JP2006018920A - ディスクプレーヤ - Google Patents

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Yasuo Yanase
泰生 柳瀬
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Abstract

【課題】 薄型化を図った場合にも、ローディング時にディスクがチャッキングプーリと衝突する事態を回避することが可能なディスクプレーヤを提供する。
【解決手段】 本発明に係るディスクプレーヤにおいて、シャーシ1には、ローディング動作及びアンローディング動作に連動して往復移動するアーム部材4が配備され、該アーム部材4の端部がチャッキングプーリ3と係合しており、該アーム部材4は、ディスクがターンテーブルとチャッキングプーリ3の間へ侵入する際にはチャッキングプーリ3をディスク搬送路から離間した位置に保持し、ディスクがローディング完了位置に到達したときは、チャッキングプーリ3をディスク搬送路に接近した位置へ移動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ターンテーブルとチャッキングプーリの間にディスクを挟持して該ディスクを回転させ、該ディスクから信号を再生するディスクプレーヤに関するものである。
従来のディスクプレーヤにおいては、図10に示す如くシャーシ(9)に対してトレイ(2)が往復移動可能に配備されると共に、シャーシ(9)に架設したプーリ支持部材(91)にはチャッキングプーリ(3)が支持されており、トレイ(2)のディスク載置部(21)に載置されたディスクをディスク排出位置からチャッキングプーリ(3)と同軸上のローディング完了位置まで搬送するローディング動作が行なわれた後、チャッキングプーリ(3)の下方に配備されたターンテーブル(図示省略)が上昇して、該ターンテーブルとチャッキングプーリ(3)の間にディスクが挟持される(特許文献1参照)。
チャッキングプーリ(3)は、図12に示す如く、円筒部(31)と該円筒部(31)よりも大径の下円板部(32)及び上円板部(33)とから構成され、プーリ支持部材(91)により、鉛直の回転軸回りに回転可能且つ回転軸方向に一定の遊びをもって支持されている。
ローディング動作において、チャッキングプーリ(3)は前記回転軸方向の遊びの範囲内で自重により下降した位置で保持されており、トレイ(2)上のディスク(10)は、図11(a)(b)に示す如くチャッキングプーリ(3)の下方位置を水平方向に搬送されることになる。
特開平10−134501号公報[G11B19/20]
ところで、近年、ディスクプレーヤにおいては薄型化の要求が益々厳しくなってきており、この要求に応えるためには、図13に示す如くプーリ支持部材(91)をディスクの搬送路に可及的に近づけて配備し、図中に鎖線で示す様にシャーシ(9)を実線(9′)で示す様に薄型化する必要がある。
しかしながら、これによってチャッキングプーリ(3)の下円板部(32)とトレイ(2)上のディスク(10)との隙間が極めて小さくなるため、例えばトレイ(2)やディスク(10)に反りが生じており、或いはプーリ支持部材(91)に撓みが生じている場合には、図14に示す如くローディングの過程でディスク(10)がチャッキングプーリ(3)の下円板部(32)の外周面に衝突する虞がある。
ディスク(10)がチャッキングプーリ(3)の下円板部(32)の外周面に衝突した後も更にローディングを続行すると、ディスク(10)が無理な力を受けて変形したり、ローディング機構が損傷を受ける問題がある。
そこで本発明の目的は、薄型化を図った場合にも、ローディング過程におけるディスクのチャッキングプーリとの衝突を回避することが可能なディスクプレーヤを提供することである。
本発明に係るディスクプレーヤにおいて、シャーシ(1)には、ディスク(10)を回転駆動するターンテーブル(6)と、ターンテーブル(6)との間にディスク(10)を挟持すべきチャッキングプーリ(3)とが配備され、チャッキングプーリ(3)は、ターンテーブル(6)の回転軸と同軸上で回転可能且つ回転軸に沿う方向に遊びをもって支持されている。そして、ディスク(10)をディスク排出位置からターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間のローディング完了位置まで搬送するローディング動作と、ディスク(10)をローディング完了位置からディスク排出位置まで搬送するアンローディング動作とが可能である。
シャーシ(1)には、ローディング動作及びアンローディング動作に連動してチャッキングプーリ(3)を往復移動させる往復移動機構が配備され、該往復移動機構は、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際にはチャッキングプーリ(3)をディスク(10)の搬送路から離間した位置に保持し、ディスク(10)がローディング完了位置に到達したときは、チャッキングプーリ(3)をディスク(10)の搬送路に接近した位置へ移動させる。
前記往復移動機構は、具体的には、ローディング動作及びアンローディング動作に連動して往復移動するアーム部材(4)を具え、該アーム部材(4)の端部がチャッキングプーリ(3)と係合している。該アーム部材(4)は、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際にはチャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の搬送路から離間した位置に保持し、ディスク(10)がローディング完了位置に到達したときは、チャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の搬送路に接近した位置へ移動させる。
上記本発明のディスクプレーヤにおいて、アーム部材(4)は、ローディング動作に連動して一方向に移動し、アンローディング動作に連動して逆方向に移動する。チャッキングプーリ(3)は、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際にはディスク(10)の搬送路から離間した位置(ローディング待避位置)に保持されており、その後のローディング動作に連動したアーム部材(4)の移動に伴って、該アーム部材(4)の端部がチャッキングプーリ(3)をディスク(10)の搬送路へ向けて移動させる。この結果、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間のローディング完了位置に到達した時点で、チャッキングプーリ(3)は、従来のディスクプレーヤと同様に、ディスク(10)の搬送路に接近した位置(チャック待機位置)で保持されることになる。
その後、従来のディスクプレーヤと同様のチャッキング動作が実行されて、ターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間にディスク(10)が挟持され、この状態でターンテーブル(6)によってディスク(10)が回転駆動される。
上述の如く、ローディング動作によりディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際には、チャッキングプーリ(3)はディスク(10)の搬送路から離間したローディング待避位置に移動しているので、トレイ(2)やディスク(10)に反りが生じていた場合等においてもディスク(10)とチャッキングプーリ(3)の間には必要な隙間が確保され、ローディング途中でディスク(10)がチャッキングプーリ(3)と衝突する虞はない。
具体的構成において、チャッキングプーリ(3)は、シャーシ(1)上に半径方向の遊びをもって支持され、アーム部材(4)は、ローディング動作及びアンローディング動作に連動して揺動するものであり、ディスク(10)の搬送路から最も離間した揺動姿勢にて、チャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の侵入方向に対して仰角を有する向きに傾斜させる。
該具体的構成においては、ローディング動作によりディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際、チャッキングプーリ(3)は、ディスク(10)の侵入方向に対して仰角を有する向きに傾斜している。従って、トレイ(2)やディスク(10)に過大な反りが生じていた場合においてもディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の裏面に摺接する虞があるに過ぎず、ディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の外周面に衝突する虞はない。ここでディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の裏面に摺接したとしても、ディスク(10)に無理な力が作用することはなく、ローディング動作は正常に継続される。
又、具体的構成において、アーム部材(4)は、ディスク(10)の搬送路に最も接近した揺動姿勢にて、チャッキングプーリ(3)をローディング完了位置のディスク(10)と略平行な姿勢に保持することが可能である。
これによって、その後のチャッキング動作が迅速且つスムーズに行なわれる。
又、具体的構成において、アーム部材(4)には付勢手段が連繋して、アーム部材(4)はチャッキングプーリ(3)との係合部をディスク(10)の搬送路から離間させる方向に付勢され、ローディング時には、アーム部材(4)が前記付勢手段に抗してディスク(10)の搬送路に接近する方向に駆動され、アンローディング時にはアーム部材(4)が前記付勢手段の付勢によってディスク(10)の搬送路から離間する方向に駆動される。
該具体的構成によれば、アーム部材(4)を往復駆動するために、外部からは一方向の駆動力のみを与えればよい。又、アーム部材(4)に作用する重力を利用して一方向の駆動を行なう場合に比べて、アーム部材(4)の確実な揺動を実現することが出来る。
更に具体的な構成において、ディスク載置部(21)を有するトレイ(2)がシャーシ(1)に対して往復移動可能に支持されており、トレイ(2)がディスク(10)をローディング完了位置に向かって搬送する過程で、該トレイ(2)の端部によってアーム部材(4)が前記付勢手段に抗して駆動される。
該具体的構成においては、トレイ(2)の往復移動に連動してアーム部材(4)が揺動し、これに伴ってチャッキングプーリ(3)がローディング待避位置とチャック待機位置に移動する。
更に又、具体的な構成において、ターンテーブル(6)及びチャッキングプーリ(3)は鉛直の回転軸を有し、ターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)とは互いの磁気吸引力によってディスク(10)に対する挟持力を発揮するものであって、アーム部材(4)は、ディスク(10)の搬送路に最も接近した揺動姿勢にてチャッキングプーリ(3)を水平姿勢で保持することが可能であり、ディスク挟持動作によってターンテーブル(6)がローディング完了位置のディスク(10)をトレイ(2)から持ち上げ、且つ該ディスク(10)によってチャッキングプーリ(3)が回転軸方向の遊びの中間位置まで持ち上げられた状態で、アーム部材(4)はチャッキングプーリ(3)と非接触に保たれる。
該具体的構成によれば、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間に挟持されて回転するとき、チャッキングプーリ(3)はアーム部材(4)と接触しないので、回転に対して摩擦抵抗を受けることがない。
本発明に係るディスクプレーヤによれば、薄型化を図った場合にも、ローディング過程でディスクがチャッキングプーリと衝突する事態を回避することが出来る。
以下、本発明の実施形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るディスクプレーヤにおいては、図1に示す如くシャーシ(1)に対してトレイ(2)が往復移動可能に配備されると共に、シャーシ(1)の両側壁(14)(15)に架設したプーリ支持部材(11)にはチャッキングプーリ(3)が支持されている。又、シャーシ(1)の一方の側壁(15)には、L字状を呈するアーム部材(4)が支持されると共に、該アーム部材(4)を鉛直面内で一方向に回転付勢するコイルバネ(5)が取り付けられており、後述の如く該アーム部材(4)によってチャッキングプーリ(3)の位置が制御されている。
シャーシ(1)には、トレイ(2)を往復駆動するローディング機構(図示省略)や、ディスクから信号を読み取るための光学式ピックアップ移送機構(図示省略)が配備されている。
又、シャーシ(1)には、図9(b)の如くチャッキングプーリ(3)の下方位置に、ターンテーブル(6)と該ターンテーブル(6)を回転駆動するスピンドルモータ(61)とが配備されており、図示省略するチャッキング機構によってターンテーブル(6)及びスピンドルモータ(61)が昇降駆動される。
該ディスクプレーヤにおいて、ディスク再生指令が与えられると、ローディング機構が起動して、トレイ(2)のディスク載置部(21)に載置されたディスクをディスク排出位置からチャッキングプーリ(3)と同軸上のローディング完了位置まで搬送するローディング動作が行なわれる。その後、チャッキング機構によって、チャッキングプーリ(3)の下方に配備されたターンテーブル(6)がスピンドルモータ(61)と共に上昇して、該ターンテーブルとチャッキングプーリ(3)の間にディスクを挟持するチャッキング動作が行なわれる。
この状態でスピンドルモータ(61)の駆動によってディスクが高速回転し、光学式ピックアップ(図示省略)によって該ディスクから信号が再生される。
その後、ディスク排出指令が与えられると、ターンテーブルとチャッキングプーリによるディスクの挟持を解除するチャッキング解除動作が行なわれた後、トレイ(2)上のディスクをローディング完了位置からディスク排出位置まで搬送するアンローディング動作が行なわれる。
チャッキングプーリ(3)は、図8に示す如く、円筒部(31)と該円筒部(31)よりも大径の下円板部(32)及び上円板部(33)とから構成され、プーリ支持部材(11)により、鉛直の回転軸回りに回転可能且つ、回転軸方向及び半径方向に一定の遊びをもって支持されている。
チャッキングプーリ(3)及びターンテーブル(6)の何れか一方には、他方との間で磁気吸引力を発揮すべき永久磁石が内蔵されている。
アーム部材(4)は板金製であって、図3及び図4に示す如く、L字状のアーム本体(41)を具え、該アーム本体(41)の先端部には、円弧状に伸びるプーリ係合部(42)が突設されている。又、アーム本体(41)には、その中央部に、円柱状の支軸(43)がプーリ係合部(42)の突出方向とは逆向きに突設されると共に、支軸(43)を挟んでアーム本体(41)とは反対側の端部に、板状のバネ掛け部(44)が支軸(43)と平行な向きに突設されている。更にアーム本体(41)の基端部には、V字状に屈曲するトレイ当接部(45)が支軸(43)とは直交する向きに突設されている。
図2に示す如く、アーム部材(4)の支軸(43)は、シャーシ(1)の一方の側壁(15)を貫通して回転可能に支持され、バネ掛け部(44)は、該側壁(15)に凹設された溝(12)に係合し、その先端部が側壁(15)から外向きに突出している。そして、アーム部材(4)のプーリ係合部(42)は、チャッキングプーリ(3)のディスク挿入側の外周円弧部に向かって伸び、図8に示す如く下円板部(32)と上円板部(33)の間に侵入している。アーム部材(4)のトレイ当接部(45)は、トレイ(2)の表面と摺接可能な位置を後方へ向かって伸びている。
又、図5に示す如くシャーシ(1)の一方の側壁(15)の外面には、コイルバネ(5)が縦向きに設置され、図6に示す如く、該コイルバネ(5)の上端部は、側壁(15)の溝(12)から突出するアーム部材(4)のバネ掛け部(44)に係止される一方、該コイルバネ(5)の下端部は、シャーシ(1)に突設されたバネ掛け部(13)に係止されている。
これによって、アーム部材(4)は、コイルバネ(5)の張力を受けて、支軸(43)を中心として図6における時計方向に回転付勢され、バネ掛け部(44)がシャーシ(1)の溝(12)の底面に当接して、バネ付勢によるアーム部材(4)の回転が受け止められている。
図7(a)〜(e)は、一連のローディング動作及びチャッキング動作を表わしており、ディスクを再生するべく、エジェクト操作を行なうと、図7(a)に示す如くトレイ(2)はディスク排出位置まで移動し、これによってトレイ(2)はアーム部材(4)から離間する。
この状態で、アーム部材(4)は、図8(a)に示す如く、コイルバネ(5)の付勢によって支軸(43)を中心として時計方向に回転しており、該アーム部材(4)のプーリ係合部(42)によってチャッキングプーリ(3)がプーリ支持部材(11)から持ち上げられている。ここで、アーム部材(4)のプーリ係合部(42)はチャッキングプーリ(3)の上円板部(33)の前方端部を持ち上げているため、チャッキングプーリ(3)は、プーリ支持部材(11)に対する遊びの範囲内で、図示の如くディスク挿入方向に対して仰角をもつ向きに傾斜することになり、この姿勢及び位置(ローディング待避位置)に保持されている。
トレイ(2)上にディスクを載置してプレイボタンを操作すると、ローディング機構が起動し、これによってトレイ(2)が図7(b)(c)(d)の如く後方へ移動する。この過程で、図7(b)及び図8(b)の如くトレイ(2)上のディスク(10)がチャッキングプーリ(3)の下方位置へ侵入する直前に、トレイ(2)の後方端部がアーム部材(4)のトレイ当接部(45)に当接し、更にローディングが進行することにより、該トレイ(2)の後方端部がアーム部材(4)のトレイ当接部(45)を押圧して、図7(c)及び図8(c)に示す如くアーム部材(4)をコイルバネ(5)の付勢に抗して反時計方向に回転させる。そして、アーム部材(4)のトレイ当接部(45)がトレイ(2)の上面に乗り上げると、その後はアーム部材(4)の回転が停止し、アーム部材(4)の姿勢は一定に維持される。
このアーム部材(4)の反時計方向の回転によって、図8(b)(c)の如くアーム部材(4)のプーリ係合部(42)が下降し、これに伴ってチャッキングプーリ(3)が前記ローディング待避位置から図7(c)及び図8(c)に示すチャック待機位置まで、自重によって下降することになる。
図8(c)に示す如くチャック待機位置のチャッキングプーリ(3)は、上円板部(33)がプーリ支持部材(11)により受け止められて、水平姿勢を保っており、トレイ(2)上のディスク(10)との間には、必要最小限の隙間が確保されている。
この状態で、更にローディングが進行することにより、トレイ(2)上のディスク(10)が図7(d)及び図9(a)に示す如くローディング完了位置まで搬送される。
その後、図7(e)及び図9(b)に示す如く、チャッキング機構の動作によってターンテーブル(6)及びスピンドルモータ(61)が上昇し、ターンテーブル(6)によってトレイ(2)からディスク(10)が持ち上げられ、ターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間の磁気吸引力によってターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間にディスク(10)が挟持される。そして、更なるターンテーブル(6)の上昇に伴うディスク(10)の上昇によって、チャッキングプーリ(3)がプーリ支持部材(11)から持ち上げられる。
この結果、チャッキングプーリ(3)は、下円板部(32)と上円板部(33)の何れもがアーム部材(4)のプーリ係合部(42)から離間した高さ位置に保持される。
この状態で、スピンドルモータ(61)が起動して、ディスク(10)の回転駆動が行なわれる。
その後、停止ボタンが操作され、更にエジェクトボタンが操作されると、チャッキング解除動作が開始されて、ターンテーブル(6)及びスピンドルモータ(61)が図7(e)及び図9(b)に示す位置から下降する。これによって、チャッキングプーリ(3)は、図7(d)及び図9(a)に示すチャック待機位置まで下降し、この状態でアンローディングが開始される。
その結果、トレイ(2)は、図7(d)(c)(b)(a)に示す如く前方へ向かって移動し、アーム部材(4)から離間することになる。これによってアーム部材(4)はコイルバネ(5)に付勢されて時計方向に回転し、これに伴ってチャッキングプーリ(3)は、図7(d)及び図9(a)に示すチャック待機位置から図7(a)及び図8(a)に示すローディング待避位置まで持ち上げられることになる。
トレイ(2)が図7(a)に示す位置まで駆動されて、ディスク(10)がディスク排出位置に達すると、ローディング機構によるアンローディング動作が停止される。
上記本発明のディスクプレーヤにおいては、図8(b)に示す如く、ローディング動作によりディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際には、チャッキングプーリ(3)はディスク(10)の搬送路から離間したローディング待避位置に持ち上げられて、ディスク(10)の侵入方向に対して仰角を有して傾斜しているので、トレイ(2)やディスク(10)に反りが生じていた場合等においてもディスク(10)とチャッキングプーリ(3)の間には必要な隙間が確保され、ディスク(10)がチャッキングプーリ(3)の円筒部(31)や下円板部(32)の外周面に衝突する虞はない。
仮に、トレイ(2)やディスク(10)に過大な反りが生じていた場合においてもディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の下円板部(32)の裏面に摺接するに過ぎず、ディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の円筒部(31)や下円板部(32)の外周面に衝突する虞はない。ここでディスク(10)の端部がチャッキングプーリ(3)の下円板部(32)の裏面に摺接したとしても、ディスク(10)に無理な力が作用することはなく、ローディング動作は正常に継続される。
従って、上記本発明のディスクプレーヤによれば、プーリ支持部材(11)をディスク搬送路に可及的に近づけて配備することにより、シャーシ(1)の薄型化を図ることが出来る。ここで、アーム部材(4)は全体が板状で薄く、図7に示す様に、傾斜した姿勢においてもシャーシ(1)の厚さ範囲内に充分に収まるので、薄型化の妨げになることはない。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、アーム部材(4)をコイルバネ(5)によって時計方向に回転付勢する構成に限らず、支軸(43)を中心とする左右の重力バランスにより時計方向に回転させて、チャッキングプーリ(3)をチャック待機位置からローディング待避位置まで持ち上げる構成を採用することも可能である。
又、チャッキングプーリ(3)をチャック待機位置からローディング待避位置まで水平姿勢のまま持ち上げる構成を採用することも可能であり、これによってディスク(10)のチャッキングプーリ(3)との衝突を回避することが可能である。
又、アーム部材(4)は、時計方向に回転付勢する構成に限らず、反時計方向に回転付勢して、ディスク(10)がチャッキングプーリ(3)の下方へ侵入するときには、回転付勢に抗してアーム部材(4)を時計方向に回転させ、チャッキングプーリ(3)を持ち上げる構成を採用することも可能である。
又、チャッキングプーリ(3)はシャーシ(1)のプーリ支持部材(11)によって支持する構成に限らず、アーム部材(4)のプーリ係合部(42)によってチャッキングプーリ(3)を支持し、プーリ支持部材(11)を省略することも可能である。
更に又、ローディング機構は、ディスク(10)をトレイ(2)によって搬送する方式に限らず、ローラ等によって直接に搬送する方式を採用することも可能である。
本発明に係るディスクプレーヤの斜視図である。 該ディスクプレーヤの平面図である。 該ディスクプレーヤにおけるアーム部材の平面図である。 該アーム部材の側面図である。 シャーシにコイルバネが取り付けられている状態を示す側面図である。 シャーシにチャッキングプーリ及びアーム部材が取り付けられている状態を示す一部破断側面図である。 ローディング動作及びチャッキング動作を表わす一連の一部破断側面図である。 図7のローディング動作の要部を拡大して表わす一部破断側面図である。 図7のチャッキング動作の要部を拡大して表わす一部破断側面図である。 従来のディスクプレーヤの斜視図である。 該ディスクプレーヤにおけるローディング動作を表わす一部破断側面図である。 該ディスクプレーヤの要部を拡大して示す一部破断側面図である。 シャーシの薄型化を図った場合の同上の一部破断側面図である。 シャーシの薄型化を図った場合の問題点を説明する一部破断側面図である。
符号の説明
(1) シャーシ
(11) プーリ支持部材
(2) トレイ
(21) ディスク載置部
(3) チャッキングプーリ
(31) 円筒部
(32) 下円板部
(33) 上円板部
(4) アーム部材
(41) アーム本体
(42) プーリ係合部
(43) 支軸
(44) バネ掛け部
(45) トレイ当接部
(5) コイルバネ
(6) ターンテーブル
(10) ディスク

Claims (7)

  1. シャーシ(1)に、ディスク(10)を回転駆動するターンテーブル(6)と、ターンテーブル(6)との間にディスク(10)を挟持すべきチャッキングプーリ(3)とを配備し、ディスク(10)をディスク排出位置からターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間のローディング完了位置まで搬送するローディング動作と、ディスク(10)をローディング完了位置からディスク排出位置まで搬送するアンローディング動作とが可能なディスクプレーヤにおいて、シャーシ(1)には、ローディング動作及びアンローディング動作に連動してチャッキングプーリ(3)を往復移動させる往復移動機構が配備され、該往復移動機構は、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際にはチャッキングプーリ(3)をディスク(10)の搬送路から離間した位置に保持し、ディスク(10)がローディング完了位置に到達したときは、チャッキングプーリ(3)をディスク(10)の搬送路に接近した位置へ移動させることを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. チャッキングプーリ(3)は、シャーシ(1)上に、ターンテーブル(6)の回転軸と同軸上で回転可能且つ回転軸に沿う方向に遊びをもって支持されており、前記往復移動機構は、ローディング動作及びアンローディング動作に連動して往復移動するアーム部材(4)を具え、該アーム部材(4)の端部がチャッキングプーリ(3)と係合しており、該アーム部材(4)は、ディスク(10)がターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)の間へ侵入する際にはチャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の搬送路から離間した位置に保持し、ディスク(10)がローディング完了位置に到達したときは、チャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の搬送路に接近した位置へ移動させる請求項1に記載のディスクプレーヤ。
  3. チャッキングプーリ(3)は、シャーシ(1)上に半径方向の遊びをもって支持され、アーム部材(4)は、ローディング動作及びアンローディング動作に連動して揺動するものであり、ディスク(10)の搬送路から最も離間した揺動姿勢にて、チャッキングプーリ(3)を前記遊びの範囲内でディスク(10)の侵入方向に対して仰角を有する向きに傾斜させる請求項2に記載のディスクプレーヤ。
  4. アーム部材(4)は、ディスク(10)の搬送路に最も接近した揺動姿勢にて、チャッキングプーリ(3)をローディング完了位置のディスク(10)と略平行な姿勢に保持することが可能である請求項3に記載のディスクプレーヤ。
  5. アーム部材(4)には付勢手段が連繋して、アーム部材(4)はチャッキングプーリ(3)との係合部をディスク(10)の搬送路から離間させる方向に付勢され、ローディング時には、アーム部材(4)が前記付勢手段に抗してディスク(10)の搬送路に接近する方向に駆動され、アンローディング時にはアーム部材(4)が前記付勢手段の付勢によってディスク(10)の搬送路から離間する方向に駆動される請求項3又は請求項4に記載のディスクプレーヤ。
  6. ディスク載置部(21)を有するトレイ(2)がシャーシ(1)に対して往復移動可能に支持されており、トレイ(2)がディスク(10)をローディング完了位置に向かって搬送する過程で、該トレイ(2)の端部によってアーム部材(4)が前記付勢手段に抗して駆動される請求項5に記載のディスクプレーヤ。
  7. ターンテーブル(6)及びチャッキングプーリ(3)は鉛直の回転軸を有し、ターンテーブル(6)とチャッキングプーリ(3)とは互いの磁気吸引力によってディスク(10)に対する挟持力を発揮するものであって、アーム部材(4)は、ディスク(10)の搬送路に最も接近した揺動姿勢にてチャッキングプーリ(3)を水平姿勢で保持することが可能であり、ディスク挟持動作によってターンテーブル(6)がローディング完了位置のディスク(10)をトレイ(2)から持ち上げ、且つ該ディスク(10)によってチャッキングプーリ(3)が回転軸方向の遊びの中間位置まで持ち上げられた状態で、アーム部材(4)はチャッキングプーリ(3)と非接触に保たれる請求項6に記載のディスクプレーヤ。
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