JP2638381B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
モータ駆動装置Info
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- JP2638381B2 JP2638381B2 JP4111521A JP11152192A JP2638381B2 JP 2638381 B2 JP2638381 B2 JP 2638381B2 JP 4111521 A JP4111521 A JP 4111521A JP 11152192 A JP11152192 A JP 11152192A JP 2638381 B2 JP2638381 B2 JP 2638381B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置にお
ける原稿画像の読取走査時に原稿を副走査方向へ移送さ
せたり、或いは印字出力時に記録紙を繰出給送するよう
な駆動装置に適するモータ駆動装置に関する。
ける原稿画像の読取走査時に原稿を副走査方向へ移送さ
せたり、或いは印字出力時に記録紙を繰出給送するよう
な駆動装置に適するモータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、原稿画像をファ
インモードで読取走査する場合に、副走査方向への原稿
送り量を、通常モード時の原稿送り量の1/2にする必
要がある。従って、原稿送りに使用されるステッピング
モータのモータ駆動装置としては、ファクシミリの通常
モードでは2相励磁が適用されるものの、ファインモー
ドでは1−2相励磁を行わなければならない。而して、
従来のモータ駆動装置では、モータの1−2相励磁を行
う場合において、1相励磁時間と2相の励磁時間がハー
ド構成によって同一時間に設定されている等、1相励磁
と2相励磁の時間比率は固定されていたのが実情であっ
た。
インモードで読取走査する場合に、副走査方向への原稿
送り量を、通常モード時の原稿送り量の1/2にする必
要がある。従って、原稿送りに使用されるステッピング
モータのモータ駆動装置としては、ファクシミリの通常
モードでは2相励磁が適用されるものの、ファインモー
ドでは1−2相励磁を行わなければならない。而して、
従来のモータ駆動装置では、モータの1−2相励磁を行
う場合において、1相励磁時間と2相の励磁時間がハー
ド構成によって同一時間に設定されている等、1相励磁
と2相励磁の時間比率は固定されていたのが実情であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、次のような難点を生じていた。即ち、モ
ータの駆動回転に際してはファクシミリ装置の画像読取
走査等に支障を与えないように、モータの機械的振動を
極力抑制する必要があるが、このモータの機械的振動
は、モータが組み込まれるファクシミリ装置の機械構造
とモータの励磁時間とが密接に関連するものである。従
って、従来の例えば1−2相の両相の励磁時間比率が
1:1の等間隔に設定されたモータが、ある特定機種の
ファクシミリ装置に使用されたときには、さほど大きな
モータ振動が発生しない場合であっても、構造が異なる
他の機種のファクシミリ装置に適用すると、ファクシミ
リ装置の機械特性との関連において大きな振動を生じる
場合がある。
来のものでは、次のような難点を生じていた。即ち、モ
ータの駆動回転に際してはファクシミリ装置の画像読取
走査等に支障を与えないように、モータの機械的振動を
極力抑制する必要があるが、このモータの機械的振動
は、モータが組み込まれるファクシミリ装置の機械構造
とモータの励磁時間とが密接に関連するものである。従
って、従来の例えば1−2相の両相の励磁時間比率が
1:1の等間隔に設定されたモータが、ある特定機種の
ファクシミリ装置に使用されたときには、さほど大きな
モータ振動が発生しない場合であっても、構造が異なる
他の機種のファクシミリ装置に適用すると、ファクシミ
リ装置の機械特性との関連において大きな振動を生じる
場合がある。
【0004】ところが、従来では、1−2相の両相の励
磁比率がハード的に固定されているために、構造が異な
る複数種類のファクシミリ装置に使用する場合に、それ
ら各ファクシミリ装置の機械特性に応じて、1−2相の
励磁比率を変更するようなことができない。その結果、
従来では、ファクシミリ装置の機械特性と励磁比率との
不適合に原因してモータ駆動装置やその周辺各部に大き
な振動が生じ、原稿画像の読取走査精度が悪化したり、
或いは記録紙に印字出力される画質が低下する等の難点
が発生していた。特に、ファクシミリ装置においてモー
タの1−2相励磁が行われるのは、通常時よりも良好な
画質が要求されるファインモード時であるから、上記1
−2相励磁時の振動に原因する画質劣化を防止する必要
性が一層高かった。
磁比率がハード的に固定されているために、構造が異な
る複数種類のファクシミリ装置に使用する場合に、それ
ら各ファクシミリ装置の機械特性に応じて、1−2相の
励磁比率を変更するようなことができない。その結果、
従来では、ファクシミリ装置の機械特性と励磁比率との
不適合に原因してモータ駆動装置やその周辺各部に大き
な振動が生じ、原稿画像の読取走査精度が悪化したり、
或いは記録紙に印字出力される画質が低下する等の難点
が発生していた。特に、ファクシミリ装置においてモー
タの1−2相励磁が行われるのは、通常時よりも良好な
画質が要求されるファインモード時であるから、上記1
−2相励磁時の振動に原因する画質劣化を防止する必要
性が一層高かった。
【0005】尚、従来において、モータ振動を防止する
策としては、ファクシミリ装置の機種に応じて所望の励
磁比率を個別に設定したモータ駆動装置をファクシミリ
装置の機種と同数種類だけ準備し、これを各ファクシミ
リ装置に個別に組み込むことも適用されていたが、これ
ではその製造効率が悪く、製造コストが嵩むという難点
があった。また、このような難点はファクシミリ装置の
みならず、スキャナーやプリンター機器等においても生
じていた。
策としては、ファクシミリ装置の機種に応じて所望の励
磁比率を個別に設定したモータ駆動装置をファクシミリ
装置の機種と同数種類だけ準備し、これを各ファクシミ
リ装置に個別に組み込むことも適用されていたが、これ
ではその製造効率が悪く、製造コストが嵩むという難点
があった。また、このような難点はファクシミリ装置の
みならず、スキャナーやプリンター機器等においても生
じていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、複数種類のファクシミリ装置等をその使用対象とす
るような場合であっても、それらの装置に大きな振動を
発生させず、一種類のモータ駆動装置で複数種類のファ
クシミリ装置等に共用できるようにすることを、その目
的としている。
で、複数種類のファクシミリ装置等をその使用対象とす
るような場合であっても、それらの装置に大きな振動を
発生させず、一種類のモータ駆動装置で複数種類のファ
クシミリ装置等に共用できるようにすることを、その目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るモータ駆動装置は、所定の励
磁比率の1−2相用の励磁相を発生させる第1の励磁相
発生回路と、この第1の励磁相発生回路から出力される
励磁相に基づいてその励磁相とは異なる励磁比率の1−
2相用の励磁相を生成する第2の励磁相発生回路とを具
備し、これら第1及び第2の両励磁相発生回路で発生さ
れる励磁相のうち選択された何れかの励磁相をドライバ
ー側へ出力するように構成されている。
に提案された本発明に係るモータ駆動装置は、所定の励
磁比率の1−2相用の励磁相を発生させる第1の励磁相
発生回路と、この第1の励磁相発生回路から出力される
励磁相に基づいてその励磁相とは異なる励磁比率の1−
2相用の励磁相を生成する第2の励磁相発生回路とを具
備し、これら第1及び第2の両励磁相発生回路で発生さ
れる励磁相のうち選択された何れかの励磁相をドライバ
ー側へ出力するように構成されている。
【0008】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るモータ駆動
装置においては、第1の励磁相発生回路で所定の励磁比
率の1−2相励磁用の励磁相が生成できるとともに、第
2の励磁相発生回路では、前記励磁相に基づきそれとは
異なる励磁比率の1−2相励磁用の励磁相が生成でき、
これらのうち何れか選択された方の励磁相がドライバー
側へ供給されることとなる。従って、かかるモータ駆動
装置を複数種類のファクシミリ装置等に使用する場合に
は、それら各装置の機械特性に応じ、二つの励磁相発生
回路で各々生成される励磁比率の異なる励磁相のうち、
振動防止に好ましい側の励磁相を選択することにより、
モータ振動を抑制することが可能となる。その結果、一
種類のモータ駆動装置を多種類のファクシミリ装置等に
共用することが可能となる。
装置においては、第1の励磁相発生回路で所定の励磁比
率の1−2相励磁用の励磁相が生成できるとともに、第
2の励磁相発生回路では、前記励磁相に基づきそれとは
異なる励磁比率の1−2相励磁用の励磁相が生成でき、
これらのうち何れか選択された方の励磁相がドライバー
側へ供給されることとなる。従って、かかるモータ駆動
装置を複数種類のファクシミリ装置等に使用する場合に
は、それら各装置の機械特性に応じ、二つの励磁相発生
回路で各々生成される励磁比率の異なる励磁相のうち、
振動防止に好ましい側の励磁相を選択することにより、
モータ振動を抑制することが可能となる。その結果、一
種類のモータ駆動装置を多種類のファクシミリ装置等に
共用することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るモータ駆動装置の
ハード構成の一例を示すブロック図である。同図に示す
モータ駆動装置は、例えばファクシミリ装置の原稿送り
又は記録紙の紙送りに適用されるステッピングモータ
1、このステッピングモータ1に駆動用電力を供給する
ドライバー2、このドライバー2にセレクタ3を介して
所望の励磁相を供給する第1及び第2の励磁相発生回路
4、5、これら二つの励磁相発生回路4、5に所望のパ
ルスレートのクロックを供給するクロック発生回路6、
このクロック発生回路6と第2の励磁相発生回路5との
両者間に設けられた可変励磁制御信号発生回路7、及び
データレジスタ8等から構成されている。ここで、デー
タレジスタ8は、ファクシミリ装置のCPU(信号処理
部)からの指令信号を受信し、上記各部に後述する各種
の制御コマンドを送信するものである。
して説明する。図1は、本発明に係るモータ駆動装置の
ハード構成の一例を示すブロック図である。同図に示す
モータ駆動装置は、例えばファクシミリ装置の原稿送り
又は記録紙の紙送りに適用されるステッピングモータ
1、このステッピングモータ1に駆動用電力を供給する
ドライバー2、このドライバー2にセレクタ3を介して
所望の励磁相を供給する第1及び第2の励磁相発生回路
4、5、これら二つの励磁相発生回路4、5に所望のパ
ルスレートのクロックを供給するクロック発生回路6、
このクロック発生回路6と第2の励磁相発生回路5との
両者間に設けられた可変励磁制御信号発生回路7、及び
データレジスタ8等から構成されている。ここで、デー
タレジスタ8は、ファクシミリ装置のCPU(信号処理
部)からの指令信号を受信し、上記各部に後述する各種
の制御コマンドを送信するものである。
【0010】クロック発生回路6は、他の回路から供給
されてくる内部クロックの信号を分周カウンタ6aで分
周することによりパルスレートが異なる複数種類のクロ
ック信号を生成するものである。即ち、図2(a)の内
部クロック信号を分周することにより、例えば同図
(b)〜(f)に示すようにパルスレートが相違する7
種類のクロック信号1〜7(同図ではクロック信号の一
部を省略している)を生成する。また、クロック発生回
路6は、前記7種類のクロック信号1〜7のうち、2種
類のクロック信号をセレクタ6bから出力するが、その
クロック信号の選択はデータレジスタ8からの制御コマ
ンドによりなされ、この選択された2つの信号がクロッ
ク信号CLK1、CLK2として出力されるように構成
されている。尚、図3の(a)、(b)に示すように、
一方のクロック信号CLK2の周期は、例えば他方のC
LK1の周期の1/4となるように予めそのレート比率
が設定されている。従って、一方のクロック信号CLK
1を選択すれば、他方のクロック信号CLK2が必然的
に決定される。
されてくる内部クロックの信号を分周カウンタ6aで分
周することによりパルスレートが異なる複数種類のクロ
ック信号を生成するものである。即ち、図2(a)の内
部クロック信号を分周することにより、例えば同図
(b)〜(f)に示すようにパルスレートが相違する7
種類のクロック信号1〜7(同図ではクロック信号の一
部を省略している)を生成する。また、クロック発生回
路6は、前記7種類のクロック信号1〜7のうち、2種
類のクロック信号をセレクタ6bから出力するが、その
クロック信号の選択はデータレジスタ8からの制御コマ
ンドによりなされ、この選択された2つの信号がクロッ
ク信号CLK1、CLK2として出力されるように構成
されている。尚、図3の(a)、(b)に示すように、
一方のクロック信号CLK2の周期は、例えば他方のC
LK1の周期の1/4となるように予めそのレート比率
が設定されている。従って、一方のクロック信号CLK
1を選択すれば、他方のクロック信号CLK2が必然的
に決定される。
【0011】第1の励磁相発生回路4は、前記一方のク
ロック信号CLK1に基づいて所定の励磁相を生成する
ものであるが、その励磁相の種類としては、2相用の励
磁相S、及び1−2相用の励磁相S1の二種類の励磁相
を生成するように構成されている。図4は、かかる第1
の励磁相発生回路4から出力される1−2相用の励磁相
S1の各パルスA〜Dの一例を示すものである。同図に
示す励磁相S1では、1相励磁時間と2相励磁時間が等
しく、その励磁比率が1:1となっている。
ロック信号CLK1に基づいて所定の励磁相を生成する
ものであるが、その励磁相の種類としては、2相用の励
磁相S、及び1−2相用の励磁相S1の二種類の励磁相
を生成するように構成されている。図4は、かかる第1
の励磁相発生回路4から出力される1−2相用の励磁相
S1の各パルスA〜Dの一例を示すものである。同図に
示す励磁相S1では、1相励磁時間と2相励磁時間が等
しく、その励磁比率が1:1となっている。
【0012】可変励磁制御信号発生回路7は、1−2相
励磁の励磁比率を変更するのに必要な可変励磁制御信号
を生成するためのもので、2ビットカウンタ7a、デコ
ーダ7b、及びセレクタ7c等から構成されている。こ
の可変励磁制御信号発生回路7では、図3(b)に示し
たクロック信号CLK2から、同図(c)〜(e)に示
す例えば三種類の可変励磁制御信号1〜3が生成され、
これら各信号のうちデータレジスタ8からの制御コマン
ドで選択された順位の1種類の可変励磁制御信号のみが
セレクタ7cから出力されるように構成されている。
尚、前記可変励磁制御信号1〜3は、クロック信号CL
K1に比べて、そのクロック信号CLK1の周期Tの1
/4の周期分ずつ順次その遅延量が増加されたものであ
る。
励磁の励磁比率を変更するのに必要な可変励磁制御信号
を生成するためのもので、2ビットカウンタ7a、デコ
ーダ7b、及びセレクタ7c等から構成されている。こ
の可変励磁制御信号発生回路7では、図3(b)に示し
たクロック信号CLK2から、同図(c)〜(e)に示
す例えば三種類の可変励磁制御信号1〜3が生成され、
これら各信号のうちデータレジスタ8からの制御コマン
ドで選択された順位の1種類の可変励磁制御信号のみが
セレクタ7cから出力されるように構成されている。
尚、前記可変励磁制御信号1〜3は、クロック信号CL
K1に比べて、そのクロック信号CLK1の周期Tの1
/4の周期分ずつ順次その遅延量が増加されたものであ
る。
【0013】第2の励磁相発生回路5は、Dフリップフ
ロップ回路5a及び可変励磁組合せ回路5bを具備する
ものである。前者のDフリップフロップ回路5aは、第
1の励磁相発生回路4から出力される1−2相用の励磁
相S1を、可変励磁制御信号発生回路7から選択、出力
される所定の可変励磁制御信号に同期させて遅延させる
ものである。他方、後者の可変励磁組合せ回路5bは、
Dフリップフロップ回路5aから出力される励磁相のサ
ンプリング信号と、第1の励磁相発生回路4から出力さ
れる1−2相用の励磁相S1との論理積(AND)又は
論理和(OR)をとった励磁相S2を生成するもので、
これらANDとORの選択はデータレジスタ8からの制
御コマンドにより何れか一方が実行されるように構成さ
れている。これにより、後述するように、第2の励磁相
発生回路5からは第1の励磁相発生回路4から出力され
る1−2相用の励磁相S1とは励磁比率が異なる励磁相
S2が出力される。
ロップ回路5a及び可変励磁組合せ回路5bを具備する
ものである。前者のDフリップフロップ回路5aは、第
1の励磁相発生回路4から出力される1−2相用の励磁
相S1を、可変励磁制御信号発生回路7から選択、出力
される所定の可変励磁制御信号に同期させて遅延させる
ものである。他方、後者の可変励磁組合せ回路5bは、
Dフリップフロップ回路5aから出力される励磁相のサ
ンプリング信号と、第1の励磁相発生回路4から出力さ
れる1−2相用の励磁相S1との論理積(AND)又は
論理和(OR)をとった励磁相S2を生成するもので、
これらANDとORの選択はデータレジスタ8からの制
御コマンドにより何れか一方が実行されるように構成さ
れている。これにより、後述するように、第2の励磁相
発生回路5からは第1の励磁相発生回路4から出力され
る1−2相用の励磁相S1とは励磁比率が異なる励磁相
S2が出力される。
【0014】セレクタ3は、上記第1の励磁相発生回路
4で生成される2相用、1−2相用の励磁相S、S1、
及び第2の励磁相発生回路5で生成される1−2相用の
励磁相S2のうちから、何れか一種類の励磁相を、デー
タレジスタ8からの制御コマンドにより選択し、ドライ
バー2側へ出力するものである。
4で生成される2相用、1−2相用の励磁相S、S1、
及び第2の励磁相発生回路5で生成される1−2相用の
励磁相S2のうちから、何れか一種類の励磁相を、デー
タレジスタ8からの制御コマンドにより選択し、ドライ
バー2側へ出力するものである。
【0015】本実施例に係るモータ駆動装置は以上の構
成からなり、次にその作用について説明する。先ず、ク
ロック発生回路6から、予め選択された所望のクロック
信号CLK1が出力され、第1の励磁相発生回路4に入
力されると、この第1の励磁相発生回路4では、2相励
磁用と1−2相励磁用の2種類の励磁相S、S1が生成
され、これらの励磁相S、S1は何れもセレクタ3に入
力される。従って、ファクシミリ装置がファインモード
ではなく通常モードに設定され、ステッピングモータ1
の通常の1ステップ回転動作を行うときには、データレ
ジスタ8からの制御コマンドで、上記前者の2相用の励
磁相Sを選択し、これをセレクタ3からドライバー2側
へ出力させればよい。
成からなり、次にその作用について説明する。先ず、ク
ロック発生回路6から、予め選択された所望のクロック
信号CLK1が出力され、第1の励磁相発生回路4に入
力されると、この第1の励磁相発生回路4では、2相励
磁用と1−2相励磁用の2種類の励磁相S、S1が生成
され、これらの励磁相S、S1は何れもセレクタ3に入
力される。従って、ファクシミリ装置がファインモード
ではなく通常モードに設定され、ステッピングモータ1
の通常の1ステップ回転動作を行うときには、データレ
ジスタ8からの制御コマンドで、上記前者の2相用の励
磁相Sを選択し、これをセレクタ3からドライバー2側
へ出力させればよい。
【0016】これに対し、前記後者の1−2相用の励磁
相S1は、図4の(b)〜(e)に示す通り、1相励磁
時間と2相励磁時間が等しいものである。従って、ステ
ッピングモータ1にハーフステップ動作を行わせるファ
クシミリ装置のファインモード時において、1−2相の
励磁比率が1:1のモータ駆動が振動防止を図る上で好
ましい場合には、かかる1−2相用の励磁相S1を選択
し、これをセレクタ3からドライバー2側へ出力させれ
ばよい。尚、励磁相S1は、第2の励磁相発生回路5で
励磁比率が異なる励磁相S2を発生させるための基本の
励磁相としての役割りも果たすものである。
相S1は、図4の(b)〜(e)に示す通り、1相励磁
時間と2相励磁時間が等しいものである。従って、ステ
ッピングモータ1にハーフステップ動作を行わせるファ
クシミリ装置のファインモード時において、1−2相の
励磁比率が1:1のモータ駆動が振動防止を図る上で好
ましい場合には、かかる1−2相用の励磁相S1を選択
し、これをセレクタ3からドライバー2側へ出力させれ
ばよい。尚、励磁相S1は、第2の励磁相発生回路5で
励磁比率が異なる励磁相S2を発生させるための基本の
励磁相としての役割りも果たすものである。
【0017】一方、上記第1の励磁相発生回路4からの
各励磁相S、S1の出力に並行し、可変励磁制御信号発
生回路7では、クロック発生回路6から出力される他の
クロック信号CLK2に基づき、図3の(c)〜(e)
に示す可変励磁制御信号1〜3を生成している。そし
て、これらのうち制御コマンドで選択された何れかの可
変励磁制御信号が、セレクタ7cから出力され、第2の
励磁相発生回路5のDフリップフロップ回路5aへ入力
される。Dフリップフロップ回路5aのD入力は、第1
の励磁相発生回路4からの1−2相用の励磁相S1であ
るから、この1−2相用の励磁相S1は、前記可変励磁
制御信号のパルスタイミングに遅延される。即ち、可変
励磁制御信号発生回路7から、例えば図5の(b)に示
す可変励磁制御信号2が出力されるときには、第1の励
磁相発生回路4から出力される同図(a)の1−2相用
の励磁相S1のパルスAは、同図(c)に示すように遅
延される。また、このような遅延処理は、励磁相S1の
パルスAだけに限らず、他のパルスB〜Dについても同
様になされる(Dフリップフロップ回路5aは、励磁相
S1の各パルスA〜Dの各々に対応するように計4個設
けられている)。
各励磁相S、S1の出力に並行し、可変励磁制御信号発
生回路7では、クロック発生回路6から出力される他の
クロック信号CLK2に基づき、図3の(c)〜(e)
に示す可変励磁制御信号1〜3を生成している。そし
て、これらのうち制御コマンドで選択された何れかの可
変励磁制御信号が、セレクタ7cから出力され、第2の
励磁相発生回路5のDフリップフロップ回路5aへ入力
される。Dフリップフロップ回路5aのD入力は、第1
の励磁相発生回路4からの1−2相用の励磁相S1であ
るから、この1−2相用の励磁相S1は、前記可変励磁
制御信号のパルスタイミングに遅延される。即ち、可変
励磁制御信号発生回路7から、例えば図5の(b)に示
す可変励磁制御信号2が出力されるときには、第1の励
磁相発生回路4から出力される同図(a)の1−2相用
の励磁相S1のパルスAは、同図(c)に示すように遅
延される。また、このような遅延処理は、励磁相S1の
パルスAだけに限らず、他のパルスB〜Dについても同
様になされる(Dフリップフロップ回路5aは、励磁相
S1の各パルスA〜Dの各々に対応するように計4個設
けられている)。
【0018】次いで、前記Dフリップフロップ回路5a
から出力された励磁相S1の各サンプリング信号は、可
変励磁組合せ回路5bで、第1の励磁相発生回路4から
出力される励磁相S1とのAND又はORのうち、制御
コマンドで設定された何れかの処理を行う。従って、例
えばORが選択された場合には、可変励磁組合せ回路5
bで生成される励磁相S2の各パルスは、図5の(e)
〜(h)に示すものとなり、かかるパルスA(OR)、B(O
R)、C(OR)、D(OR)の励磁相S2が、セレクタ3へ入力
される。而して、かかる励磁相のパルスA(OR)、B(O
R)、C(OR)、D(OR)は、第1の励磁相発生回路4で生成
された1−2相用の基本の励磁相S1のパルスA〜D
が、Dフリップフロップ回路5aで、図3で示すT/4
だけ遅延され、この遅延されたパルスが、可変励磁組合
せ回路5bで元の基本の励磁相パルスA〜DとOR処理
されたものである。従って、前記励磁相のパルスA(O
R)、B(OR)、C(OR)、D(OR)の各波形は、基本となる励
磁相S1のA〜Dとは相違し、図6に示す励磁相A’〜
D’のように、1相よりも2相の励磁時間が長い励磁相
となる。また、可変励磁組合せ回路5bでAND処理を
行った場合には、上記とは異なり、例えば図7で示す励
磁相S2のパルスA’〜D’のように、2相よりも1相
の励磁時間が長いものとなる。
から出力された励磁相S1の各サンプリング信号は、可
変励磁組合せ回路5bで、第1の励磁相発生回路4から
出力される励磁相S1とのAND又はORのうち、制御
コマンドで設定された何れかの処理を行う。従って、例
えばORが選択された場合には、可変励磁組合せ回路5
bで生成される励磁相S2の各パルスは、図5の(e)
〜(h)に示すものとなり、かかるパルスA(OR)、B(O
R)、C(OR)、D(OR)の励磁相S2が、セレクタ3へ入力
される。而して、かかる励磁相のパルスA(OR)、B(O
R)、C(OR)、D(OR)は、第1の励磁相発生回路4で生成
された1−2相用の基本の励磁相S1のパルスA〜D
が、Dフリップフロップ回路5aで、図3で示すT/4
だけ遅延され、この遅延されたパルスが、可変励磁組合
せ回路5bで元の基本の励磁相パルスA〜DとOR処理
されたものである。従って、前記励磁相のパルスA(O
R)、B(OR)、C(OR)、D(OR)の各波形は、基本となる励
磁相S1のA〜Dとは相違し、図6に示す励磁相A’〜
D’のように、1相よりも2相の励磁時間が長い励磁相
となる。また、可変励磁組合せ回路5bでAND処理を
行った場合には、上記とは異なり、例えば図7で示す励
磁相S2のパルスA’〜D’のように、2相よりも1相
の励磁時間が長いものとなる。
【0019】本実施例では、可変励磁制御信号発生回路
7で生成した三種類の可変励磁制御信号1〜3のうちの
何れかを選択できるから、第1の励磁相発生回路4から
の1−2相用の励磁相S1をDフリップフロップ回路5
aで三段階に渡って遅延させることができ、またそれら
について可変励磁組合せ回路5bでは励磁相S1とのA
ND又はORの2通りの処理が選択できる。従って、第
2の励磁相発生回路5では、励磁比率が6種類の1−2
相用の励磁相S2を生成することが可能である。従っ
て、第1の励磁相発生回路4から出力される1−2相用
の励磁相S1の出力ではモータに振動が発生するときに
は、セレクタ3から第2の励磁相発生回路5で生成され
る所望の励磁比率の1−2相用の励磁相S2をドライバ
ー2側へ出力させることにより、そのモータ振動を防止
することが可能となる。
7で生成した三種類の可変励磁制御信号1〜3のうちの
何れかを選択できるから、第1の励磁相発生回路4から
の1−2相用の励磁相S1をDフリップフロップ回路5
aで三段階に渡って遅延させることができ、またそれら
について可変励磁組合せ回路5bでは励磁相S1とのA
ND又はORの2通りの処理が選択できる。従って、第
2の励磁相発生回路5では、励磁比率が6種類の1−2
相用の励磁相S2を生成することが可能である。従っ
て、第1の励磁相発生回路4から出力される1−2相用
の励磁相S1の出力ではモータに振動が発生するときに
は、セレクタ3から第2の励磁相発生回路5で生成され
る所望の励磁比率の1−2相用の励磁相S2をドライバ
ー2側へ出力させることにより、そのモータ振動を防止
することが可能となる。
【0020】尚、上記実施例では、第2の励磁相発生回
路5で計6種類の励磁比率の1−2相用の励磁相を生成
するようにしたので、それら6種類の励磁比率のうちか
らモータ振動防止を図る上で最適な励磁相を選択でき、
実用上好ましいが、本発明はこれに限定されない。本発
明に係る第2の励磁相発生回路5は、第1の励磁相発生
回路4で生成される励磁相S1とは異なる励磁比率の励
磁相S2が一種類しか生成できないものであってもよ
い。かかる場合であっても、第1及び第2の各励磁相発
生回路4、5で生成された励磁比率が異なる二種類の励
磁相S1、S2のうち、モータ振動の防止に好ましい側
の励磁相を選択使用でき、本発明が意図する効果が得ら
れるからである。
路5で計6種類の励磁比率の1−2相用の励磁相を生成
するようにしたので、それら6種類の励磁比率のうちか
らモータ振動防止を図る上で最適な励磁相を選択でき、
実用上好ましいが、本発明はこれに限定されない。本発
明に係る第2の励磁相発生回路5は、第1の励磁相発生
回路4で生成される励磁相S1とは異なる励磁比率の励
磁相S2が一種類しか生成できないものであってもよ
い。かかる場合であっても、第1及び第2の各励磁相発
生回路4、5で生成された励磁比率が異なる二種類の励
磁相S1、S2のうち、モータ振動の防止に好ましい側
の励磁相を選択使用でき、本発明が意図する効果が得ら
れるからである。
【0021】また、上記実施例では、第2の励磁相発生
回路5をDフリップフロップ回路5a、及びAND、O
R処理を選択的に行う可変励磁組合せ回路5bとで構成
した場合について説明したが、本発明に係る第2の励磁
相発生回路5の具体的なハード構成は決してこれに限定
されない。要は、第1の励磁相発生回路から出力される
励磁相に基づいてその励磁相とは異なる励磁比率の励磁
相を生成する機能を有するものであればよい。更に、上
記実施例では、第1の励磁相発生回路4で2相用の励磁
相をも発生させているが、本発明はこれに限定されな
い。第1の励磁相発生回路4が1−2相専用の発生回路
であってもよい。また、第1の励磁相発生回路4で生成
される1−2相用の励磁相の励磁比率は必ずしも1:1
である必要はない。
回路5をDフリップフロップ回路5a、及びAND、O
R処理を選択的に行う可変励磁組合せ回路5bとで構成
した場合について説明したが、本発明に係る第2の励磁
相発生回路5の具体的なハード構成は決してこれに限定
されない。要は、第1の励磁相発生回路から出力される
励磁相に基づいてその励磁相とは異なる励磁比率の励磁
相を生成する機能を有するものであればよい。更に、上
記実施例では、第1の励磁相発生回路4で2相用の励磁
相をも発生させているが、本発明はこれに限定されな
い。第1の励磁相発生回路4が1−2相専用の発生回路
であってもよい。また、第1の励磁相発生回路4で生成
される1−2相用の励磁相の励磁比率は必ずしも1:1
である必要はない。
【0022】また、本発明では、一台のファクシミリ装
置にモータ駆動装置を組み込み使用する場合に、1−2
相用の励磁相の励磁比率を常時固定させておく必要はな
い。原稿又は記録紙の具体的な紙送り状況に則して、逐
次その状況に応じて1−2相用の励磁相を選択し直すよ
うにしてもよい。励磁比率の選択、設定は、原稿画像の
1ライン毎に制御することも可能である。
置にモータ駆動装置を組み込み使用する場合に、1−2
相用の励磁相の励磁比率を常時固定させておく必要はな
い。原稿又は記録紙の具体的な紙送り状況に則して、逐
次その状況に応じて1−2相用の励磁相を選択し直すよ
うにしてもよい。励磁比率の選択、設定は、原稿画像の
1ライン毎に制御することも可能である。
【0023】更に、本発明は定電圧用、定電流用の何れ
の場合であっても適用できるものであり、その種類は問
わない。その他、本発明に係るモータ駆動装置は、ファ
クシミリ装置への使用にその使用用途は限定されない。
1−2相励磁のモータ駆動に原因する機械的振動を抑制
する必要のある他の機器類、例えばスキャナーやプリン
ター機器等にも適用可能である。
の場合であっても適用できるものであり、その種類は問
わない。その他、本発明に係るモータ駆動装置は、ファ
クシミリ装置への使用にその使用用途は限定されない。
1−2相励磁のモータ駆動に原因する機械的振動を抑制
する必要のある他の機器類、例えばスキャナーやプリン
ター機器等にも適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るモータ駆動装置によれば、複数種類のファクシ
ミリ装置等をその使用対象とするような場合であって
も、各装置の機械特性に応じて、1−2相用の励磁相の
励磁比率を変更することができるから、励磁比率の不適
合に原因するモータ振動を適切に抑制することができ
る。その結果、ファクシミリ装置等における画像読取走
査や印字出力を不当な機械的振動のない状態で行うこと
ができ、画像の読取走査精度或いは印字画像の画質を高
めることができる等の利点が得られる。また、一種類の
モータ駆動装置で複数種類のファクシミリ装置等に共用
することができるため、各機種に適合するモータ駆動装
置を個別に製造してこれをその機種に個々に組み込まな
ければならないような不便さも解消できて、生産性の向
上にも寄与する実益がある。
明に係るモータ駆動装置によれば、複数種類のファクシ
ミリ装置等をその使用対象とするような場合であって
も、各装置の機械特性に応じて、1−2相用の励磁相の
励磁比率を変更することができるから、励磁比率の不適
合に原因するモータ振動を適切に抑制することができ
る。その結果、ファクシミリ装置等における画像読取走
査や印字出力を不当な機械的振動のない状態で行うこと
ができ、画像の読取走査精度或いは印字画像の画質を高
めることができる等の利点が得られる。また、一種類の
モータ駆動装置で複数種類のファクシミリ装置等に共用
することができるため、各機種に適合するモータ駆動装
置を個別に製造してこれをその機種に個々に組み込まな
ければならないような不便さも解消できて、生産性の向
上にも寄与する実益がある。
【図1】本発明に係るモータ駆動装置のハード構成の一
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図2】内部クロックとそれに基づいて生成される種々
のパルスレートのクロック信号を示すタイムチャート。
のパルスレートのクロック信号を示すタイムチャート。
【図3】クロック信号と可変励磁制御信号を示すタイム
チャート。
チャート。
【図4】クロック信号と第1の励磁相発生回路で生成さ
れる1−2相用の励磁相を示すタイムチャート。
れる1−2相用の励磁相を示すタイムチャート。
【図5】基本の励磁相とこれに基づいて第2の励磁相発
生回路で生成される1−2相用の励磁相を示すタイムチ
ャート。
生回路で生成される1−2相用の励磁相を示すタイムチ
ャート。
【図6】第2の励磁相発生回路で生成される励磁相の一
例を示すタイムチャート。
例を示すタイムチャート。
【図7】第2の励磁相発生回路で生成される励磁相の他
の例を示すタイムチャート。
の例を示すタイムチャート。
1 ステッピングモータ 2 ドライバー 3 セレクタ 4 第1の励磁相発生回路 5 第2の励磁相発生回路 5a Dフリップフロップ回路 5b 可変励磁組合せ回路 6 クロック発生回路 7 可変励磁制御信号発生回路 8 データレジスタ S1,S2 1−2相用の励磁相
Claims (3)
- 【請求項1】所定の励磁比率の1−2相用の励磁相とし
て、第1の励磁相を生成する第1の励磁相発生回路と、 制御コマンドに基づいて、第1の励磁相からの遅延量を
与える可変励磁制御信号を生成する可変励磁制御信号発
生回路と、 この可変励磁制御信号に基づいて、上記第1の励磁相と
は励磁比率の異なる1−2相用の励磁相として、第2の
励磁相を生成する第2の励磁相発生回路とを具備し、 上記第1の励磁相又は第2の励磁相のうち選択された何
れかの励磁相をドライバー側へ出力するよう構成された
モータ駆動装置であって、 上記第2の励磁相発生回路が、制御コマンドに基づい
て、第1の励磁相の始期のみを遅延させ、或は、第1の
励磁相の終期のみを遅延させて、第2の励磁相として出
力する回路として構成され、 上記制御コマンドにより指定された励磁比率の1−2相
用の励磁相を出力することを特徴とするモータ駆動装
置。 - 【請求項2】上記第1の励磁相と上記第2の励磁相とを
切り替えてドライバー側へ出力する選択回路と、 この選択回路への切替制御信号を保持するデータレジス
タとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ
駆動装置。 - 【請求項3】前記第1の励磁相発生回路と第2の励磁相
発生回路とに、それぞれ第1のクロック信号と第2のク
ロック信号とを供給するクロック発生回路を備えると共
に、この第2のクロック信号を遅延させる可変励磁制御
信号発生回路を備え、上記第2の励磁相発生回路は、可
変制御信号発生回路で遅延された第2のクロック信号に
同期して第1の励磁相発生回路の励磁相をラッチするフ
リップフロップ回路と、前記データレジスタに保持され
たデータに基づいて、上記フリップフロップ回路の出力
信号と第1の励磁相発生回路の励磁相との論理和または
論理積をとる可変励磁組み合わせ回路とから構成される
請求項2記載のモータ駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4111521A JP2638381B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | モータ駆動装置 |
US08/051,630 US5491397A (en) | 1992-04-30 | 1993-04-22 | Motor drive device using one-two phase excitation |
FR9305077A FR2696886A1 (fr) | 1992-04-30 | 1993-04-29 | Dispositif de pilotage de moteur. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4111521A JP2638381B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | モータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292395A JPH06292395A (ja) | 1994-10-18 |
JP2638381B2 true JP2638381B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14563439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4111521A Expired - Fee Related JP2638381B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | モータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638381B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5077818A (ja) * | 1973-11-15 | 1975-06-25 | ||
JPS63314199A (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-22 | Tokyo Electric Co Ltd | ステツピングモ−タの駆動方法 |
JPH0217895A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-22 | Canon Inc | ステツピングモータの駆動方式 |
JP2928518B2 (ja) * | 1988-07-01 | 1999-08-03 | キヤノン株式会社 | ステッピングモータの駆動方法 |
JPH03203598A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-05 | Nec Corp | プリンタ装置の紙送り用ステッピングモータの駆動装置 |
JPH0491699A (ja) * | 1990-08-07 | 1992-03-25 | Sharp Corp | パルスモータ駆動装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111521A patent/JP2638381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06292395A (ja) | 1994-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970318 |
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