JPS5844578Y2 - 有極電磁石 - Google Patents
有極電磁石Info
- Publication number
- JPS5844578Y2 JPS5844578Y2 JP1979106480U JP10648079U JPS5844578Y2 JP S5844578 Y2 JPS5844578 Y2 JP S5844578Y2 JP 1979106480 U JP1979106480 U JP 1979106480U JP 10648079 U JP10648079 U JP 10648079U JP S5844578 Y2 JPS5844578 Y2 JP S5844578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- armature
- yokes
- coil bobbin
- polar electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリレー、電磁接触器等に使用する有極電磁石に
関するものである。
関するものである。
従来のこの種の有極電磁石にあっては、両ヨークの端部
にてアーマチュアの端部を挾持することによりアーマチ
ュアを回転自在に枢支するものであるから、アーマチュ
アの枢支端で両ヨーク間に磁路が短絡しないように、ヨ
ークの内側面に非磁性金属を溶接し、強制ギャップを設
けていた。
にてアーマチュアの端部を挾持することによりアーマチ
ュアを回転自在に枢支するものであるから、アーマチュ
アの枢支端で両ヨーク間に磁路が短絡しないように、ヨ
ークの内側面に非磁性金属を溶接し、強制ギャップを設
けていた。
しかし溶接に伴い工程が増加し、また溶接用の材料が必
要となることにより、価格高になり、しがも溶接による
と溶接部の接合強度を一定にすることが困難であり、非
磁性金属部品の厚みが増すに従い溶接強度は不安定とな
り、さらに溶接の際の熱膨張、熱収縮によって溶接部分
に歪が生じ易く、そのため精度の均一な成形品を得るこ
とが困難であるという欠点があった。
要となることにより、価格高になり、しがも溶接による
と溶接部の接合強度を一定にすることが困難であり、非
磁性金属部品の厚みが増すに従い溶接強度は不安定とな
り、さらに溶接の際の熱膨張、熱収縮によって溶接部分
に歪が生じ易く、そのため精度の均一な成形品を得るこ
とが困難であるという欠点があった。
本考案は上述の欠点を除去した安価な有極電磁石を提供
するものである。
するものである。
以下、本考案を添付図面の実施例に基づいて説明する。
第1図aにおいて中央部を永久磁石1で橋絡されたコ字
形ヨーク2の各左端部内側面を、コイル14を巻装した
コイルボビンに中央部を挿通されたアーマチュア4の左
端部両側面に対向させ、上記両ヨーク2の各右端部内側
面間に合成樹脂よりなるスペーサ5を介在させ、そのス
ペーサ5に形成した楔形溝6にアーマチュア4の右端部
を枢支させたものである。
形ヨーク2の各左端部内側面を、コイル14を巻装した
コイルボビンに中央部を挿通されたアーマチュア4の左
端部両側面に対向させ、上記両ヨーク2の各右端部内側
面間に合成樹脂よりなるスペーサ5を介在させ、そのス
ペーサ5に形成した楔形溝6にアーマチュア4の右端部
を枢支させたものである。
第1図すは上記のスペーサ5を樹脂成形品よりなる器体
7の一部にて形成したものである。
7の一部にて形成したものである。
第1図Cは上記スペーサ5を非磁性材料よりなるコイル
ボビン3の一部にて形成する。
ボビン3の一部にて形成する。
なお第2図に本考案を2回路開閉用単安定リレーに応用
した具体的実施例を示す。
した具体的実施例を示す。
同図a。bは内部構成を示し、同図Cは回路図を示す。
図中9は接点駆動用カード、10は共通接点端子板、1
1は接点ばね、12は固定接点端子板、13はコイル端
子、14はコイルである。
1は接点ばね、12は固定接点端子板、13はコイル端
子、14はコイルである。
本考案は有極電磁石に必要な強制ギャップを合成樹脂に
よる成形面を挿入もしくは圧入するか、あるいは非磁性
材料で形成された器体もしくは内部部品の一部を利用す
ることにより構成するものであり、合成樹脂の成形面を
挿入もしくは圧入する場合には材料費が安価でしかも形
成加工が容易であるという利点があり、またスペーサの
存在によりヨーク間の間隔の位置決めが容易となり、更
にこのスペーサのアーマチュア枢支用の楔形溝の存在に
よりアーマチュアとヨークとの位置決めが容易となり、
したがって共通のスペーサを利用することによりアーマ
チュア、ヨーク間の寸法精度が高くなり、この結果ヨー
クがあきすぎることによる磁力低下が防止できると共に
、狭すぎることによるアーマチュアの揺動の阻害も防ぐ
ことができるという利点があり、また内部部品の一部分
を利用する場合には部品点数が削減されるので組立が容
易であるという利点がある。
よる成形面を挿入もしくは圧入するか、あるいは非磁性
材料で形成された器体もしくは内部部品の一部を利用す
ることにより構成するものであり、合成樹脂の成形面を
挿入もしくは圧入する場合には材料費が安価でしかも形
成加工が容易であるという利点があり、またスペーサの
存在によりヨーク間の間隔の位置決めが容易となり、更
にこのスペーサのアーマチュア枢支用の楔形溝の存在に
よりアーマチュアとヨークとの位置決めが容易となり、
したがって共通のスペーサを利用することによりアーマ
チュア、ヨーク間の寸法精度が高くなり、この結果ヨー
クがあきすぎることによる磁力低下が防止できると共に
、狭すぎることによるアーマチュアの揺動の阻害も防ぐ
ことができるという利点があり、また内部部品の一部分
を利用する場合には部品点数が削減されるので組立が容
易であるという利点がある。
さらに、本考案は溶接工程を必要としないので、均質な
製品を供給することが出来るという利点がある。
製品を供給することが出来るという利点がある。
なお、本考案の応用例として第3図に示す如くヨークの
右端部に透孔を設け、合成樹脂製の成形面8を同時成形
法あるいは熱着法によりスペーサとして一体に固着する
ことにより、所期の目的を達することが出来る。
右端部に透孔を設け、合成樹脂製の成形面8を同時成形
法あるいは熱着法によりスペーサとして一体に固着する
ことにより、所期の目的を達することが出来る。
第1図a、l)、cは本考案実施例の概略縦断面図であ
り、第2図a、bは具体的実施例の斜視図、同図Cは同
回路図であり、第3図は本考案応用例の概略縦断面図で
ある。 1・・・・・・永久磁石、2・・・・・・ヨーク、3・
・・・・・コイルボビン、4・・・・・・アーマチュア
、5・・・・・・スペーサ、6・・・・・・楔形溝、7
・・・・・・器体。
り、第2図a、bは具体的実施例の斜視図、同図Cは同
回路図であり、第3図は本考案応用例の概略縦断面図で
ある。 1・・・・・・永久磁石、2・・・・・・ヨーク、3・
・・・・・コイルボビン、4・・・・・・アーマチュア
、5・・・・・・スペーサ、6・・・・・・楔形溝、7
・・・・・・器体。
Claims (3)
- (1)中央部を永久磁石で橋絡された2個のコ字形ヨー
クの各一端部内側面を、コイルボビンに中央部を挿通さ
れたアーマチュアの一端部側側面に対向させ、上記両ヨ
ークの各他端部内側面間に合成樹脂よりなるスペーサを
介在させ、該スペーサに形成した楔形溝にアーマチュア
の他端部を枢支せしめて戒ることを特徴とする有極電磁
石。 - (2)上記スペーサを樹脂成形品よりなる器体の一部に
て形成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の有極電磁石。 - (3)上記スペーサを非磁性材料よりなるコイルボビン
の一部にて形成したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の有極電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979106480U JPS5844578Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 有極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979106480U JPS5844578Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 有極電磁石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5624105U JPS5624105U (ja) | 1981-03-04 |
JPS5844578Y2 true JPS5844578Y2 (ja) | 1983-10-08 |
Family
ID=29339121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979106480U Expired JPS5844578Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 有極電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844578Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5457165A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Polar electromagnet |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413549Y2 (ja) * | 1973-12-28 | 1979-06-08 | ||
JPS50118456U (ja) * | 1974-03-14 | 1975-09-27 | ||
JPS5539361Y2 (ja) * | 1976-04-19 | 1980-09-13 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP1979106480U patent/JPS5844578Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5457165A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Polar electromagnet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5624105U (ja) | 1981-03-04 |
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