JP2630348B2 - 横編機で糸止め結び目を形成する方法 - Google Patents

横編機で糸止め結び目を形成する方法

Info

Publication number
JP2630348B2
JP2630348B2 JP6080830A JP8083094A JP2630348B2 JP 2630348 B2 JP2630348 B2 JP 2630348B2 JP 6080830 A JP6080830 A JP 6080830A JP 8083094 A JP8083094 A JP 8083094A JP 2630348 B2 JP2630348 B2 JP 2630348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
loop
needle bed
bed
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6080830A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06316841A (ja
Inventor
リユーデイゲル・ロケー
ウルリヒ・キミツヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haa Shutooru Unto Co GmbH
H Stoll GmbH and Co KG
Original Assignee
Haa Shutooru Unto Co GmbH
H Stoll GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE4308275A external-priority patent/DE4308275A1/de
Priority claimed from DE4329920A external-priority patent/DE4329920A1/de
Application filed by Haa Shutooru Unto Co GmbH, H Stoll GmbH and Co KG filed Critical Haa Shutooru Unto Co GmbH
Publication of JPH06316841A publication Critical patent/JPH06316841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2630348B2 publication Critical patent/JP2630348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/10Patterned fabrics or articles
    • D04B1/12Patterned fabrics or articles characterised by thread material
    • D04B1/126Patterned fabrics or articles characterised by thread material with colour pattern, e.g. intarsia fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B7/00Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
    • D04B7/24Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
    • D04B7/26Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics with colour patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,互いに振られる少なく
とも2つの針床と編成,タツキング及び目移し用のカム
を持つキヤリジとを有する横編機,糸止め結び目を形成
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】部分的に異なる糸で製造される編物,特
に異なる色の直接接し合うインターシヤ範囲を持つきわ
立つたインターシヤ編物では,使用される異なる糸の始
端及び終端が片側に露出する。これらの糸は続いて手に
より結び目を設けられて,糸の端部が編物へ引込まれて
そこにランを形成するのを防止する。糸をこのように手
で結ぶことは時間がかかる。
【0003】横編機上で糸の端部を結び目のように編物
へ引込んで,ランの形成を防止することも試みられた。
しかしこの場合糸の入る個所及び糸の出る個所に,糸の
張力により編物の図柄に,穴形成,編物膨出又はコース
及びウエールの非直線推移から成る不視的不規則性が生
ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は,手による糸の結び目形成に等価で編物の図
柄に不利な影響を与えない糸止め部を横編機上で形成す
る方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は,請求項1の
特徴により,特に請求項2又は3の特徴に関連して解決
される。
【0006】
【発明の効果】本発明による方法は,短いキヤリジ移動
及び針床のあらゆる個所におけるキヤリジ反転を可能に
する最近の横編機で,経済的に実施される。複数のカム
装置を持ちかつキヤリジ移動の際複数の方法段階の実施
を可能にする横編機による時間の消費は一度少なくな
る。しかしこの方法は,ただ1つの複合編成−タツキン
グ一目移し装置しか持たない横編機でも実施可能され
る。押下げシンカを持つ横編機の使用によつて,少数の
方法段階での結び目形成が促進される。
【0007】しかし本発明による方法の利点は,手によ
る糸端部の結び目形成が不要になる点に尽きるのではな
く,特に均一な結び目が形成され,結び目形成により編
物の図柄が変化しないことである。インターシヤ編物区
域の糸の入る個所及び糸の出る個所に形成される結び目
は,裏側で編物に密接している。外部から見える編目の
蓄積又は穴の形成は全くおこらない。インターシヤ編物
区域の移行個所及び隅には,コース及びウエールの規則
正しい直線的経過が保証される。結び目形成個所には鮮
明な色縁が得られ,結び目形成個所における色境界をぼ
やけさせる色移行が隣接する編物区域におこることもな
い。
【0008】
【実施例】横編機により糸止め結び目を形成するための
可能な方法を図について以下に説明する。
【0009】すべての図において,横編機の3つの使用
可能なカム装置の各々に対して,2列の点が示され,こ
れらの点は公知のように互いに共同作用する2つの針床
の針を表している。各2列のそれぞれ下の点列は横編機
の前部針床の針を表し,上の点列は後部針床の針を表し
ている。上の2列は主として使用されるカム装置S1に
対応し,中間の2列は第2のカム装置S2に対応し,下
の2列は第3のカム装置S3に対応し,これらのカム装
置としてそれぞれ組合わせカム装置が用いられ,これら
のカム装置により″編成″,″タツキンク″及び″目移
し″の機能を実施することができる。個々の図におい
て,カム装置S1に属する上の2列は,それぞれキヤリ
ジ移動方向において先行するカム装置とされ,下の2列
は後続のカム装置とされる。従つてカム装置S1はカム
装置S2及びS3より常に先行する。各図において左側
にキヤリジ移動方向がそれぞれ矢印10により示されて
いる。説明を容易にするため,図面において下の列従つ
て前部針床の個々の針は,文字及び記号を付けられてい
る。星印で示す針は,インターシヤ編物区域の始端又は
終端を示している。
【0010】図1ないし9は,インターシヤ糸の入る個
所に糸止め結び目を形成する第1の方法の過程をキヤリ
ジ移動毎に示している。
【0011】図1の上部は,糸11(以下古い糸と称す
る)から前部針床のすべての針で編成される最後の平編
コースを示している。この場合インターシヤ編物範囲の
最後のコースであるか,地編物範囲の最後のコースであ
つてもよい。右から左への矢印10によるキヤリジ移動
の際,第1のカム装置S1により,前部針床の針Pから
後部針床の隣接する針12へ編目が移される。新しいイ
ンターシヤ編物範囲が始まる前部針床の星印で示す針に
対して次の次の針がある。同じキヤリジ移動の際カム装
置S2により,インターシヤ13(以下新しい糸と称す
る)が後部針床の若干の針上でループに編成され,最後
に前部針床の針Zに対応する針14上で編成される。続
いて新しい糸13が,前もつて目移しにより空になつた
前部針床の針Pによつてループに編成され,続いてキヤ
リジが異なる移動方向へ切換えられる。図2により,カ
ム装置S1により,新しい糸13が針15及び16によ
りループに編成される。新しい糸13の渡り糸部分18
により,針14上に形成されたループ19の両方の辺の
交差が行われ,従つてこのループ19の押下げが行われ
る。針床の振り及びキヤリジの移動方向反転後,図3に
従つてカム装置S1により,後部針床の針14上に形成
されかつ新しい糸13の渡り糸部分18により押下げら
れたループ19が,前部針床の星印で示す針へ移され
る。移されたループ19の両方の辺19に及び19b
は,今や新しい糸13の渡り糸部分18を越えて延びて
いる。
【0012】次のキヤリジ反転後,図4により,前部針
床の針P上に形成されたループは,カム装置S1により
押出され,それにより充分な糸材料が引続く糸結び過程
のために得られる。次のキヤリジ反転後,図5により,
別の渡り糸部分20を持つ新しい糸13が前部針床の針
Pの所まで延び,そこでループに編成される。
【0013】続いて行われるキヤリジ移動の際,図6に
より,後部針床の針15上にありかつ両方の辺を新しい
糸13の渡り糸部分20により押下げられているループ
21が,前部針床の星印で示す針上に既に存在するルー
プ19へ移される。次のキヤリジ反転後,図7により,
結び目形成範囲では作業は行われず,遅れループ形成の
みが行われ,再び次のキヤリジ反転後,図8により,カ
ム装置S1によつて,新しい糸13が後部針床の針14
上でループに編成され,続いて針16上にあるループの
辺を越えて引張られる。それから後続のカム装置S2に
より,前部針床の針P上にあるループが押出され,後続
カム装置S3により,後部針床の針12上にまだ存在す
る目移しされた古い編目が,前部針床の針Pへ戻し移さ
れる。
【0014】次のキヤリジ移動後,図9により,カム装
置S1によつて,後部針床の針14及び16からループ
が押出される。カム装置S2によつて,記号0で示す針
上のループ22から始まつて,前部針床の針上で新しい
糸13により平編コースが形成される。安全を確保する
ため,カム装置S3により針16が更に押出し位置へ動
かされる。結び目が完成され,続いて形成されるインタ
ーシヤ編物範囲外には,もはや新しい糸はない。
【0015】図10ないし18は,インターシヤ編物範
囲の完成後再びキヤリジ移動毎にインターシヤ糸で最終
結び目を形成する第1の方法の過程を示している。まず
左から右へのキヤリジ移動の際,カム装置S1及び前部
針床の針上の新しい糸25により,前もつて編成された
インターシヤ編物範囲が終る前部針床の星印で示す針上
のループ26から始まつて,平編コースが製造される。
後続カム装置S2により,前部針床の針及びインターシ
ヤ糸13によつて,インターシヤ編物範囲の平編コース
が,星印で示す針の所まで編成される。それから前部針
床の記号0を持つ隣接する針上で,インターシヤ糸13
によりループ27が形成される。続いてキヤリジ反転が
行われ,図11により,カム装置S1によつて,前部針
床の針P上にある編目が後部針床の針12へ移され,カ
ム装置S2によつて,記号0を持つ針から後部針床の針
14へインターシヤ糸13が引張られ,そこでループに
され,続いて前部針床の空になつた針P上でループにさ
れる。それから再度のキヤリジ反転後,図12により,
カム装置S1により図2と同じように,後部針床の針1
5及び16上でループが形成され,その際糸13の渡り
糸部分28が,針14上で形成されるループ29の辺を
押下げる。次のキヤリジ反転後及び針床の振り後,図1
3により,図3と同じように,前部針床の星印で示す針
へループ29が移され,その際ループ29の辺がインタ
ーシヤ糸13の渡り糸部分28に交差する。図14及び
15に示す次のキヤリジ移動の際,図4及び5と同じよ
うな過程が行われ,即ち針P上にあるループが押出さ
れ,続いて針16から再びこの針Pでループが編成さ
れ,その際別の渡り糸部分30が形成される。図16に
よる残りの結び目形成は,図6と同じように,針15上
にあるループ31を既にループ29で覆われている星印
で示す針へ移すことによつて行われる。
【0016】次のキヤリジ反転後,図17により,前部
針床の針P上にあるループの押出しが行われ,次のキヤ
リジ反転後,図18により,カム装置S1によつて,結
び目を形成されるインターシヤ糸13でループが針14
上に形成され,続いてこの糸は,針16上にまだ存在す
るループの辺を越えて引張られ,それから離れて存在す
る後部針床の針上で再びループに編成される。カム装置
S2により,前部針床の針Pが安全のためもう一度押出
し位置へもたらされ,後部針床の針14及び16も糸押
出し位置へもたらされる。カム装置S3により,最初に
後部針床の針12へ移された編目は,再び前部針床の針
Pへ移される。
【0017】図示した編成方法により,インターシヤ編
物におけるだけでなく,他の編物図柄でも,所望の4個
所で糸を結ぶことができる。図19及び20に示すよう
に,結び目の個所に穴が形成されず,コース及びウエー
ルの歪みも認められない。更に形成される結び目は編物
に密接している。
【0018】図21ないし28は,キヤリジの移動毎
に,インターシヤ糸の出る個所即ち形成されるインター
シヤ編物区域の終端に糸止め結び目を形成する第2の方
法の過程を示している。説明を容易にするため,カム装
置の上の点列及び下の点列即ち第1の針床(前部針床)
又は第2の針床(後部針床)の針は,符号112〜11
8又は122〜128で示されている。星印で示す針
は,インターシヤ編物区域の始端又は終端を表してい
る。
【0019】まず図21により,左から右へのキヤリジ
移動の際,カム装置の1つ,この場合カム装置S2によ
り,後ではめ込まれかつ結び目を形成される糸120に
より平編コースが,第1の針床上で所望の編物区域まで
編成される。外方揺動して示される給糸口111は,糸
120で製造されるインターシヤ編物区域の終端にあ
る。キヤリジ移動の反転後,図22により,まず編物区
域終端の前にある編目が,矢印121で示すように,第
2の針床から第1の針床へ移される。更に編物区域内で
所望の編物区域終端の前に前もつて形成された編目13
0が,第2の針床の針123へ移される。これは,ここ
では先行カム装置S1により行われ,後続カム装置S2
により,結び目を形成される糸120で,第2の針床の
編物区域終端にある針125上でループ131が形成さ
れ,続いて編目130の目移しにより前もつて空になつ
た第1の針床の針113上でループ132が形成され
る。続いてキヤリジ移動方向10の反転後,反転された
キヤリジ移動方向とは反対に1針ピツチだけ第2の針床
を振つた後,図23により,先行カム装置S1によつ
て,第2の針床上の結び目を形成される糸120が,先
行した方法段階で針125上に形成されたループに隣接
する針124,126上で,それぞれループ133,1
34に編成され,その際針125上にあるループ131
の辺が渡り糸部分135により交差される。後続カム装
置S2により,第2の針床の針125上にありかつ渡り
糸部分135により交差される辺を持つループ131
が,渡り糸部分135を越えて第1の針床の針114へ
移される。
【0020】キヤリジの移動の再度の反転後及び第2の
針床の戻し振り後,新しいキヤリジ移動方向10におい
て,図24により,針114へ移されたループのそばで
第1の針床の針113上にあるループの押出しが,先行
カム装置S1によつて行われ,後続カム装置S2により
第2の針床において,針125によりループ136が形
成され,前もつて形成されたループ133を既に保持し
ている針124により編目139が形成され,第1の針
床において針113により形成されたループ137が,
この編目139に続いている。
【0021】図25により,キヤリジの移動の再度の反
転後,第2の針床を新しいキヤリジ移動方向10へ振つ
た後,先行カム装置S1により,第2の針床の針126
上に以前に形成されたループ134が押出される。後続
カム装置S2により,第2の針床の針124上にループ
133と共に存在する編目139が,第1の針床の針1
14上にあるループ131の辺を越えて,第1の針床の
隣接する針115へ移される。続いてキヤリジ移動の再
度の反転の際,図26により,第2の針床が新しいキヤ
リジ移動方向10へ戻し振られ,先行カム装置S1によ
り,第1の針床の針113上にあるループ137が遅れ
て形成され,それから後続カム装置S2により押出され
る。次のキヤリジ移動反転後,図27により,完成した
インターシヤ編物区域外にある第1の針床の針118上
で,先行カム装置S1によりループ138が形成され,
後続カム装置S2により,最初に第2の針床の針123
へ移された編目130が,再び第1の針床の針113へ
戻し移される。最後に次のキヤリジ移動反転後,第2の
針床を再び目移し位置へ振つた後,先行カム装置S1に
より,第2の針床の針125上に残つているループ13
6が押出され,第1の針床の針114上にあるループ1
31が遅れて形成され,後続カム装置S2により,第1
の針床にあるループ131,133及び針114及び1
15上にある編目139の遅れた形成が,図28に示す
ように再度行われる。
【0022】新たに入れられて新しい糸120と称され
るインターシヤ糸を止めるため,新しい編成編物区域の
始端★に設けられる結び目を形成する第2のやり方で
は,まず図29により,そこで先行するカム装置によつ
て,新しい糸の範囲の星印で示す始端個所の範囲で,古
い糸の範囲を完結するため第1の針床の針で古い糸11
9から形成される平編コースにおいて,第2の針床から
若干の編目が,第1の針床へ矢印121で示すように移
される。更に先行カム装置S1により,第1の針床のイ
ンターシヤ編物区域外にある針113から,第2の針床
の対応する針123へ,同様に矢印で示すように,平編
コースの編目140が移される。後続カム装置S3によ
り,止められる新しい糸120から,針118,及び第
1の針床の目移しにより空になつた針113,及び第2
の針床のインターシヤ編物区域限界★にある針125に
よつて,ループが形成される。図示した実施例では,第
2の針床の針125により形成されるループ141は,
2針ピツチだけ,古い糸の編目140の目移しにより第
1の針床の空になつた針113上に形成されるループ1
42から離れている。キヤリジ移動の反転後(キヤリジ
移動方向は再び矢印10で示されている),図30によ
り,先行カム装置S1により,新しい糸120で,最後
に形成されるループ142から,第2の針床において針
124及び126上にループ143及び144が形成さ
れ,即ち前もつて針125上に形成されたループ141
の両側に形成される。その際新しい糸120は,両方の
新しいループ143及び144の間に,ループ141の
辺を押下げる渡り糸部分145を形成する。後続カム装
置S2により,図30により,両方の辺を渡り糸部分1
45により保持されるループ141は,渡り糸部分14
5を越えて第1の針床の針115へ移される。
【0023】キヤリジの移動の再度の反転後,図31に
より先行カム装置S1によつて,第1の針床の針113
上に前に形成されたループ142が押出される。後続カ
ム装置S2により,前に形成されたループ144から始
まつて,ループ141の目移しにより空になつた第2の
針床の針125上に新しいループ146が形成され,続
いてループ142の押出しにより空になつた第1の針床
の針113上に新しいループ147が形成される。その
際両方の新しいループ146及び147の間に,ループ
143の辺に交差する渡り糸部分148が生ずる。
【0024】次のキヤリジ移動の反転後,図32によ
り,先行カム装置S1によつて,渡り糸部分148によ
り辺を保持されるループ143が,第2の針床の針11
4から第1の針床の対応する針114へ移され,従つて
既に目移しされているループ141のそばへもたらされ
る。その際ループ143は,前に形成された渡り糸部分
148に交差する。後続カム装置S2により,第1の針
床の針113により形成されたループ147の遅れたル
ープ形成が行われる。
【0025】次のキヤリジ移動反転後,先行カム装置S
1によつて,第2の針床の針126上にあるループ14
4が押出され,最後に遅れて形成されるループ147も
第1の針床の針113から押出される(図33)。
【0026】キヤリジの移動の再度の反転後,図34に
より,新しい糸120を導く給糸口111が外方へ揺動
され,次のキヤリジ移動の反転後,先行カム装口S1に
より,最初に移された古い糸140が第1の針床へ戻し
移され,後続カム装置S2により,第1の針床の針11
5上にあるループ141が遅れて形成される(図3
5)。次のキヤリジ移動の反転後,図36によれば,先
行カム装置S1により,ループ146が第2の針床の針
125から押出され,今や完成した結び目の両方のルー
プ141,143の遅れた形成が再度行われる。
【0027】図37は,図29ないし36の方法段階で
製造される結び目を示している。矢印は結び目における
糸の推移を表し,この結び目のうち個々のループ及び渡
り糸部分,特に横に並ぶ両方のループ141及び143
が示されている。図37から,結び目が2つのウエール
の幅にわたつてどのように延びているかがわかる。
【0028】図38は,前述した結び目形成方法を実施
することができる横編機の両方の針床即ち前部針床15
0及び後部針床151の上端の断面を示している。両方
の針床150,151は連続する歯口間隙152を形成
し,この間隙より上で編物形成及び結び目形成が行わ
れ,形成された編物がこの間隙を通つて矢印153の方
向へ引出される。両方の針床はそれぞれ同じに構成され
た押下げシンカ154を備えており,これらの押下げシ
ンカは針床の針の間にあり,これらのシンカ154の揺
動により歯口間隙152が一時的に閉鎖可能である。針
床150,151はいずれも舌針又は管針を備えてい
る。針床150には舌針155が記入され,針床151
には管針156が記入されている。舌針154では,公
知のように針頭部が揺動可能な舌157により一時的に
閉鎖され,管針156では,摺動杆158により針頭部
の閉鎖が行われる。
【0029】針床を越えて移動可能で移動S1〜S3を
保持するカム装置担体は,図38には示してない。ここ
では,前述した結び目形成方法を実施することができる
公知の横編機が使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターシヤ編物区域の糸の入る個所に糸止め
結び目を形成する第1の方法の方法段階における糸の経
過を示す図である。
【図2】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図3】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図4】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図5】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図6】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図7】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図8】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図9】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図10】インターシヤ編物区域の糸の出る個所に糸止
め結び目を形成する第1の方法の方法段階における糸の
経過を示す図である。
【図11】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図12】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図13】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図14】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図15】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図16】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図17】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図18】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図19】糸止め結び目を持つ編物個所の背面図であ
る。
【図20】結び目の個所における編物の断面図である。
【図21】インターシヤ編物区域の糸の出る個所に糸止
め結び目を形成する第2の方法の方法段階における糸の
経過を示す図である。
【図22】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図23】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図24】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図25】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図26】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図27】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図28】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図29】インターシヤ編物区域の糸の入る個所に糸止
め結び目を形成する第2の方法の方法段階における糸の
経過を示す図である。
【図30】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図31】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図32】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図33】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図34】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図35】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図36】次の方法段階における糸の経過を示す図であ
る。
【図37】糸止め結び目を持つ編物個所の平面図であ
る。
【図38】横編機の両方の針床の一部の断面図である。
【符号の説明】
11 古い糸 13,120 新しい糸(インターシヤ糸) 18,135 交差糸区間 19,131 ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリヒ・キミツヒ ドイツ連邦共和国プリーツハウゼン・ハ オシユトラーセ27 (56)参考文献 特開 昭59−21759(JP,A) 特公 昭48−19587(JP,B2)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに振られる少なくとも2つの針床と
    編成,タツキング及び目移し用のカムを持つキヤリジと
    を有する横編機において,編物部分に使用される新しい
    糸(13,120)の止めるべき始端又は終端を,編物
    区域縁の範囲で,両方の針床の針によりループ又は編目
    となるように処理し,順次に続くキヤリジ往復運動にお
    いて,第1の針床で形成される少なくとも1つのループ
    (19,131)又は編目の両方の辺の交差後,交差糸
    区間(18,135)を越えてこのループ又は編目を第
    2の針床の針へ移すことを特徴とする,横編機で糸止め
    結び目を形成する方法。
  2. 【請求項2】 第2の針床へ移されたループ(19)又
    は移された編目上へ,続いて付加的に,第2のループ
    (21)又は第2の編目を,他の交差糸区間(20)を
    越えて移すことを特徴とする,請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 1つの糸区間に交差してループ(13
    1)又は編目を第2の針床へ移した後,第1の針床にお
    いて,隣接する針上に形成されるループ(133)又は
    編目を,付加的な編目(139)又はループにより覆
    い,続いてこの二重形成物を,第2の針床の隣接する針
    (115)へ,再び交差糸区間を越えて移すことを特徴
    とする,請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのカム装置を使用して次
    の段階即ち a1)第1の針床で編成される古い糸(11)の範囲の
    平編コースのうち新しい糸の範囲の所望の始端近くにあ
    る編目を,第2の針床の針(12)へ移し,第2の針床
    の互いに離れている針上,キヤリジ移動方向(10)に
    おいて移された古い糸の編目の前にある第2の針床の針
    (14)上,及び第1の針床の空になつた針(P)上
    で,新しい糸(13)の編成を行い, b1)キヤリジの移動の再度の反転後,移された古い糸
    の編目に対して次の次の位置にある第2の針床の空の針
    (15)上で,段階a1)で第1の針床の空になつた針
    (P)へ導かれる辺と針(14)上に形成される他の辺
    とに交差しながら,第2の針床で新しい糸(13)の編
    成を行い,かつ第2の針床の更に続く少なくとも1つの
    針(16)上で新しい糸(13)編成をを行い, c1)キヤリジの移動の再度の反転後,移された古い糸
    の編目を持つ針(14)前にある第2の針床の針(1
    2)の新しい糸のループ(19)を,段階b1)で第1
    の針床の空になつた針(P)から第2の針床へ引張られ
    る新しい糸の渡り糸部分(18)を移されたループ(1
    9)の両方の辺(19a,19b)に交差させながら,
    互いに振られた両方の針床のうち第1の針床にあつて新
    しい糸の編物範囲の始端を決定する針(★)上へ移し, d1)キヤリジの移動の再度の反転後,段階a1)で第
    1の針床の空になつた針(P)上に形成される新しい糸
    のループを押出し, e1)キヤリジの移動の再度の反転後,以前に両方の針
    床の間で形成されたすべての新しい糸の渡り糸部分と交
    差しながら,第1の針床の空になつた針(P)上で新し
    い糸のループを形成し, f1)キヤリジの移動の再度の反転後,第2の針床の新
    しい糸のループ(21)を,最後に両方の針床の間に形
    成された新しい糸の渡り糸部分(20)を移された新し
    い糸のループ(21)に交差させながら,既に新しい糸
    のループ(19)で覆われて新しい糸の編物範囲の終端
    を決定する第1の針床の針(★)へ移し, g1)キヤリジ移動の次の次の反転後,及び段階a1)
    で移された古い糸の編目の押出し後,キヤリジ移動方向
    において前もつて古い糸の編目を保持している針(1
    2)の後にある針(14)上で新しい糸(13)を編成
    し,第2の針床にあつて次に続くループの辺の上まで新
    しい糸(13)を導き,第1の針床の針(P)上にある
    新しい糸のループを押出し,続いて段階a1)において
    第1の針床から第2の針床へ移された古い糸の編目を,
    段階a1)においてこの古い糸の編目を除かれた第1の
    針床の針(P)上へ戻し移し, h1)キヤリジの移動の再度の反転後,第2の針床にあ
    る新しい糸のループを押出し,続いて第1の針床の針上
    で新しい糸(13)を編成して,新しい糸の編物範囲を
    開始する平編コースを形成することを特徴とする,請求
    項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのカム装置を使用して,
    次の段階 a2)後ではめ込まれかつ結び目を形成される糸(1
    3)を,所望の編物区域端部まで針床上で編成し,キヤ
    リジ移動方向に編物区域端部(★)を越えて続く針
    (0)上で最終ループ(27)を形成し, b2)段階a2)において編物区域内の所望の編物区域
    端部(★)の前に形成される編目を第2の針床の針(1
    2)へ移し,段階a2)とは逆のキヤリジ移動の際,キ
    ヤリジ移動方向(10)において移されたループの前に
    ある第2の針床の針(14)上で,続いて第1の針床の
    空になつた針(P)上で,それぞれ1つの編目を形成
    し, c2)キヤリジ移動の反転後,第2の針床上の結び目を
    形成される糸(13)を,段階b2)において両方の針
    床の間に延びる渡り糸部分を交差(28)させながら,
    段階b2)において移されたループに対して第2の針床
    の次の次の空の針(15)上で編成し,キヤリジ移動方
    向(10)に続く第2の針床の少なくとも1つの別の針
    (16)上でこの糸(13)を編成し, d2)キヤリジの移動の再度の反転後,段階b2)にお
    いて第2の針床に形成されるループ(29)を,段階b
    2)において第2の針床から第1の針床の空になつた針
    (P)へ延びる渡り糸部分(28)と移されたループ
    (29)の両方の辺とを交差させながら,互いに振られ
    る両方の針床の第1の針床の編物範囲の端部を形成する
    針(★)へ移し, e2)キヤリジの移動の再度の反転後,段階b2)にお
    いて第1の針床の空になつた針(P)上で形成されたル
    ープを押出し, f2)キヤリジの移動の再度の反転後,前もつて両方の
    針床の間に形成されたすべての渡り糸部分を交差(3
    0)させながら,第1の針床の空になつた針(P)上で
    ループを再度形成し, g2)キヤリジの移動の再度の反転後,第2の針床のル
    ープ(31)を,最後に両方の針床の間に形成された渡
    り糸部分(30)を移されたループ(31)の両方の辺
    と交差させながら,既に1つのループ(29)で覆われ
    て編物範囲の縁を決定する第1の針床の針(★)へ移
    し, h2)キヤリジの移動の再度の反転後,第1の針床の空
    になつた針(P)上に形成されるループを押出し, i2)キヤリジの移動の再度の反転後,編物の縁範囲に
    ある第2の針床の空の針(14)上でループを形成し,
    続いてキヤリジ移動方向において次に続く第2の針床の
    ループ(16)の辺を越えて糸(13)を導き,第2の
    針床の少なくとも1つの後続の針上で新しいループを形
    成し,段階b2)において第2の針床へ移された第1の
    編目を,段階b2)において第1の針床の空になつた針
    (P)へ移し戻し,第2の針床の針(14,15)上に
    あるループを押出すことを特徴とする,請求項1又は2
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも2つのカム装置を使用して次
    の段階 a1)先行カム装置により,第2の針床において新しい
    糸の範囲の所望の始端(★)の前にある編目を,前もつ
    て第1の針床に形成される古い糸の範囲の平編コースの
    編目へ移し,新しい糸の範囲所望の始端(★)のそばに
    ある平編コースの編目(140)を第2の針床の針(1
    23)へ移し,後続カム装置により,キヤリジ移動方向
    (10)において2針ピツチだけ移された古い糸の編目
    (140)より前にある第2の針床の少なくとも1つの
    針(125)上及び第1の針床の少なくとも目移しによ
    り空になつた針(113)上で新しい糸(120)を結
    び, b1)キヤリジ移動の反転後先行カム装置(S1)によ
    り,移された古い糸の編目(140)から2針ピツチだ
    け離れて存在する針(125)の両側にある第2の針の
    針(124,126)へ,段階a1)においてこの離れ
    て存在する針(125)上に既に形成されたループ(1
    41)と渡り糸部分(145)とを交差させながら,ル
    ープ(143,144)を形成し,後続カム装置(S
    2)により,段階a1)において第2の針床に形成され
    るループ(141)を,前もつて形成されたループ(1
    43,144)の間に延びる渡り糸部分(145)に交
    差させながら,第1の針床の針(115)へ移し, c1)キヤリジの移動の再度の反転後先行カム装置(S
    1)により,段階a1)において第1の針床の針(11
    3)上に形成されるループ(142)を押出し,後続カ
    ム装置(S2)により,第2の針床の段階b1)におい
    て空になつた針(125)上にループ(146)を形成
    し,第1の針床の前もつての押出しにより空になつた針
    (113)上で,第2の針床に形成されるループ(14
    3)の辺に交差する渡り糸部分(148)を形成しなが
    ら,ループ(147)を形成し, d1)キヤリジの移動の再度の反転後先行カム装置(S
    1)により,キヤリジ移動方向(10)において第2の
    針床に段階c1)で新たに形成されるループ(146)
    の前にあるループ(143)を,段階c1)で形成され
    るループ(146,147)の間にある渡り糸部分(1
    48)に交差させながら,キヤリジ移動方向(10)に
    おいて段階c1)でループ(147)により覆われる針
    (113)の後にある第1の針床の針(114)へ移
    し,後続カム装置(S2)により,段階c1)で形成さ
    れるループ(147)を第1の針床において遅れて形成
    し, e1)キヤリジの移勤の再度の反転後カム装置の1つ
    (S1)により,キヤリジ移動方向(10)において第
    2の針床に段階c1)で形成される第1のループ(14
    4)と,第1の針床に段階d1)で遅れて形成されるル
    ープ(147)とを押出し, f1)キヤリジの移動の再度の反転後,新しい糸(12
    0)を導く給糸口(111)を外方へ揺動させ, g1)キヤリジ移動の反転後先行カム装置(S1)によ
    り,段階a1)で移された古い糸の編目(140)を第
    1の針床へ戻し移し,後続カム装置(S2)により,段
    階b1)で第1の針床へ移されたループ(141)を遅
    れて形成し, h1)キヤリジの移動の再度の反転後カム装置の1つに
    より,段暗c1)で第2の針床に形成されるループ(1
    44)を押出し,第1の針床にあるループ(141,1
    43)を遅れて形成することを特徴とする,請求項1又
    は3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つのカム装置を使用して次
    の段階 a2)後ではめ込まれかつ結び目を形成される糸(12
    0)により,第1の針床で少なくとも所望の編物区域端
    部(★)まで平編コースを編成し, b2)段階a2)とは逆向きのキヤリジ移動で,ます編
    物区域端部(★)の前にある編目を第2の針床から第1
    の針床へ移し,段階a2)において編物区域内で所望の
    編物区域端部の前に形成されるループ(130)を,先
    行カム装置により第2の針床の針(123)へ移し,後
    続カム装置により,編物区域端部(★)にある第2の針
    床の針(125)上で,続いて,結び目を形成される糸
    (120)を持つ第1の針床にあつて編目(130)の
    目移しにより空になつた針(113)上で,それぞれル
    ープ(131,132)を形成し, c2)再度反転されるキヤリジ移動方向に抗して1針ピ
    ツチだけ第2の針床を振り,先行カム装置(S1)によ
    り第2の針床で,段階b2)において第2の針床で形成
    されるループ(131)に隣接する針(124,12
    6)上でそれぞれループ(133,134)を形成しな
    がら,しかも第2の針床で形成されるループ(131)
    の両方の辺と渡り糸部分(135)とを交差させなが
    ら,結び目を形成される糸(120)を編成し,後続カ
    ム装置(S2)により,最後にあげたループ(131)
    を,その辺に交差する渡り糸部分(135)を越えて第
    1の針床へ移し, d2)キヤリジの移動の再度の反転後新しいキヤリジ移
    動方向(10)への第2の針床の戻し振り後,先行カム
    装置(S1)により,第1の針床において移されたルー
    プ(131)のそばにあるループ(131)を押出し,
    後続カム装置(S2)により,ループ(136)を形成
    し,段階b2)で第2の針床において形成される古いル
    ープ(137)の上に編目(139)を形成し,続いて
    移されたループ(131)に隣接しかつループの押出し
    により空になつた第1の針床の針(113)上でループ
    (137)を形成し, e2)キヤリジの移動の再度の反転後,段階c2)にお
    いて第2の針床に形成されるループ(134)を先行カ
    ム装置(S1)により押出し,この針床をキヤリジ移動
    方回(10)へ振り,後続カム装置(S2)により,段
    階d2)で第2の針床に形成される編目(139)及び
    ループ(133)を,以前に移されたループ(131)
    を越えて第1の針床へ移し, f2)第2の針床を戻し振り,キヤリジの移動の再度の
    反転後先行カム装置(S1)により,段階d2)で第1
    の針床に形成されるループ(137)を遅れて形成し,
    続いて後続カム装置(S2)によりこのループ(13
    7)を押出し, g2)キヤリジの移動の再度の反転後先行カム装置(S
    1)により,形成された編物区域外にある第1の針床の
    針(118)上でループ(138)を形成し,段階b
    2)において移されたループ(130)を後続カム装置
    により戻し移し, h2)キヤリジの移動の再度の反転後第2の針床を目移
    し位置へ振り,第2の針床上に残つているループ(13
    6)を押出し,第1の針床にあつ段階b2)で移された
    ループ(131)を先行カム装置(S1)により遅れて
    形成し,後続カム装置(S2)により,第1の針床にあ
    つて移されたループ及び編目(133,139)とその
    そばにあつて移されたループ(131)とを遅れて形成
    することを特徴とする,請求項1又は3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 結び目が,インターシヤ編物範囲のよう
    な編物範囲の隅で,編物の裏側へ密に接するように,か
    つ編物の編目に一致するように設けられ,編物が結び目
    の所で変形されず,インターシヤ編物範囲から隣接する
    編物範囲へ又はその逆に直線状に延びるコース及びウエ
    ールを持つていることを特徴とする,請求項1,2,4
    又は5に記載の方法により形成される糸止め結び目。
  9. 【請求項9】 結び目が編物の横に並ぶ2つの編目に分
    布して形成されていることを特徴とする,請求項1,
    3,6又は7に記載の方法により形成される糸止め結び
    目。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つの針床(150,15
    1)が,舌針又は管針(155,156)と押下げシン
    カとを備えていることを特徴とする,請求項1ないし7
    の1つに記載の方法を実施しかつ請求項8又は9に記載
    の糸止め結び目を製造する横編機。
JP6080830A 1993-03-16 1994-03-15 横編機で糸止め結び目を形成する方法 Expired - Lifetime JP2630348B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4308275.0 1993-03-16
DE4308275A DE4308275A1 (de) 1993-03-16 1993-03-16 Verfahren zur Bildung eines Fadensicherungsknotens auf einer Flachstrickmaschine
DE4329920A DE4329920A1 (de) 1993-09-04 1993-09-04 Verfahren zur Bildung eines Fadensicherungsknotens auf einer Flachstrickmaschine
DE4329920.2 1993-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06316841A JPH06316841A (ja) 1994-11-15
JP2630348B2 true JP2630348B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=25923980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6080830A Expired - Lifetime JP2630348B2 (ja) 1993-03-16 1994-03-15 横編機で糸止め結び目を形成する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5467616A (ja)
EP (1) EP0616064B1 (ja)
JP (1) JP2630348B2 (ja)
DE (1) DE59403821D1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4330071C2 (de) * 1993-09-06 1996-08-01 Schieber Universal Maschf Verfahren zum Stricken von Intarsia-Mustern auf Flachstrickmaschinen
US5628209A (en) * 1994-09-01 1997-05-13 Shima Seiki Manufacturing Ltd. Method of forming a knot on a flat knitting machine
KR100392480B1 (ko) * 1995-04-10 2003-11-28 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 횡편기를사용한바인딩오프방법과,그방법으로바인딩오프된편성포
JPH09217254A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Tsudakoma Corp 渡り糸止め部の形成方法
TW470795B (en) * 1999-08-31 2002-01-01 Shima Seiki Mfg Knitting method for waste yarn disposal
DE10047514C1 (de) * 2000-09-22 2002-03-21 Michael Reschewitz Bekleidungsstück
JP4559053B2 (ja) 2003-10-10 2010-10-06 株式会社島精機製作所 高サポート特性を有するシームレス手袋。
GB2443627B (en) * 2006-11-10 2011-01-05 Carraig Donn Patent Ltd A method of manufacturing a knitted garment
EP2154280B1 (en) * 2007-04-26 2015-06-10 Shima Seiki Mfg., Ltd Fabric having yarn-finished portion, treating method therefor, and design device
ES2354377T3 (es) * 2007-06-15 2011-03-14 H. STOLL GMBH & CO. KG Procedimiento para ligar un principio y/o un final de un hilo de género de punto.
CZ19337U1 (cs) * 2009-01-20 2009-02-16 Andó@Ján Vazba pro zajištení vzájemné polohy alespon dvou po sobe jdoucích ocek v rádku pleteniny
KR101356981B1 (ko) * 2010-04-26 2014-01-29 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 인접하는 편성포부의 접합방법 및 편성포
JP5991858B2 (ja) * 2012-06-11 2016-09-14 株式会社島精機製作所 編地の解れ止め方法
ITMI20132129A1 (it) * 2013-12-19 2015-06-20 Santoni & C Spa Procedimento per la fermatura di almeno un filo all'inizio o alla fine della sua alimentazione nella produzione di un tessuto a maglia in trama con una macchina per maglieria per lavorazioni a moto alternato.

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2004699A (en) * 1932-05-13 1935-06-11 Krautkopf Simon Method of knitting tubular fabric
US2302211A (en) * 1938-05-04 1942-11-17 Hemphill Co Knitted fabric and method of knitting
DE858445C (de) * 1940-05-28 1952-12-08 Gustav Rall & Soehne K G Verfahren zur Herstellung von gestrickten Kleidungsstuecken, insbesondere von Beinkleidern, sowie nach dem Verfahren hergestelltes Beinkleid
US2785554A (en) * 1954-04-22 1957-03-19 Hemphill Co Knitting method
US3057177A (en) * 1955-04-02 1962-10-09 Alric Gustave Charles Auguste Method for finishing knitted wear
NL7415190A (nl) * 1974-11-21 1976-05-25 Jansen Koninkl Textiel Werkwijze voor het breien van sokken.
JPS5823943A (ja) * 1981-07-29 1983-02-12 シルバー精工株式会社 手編機における編み出し方法とその装置
DE3203028C2 (de) * 1982-01-29 1984-08-09 H. Stoll Gmbh & Co, 7410 Reutlingen Verfahren zur Herstellung einer Maschenware
DE3225345A1 (de) * 1982-07-07 1984-01-12 Sulzer Morat Gmbh, 7024 Filderstadt Strickmaschine
JPH0765258B2 (ja) * 1990-07-17 1995-07-12 株式会社島精機製作所 編地の端部処理方法
JP2538406B2 (ja) * 1990-09-19 1996-09-25 株式会社島精機製作所 筒状編み地の接続編成方法及び端部が編成された状態に連結された筒状編み地

Also Published As

Publication number Publication date
DE59403821D1 (de) 1997-10-02
JPH06316841A (ja) 1994-11-15
EP0616064B1 (de) 1997-08-27
US5467616A (en) 1995-11-21
EP0616064A1 (de) 1994-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2630348B2 (ja) 横編機で糸止め結び目を形成する方法
CN102264962B (zh) 针织纱的防脱散方法及针织物
JPH0586560A (ja) 編製品及びその製造方法
JP2000096398A (ja) インレイ編地編成方法およびインレイ編地
WO2006103957A1 (ja) 横編機における筒状編地の編成方法及び横編機
US6857294B2 (en) Method for knitting intarsia pattern knitting fabric and knitting program producing device therefor
EP1408145B1 (en) Knitting fabric having novel set up structure and method of knitting it
KR100585254B1 (ko) 편성포 및 그 편성방법
KR20120138807A (ko) 인접하는 편성포부의 접합방법 및 편성포
JPWO2002077344A1 (ja) 伏目処理された編地および伏目処理方法
WO2007099708A1 (ja) 増し目を形成する方法および編地の編幅方向端部よりも内側に増し目が形成されている編地
KR20120135045A (ko) 홀을 구비하는 편성포의 편성방법 및 그 편성포
JPH0268339A (ja) インターシャ模様編製品の製造のための方法、及び、該方法の実施のための平形編機
EP0638678B1 (en) A method for increasing stitches at an intermediate position in a row of stitches of a rib knit fabric
US5174134A (en) Knitting method of thick fabric less in elasticity
JPH09217254A (ja) 渡り糸止め部の形成方法
KR19990077454A (ko) 코늘이기방법
EP2546399B1 (en) Set-up method of knitted fabric and knitted fabric
US5440902A (en) Warp knitted fabric and a machine and process for forming same
JPS5837421B2 (ja) インタ−シヤ編編成方法
JP2000199156A (ja) インタ―シャ編地における編糸の拘束方法
JPS62289657A (ja) ジヤカ−ド両面パイル経編地の編成方法
JP2000303327A (ja) 増目の編成方法
JP2010013763A (ja) 筒状編地の編み出し方法、および筒状編地
JP2909991B2 (ja) 二重編布の立体模様製造方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970107