知画面を表示する。
図3は、情報処理装置の一例であるノート型パソコンの外観を示し、表示部15に報知画面が表示された状態を示す。図3に示す表示例は、温度フラグが「1」となっている時に表示される報知画面である。
なお、表示部15に表示する報知画面は、「1」にセットされているフラグの種別に対応した画面とすることができる。例えば、振動フラグが「1」にセットされている場合は、「使用環境における振動が多いため、HDDが壊れる可能性があります」と表示することができる。また、複数のフラグが「1」にセットされている場合は、「1」にセットされているフラグに対応した複数のメッセージを含む報知画面を表示することができる。
また、本実施の形態では、表示部15に報知画面を表示する構成としたが、情報処理装置にスピーカーが内蔵されている場合は音や音声で報知する構成としてもよい。また、情報処理装置に発光ダイオードを搭載し、発光ダイオードを発光させることで報知する構成としてもよい。
また、図1に示す電源設定取得部16は、ノート型パソコンの場合、アイドル状態になってから休止状態に移行するまでの設定時間の情報を取得する。ここで、設定時間が短く設定されている場合(例えば1分程度)、使用者がノート型パソコンをアイドル状態で持ち運んでいるときなど、使用者が気づかないうちに設定時間が経過して休止状態に入るための処理(休止状態に入る直前の作業状態の情報をHDD10に書き込む処理)が実行される。休止状態に入るための処理が実行されている時、ノート型パソコンに大きな衝撃や振動を与えてしまえば、HDD10の故障の原因になる。
そこで、制御部12は、電源設定取得部16から取得した設定時間の情報を比較判定部14に送る。比較判定部14は、制御部12から送られる設定時間の情報と予め設定されている基準時間とを比較する。比較判定部14は、設定時間と基準時間との比較の結果、設定時間が基準時間よりも短い場合、その比較結果を制御部12に送る。制御部12は、比較判定部14から送られる比較結果に基づき、表示部15に報知画面を表示するよう制御する。表示部15は、制御部12からの制御に基づき報知画面を表示する。この時、表示部15に表示される報知画像は、電源設定内容がHDD10の故障の原因になる影響を及ぼす可能性があることを示す内容を含む。すなわち、設定時間が基準時間よりも短い場合、休止状態に入るための処理が頻繁に実行される可能性が高くなるため、使用者に対して報知画面を通じてノート型パソコンに振動や衝撃を与えないよう報知する。ただし、設定時間が0の場合、すなわちアイドル状態が継続しても休止状態に移行しない場合は、報知しない。
以上のように本実施の形態によれば、HDD10の使用状況や使用環境の履歴情報を記録することにより、HDD10の一時的な状況変化や環境変化により頻繁に表示部15に報知画像が表示されることを防ぎ、使用状況や使用環境の履歴情報に基づき必要な報知のみを行うことができる。
なお、本実施の形態において、比較判定部14は、HDD状態監視部11から取得した温度情報、振動情報、通電時間情報を基準値と比較し、HDD10の障害を引き起こす要因となるか否かを判定する構成としたが、HDD10の障害を引き起こす要因について比較判定を行う要素はこれらに限らない。例えば、代替セクター処理が実行されてデータが書き込まれた代替セクター数と基準値とを比較し、上記と同様の判定処理を行う構成とすることができる、「代替セクター処理」とは、データを書き込もうとしているセクターに障害がある場合、替わりに他のセクターに割り当てる処理である。したがって、代替セクター数が多いほど、そのHDDにおいて障害があるセクター(不良セクター)が多いことを表している。
また、比較判定部14において設定されている基準値は、固定値ではなく、あらかじめ使用者によって任意の値に設定あるいは変更可能としてもよい。このような構成の場合、使用者により基準値を入力可能な入力手段と、入力手段で入力された基準値を取得する基準値取得部(いずれも図示せず)を備える構成とすることができる。
また、表示部15に報知画面を表示するかしないかを、使用者により選択可能な第1の選択手段をさらに備える構成とすることができる。
また、表示部15に表示する報知画面の表示内容を、使用者により選択可能な第2の選択手段をさらに備える構成とすることができる。例えば、使用環境の温度が不適切な場合の報知画面のみを表示部15に表示するよう選択する構成とすることができる。このような構成とすることで、使用者が表示したい報知画面のみを表示させることができ、不要な報知画面を表示させないようにすることができる。
また、表示部15に報知画面を自動的に表示するか、自動的に表示せず使用者が基準値を超えたかどうか確認したい場合のみ、使用者に対して任意に報知画面を表示するかを選択させる第3の選択手段を備える構成とすることができる。
また、パソコンの場合では制御部12、比較判定部14、および電源設定取得部16は、CPU(中央演算処理装置)およびCPUがHDD10から読み出して実行するプログラムに相当する。また、HDD状態記録部13は、HDD10のディスクに割り当てられた記憶領域に相当する。また、表示部15は、パソコンに内蔵または外部接続されたディスプレイに相当する。そして、HDD状態監視部11(S.M.A.R.T.情報を取得する手段)を含むハードウェアによって使用環境の監視、報知、あるいは上記の電源設定監視、報知を実行する。また、基準値取得部および上記の選択手段は、CPU(中央演算処理装置)、CPUがHDDから読み出して実行するプログラム、および表示部であるディスプレイによって実現することができる。
また、本実施の形態におけるHDD状態監視部11は、本発明における監視部の一例である。また、本実施の形態におけるHDD状態記録部13は、本発明における履歴記録部の一例である。また、本実施の形態における表示部15は、本発明における報知部の一例である。また、本実施の形態におけるS.M.A.R.T.情報および履歴情報は、本発明における履歴および履歴情報の一例である。
本発明にかかる情報処理装置は、ハードディスクドライブ(HDD)の使用環境の履歴を記録することにより、HDDの一瞬の状態ではなく使用環境の履歴が所定の基準値を超えた場合に、使用者に注意を促すための画面を表示し、使用者により長くHDDを使用してもらうことができるという効果を有し、HDDの使用環境について注意を促すシステム等として有用である。
本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)の使用環境を判定して、所定の基準値を超えた場合に、使用者に対して注意を促すために報知を行うことができる情報処理装置、および情報処理方法に関するものである。
近年、HDDは、大容量化に伴い、パソコンやテレビジョン受像機などの様々な製品に利用されている。一方、HDDは、外部から加わる振動や熱に対する耐性が低く、強い振動が加わったり高温状態になったりすると故障してしまう可能性が高い。このようなHDDの故障を極力回避するために、振動センサや温度センサ等を用いてHDDの使用状態や使用環境を監視し、HDDの状態が悪化すれば使用者に対して注意を促す報知を行うことが行われてきた。このような報知を行うことにより、使用者はデータのバックアップやHDDの交換などの対応ができる。
特許文献1および2には、各種センサを用いてHDDの状態を監視し、HDDの状態が悪化したことを使用者に報知する構成が開示されている。また、特許文献3には、マイクロホンで磁気ディスク装置の機械的可動部の音を採取し、採取した音に基づき磁気ディスク装置の故障予測を行う構成が開示されている。
図4は、従来の情報処理システムのブロック図を示す。図4に示す情報処理システムは、まず、各種センサ41によりHDDの動作環境の変化を検知する。制御部42は、各種センサ41において検知した結果を確認し、HDDの障害を誘発する可能性があるかどうか判定する。制御部42は、その判定結果に応じて、表示部43に対して所定の報知画面を表示するよう制御する。例えば、制御部42において、HDDの障害を誘発する可能性があると判定されれば、表示部43に所定のメッセージを含む報知画面を表示するよう制御する。これにより、使用者に対して注意を促し、使用環境の変化に起因してHDDが故障することを抑止している。
特開2003−345627号公報 特開平10−318804号公報 特開2001−92688号公報
しかしながら上記の従来の構成では、制御部42は、各種センサ41において動作環境の変化を検出した時点のみの情報に基づき異常の有無を判断していたので、一時的にHDDの温度が基準値を超えてしまったり、一時的にHDDに振動が加わったりした場合、表示部43に頻繁に報知画面が表示されてしまう。すなわち、HDDに異常が生じる程度の温度や振動ではない場合にも、表示部43に頻繁に報知画面が表示されてしまい、本装置を用いた入力作業等に支障を来してしまう。
本発明は、使用環境の一時的な状態変化ではなく、HDDの使用状況や使用環境の履歴に基づきHDDの異常の有無を判断することで、使用者に対する不要な報知が頻繁に行われることを防止し、使い勝手を向上させることができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記所定の条件は、任意の条件に変更可能であり、前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御するものである。
本発明の第2の情報処理装置は、ハードディスクドライブの温度を監視する監視部と、前記監視部で監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントする比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御するものである。
本発明の第3の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力し、所定の時間経過後、または情報処理装置の電源が切られた場合に、前記履歴をリセットするよう制御するものである。
本発明の第1の情報処理方法は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含み、前記所定の条件は、任意の条件に変更可能である。
本発明の第2の情報処理方法は、ハードディスクドライブの温度を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている温度と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含み、前記比較ステップは、前記監視ステップで監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する。
本発明の第3の情報処理方法は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップと、所定の時間経過後、または情報処理装置の電源が切られた場合に、前記履歴をリセットするリセットステップとを含み、前記比較ステップは、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力する。
本発明によれば、使用者に対する不要な報知が頻繁に行われることを防止し、使い勝手を向上させることができる。
本発明の実施の形態における情報処理装置のブロック図 本実施の形態における比較判定方法の動作の流れを示すフローチャート 本実施の形態における判定結果が画面表示された情報処理装置の斜視図 従来の情報処理システムのブロック図
(1)本発明の第1の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記所定の条件は、任意の条件に変更可能であり、前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御するものである。
(2)本発明の第2の情報処理装置は、ハードディスクドライブの温度を監視する監視部と、前記監視部で監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントする比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御するものである。
(3)本発明の第1の情報処理装置において、前記監視部は、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、前記比較判定部は、前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、前記制御部は、前記振動の回数が前記第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する構成とすることができる。
(4)本発明の第1の情報処理装置において、前記監視部は、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、前記比較判定部は、前記監視部で監視されている通電時間と第4の所定値とを比較し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えたか否かを判断し、前記制御部は、前記通電時間が前記第4の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する構成とすることができる。
(5)本発明の第1の情報処理装置において、前記監視部は、所定時間毎に監視を実行する構成とすることができる。
(6)本発明の第1の情報処理装置において、前記報知部は、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示することができる表示部で構成することができる。
(7)本発明の第1の情報処理装置は、前記ハードディスクドライブの使用環境の履歴を判定するための基準値を取得する基準値取得部を、さらに備えた構成とすることができる。
(8)本発明の第1の情報処理装置は、前記報知部において比較結果を出力するかしないか選択可能な第1の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
(9)本発明の第1の情報処理装置は、前記報知部において出力する比較結果の内容を選択可能な第2の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
(10)本発明の第1の情報処理装置は、前記報知部において比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能な第3の選択手段を、さらに備えた構成とすることができる。
(11)本発明の第1の情報処理装置は、本装置の電源設定情報を取得する電源設定取得部を、さらに備え、前記制御部は、前記電源設定取得部が取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう前記報知部を制御する構成とすることができる。
(12)本発明の第3の情報処理装置は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力し、所定の時間経過後、または情報処理装置の電源が切られた場合に、前記履歴をリセットするよう制御する構成とすることができる。
(13)本発明の第1の情報処理方法は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含み、前記所定の条件は、任意の条件に変更可能である。
(14)本発明の第2の情報処理方法は、ハードディスクドライブの温度を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている温度と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含み、前記比較ステップは、前記監視ステップで監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法である。
(15)本発明の第1の情報処理方法において、前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、前記比較ステップは、前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、前記振動の回数が第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法とすることができる。
(16)本発明の第1の情報処理方法において、前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、前記比較ステップは、前記監視ステップで監視されている通電時間と第4の所定値とを比較し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えたか否かを判断し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する方法とすることができる。
(17)本発明の第1の情報処理方法において、前記監視ステップは、所定時間毎に監視を実行する方法とすることができる。
(18)本発明の第1の情報処理方法において、前記報知ステップでは、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示部に表示することができる方法とすることができる。
(19)本発明の第1の情報処理方法は、前記ハードディスクドライブの使用環境または使用状況の履歴と比較するための条件を取得する条件取得ステップを含む方法とすることができる。
(20)本発明の第1の情報処理方法において、前記報知ステップにおける比較結果を出力するかしないかを選択可能である方法とすることができる。
(21)本発明の第1の情報処理方法は、前記報知ステップにおいて出力する比較結果の内容を選択可能である方法とすることができる。
(22)本発明の第1の情報処理方法は、前記報知ステップにおいて比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能である方法とすることができる。
(23)本発明の第1の情報処理方法は、使用者の電源設定情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう制御する制御ステップとを、さらに備えた方法とすることができる。
(24)本発明の第3の情報処理方法は、ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップと、所定の時間経過後、または情報処理装置の電源が切られた場合に、前記履歴をリセットするリセットステップとを含み、前記比較ステップは、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の情報処理装置のブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の情報処理装置は、HDD状態監視部11を備えたHDD10、制御部12、HDD状態記録部13、比較判定部14、表示部15、および電源設定取得部16を備えている。
HDD状態監視部11は、HDD10に含まれている。また、HDD状態監視部11は、HDD10の使用環境を監視し、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis And Reporting Technology)情報を取得することができる。S.M.A.R.T.情報には、HDD10の累積通電時間または連続通電時間、HDD10の通電回数、HDD10の内部温度、HDD10の代替セクター数などの情報が含まれる。以下、S.M.A.R.T.情報を「履歴情報」と称する。
制御部12は、HDD状態監視部11、HDD状態記録部13、比較判定部14、表示部15、および電源設定取得部16の動作を制御する。
HDD状態記録部13は、HDD状態監視部11で取得した履歴情報を所定の記録領域に記録する。本実施の形態では、HDD状態記録部13は、履歴情報をレジストリ領域に記録する構成とした。なお、履歴情報を記録する領域は、レジストリ領域に限らず、履歴情報をファイル形式に変換し、ファイル形式に変換した履歴情報を情報処理装置内に配されたメモリなどに記録する構成であってもよい。
比較判定部14は、HDD状態記録部13で記録された履歴情報を読み出して、所定の基準値(条件)と比較する。また、比較判定部14は、履歴情報に含まれる各数値が基準値を超えているか否かを判定する。
表示部15は、制御部12からの制御により、文字情報や図形情報を表示することができる。本実施の形態では、制御部12が、比較判定部14における判定結果に基づき、HDD10あるいはそれを含むパソコンが不適切な環境下で使用されていることを、文字情報あるいは図形情報などで表示部15に表示するよう制御している。なお、表示部15は、ノート型パソコンに搭載されている液晶ディスプレイや、ノート型パソコンやデスクトップ型パソコンに外部接続されているディスプレイに相当する。
電源設定取得部16は、情報処置装置において設定されている電源設定の情報を取得する。電源設定情報には、情報処置装置のアイドル状態が設定されている時間継続すると休止状態に移行する設定情報が含まれている。なお、「休止状態」または「休止機能」とは、情報処理装置の作業状態の情報をHDDに保存して、情報処理装置の電源を自動的に切る機能のことである。休止状態から復帰する際は、HDDから作業状態の情報を読み出し、電源を切る直前の作業状態から作業を再開することができる。アイドル状態の時間(休止状態に移行するまでの時間)は、使用者が任意の値に設定することができる。
以下、情報処理装置の動作について説明する。
まず、HDD状態監視部11は、HDD10の動作状態(本実施の形態では、温度変化、振動、連続通電時間)を常に監視し、監視することにより得た動作状態の情報を蓄積している。
制御部12は、HDD状態監視部11に対して、一定間隔あるいは任意のタイミングで現在のHDD10の動作状態を要求する。HDD状態監視部11は、制御部12からの要求に基づき、HDD10の動作状態の情報を含む履歴情報を制御部12に送る。制御部12は、HDD状態監視部11から送られた履歴情報を、所定の記録領域に記録するようHDD状態記録部13に命令を送る。HDD状態記録部13は、制御部12からの命令に基づき、履歴情報を所定の記録領域(本実施の形態ではレジストリ領域)に記録する。次に、制御部12は、HDD状態記録部13によって記録された履歴情報を読み出し、比較判定部14に送る。比較判定部14は、制御部12から送られる履歴情報に含まれる数値と所定の基準値とを比較する。比較判定部14は、履歴情報に含まれる数値が所定の基準値を超える場合、フラグを立てる。なお、比較判定部14における比較判定処理は、予め設定されているタイミング(例えば毎時0分)、あるいは使用者により比較判定処理の実行命令が入力された場合に実行される。
図2は、実施の形態に係る比較判定方法のフローチャートである。図2に示すように、比較判定部14は、比較判定処理を開始すると、温度フラグ、振動フラグ、通電時間フラグの各使用環境のフラグを「0」にセットする(S11)。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる温度情報を参照し、温度情報と予め設定されている基準値とを比較する。次に、温度情報が基準値Tを超えた回数F1をカウントする。次に、カウントした回数F1と基準回数N(Nは任意の値。本実施の形態ではN=2)とを比較する。なお、基準値Tは、本発明の第1の所定値の一例である。また、基準回数Nは、本発明の第2の所定値の一例である(S12)。
比較判定部14は、回数F1が基準回数Nを超えていると判定した場合は、温度フラグを「1」にセットする(S13)。また、比較判定部14は、回数F1が基準回数Nを超えていないと判定した場合は、温度フラグは「0」のままとする。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる振動情報を参照し、振動の回数F2と基準回数M(Mは任意の値。本実施の形態ではM=1)とを比較する。なお、基準回数Mは、本発明の第3の所定値の一例である(S14)。
なお、振動の回数は、振動センサが感知した回数でもよいし、振動の大きさが所定のレベルを超えた場合のみの回数としてもよい。
比較判定部14は、回数F2が基準回数Mを超えていると判定した場合は、振動フラグを「1」にセットする(S15)。また、比較判定部14は、回数F2が基準回数Mを超えていないと判定した場合は、振動フラグは「0」のままとする。
次に、比較判定部14は、履歴情報に含まれる連続通電時間情報を参照し、連続通電時間が基準値E(本実施の形態ではE=24時間)を超えているか否かを判定する。なお、基準値Eは、本発明の第4の所定値の一例である(S16)。
比較判定部14は、連続通電時間が基準値Eを超えていると判定した場合は、通電時間フラグを「1」にセットする(S17)。また、比較判定部14は、連続通電時間が基準値Eを超えていないと判定した場合は、通電時間フラグは「0」のままとする。
以上により比較判定部14における比較判定処理を終了する。なお、図2に示す比較判定処理では、温度、振動、通電時間の順に比較判定処理を実行したが、この順序に限定されない。
なお、カウントした回数は、所定の時間毎あるいは情報処理装置の電源が切られた場合に、リセットする(0にする)構成としてもよい。
図1に戻り、制御部12は、比較判定部14でセットされた使用環境のフラグを参照し、温度フラグ、振動フラグ、通電時間フラグのうち少なくとも1つのフラグが「1」にセットされている場合、表示部15に報知画面を表示するよう制御する。表示部15は、制御部12からの制御により、HDD10が不適切な環境下で使用されていることを使用者に報知する報知画面を表示する。
図3は、情報処理装置の一例であるノート型パソコンの外観を示し、表示部15に報知画面が表示された状態を示す。図3に示す表示例は、温度フラグが「1」となっている時に表示される報知画面である。
なお、表示部15に表示する報知画面は、「1」にセットされているフラグの種別に対応した画面とすることができる。例えば、振動フラグが「1」にセットされている場合は、「使用環境における振動が多いため、HDDが壊れる可能性があります」と表示することができる。また、複数のフラグが「1」にセットされている場合は、「1」にセットされているフラグに対応した複数のメッセージを含む報知画面を表示することができる。
また、本実施の形態では、表示部15に報知画面を表示する構成としたが、情報処理装置にスピーカーが内蔵されている場合は音や音声で報知する構成としてもよい。また、情報処理装置に発光ダイオードを搭載し、発光ダイオードを発光させることで報知する構成としてもよい。
また、図1に示す電源設定取得部16は、ノート型パソコンの場合、アイドル状態になってから休止状態に移行するまでの設定時間の情報を取得する。ここで、設定時間が短く設定されている場合(例えば1分程度)、使用者がノート型パソコンをアイドル状態で持ち運んでいるときなど、使用者が気づかないうちに設定時間が経過して休止状態に入るための処理(休止状態に入る直前の作業状態の情報をHDD10に書き込む処理)が実行される。休止状態に入るための処理が実行されている時、ノート型パソコンに大きな衝撃や振動を与えてしまえば、HDD10の故障の原因になる。
そこで、制御部12は、電源設定取得部16から取得した設定時間の情報を比較判定部14に送る。比較判定部14は、制御部12から送られる設定時間の情報と予め設定されている基準時間とを比較する。比較判定部14は、設定時間と基準時間との比較の結果、設定時間が基準時間よりも短い場合、その比較結果を制御部12に送る。制御部12は、比較判定部14から送られる比較結果に基づき、表示部15に報知画面を表示するよう制御する。表示部15は、制御部12からの制御に基づき報知画面を表示する。この時、表示部15に表示される報知画像は、電源設定内容がHDD10の故障の原因になる影響を及ぼす可能性があることを示す内容を含む。すなわち、設定時間が基準時間よりも短い場合、休止状態に入るための処理が頻繁に実行される可能性が高くなるため、使用者に対して報知画面を通じてノート型パソコンに振動や衝撃を与えないよう報知する。ただし、設定時間が0の場合、すなわちアイドル状態が継続しても休止状態に移行しない場合は、報知しない。
以上のように本実施の形態によれば、HDD10の使用状況や使用環境の履歴情報を記録することにより、HDD10の一時的な状況変化や環境変化により頻繁に表示部15に報知画像が表示されることを防ぎ、使用状況や使用環境の履歴情報に基づき必要な報知のみを行うことができる。
なお、本実施の形態において、比較判定部14は、HDD状態監視部11から取得した温度情報、振動情報、通電時間情報を基準値と比較し、HDD10の障害を引き起こす要因となるか否かを判定する構成としたが、HDD10の障害を引き起こす要因について比較判定を行う要素はこれらに限らない。例えば、代替セクター処理が実行されてデータが書き込まれた代替セクター数と基準値とを比較し、上記と同様の判定処理を行う構成とすることができる、「代替セクター処理」とは、データを書き込もうとしているセクターに障害がある場合、替わりに他のセクターに割り当てる処理である。したがって、代替セクター数が多いほど、そのHDDにおいて障害があるセクター(不良セクター)が多いことを表している。
また、比較判定部14において設定されている基準値は、固定値ではなく、あらかじめ使用者によって任意の値に設定あるいは変更可能としてもよい。このような構成の場合、使用者により基準値を入力可能な入力手段と、入力手段で入力された基準値を取得する基準値取得部(いずれも図示せず)を備える構成とすることができる。
また、表示部15に報知画面を表示するかしないかを、使用者により選択可能な第1の選択手段をさらに備える構成とすることができる。
また、表示部15に表示する報知画面の表示内容を、使用者により選択可能な第2の選択手段をさらに備える構成とすることができる。例えば、使用環境の温度が不適切な場合の報知画面のみを表示部15に表示するよう選択する構成とすることができる。このような構成とすることで、使用者が表示したい報知画面のみを表示させることができ、不要な報知画面を表示させないようにすることができる。
また、表示部15に報知画面を自動的に表示するか、自動的に表示せず使用者が基準値を超えたかどうか確認したい場合のみ、使用者に対して任意に報知画面を表示するかを選択させる第3の選択手段を備える構成とすることができる。
また、パソコンの場合では制御部12、比較判定部14、および電源設定取得部16は、CPU(中央演算処理装置)およびCPUがHDD10から読み出して実行するプログラムに相当する。また、HDD状態記録部13は、HDD10のディスクに割り当てられた記憶領域に相当する。また、表示部15は、パソコンに内蔵または外部接続されたディスプレイに相当する。そして、HDD状態監視部11(S.M.A.R.T.情報を取得する手段)を含むハードウェアによって使用環境の監視、報知、あるいは上記の電源設定監視、報知を実行する。また、基準値取得部および上記の選択手段は、CPU(中央演算処理装置)、CPUがHDDから読み出して実行するプログラム、および表示部であるディスプレイによって実現することができる。
また、本実施の形態におけるHDD状態監視部11は、本発明における監視部の一例である。また、本実施の形態におけるHDD状態記録部13は、本発明における履歴記録部の一例である。また、本実施の形態における表示部15は、本発明における報知部の一例である。また、本実施の形態におけるS.M.A.R.T.情報および履歴情報は、本発明における履歴および履歴情報の一例である。
本発明にかかる情報処理装置および情報処理方法は、ハードディスクドライブ(HDD)の使用環境の履歴を記録することにより、HDDの一瞬の状態ではなく使用環境の履歴が所定の基準値を超えた場合に、使用者に注意を促すための画面を表示し、使用者により長くHDDを使用してもらうことができるという効果を有し、HDDの使用環境について注意を促すシステム等として有用である。
10 HDD
11 HDD状態監視部
12 制御部
13 HDD状態記録部
14 比較判定部
15 表示部
16 電源設定取得部

Claims (22)

  1. ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視部と、
    前記監視部で監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する履歴記録部と、
    前記履歴記録部に記録されている履歴と所定の条件とを比較する比較判定部と、
    前記比較判定部における比較結果を出力することができる報知部と、
    前記比較判定部における比較結果に基づき、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記履歴が前記所定の条件を満たしている場合に、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、情報処理装置。
  2. 前記監視部は、前記ハードディスクドライブの温度を監視し、
    前記比較判定部は、前記監視部で監視されている温度と第1の所定値とを比較し、前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、
    前記制御部は、前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記監視部は、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、
    前記比較判定部は、前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、
    前記制御部は、前記振動の回数が前記第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記監視部は、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、
    前記比較判定部は、前記監視部で監視されている通電時間と第4の所定値とを比較し、前記通電時間が前記第4の所定値を超えたか否かを判断し、
    前記制御部は、前記通電時間が前記第4の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記監視部は、所定時間毎に監視を実行する、請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記報知部は、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示することができる表示部で構成されている、請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記ハードディスクドライブの使用環境の履歴を判定するための基準値を取得する基準値取得部を、さらに備えた、請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記報知部において比較結果を出力するかしないか選択可能な第1の選択手段を、さらに備えた、請求項1記載の情報処理装置。
  9. 前記報知部において出力する比較結果の内容を選択可能な第2の選択手段を、さらに備えた、請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記報知部において比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能な第3の選択手段を、さらに備えた、請求項1記載の情報処理装置。
  11. 本装置の電源設定情報を取得する電源設定取得部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記電源設定取得部が取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう前記報知部を制御する、請求項1記載の情報処理装置。
  12. ハードディスクドライブの使用環境または使用状況を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップで監視されている使用環境または使用状況の履歴を記録する記録ステップと、
    前記履歴と所定の条件とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較の結果を出力する報知ステップとを含む、情報処理方法。
  13. 前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの温度を監視し、
    前記比較ステップは、
    前記監視ステップで監視されている温度と第1の所定値とを比較し、
    前記温度が前記第1の所定値を超えた回数をカウントし、
    前記回数が第2の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項12記載の情報処理方法。
  14. 前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの振動を監視し、
    前記比較ステップは、
    前記振動の回数が第3の所定値を超えたか否かを判定し、
    前記振動の回数が第3の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項12記載の情報処理方法。
  15. 前記監視ステップは、前記ハードディスクドライブの通電時間を監視し、
    前記比較ステップは、
    前記監視ステップで監視されている通電時間と第4の所定値とを比較し、
    前記通電時間が前記第4の所定値を超えたか否かを判断し、
    前記通電時間が前記第4の所定値を超えた場合、前記報知部に対して比較結果を出力するよう制御する、請求項12記載の情報処理方法。
  16. 前記監視ステップは、所定時間毎に監視を実行する、請求項12記載の情報処理装置。
  17. 前記報知ステップでは、前記比較結果の内容を含む報知画面を表示部に表示することができる、請求項12記載の情報処理装置。
  18. 前記ハードディスクドライブの使用環境または使用状況の履歴と比較するための条件を取得する条件取得ステップを含む、請求項12記載の情報処理方法。
  19. 前記報知ステップにおける比較結果を出力するかしないかを選択可能である、請求項12記載の情報処理方法。
  20. 前記報知ステップにおいて出力する比較結果の内容を選択可能である、請求項12記載の情報処理方法。
  21. 前記報知ステップにおいて比較結果を自動的に出力するか、所定の操作が行われた場合に比較結果を出力するかを選択可能である、請求項12記載の情報処理方法。
  22. 使用者の電源設定情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得した電源設定情報を確認し、前記ハードディスクドライブに故障の原因になる影響を与える可能性がある電源設定情報が含まれている場合に、報知出力を行うよう制御する制御ステップとを、さらに備えた請求項12記載の情報処理方法。
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