JPH0119795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119795Y2 JPH0119795Y2 JP17533883U JP17533883U JPH0119795Y2 JP H0119795 Y2 JPH0119795 Y2 JP H0119795Y2 JP 17533883 U JP17533883 U JP 17533883U JP 17533883 U JP17533883 U JP 17533883U JP H0119795 Y2 JPH0119795 Y2 JP H0119795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- permanent magnet
- electromagnetic relay
- fixed
- electromagnet device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
本考案は電磁継電器、特に電気回路中に永久磁
石を組込んだ有極タイプのものに関する。
石を組込んだ有極タイプのものに関する。
(ロ) 従来技術とその問題点
従来、この種の有極タイプの電磁継電器におい
ては、鉄心の両側磁極面と対向する一対の可動鉄
心の間に永久磁石を挾着した略コ字形部材を可動
ブロツクの可動台に固定していた。しかしなが
ら、これでは3個の部材を貼り合せるため、組立
てに手間どるばかりか、可動鉄片の間隔や平行度
の精度が悪く、これに起因する動作特性のばらつ
きを生じる欠点を有していた。
ては、鉄心の両側磁極面と対向する一対の可動鉄
心の間に永久磁石を挾着した略コ字形部材を可動
ブロツクの可動台に固定していた。しかしなが
ら、これでは3個の部材を貼り合せるため、組立
てに手間どるばかりか、可動鉄片の間隔や平行度
の精度が悪く、これに起因する動作特性のばらつ
きを生じる欠点を有していた。
(ハ) 考案の目的
そこで、本考案の目的は、組立作業が簡単で、
永久磁石部分の精度誤差に起因する動作特性のば
らつきを除去した電磁継電器を提供することにあ
る。
永久磁石部分の精度誤差に起因する動作特性のば
らつきを除去した電磁継電器を提供することにあ
る。
(ニ) 考案の構成と効果
以上の目的を達成するため、本考案に係る電磁
継電器は、電磁石装置の鉄心の両側磁極面と対向
し、互いに異極に着磁された一対の突片を有する
略コ字形の一体成形永久磁石を可動台に固定した
ことを特徴とする。
継電器は、電磁石装置の鉄心の両側磁極面と対向
し、互いに異極に着磁された一対の突片を有する
略コ字形の一体成形永久磁石を可動台に固定した
ことを特徴とする。
即ち、本考案では、従来の3部材を接着固定し
たものに代えて、一体成形した永久磁石を用いた
ため、接着に要する手間−接着材の塗布や接着動
作、ひいては硬化の待ち時間−を除去して組立作
業を能率化できるとともに、前記永久磁石は一体
成形品であるために、突片の間隔や平行度を精度
よく製作することができ、従来のような精度誤差
に起因する動作特性のばらつきを生じることがな
い。
たものに代えて、一体成形した永久磁石を用いた
ため、接着に要する手間−接着材の塗布や接着動
作、ひいては硬化の待ち時間−を除去して組立作
業を能率化できるとともに、前記永久磁石は一体
成形品であるために、突片の間隔や平行度を精度
よく製作することができ、従来のような精度誤差
に起因する動作特性のばらつきを生じることがな
い。
(ホ) 実施例の説明図
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、概略、電磁石装置1と可動ブロツク10と接
点機構20とケース30とから構成されている。
し、概略、電磁石装置1と可動ブロツク10と接
点機構20とケース30とから構成されている。
電磁石装置1は棒状の鉄心7をスプール2の中
心孔3に挿入して継鉄8の後端起立片8cに固定
したもので、継鉄8の先端起立片8aは鉄心7の
磁極面7aに対向位置している。また、スプール
2の胴部にはコイル9が巻回されている。
心孔3に挿入して継鉄8の後端起立片8cに固定
したもので、継鉄8の先端起立片8aは鉄心7の
磁極面7aに対向位置している。また、スプール
2の胴部にはコイル9が巻回されている。
可動ブロツク10は可動台11の枠部12に略
コ字形の永久磁石19を固定したものである。永
久磁石19は鉄心7の磁極面7a,7bと対向す
る一対の突片19a,19bを有し、プラスチツ
ク磁石にて一体成形したもので、突片19a,1
9bは互いに異極に着磁されている。可動台11
はスプール2の凹部4,4に腕部13,13を位
置させて矢印k,k′方向に移動自在に設置されて
いる。
コ字形の永久磁石19を固定したものである。永
久磁石19は鉄心7の磁極面7a,7bと対向す
る一対の突片19a,19bを有し、プラスチツ
ク磁石にて一体成形したもので、突片19a,1
9bは互いに異極に着磁されている。可動台11
はスプール2の凹部4,4に腕部13,13を位
置させて矢印k,k′方向に移動自在に設置されて
いる。
接点機構20は各1組づつをベース29の両側
に設置したももので、可動接点22を有する可動
接触片21と、固定接点24a,24bを有する
可動接触片23a,23bとからなり、可動接触
片21,21は前記可動台11の腕部13,13
に形成した溝部14,14に挿入されている。
に設置したももので、可動接点22を有する可動
接触片21と、固定接点24a,24bを有する
可動接触片23a,23bとからなり、可動接触
片21,21は前記可動台11の腕部13,13
に形成した溝部14,14に挿入されている。
以上の構成において、コイル9に対する無励磁
時にあつては、可動台11は矢印k′方向に復帰し
ており、可動接点22は固定接点24aを閉成し
ている。コイル9を励磁すると、可動台11が矢
印k方向に移動し、可動接点22が固定接点24
aに切換わり、この励磁を解除することにより元
の状態に復帰する。
時にあつては、可動台11は矢印k′方向に復帰し
ており、可動接点22は固定接点24aを閉成し
ている。コイル9を励磁すると、可動台11が矢
印k方向に移動し、可動接点22が固定接点24
aに切換わり、この励磁を解除することにより元
の状態に復帰する。
なお、前記永久磁石19は必ずしもプラスチツ
ク磁石に限定するものではなく、コ字形状と一体
成形できるものであればよい。
ク磁石に限定するものではなく、コ字形状と一体
成形できるものであればよい。
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図、第3図はケー
スを切欠いた平面図と正面図である。 1……電磁石装置、7……鉄心、7a,7b…
…磁極面、8……継鉄、9……コイル、10……
可動ブロツク、11……可動台、19……永久磁
石、19a,19b……突片、20……接点機
構。
し、第1図は分解斜視図、第2図、第3図はケー
スを切欠いた平面図と正面図である。 1……電磁石装置、7……鉄心、7a,7b…
…磁極面、8……継鉄、9……コイル、10……
可動ブロツク、11……可動台、19……永久磁
石、19a,19b……突片、20……接点機
構。
Claims (1)
- 電磁石装置の励磁・消磁にて可動ブロツクが往
復移動し、接点機構を開閉動作する電磁継電器に
おいて、電磁石装置の鉄心の両側磁極面と対向
し、互いに異極に着磁された一対の突片を有する
略コ字形の一体成形永久磁石を可動ブロツクの可
動台に固定したことを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17533883U JPS6084049U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17533883U JPS6084049U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6084049U JPS6084049U (ja) | 1985-06-10 |
JPH0119795Y2 true JPH0119795Y2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=30381493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17533883U Granted JPS6084049U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6084049U (ja) |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP17533883U patent/JPS6084049U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6084049U (ja) | 1985-06-10 |
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