JP2625884B2 - リレー - Google Patents
リレーInfo
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- JP2625884B2 JP2625884B2 JP63122690A JP12269088A JP2625884B2 JP 2625884 B2 JP2625884 B2 JP 2625884B2 JP 63122690 A JP63122690 A JP 63122690A JP 12269088 A JP12269088 A JP 12269088A JP 2625884 B2 JP2625884 B2 JP 2625884B2
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- JP
- Japan
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- iron core
- coil
- movable contact
- substrate
- relay
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/44—Magnetic coils or windings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/54—Contact arrangements
- H01H50/60—Contact arrangements moving contact being rigidly combined with movable part of magnetic circuit
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はリレー、特に、薄形リレーに関する。
(従来技術と発明が解決しようとする課題) 従来、リレーとしては、鉄芯にコイルを巻回して形成
した電磁石部の励磁,消磁に基づき、可動接触片を駆動
して接点を開閉するものがある。
した電磁石部の励磁,消磁に基づき、可動接触片を駆動
して接点を開閉するものがある。
しかしながら、このものでは、装置の薄形化につれて
鉄芯に巻回するコイルが細くなり、巻回する際にコイル
が断線しやすいので、製品の歩留りが悪いという問題点
があった。
鉄芯に巻回するコイルが細くなり、巻回する際にコイル
が断線しやすいので、製品の歩留りが悪いという問題点
があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、巻回する際におけるコ
イルの断線がなく、製品の歩留りが良いリレーを提供す
ることを目的とする。
イルの断線がなく、製品の歩留りが良いリレーを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明にかかるリレーは、前記目的を達成するため、
2個の嵌合孔を有し、かつ、この嵌合孔を中心として略
渦巻き状に印刷して形成された少なくとも2つのプリン
トコイル部を有する基板と、断面略コ字形状を有し、両
端部を前記嵌合孔にそれぞれ嵌合して突出させた鉄芯
と、一端部を前記鉄芯の突出する一方の端部に固着し、
かつ、中間部を前記鉄芯の突出する他方の端部に接離可
能に配するとともに、自由端部に設けた可動接点が前記
基板に設けた固定接点に接離可能に対向する可動接触片
と、からなる構成としてある。
2個の嵌合孔を有し、かつ、この嵌合孔を中心として略
渦巻き状に印刷して形成された少なくとも2つのプリン
トコイル部を有する基板と、断面略コ字形状を有し、両
端部を前記嵌合孔にそれぞれ嵌合して突出させた鉄芯
と、一端部を前記鉄芯の突出する一方の端部に固着し、
かつ、中間部を前記鉄芯の突出する他方の端部に接離可
能に配するとともに、自由端部に設けた可動接点が前記
基板に設けた固定接点に接離可能に対向する可動接触片
と、からなる構成としてある。
(作用) したがって、本発明によれば、鉄芯にコイルを巻回す
る必要がないので、巻回する際におけるコイルの断線が
なくなる。
る必要がないので、巻回する際におけるコイルの断線が
なくなる。
(実施例) 以下、本発明にかかる一実施例を第1図および第2図
の添付図面に従って説明する。
の添付図面に従って説明する。
本実施例にかかるリレーは、大略、基板1と、鉄芯2
と、可動接触片3とから構成されている。
と、可動接触片3とから構成されている。
基板1は貫通孔11および嵌合孔12,13を同一直線上に
順次設けた絶縁材からなるもので、片側表面に前記嵌合
孔12,13をそれぞれ中心として略渦巻き状に印刷して形
成した2つのプリントコイル部14,15を有する。このプ
リントコイル部14,15は後述する鉄芯2に同一方向の磁
束を発生するように印刷,接続され、プリント配線18d,
18eを介してコイル端子19d,19eにそれぞれ電気接続され
ている。
順次設けた絶縁材からなるもので、片側表面に前記嵌合
孔12,13をそれぞれ中心として略渦巻き状に印刷して形
成した2つのプリントコイル部14,15を有する。このプ
リントコイル部14,15は後述する鉄芯2に同一方向の磁
束を発生するように印刷,接続され、プリント配線18d,
18eを介してコイル端子19d,19eにそれぞれ電気接続され
ている。
さらに、基板1の側端部の表裏面には第1,第2固定接
点16,17がそれぞれ印刷されている。この第1,第2固定
接点16,17はプリント配線18a,18eを介して接点端子19a,
19bにそれぞれ電気接続されている。
点16,17がそれぞれ印刷されている。この第1,第2固定
接点16,17はプリント配線18a,18eを介して接点端子19a,
19bにそれぞれ電気接続されている。
鉄芯2は断面略コ字形状の磁性材からなり、その両端
部21,22を前記基板1の嵌合孔12,13に裏面側からそれぞ
れ嵌合,固定し、両端部21,22をそれぞれ突出させてい
る。
部21,22を前記基板1の嵌合孔12,13に裏面側からそれぞ
れ嵌合,固定し、両端部21,22をそれぞれ突出させてい
る。
可動接触片3は一端部を巾方向に2分割して形成した
分割片31,32に第1,第2可動接点33,34をそれぞれ設ける
とともに、分割片32を屈曲して分割片31との間に段差を
設けてある。
分割片31,32に第1,第2可動接点33,34をそれぞれ設ける
とともに、分割片32を屈曲して分割片31との間に段差を
設けてある。
そして、可動接触片3の分割片32を前記貫通孔11に挿
通した後、その一端部35を前記鉄芯2の突出する端部22
に固着し、かつ、その中間部を前記鉄芯2の突出する端
部21に接離可能に配することにより、前記第1,第2可動
接点33,34が前記基板1の表裏面に印刷して形成した第
1,第2固定接点15,17にそれぞれ接離可能に対向する。
なお、可動接触片3の一端部35はプリント配線18cを介
して共通端子19cに電気接続されている。
通した後、その一端部35を前記鉄芯2の突出する端部22
に固着し、かつ、その中間部を前記鉄芯2の突出する端
部21に接離可能に配することにより、前記第1,第2可動
接点33,34が前記基板1の表裏面に印刷して形成した第
1,第2固定接点15,17にそれぞれ接離可能に対向する。
なお、可動接触片3の一端部35はプリント配線18cを介
して共通端子19cに電気接続されている。
したがって、本実施例にかかるリレーは、無励磁の場
合、可動接触片3のばね力により、第2可動接点34が第
2固定接点17に接触している一方、第1可動接点33が第
2固定接点16から開離している。
合、可動接触片3のばね力により、第2可動接点34が第
2固定接点17に接触している一方、第1可動接点33が第
2固定接点16から開離している。
次に、コイル端子19d,19eを介してプリントコイル部1
4,15に電流を流すと、プリントコイル部14,15が励磁さ
れて鉄芯2に同一方向の磁束が発生し、鉄芯2の端部21
が磁極部となり、可動接触片3を吸引する。このため、
可動接触片3が一端部35を支点として回動し、可動接触
片3の中間部が鉄芯2の端部21に吸着して磁気回路を閉
成する。これにつれて、第2可動接点34が第2固定接点
17から開離した後、第1可動接点33が第1固定接点16に
接触する。
4,15に電流を流すと、プリントコイル部14,15が励磁さ
れて鉄芯2に同一方向の磁束が発生し、鉄芯2の端部21
が磁極部となり、可動接触片3を吸引する。このため、
可動接触片3が一端部35を支点として回動し、可動接触
片3の中間部が鉄芯2の端部21に吸着して磁気回路を閉
成する。これにつれて、第2可動接点34が第2固定接点
17から開離した後、第1可動接点33が第1固定接点16に
接触する。
ついで、前記プリントコイル部14,15の励磁を解く
と、可動接触片3のばね力により、第1,第2可動接点3
3,34が元の状態に復帰する。
と、可動接触片3のばね力により、第1,第2可動接点3
3,34が元の状態に復帰する。
なお、前述の実施例では、基板1の片側表面に2つの
プリントコイル部14,15を設ける場合について説明した
が、必ずしもこれに限らず、表裏面に一つの嵌合孔を中
心としてプリントコイル部を1つずつ設けてもよく、ま
た、プリントコイル部は嵌合孔を中心として表裏面に3
つあるいは4つ設けてもよいことは勿論である。
プリントコイル部14,15を設ける場合について説明した
が、必ずしもこれに限らず、表裏面に一つの嵌合孔を中
心としてプリントコイル部を1つずつ設けてもよく、ま
た、プリントコイル部は嵌合孔を中心として表裏面に3
つあるいは4つ設けてもよいことは勿論である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コ
イルを基板に印刷して形成するので、コイルを鉄芯に巻
回する必要がなくなり、従来例のようなコイルの断線が
生じない。
イルを基板に印刷して形成するので、コイルを鉄芯に巻
回する必要がなくなり、従来例のようなコイルの断線が
生じない。
しかも、コイルを基板に印刷して形成するので、従来
例にかかるコイル巻回作業よりも生産性が高くなり、構
造が簡単になるとともに、リレーを薄形化できる。
例にかかるコイル巻回作業よりも生産性が高くなり、構
造が簡単になるとともに、リレーを薄形化できる。
さらに、鉄芯の端部近傍に少なくとも2つのプリント
コイル部を設けてあるので、高感度化,高磁力化できる
という効果がある。
コイル部を設けてあるので、高感度化,高磁力化できる
という効果がある。
第1図および第2図は本発明にかかる一実施例を示す平
面図および分解斜視図である。 1…基板、2…鉄芯、3…可動接触片、12,13…嵌合
孔、14,15…プリントコイル部、16,17…第1,第2固定接
点、21,22…端部、33,34…第1,第2可動接点。
面図および分解斜視図である。 1…基板、2…鉄芯、3…可動接触片、12,13…嵌合
孔、14,15…プリントコイル部、16,17…第1,第2固定接
点、21,22…端部、33,34…第1,第2可動接点。
Claims (1)
- 【請求項1】2個の嵌合孔を有し、かつ、この嵌合孔を
中心として略渦巻き状に印刷して形成された少なくとも
2つのプリントコイル部を有する基板と、 断面略コ字形状を有し、両端部を前記嵌合孔にそれぞれ
嵌合して突出させた鉄芯と、 一端部を前記鉄芯の突出する一方の端部に固着し、か
つ、中間部を前記鉄芯の突出する他方の端部に接離可能
に配するとともに、自由端部に設けた可動接点が前記基
板に設けた固定接点に接離可能に対向する可動接触片
と、 からなることを特徴とするリレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63122690A JP2625884B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63122690A JP2625884B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | リレー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01292725A JPH01292725A (ja) | 1989-11-27 |
JP2625884B2 true JP2625884B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14842209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63122690A Expired - Fee Related JP2625884B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625884B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2560629B2 (ja) * | 1993-12-08 | 1996-12-04 | 日本電気株式会社 | シリコン超小形リレー |
JP3465940B2 (ja) * | 1993-12-20 | 2003-11-10 | 日本信号株式会社 | プレーナー型電磁リレー及びその製造方法 |
KR100303576B1 (ko) * | 1995-10-20 | 2001-09-29 | 타테이시 요시오 | 릴레이및매트릭스릴레이 |
EP0901141A4 (en) * | 1996-05-01 | 1999-07-21 | Omron Tateisi Electronics Co | RELAY |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP63122690A patent/JP2625884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01292725A (ja) | 1989-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |