JP2633422B2 - ガラス板固定用取り付け型材構造 - Google Patents

ガラス板固定用取り付け型材構造

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JP2633422B2 JP3232283A JP23228391A JP2633422B2 JP 2633422 B2 JP2633422 B2 JP 2633422B2 JP 3232283 A JP3232283 A JP 3232283A JP 23228391 A JP23228391 A JP 23228391A JP 2633422 B2 JP2633422 B2 JP 2633422B2
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    • F24S80/40Casings

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板、特に外壁ガ
ラス板または屋根ガラス板を建築構造上に固定するため
の取り付け型材構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば外壁ガラス板パネルの場合、その
ガラス板が建築構造の上に接着されずに支持される場
合、取り付け型材によってガラス板の上縁と下縁を支持
しまた/あるいは固着する必要がある。さらに、建築構
造上に接着によって配置されたガラス板の場合にも、ガ
ラス板が例えば火災に際して接着部分の破損した時にも
なお建築構造に対して保持されるように、ガラス板の少
なくとも上縁と下縁を取り付け型材によって固着する必
要があり、この場合に取り付け型材の一部が屋外側にお
いてガラス板の縁を包囲していなければならない。
【0003】ドイツ連邦特許公開公報第3808513
号(公開:1989年10月5日)から公知の二重ガラ
ス板パネルのガラス板の固定用取り付けフレーム構造に
おいては、屋外側に配置されるガラス板がその外側面に
段状ショルダを備え、このショルダの中に取り付け型材
の外側湾曲部が係合する。この公知構造の取り付け型材
は建築構造の一部を成す。外側ガラス板の縁区域は屋外
側において取り付け型材によって包囲される。室内側に
対向するガラス板の表面とその背後に配置される取り付
け型材の安定ウエブとの間に、弾性接着剤組成物が配置
され、その結果として、ガラス板の下縁は風の圧力また
は吸引力に対応して取り付け型材の中で回転運動する事
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この公知構造において
は、例えば風の吸引作用に際して、ガラス板が取り付け
型材の外側湾曲部に当接し、この点を仮想回転軸線とし
て回転運動を実施する。この場合、ガラス板の縁が取り
付け型材から滑りでる危険性がある。さらに、この回転
運動の結果、あるいはガラス板の縁が外側湾曲部の自由
端部に当接している事により、ピーク荷重がガラス板の
縁区域に発生し、この荷重がガラスの破断を生じる。風
の圧力作用に際してはガラス板の後方に拘束力が存在し
ないので、ガラス板の下縁が取り付け型材の外側湾曲部
から離れる。この場合にも、ガラス板の内側縁に対する
ピーク荷重がガラス板の破断を生じる可能性がある。さ
らに雨水または湿気が取り付け型材とガラス板の下縁と
の間に入る可能性があり、これは望ましくない。最後
に、風の圧力または吸引の結果としてガラス板が変形す
る際に、ガラス板の縁が曲がる。公知構造においては、
このようなガラス板の縁の曲げがこの縁と取り付け型材
の外側湾曲部との間に押し上げ作用を生じ、これが漏れ
の原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ガラス
板の縁区域の破断が防止されると共に建築構造上へのガ
ラス板の接着を必要としない取り付け型材を配備する事
により、特に建築構造上へのガラス板の恒久的に確実な
取り付けを可能にするにある。
【0006】この目的は、建築構造の上にガラス板を固
着するための取り付け型材構造において、取り付け型材
がガラス板の少なくとも対向両縁に沿って延在し、これ
らの取り付け型材は、ガラス板の内側と外側からガラス
板の縁に強く当接して剛体状に挾持する外側湾曲部およ
び内側湾曲部を有し、また各取り付け型材は、ガラス板
に外側または内側への曲げを生じさせる力が作用したと
きに、ガラス板の縁の前記内側湾曲部と建築構造との間
にあって前記縁に平行な回転軸線回りに、所定の回転運
動を行いうるように、建築構造に支持されている事を特
徴とするガラス板固定用取り付け型材構造によって達成
される。
【0007】ガラス板の縁が内側と外側から取り付け型
材の湾曲部によって強く当接され保持される時に、ガラ
ス板の恒久的な確実な取り付けが可能となる。このよう
なガラス板の縁の把持は従来提案されていない。このよ
うな取り付け型材と把持されたガラス板縁との間の拘束
力が非常に大であるので、風の圧力と吸引に際して、こ
の縁区域でのガラス板の破断が予想されるからである。
本発明によれば、各取り付け型材がガラス板の縁の外部
において前記縁に平行な回転軸線回りに所定の回転運動
を成すように、構成され配置されまたはガラス板の縁の
外側に支持される事によって前記の問題点が回避され
る。このような回転軸線はガラス板の縁の任意の外部区
域において実態的にまたは仮想的に形成される事ができ
る。本発明の本質的効果は、各取り付け型材がこれによ
って強く保持されたガラス板縁と共に回転運動を成し、
従ってガラス板縁のピーク荷重が防止されるにある。こ
のような同時的回転の結果、取り付け型材中の拘束力の
結果としてガラス板の縁の中に生じる力モーメントは、
ガラス板の縁の破断が問題外となる程度に低減される。
【0008】さらに各取り付け型材とこれを支持する建
築構造および/またはこれらの取り付け型材と建築構造
との間隙が弾性的に構成されまたは配置されているの
で、ガラス板の縁の曲げに際して所定の限界内でこの曲
げに追随するように変形する事ができる。本発明によれ
ば、各取り付け型材をガラス板の縁に対して堅固に当接
すると共に、前記のような可撓性運動を可能とする前記
の取り付け型材と建築構造上のその配置および取り付け
型材と建築構造との間の間隙が対応の作用を成す。
【0009】本発明の好ましい実施態様において、外観
上の考慮から、取り付け型材の外側湾曲部がガラス板の
縁の段階的部分または段部の中に係合しているので、ガ
ラス板の屋外側と外側湾曲部の外側が同一面に配置され
る。
【0010】この場合、取り付け型材の内側湾曲部もガ
ラス板の縁の段部の中に係合する。
【0011】取り付け型材は好ましくは実質的にU形の
断面をもってガラス板の縁区域に配置され、取り付け型
材の内側湾曲部は外側湾曲部より高い。
【0012】取り付け型材の縁上のガラス板の縁を締め
付けを改良するために、取り付け型材がガラス板に施用
される前に予め曲げ変形される。取り付け型材の中にガ
ラス板を挿入する際に、まず取り付け型材を弾性的に曲
げなければならない。
【0013】また最外側ガラス板に対向する取り付け型
材の湾曲部の末端を丸くする事によってガラス板の縁に
おけるピーク荷重を避ける事ができる。
【0014】取り付け型材の内側湾曲部および/または
外側湾曲部のガラス板に対向する面がガラス板の閉鎖区
域と反対側の末端から、ガラス板の末端区域に向かって
クサビ状にテーパを成す事によって、取り付け型材中の
ガラス板の確実な締め付けと滑落とを防止する事ができ
る。これに対応してガラス板の下縁区域がテーパ段部を
成し、このクサビ状構造が取り付け型材の中に確実に保
持される。
【0015】取り付け型材の外側および/または内側湾
曲部からこれらの湾曲部間の連結ウエブへの移行部分を
丸く形成し、ガラス板の末端区域の対応の縁部分も製造
上の理由から丸く形成する事によって、ガラス板の末端
区域の縁を取り付け型材の中に強く当接させる事ができ
る。
【0016】取り付け型材とガラス板の縁との間に取り
付け手段を配置する事によって取り付け型材中のガラス
板の固着が改良される。前記取り付け手段として、外側
および/または内側湾曲部は、ガラス板に対向する面に
おいて、少なくとも1つの連続または中断型突起を備
え、ガラス板の縁は対応の箇所に溝または凹部を備え
る。
【0017】また取り付け型材は前記溝の代わりに、ガ
ラス板に対向する外側および/または内側湾曲部の面上
に少なくとも1列のノブを備え、この場合ガラス板の対
応の箇所に連続リッジまたは凹部を備える。
【0018】最後に、前記と逆に、前記取り付け手段と
して、外側および/または内側湾曲部は、ガラス板に対
向する面において、少なくとも1つの連続溝または複数
の凹部を備え、ガラス板の縁が対応箇所において特にエ
ナメルで作製された突起を有する事ができる。
【0019】ガラス板の縁と取り付け型材との間の湿気
の進入は、少なくとも取り付け型材の外側湾曲部の自由
端部区域に配置されたシールによって防止される。この
シールは例えばシリコーンまたはその他の恒久的弾性シ
ール部材から成る。
【0020】ガラス板の縁に対向する取り付け型材の面
の少なくとも一部が摩擦増大被覆および/または接着剤
を備える事によって取り付け型材とガラス板の縁との確
実な固着が得られる。
【0021】静力学的および/または外観上の考慮か
ら、取り付け型材は特殊鋼、特に電解法によって黒色処
理された鋼またはアルミニウム、特に陽極酸化処理され
たアルミニウムから成る事ができる。このようにして取
り付け型材も押し出し法によって簡単に製造する事がで
きる。
【0022】取り付け型材によってガラス板の縁区域に
生じる力モーメントの発生またはピーク荷重を最小限に
成すため、所定の回点運動発生する回転軸線はガラス板
の縁に対してできるだけ近く配置され事が望ましい。こ
のようにして、回転軸線からガラス板の縁までのレバー
アームが小さく保持され、ガラス板の縁区域の力モーメ
ントを低減させる。
【0023】2枚または2枚以上のガラス板から成りこ
れらのガラス板の間に光起電力素子を配置した積層ガラ
ス板パネルを取り付け型材上に配置する事ができる。こ
の場合にガラス板の間に配置される材料はガラス板に比
べて比較的柔らかで圧縮性であるので、取り付け型材の
外側湾曲部と内側湾曲部との間において、ガラス板縁の
相互圧着を防止するための手段が配置される。
【0024】前記の圧着を防止する手段はそれぞれのガ
ラス板の間に配置された耐圧性インサートとし、または
取り付け型材の連結ウエブに固着された突条とする事が
できる。これらの耐圧インサートまたは突条はガラス板
の間の材料の厚さに対応する断面を有する。
【0025】前記のインサートまたは突条の高さは少な
くとも取り付け型材の外側湾曲部の高さに等しい。また
前記の高さは取り付け型材の内側湾曲部の高さに等しく
する事もできる。
【0026】二重パネルまたは屋外側にカバーガラス板
としてのガラス板を備えたパネルの場合、屋外側に配置
されたガラス板に取り付け型材を備えればよい。この場
合、ガラス板の縁区域における前記のピーク荷重または
力モーメントを防止するため、2枚のガラス板の間の回
転軸線は好ましくは屋外側のガラス板からできるだけ短
距離に配置される。
【0027】しかし、静力学的考慮およびその他の考慮
から、回転軸線を二重パネルの室内側ガラス板の背後
に、またはパネルの室内側カバーの背後に配置する事が
でき、この場合には前述のようにガラス板の縁区域にお
ける前記のピーク荷重または力モーメントを防止するた
め、回転軸線は前記の室内側ガラス板または室内側パネ
ルカバーにできるだけ近く配置する。
【0028】パネルの屋外側ガラス板の背後の室内側ガ
ラス板の縁区域におけるピーク荷重または力モーメント
を防止するため、前記の室内側ガラス板は好ましくは浮
動的にまたは弾性的に載置される事が望ましい。このよ
うにして、室内側ガラス板の縁またはパネルの対応の縁
部分は拘束されずに回転運動を成す事ができる。
【0029】回転軸線は好ましくは、取り付け型材と建
築構造との間の伝熱を防止する断熱要素区域、特にプラ
スチック部材の中に配置し、また/あるいは取り付け型
材と正面構造との特殊構造の連結区域の中に配置し、ま
た/あるいはこれらの両区域に配置する事ができる。従
って、公知の要素を使用し、この要素の弾性の結果とし
てこの要素の区域内に回転軸線が配置されるようにする
事ができる。
【0030】ガラス板の縁の破断の可能性を除去するよ
うに、断熱要素および/または連結箇所がガラス板の縁
区域に伝達される力モーメントを低減させる事が望まし
い。
【0031】取り付け型材および/または建築構造上に
断熱要素を回転継手のように丸い部分を介して配置し、
取り付け型材の所定の回転運動を容易にする事が好まし
い。
【0032】内部に形成される回転軸線回りの断熱要素
の剛性をできるだけ低くすれば、さらに取り付け型材の
所定の回転運動が増進される。
【0033】断熱要素のガラス板の面に対して平行な高
さがその幅より小、例えば幅の1/3乃至半分以下であ
れば、回転軸線回りの剛性が小になる。
【0034】断熱要素が特にその断面の中央においてテ
ーパを有すれば前記の所定の回転運動にとって好都合で
ある事が発見された。
【0035】本発明の特殊の実施態様において、連結箇
所は建築構造の中に懸垂された取り付け型材部分から成
り、このようにして連結箇所の構造が簡単になり組立て
が容易になる。
【0036】好ましくは、連結箇所は取り付け型材の延
長部材を含み、この延長部材は内側湾曲部から離間され
てガラス板に対して平行に、ガラス板の縁の方向にまた
はこの縁から離間する方向に延在し、前記延長部材は建
築構造の型材の対応形状の凹部の中に係合し、また前記
連結箇所は、取り付け型材と前記延長部材とを連結する
連結部分を含み、前記延長部材と取り付け型材は好まし
くは遊隙を備えて、前記延長部材と前記連結部分の遊隙
および/または弾性によって取り付け型材の所定の回転
運動を可能とする。所定の回転運動の回転軸線が連結箇
所の区域中に配置されるようにするため、この連結箇所
の特殊構造により回転軸線をこの区域中に容易に形成す
る事ができる。これは特に取り付け型材と延長部材の間
の無拘束連結を生じるために必要である。
【0037】また好ましくは弧状断面の延長部材によっ
て所定の回転運動が容易に成される。この延長部材の形
状により一種の回転継手が形成されるからである。また
このような延長部材の形状は、連結箇所においてガラス
板の面に平行な無拘束長手方移動が生じるので単数また
は複数のガラス板の膨張または収縮を可能とする。
【0038】また延長部材の弧状断面は、連結箇所にお
いて一種の回転継手が形成されるので所定の回転運動に
とって有利である。
【0039】また連結箇所は長手方の滑り継手から成
り、特にプラグ継手の形状を成し、ガラス板の面に対し
て直角に延在するウエブとこのウエブを包囲する凹部と
を含み、弾性材料が前記ウエブと前記凹部との間に配置
されて、前記弾性材料および/またはウエブの弾性によ
って取り付け型材の所定の回転運動を可能とする事がで
きる。この構造を使用すれば、非常に簡単な連結箇所が
得られ、さらに前記弾性材料が伝熱を防止するので、断
熱要素を省略する事ができる単位重量の低減と火災に際
しての安全性のため、ガラス板と正面構造との間に好ま
しくは取り付け型材上に、ガラス板の縁に当接するよう
に金属型材を配置する事ができる。ネジ締めによって金
属型材を取り付ける場合、必要な所定の回転運動を生じ
るようにそれぞれのネジが遊隙を備える事ができる。
【0040】火災に対する安全のため、断熱要素の一部
が金属から成る事ができ、この場合にそれぞれの取り付
け型材の中に単に配置されたこれらの断熱要素は、その
中に回転軸線が配置されても、取り付け型材の所定の回
転運動と干渉しない。
【0041】静力学的および/または外観上の考慮か
ら、取り付け型材がガラス板のすべての縁上に配置され
る事が望ましくまた必要である。
【0042】また外観上の考慮から、取り付け型材はガ
ラス板の縁においてガラス板の隅部の中まで連続的に配
置される事が望ましい。複数の取り付け型材が隅部にお
いて拘束される事なく膨張できるようにするため、取り
付け型材の自由端部は隅部において相互に離間される。
【0043】好ましくはエラストマー部材または特殊鋼
部材の形の伸縮部材または隅部型材がガラス板の隅部の
取り付け型材の接合点に配置される。これらの隅部型材
は取り付け型材の自由端部を把持するように配置され取
り付け型材の膨張が拘束力を生じないようにする。
【0044】本発明による取り付け型材構造は単層また
は多層ガラスシステムにおいて使用するに適し、多層ガ
ラスシステムの場合にガラス板の寸法が相違する事がで
きる。従って本発明の取り付け型材構造においては、あ
らゆるガラス板システムを配置する事ができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図29について詳細
に説明する。
【0046】図1はガラス板2の断面を示し、このガラ
ス板の縁4上に取り付け型材6が配置されている。図示
のガラス板2は単一のガラス板とし、または例えば外壁
体ガラスあるいは屋根ガラスなどの建物の外側に配置さ
れた複数のガラス板とする事ができる。取り付け型材6
は、ガラス板の縁4の区域に実質的にU形断面をなして
はまる取り付け型材で、この取り付け型材は外側に配置
された外側湾曲部8と、内側湾曲部10と、これらの湾
曲部8、10を相互に連結する連結ウエブ12とから成
る。内側湾曲部10に連結部材14を接合して、延長部
分16が得られ、この延長部分16は内側湾曲部10か
ら離間されてこの内側湾曲部に対して平行にガラス板の
末端18の方向に延在する。外側および内側湾曲部8、
10はガラス板の縁4を包囲してこの縁4に強く当接
し、また連結ウエブ12はガラス板の末端区域18に強
く当接している。取り付け型材6の連結ウエブ12が、
ビルのカーテンウオール支持構造等のような建物の正面
壁構造(以下、正面構造という)の中に挿入される。
【0047】図示の取り付け型材6はガラス板の少なく
とも2つの対向縁上に配置される。すなわち例えばガラ
ス板2の水平上縁と水平下縁上に配置され、あるいはガ
ラス板2の垂直横縁上に配置される。しかし、安定と外
観の考慮から、取り付け型材6はガラス板2の3縁また
は4縁全部の上に配置する事ができる。取り付け型材6
はガラス板2の対応の縁において、ガラス板2の断面の
内部あるいはガラス板の隅部の中まで延在する事ができ
る。
【0048】ガラス板の縁4の下方区域において、ガラ
ス板はその外側に凹部または段部20を備え、この凹部
20の中に取り付け型材の外側湾曲部8が係合してガラ
ス板2の外側面と外側湾曲部8の外側面とが同一面に配
置されている。ガラス板に対向する外側湾曲部8の上縁
22は丸くなされ、同様にこの区域においてガラス板の
凹部20も丸くなされている。外内側湾曲部8、10と
その間の連結ウエブ12との移行区域も望ましくは丸く
形成され、同様にこの区域のガラス板の末端縁28、3
0も丸く形成される。
【0049】取り付け型材6とガラス板の縁4との間
に、少なくとも外側湾曲部8の自由端部の区域にシール
が配備される。取り付け型材6はガラス板との接合を改
良するため、ガラス板の縁4に対向する面において、摩
擦増進被覆および/または接着剤、例えば2成分エポキ
シ接着剤を備える。図示のように内側湾曲部10は外側
湾曲部8より長くすなわち高い。
【0050】図2はガラス板の縁に取り付ける前の取り
付け型材6の断面を示し、この取り付け型材はガラス板
の対応縁に取り付けやすくするため予め湾曲変形されて
いる。図から明らかなように、取り付け型材6はガラス
板の導入前に押し開かなければならない。残留張力が取
り付け型材6とガラス板の対応縁の間の連結を強化す
る。
【0051】取り付け型材6は例えば特殊鋼またはアル
ミニウムから成り、また好ましくは外側正面のガラス板
の色に対応するように電解処理で黒に着色しまたは陽極
酸化処理される。
【0052】図3乃至図9は図1と類似の断面図である
が、それぞれの場合に、取り付け型材6が相異なる形状
を有し、同様の部材については図1の参照数字を使用し
た。
【0053】図3に示す構造においては、取り付け型材
6とガラス板2の縁4との連結部分が、自由端からガラ
ス板の末端区域18に向かってクサビ状にテーパを成す
外側湾曲部8によって補強される。
【0054】図4に示す構造においては、内側湾曲部1
0もクサビ状を成しているので、外側湾曲部8、連結ウ
エブ12および内側湾曲部10が蟻型溝を成し、この溝
の中にガラス板2の対応の形状の縁部分4が係合してい
る。
【0055】図3と図4による実施態様のほか、取り付
け型材6は図5乃至図8に図示のような凹凸面はめ合い
状取り付け手段を備える事ができる。しかしこのような
取り付け手段は図3および図4に示すクサビ状取り付け
部材とは別個に設ける事ができる。
【0056】図5は、ガラス板の縁4に対向するように
外側湾曲部8と内側湾曲部10の面上に備えられた突起
32を示し、これらの突起は対応の面の上に連続的にま
たは間欠的に配置する事ができる。例えば図5において
突起32は外側湾曲部および内側湾曲部8、10の上に
対を成して配置されている。同様にガラス板2の縁4
は、これらの突起32の係合する凹部を備える。これら
の凹部はガラス板の縁4に凹入状に切削される。また突
起32は、ガラス板の縁4の連続凹部の中に、または別
々の凹部の中に係合する相互に離間されたスポット突
起、すなわちノブとする事ができる。ガラス板の縁4の
それぞれのスポット状凹部はスポットドリルによって削
成する事ができる。
【0057】図6に示す突起32は、ガラス板の縁4に
対向する外側湾曲部8と内側湾曲部10のそれぞれの面
に1つづつ配置される。これらの突起は取り付け型材6
とガラス板2の縁4との間の追加的取り付け手段として
作用する。
【0058】図7に図示の変形においては、内側湾曲部
10の上にのみ突起32が備えられる。製造上の理由か
ら、突起32がガラス板の縁4の対応の凹部の中に係合
する連続突起から成る事が望ましい。
【0059】図8においては、ガラス板2の縁4が突起
32を有し、この突起32が内側湾曲部10の対応形状
の凹部の中に係合する。この連続突起32は特にエナメ
ルのスクリーン印刷によってガラス板の縁4の上に被着
する事ができる。前記の突起32、凹部およびノブ、並
びに対応のそれぞれの凹部はすべてガラス板の縁4に対
して平行に延在する事が望ましい。
【0060】図9は積層ガラス板34に使用された取り
付け型材6を示し、この積層ガラス板は、室内側に配置
された内側ガラス板36と、屋外側に配置された外側ガ
ラス板38とから成り、外側ガラス板38の厚さは外側
湾曲部8の厚さにほぼ対応する。内側ガラス板36と外
側ガラス板38との間に、透明な接着性ホイル、または
流し込み樹脂の透明層が配置される。外側ガラス板38
は、取り付け型材6に取り付けられる縁のサイズが内側
ガラス板36より小である。このようにして形成された
外側段部の中に外側湾曲部8が係合するので、外側ガラ
ス板38と外側湾曲部8は同一面に配置される。この段
部40のサイズは、ガラス板の末端18とウエブ12が
相互に間隙なしで密着するように選定される。
【0061】図10は積層ガラス板150に取り付け型
材6を使用した場合を示し、この積層ガラス板150は
複数のガラス板から成り、各ガラス板の間に透明接着性
ホイルまたはその他の透明な流し込み樹脂層が配置され
る。図9の場合と異なり、それぞれのガラス板はその下
方縁4の区域において同一長さを有する。従って、これ
らのガラス板間の樹脂は取り付け型材6の外側湾曲部8
と内側湾曲部10との間に存在する。取り付け型材6の
中に積層ガラス板150を締め付ける際にそれぞれガラ
ス板の間に配置された接着剤の弾性の結果として積層ガ
ラス板150が曲げられる時にガラス板の下縁4が相互
に圧縮される事を防止するため、外側湾曲部8と内側湾
曲部10との間にこのような圧縮防止手段が配置され
る。図10において、この手段は耐圧インサート154
として図示され、これを剛性インサートと呼ぶ事ができ
る。インサート154が金属または硬質プラスチックか
ら成るなら、十分な剛性が得られる。図示のように、こ
れらの耐圧インサート154の断面幅は、それぞれのガ
ラス板の間に配置された樹脂の幅に対応する。従って、
取り付け型材6がこの型の積層ガラス板150と共に使
用できるように耐圧インサート154がガラス板の下縁
4の相互圧縮を防止する。このような手段がなければ、
積層ガラス板150はその曲げに際して取り付け型材6
から滑落するであろう。
【0062】図11は本質的に図10に対応するが、た
だ積層ガラス板150の下縁4の相互圧縮の防止手段が
他の実施態様をなす。図10のインサート154の代わ
りに、図11の取り付け型材6は外側および内側湾曲部
8、10の間の連結ウエブ12の区域に、突条156を
備える。これらの突条は取り付け型材6に基部が固着さ
れまたは取り付け型材6と一体を成す。これらの突条1
56の幅については、図10の耐圧ピン154の場合と
同様である。
【0063】図12と図13は2枚の要素ガラス板から
成るガラス板152を示し、これらの要素ガラス板の間
に光起電力素子が配置されている。光起電力素子は好ま
しくは介在ホイル層の中に挿入され、このようにしてガ
ラス板152の要素ガラス板の間に簡単に配置する事が
できる。このような光起電力素子の介在層を使用する場
合、図10および図11の積層ガラス板150の場合と
同様に、このガラス板152の縁区域を取り付け型材6
によって保持する際にガラス板の下縁4を相互に圧縮す
る問題が存在する。この問題を避けるため、図12にお
いては耐圧インサート154が配備され、図13の場合
には取り付け型材6と一体を成す突条156が配備され
る。インサート154と突条156の幅と素材について
は、図10および図11についての記載を参照された
い。図10乃至図13のインサート154と突条156
の高さについては、外側湾曲部8の高さに対応する事が
望ましい。また一部の条件においては、この高さが内側
湾曲部10の高さに対応する事が望ましい。図12と図
13には、取り付け型材6を接合するためのプラスチッ
ク部材50が図示されているが、これについては図14
についてさらに詳細に説明する。
【0064】前述のすべての取り付け型材6の実施態様
は図10および図13の積層ガラス板150、152に
も適用される。さらに詳しくは、光起電力素子を備えた
ガラス板152(図13)の場合、取り付け型材6の外
側湾曲部8がガラス板の縁4の段部10に係合してい
る。この構造により、太陽の望ましくない位置と外側湾
曲部8とによって生じる光起電力素子に対する影が小さ
く保持される。このようにして、光起電力素子は外側湾
曲部8の影によって少ししか覆われない。影によって作
動不能となった各光起電力素子はエネルギーを生じない
のみならず、電流の流れを妨げ、個々の光起電力素子に
対する影によって多数の光起電力素子を有するガラス板
全体が作動不能となる。
【0065】下記のすべての図に示す二重ガラス板42
は同一構造を有し、段階的に構成されている。すなわ
ち、室内に配置された内側ガラス板44は屋外に配置さ
れた外側ガラス板46より、上縁と下縁において短く形
成されている。そこで段階構造が得られる。2枚のガラ
ス板44と46の間にスペーサとシールが配置されてい
る。また図16のパネル146は原則的に同一構造を有
し、屋外にカバープレートとして配置された外側ガラス
板148の下縁がパネルの室内区域より下方に延在する
ので、同様に段階構造を有する。また取り付け型材6と
外側ガラス板46〜148が前述のように同一面をなし
ている事が下記のすべての構造に共通である。いわゆる
断熱要素は同一数字で示され、取り付け型材6と正面構
造48との間の伝熱を防止する。
【0066】図14において、断熱要素としてほぼ正方
形断面のプラスチック部材50が使用され、このプラス
チック部材50は内側湾曲部8と正面構造48の型材5
2との蟻型凹部の中に導入され、従って取り付け型材6
と正面構造48との間の連結部材を成す。重量支持と防
火のために、第2の型材54が配備され、この型材54
は第1型材52の下方に配置され、仮相線で示すように
ボルトによって正面構造48と型材52のにネジ込まれ
ている。二重パネル42と面構造48との間の荷重担持
連結部分は内側ガラス板44と正面構造48の間の接着
剤58から成り、さらにこの接着剤58の上にシール部
分60を含む。内側ガラス板44の縁は型材52の上に
支持され、これらの間に弾性シール材料が導入されてい
る。従ってこの構造においては、内側ガラス板44は弾
性的に支持されている。
【0067】風の圧力または吸引力が加えられる時、二
重パネル42は室内側または屋外側に曲げられる。二重
パネル42の縁区域の曲げ作用によって二重パネルの破
断を生じる事のないように、この部分で回転運動を生じ
なければならない。内側ガラス板44の場合、回転運動
はその弾性支持によって保証される。しかし外側ガラス
板46はその縁が取り付け型材6によって強固に把持さ
れている。ガラスが割れないためには、取り付け型材6
が外側ガラス板46と共に回転する事ができる必要があ
る。従って外側ガラス板46と取り付け型材6とが外側
のガラス板縁に対して平行な回転軸線を中心として所定
の回転運動できなければならない。この回転軸線はプラ
スチック部分50の中に、その弾性と物性との故に形成
される。プラスチック部分50は外側ガラス板46の曲
げと取り付け型材6の回転に際して変形する事ができる
ので、取り付け型材6は室内および屋外に向かって回転
する事ができる。静力学的には、プラスチック部分50
の中に一種の継手が形成され、その結果として小量の力
モーメントが外側ガラス板46の縁区域の中に伝達され
る。さらに望ましくは、取り付け型材6へのモーメント
アームが最短になるように、プラスチック部材50は取
り付け型材6にできるだけ近く配置されなければならな
い。ガラスの破断を防止するために必要な取り付け型材
6の回転運動は、この区域において使用される材料と部
材のサイズから計算する事ができる。
【0068】第2型材54が二重パネル42の縁全体に
わたって配置されているので、必要ならは所要の回転運
動を支援するため第1型材52もある程度回転する事が
できる。特に第1型材52と第2型材54とのボルト締
めが遊隙を有する場合に、これが可能である。
【0069】また図14に図示の構造においては、型材
52の回転を可能とするように接着剤58の区域におい
て二重パネル42の固着は遊びをもってネジを螺入する
ことにより行うことができる。この場合、内側ガラス板
44は弾性的に支持され、プラスチック部分50の区域
で、外側ガラス板46と取り付け型材6の回転運動が可
能となる。またプラスチック部材50がその内部に金属
インサートを含む事によって重量の担持力と火災に対す
る安全とが得られる。
【0070】しかしこのような金属インサートは、ガラ
ス板の縁区域において破断が生じる程度に取り付け型材
6と外側ガラス板46の縁の回転を防止してはならな
い。
【0071】図15は補助型材64を備えた正面構造4
8上に配置された二重パネル42を示す。この補助型材
64は正面構造48の横材56に対して適当手段によっ
て連結される。従って本発明による取り付け型材6は二
重パネル42において使用して、この二重パネル42を
荷重担持接着剤なしで正面構造48に固着する事ができ
る。またこの実施態様においては、内側ガラス板44が
弾性的に支持されているので、所要の回転運動が得られ
る。図14について説明したように、プラスチック部材
50の区域において、外側ガラス板46と取り付け型材
6との回転運動が生じる。重量の担持力と火災防護用の
第2型材54の設置によって所要の回転運動が妨害され
ない事は理解されよう。
【0072】図15の実施態様は種々の構造の補助型材
64を使用するにある。内側ガラス板44と外側ガラス
板46の縁区域での二重パネル42の回転の可能性は変
更されない。前記の種々の構造の説明から明らかなよう
に、内側ガラス板44の弾性支持と外側ガラス板および
取り付け型材6の回転構造とによってプラスチック部材
50の区域で回転運動が可能である限り、正面構造48
に対する二重パネル42の連結法については制限がな
い。また、プラスチック部材50の物性により所要に回
転運動が生じる限り、正面構造48側に配置される補助
型材64が正面構造48の横材56に対して剛着される
か少し可動的に固定されるかは問題でない。また、もし
前記の取り付け型材6が二重パネル42の側面縁上に配
置されるならば、横材56の代わりに正面構造48の縦
材を使用することもできる。前記の図面において種々の
防火安全手段を説明したが、下記の付図には図示されな
い。しかし防火手段が所要の回転運動を妨害しない事が
重要である。
【0073】図16はパネル146の場合の取り付け型
材6の使用法を示す。このパネルは屋外側のカバーガラ
ス板としてのガラス板148を備える。このようなパネ
ル構造146は、例えば外観上の観点から外側正面をガ
ラス張りしなければならないが、室内へのまたは室内か
らの視界が望ましくなくあるいは不必要である時に使用
される。図16の構造は原則的に図15の構造に対応し
ているが、ガラス板148の室内側区域は、図15の内
側ガラス板44の代わりに、断熱材料158とそのカバ
ー160とのみから成る。ガラス板148の下縁は取り
付け型材6によって支持され、この取り付け型材6に隣
接してプラスチック部材50が配置され、図15に図示
のように補助型材64がこれに接触している。ガラス板
148と取り付け型材6との回転運動は、図14に図示
のようにプラスチック部材50の区域で生じる。この場
合、図15のガラス板44と同様に、ガラス板148に
隣接するパネル区域が弾性的に支持され、ガラス板14
8の所要の回転運動を妨害しない事が重要である。ガラ
ス板148とカバー160との間に存在する断熱材料1
58が弾性であってガラス板148の曲げを許容するの
で、ガラス板148の曲げと共に生じる回転運動は妨害
されない。
【0074】図17にも二重パネル42を示す。この二
重パネル42は接着剤なしで正面構造48に接続されて
いる。この構造は断熱要素を含む構造と相違し、取り付
け型材6の内側湾曲部10と補助型材70のそれぞれの
バチ型凹部の中に係合した細長いプラスチック部材68
を使用する。このプラスチック部材68の場合、二重パ
ネル42のガラス板の面に平行なその高さはその幅より
小である。その結果、二重パネル42のガラス板の縁に
対するプラスチック部材68の回転軸線回りの剛性が小
となる。プラスチック部材68は二重パネル42と正面
構造48との間の十分な連結を保証するが、その曲げ特
性または回転特性が改良される。
【0075】他の実施態様として、取り付け型材6と正
面構造48との連結部材として二重パネル42の下縁に
正方形断面のプラスチック部材を使用する事ができる。
このようなプラスチック部材は、取り付け型材6と正面
構造48の対応の長方形凹部の中に係合し、ネジ止めに
よって固着される。この場合にも、二重パネル42のガ
ラス板の面に平行なプラスチック部材の高さはその幅よ
り小であるので、プラスチック部材の回転または曲げが
容易である。プラスチック部材の他の実施態様は、その
断面の中心区域を弱化するにある。すなわち、プラスチ
ック部材は、二重パネル42のガラス板の面に平行な高
さの方向にテーパを有するようにする。このようなテー
パにより、プラスチック部材の中の回転軸線に対する剛
性がさらに低減される。静力学的観点からは、このよう
なテーパ付きプラスチック部材は二重パネル42の下方
縁ではなく、その上縁または側面縁にのみ配置される必
要がある。
【0076】またこの構造において、二重パネル42の
内側ガラス板44をブロック上に支持しても、この内側
ガラス板44の下縁の回転性が阻害されない事を指摘し
なければならない。内側ガラス板44の曲げに際して、
ガラス板の下縁は好ましくはその丸い縁をもってブロッ
ク上に載置され、この丸い縁を中心として回転する。ブ
ロックそのものの弾性変形やブロックの下の載置部材の
弾性変形による移動の故に、内側ガラス板44の下縁区
域での破断が防止される。
【0077】図18はプラスチック部材80の他の実施
態様を示し、このプラスチック部材は取り付け型材6の
バチ型凹部の中に係合し、またその丸い端部によって補
助型材82の対応の丸い凹部の中に係合する。このよう
にして一種の枢着連結が得られ、丸い部分84が補助型
材82の凹部の中に嵌合する。すなわち、丸い部分84
の大部分が補助型材の凹部の丸い部分84によって強く
保持されるが、その内部を回転する事ができる。さらに
外側ガラス板46の下縁と取り付け型材6との所要の回
転運動はこのような正面構造48に対するプラスチック
部材80の枢着によって促進される。従って回転運動は
プラスチック部材80の物性のみに依存するものではな
い。外側ガラス板46の下縁に対するレバーのうでを短
縮するため、前記の丸い部分84を取り付け型材6の中
に配置する事が望ましい。プラスチック部材80の両端
を取り付け型材6と補助型材82の丸い凹部84の中に
連結する事もできる。
【0078】図19に図示の構造は、特殊の連結部材を
介して正面構造48の型材86に対して取り付け型材6
を連結する構造である。取り付け型材6の内側湾曲部1
0は連結ウエブ12の延長としての連結部分88に接合
し、この連結部分88から延長部分90が延長され、こ
の延長部分90はガラス板の縁からガラス板の中心に向
かってガラス板パネルに対して平行に延在する。延長部
分90は型材86の凹部の中に遊隙をもって保持され、
その自由端部に拡大部を有する。一方ではこの延長部分
90と対応の凹部との間の遊隙により、他方では延長部
分90と連結部分88との弾性の故に、取り付け型材6
の特定の回転運動が可能となる。二重パネル42、従っ
て外側ガラス板の回転に際して、取り付け型材6が前記
の遊隙および/または前記部材の弾性の故に回転運動を
実施する事ができるので、外側ガラス板46の縁の破断
が防止される。また内側ガラス板44の下縁の破断を防
止するため、内側ガラス板44も浮動的にまたは弾性的
に載置される。
【0079】図20と図21は正面構造48上に取り付
け型材6を載置する構造の他の実施態様を示す。取り付
け型材6の所定の回転運動を支持するように、特に図2
0に図示のようにプラスチック部材50に沿って特殊の
連結箇所が配備されている。この連結箇所は型材92か
ら成り、この型材92はプラスチック部材50を連結
し、また正面構造48の側に凹部を備え、正面構造48
から突出したウエブ94が前記の凹部の中に係合してい
る。ウエブ94と型材92との間に、十分厚さの弾性材
料96が配置されている。型材92とウエブ94との連
結はネジによって実施され、このネジは連結箇所に遊隙
をもって配置されている。取り付け型材6と二重パネル
42の外側ガラス板46または148との回転運動は、
弾性材料96および/またはウエブ94の弾性の故に型
材92が移動または回転できる事によって可能となる。
型材92の運動を妨害しないように、ネジ連結部分は前
記の遊隙を有する。型材92が内側ガラス板44または
ガラス板148の室内側に隣接したパネル区域によって
干渉されないように、内側ガラス板44の下縁またはパ
ネル146の対応区域と型材92との間に、弾性材料、
例えば型材92の回転運動に対応して圧縮または拡張す
る事のできる二重接着テープが配置される。
【0080】連結箇所の材料を適当に選定する事によ
り、プラスチック部材50をまったく使用せず、その結
果、所定の回転運動が型材92またはウエブ94の区域
のみにおいて生じる事ができる。この連結箇所は一種の
押しばめジョイントを成す。この場合、弾性材料96が
伝熱を防止する。
【0081】図22は図1に図示のような取り付け型材
6を使用した場合を示す。連結部材16がガラス板の中
心線から、二重パネル42のガラス板の縁の方向に向か
って、二重パネルに対して平行に延在し、型材98の凹
部の中に係合する。この場合、外側ガラス板46が風の
吸引作用で外側に湾曲しても取り付け型材6が回転でき
るように、内側湾曲部10と型材98との間にスペース
の存在する事が重要である。従って、取り付け型材6と
隣接の型材98との間に拘束作用は生じない。図22の
この連結箇所における所定の回転運動は、延長部材16
の弾性と、この延長部材16を内側湾曲部10に連結す
る連結ウエブ12の弾性との結果として生じる。この場
合、プラスチック部材50は所定の回転運動を追加的に
支援し、また望ましくは内側ガラス板44の下縁が弾性
材料または弾性ブロックを介してプラスチック部材50
上に載置される。
【0082】他の実施態様として、図22の取り付け型
材は特殊構造を有する事ができる。取り付け型材6の内
側湾曲部10上に弧状の延長部材を備え、この弧状延長
部材が同じく弧状の型材の凹部の中に係合する事ができ
る。この場合に重要な事は、弧状延長部材の自由端部が
型材の凹部の末端から離間され、また内側湾曲部10と
型材との間に取り付け型材の所定の回転運動の生じうる
程度の間隔が存在する事である。弧状延長部材の場合、
回転運動が型材の凹部中で拘束されずに実施されなけれ
ばならない。さらに弧状延長部材の弾性によって取り付
け型材6の所定の回転運動が容易になされる。さらに図
22について先に説明したように、内側ガラス板44の
下縁と弾性部材50との連結が弾性であれば、このプラ
スチック部材50がさらに回転運動を促進する事ができ
る。
【0083】図20と図21について述べた断熱要素と
してのプラスチック部材を使用する事なく取り付け型材
6と正面構造48との間のプラグ連結として構成された
連結箇所の実施態様を図23に示す。
【0084】内側湾曲部10に隣接して、二重ウエブの
形状の凹部が配置され、この凹部の中に正面構造48の
一部としてのウエブ94が係合する。このウエブ94と
凹部との間に弾性材料96が配置されている。前記の弾
性材料96は、伝熱を防止する断熱材料として作用する
と共に、取り付け型材6が所定の回転運動を実施する事
ができるように作用する。この所定の回転運動は、取り
付け型材6の回転運動に対応して上下に曲がるウエブ9
4の弾性によって促進される。凹部とウエブ94との連
結は、所定の回転運動を拘束作用で妨害しないように遊
隙を有するネジ取り付け部材によって実施される。この
実施態様においては、ウエブ94は他の部材から離間し
たその突起様構造の故にその曲げ作用が妨害されないの
で、内側ガラス板44は正面構造48上の非弾性材料の
上に載置される事ができる。この連結箇所の材料の物性
および厚さは、取り付け型材6または二重パネル42の
外側ガラス板46の下縁について要求される所定の最大
回転運動に依存する。
【0085】図24に図示の本発明による取り付け型材
6の構造は、内側ガラス板106と外側ガラス板108
が同一サイズを有する場合、すなわち段階的構造を有し
ない二重パネル104の場合にも使用する事ができる。
この場合、内側ガラス板106は取り付け型材6または
外側ガラス板108の下縁の所定の回転運動を妨害しな
いように浮動的にまたは弾性的に載置される事が重要で
ある。取り付け型材6の所定の回転運動は、図14につ
いて述べたようにプラスチック部材50によって可能と
なる。内側ガラス板106の弾性載置は、この内側ガラ
ス板106の下縁とこれを包囲する型材112との間に
十分厚さに配置された弾性材料110によって実施され
る。この実施態様において型材112は接着剤114を
介して正面構造48に対して固着される。接着剤114
に使用される材料も弾性であるので、ガラス板の下縁に
対して平行な取り付け型材6の所定の回転運動の軸線は
この接着剤区域の中に存在する事ができる。この場合、
取り付け型材6の所定の回転運動の軸線が主としてまた
は部分的に接着剤区域114の中に形成されるか否かは
プラスチック部材50の材料の物性に依存している。二
重パネル104の下縁区域に取り付け型材112の中に
主として断熱用に配置された第2型材54は、二重パネ
ル104の縁区域にのみ部分的に存在しまたそのボルト
締めが遊隙を有するので所定の回転運動を妨害しない。
【0086】図25と図26に図示の本発明よる取り付
け型材6の実施態様も、外側ガラス板130と内側ガラ
ス板132が同一サイズを有する場合、すなわち通常の
ガラスを使用し、段階的ガラスを使用しない二重パネル
128の場合に使用される。この二重パネル128は、
外側ガラス板の屋外側および内側ガラス板の室内側にお
いて取り付け型材6によってしっかりと保持されてい
る。前述のように、この取り付け型材6は、屋外側と室
内側においてそれぞれ外側湾曲部と内側湾曲部8、10
を有する。
【0087】図25において、外側ガラス板130と内
側ガラス板132との間に、連結ウエブの上に介在部材
142が載置されている。この介在部材142は例えば
プラスチック部材とし、その場合にこの介在部材は二重
パネル128を取り付け型材6によって強く保持するよ
うに硬質でなければならない。取り付け型材6の必要な
所定の回転運動は、連結部材16を正面構造48の型材
に対して連結する箇所にある回転軸線回りに生じる。こ
のような連結点については既に前述したが、連結部材1
6は弧状断面を有する事ができる。また前記のように、
連結箇所における回転は、連結部材の弾性および/また
は連結部材間の遊隙の存在によって生じる。このような
二重パネル128の上に取り付け型材6を配置する場
合、二重パネル128の内部に存在する少なくとも1つ
のシールまたはスペーサ手段が外側ガラス板と内側ガラ
ス板130、132の相対運動を確実に防止し、二重パ
ネル128の下縁に沿って取り付け型材6を確実に保持
するような物性を有する事が重要である。特に、取り付
け型材6の特定の配置の結果としての屋外と室内の間の
伝熱を避けるためには、取り付け型材6の連結ウエブ1
2がその中央区域において図25に図示のように開口を
備える事が望ましい。
【0088】図26は取り付け型材6の追加湾曲部13
4、136を示し、これらの湾曲部134、136はそ
れぞれ外側ガラス板130の室内側と、内側ガラス板1
32の屋外側に配置される。図25に図示の連結ウエブ
12と異なり、図26の取り付け型材6は中断されてお
り、両側の部分138、140の相互連結は、断熱要素
50によって実施され、この断熱要素は圧力および引っ
張り力に対して抵抗性である。この場合、取り付け型材
6は、外側ガラス板の載置部材としての部分138と、
内側ガラス板の載置部材としての部分140とに分割さ
れる。外側ガラス板130と内側ガラス板132のそれ
ぞれの縁は取り付け型材6の外側湾曲部8および他の湾
曲部134によって、また内側湾曲部10と他の湾曲部
136によって強く保持される。外側湾曲部8と他の湾
曲部134との間、および内側湾曲部10と他の湾曲部
136との間の連結のため、図25のウエブ12より短
い連結ウエブが使用される。2つの部分138、140
を相互に連結する圧縮抵抗および引っ張り抵抗性の断熱
プラスチック部材50は、前記2つの他の湾曲部13
4、136の内側面に備えられたバチ型凹部の中に挿入
され、二重パネル128のスペースの中に存在する。
【0089】図26に図示の本発明の実施態様におい
て、所定の回転運動は、取り付け型材6またはその部分
140と正面構造との連結箇所において実施される。す
なわち回転軸線がこの連結箇所に配置される。この連結
箇所は図25の場合と同様に、正面構造48の対応形状
の凹部の中に係合する延長部材16から成る。この延長
部材16は、対応の内側湾曲部から離間されまた二重パ
ネルに対して平行にガラス板の下縁に向かって延在して
いるので凹部を形成する。この延長部材16と同様に形
成された延長部材144が前記の凹部の中に係合する。
連結部材16の自由端部と連結部材144の自由端部は
それぞれ厚く形成され、その結果としてこれらの連結部
材の間に間隙が形成される。この場合にも、取り付け型
材6またはその部分138、140の所定の回転運動
は、前記連結箇所における連結部材の弾性とその間隙と
によって保証される。またプラスチック部材50の物性
に対応して、この区域にも追加的な軸線を得る事ができ
る。
【0090】他の実施態様において取り付け型材6はプ
ラスチック部材50の区域において連続的構造とする事
ができ、その場合には取り付け型材6はそれぞれ前記の
箇所において追加的湾曲部134、136を備える構造
となる。
【0091】図27と図28は本発明による1枚ガラス
パネル構造の断面図である。
【0092】いずれの図においてもガラス板116の下
縁に取り付けられた取り付け型材6は内側湾曲部10に
隣接して弧状凹部を備える。図27においては、取り付
け型材6と型材118との連結部材は、両端に延長部材
を備えたプラスチック部材120から成る。型材118
も取り付け型材6と同様に円弧状凹部を有する。プラス
チック部材120の円弧状端部がこれら2つの凹部の中
に挿入される。これらの凹部は連結部材の円弧状端部の
相当部分を包囲しているので、プラスチック部材120
の確実な取り付けが保証される。取り付け型材6とガラ
ス板116の下縁との所要の所定の回転運動は、取り付
け型材6または型材118に対するプラスチック部材1
20の1種の回転継手を成す連結部によって十分に可能
となる。さらに、この所定の回転運動は、プラスチック
部材120の弾性によって可能となる。プラスチック部
材120の曲げは弧状末端部を連結する区域内部で生じ
るからである。ガラス板116の下縁区域における力モ
ーメントを避けるため、プラスチック部材120はガラ
ス板116にできるだけ近く配置される。
【0093】図28は図27の変形を示し、この場合、
取り付け型材6を型材122に連結するプラスチック部
材124は型材122の中でバチ型凹部の中に係合す
る。従って、所定の回転運動は、取り付け型材6の側の
プラスチック部材124の弧状部分と、取り付け型材6
を型材122に連結するプラスチック部材124の連結
部分とのみによって生じる事ができる。この場合、プラ
スチック部材124の弧状末端部と、内側湾曲部10の
対応の弧状凹部とが取り付け型材6の回転運動を可能と
し、この場合さらにプラスチック部材124の連結部分
がその弾性の故に湾曲して所定の回転運動を支援する。
【0094】図29はガラス板2の隅部の屋外側から見
た立面図であって、取り付け型材6がガラス板の縁に沿
って延在し、ガラス板の隅部に達している。取り付け型
材6は隅部において相互に当接していない。これはこれ
らのガラス板と取り付け型材6の膨張係数の相違の結果
として取り付け型材6の間に隅部において拘束力を生じ
ないためである。強さと外観の観点からガラス板の隅部
には、隅部型材126が配置され、この型材126が取
り付け型材6の上に押し込まれてクリッピングされる。
隅部型材126が取り付け型材6の自由端を十分にカバ
ーしているので、取り付け型材6が非常に短縮した場合
でも隅部型材128から出る事はない。同様に、取り付
け型材6が非常に膨張した場合でも隅部区域に拘束力が
生じない程度に、取り付け型材6の端部が相互に離間さ
れている。隅部型材126の色は取り付け型材6の色に
適合させられ、例えばエラストマーの成形部材または対
応の色の特殊鋼から成る事ができる。弾性密封組成物ま
たは結合剤を使用して、隅部型材126と取り付け型材
6との間の必要な密封を保証する。
【0095】
【発明の効果】本発明では、ガラス板固定用取り付け型
材構造において、ガラス板の内側と外側を強く挾持する
取り付け型材を用いているので、ガラス板が撓んでも、
その縁が取り付け型材から外れることがなく、雨漏り等
が生じない。そして、ガラス板の撓み(曲り)と共に、
取り付け型材が回転運動を行いうるようになっているの
で、取り付け型材に対してガラスの板の縁が変位して無
理な力が作用し破壊されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス板の縁に配置された取り付け型材の断面
図。
【図2】取り付け型材の断面図。
【図3】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図4】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図5】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図6】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図7】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図8】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図9】本発明による取り付け型材の図1と同様の断面
図。
【図10】複数のガラス板から成り取り付け型材を備え
た積層ガラス板パネルの縁区域の断面図。
【図11】複数のガラス板から成り取り付け型材を備え
た積層ガラス板パネルの縁区域の断面図。
【図12】2枚のガラス板から成りその間に光起電力素
子を配置され、取り付け型材を備えた二重パネルの縁部
の断面図。
【図13】2枚のガラス板から成りその間に光起電力素
子を配置され、取り付け型材を備えた二重パネルの縁部
の断面図。
【図14】取り付け型材、断熱要素および正面構造の一
部を備え段階的構造を有する二重パネルの縁部の断面
図。
【図15】取り付け型材、断熱要素および正面構造の一
部を備え段階的構造を有する二重パネルの縁部の断面
図。
【図16】断熱材料とそのカバーガラス板を含み、取り
付け型材を備えた二重パネルの縁の断面図。
【図17】それぞれのプラスチック部材を備えた二重パ
ネルの断面図。
【図18】それぞれのプラスチック部材を備えた二重パ
ネルの断面図。
【図19】取り付け型材と正面構造との間の追加連結箇
所を有する二重パネルの断面図。
【図20】取り付け型材と正面構造との間の追加連結箇
所を有する二重パネルの断面図。
【図21】取り付け型材と正面構造との間の追加連結箇
所を有する二重パネルの断面図。
【図22】取り付け型材と正面構造との間の追加連結箇
所を有する二重パネルの断面図。
【図23】絶縁要素を含まない二重パネルの断面図。
【図24】段階的構造を有しない二重パネルの断面図。
【図25】段階的構造を有しない二重パネルの断面図。
【図26】段階的構造を有しない二重パネルの断面図。
【図27】1枚ガラスパネルの断面図。
【図28】1枚ガラスパネルの断面図。
【図29】縁に沿って延在する取り付け型材を有するガ
ラス板の隅部の平面図。
【符号の説明】
2;34;46;108;28;148;150;15
2 ガラス板 4 ガラス板の縁 6 取り付け型材 8 内側湾曲部 10 外側湾曲部 14;88 連結部材 16;90 延長部材 20;40 ガラス板の段部 32 突起 42;104;146;128 ガラス板パネル 48 正面構造 50;68;80;86;142 プラスチック部材 94 ウエブ 96 弾性材料 130 外側ガラス板 132 内側ガラス板 134;136 追加湾曲部 138;140 部分型材 154 インサート 156 突条

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築構造(48)の表面にガラス板
    (2)、特に外壁二重パネルまたは屋根二重パネルを固
    着するための取り付け型材構造において、取り付け型材
    (6)がガラス板(2)の少なくとも対向両縁に沿って
    延在し、これらの取り付け型材(6)は、ガラス板の内
    側と外側からガラス板の縁に強く当接して剛体状に挾持
    する外側湾曲部(8)および内側湾曲部(10)を有
    し、また各取り付け型材(6)は、ガラス板(2)に外
    側または内側への曲げを生じさせる力が作用したとき
    に、ガラス板の縁(4)の前記内側湾曲部(10)と建
    築構造(48)との間にあって前記縁(4)に平行をな
    す回転軸線回りに、所定の回転運動を行いうるように、
    建築構造(48)に支持されている事を特徴とするガラ
    ス板固定用取り付け型材構造。
  2. 【請求項2】取り付け型材(6)の外側湾曲部(8)ま
    たは内側湾曲部(10)がガラス板の縁(4)の段階的
    部分または段部(20,40)に係合し、少なくともガ
    ラス板(2)の屋外側と外側湾曲部(8)の外側面が同
    一面に配置される事を特徴とする請求項1に記載の取り
    付け型材構造。
  3. 【請求項3】取り付け型材(6)がその中にガラス板の
    縁(4)を締め付けるために、この取り付け型材(6)
    がガラス板(4)に施される前に予め変形させられてい
    る事を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の
    取り付け型材構造。
  4. 【請求項4】取り付け型材(6)とガラス板の縁(4)
    との間に、相互に凹凸によって係合する取り付け手段が
    配備される事を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の取り付け型材構造。
  5. 【請求項5】前記取り付け手段として、外側および/ま
    たは内側湾曲部(8;10)は、ガラス板(2)に対向
    する面において、ガラス板の縁(4)に対して平行な少
    なくとも1つの連続または中断型突起(32)を備え、
    ガラス板の縁(4)は対応の箇所に溝または凹部を備え
    る事を特徴とする請求項4に記載の取り付け型材構造。
  6. 【請求項6】前記取り付け手段として、外側および/ま
    たは内側湾曲部(8;10)は、ガラス板(2)に対向
    する面において、少なくとも1つの連続溝または複数の
    凹部を備え、ガラス板の縁(4)が対応箇所において特
    にエナメルで作製された突起(32)を有する事を特徴
    とする請求項4に記載の取り付け型材構造。
  7. 【請求項7】ガラス板の縁(4)の回転軸線はガラス板
    からできるだけ短距離に離間されている事を特徴とする
    請求項1に記載の取り付け型材構造。
  8. 【請求項8】ガラス板(150;152)は、少なくと
    も2枚のガラス板から成る積層ガラス板(150)、ま
    たは相互間に光起電力素子を配置された複数のガラス板
    要素から成るガラス板(152)であり、ガラス板間に
    配置された材料の弾性によってガラス板の縁(4)の相
    互圧着を防止する手段が外側湾曲部と内側湾曲部(8;
    10)の間の区域に配置されている事を特徴とする請求
    項1に記載の取り付け型材構造。
  9. 【請求項9】前記ガラス板の相互圧着を防止する手段
    は、それぞれガラス板(150;152)間に配置され
    た材料の厚さに対応してこれらのガラス板の間に配置さ
    れた耐圧インサート(154)から成る事を特徴とする
    請求項8に記載の取り付け型材構造。
  10. 【請求項10】前記ガラス板の相互圧着を防止する手段
    は、それぞれガラス板(150;152)の間に係合し
    て取り付け型材(6)の連結ウエブ(12)に固着され
    た突状(156)から成り、前記手段の断面幅はそれぞ
    れのガラス板間に存在する材料の厚さに対応する事を特
    徴とする請求項8に記載の取り付け型材構造。
  11. 【請求項11】ガラス板(46;108;148)は二
    重パネル(42;104)の屋外側に配置された外側ガ
    ラス板(46;108)、またはパネル(146)のカ
    バーガラス板として作用する屋外側に配置されたガラス
    板(148)であり、回転軸線は、屋外側のガラス板
    (46;108、148)からできるだけ短距離の、二
    重パネル(42;104)またはパネル(146)の区
    域に配置されている事を特徴とする請求項1に記載の取
    り付け型材構造。
  12. 【請求項12】ガラス板(46;108;148)は二
    重パネル(42;104)の屋外側に配置された外側ガ
    ラス板(46;108)、またはパネル(146)のカ
    バーガラス板として作用する屋外側に配置されたガラス
    板(148)であり、回転軸線は、室内側に配置された
    内側ガラス板(44;106)の背後に、またはパネル
    (146)の室内側カバーの背後に、望ましくはできる
    だけ短距離位置に配置される事を特徴とする請求項1に
    記載の取り付け型材構造。
  13. 【請求項13】室内側に配置された内側ガラス板(4
    4;106)またはガラス板(148)の背後に配置さ
    れたパネル区域(146)は、弾性的または浮動的載置
    手段によって取り付けられる事を特徴とする請求項11
    または12のいずれかに記載の取り付け型材構造。
  14. 【請求項14】回転軸線は、取り付け型材(6)と正面
    構造(48)の間の伝熱を防止する断熱要素の区域、特
    にプラスチック部材(50;68;80;120;12
    4)の区域に配置されまた/あるいは取り付け型材
    (6)と正面構造(48)の間の特殊形状の連結箇所の
    区域に配置され、前記断熱要素および/または連結箇所
    はガラス板の縁(4)からの力モーメントの伝達をでき
    るだけ防止する事を特徴とする請求項1、7または請求
    項11乃至13のいずれかに記載の取り付け型材構造。
  15. 【請求項15】断熱要素の回転軸線回りの剛性ができる
    だけ小である事を特徴とする請求項14に記載の取り付
    け型材構造。
  16. 【請求項16】前記連結箇所は取り付け型材(6)の延
    長部材(16;90)を含み、この延長部材は内側湾曲
    部(10)から離間されてガラス板(2)に対して平行
    に、ガラス板の縁(4)の方向にまたはこの縁(4)か
    ら離間する方向に延在し、前記延長部材は建築構造(4
    8)の型材(98)の対応形状の凹部の中に係合し、ま
    た前記連結箇所は、取り付け型材(6)と前記延長部材
    (16;90)とを連結する連結部分(14;88)を
    含み、前記延長部材(16;90)と取り付け型材
    (6)は好ましくは遊隙を備えて、前記延長部材(1
    6:90)と前記連結部分(14;88)の遊隙および
    /または弾性によって取り付け型材(6)の所定の回転
    運動を可能とする事を特徴とする請求項14または15
    に記載の取り付け型材構造。
  17. 【請求項17】連結箇所は押しばめ形式のジョイントの
    形状を成し、ガラス板の面に対して直角に延在するウエ
    ブ(94)とこのウエブを包囲する凹部とを含み、弾性
    材料(96)が前記ウエブ(94)と前記凹部との間に
    配置されて、前記弾性材料(96)および/またはウエ
    ブ(94)の弾性によって取り付け型材(6)の所定の
    回転運動を可能とする事を特徴とする請求項14に記載
    の取り付け型材構造。
  18. 【請求項18】ガラス板は二重ガラス板パネルであっ
    て、これらのガラス板は、外側ガラス板(130)の屋
    外側と内側ガラス板(132)の室内側とにおいて取り
    付け型材(6)によって把持されこの取り付け型材
    (6)上に強く当接する事を特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載の取り付け型材構造。
  19. 【請求項19】取り付け型材(6)は2つの追加湾曲部
    (134;136)を有し、これらの湾曲部により、外
    側ガラス板(130)の室内側と内側ガラス板(13
    2)の屋外側とを包囲してこれに強く当接し、前記取り
    付け型材(6)は屋外側部分(138)と室内側部分
    (140)とに分割され、これらの部分は、圧力および
    引っ張り力に対して抵抗性の断熱要素、特にプラスチッ
    ク部材(50)によって相互に強く連結されている事を
    特徴とする請求項18に記載の取り付け型材構造。
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