JPS62289657A - ジヤカ−ド両面パイル経編地の編成方法 - Google Patents

ジヤカ−ド両面パイル経編地の編成方法

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JPS62289657A
JPS62289657A JP13056586A JP13056586A JPS62289657A JP S62289657 A JPS62289657 A JP S62289657A JP 13056586 A JP13056586 A JP 13056586A JP 13056586 A JP13056586 A JP 13056586A JP S62289657 A JPS62289657 A JP S62289657A
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pile
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needle
forming
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジャカード両面パイル経編地の編成方法に関
する。
〔従来の技術とその開運点〕
従来、経編地の両面にパイルを形成する方法としては、
種々の方法が提案されているが、その中で生産性の高い
方法として、当山願人に係わる特公昭60−20496
において提案してなるものは、基布を編成するニードル
の間に、基布形成に関与しないニードルを設け、基布形
成用ガイドの他に、前方にフロントパイル用ガイド、後
方にバックパイル用ガイドを設け、各々のガイドに通糸
してなるパイル糸を、基布を形成するウエールにその一
部を編込むかあるいは挿入止定し、更に前述の基布に関
与しないニードルに一旦引っ掛けておき、次の編コース
で、このニードルより脱却させることにより、フロント
及びバックの各編地面にパイルを膨出させて、両面パイ
ル経編地を提供するものである。
一方上記両面パイル経編地は、糸入れを調整しかつ、編
組織を一部編コースにて変更することにより、パイルが
膨出する部分とパイルが存在しない、いわゆる平地部分
を設けることが出来、これによって柄が形成される。
しかしながら、上記方法によるものは、矩形上あるいは
ストライブ状の柄しか形成できなかった。
このため、例えば特願昭57−46386などにおいて
、円形状柄等を出す方法が提案されているが、この方法
においては、パイルは一面にしか形成されず、しかも柄
構成についても限られた単純な柄の繰り返しのものしか
表現出来なかった。
〔発明の解決課題〕
本発明は、上記欠点を解消し、両面パイル経編地におい
て、パイルの有無を任意の位置で制御することのできる
ジャカード両面パイル経編地の編成方法を提供すること
にある。
【問題を解決するための手段〕
本発明は、ジャカード両面パイル経編地の編成方法とし
て、基布形成用地ガイド及びパイル形成用の地ガイドと
、上昇時にフックの解放が保証されるニードルを有する
シングル列経編機の前記パイル形成用の地ガイドのうち
、少なくとも1枚をジャカード制御可能なジャカードガ
イドとし、前記地ガイドに通糸した地編目糸により、前
記ニードルを1本おきに使用して、編ウエールを形成す
るとともに、前記パイル形成用の地ガイドに通糸してな
るパイル糸を、前記ウエールに対し編み込むかあるいは
挿入することにより止定し、又その間を編目形成用ニー
ドルに隣接するパイル形成用のニードルに一旦引っ掛け
、次にニードルの下降により脱却させてパイルとなすか
、あるいはパイル形成用ニードルに引っ掛けないように
ジャカード制御してパイルを形成しないようにするかを
選択して、適宜個所にパイルの有無部分の組み合わせに
よる柄構成をなすように編成することとしたものである
〔実施例〕
本発明による編成方法を図面に基づいて詳しく説明する
と、第1図は、編成を実施するにあたり使用する一例の
経編機の編成要部の側面図であり、(1)はコンパウン
ドニードルであって、ニードル(2)およびトング(3
)からなり、トング(3)はニードル(2)の上昇時に
は(3a)の位置にあって、ニードル(2)のフック(
2a)の解放が保証される。(4)はジャカードガイド
(5)はジャカードガイド(4)を折曲させて作用位置
を変更するために、ジャカード装W(図示せず)により
上下方向に選択摺動されるドロッパーピンであり、(6
)、(7)、(8)は地ガイドである。
次に以上の編機を用いた本発明の編成方法の実施例につ
いて第2図以下の編成組織図及び両面パイル経編地のウ
エール方向の概略断面図を用いて説明すると、第2図に
おいて(9)は地編目糸であり、地ガイド(6)にニー
ドル(2)の一本おきに相当する本数を、所定の編幅分
道糸してなり、(10)は挿入糸であって地ガイド(7
)に対し地編目糸(9)同様ニードル(2)に対し1本
おきになるよう糸通しを行なってなり、(11)はフロ
ントパイル糸でありジャカードガイド(4)に対し、同
様にニードル(2)の半分の本数を通糸してなり、又(
12)はパックパイル糸であり同じくニードル(2)の
半数分を地ガイド(8)に通糸してなる。地編目糸(9
)は、閉じ目の鎖編を編目形成用ニードル列(N)にて
毎コース編成するとともに、この鎖編3ウエールに対し
挿入糸(10)を折り返し挿入させて基布を形成してな
り、フロントパイル糸(11)は、パイルを形成しない
部分(11F)においては、−接の鎖中エール間を1×
1トリコット組織にて編成してなり、又パイル形成部分
(IIP)においては、右側の編目形成用ニードル列(
N)に対しオーバーラッピングの・ときに、ジャカード
装置よりの指令によって、ドロッパービン(5)をジャ
カードガイド(4)に作用させ、ガイド(4)の先端を
右隣のパイル形成用ニードル列(P)に引っ掛けるべく
移動させて、一旦フツク(2i)に引っ掛けて、次のコ
ースでのパイル形成用ニードル(2)の下降によりフロ
ントパイル糸(11)を脱却させてパイルとなす、又バ
ックパイル糸(12)は、鎖編3ウエール間を往復ラッ
ピングさせてなるが、もどりの一つのウエール間で、パ
イル形成用ニードル列(P)における前記フロントパイ
ル糸(11)が作用したニードル(2)と同一のニード
ルに作用させるようにする。このことにより、パイル形
成用ニードル列(P)にては、毎コース連続してオーバ
ーラッピングがなされないので、掛けられたパイル糸は
編目糸にはならず脱却してパイルとなるのである。なお
本図を含め以下の第4,7゜9図においてはパイル糸(
12)は1本又は2本のみ、又、挿入糸(10)は一部
のみを示し他は省略している。
以上の編成によって第3図に示すように、地編目糸(9
)と挿入糸(10)によって形成された基布(13)の
一面には、柄構成に従いジャカード制御されたフロント
パイル糸(11)によるパイル部(IIP)と無パイル
部(IIF)が形成されるとともに、他面には、全面に
パレクパイル糸(12)によるパイル部(12P)が形
成されるのである。
又第4図に示すのは、別実施例ジャカード両面パイル編
成のための組織図であって、糸通し状態は第2図と同様
であり、又地編目糸(9)と挿入糸(10)による編成
も同様であるので説明を省略する。まずフロントパイル
糸(1i)は、パイルを形成しない部分(11F)にお
いては、編目形成用ニードル列(N)にでオーバーラツ
プして後、左隣りのニードル列(N)の更に隣りのパイ
ル形成用ニードル列(P)に−1引ち掛けて更にもとの
ニードル列(N)にもどってオーバーラッピングする。
これに対応してバックパイル糸(12)を、第2図に示
す編成と同様にラッピングさせるが、この場合は、フロ
ントパイル糸(11)のパイル形成用ニードル列(N)
でのオーバーラッピングコースの次のコースにて行なわ
せるようにすることによって、パイル糸(11)とパイ
ル糸(12)はパイル形成用ニードル(P)列にて編目
として連結されるため、両方ともパイルは形晟されなく
なる。又パイル形・酸部分(IIP)では、前述の無パ
イル部(IIF)のラッピングをドロッパーピン(5)
の作用にて、ジャカードガイド(4)を右方向に全体に
1針分移動することによって、バックパイル糸(12)
とフロントパイル糸(11)が同一コースのパイル形成
用ニードル(P)に引っ掛かることによって、第5図に
示すように両面同時にパイル(11F)とパイル(12
F)が形成され、又無パイルについても両面同時に形成
されることになる。
なお以上の編成において、ジャカードガイド(4)は、
ジャカード制御によるドロッパーピン(5)の作用によ
って、ニードル(2)への作用位置を変化させているが
、もちろんジャカードガイド自体をジャカード制御によ
り選択上下動させて、折曲させる形式の編′機において
も、同様に編成可能である。
次に、別実施例の編成を第6図・に示す編機を使用した
ものについて説明する。
第6図における編機はジャカードガイドを複列有するも
ので、フロント側のジャカードガイド(4)の次に地ガ
イド(6)を・配し、その後にバック側のジャカードガ
イ、ド(14)とこれに対するドロッパービンを備えて
なり、更に最後方に地ガイド(7)を配してなる。そし
てジャカードガイド(4)にはフロントパイル糸(11
)を、地ガイド(6)には地編目糸(9)を、ジャカー
ドガイド(14)にはバックパイル糸(12)を、地ガ
イド(7)には挿入糸(10)を各々ニードル(2)の
本数の半分に相当する本数分通糸してなり、地編目糸(
9)と挿入糸(10)により前実施例同様基布(13)
を形成するとともに、フロントパイル糸(11)を、パ
イル形成しない部分(11F)において、隣接の鎖中エ
ール間でI×1トリコット組織に編成してなり、又パイ
ル形成部分(IIP)においては、右隣りの鎖つェール
におけるオーバーラッピングのときに、ジャカード装置
よりの指令によってドロッパービン(5)をジャカード
ガイド(4)に作用させ、ガイド(4)の先端を更に右
隣りのパイル形成用ニードル列(P)に作用させるべく
移動させて、一旦引っ掛は次のコースで脱却させてパイ
ルとなす、更にバックパイル糸(12)は、パイル部分
(12P)においては、鎖編2ウエールを亘って往復ラ
ッピングして、各途中のラッピングにおいて、パイル形
成用ニードル(P)に一旦引っ掛はフロントパイル糸(
11)同様、次のコースで脱却させてパイル(12P)
を形成してなる。又無パイル部分<12F)においては
、バックパイル糸(12)がパイル形成用ニードル(P
)にオーバーラツプして引っ掛かるのを、ジャカードガ
イド(14)にドロッパービン(15)を落下させて作
用位置をずらせ阻止することによって、引っ掛けずに通
過させて、通常の挿入編成と同様な組織を形成すること
により達成する。
以上の編成においては、第7図に示すとおり基布(13
)の両面に異種のジャカード柄パイルを自在に形成する
ことが出来る。
又第8図に示す組織は第6図と同様に第9図に示すよう
に、基布(13)の両面に異種のジャカード柄を形成す
るものであるが、本編成においては、バックパイル糸(
12)を無パイル部分(12F)にするときは、第6図
に示すパイル部分(12P)ヲ全体に右へ1ゲ一ジ分移
動させることによって、オーバーラツプ個所が鎖ウエー
ルと重なることになり地編目糸(9)と同時にループが
形成されるために、パイルは形成されなくなる。この編
成によって第9図に示すように、両面に異種のジャカー
ドパイル柄を有するパイル経編地が得られるものである
〔発明の効果〕
本発明は以上のとおり、両面パイル経編地であって、し
かも少なくとも一面に、ジャカード制御によりパイル部
分と平地部分を柄構成に従い適宜個所に設けてなるジャ
カードパイルを構成することができるので、従来の両面
パイル経編地に比し、豊富な柄出しが可能となるととも
に、シングルニードル列経編機により編成するため、高
能率にて生産することができるので、両面パイル経編地
の用途範囲の拡大に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の編成方法を実施するにあたり使用す
る一例経編機の編成要部の概 略側面図であり、 第2図及び第4図は、本発明の編成方法を説明するため
の実施例編組織及び糸通し図 であり、 第3図は、第2図の編組織により編成された両面パイル
経編地のウエール方向の概略 断面図であり、 第5図は、第4図の編組織により編成された両面パイル
経編地のウエール方向の概略 断面図であり。 第6図は、本発明の編成方法を実施するにあたり使用す
る別個経編機の編成要部の概 略側面図であり、 第7図及び第9図は、本発明の編成方法を説明するため
の他の実施例編組織及び糸通 し図であり、 第8図は、第7図の編組織により編成された両面パイル
経編地のウェール方向の概略 断面図であり、 第10図は、第9図の編組織により編成された両面パイ
ル経編地のウェール方向の概 略断面図である。 符号の説明 (2)・・・ニードル (2a)・・・フック(4)・
・・ジャカード゛ガイド (6) 、 (7) 、 (8)・・・地ガイド (9
)・・・地編目糸(10)・・・挿入糸 (11)・・
・フロントパイル糸(12)・・・バックパイル糸 (N)・・・編目形成用ニードル列 −CP)・・・パ
イル形成用ニードル列 1す)・・・基布、 ’   
 LH。 特・許7出 願 人 〜 −妃 2P

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、基布形成用の地ガイド及びパイル形成用の地ガ
    イドと、上昇時にフックの解放が保証されるニードルを
    有するシングルニードル列経編機の前記パイル形成用の
    地ガイドのうち、少なくとも1枚をジャカード制御可能
    なジャカードガイドとし、前記地ガイドに通糸した地編
    目糸により、前記ニードルを1本おきに使用して編ウエ
    ールを形成するとともに、前記パイル形成用の地ガイド
    に通糸してなるパイル糸を、前記ウエールに対し編み込
    むかあるいは挿入することにより止定し、又その間を編
    目形成用ニードルに隣接するパイル形成用のニードルに
    一旦引っ掛け、次にニードルの下降により脱却させてパ
    イルとなすか、あるいはパイル形成用ニードルに引っ掛
    けないようにジャカード制御してパイルを形成しないよ
    うにするかを選択して、適宜個所にパイルの有無部分の
    組み合わせによる柄構成をなすように編成することを特
    徴とするジャカード両面パイル経編地の編成方法。
  2. (2)、経編地の一面に同一パイル高さの平パイル部を
    編成し、他面にジャカード柄パイルを編成することを特
    徴とする上記特許請求の範囲第(1)項記載のジャカー
    ド両面パイル経編地の編成方法。
  3. (3)、経編地の両面に同一ジャカード柄パイルを編成
    することを特徴とする上記特許請求の範囲第(1)項記
    載のジャカード両面パイル経編地の編成方法。
  4. (4)、経編地の両面に異種ジャカード柄パイルを編成
    することを特徴とする上記特許請求の範囲第(1)項記
    載のジャカード両面パイル経編地の編成方法。
JP13056586A 1986-06-04 1986-06-04 ジヤカ−ド両面パイル経編地の編成方法 Granted JPS62289657A (ja)

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JPH0551696B2 JPH0551696B2 (ja) 1993-08-03

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01314765A (ja) * 1988-06-15 1989-12-19 Nippon Mayer Kk 両面パイル経編地の編成方法
JPH01314764A (ja) * 1988-06-13 1989-12-19 Nippon Mayer Kk 両面パイル経編地の編成装置
JPH0748766A (ja) * 1990-01-20 1995-02-21 Karl Mayer Textil Mas Fab Gmbh 経編機とこれを用いたパイル製品の製造方法およびこれによって製造されるパイル製品
US5520022A (en) * 1993-09-27 1996-05-28 Milliken Research Corporation Tack or wiping cloth
JP2005253667A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Three M Innovative Properties Co 面ファスナ雌材

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