JPH0511199A - 光書込装置 - Google Patents

光書込装置

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JPH0511199A
JPH0511199A JP3185374A JP18537491A JPH0511199A JP H0511199 A JPH0511199 A JP H0511199A JP 3185374 A JP3185374 A JP 3185374A JP 18537491 A JP18537491 A JP 18537491A JP H0511199 A JPH0511199 A JP H0511199A
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JP
Japan
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reference clock
light beam
optical writing
writing device
polygon mirror
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JP3185374A
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Norifumi Ito
憲文 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小限の水晶振動子により複数の記録密度の
切り換えを可能にし、装置のコストダウンを図る。 【構成】 基準クロックCLK1の周期に基づいて光ビ
ームを変調して出力する半導体レーザ101と、半導体
レーザ101からの光ビームを偏向走査するポリゴンミ
ラー103を基準クロックCLK2に同期して回転させ
るポリゴンモータ112と、基準クロックCLK3に同
期して感光体ドラム105を駆動する駆動モータ106
とを有する光書込装置において、基準クロックCLK2
と基準クロックCLK3を1つの基準クロックから可変
可能に生成する基準クロック生成回路109と、基準ク
ロックCLK1を1/N(Nは自然数)に分周選択する
分周選択回路108とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームを走査して画
像形成を実行する光書込装置に関し、特に、複数の記録
密度に対応した走査装置の基準クロックと感光体速度の
基準クロックとを1つの基準クロックから生成し、且
つ、光ビームの発振の基準クロックを分周選択して出力
する光書込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタは、1インチ当た
りに記録するドット数(ドット/インチ)=DPIによ
り表現される記録密度によって分類され、現在、24
0、300、400の各DPIが標準的なものである。
しかし、例えば、300DPI用に設計されたレーザビ
ームプリンタ用の制御装置を240DPIのレーザビー
ムプリンタに使用すると、出力される文字や線は300
/240倍に拡大されてしまう。このため、ソフト処理
によりドットの間引き、補間を実行して上記の如き不具
合を回避しているが、文字の形状が崩れたり、線が細く
なったり、太くなったりする等の不具合が発生する。
【0003】そこで、記録密度を切り換えることが可能
なレーザビームプリンタの必要性がでてきた。従来の記
録装置における記録密度の複数変換方式としては多角形
ミラーの回転速度を切り換え、更に、これに適合する書
込クロックの切り換えを行う方式が一般的であった。
【0004】従来のレーザビームプリンタにあっては、
複数の記録密度の切り換えのため基準クロックを2つ用
意して、記録密度の変換を行っていた。例えば、図8
(a)に示す如く、ポリゴンミラー103を駆動するポ
リゴンモータの基準クロックを発生する水晶振動子11
0を2個搭載し、記録密度に合わせたポリゴンミラー1
03の速度制御を行っていた。また、図8(b)に示す
如く、LDドライバ107に2個の水晶振動子110を
接続して切り換え可能に構成し、記録密度に対応した基
準クロックを生成してレーザビームの発振を行ってい
た。
【0005】また、本発明に関連する参考技術として特
開昭63−210910号公報には回転多面鏡の速度を
可変することにより記録密度を可変する方式が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示される従来技術にあっては、基準クロックを生成する
基となる比較的高価な水晶振動子が複数個必要とされ、
記録密度を3段階、4段階に切り換え可能に構成するた
めには切換数に対応した数の水晶振動子が必要となるた
め、装置自体が高価になるという問題点があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、最小限の水晶振動子により複数の記録密度の切り換
えを可能にし、装置のコストダウンを図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、基準クロックの周期に基づいて光ビー
ムを変調して出力する光ビーム出力手段と、前記光ビー
ム出力手段からの光ビームを偏向走査する多面鏡を基準
クロックに同期して回転させる多面鏡駆動手段と、基準
クロックに同期して感光体を駆動する感光体駆動手段を
有する光書込装置において、前記多面鏡駆動手段の基準
クロックと前記感光体駆動手段の基準クロックを1つの
基準クロックから可変可能に生成する基準クロック生成
手段と、前記光ビーム出力手段の基準クロックを1/N
(Nは自然数)に分周選択する分周選択手段を具備した
光書込装置を提供するものである。
【0009】また、前記基準クロック生成手段による基
準クロックの生成は、前記光ビーム出力手段の基準クロ
ック或いは前記基準クロックの分周出力、又は前記光ビ
ーム出力手段の基準クロックの原発振周波数を用いるこ
とが望ましい。
【0010】また、前記光ビーム出力手段にバイアス電
圧を印加するバイアス供給手段を具備することが望まし
い。
【0011】また、前記基準クロックの分周切り換えを
外部機器からの信号に基づいて実行することが望まし
い。
【0012】
【作用】本発明による光書込装置は、基準クロック生成
手段により多面鏡駆動手段の基準クロックと感光体駆動
手段の基準クロックを1つの基準クロックから可変可能
に生成し、分周選択手段により光ビーム出力手段の基準
クロックを1/N(Nは自然数)に分周選択する。
【0013】また、基準クロック生成手段は、光ビーム
出力手段の基準クロック或いはその分周出力、又は光ビ
ーム出力手段の基準クロックの原発振周波数を用いるこ
とにより基準クロックの生成を行う。また、バイアス供
給手段により光ビーム出力手段にバイアス電圧を印加す
る。更に、基準クロックの分周切り換えを外部機器から
の信号に基づいて実行する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は、本発明による光書込装置の主要構
成を示す説明図である。図において、101はレーザビ
ームを変調して出力する半導体レーザ、102は半導体
レーザ101から発振されるレーザビームを平行光束に
するコリメートレンズ、103は正多面体の側面にミラ
ーを有し、ポリゴンモータ112の駆動により高速回転
してレーザビームを走査するポリゴンミラー、104は
等角ピッチで偏向されるレーザビームを感光体ドラム1
05面に対し等直線ピッチで走査するように補正するf
θレンズである。
【0015】また、105は電子写真プロセスにより静
電潜像を形成する感光体ドラム、106は感光体ドラム
105を所定の回転数で駆動する駆動モータ、107は
半導体レーザ101を基準クロックの周期に基づいてO
N/OFFするLDドライバ、108は半導体レーザ1
01の基準クロックCLK1を1/N(Nは自然数)に
分周し選択する分周選択回路である。
【0016】また、109はポリゴンモータ112の基
準クロックCLK2及び感光体ドラム105を駆動する
駆動モータ106の基準クロックCLK3を1つの基準
クロックより生成する基準クロック生成回路、110は
基準クロック生成の基となる原発振周波数を出力する基
準クロック生成回路109に接続されている水晶振動
子、111はLDドライバ107にバイアス電圧を印加
するバイアス回路、112はポリゴンミラー103を基
準クロックCLK2に基づいて駆動するポリゴンモータ
である。
【0017】以上のように構成された光書込装置の動作
例について説明する。図において、半導体レーザ101
は、画像処理部(図示せず)において画像処理された後
出力される画像信号に応じレーザビームを発振する。こ
の半導体レーザ101より発振された或る角度を持った
レーザビームは、コリメートレンズ102により平行光
束となりポリゴンミラー103に照射される。また、既
にポリゴンモータ112によって所定の速度で回転して
いるポリゴンミラー103に照射されたレーザビーム
は、図示の如く等角走査されfθレンズ104で感光体
ドラム105上において等直線ピッチとなるように補正
された後、感光体ドラム105に対し露光照射される。
【0018】尚、上記において、半導体レーザ101の
ON/OFFは、基準クロックCLK1の入力により、
記録密度に対応して分周選択回路108で選択された画
素クロックの周期に基づいて行われる。また、ポリゴン
ミラー103はポリゴンモータ112により駆動される
が、このときポリゴンモータ112は基準クロックCL
K2により記録密度に応じた所定の回転数で回転され
る。更に、感光体ドラム105を駆動する駆動モータ1
06は、基準クロックCLK3により所定のプロセス速
度となるように制御される。
【0019】レーザビームプリンタ等の記録装置では、
画素クロックとポリゴンミラー103の回転数、ポリゴ
ンミラー103の面数、感光体ドラム105のプロセス
速度及びfθレンズ104の有効走査期間率が画像書込
処理上において各々密接な関係にあり、重要な特性とな
る。
【0020】図2は、画素クロックとドットとの関係を
示す説明図であり、図示の如く画素クロックM(単位:
Hz)は、1ドットを形成する周期である。
【0021】図3は、fθレンズ104の有効走査期間
率を示す説明図である。有効走査期間率Y(単位:%)
は、図示の如くポリゴンミラー103がレーザビームを
反射する期間中に、fθレンズ104により感光体ドラ
ム105面にレーザビームを直線近似として走査できる
期間を表すものであり、通常70%程度に設計されるの
が一般的である。
【0022】また、ポリゴンミラー103のプロセス速
度VP(単位:mm/sec)は、感光体ドラム105
の回転する速度であり、電子写真プロセスにより画像を
形成する速度である。
【0023】上記要素の関係を更に詳述する。副走査方
向(感光体ドラム105の移動方向)の記録密度(以
下、副走査方向密度という/単位:DPI)と、主走査
方向(レーザビームの走査方向)の記録密度(以下、主
走査方向密度という/単位:DPI)は、ポリゴンミラ
ー103の面数N(面)とポリゴンミラー103の回転
数R(r/sec)と有効走査距離L(mm)の条件に
より以下の式(1)及び(2)により算出される。
【0024】
【数1】
【0025】上記において、例えば、副走査方向密度及
び主走査方向密度の記録密度が400DPI、ポリゴン
ミラーの面数N=6(面)、有効走査期間率Y=70
%、有効走査距離L=310(mm)、プロセス速度V
P=90(mm/sec)を上記(1)式に代入する
と、ポリゴンミラー103の回転数R=236.22
(r/sec)、画素クロックM=9884571(H
z)が得られる。
【0026】ここで、副走査方向密度及び主走査方向密
度の記録密度において、300DPI及び240DPI
を各々得るために、画素クロックに300DPIでは1
/2M、240DPIでは1/3Mを使用すると、30
0DPIでは(2)式より、R=157.48( r/s
ec)、(1)式より、VP=80.00(mm/se
c)となり、240DPIでは(2)式より、R=13
1.23( r/sec)、(1)式より、VP=83.
33(mm/sec)となり、これをまとめたものを表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】また、ポリゴンミラー103を駆動するポ
リゴンモータ112及び感光体ドラム105に使用され
る駆動モータ106は、各々DCサーボモータが用いら
れている。このDCサーボモータは一定速度で駆動/制
御され、通常、デジタルPLL(phase−lock
ed loop)制御を用いた精度の高い速度制御が実
行される。
【0029】図4は、上記PLL制御を示す説明図であ
り、これは基準クロックと駆動モータからのエンコーダ
或いはFG出力とを完全に同期させる制御である。この
PLL制御による同期状態の基準クロックと駆動モータ
の回転数は整数倍となり、この整数値が駆動モータにお
けるエンコーダのパルス数或いはFGのパルス数とな
る。
【0030】通常、ポリゴンミラー103は高速回転に
て駆動されるため、1回転当たりのパルス数を少なくさ
せる。例えば、4パルス/1回転としたとき表1に示し
たミラー回転数Rを4倍にした周波数を基準クロックC
LK2として使用する。
【0031】また、プロセス速度VPは、例えば、直径
40mmの感光体ドラム105を使用する場合、以下の
式(3)、(4)で求められる円周長DL(mm)及び
このときの感光体ドラム105の回転数DRにより求め
られる。
【0032】
【数2】
【0033】このときモータ速度が極端に遅いので制御
性が悪くなるため、ギア配列により減速を行う。このと
きのギア比Gと1回転当たりのモータパルス数PMによ
り駆動モータ106に入力する基準クロックCLK3
が、以下の式(5)により求められる。
【0034】
【数3】
【0035】ギア比G=5、駆動モータ106のモータ
パルス数PM=50とし、前記表1の各条件より、ポリ
ゴンミラー103を駆動するポリゴンモータ112の基
準クロックCLK2、感光体ドラム103の駆動モータ
106の基準クロックCLK3を、次の表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】図5は、本発明による光書込装置における
制御系の概略構成を示すブロック図である。図におい
て、501は本装置各部に対する制御を実行するMPU
(マイクロプロセッサユニット)、502は8ビット或
いは16ビットタイマとして機能するタイマ、503は
MPU501の指示により分周出力(1/1、1/2、
1/3)を選択して画素クロックを出力するセレクタ、
504は基準クロックCLK1を1/2分周してクロッ
クを出力する分周回路、505は原発振周波数と分周回
路504の1/2のEX・OR(排他的論理和)をと
り、1/2分周して1/3分周出力を得る分周回路、5
06はMPU501の信号をデコードしてタイマ502
に出力するデコーダ、507は排他的論理和処理を実行
するEX・OR回路である。
【0038】以上の構成において、MPU501はクロ
ックとして10MHzを出力し、これをタイマ502に
そのまま入力する。これにより分周比を表3に示す如く
設定することでCLK2′、CLK3′が得られる。ま
た、クロックを10MHzで使用することにより、実質
上支障のない誤差レベルの周波数が得られる。
【0039】
【表3】
【0040】また、基準クロックCLK1は、分周回路
504による1/2分周出力と、原発振と1/2分周出
力の排他的論理和をEX・OR回路507により実行
し、更に分周回路505により1/2分周して得られる
1/3分周出力を、セレクタ503によりMPU501
が選択して画素クロックを出力する。また、MPU50
1はシリアルポートT×D、R×Dにより外部機器との
情報交換が可能な構成となっており、外部の要求に基づ
き記録密度の変換を実現できる。
【0041】図6は、本発明による上記記録密度の変換
処理動作を示すフローチャートである。図において、外
部機器からの信号をシリアル受信し、記録密度の切換要
求の有無を確認する(S601)。このとき記録密度の
切換要求がない場合は他の処理を実行する。反対に、記
録密度の切換要求が有る場合には、次に記録密度の切換
要求が400DPIであるか否かを判断して(S60
2)、400DPIであると判断した場合にあっては所
定の分周比の設定を行う。400DPIでは半導体レー
ザ101の基準クロックCLK1の分周比1/1、ポリ
ゴンモータの基準クロックCLK2の分周比1058
3、感光体ドラム105の駆動モータ106の基準クロ
ックCLK3の分周比55844を各々設定する(S6
03)。
【0042】次に、記録密度の切換要求が300DPI
であるか否かを判断し(S604)、300DPIであ
ると判断した場合にあっては300DPI用の各分周比
の設定を実行する。即ち、半導体レーザ101の基準ク
ロックCLK1の分周比1/2、ポリゴンモータ112
の基準クロックCLK2の分周比15875、感光体ド
ラム105の駆動モータ106の基準クロックCLK3
の分周比62826を各々設定する(S605)。
【0043】次に、記録密度の切換要求が240DPI
であるか否かを判断し(S606)、240DPIであ
ると判断した場合にあっては240DPI用の各分周比
の設定を実行する。即ち、半導体レーザ101の基準ク
ロックCLK1の分周比1/3、ポリゴンモータ112
の基準クロックCLK2の分周比19050、感光体ド
ラム105の駆動モータ106の基準クロックCLK3
の分周比60314を各々設定する(S607)。
【0044】以上説明したように、本発明による光書込
装置は、ポリゴンモータ112の基準クロックCLK2
及び感光体ドラム105の駆動モータ106の基準クロ
ックCLK3の分周比を各々独立して設定可能としたた
め、副走査方向及び主走査方向の記録密度を各々独立し
て設定することができる。これにより、例えば、ファク
シミリ装置等のように副走査方向の記録密度15.4本
/mm(約391DPI)、主走査方向の記録密度16
本/mm(約406DPI)のように副走査方向の記録
密度と主走査方向の記録密度が異なる装置に対して応用
することができる(従来の装置にあっては、主走査方向
と副走査方向の記録密度が同一であることが前提であ
る)。
【0045】図7は、タイマ502にμPD8254を
使用したときの動作例を示すタイミングチャートであ
る。このタイミングチャートはμPD8254のモード
3(方形波レート・ジェネレータ)を示すものであり、
n分周カウンタである。但し、カウント数が偶数の場合
のデューティは1/2となり、奇数の場合のデューティ
は(n−1)/2nとなり、例えば、カウント数n=5
のときはデューティ2/5(アクティブ・ロウ)とな
る。
【0046】また、“コントロール・ワード”でモード
を選択するとOUT=1となり、GATE=1として
“カウント数”をロードするとカウントが開始される。
カウント数が偶数のときはカウントの前半1/2がOU
T=0となる。奇数のときは前半(n+1)/2nがO
UT=1、後半(n−1)/2nがOUT=0となる。
【0047】GATE(reset)=0とすると、そ
の立下がりに同期してOUT=1となるカウントが停止
する。その後、GATE=1とすると初期値よりカウン
トが再開される。カウント中に“カウント数”をロード
すると、次のサイクルから新しいカウントが開始され
る。カウント数が偶数の場合はカウンタは2ずつデクリ
メントされ、奇数の場合はOUT=1のときには最初の
1クロックで1デクリメントされ、2クロック目からは
2ずつデクリメントされる。OUT=0のときには最初
の1クロックで3デクリメントされ、2クロック目から
は2ずつデクリメントされる。
【0048】上記の如く本実施例によれば、半導体レー
ザの発振のための基準クロック、ポリゴンモータの基準
クロック及び感光体ドラムの駆動モータの基準クロック
の分周比を最適に選択することにより、1%刻み或いは
それ以下の精度で記録密度を主走査方向及び副走査方向
に対して独立に可変することができる。
【0049】また、半導体レーザの発振のための基準ク
ロックとMPUのクロックを共通化できるため、水晶振
動子の削減が可能となり経済的な光書込装置が実現す
る。
【0050】また、記録密度が低密度の場合にバイアス
値を印加することにより、隣接ドット間の隙間を埋める
ことができるため、レーザビームの実質的なビームエネ
ルギーを増加して画像品質の向上を図ることができる。
【0051】また、MPUはシリアルポートにより、外
部機器との情報交換が可能となり、外部機器からの信号
により記録密度の変換処理が実現でき、その操作性が向
上する。
【0052】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による光書込
装置によれば、基準クロック生成手段により多面鏡駆動
手段の基準クロックと感光体駆動手段の基準クロックを
1つの基準クロックから可変可能に生成し、分周選択手
段により光ビーム出力手段の基準クロックを1/N(N
は自然数)に分周選択するため、最小限の水晶振動子に
より複数の記録密度の切り換えを可能にし、装置のコス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光書込装置の主要構成を示す説明
図である。
【図2】画素クロックとドットとの関係を示す説明図で
ある。
【図3】fθレンズの有効走査期間率を示す説明図であ
る。
【図4】PLL制御を示す説明図である。
【図5】本発明による光書込装置における制御系の概略
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明による記録密度の変換処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】図5に示したタイマにμPD8254を使用し
たときの動作例を示すタイミングチャートである。
【図8】従来における複数の記録密度の切り換えを行う
ための構成を示す説明図である。
【符号の説明】
101 半導体レーザ 103 ポリ
ゴンミラー 105 感光体ドラム 106 駆動
モータ 107 LDドライバ 108 分周
選択回路 109 基準クロック生成回路 110 水晶
振動子 111 バイアス回路 112 ポリ
ゴンモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックの周期に基づいて光ビーム
    を変調して出力する光ビーム出力手段と、前記光ビーム
    出力手段からの光ビームを偏向走査する多面鏡を基準ク
    ロックに同期して回転させる多面鏡駆動手段と、基準ク
    ロックに同期して感光体を駆動する感光体駆動手段を有
    する光書込装置において、前記多面鏡駆動手段の基準ク
    ロックと前記感光体駆動手段の基準クロックを1つの基
    準クロックから可変可能に生成する基準クロック生成手
    段と、前記光ビーム出力手段の基準クロックを1/N
    (Nは自然数)に分周選択する分周選択手段を具備した
    ことを特徴とする光書込装置。
  2. 【請求項2】 前記基準クロック生成手段による基準ク
    ロックの生成は、前記光ビーム出力手段の基準クロック
    或いは前記基準クロックの分周出力、又は前記光ビーム
    出力手段の基準クロックの原発振周波数を用いることを
    特徴とする前記請求項1記載の光書込装置。
  3. 【請求項3】 前記光ビーム出力手段にバイアス電圧を
    印加するバイアス供給手段を具備することを特徴とする
    前記請求項1記載の光書込装置。
  4. 【請求項4】 前記基準クロックの分周切り換えを外部
    機器からの信号に基づいて実行することを特徴とする前
    記請求項1記載の光書込装置。
JP3185374A 1991-06-30 1991-06-30 光書込装置 Pending JPH0511199A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4447627C2 (de) * 1993-09-07 2000-08-10 Gerber Systems Corp Verfahren zum Erzeugen von Bildpunktsignalen
JP2002268152A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Noritsu Koki Co Ltd 画像露光装置

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