JP2630622B2 - 振止めアンカー装置 - Google Patents

振止めアンカー装置

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JP2630622B2 JP10110288A JP10110288A JP2630622B2 JP 2630622 B2 JP2630622 B2 JP 2630622B2 JP 10110288 A JP10110288 A JP 10110288A JP 10110288 A JP10110288 A JP 10110288A JP 2630622 B2 JP2630622 B2 JP 2630622B2
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惠一 冨山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、壁フレームが壁厚方向に振れるのを防止
するための振止めアンカー装置に関するものである。
従来の技術 方形枠状の壁フレームを取り付けて施工するフレーム
構造(その表面にパネルを取り付けたものでもよい)に
おいては、特にその大型のフレームを用いた場合、フレ
ーム特にその下弦材が壁厚方向の力によってその方向に
大きく振れる。このため、そのような振れを防止するた
め、壁フレームの中間部分に、その振れを規制するため
のアンカー装置を設けることが行なわれる。第3図は、
そのようなアンカー体の取付け構造を示したものであ
る。
図において(1)(1)…は、基礎(2)上に設置さ
れた1階の壁フレームであり、左右一対の柱材(3)
(3)、両柱材(3)(3)の上端間に渡した梁材
(4)及び下端間に渡した下弦材(5)とからなる。
(6)は、2階の壁フレームであり、同様に柱材
(3)、梁材(4)及び下弦材(5)とからなる。そし
て、1階壁フレーム(1)梁材(4)には、上方に突出
するようにしてアンカー体(7)が固定され、このアン
カー体(7)を、振れ止めを行なう2階の壁フレーム
(6)の下弦材(5)に形成した穴(8)へ挿し込んで
取り付けるようにしている。その際、アンカー体(7)
は、その取付けボルト(9)を梁材(4)へ上方より挿
し込み、下側からナット(10)で締付け固定している。
発明が解決しようとする課題 上記のような構成において、下部構造体を構成する1
階壁フレーム(1)の梁材(4)には、その側面部分に
2階の床フレームが固定される。したがって、アンカー
体(7)を固定するためのナット(10)の締付けは、床
フレームを取り付けてしまうと、その側面部分が塞がっ
てしまい、従来においては、この床フレームの取付け前
にアンカー体(7)の取付けを行なわなければならない
という不都合がある。すなわち、従来においては、その
施工順序が限定される不都合があり、間違って床フレー
ムを先に取り付けてしまうと、アンカー体(7)の取付
けを行なうことができないという不都合を生ずる。
すなわち、この発明は、かかる従来の欠点を解消し
て、床フレームの取付け後であっても、アンカー体を下
部構造体へ取り付けられるようにした振止めアンカー装
置の取付け構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、この発明では、取付け金具
(21)の上面に、壁フレーム下弦体(5)の壁厚方向の
振れを防止するアンカー体(24)を設け、同じく下面
に、下部構造体(4)上面の位置決め穴(31)へ挿し込
まれるピン(29)を突設するとともに、更にこの取付け
金具(21)には、前記下部構造体(4)上面より上方に
おいて、その下部構造体(4)へ取り付けた床フレーム
(32)側面へ固定する固定部(22)を同じく上方に突出
して設けたことを特徴とする。
なお、この発明において、アンカー体(24)は取付け
金具(21)と一体であっても良い。
作用 取付け金具(21)は、その下方に突出するピン(29)
を下部構造体(4)上面の位置決め穴(31)へ挿し込む
だけであり、それゆえ、その下部構造体(4)の側面に
床フレーム(32)が取り付けられた後であっても取付け
可能である。
実施例 この発明の実施例を示す第1図及び第2図において、
(21)は、水平な取付け部(20)と、その取付け部(2
0)の一端を上方へ直角に折り曲げて得られる垂直な固
定部(22)とからなる取付け金具を示している。この取
付け金具(21)の水平部(20)上面には、支持ボルト
(23)が突出しており、この支持ボルト(23)へアンカ
ー体(24)を上方より外嵌し、更にその上から螺じ込ん
だナット(25)で、そのアンカー体(24)を固定してい
る。アンカー体(24)は、特にこの実施例に限定される
ものではないが、その上下方向の中央部がアーチ状に膨
らんだ弾性金属板製の筒体(26)の上下両端に、座金
(27)(27)を固定したものであり、壁フレーム下弦材
(5)に形成した挿込み穴(28)を、そのアンカー体
(24)へ上方より押し込むようにして外嵌させると、ア
ーチ状外周部が内方に収縮して、その挿込み穴(28)に
密着し、この状態で下弦材(5)の左右方向即ち壁厚方
向の振れを防止するようにしている。
水平部(20)の下面には、位置決めピン(29)が突設
されている。他方、1階の壁フレーム梁材(4)には、
その上部フランジ(30)に、位置決め穴(31)が形成さ
れており、そのピン(29)をこの位置決め穴(31)へ上
方より挿し込んで、この梁材(4)上へ設置するように
している。(32)は、その上面に床板(33)を取り付け
た2階の床フレームであり、このとき、床フレーム(3
2)は、梁材(4)の上面よりも上方に突出し、この突
出部において、この床フレーム(32)と前記取付け金具
(21)の固定部(22)に形成したボルト穴(34)(35)
が相互に適合するようになっており、そのボルト穴(3
4)(35)へ挿し込んだボルト(36)で取付け金具(2
1)を固定するようにしている。なお、このボルト(3
6)へ螺合される内側のナット(37)は、例えば、床フ
レーム(32)の側面方向の開口部部分より挿し込んで締
め付けできるようになっている。
第2図に、上記床フレーム(32)の支持構造を示して
おり、梁材(4)の側面部分には、断面概略コの字形の
支持プレート(38)が、ボルトその他の手段によって取
り付けられている。この支持プレート(38)の側面部分
には、据付けプレート(39)が設けられており、この据
付けプレート(39)の上方に突出するピン(40)へ、床
フレーム(32)の位置決め穴(41)を嵌合させる。そし
て、同じく支持プレート(38)上方に突出する固定片
(42)と床フレーム(32)の側面へボルト(43)を挿し
込んで締付け固定するようになっている。
発明の効果 以上のように、この発明においては、アンカー体の取
付け金具下面のピンを、下部構造体上面の位置決め穴へ
挿し込んで設置し、これにより自動的に位置決めがなさ
れるとともに、上方に突出される固定部を床フレーム側
面に固定して取り付けるものであるから、その床フレー
ムの取付け後であっても容易に施工でき、逆に、アンカ
ー体の取付け後であっても、床フレームの取付けを行な
うことができ、それゆえ施工順序が制限されることがな
く、それだけ作業性が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示すアンカー体取付け部
分の要部縦断面図、第2図は、同じくアンカー体及び床
フレームの取付け構造を示す要部分解斜視図、第3図
は、従来のアンカー体の取付け構造を示す要部の正面図
である。 (4)…梁材(下部構造体)、(5)…壁フレーム下弦
材、(21)…取付け金具、(22)…固定部、(24)…ア
ンカー体、(32)…床フレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 632 E04B 2/56 632L 632W 633 633A 633G 642 642Z

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付け金具の上面に、壁フレーム下弦材の
    壁厚方向の振れを防止するアンカー体を設け、同じく下
    面に、下部構造体上面の位置決め穴へ挿し込まれるピン
    を突設するとともに、更にこの取付け金具には、前記下
    部構造体上面より上方において、その下部構造体へ取り
    付けた床フレーム側面へ固定する固定部を同じく上方に
    突出して設けたことを特徴とする振止めアンカー装置。
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