JPH07147123A - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JPH07147123A
JPH07147123A JP29483693A JP29483693A JPH07147123A JP H07147123 A JPH07147123 A JP H07147123A JP 29483693 A JP29483693 A JP 29483693A JP 29483693 A JP29483693 A JP 29483693A JP H07147123 A JPH07147123 A JP H07147123A
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JP
Japan
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armature
iron core
permanent magnet
piece
contact
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Pending
Application number
JP29483693A
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English (en)
Inventor
Kimihito Takenaka
王仁 竹中
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP29483693A priority Critical patent/JPH07147123A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸引保持力を安定化する。 【構成】 中央片1a及び両脚片1b,1c で略コ字状に形成
された鉄芯1 と、鉄芯1の中央片1aに巻装されたコイル2
と、両端部3b,3c が同極に中央部3aが異極にそれぞれ
磁化され鉄芯1 の両脚片1b,1c 間に配置された永久磁石
3 と、両端部4b,4c が鉄芯1 の両脚片1b,1c に対向する
よう中央部4aが永久磁石3 の中央部3a上に揺動自在に枢
支されたアマチュア4 と、アマチュア4 に応動して固定
接点に接離する可動接点を設けた可動ばね (図示せず)
と、を備え、永久磁石3 の両端部3b,3c は、アマチュア
4 の両端部4b,4c が当接し得るよう鉄芯1 の両脚片1b,1
c よりもアマチュア4 の両端部4b,4c に向かって突出し
て配設されてなる構成にしてある。従って、アマチュア
4 は中央部4aを枢支された永久磁石3 という同一の部材
に対して両端部4b,4c も当接するから、その当接間に隙
間は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アマチュアが中央部を
揺動自在に枢支されて可動する、いわゆるバランスアマ
チュア型の有極リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の有極リレーとして、図3乃至図
5に示す構成のものが存在する。このものは、中央片A0
及び両脚片A1,A2 で略コ字状に形成された鉄芯A と、鉄
芯A の中央片A0に巻装されたコイルB と、両端部C1,C2
が同極に中央部C0が異極にそれぞれ磁化され鉄芯A の両
脚片A1,A2 間に配置された永久磁石C と、両端部D1,D2
が鉄芯A の両脚片A1,A2 に対向するよう中央部D0が永久
磁石C の中央部C0の上面C3に揺動自在に枢支されたアマ
チュアD と、アマチュアD に応動して固定接点E0に接離
する可動接点E1を設けた可動ばねE と、を備えてなって
いる。
【0003】さらに詳しくは、永久磁石C は、両端部
C1,C2 が鉄芯A の両脚片A1,A2 の内側に挟着され、この
ときその両端部C1,C2 はアマチュアD の位置する方向へ
突出せず、従ってアマチュアD の両端部D1,D2 は鉄芯A
の両脚片A1,A2 の先端面A3,A4に吸引されて当接し得る
ようになっている。
【0004】次に、動作を説明する。コイルB を通電す
ると、その磁化の向きに応じてアマチュアD は一端部D1
が鉄芯A の一方脚片A1に吸引されて中央部D0を支点とし
て揺動し、コイルB の通電を切っても永久磁石C の磁束
によりアマチュアD の一端部D1は鉄芯A の一方脚片A1
先端面A3に当接して吸着された状態を保持するととも
に、コイルB への通電方向を逆向きにすると、アマチュ
アD は同様にして反転揺動し、元の状態に戻る。このよ
うに、この有極リレーは、アマチュアD が中央部D0を支
点として揺動自在に可動する、いわゆるバランスアマチ
ュア型のものであって、このアマチュアD に応動して可
動ばねE に設けた可動接点E1が固定接点E0に接離する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の有極リ
レーにあっては、永久磁石C の両端部C1,C2 が鉄芯A の
両脚片A1,A2 の内側に挟着された状態が、例えば図5に
示すように、鉄芯A の一方脚片A1の側方から見たとき、
一方脚片A1の先端面A3と永久磁石C の上面C3とが平行で
なく傾斜することもある。その場合、永久磁石C の一方
端部C1がアマチュアD の位置する方向へ突出せず、その
永久磁石C の上面C3に中央部D0を沿わせて揺動自在に枢
支されたアマチュアD は一方端部D1が鉄芯A の一方脚片
A1の先端面A3に吸引されて当接するようになっているか
ら、その当接状態は密着せずに傾斜した隙間を有するこ
とになるので、その間の磁気抵抗が増えて吸引保持力が
小さくなってしまう。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、吸引保持力を安定化でき
る有極リレーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の有極リレーは、中央片及び両脚片で略
コ字状に形成された鉄芯と、鉄芯の中央片に巻装された
コイルと、両端部が同極に中央部が異極にそれぞれ磁化
され鉄芯の両脚片間に配置された永久磁石と、両端部が
鉄芯の両脚片に対向するよう中央部が永久磁石の中央部
上に揺動自在に枢支されたアマチュアと、アマチュアに
応動して固定接点に接離する可動接点を設けた可動ばね
と、を備えた有極リレーにおいて、前記永久磁石の両端
部は、前記アマチュアの両端部が当接し得るよう前記鉄
芯の両脚片よりも前記アマチュアの両端部に向かって突
出して配設されてなる構成にしてある。
【0008】
【作用】本発明の有極リレーによれば、アマチュアが永
久磁石の中央部上に揺動自在に枢支された中央部を支点
として両端部が可動したとき、その両端部は鉄芯の両脚
片よりも突出している永久磁石の両端部に当接し、すな
わちアマチュアは中央部を枢支された永久磁石という同
一の部材に対して両端部も当接するから、従来例のよう
に永久磁石の両端部が鉄芯の両脚片の内側に傾いて挟着
されていても、当接するアマチュアと永久磁石との間に
は傾斜した隙間は生じない。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
以下に説明する。
【0010】1 は鉄芯で、磁性材料により、中央片1a及
び両脚片1b,1c で略コ字状に形成され、その中央片1aに
はコイルボビン2aを介してコイル2 が巻装されている。
【0011】3 は永久磁石で、平板状に形成され、長手
方向における両端部3b,3c はそれぞれ同極のN極で、中
央部3aが異極のS極に着磁されている。そして両端部3
b,3cが鉄芯1 の両脚片1b,1c の内側に挟着され、このと
きその両端部3b,3c の上面3dは鉄芯1 の両脚片1b,1c の
先端面1d,1e から後述するアマチュア4 の両端部4b,4c
に向かって突出した状態になっている。
【0012】4 はアマチュアで、磁性材料により、略平
板状に形成され、短手方向に渡って凸条を設けた中央部
4aが永久磁石3 の中央部3aの上面3dに揺動自在に枢支さ
れるとともに、長手方向の両端部4b,4c が鉄芯1 の両脚
片1b,1c に対向するよう配設されている。
【0013】5 は可動ばねで、銅合金等の薄板ばね材料
により長尺状に形成され、両先端部には後述する固定接
点6aに接離する可動接点5aがそれぞれ固着されて、アマ
チュア4 の長手方向に略平行に沿うよう幅方向の両側方
のそれぞれに、アマチュア4の中央上面部を一体成形し
た絶縁体5bにより中央部を固着支持して併設され、その
中央部からはヒンジばね片5cが突設されている。
【0014】6 はベースで、コイル2 を巻装した鉄芯1
及び永久磁石3 を合成樹脂により一体成形して直方体状
に形成される。このとき、一方平面の4隅に固定接点6a
をそれぞれ設けるとともに、その固定接点6aに接続され
た固定端子片6b、コイル2 に接続されたコイル端子片6
c、一方平面の長手方向両側中央に設けた接続片6d及び
それと接続された共通端子片6eが、導電板によりそれぞ
れ一体形成されている。
【0015】そして、アマチュア4 及び可動ばね5 が、
鉄芯1 及び永久磁石3 に対して前述した状態に配設され
るよう、可動ばね5 に設けたヒンジばね片5cがベース6
の接続片6dに溶接によって固着され、さらにそのベース
6 に箱型のケース7 が被嵌される。
【0016】次に、動作を説明する。コイル2 を通電し
て鉄芯1 の一方脚片1bがN極、他方脚片1cがS極になる
よう励磁すると、アマチュア4 は、中央部4aを永久磁石
3 のS極に着磁された中央部3aに枢支されているため
に、一端部4bが一方脚片1bに吸引され他端部4cが他方脚
片1cから反発され、中央部4aを支点として揺動する。こ
のとき、永久磁石3 の一端部3bの上面3dは鉄芯1 の一方
脚片1bの先端面1dから突出した状態になっているので、
図1に示すように、アマチュア4 の一端部4bはその永久
磁石3 の一端部3bの上面3dに当接し、その当接して吸着
された状態はコイル2 の通電を切っても永久磁石2 の磁
束により保持されるとともに、コイル2 への通電方向を
逆向きにすると、アマチュア4 は同様にして反転揺動
し、元の状態に戻る。このように、この有極リレーは、
アマチュア4 が中央部4aを支点として揺動自在に可動す
る、いわゆるバランスアマチュア型のものであって、こ
のアマチュア4 に応動して可動ばね5 に設けた可動接点
5aが固定接点6aに接離する。
【0017】かかる有極リレーにあっては、アマチュア
4 が永久磁石3 の中央部3aの上面3dに揺動自在に枢支さ
れた中央部4aを支点として両端部4b,4c が可動したと
き、その両端部4b,4c は鉄芯1 の両脚片1b,1c よりも突
出している永久磁石3 の両端部3b,3c の上面3dに当接
し、すなわちアマチュア4 は中央部4aを枢支された永久
磁石3 という同一の部材に対して両端部4b,4c も当接す
るから、従来例のように永久磁石3 の両端部3b,3c が鉄
芯1 の両脚片1b,1c の内側に傾いて挟着されていても、
当接するアマチュア4 と永久磁石3 との間には傾斜した
隙間は生じず、吸引保持力は強く安定したものとなる。
【0018】また、吸引保持力が強く安定したものにな
ることにより、振動が加わっても、アマチュア4 に固着
支持した可動ばね5 ひいては可動接点5aが安定して固定
接点6aに当接し、例えば接点材質が金のように比較的軟
質である場合に接点同志が微小に摺動されて引っつく、
いわゆるスティック現象も起こり難くなる。
【0019】
【発明の効果】本発明の有極リレーは、アマチュアが永
久磁石の中央部上に揺動自在に枢支された中央部を支点
として両端部が可動したとき、その両端部は鉄芯の両脚
片よりも突出している永久磁石の両端部に当接し、すな
わちアマチュアは中央部を枢支された永久磁石という同
一の部材に対して両端部も当接するから、従来例のよう
に永久磁石の両端部が鉄芯の両脚片の内側に傾いて挟着
されていても、当接するアマチュアと永久磁石との間に
は傾斜した隙間は生じず、従って、吸引保持力は強く安
定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】従来例を示す正面断面図である。
【図4】同上の分解斜視図である。
【図5】同上の鉄芯の一方脚片の側方から見た部分側面
図である。
【符号の説明】
1 鉄芯 1a 中央片 1b 一方脚片 1c 他方脚片 2 コイル 3 永久磁石 3a 中央部 3b 一端部 3c 他端部 4 アマチュア 4a 中央部 4b 一端部 4c 他端部 5 可動ばね 5a 可動接点 6a 固定接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央片及び両脚片で略コ字状に形成され
    た鉄芯と、鉄芯の中央片に巻装されたコイルと、両端部
    が同極に中央部が異極にそれぞれ磁化され鉄芯の両脚片
    間に配置された永久磁石と、両端部が鉄芯の両脚片に対
    向するよう中央部が永久磁石の中央部上に揺動自在に枢
    支されたアマチュアと、アマチュアに応動して固定接点
    に接離する可動接点を設けた可動ばねと、を備えた有極
    リレーにおいて、 前記永久磁石の両端部は、前記アマチュアの両端部が当
    接し得るよう前記鉄芯の両脚片よりも前記アマチュアの
    両端部に向かって突出して配設されてなることを特徴と
    する有極リレー。
JP29483693A 1993-11-25 1993-11-25 有極リレー Pending JPH07147123A (ja)

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