JPH08156328A - タイミング制御装置 - Google Patents

タイミング制御装置

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JPH08156328A
JPH08156328A JP6306325A JP30632594A JPH08156328A JP H08156328 A JPH08156328 A JP H08156328A JP 6306325 A JP6306325 A JP 6306325A JP 30632594 A JP30632594 A JP 30632594A JP H08156328 A JPH08156328 A JP H08156328A
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JP
Japan
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output
cycle
encoder
timing
counter
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JP6306325A
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English (en)
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Jun Takamura
純 高村
Yoshinori Ueno
恵紀 上野
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンコーダ出力のバラツキによる印字や画像
読取り等の所定動作への影響を極力抑え、安定したタイ
ミングで所定動作を行う。 【構成】 エンコーダの出力タイミングに基づいて印字
や画像読取り等の所定動作を行うタイミングを制御する
タイミング制御装置において、エンコーダが定速のとき
の周期をカウントするアップカウンタ11と、初期値設
定端子D0 〜D6にアップカウンタの最下位ビットの出
力端子を除く出力端子Q1 〜Q7 からのカウントデータ
を入力して初期値として設定したエンコーダ出力の1/
2周期をカウントし、この1/2分割周期のカウントが
終了すると、印字や画像読取り等の所定動作を実行する
タイミングとしてキャリーアウト信号(CO信号)を出
力するダウンカウンタ12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ出力に基づ
いてプリンタにおける印字や画像読取装置における読取
りのタイミングを制御するタイミング制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のタイミング制御装置は、例えば
シリアルプリンタの印字制御部に備えられ、印字ヘッド
を搭載したキャリアの主走査方向の位置を検出するエン
コーダ出力に基づいて印字タイミングを制御している。
【0003】このようなシリンダプリンタの印字部は、
一般に図6に示すような構成となっている。すなわち、
キャリア1に搭載された印字ヘッド2がプラテン3に対
向して設けられており、このキャリア1は、主走査方向
の一端側に設けられたキャリアモータ4の回転軸4a及
び他端側に設けられた2相エンコーダのエンコーダスリ
ット5のエンコーダ軸5aに掛渡されたキャリアベルト
6に固定されている。
【0004】このキャリア1は、キャリアモータ4の回
転によってキャリアベルト6が駆動することにより、キ
ャリアベルト6に並設されたシャフト7に沿って主走査
方向に移動可能となっている。
【0005】このとき、キャリアベルト6の駆動により
エンコーダ軸5aが回転し、エンコーダスリット5が回
転する。このエンコーダスリット5をエンコーダセンサ
5bで検出し、その出力を印字制御部に供給する。この
ような2相エンコーダのエンコーダセンサ5bからのA
相出力及びこのA相出力より周期が遅れたB相出力の波
形は、それぞれ図7(a)、(b)に示すようになる。
【0006】従来は、印字を行う場合、同図(c)に示
すように、上述のエンコーダセンサ5bからの出力(A
相,B相)のそれぞれの立上り及び立下りの両方で、印
字出力のタイミングをとっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンコ
ーダの取付誤差、キャリアモータ4の回転速度の微小変
動、キャリアベルト6の弾性特性等の様々な機械的要因
により、実際にはエンコーダ出力のデューティー比は正
確に50%とはならず、バラツキが生じるため、立上り
及び立下りのタイミングにずれが生じてしまう。
【0008】このため、印字出力のタイミングもずれて
しまい、均等な印字出力を行うことができないという問
題があった。このことは、高速印字を行う場合には、エ
ンコーダ出力の立上り及び立下りのずれが微小であって
も、キャリア自体が高速に移動するため、印字出力には
大きく影響するため、特に問題が大きい。
【0009】そこで本発明は、エンコーダ出力のバラツ
キによる印字や画像読取り等の所定動作への影響を極力
抑えることができ、安定したタイミングで所定動作を行
うことができるタイミング制御装置を提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
エンコーダの出力タイミングに基づいて印字や画像読取
り等の所定動作を行うタイミングを制御するタイミング
制御装置において、エンコーダが定速のときの周期を検
出する周期検出手段と、この周期検出手段で検出したエ
ンコーダ出力の周期を入力して、このエンコーダ出力の
周期を所定数に均等分割しこの分割周期のタイミングで
印字や画像読取り等の所定動作を行うタイミング信号を
出力するタイミング信号出力手段とを設けたものであ
る。
【0011】請求項2対応の発明は、周期検出手段で検
出したエンコーダ出力の周期を入力し、外部からの制御
信号に基づいて、予め設定された複数の分割比から所望
の分割比を選択し、その分割比でエンコーダ出力の周期
を均等分割する分割比選択手段を設け、タイミング信号
出力手段は分割比選択手段からの分割周期のタイミング
で印字や画像読取り等の所定動作を行うタイミング信号
を出力する請求項1記載のタイミング制御装置である。
【0012】
【作用】請求項1対応の発明においては、印字や画像読
取り等の所定動作を行う場合、周期検出手段がエンコー
ダが定速のときのエンコーダ出力の周期をカウントし、
タイミング信号出力手段は、この周期検出手段が検出し
たエンコーダ出力の周期を分割し、この分割周期のタイ
ミングで印字や画像読取り等の所定動作を行うタイミン
グ信号を出力する。
【0013】請求項2対応の発明においては、印字や画
像読取り等の所定動作を行う場合、周期検出手段がエン
コーダが定速のときのエンコーダ出力の周期をカウント
し、分割比選択手段は外部からの制御信号に基づいて、
予め設定された複数の分割比から所望の分割比を選択
し、その分割比でエンコーダ出力の周期を均等分割す
る。タイミング信号出力手段は、この分割比選択手段か
らの分割周期のタイミングで印字や画像読取り等の所定
動作を行うタイミング信号を出力する。
【0014】
【実施例】以下、本発明をシリアルプリンタに適用した
場合の一実施例を図面を参照して説明する。なお、本実
施例における印字部の外観構成は図6に示すものと同様
であるため、この部分における詳細な説明は省略する。
【0015】図1は、本実施例にかかるシリアルプリン
タの印字タイミング制御装置を示す図で、11はエンコ
ーダセンサ5bからのA相出力の周期をアップカウント
する周期検出手段としてのアップカウンタ、12はエン
コーダ出力を分割してその分割周期をダウンカウントす
るダウンカウンタである。
【0016】このアップカウンタ11は、クロック信号
(CLK)を供給するCK端子、初期カウント値を設定
する初期値設定端子D0 〜D7 、クロック信号に基づい
てカウントしたカウントデータを出力するカウントデー
タ出力端子Q0 〜Q7 、エンコーダセンサ5bからのA
相出力に基づいてカウントデータの出力タイミングとな
るタイミング信号(Load1信号)を外部から入力す
るLoad端子を備える。
【0017】上記ダウンカウンタ12は、クロック信号
(CLK)を供給するCK端子、初期カウント値を設定
する初期値設定端子D0 〜D7 、カウントが終了すると
CO(キャリーアウト)信号を出力するCO端子、この
CO端子からのCO信号を印字動作時に出力させるため
の出力タイミングをとるタイミング信号(Load2信
号)を外部から入力するLoad端子を備える。
【0018】上記アップカウンタ11の初期値設定端子
D0 〜D7 は接地している。これにより、このアップカ
ウンタ11は0からアップカウントを開始する。また、
アップカウンタ11のカウントデータ出力端子Q0 〜Q
7 のうち、出力端子Q0 を除く出力端子Q1 〜Q7 は、
ダウンカウンタ12の初期値設定端子D0 〜D7 のうち
設定端子D7 を除く設定端子D0 〜D6 にそれぞれ順に
接続している。これにより、ダウンカウンタ12の初期
値は、アップカウンタ11からのカウントデータ(エン
コーダ出力の周期)の1/2周期に均等分割した値に設
定され、その値からダウンカウントされる。すなわちエ
ンコーダ出力の周期の1/2周期ごとにカウント処理が
行われる。
【0019】上記ダウンカウンタ12のCO端子は、2
入力オアゲート13の一方の入力端子に接続している。
また、この2入力オアゲート13の他方の端子には、上
記タイミング信号(Load1信号)がインバータ14
を介して入力するようになっている。
【0020】このような構成の本実施例においては、印
字動作を行う場合、先ずキャリアモータ4の回転を開始
してキャリア2を駆動すると、キャリア速度は図2
(a)のグラフに示すように上昇し、その後キャリア2
の速度を定速に保つための定速制御信号がキャリアモー
タ4へ供給されると、キャリア速度は一定に保持され
る。このとき、エンコーダ出力(A相、B相)の出力は
図3(a)、(b)に示すようになる。
【0021】キャリア速度が一定速度になると、アップ
カウンタ11のカウントを開始するための同図(c)に
示すようなタイミング信号(Load1信号)がアップ
カウンタ11へ供給される。
【0022】すると、アップカウンタ11は、タイミン
グ信号(Load1信号)に基づいてエンコーダセンサ
5bからのA相出力の周期をカウントする。このとき、
例えば図3に示す周期T1 のアップカウントが終了する
と、この周期T1 に対応するカウントデータがアップカ
ウンタ11から出力され、ダウンカウンタ12の初期値
設定端子D0 〜D6 に供給される。
【0023】上述したようにアップカウンタ11のカウ
ントデータ出力端子はダウンカウンタ12の初期値設定
端子に1ずつずらして接続されているため、ダウンカウ
ンタ12にはエンコーダセンサ5bからのA相出力の周
期T1 の1/2周期分の値が初期値として設定される。
【0024】ダウンカウンタ12は、同図(e)に示す
ようなタイミング信号(Load2信号)に基づいてア
ップカウンタ11のカウントデータ(初期値になるデー
タ)を入力し、この初期値からエンコーダセンサ5bか
らのA相出力の周期T1 の1/2周期分のカウントを繰
返し行い、カウント終了ごとにCO信号を出力する。
【0025】そして、このCO信号は、Load1信号
の反転出力との論理和をとって、同図(d)に示すよう
な印字タイミング信号として2入力オアゲートから出力
される。そして、この印字タイミング信号のタイミング
に基づいて印字ヘッド2の駆動による印字出力が行われ
る。
【0026】このように、エンコーダセンサ5bからの
A相出力の1つ前の周期を所定の分割比で均等分割し
て、その分割周期で印字タイミング信号を出力するた
め、エンコーダセンサ5bからのA相出力の同一周期内
の印字タイミング信号を常に一定間隔で出力することが
できる。
【0027】しかも、上述した様々な機械的要因による
バラツキの影響を受けることが比較的少ないエンコーダ
センサ5bからのA相出力の周期を基準として印字タイ
ミング信号を出力するため、全体として印字タイミング
信号を出力する間隔を一定に保持することができる。こ
れにより、エンコーダ出力のバラツキによる印字や画像
読取り等の所定動作への影響を極力抑えることができ、
安定した印字動作を行うことができる。
【0028】さらに、従来ほどエンコーダ出力のデュー
ティー比の精度が高くなくても、安定した印字動作を行
うことができるため、比較的安価なエンコーダを使用し
ても高解像度印字を行うことができる。
【0029】また、キャリア速度が一定となる部分での
エンコーダセンサ5bからのA相出力の周期に基づいて
印字タイミング信号を出力するため、印字タイミング信
号を出力する間隔を一定に保持することをより正確に行
うことができる。
【0030】また、アップカウントするアップカウンタ
12の出力端子を最下位ビットの端子を除いて、ダウン
カウンタ12の初期値設定端子に1つずつずらして接続
するという簡単な構成で、A相出力の周期を1/2周期
に均等分割することができる。
【0031】なお、本実施例においては、エンコーダセ
ンサ5bからのA相出力の周期を1/2周期に均等分割
するものについて述べたが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、さらに細かく分割するものであってもよ
い。例えば、アップカウントするアップカウンタ12の
出力端子を最下位ビット及びその1つ上位のビットの端
子を除いて、ダウンカウンタ12の初期値設定端子に2
つずつずらして接続するものであってもよい。これによ
り、A相出力の周期を1/4周期に均等分割することが
できる。
【0032】また、本実施例においては、エンコーダセ
ンサ5bからのA相出力の周期に基づいて印字タイミン
グ信号を出力するものについて述べたが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、エンコーダセンサ5bから
のA相出力の周期に基づいて印字タイミング信号を出力
するものであってもよい。
【0033】次に、本発明をシリアルプリンタに適用し
た場合の他の実施例を図面を参照して説明する。なお、
本実施例において図1に示す部分と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。また、本実施例にお
ける印字部の外観構成は図6に示すものと同様であるた
め、この部分における詳細な説明は省略する。
【0034】図1は、本実施例にかかるシリアルプリン
タの印字タイミング制御装置を示す図で、上記実施例と
異なるのは、アップカウンタ11のカウントデータ出力
を分割比選択手段としてのセレクタ21を介してダウン
カウンタ12に供給することにより、エンコーダセンサ
5bからのA相出力の周期を均等分割する場合の分割比
を変更できるようにした点である。
【0035】具体的には、セレクタ21は入力端子A0
〜A7 及びB0 〜B7 を備え、外部からの分割比切換信
号をS端子から入力することにより、入力端子A0 〜A
7 又はB0 〜B7 のどちらから入力するかの選択ができ
るようになっている。また、セレクタ21の反転出力端
子Q0 〜Q7 は、ダウンカウンタ12の初期値設定端子
D0 〜D7 にそれぞれ接続している。
【0036】例えば、アップカウンタ11の最下位ビッ
トの出力端子Q0 を除く出力端子Q1 〜Q7 は、1つず
つずらしてセレクタ21のA0 〜A6 にそれぞれ接続さ
れているため、外部からの分割比切換信号により入力端
子A0 〜A7 が選択された場合は、セレクタ21の出力
端子からはエンコーダ出力の周期を1/2周期に均等分
割するデータが出力される。
【0037】これに対し、アップカウンタ11の最下位
ビットの出力端子Q0 及びその1つ上位のビットの出力
端子Q1 を除く出力端子Q2 〜Q7 は、2つずつずらし
てセレクタ21のB0 〜B5 にそれぞれ接続されている
ため、外部からの分割比切換信号により入力端子B0 〜
B7 が選択された場合は、セレクタ21の出力端子から
はエンコーダ出力の周期を1/4分割するデータが出力
される。
【0038】このような構成の本実施例においては、印
字動作を行う場合、先ずキャリアモータ4の回転を開始
してキャリア2を駆動すると、キャリア速度は図2
(a)のグラフに示すように上昇し、その後キャリア2
の速度を定速に保つための定速制御信号がキャリアモー
タ4へ供給されると、キャリア速度は一定に保持され
る。このとき、エンコーダ出力(A相、B相)の出力は
図4(a)、(b)に示すようになる。
【0039】キャリア速度が一定速度になると、アップ
カウンタ11のカウントを開始するための同図(c)に
示すよなタイミング信号(Load1信号)がアップカ
ウンタ11へ供給される。
【0040】すると、アップカウンタ11は、タイミン
グ信号(Load1信号)に基づいてエンコーダセンサ
5bからのA相出力の周期をカウントする。このとき、
例えば図3に示す周期T1 のアップカウントが終了する
と、この周期T1 に対応するカウントデータがアップカ
ウンタ11から出力される。
【0041】そして、このカウントデータはセレクタ2
1に供給され、例えばセレクタ21に入力端子B0 〜B
7 を選択する分割比切換信号が供給された場合、エンコ
ーダ出力の周期を1/4分割するためのデータがセレク
タ21の反転出力端子から出力される。
【0042】このセレクタ21からのデータは、ダウン
カウンタ12の初期値設定端子D0〜D7 に供給され
る。ダウンカウンタ12は、同図(e)に示すようなタ
イミング信号(Load2信号)に基づいてセレクタ2
1からのデータ(初期値になるデータ)を入力し、この
初期値からエンコーダセンサ5bからのA相出力の周期
T1 の1/4周期分のカウントを繰返し行い、カウント
終了ごとにCO信号を出力する。
【0043】そして、このCO信号は、Load1信号
の反転出力との論理和をとって、同図(d)に示すよう
な印字タイミング信号として2入力オアゲートから出力
される。そして、この印字タイミング信号のタイミング
に基づいて印字ヘッド2の駆動による印字出力が行われ
る。
【0044】このように、エンコーダセンサ5bからの
A相出力の1つ前の周期を所定の分割比で分割して、そ
の分割周期で印字タイミング信号を出力するため、上記
同様の効果を奏することができる。
【0045】また、アップカウンタ11のカウントデー
タ出力をセレクタ21を介してダウンカウンタ12に供
給する構成としたことにより、外部からの分割比切換信
号によりエンコーダセンサ5bからの周期の分割比(本
実施例の場合は1/2周期又は1/4周期)を容易に変
更できる。従って、的確な分割比を選択することができ
る。
【0046】なお、本実施例においては、エンコーダ出
力の周期の分割比1/2周期及び分割比1/4周期の2
種類のうちのどちらかを選択できるものについて述べた
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、エンコー
ダ出力の周期の分割比を3種類以上設定し、これらの分
割比から選択できるものであってもよい。
【0047】また、上記実施例においては、エンコーダ
として2相エンコーダを使用するものについて述べた
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、単一相の
エンコーダや3相以上のエンコーダを使用するものであ
ってもよい。この場合は、これらのエンコーダ出力の1
つの相の出力の周期を分割すれば足りる。
【0048】また、上記実施例においては、印字ヘッド
2をキャリア1を介して主走査方向に移動して印字を行
うシリアルプリンタに適用した場合について述べたが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、1ラインごと
に印字を行うラインプリンタに適用してもよい。この場
合は、エンコーダをプラテンに設け、プラテンの回転に
よるエンコーダ出力の周期を分割して1ラインの印字タ
イミングを制御するものであってもよい。これにより、
上記実施例と同様の効果が得られる。
【0049】また、本発明を画像読取装置に適用しても
よい。この場合は、読取ヘッドを駆動して用紙の読取り
を行うものにあっては読取ヘッド駆動モータにエンコー
ダを設けてもよく、用紙を搬送しながら読取りを行うも
のにあっては搬送モータにエンコーダを設けて、エンコ
ーダ出力の周期を分割して読取タイミングを制御しても
よい。これにより、上記実施例と同様の効果が得られ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、エ
ンコーダ出力の周期を分割し、その分割周期のタイミン
グで印字や画像読取り等の所定動作を行うことにより、
エンコーダ出力のバラツキによる上記所定動作への影響
を極力抑えることができ、安定したタイミングで高解像
度処理を容易に行うことができるタイミング制御装置を
提供できるものである。
【0051】また、エンコーダ出力の周期の分割比を外
部からの制御信号により容易に変更することができ、従
って的確な分割比を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるプリンタのタイミン
グ制御装置の回路構成図。
【図2】同実施例におけるキャリア速度の時間的変化を
説明する図。
【図3】同実施例にかかるタイミング制御装置の制御動
作を説明するタイミング図。
【図4】本発明の他の実施例にかかるプリンタのタイミ
ング制御装置の回路構成図。
【図5】同実施例にかかるタイミング制御装置の制御動
作を説明するタイミング図。
【図6】従来のプリンタの印字部の構成を示す図。
【図7】従来のタイミング制御装置の制御動作を説明す
る図。
【符号の説明】
5a…エンコーダスリット 5b…エンコーダセンサ 11…アップカウンタ 12…ダウンカウンタ 21…セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーダの出力タイミングに基づいて
    印字や画像読取り等の所定動作を行うタイミングを制御
    するタイミング制御装置において、前記エンコーダが定
    速のときの周期を検出する周期検出手段と、この周期検
    出手段で検出したエンコーダ出力の周期を入力して、こ
    のエンコーダ出力の周期を所定数に均等分割しこの分割
    周期のタイミングで印字や画像読取り等の所定動作を行
    うタイミング信号を出力するタイミング信号出力手段と
    を設けたことを特徴とするタイミング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記周期検出手段で検出したエンコーダ
    出力の周期を入力し、外部からの制御信号に基づいて、
    予め設定された複数の分割比から所望の分割比を選択
    し、その分割比でエンコーダ出力の周期を均等分割する
    分割比選択手段を設け、前記タイミング信号出力手段は
    前記分割比選択手段からの分割周期のタイミングで印字
    や画像読取り等の所定動作を行うタイミング信号を出力
    することを特徴とする請求項1記載のタイミング制御装
    置。
JP6306325A 1994-12-09 1994-12-09 タイミング制御装置 Pending JPH08156328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6170933B1 (en) 1998-08-28 2001-01-09 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer control apparatus
JP2002519223A (ja) * 1998-07-06 2002-07-02 オリベッチ・テクノスト・ソチエタ・ペル・アツィオーニ テキスト及び/又はイメージ処理装置の中の可動構成要素の制御のための電子装置

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JP2002519223A (ja) * 1998-07-06 2002-07-02 オリベッチ・テクノスト・ソチエタ・ペル・アツィオーニ テキスト及び/又はイメージ処理装置の中の可動構成要素の制御のための電子装置
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