JPH0644083Y2 - 電磁リレーの電磁石構造 - Google Patents
電磁リレーの電磁石構造Info
- Publication number
- JPH0644083Y2 JPH0644083Y2 JP1987080368U JP8036887U JPH0644083Y2 JP H0644083 Y2 JPH0644083 Y2 JP H0644083Y2 JP 1987080368 U JP1987080368 U JP 1987080368U JP 8036887 U JP8036887 U JP 8036887U JP H0644083 Y2 JPH0644083 Y2 JP H0644083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- yoke
- coil winding
- electromagnetic
- coil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁リレーに関し、特にその電磁石構造に関す
る。
る。
[従来の技術] 例えば、実願昭53-4号(実開昭54-104034号)明細書に
開示されているように、ヨークの切欠部にコアの端部を
挿入結合することによって電磁石を構成した電磁リレー
が公知である。
開示されているように、ヨークの切欠部にコアの端部を
挿入結合することによって電磁石を構成した電磁リレー
が公知である。
この公知の結合構造を有する電磁石を使用し、コアの端
部にアマチュアの吸着部を形成した電磁リレーでは、コ
アのコイル巻付部にコイルボビンを挿通する必要性か
ら、第4図に示すように、コア1をコークに結合する結
合側端部102又は磁極片を吸着する吸着側端部103の少く
とも一方は、コイル巻付部101と同じ幅か、もしくはそ
れより狭い巾に形成されている(第4図は結合側端部10
2をコイル巻付部と同じ幅に形成した例である。)。
部にアマチュアの吸着部を形成した電磁リレーでは、コ
アのコイル巻付部にコイルボビンを挿通する必要性か
ら、第4図に示すように、コア1をコークに結合する結
合側端部102又は磁極片を吸着する吸着側端部103の少く
とも一方は、コイル巻付部101と同じ幅か、もしくはそ
れより狭い巾に形成されている(第4図は結合側端部10
2をコイル巻付部と同じ幅に形成した例である。)。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のコア、ヨーク結合構造によると、結合側端部
102をコイル巻付部101と同じ幅にした構造では、コア1
とヨークの結合部の面積が狭くて充分な磁束が得られず
(この問題は小型電磁リレーにおいて特に著しい。)、
必要な磁束を得るためにはコイル巻付部分101を含めて
コア1全体を太く形成しなければならないため電磁リレ
ーの小型化を阻害する。また、吸着側端部103をコイル
巻付部101と同じ幅にした構造では、磁極片に対する充
分な吸引力を得ることができない。
102をコイル巻付部101と同じ幅にした構造では、コア1
とヨークの結合部の面積が狭くて充分な磁束が得られず
(この問題は小型電磁リレーにおいて特に著しい。)、
必要な磁束を得るためにはコイル巻付部分101を含めて
コア1全体を太く形成しなければならないため電磁リレ
ーの小型化を阻害する。また、吸着側端部103をコイル
巻付部101と同じ幅にした構造では、磁極片に対する充
分な吸引力を得ることができない。
本考案は、以上に述べた問題点を解決すべく提案するも
のである。
のである。
[問題点を解決するための手段] 以上の問題点を解決するため、本考案はコアのヨークへ
の結合側端部を例えばL字形またはT字形に形成するこ
とにより、コアのコイル巻付部より幅広に形成し、及
び、コアの磁極片吸引側端部を幅広に形成し、かつ、上
記コイル巻付部にコイルボビンをインサートモールド成
形により形成したものである。
の結合側端部を例えばL字形またはT字形に形成するこ
とにより、コアのコイル巻付部より幅広に形成し、及
び、コアの磁極片吸引側端部を幅広に形成し、かつ、上
記コイル巻付部にコイルボビンをインサートモールド成
形により形成したものである。
[考案の作用] コアのヨークへの結合側端部がL字形またはT字形に形
成され、かつ、磁極片吸着側端部も幅広に形成されてい
るので、コアをヨークの切欠部に嵌め込んだ状態でのコ
アとヨークの結合部面積(互に対接する部分の面積)が
広くなり、充分な磁束が得られ、かつ磁極片に対する吸
引力も強くなる。また、ボビンはインサートモールドに
より形成しているので、コアの両端が幅広に形成されて
いても支障がない。
成され、かつ、磁極片吸着側端部も幅広に形成されてい
るので、コアをヨークの切欠部に嵌め込んだ状態でのコ
アとヨークの結合部面積(互に対接する部分の面積)が
広くなり、充分な磁束が得られ、かつ磁極片に対する吸
引力も強くなる。また、ボビンはインサートモールドに
より形成しているので、コアの両端が幅広に形成されて
いても支障がない。
[考案の実施例] 第1図〜第3図はいずれも本考案の実施例を説明するも
ので、第1図は関係する部分品を示した斜視図、第2図
及び第3図はコアの形状例を示す斜視図である。
ので、第1図は関係する部分品を示した斜視図、第2図
及び第3図はコアの形状例を示す斜視図である。
第2図又は第3図に示すように、実施例のコア1は、ヨ
ーク2への結合側端部102がL字形(第2図)またはT
字形(第3図)に形成されており、当該結合側端部の幅
l1はコイル巻付部101の幅l2より幅広に形成され、ま
た、磁極片の吸着側端部103の幅l3も上記コイル巻付部1
01の幅l2より幅広に形成されている。このコア1の形状
により、第1図に矢印(a)で示す如く当該端部102を
ヨーク2の略U字状の切欠部201に嵌め込んだとき、ヨ
ーク2の切欠部201内面とコア1の結合側端部102外面と
が対接する面積、すなわち、コア1とヨーク2の結合部
の面積が広くなる。尚、当該結合部の面積は、第3図の
形状(T字形)のものが第2図の形状(L字形)のもの
より広くとることができる。従ってコア1のコイル巻付
部101を太くしなくても充分な強さの磁束が得られる磁
気回路すなわち、磁極片吸引力の強い磁気回路が構成で
きる。
ーク2への結合側端部102がL字形(第2図)またはT
字形(第3図)に形成されており、当該結合側端部の幅
l1はコイル巻付部101の幅l2より幅広に形成され、ま
た、磁極片の吸着側端部103の幅l3も上記コイル巻付部1
01の幅l2より幅広に形成されている。このコア1の形状
により、第1図に矢印(a)で示す如く当該端部102を
ヨーク2の略U字状の切欠部201に嵌め込んだとき、ヨ
ーク2の切欠部201内面とコア1の結合側端部102外面と
が対接する面積、すなわち、コア1とヨーク2の結合部
の面積が広くなる。尚、当該結合部の面積は、第3図の
形状(T字形)のものが第2図の形状(L字形)のもの
より広くとることができる。従ってコア1のコイル巻付
部101を太くしなくても充分な強さの磁束が得られる磁
気回路すなわち、磁極片吸引力の強い磁気回路が構成で
きる。
また、本考案の実施例では、ボビン3をコア1のコイル
巻付部101にインサートモールド成形によって形成して
いる。これにより、コイル巻付部101にボビン3を挿入
する必要がなくなるので、コア1の両端102,103をコイ
ル巻付部101より幅広に形成できる。
巻付部101にインサートモールド成形によって形成して
いる。これにより、コイル巻付部101にボビン3を挿入
する必要がなくなるので、コア1の両端102,103をコイ
ル巻付部101より幅広に形成できる。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、本考案はコアのヨークへ
の結合側端部及び磁極片の吸着側端部をコイル巻付部よ
り幅広に形成して、コアとヨークとの結合面積を広く
し、かつ磁極片の吸着面積を広くしたものであり、ま
た、上記コアの構造において、コイルのボビンをコアの
コイル巻付部にインサートモールド成形したものであ
り、コアのコイル巻付部を太くしなくても充分な強さの
磁束が得られ、かつ、両端が幅広に形成されたコアであ
ってもボビンの装着が容易に可能であり、電磁リレーの
小型化に極めて有効であるという効果がある。
の結合側端部及び磁極片の吸着側端部をコイル巻付部よ
り幅広に形成して、コアとヨークとの結合面積を広く
し、かつ磁極片の吸着面積を広くしたものであり、ま
た、上記コアの構造において、コイルのボビンをコアの
コイル巻付部にインサートモールド成形したものであ
り、コアのコイル巻付部を太くしなくても充分な強さの
磁束が得られ、かつ、両端が幅広に形成されたコアであ
ってもボビンの装着が容易に可能であり、電磁リレーの
小型化に極めて有効であるという効果がある。
第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を説明する斜
視図、第4図は従来例を示す斜視図である。 (主な記号) 1……コア、101……コイル巻付部、 102……結合側端部、103……吸着側端部、 2……ヨーク、201……切欠部
視図、第4図は従来例を示す斜視図である。 (主な記号) 1……コア、101……コイル巻付部、 102……結合側端部、103……吸着側端部、 2……ヨーク、201……切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】略U字状の切欠部(201)を有するヨーク
(2)と、コイル巻付部(101)の両端のヨーク結合側
端部(102)及び磁極片吸着側端部(103)が上記コイル
巻付部(101)より幅広に形成されたコア(1)と、該
コア(1)のコイル巻付部(101)にインサートモール
ド成形されたボビン(3)と、該ボビン(3)に巻回さ
れたコイル(4)を有し、上記ヨーク(2)の切欠部
(201)に上記コア(1)のコーク結合側端部(102)を
挟持的に嵌合固定してなる電磁リレーの電磁石構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080368U JPH0644083Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 電磁リレーの電磁石構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080368U JPH0644083Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 電磁リレーの電磁石構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63188851U JPS63188851U (ja) | 1988-12-05 |
JPH0644083Y2 true JPH0644083Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=30931113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987080368U Expired - Lifetime JPH0644083Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 電磁リレーの電磁石構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644083Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190531A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | ブレーキ装置およびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104034U (ja) * | 1978-01-04 | 1979-07-21 | ||
JPH0214167Y2 (ja) * | 1984-09-04 | 1990-04-18 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP1987080368U patent/JPH0644083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63188851U (ja) | 1988-12-05 |
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