JP2633809B2 - ディスクオートチェンジャー - Google Patents

ディスクオートチェンジャー

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JP2633809B2
JP2633809B2 JP6190985A JP19098594A JP2633809B2 JP 2633809 B2 JP2633809 B2 JP 2633809B2 JP 6190985 A JP6190985 A JP 6190985A JP 19098594 A JP19098594 A JP 19098594A JP 2633809 B2 JP2633809 B2 JP 2633809B2
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disk
disc
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chuck
arm
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健 志賀
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スクやビデオディスク等のディスクで指定されたものを
ディスクキャリアによって自動搬送してディスクテーブ
ルに選択的にチャッキングさるせようにしたディスクオ
ートチェンジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンパクトディスク等のオー
トチェンジャーとして、回転軸によって回転駆動されか
つ中心にセンターリングキャップを有するディスクテー
ブルと、指定されたディスクをディスクホルダによって
保持して搬送してディスクテーブルに選択的に供給する
ディスクキャリアと、このディスクキャリアによる搬送
動作に支障を与えない退避位置とディスクテーブルにデ
ィスクを押着させるチャツキング位置との間で、その先
端に設けたディスクチャツクを往復動させるチャツキン
グアームとを有し、ディスクキャリアのディスクホルダ
によって保持して搬送したディスクをその中心孔によっ
てディスクテーブルのセンターリングキャップの外周に
挿入した後、ディスクチャツク退避位置からチャッキ
ング位置へ往動させて、ディスクチャックによりディス
クをディスクテーブルに押圧してチャッキングさせるよ
うに構成したものが考えられている。なお、上記ディス
クチャッキング後はプレイ状態となり、ディスクテーブ
ルによってディスクが回転駆動されると共に、光学ヘッ
ドによってディスクの読取りが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】このようなディスク
オートチェンジャーで、ディスクをディスクテーブル上
に水平状態にチャッキングする水平使用のものでは、デ
ィスクホルダに水平状態に保持しているディスクの中心
孔をセンターリングキャップの外周に水平に嵌合させた
後、ディスクチャックによるディスクのチャッキング前
に、ディスクホルダによるディスクの保持を解除して
も、ディスクがディスクテーブルの下方に脱落しにく
い。
【0004】しかし、この水平使用のものでは、多数の
ディスクが水平な状態でそれぞれ収納されるディスク収
納部を設け、このディスク収納部に収納された多数のデ
ィスクの中から指定されたディスクをディスクキャリア
によりディスクテーブルに選択的に供給するように構成
した場合、ディスクの数が多くなればなる程、ディスク
収納部の高さが大きくなって装置の取扱いが面倒にな
る。また、この水平使用のものでは、ディスクキャアリ
アによるディスク収納部に対するディスクの取り出しお
よび戻し入れの操作が面倒であるから、ディスクキャリ
アの構造が複雑であり、また、上記操作を円滑かつ確実
に行うことも困難である。 そこで、ディスクテーブルに
ディスクを垂直状態にチャッキングする垂直使用のもの
にすることが考えられるが、この垂直使用のものでは、
ディスクホルダに垂直状態に保持されているディスクの
中心孔を水平状態のセンターリングキャップの外周に水
平方向から嵌合した後、ディスクチャックによるディス
クのチャッキング前に、ディスクホルダによるディスク
の保持を解除すると、ディスクが自重によってディスク
テーブルの下方に脱落し易い。
【0005】従って、この垂直使用のものでは、ディス
クチャックによるディスクのチャッキング後に、ディス
クホルダによるディスクの保持を解除するのが好ましい
が、反面、ディスクホルダによってディスクを保持した
状態のままで、ディスクチャックによりディスクを水平
方向から押圧してディスクテーブルにチャッキングする
場合には、ディスクキャリア及びディスクチャッキング
装置の精度のバラツキにより、ディスクの中心孔がセン
ターリングキャップの外周に正しく挿入されずに、ディ
スクテーブルに対してディスクが不測に傾いてチャッキ
ングされる等、ディスクテーブルの中心に対するディス
クの中心の位置決め(以下センターリングと記載する)
が不正確になり易かった。また、ディスクチャックがデ
ィスクホルダに保持されているディスクに衝突するとデ
ィスクが歪んで損傷することもあった。
【0006】なお、ディスクテーブルに対するディスク
のセンターリングが不正確であると、プレイ時に、ディ
スクが面振れや偏心回転運動等の回転変動を発生する
等、光学ヘッドによる読取り出力の特性の劣化(音飛び
等)を招き易い。また、ディスクが歪むと読取り出力の
特性の劣化(音飛び等)を招くだけでなく、衝撃によっ
てディスクが欠損するとその破片によって装置内の様々
な機構が損傷される恐れもある。
【0007】本発明は、ディスクテーブルにディスクを
垂直状態にチャッキングする垂直使用のものであって
も、ディスクチャックによりディスクをディスクテーブ
ルに押圧してチャッキングする際に、ディスクを脱落さ
せることなく正確かつ安全にチャッキングさせることが
できるようにするものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は、複数のディ
スクが垂直な状態でそれぞれ収納されるディスク収納部
と、前記ディスク収納部に収納されるディスクの面と平
行になるように配設され、回転軸によって回転駆動さ
れ、かつ中心にディスクの中心孔が嵌合されるセンター
リングキャップを有するディスクテーブルが設けられた
ディスクプレーヤ部と、前記ディスク収納部に収納され
ディスクの面とほぼ直交する方向に移動可能に設け
れると共に、前記ディスク収納部に収納されるディスク
の面と平行な方向に回動可能に設けられた半円弧状のデ
ィスクホルダを有し、前記ディスク収納部に収納される
複数のディスクの中から指定されるディスクの外周側を
前記ディスクホルダにより保持することによって、この
指定されたディスクを前記ディスク収納部から取り出し
て前記ディスクプレーヤ部に搬送するディスクキャリア
と、その先端側にディスクチャックを有し、その基端部
が前記ディスクプレーヤ部に回動自在に支持されて、前
記ディスクキャリアの搬送を妨げない退避位置と、前記
ディスクチャックが前記ディスクテーブルに押圧されて
ディスクのチャッキングを行うチャッキング位置との間
で回動可能に設けられたチャッキングアームと、 前記
ディスクテーブルと前記ディスクチャックとの何れか一
方に設けられた磁石と、前記チャッキングアームに前記
退避位置と前記チャッキング位置との間を回動させる
ャッキング駆動機構と、前記ディスクキャリアにより
されるディスクの中心孔が前記ディスクテーブルのセ
ンターリングキャップに挿入された後、前記チャッキン
グアームを前記チャッキング駆動機構により前記退避位
置から前記チャッキング位置に回動する際に、前記ディ
スクチャックが前記センターリングキャップに近接され
たチャッキング直前位置に回動されたことを前記チャッ
キング駆動機構により操作されて検出する検出手段とを
備え、前記ディスクキャリアにより搬送されるディスク
の中心孔が前記ディスクテーブルのセンターリングキャ
ップに挿入された後、前記チャッキング駆動機構により
前記チャッキングアームを前記退避位置から前記チャッ
キング位置に向けて回動させて、前記ディスクチャック
が前記センターリングキャップに近接されたチャッキン
グ直前位置に回動されたことを前記検出手段が検出した
ときに、前記チャッキング 駆動機構による前記チャッキ
ングアームの回動を停止させると共に、前記ディスクホ
ルダによるディスクの保持を解除し、このディスクホル
ダによるディスクの保持の解除後に、前記チャッキング
駆動機構により前記チャッキングアームを前記チャッキ
ング直前位置から前記チャッキング位置まで所定の速度
更に回動させて、前記ディスクテーブルと前記ディス
クチャックとの何れか一方に設けられた前記磁石がその
他方を磁気的に吸引することによって、前記ディスクホ
ルダによる保持が解除されたディスクを前記ディスクチ
ャックにより押圧して前記ディスクテーブルにチャッキ
ングさせるように構成したものである。
【0009】
【作用】本発明は、ディスクキャリアのディスクホルダ
より保持して搬送したディスクをその中心孔により
ィスクテーブルのセンターリングキャップの外周に挿入
した後、ディスクプレーヤ部に回動自在に設けられたチ
ャッキングアームをチャッキング駆動機構により回動さ
せ、このチャッキングアームの先端側に設けたディスク
チャックを退避位置からチャッキング位置へ回動する際
に、このディスクチャックがセンターリングキャップに
近接されたチャッキング直前位置に回動されたことを
ャッキング駆動機構により操作される検出手段により検
出し、この検出手段の検出によりディスクホルダによる
ディスクの保持を解除するので、ディスクテーブルにデ
ィスクを垂直状態でチャッキングする垂直使用のもので
も、ディスクホルダによるディスクの保持を解除した時
に、センターリングキャップに近接されているディスク
チャックによりディスクを受け止めることができて、
ディスクが自重によりディスクテーブルの下方に脱落
することがない。
【0010】そして、チャッキング駆動機構によりチャ
ッキング直前位置からチャッキング位置まで所定の回動
速度で回動されるチャッキングアームの先端側に設けた
ディスクチャックによって、ディスクホルダによる保持
の解除により自由になったディスク押圧してチャッキ
ングしてから、ディスクテーブルとディスクチャックと
の何れか一方に他方を磁石により磁気的にかつ相対的に
吸引させるようにしたので、ディスクの中心孔をセンタ
ーリングキャップの外周に沿って無理なく安定した状態
正確に嵌合させることができる。しかも、ディスクホ
ルダをディスクの面と平行な方向に回動させてこのディ
スクの保持及び保持の解除を行うので、特にディスクの
保持を解除する際にディスクがこのディスクの面と直交
する方向に移動することがない。従って、このディスク
は、チャッキングされる前にセンターリングキャップか
らずれることがなく、センターリングキャップからの脱
落や偏心してチャッキングされるといった不都合が皆無
である。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を適用したコンパクトディス
クやビデオディスク等のディスクオートチェンジャーの
一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】先ず、ディスクオートチェンジャー全体の
構成及び動作を、図1〜図3によって説明する。
【0013】このディスクオートチェンジャー1は、ケ
ース2内にディスク収納棚3と、ディスクプレーヤ部4
と、ディスクキャリア5とを備えている。そして、ディ
スク収納棚3には多数(数10枚)のディスク7が各々
ディスク差込溝8内に上方から差込まれて垂直状態で一
列状に収納されている。なお、このディスク収納棚3は
ケース2の前面に設けた開閉蓋9を有する前面開口10
からこのケース2内に着脱自在に収納できるように構成
されている。また、ディスクプレーヤ部4には水平な回
転軸の周りで回転駆動されるディスクテーブル12と、
水平方向に往復駆動される光学ヘッド13とが設けら
れ、チャッキングアーム15を回動させてその先端に取
付けたディスクチャック14によってディスク7をディ
スクテーブル12に垂直状態にチャッキングするディス
クチャッキング装置16が設けられている。また、ディ
スクキャリア5はディスク収納棚3とディスクプレーヤ
部4との間でディスク7を搬送するものであり、ディス
ク7を1枚ずつ垂直状態に保持して搬送するほぼ半円弧
状をなすディスクホルダ18を有しており、かつ水平な
2本のガイド軸19によって案内されてディスク収納棚
3に沿って水平方向に往復駆動されるものである。
【0014】このディスクオートチェンジャー1によれ
ば、先ず、停止モードでは、図1に実線で示す如くディ
スクキャリア5が停止位置へ復動され、ディスクチャッ
ク14もチャッキング位置に移動されている。
【0015】次に、ディスク交換指令信号が出されて動
作モードになると、図1に鎖線で示す如く、ディスクキ
ャリア5が矢印a方向に移動されて、ディスク収納棚3
の上記ディスク交換指令信号によって指定された位置に
停止され、ディスクホルダ18がその指定されたディス
ク7を保持する。なおこの時に、チャッキングアーム1
矢印b方向に開かれディスクチャック14が退避位
置に移動される。
【0016】そして引き続き、図2に実線で示す如くデ
ィスクホルダ18が矢印c方向に回動されて、その保持
したディスク7をディスク収納棚3の上方に垂直状態に
抜き出す。なお、その抜き出されたディスク7の中心孔
7aがディスクテーブル12の水平な回転中心にほぼ一
致される。
【0017】次に、図3に実線で示す如くディスクキャ
リア5が矢印d方向に移動されて、ディスクホルダ18
によって垂直状態に保持しているディスク7を演奏位置
へ水平に搬送する。
【0018】そして、ディスクキャリア5が上記演奏位
置で停止された時、ディスクホルダ18に保持されてい
るディスク7がディスクテーブル12に垂直状態に嵌合
され、この後、ディスクチャック14退避位置からチ
ャッキング位置まで矢印e方向に回動されて、ディスク
ホルダ18によるディスク7の保持の解除と共に、ディ
スクチャック14によりディスク7がディスクテーブル
12に押圧されて垂直状態にチャッキングされる。
【0019】次に、ディスク7がディスクテーブル12
によって回転駆動されると共に、光学ヘッド13による
ディスク7の読取りが行われて、ディスク7の演奏が行
われるプレイモードとなる。なお、このディスク7の回
転駆動時に、ディスクチャック14はディスク7と一緒
に回転駆動される。
【0020】次に、ディスクチャッキング装置全体の構
成及び動作を図4〜図6によって説明する。
【0021】このディスクチャッキング装置16のディ
スクテーブル12は、ディスクプレーヤ部4の垂直基板
21に取付けられたモータ22の水平な回転軸23の先
端に取付けられている。なお、ディスクテーブル12の
中心にはセンターリングキャップ24が取付けられてい
る。また金属板からなるチャッキングアーム15は垂直
基板21に垂直な支点軸25を介して回転自在に枢支さ
れていて、このチャッキングアーム15は図5に示す
うに水平方向(矢印b、e方向)に往復駆動されて先端
に取付けられているディスクチャック14が退避位置と
図6に鎖線で示すチャッキング位置との間で移動される
ように構成されている。なお、支点軸25の上端には被
制御アーム26が同方向に回動自在に枢支されており、
その被制御アーム26とチャッキングアーム15とが長
孔27及びピン28によって係合され、かつリミッター
用の引張りばね29によって矢印b、e方向から互いに
当接し合っている。
【0022】そして、支点軸25の上端に嵌装されて被
制御アーム26を回動付勢する捩りばね30によって、
その被制御アーム26と一体にチャッキングアーム15
が矢印b方向に回動付勢されてディスクチャック14が
退避位置に保持される。そのチャッキングアーム15
のストッパー端15aが垂直基板21に当接されて停止
される。なお、チャッキングアーム15の先端に取付け
られているディスクチャック14の中心にはセンターリ
ングキャップ24の外周に嵌合される凹部31が形成さ
れている。また、被制御アーム26には2つのローラ3
2、33が枢着されており、これら被制御アーム26及
びローラ32、33は垂直基板21に設けられた開口3
4からその垂直基板21の背面側に出し入れされる。そ
して、垂直基板21の背面には駆動モータ(図示せず)
によって水平方向(矢印f、g方向)に往復駆動される
制御スライダー35が取付けられている。この制御スラ
イダー35の往動方向(矢印f方向)の先端部には両ロ
ーラ32、33を交互に押圧する2つのローラ押圧面3
6、37が設けられている。
【0023】なお、ローラ押圧面36は制御スライダー
35の往復動方向に対し直角であり、ローラ押圧面37
は同往復動方向に対して傾斜されかつローラ挿通孔38
に引き続いて設けられている。またこの制御スライダー
35の背面には3つのスイッチ制御カム39a、39
b、39cが一体に設けられており、かつこれらに対向
する3つのマイクロスイッチ(検出手段)40a、40
b、40cが垂直基板21の背面に取付けられている。
【0024】このディスクチャッキング装置16によれ
ば、先ず、図5に示す如く、制御スライダー35が矢印
g方向の復動位置へ復動されることによって、チャッキ
ングアーム15が捩りばね30によって矢印b方向に復
動される。なおこの時、スイッチ制御カム39aによっ
てマイクロスイッチ40aが動作されて、制御スライダ
ー35の駆動モータが停止される。
【0025】次に、前述した如くディスクキャリア5の
ディスクホルダ18によって保持されて搬送されたディ
スク7が、その中心孔7aによって図6に実線で示す如
くディスクテーブル12のセンターリングキャップ24
の外周に嵌合された後、制御スライダー35が図5で矢
印f方向に往動される。
【0026】すると、制御スライダー35の第3のロー
ラ押圧面36が第1のローラ32を矢印f方向に押圧
し、被制御アーム26と一体にチャッキングアーム15
が捩りばね30に抗して矢印e方向に往動開始されディ
スクチャック14が退避位置からチャッキング位置へ向
け移動される。そして、チャッキングアーム15が矢印
e方向に所定角度回動されると、第2のローラ33がロ
ーラ挿通孔38内に入り込んで第2のローラ押圧面37
に当接され、以後制御スライダー35の引き続きの矢印
f方向への往動により、その第2のローラ押圧面37が
第2のローラ33を矢印f方向に押圧して、被制御アー
ム26と一体にチャッキングアーム15が捩りばね30
に抗して引き続き矢印e方向に往動される。
【0027】そして、図6に実線で示す如く、ディスク
チャック14がセンターリングキャップ24に近接され
たチャッキング直前位置(なお、このチャッキング直前
位置は、ディスクチャック14の先端面がセンターリン
グキャップ24の先端面に対してほぼ面一状態に近接さ
れた位置又はディスクチャック14の凹部31がセンタ
ーリングキャップ24の先端の外周に浅く嵌合された位
置の何れであっても良い。)に達すると、スイッチ制御
カム39bによってマイクロスイッチ40bが動作され
て、制御スライダー35の駆動モータが一時停止され
る。即ち、ディスクチャック14がチャッキング直前位
置に達すると、マイクロスイッチ40bによって検出さ
れて、そのチャッキングアーム15が一時停止される。
【0028】そして、そのマイクロスイッチ40bの検
出によって、ディスクホルダ18によるディスク7の保
持が解除され、その瞬間に、ディスク7が自由になる。
【0029】そしてこの後、図6に鎖線で示す如く、制
御スライダー35が再び矢印f方向に往動され、第2の
ローラ押圧面37が第2のローラ33を更に矢印f方向
に押圧することによって、被制御アーム26と一体にチ
ャッキングアーム15が捩りばね30に抗して矢印e方
向に往動されディスクチャック14がチャッキング直前
位置からチャッキング位置まで移動される。なおこの
際、被制御アーム26が矢印e方向にオーバーストロー
ク分回動されることによって、引張りばね29が引張ら
れ、そのばね力によってディスクチャック14がディス
ク7をディスクテーブル12に矢印d方向から押圧し
て、そのディスク7をディスクテーブル12に垂直状態
にチャッキングする。
【0030】以上により、ディスクテーブル12へのデ
ィスク7のチャッキング動作が完了し、制御スライダー
35が往動位置に達して、スイッチ制御カム39cによ
ってマイクロスイッチ40cが動作されて、制御スライ
ダー35の駆動モータが再度停止される。
【0031】次に、ディスクチャッキング装置のディス
クチャッキング主要部の構成及び動作を、図7〜図9に
よって説明する。
【0032】先ず、円板状をなすディスクテーブル12
と、ほぼ裁頭円錐状をなすセンターリングキャップ24
と、円筒状をなすセンターリングガイド42とは共に金
属によって形成されている。そして、ディスクテーブル
12は水平な回転中心P1 を有する回転軸23の先端部
23aの外周に止ねじ43によってねじ止めされてお
り、その先端部23aはディスクテーブル12の中心部
に設けられた同心円形の凹部44を貫通して前方に突出
されている。また、センターリングキャップ24が凹部
44内で先端部23aの外周に回転自在に取付けられて
おり、そのセンターリングキャップ24の先端の中心部
に設けられた同心円形の凹部45内で先端部23aの外
周にセンターリングガイド42が一対のストッパーリン
グ46によって回転自在に取付けられている。なお、セ
ンターリングキャップ24は先端部23aに沿って矢印
h、i方向に移動自在に構成されており、圧縮ばね47
によって矢印h方向に移動付勢されてセンターリングガ
イド42に当接されている。また、このセンターリング
キャップ24の外周には矢印i方向に向かって次第に直
径が大きくなる小径及び大径の2段階のテーパー面4
8、49が形成されているが、これら両テーパー面4
8、49を1つの滑らかな円弧面で形成しても良い。
【0033】次に、共に円筒状をなすディスクチャック
14とストッパー部材51は合成樹脂によって形成され
ている。そしてストッパー部材51が複数の止ねじ52
によってチャッキングアーム15の先端の前面15bに
ねじ止めされ、ディスクチャック14がストッパー部材
51の前端の内側フランジ53に形成されている円形孔
54内に挿入されている。なお、その円形孔54の内径
はディスクチャック14の外径よりも充分に大きく形成
されている。また、ディスクチャック14の先端部14
aの中心部に凹部31が形成されており、その凹部31
の先端は先広がり状のテーパー面55に形成されてい
る。
【0034】そして、ディスクチャック14の先端部1
4aの内側面とチャッキングアーム15の前面15bと
にリング状をなす一対のマグネット(図4参照)56、
57が水平方向から相対向された状態で各々接着等にて
取付けられている。なおこれら両マグネット56、57
はこれらの板厚方向に単極着磁されたものであって、こ
れら両マグネット56、57は例えばS極どうしで相対
向されている。そして、これら両マグネット56、57
による矢印j、k方向の磁気反発力により、ディスクチ
ャッキング15が、後述するディスクチャッキング状態
でディスクテーブル12の水平な回転中心P1 にほぼ一
致される円形孔54の水平な中心P2 上においてチャッ
キングアーム15からディスクテーブル12側である矢
印j方向に押圧付勢される。そしてその押圧付勢された
ディスクチャック14の後端の外側フランジ58がスト
ッパー部材51の内側フランジ53に矢印j方向から押
圧されて、そのディスクチャック14がストッパー部材
51にガタツキのない状態で安定良く保持される。なお
この際、円形孔54の内径がディスクチャック14の外
径より充分に大きく形成されていることから、ディスク
チャック14が円形孔54の水平な中心P2 に対して上
下多少位置ずれしても、そのディスクチャック14の外
周面14bがストッパー部材51の内側フランジ53の
内周面53aに接触されない。
【0035】一方、この実施例では、内側フランジ53
の頂部(上端部)に小突起59を設けて、外側フランジ
58の頂部(上端部)をその小突起59に矢印j方向か
ら当接させたことによって、ディスクチャック14の中
心線P3 が水平な中心P2 に対して角度θに上向きに傾
いた姿勢に保持されるように構成している。なお、小突
起59はストッパー部材51に一体成形した段部等であ
っても良い。
【0036】次に、のこのディスクチャッキング主要部
の動作を説明するが、先ず、図7に示す如く、ディスク
キャリア5のディスクホルダ18は複数のホルダレバー
61によってディスク7を外周から垂直状態に保持して
前述した演奏位置へ水平に搬送する。
【0037】そして、前述した如くディスクキャリア5
が演奏位置で停止された時に、図7に示す如く、ディス
クホルダ18に保持されているディスク7がその中心孔
7aによってディスクテーブル12のセンターリングキ
ャップ24の外周に軽く、かつ浅く嵌合される。なおこ
の際、ディスクの中心孔7aはセンターリングキャップ
24の小径のテーパー面48にて案内されて大径のテー
パー面49のほぼ中間位置まで挿入される。そしてこの
後に、前述した如くチャッキングアーム15が図7で矢
印e方向に往動開始される。
【0038】そして前述した如くディスクチャック14
がチャッキング直前位置に達してチャッキングアーム1
5が一時停止された時に、図8に示す如く、ディスクチ
ャック14がその凹部31のテーパー面55によってセ
ンターリングガイド42に浅く嵌合されて、そのディス
クチャック14の先端部14aがセンターリングキャッ
プ24に近接される。
【0039】そしてこの後に、図8に示す如く、ディス
クホルダ18の複数のホルダレバー61がディスク7の
外周から外方(矢印l方向)へ離間されて、そのディス
ク7の保持が解除され、その瞬間に、ディスク7が自由
になる。この際、ディスク7はセンターリングキャップ
24の外周に軽く、かつ浅く嵌合されているだけである
ために、そのディスク7の保持が解除されて自由になっ
た瞬間に、ディスク7はテーパー面49の上側の傾斜に
伴って図8に実線で示す如くディスクチャック14の先
端部14aに少し傾いた状態に倒れかかってその先端部
14aで受け止められる。従って、保持が解除された瞬
間に、ディスク7が自重によってセンターリングキャッ
プ24から外れて下方に脱落するような不都合は発生し
ない。
【0040】そしてこの後に、前述した如くチャッキン
グアーム15の回動によりディスクチャック14がチャ
ッキング位置へ往動完了されることによって、図9に示
す如く、ディスクチャック14が両マグネット56、5
7による磁気反発力と、一方のマグネット56によるデ
ィスクテーブル12への磁気吸引力とによって、ディス
ク7をディスクテーブル12の前面12aに矢印d方向
から強く押圧して、そのディスク7をディスクテーブル
12に垂直状態にチャッキング完了する。なおこの際、
ディスク7の中心孔7aがセンターリングキャップ24
のテーパー面49のほぼ中間位置に押圧されるので、セ
ンターリングキャップ24が圧縮ばね47に抗して矢印
d方向に後退される。
【0041】しかしてこの際、前述した如くディスクチ
ャック14をチャッキング直前位置で一時停止させてか
らチャッキング位置へ往動させるので、一方のマグネッ
ト56によるディスクテーブル12への磁気吸引力によ
って、ディスクチャック14がディスクテーブル12側
に急激に吸引されることがない。なお、ディスクチャッ
ク14がディスクテーブル12側に急激に吸引される
と、ディスク7がセンターリングキャップ24の外周に
衝撃的に嵌合されて、ディスク7が損傷したり、ディス
クテーブル12に対するディスク7のセンターリングが
不正確になり易いが、この実施例では、ディスクテーブ
ル12側へのディスクチャック14の吸引速度をチャッ
キングアーム15の往動速度によって確実に規制するこ
とができて、ディスクチャック14をディスクテーブル
12側にゆっくり吸引させることができて、ディスクチ
ャック14によりディスクをセンターリングキャップ
24に衝撃を伴わずにゆっくりと正確に嵌合させること
ができる。
【0042】しかもこの際、ディスクチャック14はデ
ィスクホルダ18による保持の解除によって自由になっ
たディスク7を引張りばね29の弾性力により押圧して
チャッキングするので、ディスク7の中心孔7aをセン
ターリングキャップ24のテーパー面49に沿って無理
なく正確に嵌合させることができる。更に、図7に示し
たように、角度θで上向きに傾いているディスクチャッ
ク14の先端部14aがディスク7をその自重に抗して
下方から斜め上方に持ち上げるようにしてディスク7を
押圧するので、ディスク7の中心孔7aをセンターリン
グキャップ24のテーパー面49に沿ってスムーズに嵌
合させることができる。以上の結果、ディスクテーブル
12に対するディスク7のセンターリングが常に正確に
行われ、かつディスク7はディスクテーブル12の前面
12aに完全な平行状態に正確にチャッキングされる。
【0043】また、図9に示す如く、ディスク7のチャ
ッキング完了状態では、ディスクチャック14がその凹
部31によってセンターリングガイド42の先端の外周
に嵌合されて、ディスクテーブル12に対するディスク
チャック14のセンターリングも常に正確に行われる。
なおこの際、凹部31内へのセンターリングガイド42
の挿入により、凹部31内の空気は通気孔62から外部
へ排出される。
【0044】更にまた、図9に示す如く、ディスク7の
チャッキング完了状態では、前述した如くディスクテー
ブル12で受け止められて係止されたディスクチャック
14に対して、チャッキングアーム15が矢印d方向に
オーバーストロークS分移動した位置で停止される。こ
の結果、ディスクチャック14が両マグネット56、5
7による磁気反発力に抗して矢印a方向に上記オーバー
ストロークS分だけ後退されて、そのディスクチャック
14がストッパー部材51の円形孔54内に押し込ま
れ、そのディスクチャック14の外側フランジ58がス
トッパー部材51の内側フランジ53から矢印a方向に
完全に浮かされる。そして、ストッパー部材51の円形
孔54の内径がディスクチャック14の外径より充分大
きく形成されていることと相俟って、前述したプレイ時
に、ディスクテーブル12によってディスクチャック1
4がディスク7と一緒に矢印m方向等に回転駆動される
際に、ディスクチャック14をストッパー部材51から
完全に浮かせて、ディスクチャック14をチャッキング
アームに対して完全な非接触状態で回転することができ
る。
【0045】また、前述した如く、ディスクテーブル1
2に対するディスク7及びディスクチャック14のセン
ターリングが正確である上に、ディスクテーブル12に
対してディスク7が完全な平行状態にチャッキングされ
て、そのディスク7の垂直度も正確となっているから、
ディスクテーブル12によるディスク7の回動駆動時
に、ディスク7が面振れを発生したり、ディスク7及び
ディスクチャック14が偏心回転運動等の回転変動を発
生することがない。
【0046】以上、本発明の実施例に付き述べたが本発
明は実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想
に基づいて各種の有効な変更が可能である。
【0047】
【0048】例えば実施例では、ディスクチャックのチ
ャッキング直前位置を検出する検出手段として、マイク
ロスイッチを使用したが、この検出手段には、各種
械式スイッチの他、光学式や磁気式等の各種のセンサー
を使用することができる。
【0049】また、実施例では、センターリングキャッ
プをディスクテーブルの前方にばねによって押圧付勢さ
せる構造を用いたが、センターリングキャップはディス
クテーブルに一体(固定状)に設けたものでも良い。
【0050】また本発明は、コンパクトディスクやビデ
オディスク以外の各種のディスクを用いるディスクオー
トチェンジャーに適用可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明は、複数のディスクをディスク収
納部にそれぞれ垂直な状態で収納し、これら複数のディ
スクの中から指定されたディスクをディスクキャリアに
よりディスクテーブルに垂直状態でチャッキングするよ
うにした垂直使用のものである。従って、ディスク収納
部に収納されるディスクの数が多くても、このディスク
収納部は横長になるだけでその高さが大きくなることは
ないので、装置の取扱いが簡単であり、また、ディスク
キャリアによるディスク収納部に対するディスクの取り
出しおよび戻し入れの操作が簡単であるので、ディスク
キャリアの構造が簡単であると共に、上記操作を円滑か
つ確実に行うことができる。 また、ディスクテーブルに
ディスクを垂直状態でチャッキングする垂直使用のもの
あるにもかゝわらず、ディスクホルダによるディスク
の保持を解除した時に、ディスクチャックによりディス
クを受け止めることができるので、ディスクが自重に
ディスクテーブルの下方に脱落することがない。
【0052】しかも、ディスクホルダをディスクの面と
平行な方向に回動させてこのディスクの保持及び保持の
解除を行うので、特にディスクの保持を解除する際に
ィスクがこのディスクの面と直交する方向に移動するこ
とがない。従って、ディスクホルダによる保持の解除に
よって自由になったディスクは、ディスクチャックによ
り押圧されてチャッキングされる前にセンターリングキ
ャップからずれることがなく、センターリングキャップ
からの脱落や偏心してチャッキングされるといった不都
合が皆無である。このために、プレイ時に、ディスクが
面振れや回転変動等を発生することがなくて、光学ヘッ
ドによる読取り出力の特性の劣化(音飛び等)を発生し
ない等、特に、垂直使用のものに最適なディスクオート
チェンジャーが得られる。
【0053】さらに、チャッキングアームをディスクプ
レーヤ部に回動自在に設け、このチャッキングアームを
チャッキング駆動機構により回動してディスクチャック
を退避位置からチャッキング位置へ移動させる際に、デ
ィスクチャックがセンターリングキャップに近接された
チャッキング直前位置に回動されたことをチャッキング
駆動機構により操作されて検出する検出手段の検出によ
り、ディスクホルダによるディスクの保持解除するよ
うにした。従って、ディスクキャリアによるディスクの
搬送動作とディスクチャックによるディスクのチャッキ
ング動作とを別々に考慮することができるので、ディス
クキャリアの軽量化が容易となり、さらに、ディスクキ
ャリア及びチャッキングアームの動作を簡潔にすること
ができ、しかも、センターリングキャップとディスクチ
ャックとの間に要求される高い嵌合精度を達成しなが
ら、ディスクキャリア及びディスクチャッキング装置の
許容範囲を大きくすることができて、これらの製造が容
易になる。さらにまた、ディスクテーブルとディスクチ
ャックとの何れか一方に磁石を設け、ディスクホルダに
よるディスクの保持の解除後に、チャッキング駆動機構
によりチャッキングアームをチャッキング直前位置から
チャッキング位置まで所定の回動速度で回動させて、デ
ィスクテーブルとディスクチャックとの何れか一方に設
けられた磁石にその他方を磁気的にかつ相対的に吸引さ
せるようにした。従って、チャッキングアームがチャッ
キング位置まで回動してディスクチャックによりディス
クをディスクテーブルにチャッキングさせたときには、
磁石の磁気的吸引力によりディスクテーブルとディスク
チャックとの間にディスクを安定した状態で確実に挟み
込み得るにもかゝわらず、チャッキング直前位置からチ
ャッキング位置まで回動するチャッキングアームはチャ
ッキング位置に到達するまではチャッキング駆動機構に
より所定の回動速度で回動されるに過ぎないので、磁石
の磁気的吸引力によりディスクがディスクテーブルに急
激に当接してディスクの中心孔やセンターリングキャッ
プが損傷したり、ディスクのセンターリングが正しく行
われないうちにディスクがチャッキングされてしまうこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクオートチェンジャー全体の構成及び動
作を説明する斜視図である。
【図2】ディスクオートチェンジャー全体の構成及び動
作を説明する斜視図である。
【図3】ディスクオートチェンジャー全体の構成及び動
作を説明する斜視図である。
【図4】ディスクチャッキング装置全体を示した斜視図
である。
【図5】同上のチャッキングアーム駆動部の構成及び動
作を説明する平面図である。
【図6】同上のチャッキングアーム駆動部の構成及び動
作を説明する平面図である。
【図7】同上のディスクチャッキング主要部の構成及び
動作を説明する断面図である。
【図8】同上のディスクチャッキング主要部の構成及び
動作を説明する断面図である。
【図9】同上のディスクチャッキング主要部の構成及び
動作を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクオートチェンジャー ディスク収納棚 ディスクプレーヤ部 5 ディスクキャリア 7 ディスク 7a 中心孔 12 ディスクテーブル 14 ディスクチャック 15 チャッキングアーム 18 ディスクホルダ 23 回転軸 24 センターリングキャップ26 被制御アーム(チャッキング駆動機構) 29 引張りばね(ばね部材) 35 制御スライダー(チャッキング駆動機構) 40b マイクロスイッチ(回動位置検出手段) 61 ホルダーレバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスクが垂直な状態でそれぞれ収
    されるディスク収納部と、 前記ディスク収納部に収納されるディスクの面と平行に
    なるように配設され、回転軸によって回転駆動され、か
    つ中心にディスクの中心孔が嵌合されるセンターリング
    キャップを有するディスクテーブルが設けられたディス
    クプレーヤ部と、 前記ディスク収納部に収納されるディスクの面とほぼ直
    交する方向に移動可能に設けられると共に、前記ディス
    ク収納部に収納されるディスクの面と平行な方向に回動
    可能に設けられた半円弧状のディスクホルダを有し、前
    記ディスク収納部に収納される複数のディスクの中から
    指定されるディスクの外周側を前記ディスクホルダに
    保持することによって、この指定されたディスクを
    記ディスク収納部から取り出して前記ディスクプレーヤ
    部に搬送するディスクキャリアと、その 先端側にディスクチャックを有し、その基端部が前
    記ディスクプレーヤ部に回動自在に支持されて、前記デ
    ィスクキャリアの搬送を妨げない退避位置と、前記ディ
    スクチャックが前記ディスクテーブルに押圧されてディ
    スクのチャッキングを行うチャッキング位置との間で回
    動可能に設けられたチャッキングアームと、前記ディスクテーブルと前記ディスクチャックとの何れ
    か一方に設けられた磁石と、 前記 チャッキングアームに前記退避位置と前記チャッキ
    ング位置との間を回動させるチャッキング駆動機構と、 前記ディスクキャリアにより搬送されるディスクの中心
    孔が前記ディスクテーブルのセンターリングキャップに
    挿入された後、前記チャッキングアームを前記チャッキ
    ング駆動機構により前記退避位置から前記チャッキング
    位置に回動する際に、前記ディスクチャックが前記セン
    ターリングキャップに近接されたチャッキング直前位置
    に回動されたことを前記チャッキング駆動機構により操
    作されて検出する検出手段とを備え、 前記ディスクキャリアにより搬送されるディスクの中心
    孔が前記ディスクテーブルのセンターリングキャップに
    挿入された後、前記チャッキング駆動機構により前記チ
    ャッキングアームを前記退避位置から前記チャッキング
    位置に向けて回動させて、前記ディスクチャックが前記
    センターリングキャップに近接されたチャッキング直前
    位置に回動されたことを前記検出手段が検出したとき
    に、前記チャッキング駆動機構による前記チャッキング
    アームの回動を停止させると共に、前記ディスクホルダ
    によるディスクの保持を解除し、 このディスクホルダによるディスクの保持の解除後に、
    前記チャッキング駆動機構により前記チャッキングアー
    ムを前記チャッキング直前位置から前記チャッキング位
    まで所定の速度で更に回動させて、前記ディスクテー
    ブルと前記ディスクチャックとの何れか一方に設けられ
    た前記磁石がその他方を磁気的にかつ相対的に吸引する
    ことによって、前記ディスクホルダによる保持が解除さ
    れたディスクを前記ディスクチャックにより押圧して
    記ディスクテーブルにチャッキングさせるように構成し
    たことを特徴とするディスクオートチェンジャー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6026527B2 (ja) * 1981-04-06 1985-06-24 日本光電工業株式会社 生体用電極
JPS5971464U (ja) * 1982-11-01 1984-05-15 ソニー株式会社 デイスクキヤリアのデイスククランプ装置
JPS6093671A (ja) * 1983-10-25 1985-05-25 Nec Corp 集合型光デイスク装置

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