JP2634779B2 - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JP2634779B2
JP2634779B2 JP7005077A JP507795A JP2634779B2 JP 2634779 B2 JP2634779 B2 JP 2634779B2 JP 7005077 A JP7005077 A JP 7005077A JP 507795 A JP507795 A JP 507795A JP 2634779 B2 JP2634779 B2 JP 2634779B2
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政義 鈴木
義文 岡本
優 五十嵐
保人 鈴木
和幸 本田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部より入力されるデ
ータをドットパターン展開してドットイメージデータを
生成し、印刷部で印刷させる印刷制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ページプリンタのデータ解析およ
びプリンタ制御、特に高速プリンタにおいては、1頁分
のイメージドットメモリを有しており、1頁分のコード
データからフォントメモリをアクセスして、コードデー
タに対応する文字のドットパターンをリードし、そのド
ットパターンをイメージドットメモリに展開していた。
そして、1頁分のイメージデータが作成された後、印刷
部へ起動をかけて印字を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、印字が感光体を
利用する電子写真方式においては、感光体の前回転,給
紙タイミングとドットイメージの送出タイミング関係に
よって、プリント指令を送出しても、直ちにドットイメ
ージ信号を印刷部へ送出できず、プリンタのスループッ
トを著しく低下させてしまう問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明の目的は、ド
ットパターン展開以前に、所定領域単位のデータに基づ
いて前記所定領域単位のデータを前記展開手段でドット
パターン展開するのに必要とされる時間を導出し、該導
出した時間と予め決められた時間との比較結果に応じ
て、前記印刷部に対しての給紙指令タイミングを制御す
ることにより、データの複雑さに応じて所定領域単位の
データをビットマップイメージに展開するのに要する時
間が長短しても、展開処理時間に見合うように給紙タイ
ミングを調整して画像不良となることなく継続して画像
を印刷させることができる印刷制御装置を提供すること
である。また、本発明に係る第2の発明の目的は、デー
タの複雑さに応じて所定領域単位のデータをビットマッ
プイメージに展開するのに要する時間が長くなった場合
でも、それに見合うように給紙タイミングを遅らせるこ
とにより、展開処理に間に合う適切なタイミングで給紙
指令を出力して印刷不良となることのない正常な印刷結
果を得ることができる印刷制御装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部より入力されるデータをドットパターン展開し
てドットイメージデータを生成し、印刷部で印刷させる
印刷制御装置であって、定領域単位のデータにドット
パターン展開を施して前記ドットイメージデータを生成
する展開手段と、前記ドットパターン展開以前に、前記
所定領域単位のデータに基づいて前記所定領域単位のデ
ータを前記展開手段でドットパターン展開するのに必要
とされる時間を導出する導出手段と、前記導出手段で導
出した時間と予め決められた時間とを比較する比較手段
と、前記比較手段での比較結果に応じて、前記印刷部に
対しての給紙指令タイミングを制御する制御手段とを有
するものである。本発明に係る第2の発明は、前記制御
手段は、前記導出した時間が前記予め決められた時間よ
りも大きい場合の前記給紙指令タイミングを前記導出し
た時間が前記予め決められた時間以下の場合の前記給紙
指令タイミングよりも遅くするものである。
【0006】
【作用】本発明においては、ドットパターン展開以前に
所定領域単位のデータに基づいて、導出手段が前記所定
領域単位のデータを前記展開手段でドットパターン展開
するのに必要とされる時間が導出されると、比較手段が
導出された時間と予め決められた時間とを比較し、該比
較結果に応じて、制御手段が印刷部に対しての給紙指令
タイミングを制御して、データの複雑さに応じて所定領
域単位のデータをビットマップイメージに展開するのに
要する時間が長短しても、展開処理時間に見合うように
給紙タイミングを調整して画像不良となることなく継続
して画像を印刷させることを可能とする。また、前記制
御手段は、前記導出した時間が前記予め決められた時間
よりも大きい場合の前記給紙指令タイミングを前記導出
した時間が前記予め決められた時間以下の場合の前記給
紙指令タイミングよりも遅くして、データの複雑さに応
じて所定領域単位のデータをビットマップイメージに展
開するのに要する時間が長くなった場合でも、展開処理
時間に見合うように給紙タイミングを遅らせることを可
能とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す印刷制御装置
の構成ブロック図である。
【0008】図において、1はインタフェース回路で、
図示しない外部コントローラより送出されるデータ(コ
ードデータ,制御コマンド)を受けとる。2は本発明の
制御手段をなす制御部で、インタフェース回路1を介し
て入力されるデータのうち制御コマンドを解析して、入
力されるコードデータをページ単位に再構築し、ページ
メモリ3にストアさせる。4はフォントメモリで、ペー
ジメモリ3に格納されたコードデータに対応するフォン
トパターンイメージドットデータを記憶している。5a
はスイッチ回路で、フォントメモリ4に記憶している
メージドットデータをドットイメージメモリ6,7に交
互に展開してストアさせる。
【0009】5bはスイッチ回路で、ドットイメージメ
モリ6,7にストアされたイメージドットデータを交互
に読み出し、読み出したイメージドットデータをパラレ
ル・シリアル変換回路8に転送する。9はレーザユニッ
トで、パラレル・シリアル変換回路8より出力されるシ
リアルのドットイメージ信号(ビデオ信号)に応じてレ
ーザをオン・オフさせる。10はワークメモリで、ペー
ジメモリ3へのデータ書き込みに並行して、そのページ
の全体の文字数,文字の大きさ等を格納する。11はテ
ーブルメモリで、制御部2がページメモリ3をアクセス
して、1頁分のコードデータからドットパターンの展開
に要する処理時間(トータル時間)の概略時間TN を格
納する。
【0010】以下、本実施例と第1の発明の各手段との
対応及びその作用について図1等を参照して説明する。
第1の発明は、外部より入力されるデータをドットパタ
ーン展開してドットイメージデータを生成し、印刷部で
印刷させる印刷制御装置であって、所定領域単位のデー
タにドットパターン展開を施して前記ドットイメージデ
ータを生成する展開手段(制御部2が図5,図6に示す
制御手順に基づいて展開する手段)と、前記ドットパタ
ーン展開以前に、前記所定領域単位のデータに基づいて
前記所定領域単位のデータを前記展開手段でドットパタ
ーン展開するのに必要とされる時間を導出する導出手段
(制御部2が図4に示す制御手順に基づいて導出する手
段)と、前記導出手段で導出した時間と予め決められた
時間とを比較する比較手段(制御部2)と、前記比較手
段での比較結果に応じて、前記印刷部に対しての給紙指
令タイミングを制御する制御手段(制御部2)とを有
し、ドットパターン展開以前に前記所定領域単位のデー
タに基づいて、制御部2が前記所定領域単位のデータを
ドットパターン展開するのに必要とされる時間を導出す
ると、該導出された時間と予め決められた時間とを比較
し、該比較結果に応じて、制御部2が印刷部に対しての
給紙指令タイミングを制御して、データの複雑さに応じ
て所定領域単位のデータをビットマップイメージに展開
するのに要する時間が長短しても、展開処理時間に見合
うように給紙タイミングを調整して画像不良となること
なく継続して画像を印刷させることを可能とする。第2
の発明は、前記制御手段(制御部2)は、図3の(a)
〜(d)に示すように、前記導出した時間が前記予め決
められた時間よりも大きい場合の前記給紙指令タイミン
グを前記導出した時間が前記予め決められた時間以下の
場合の前記給紙指令タイミングよりも遅くして、データ
の複雑さに応じて所定領域単位のデータをビットマップ
イメージに展開するのに要する時間が長くなった場合で
も、展開処理時間に見合うように給紙タイミングを遅ら
せることを可能とする。
【0011】次に、図2および図3を参照しながら図1
の動作について説明する。
【0012】図2は本発明を適用するプリンタの一例を
示す断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0013】図3は動作説明のためのタイミングであ
る。
【0014】図において、21は感光体で、レーザユニ
ット9から送出されるオン・オフ信号により潜像が形成
される。22は給紙部で、記録紙23を給紙する。24
はレジストローラで、給紙部22から給紙される記録紙
23を一旦停止させ、感光体21に形成される画像先端
との位置合せを行う。25は定着器で、転写された画像
を記録紙23に定着させる。26は排紙トレーで、ハー
ドコピーを載置する。
【0015】図3は、図1および図2の動作を説明する
タイミングチャートであり、同図の(a)は給紙指令を
示し、図示しないデータ制御部より送出される。同図の
(b)はレジストローラ駆動指令を示し、給紙された記
録紙23がレジストローラ24で先端が揃えられ、次に
駆動するタイミングを示している。なお、このレジスト
ローラ駆動指令は、図3の(a),(b)に示すよう
に、給紙指令が出力されてから一定間隔で出力されるも
のであり、その出力タイミングは給紙指令により定ま
る。
【0016】同図の(c)はビデオ信号を示し、図1に
示すパラレル・シリアル変換回路8から送出される。こ
れにより、給紙された記録紙23が感光体21に到達す
るまでの時間と、レーザユニット9によって照射された
感光体21上の位置が感光体21の回転によって給紙さ
れた記録紙23と接するまでの時間が等しくなるよう
に、ビデオ信号の送出タイミングが決定される。
【0017】同図の(d)は書き込みタイミングを示
し、この書き込みタイミングに図1に示すドットイメー
ジメモリ6へドットイメージデータが書き込まれる。同
図の(e)は書き込みタイミングを示し、この書き込み
タイミングで図1に示すドットイメージメモリ7へドッ
トイメージデータが書き込まれる。
【0018】同図の(f)は許容書き込みタイミングを
示し、この書き込みタイミングで図1に示すドットイメ
ージメモリ7へドットイメージデータが書き込まれる。
なお、書き込み枚数はN〜N+3枚までを示し、T
0 (=T1 +T2 +T3 )は給紙周期を示し、T1 はビ
デオ信号送出から次の給紙指令送出時点までの時間を示
し、T2 は給紙指令送出からビデオ信号送出終了時点ま
での時間を示し、T3 は給紙される記録紙23の給紙間
隔に相当する時間を示し、T(=T0 −T2 )はドット
イメージメモリ6,7にドットイメージデータを書き込
むのに許容される時間を示している。
【0019】ここで、例えば図3の(e)に示すように
(N+1)頁のデータの準備終了後、出力する給紙指令
(N+1)について考える。
【0020】最高のスループットで印字するには、給紙
指令Nの後、T0 時間経って(N+1)の給紙指令を出
力する必要があるが、ドットイメージメモリに(N+
1)頁のデータが未だ準備されていない時は、図3の
(e)に示すように、(N+1)頁の給紙指令が図3の
(a)のタイミング(図3の(a)はデータ準備済みの
給紙指令に対応する)では出力されず、結局、スループ
ットが落ちてしまう。
【0021】ここで、(N+1)頁の給紙指令をデータ
準備完了の前に、N頁後T0 のタイミングで出力したと
すると、(N+1)頁のデータの準備がその後(T2
3)までに完了していればよいことになる。そのタイ
ミングが図3の(f)に示されており、結局トータル
で、T+T2 +T3 =T0 −T2 +T2 +T3 =T0
3 =TS となり、ドットイメージメモリ7の書き込み
に要する時間が大幅に増える。
【0022】図1において、外部コントローラ(図示し
ない)からのデータはインタフェース回路1を介して制
御部2に入力される。制御部2では、入力データのうち
制御コマンドを解析して入力データをページ単位に再構
築し、ページメモリ3にストアして行く。1頁分のデー
タが揃うと、そのページのコードデータによってフォン
トメモリ4をアクセスし、コードデータからドットパタ
ーンデータに変換し、スイッチ回路5a を通ってドット
イメージメモリ6またはドットイメージメモリ7に書き
込まれる。スイッチ回路5a ,5b はそれぞれ反対に動
作し、すなわち、スイッチ回路5a がドットイメージメ
モリ6をアクセスしているときは、スイッチ回路5b が
ドットイメージメモリ7をアクセスしており、スイッチ
回路5bがアクセスするドットイメージメモリ6または
ドットイメージメモリ7よりドットイメージがパラレル
・シリアル変換回路8に送出され、パラレル・シリアル
変換されたビデオ信号(図3の(c)に示す)がレーザ
ユニット9に送出される。
【0023】一方、制御部2では、ページメモリ3にデ
ータを構成して行く作業に並行して、ページデータの全
体の文字数,文字の大きさ等をワークメモリ10にスト
アして行く。
【0024】次に、1頁のデータが揃った時点で、ワー
クメモリ10の内部によって、1頁のコードデータから
フォントメモリ4をアクセスして、ドットパターン展開
に要するトータル時間の概略時間TN を求め、テーブル
メモリ11にストアして行く。次いで、制御部2がプリ
ント実行時に前述した許容時間TS =T0 +T3 と概略
時間TN を比較し、TN ≦TS の場合は、印刷部に対し
て給紙指令(図3の(a)に示す(N+1)頁目の給紙
指令をN頁の給紙指令後T0 後送出する)を送出させ、
スループットを損なうことなく、プリントを実行させ
る。なお、図3の(c),(d)から見ると、(N−
1)頁目のビデオ信号送出後、(T3 +T1)後に、
(N+1)頁目の給紙指令を送出することとなる。
【0025】一方、上述した判断で、TN >TS の場合
は、前述したタイミングで給紙指令を送出しても1頁の
ドットイメージデータが所要時間TS までに準備できな
いため、すなわち、図3の(c)に示すように、(N−
1)頁目のビデオ信号送出後、(T3 +T1 )に加えて
(TN −TS )経過後(T3 +T1 +TN −(T0 +T
3 )=TN +T1 −T0 )、図3の(a)の(N+1)
に相当する給紙指令を送出することとなる。
【0026】次に、図4を参照しながらページデータ作
成動作を説明する。
【0027】図4は本発明によるページデータ作成動作
を説明するフローチャートである。なお、(1)〜
(6)は各ステップを示す。
【0028】制御部2は、入力されるデータが制御コマ
ンドかどうかを判断し(1)、YESならばコマンド解
析ルーチンを行いメインルーチンに戻る(2)。
【0029】一方、ステップ(1)の判断で、NOの場
合、すなわち、コードデータの場合は、ページメモリ3
へストアする(3)。
【0030】次いで、文字の大きさをワークメモリ10
にストアするとともに、文字数カウンタ(図示しない)
を『1』インクリメントし(4)、次いで、1頁分のコ
ードデータを取り込んだかどうかを判断し(5)、NO
ならばメインルーチンに戻り、YESならばワークメモ
リ10の内容をリードして1頁のコードデータからドッ
トパターンへ展開するのに要する時間を計算し、テーブ
ルメモリ11へライトしてメインルーチンへ戻る
(6)。
【0031】次に、図5,図6を参照しながら本発明に
よる印字動作を説明する。
【0032】図5,図6は本発明の一実施例を示す印刷
制御装置による印字動作の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(22)は各ステップを示す。
【0033】まず、ドットイメージメモリ6へフォント
メモリ4からのフォントパターンを展開する(1)。次
いで、ドットイメージメモリ7へフォントメモリ4から
のフォントパターンを展開する(2)。ここで、印刷部
N頁に対する給紙指令(図3の(a)に示す)を送出
し(3)、ドットイメージメモリ6からN頁のデータ
パラレル・シリアル変換回路8へ送出開始し、図3の
(c)に示すようにN頁のビデオ信号の出力を開始する
(4)。
【0034】次いで、図3の(c)に示すようにN頁の
ビデオ信号の出力を開始して時間T1 経過後、図3の
(a)に示すように(N+1)頁に対する給紙指令を出
力する(5)。続いて、1頁分のイメージドットデータ
の送出終了を待機し(6)、終了した時点から時間T3
経過後、ドットイメージメモリ7から(N+1)頁の
ータをパラレル・シリアル変換回路8へ送出開始し、
3の(c)に示すように(N+1)頁のビデオ信号の出
力を開始する(7)。
【0035】次いで、全頁のプリントが終了したかどう
かを判断し(8)、YESならばメインルーチンに戻
り、NOの場合、すなわち、次のプリントがある場合
は、ドットイメージメモリ6へ3頁目(N+2)のドッ
トパターンの展開を開始する(9)。次いで、テーブル
メモリ11より概略時間TN をリードし(10)、概略
時間TN が許容時間TS =T0 +T3 以下かどうかを判
断し(11)、NOならば概略時間TN と時間T1 を加
算した時間から時間T0 を減算した時間を経過した後、
すなわち、図3の(c)に示すように、N頁のビデオ信
号送出終了後、(T 3 +T 1 )に加えて(T N −T S )経
過後(T 3 +T 1 +T N −(T 0 +T 3 )=T N +T 1
−T 0 )、図3の(a)の(N+2)に相当する給紙指
令を送出する(12)。一方、ステップ(11)で、Y
ESの場合、N頁のビデオ信号送出終了後、(T 3 +T
1 )経過後、図3の(a)に示すように、(N+2)に
対する給紙指令を送出する(13)。
【0036】次いで、ドットイメージメモリ7の読み出
し終了を待機し(14)、終了したら、全頁のプリント
が終了したかどうかを判断し(15)、YESならばメ
インルーチンに戻り、NOならばドットイメージメモリ
7へ次頁のデータ展開を開始する(16)。
【0037】次いで、テーブルメモリ11より概略時間
TN をリードし(17)、概略時間TN が許容時間TS
以下かどうかを判断し(18)、NOならば概略時間T
N と時間T1 を加算した時間から時間T0 を減算した時
間を経過した後、すなわち、図3の(c)に示すよう
に、(N+1)頁のビデオ信号送出終了後、(T 3 +T
1 )に加えて(T N −T S )経過後(T 3 +T 1 +T N
−(T 0 +T 3 )=T N +T 1 −T 0 )、図3の(a)
の(N+3)に相当する給紙指令を送出する(19)。
一方、ステップ(18)でYESの場合、(N+1)頁
のビデオ信号送出終了後、(T 3 +T 1 )経過後、図3
の(a)に示すように、(N+3)に対する給紙指令を
送出する(20)。
【0038】次いで、1頁分のデータ送出終了を待機し
(21)、終了したら、全頁のプリントが終了したかど
うかを判断し(22)、YESならばメインルーチンに
戻り、NOならばステップ(9)に戻る。
【0039】なお、上記実施例では入力データが文字コ
ードデータの場合について説明したが、その他、例えば
グラフィックのようにベクトルデータの場合でもよく、
その場合は、ベクトル本数とベクトルデータの始点と終
点の大きさから、展開処理時間の概略時間を求めるよう
にすれば、本発明を適用できることは云うまでもない。
【0040】また、文字のドットパターンにアミカケ,
アンダーラインを重畳するような処理を施す場合や、ド
ットパターンを拡大するような場合には、概略時間をN
倍することにより、同様の効果が期待できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドットパターン展開以前に所定領域単位のデータに基づ
いて、導出手段が前記所定領域単位のデータを前記展開
手段でドットパターン展開するのに必要とされる時間が
導出されると、比較手段が導出された時間と予め決めら
れた時間とを比較し、該比較結果に応じて、制御手段が
印刷部に対しての給紙指令タイミングを制御して、デー
タの複雑さに応じて所定領域単位のデータをビットマッ
プイメージに展開するのに要する時間が長短しても、展
開処理時間に見合うように給紙タイミングを調整して画
像不良となることなく継続して画像を出力することがで
る。また、前記制御手段は、前記導出した時間が前記
予め決められた時間よりも大きい場合の前記給紙指令タ
イミングを前記導出した時間が前記予め決められた時間
以下の場合の前記給紙指令タイミングよりも遅くするの
で、データの複雑さに応じて所定領域単位のデータをビ
ットマップイメージに展開するのに要する時間が長くな
った場合でも、展開処理に間に合う適切なタイミングで
給紙指令を出力して印刷不良となることのない正常な印
刷結果を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印刷制御装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用するプリンタの一例を示す断面図
である。
【図3】図1および図2の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図4】本発明によるページデータ作成動作を説明する
フローチャートである。
【図5】本発明の一実施例を示す印刷制御装置による印
字動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例を示す印刷制御装置による印
字動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インタフェース回路 2 制御部 3 ページメモリ 4 フォントメモリ 9 レーザユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/38 G06F 3/12 B G06F 3/12 B41J 3/00 D M (72)発明者 五十嵐 優 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 保人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 本田 和幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 秋元 浩一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−126430(JP,A) 特開 昭60−141076(JP,A) 特開 昭57−57338(JP,A) 特開 昭62−82765(JP,A) 特開 昭60−183627(JP,A) 特開 昭58−56192(JP,A) 特開 昭60−258639(JP,A) 特開 昭60−245362(JP,A) 特開 昭59−119958(JP,A) 特開 昭60−27815(JP,A) 特開 昭59−3625(JP,A) 特開 昭57−164382(JP,A) 実開 昭60−192563(JP,U) 実開 昭55−165354(JP,U) 実開 昭57−187748(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力されるデータをドットパタ
    ーン展開してドットイメージデータを生成し、印刷部で
    印刷させる印刷制御装置であって、 定領域単位のデータにドットパターン展開を施して前
    記ドットイメージデータを生成する展開手段と、 前記ドットパターン展開以前に、前記所定領域単位のデ
    ータに基づいて前記所定領域単位のデータを前記展開手
    段でドットパターン展開するのに必要とされる時間を導
    出する導出手段と、 前記導出手段で導出した時間と予め決められた時間とを
    比較する比較手段と、前記比較手段での比較結果に応じ
    て、前記印刷部に対しての給紙指令タイミングを制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記導出した時間が前
    記予め決められた時間よりも大きい場合の前記給紙指令
    タイミングを前記導出した時間が前記予め決められた時
    間以下の場合の前記給紙指令タイミングよりも遅くする
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
JP7005077A 1995-01-17 1995-01-17 印刷制御装置 Expired - Lifetime JP2634779B2 (ja)

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JP7005077A JP2634779B2 (ja) 1995-01-17 1995-01-17 印刷制御装置

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JP60266117A Division JPS62126430A (ja) 1985-11-28 1985-11-28 プリンタ制御装置

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JPH07256935A JPH07256935A (ja) 1995-10-09
JP2634779B2 true JP2634779B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=11601333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7005077A Expired - Lifetime JP2634779B2 (ja) 1995-01-17 1995-01-17 印刷制御装置

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