JPH0215287Y2 - - Google Patents

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JPH0215287Y2
JPH0215287Y2 JP3059783U JP3059783U JPH0215287Y2 JP H0215287 Y2 JPH0215287 Y2 JP H0215287Y2 JP 3059783 U JP3059783 U JP 3059783U JP 3059783 U JP3059783 U JP 3059783U JP H0215287 Y2 JPH0215287 Y2 JP H0215287Y2
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JP
Japan
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yoke
iron core
protrusions
spool
movable
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JP3059783U
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JPS59135606U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は有極電磁継電器に内蔵される有極電磁
石装置に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 この種の有極電磁石装置において、ワーキング
ギヤツプの寸法精度を高めることは、電磁石の磁
気効率の向上を図り、動作特性の安定化を図るう
えで重要である。ワーキングギヤツプの寸法精度
は鉄心の磁極面とこの磁極面に対向するヨークの
突片との間隔寸法精度に依存するが、従来では両
者を正確に位置決めする手段は特に講じられてい
なかつた。
(ハ) 考案の目的 そこで、本考案の目的は、鉄心の磁極面に対し
てヨークの突片を正確に位置決めすることがで
き、ワーキングギヤツプの寸法精度を高め、磁気
効率の良好な、かつ動作特性のばらつきのない有
極電磁石装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成と効果 以上の目的を達成するため、本考案に係る有極
電磁石装置は、ヨークの両端突片の内側にスプー
ルの両端鍔部に形成した突出部を嵌合させたもの
で、両者の嵌合にてヨークの両端突片をスプール
に取付けられている鉄心の磁極面に対して正確に
位置決めすることができ、ワーキングギヤツプの
寸法精度を高めて磁気効率の高率化を達成し、か
つ動作特性のばらつきを除去できる。
(ホ) 実施例の説明 第1図において、本考案に係る有極電磁石装置
は、概略、ヨーク1,I字形の棒状の鉄心5、ス
プール10、磁石ユニツト21と可動台26とか
らなる可動ブロツク20,20とから構成されて
いる。ヨーク1は両端に巾方向に対向する一対の
突片2a,2b,3a,3bを有し、ベース30
に固定される。スプール10は適宜合成樹脂にて
一体に成形したもので、中央鍔部11と両端鍔部
12,12とを備え、中心には鉄心5が挿通さ
れ、胴部には図示しないコイルが巻回されてい
る。ヨーク1とスプール10とは、ヨーク1の両
端突片2a,2bと3a,3bとで両端鍔部1
2,12を挾み込むことにより一体化される。こ
のとき、スプール10の両端鍔部12,12に形
成され突出部15が、第2図に示すように、ヨー
ク1の突片2a,2b,3a,3bの内側に嵌合
する。また、鉄心5の両端磁極面はヨーク1の突
片2a,2b,3a,3b間に位置し、互いの対
向面間で都合四つのワーキングギヤツプが形成さ
れる。上述のように、突片2a,2bと3a,3
bとがスプール10の突出部15と嵌合している
ため、かつスプール10は鉄心5にインサート成
形して成形されており両者は一体のものと構成さ
れていることと相俟つて、上記ワーキングギヤツ
プの寸法精度、即ち突片2a,2b,3a,3b
と鉄心5の両端磁極面との間隔寸法は精度よく組
立てられる。
可動ブロツク20,20は永久磁石22,23
の着磁方向両面に可動鉄片24a,24b,25
a,25bを接着等の方法で固定し、樹脂等の非
磁性体からなる可動台26の枠部27に嵌合され
る。この可動ブロツク20,20は上記両端鍔部
12,12に、腕部28,28を凹部14,14
に位置させた状態で左右に移動自在に装着され
る。このとき、両端に一対づつ位置する可動鉄片
24a,24b,25a,25bは上記ワーキン
グギヤツプ、即ち鉄心5の両端両側面とヨーク1
の突片2a,2b,3a,3bとの対向間隙に位
置する。
一方、上記ベース30上には固定接点31a,
31b,36a,36bを有する固定端子32
a,32b,37a,37b、先端に可動接点3
3,38を有し後端を端子35,40に止着した
可動接触片34,39が設置され、可動接触片3
4,39は上記可動台26の溝部29に嵌合され
る。
以上の構成において、コイルの無励磁時におい
ては、奥側の可動ブロツク20が矢印a方向に、
手前側の可動ブロツク20が矢印b方向に復帰し
ており、可動鉄片24a,25aは突片2a,3
aに当接し、他方の可動鉄片24b,25bは鉄
心5の両端磁極面に当接している。そして、各可
動接点33,38は常閉側固定接点31b,36
bに接触している。ここで、コイルを励磁する
と、奥側の可動ブロツク20が反矢印a方向に、
手前側の可動ブロツク20が反矢印b方向に移動
し、可動鉄片24a,25aは鉄心5の両端磁極
面に当接し、他の可動鉄片24b,25bは突片
2b,3bに当接する。そして、各可動接点3
3,38は常開側固定接点31a,36aに切換
わる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る有極電磁石装置を備えた
有極電磁継電器の分解斜視図、第2図はその要部
の拡大図である。 1……ヨーク、2a,2b,3a,3b……両
端突片、5……鉄心、10……スプール、12…
…両端鍔部、15……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に巾方向に対向する一対の突片を有するヨ
    ークと、棒状の鉄心と、該鉄心に取付けたコイル
    スプールと、該コイルスプールに巻回されたコイ
    ルとを備え、上記鉄心の両端両側面を上記ヨーク
    の両端突片間に位置せしめて都合四つのワーキン
    グギヤツプを形成する一方、上記ヨークの両端突
    片の内側に上記スプールの両端鍔部に形成した突
    出部を嵌合させたことを特徴とする有極電磁石装
    置。
JP3059783U 1983-03-02 1983-03-02 有極電磁石装置 Granted JPS59135606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059783U JPS59135606U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 有極電磁石装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059783U JPS59135606U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 有極電磁石装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135606U JPS59135606U (ja) 1984-09-10
JPH0215287Y2 true JPH0215287Y2 (ja) 1990-04-25

Family

ID=30161475

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3059783U Granted JPS59135606U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 有極電磁石装置

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JPS59135606U (ja) 1984-09-10

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