JPS648461B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS648461B2 JPS648461B2 JP55176090A JP17609080A JPS648461B2 JP S648461 B2 JPS648461 B2 JP S648461B2 JP 55176090 A JP55176090 A JP 55176090A JP 17609080 A JP17609080 A JP 17609080A JP S648461 B2 JPS648461 B2 JP S648461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- yoke
- iron core
- permanent magnet
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/14—Pivoting armatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有極電磁石に関するものである。
従来、有極電磁石は種々提案されているが、例
えば第1図、第2図に示すように、略口字型ヨー
ク1の両端部に永久磁石2,3を間にして鉄心4
を載置し、ヨーク1の彎曲したヒンジ部1a上に
口字型アマチユア5の中央部を揺動自在に支持し
たものがある。そして、コイル6の非通電時には
永久磁石の磁束によつてアマチユア5の一端部を
鉄心4の一端部上面に吸着させ、コイル6に通電
して鉄心4を一方向に励磁することによつて、ア
マチユア5を揺動させることができるようになつ
ている。
えば第1図、第2図に示すように、略口字型ヨー
ク1の両端部に永久磁石2,3を間にして鉄心4
を載置し、ヨーク1の彎曲したヒンジ部1a上に
口字型アマチユア5の中央部を揺動自在に支持し
たものがある。そして、コイル6の非通電時には
永久磁石の磁束によつてアマチユア5の一端部を
鉄心4の一端部上面に吸着させ、コイル6に通電
して鉄心4を一方向に励磁することによつて、ア
マチユア5を揺動させることができるようになつ
ている。
この種の有極電磁石では、ヨーク1の上に永久
磁石2,3、鉄心4およびアマチユア5を積み重
ねることにより構成されているので、組立て易く
かつ薄型で小型のものが得られるという利点はあ
るが、吸引力特性上重大なアマチユア5のストロ
ークが、永久磁石2,3や鉄心4の厚み、および
ヨーク1のヒンジ部1aの高さのバラツキによつ
て左右されるという欠点があつた。
磁石2,3、鉄心4およびアマチユア5を積み重
ねることにより構成されているので、組立て易く
かつ薄型で小型のものが得られるという利点はあ
るが、吸引力特性上重大なアマチユア5のストロ
ークが、永久磁石2,3や鉄心4の厚み、および
ヨーク1のヒンジ部1aの高さのバラツキによつ
て左右されるという欠点があつた。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもの
で、組立ての容易さ、薄型化および小型化を損う
ことなく、アマチユアのストロークのバラツキを
著しく小さくして、吸引特性の安定した有極電磁
石を提供することを目的とする。
で、組立ての容易さ、薄型化および小型化を損う
ことなく、アマチユアのストロークのバラツキを
著しく小さくして、吸引特性の安定した有極電磁
石を提供することを目的とする。
以下、本発明をその実施例である添付図面に従
つて説明する。
つて説明する。
第3図、第4図は本発明の有極電磁石の第1実
施例を示し、10は平板状鉄心、11は鉄心10
の中央部に巻回されたコイル、12は平板状ヨー
ク、13,14は永久磁石で、この永久磁石1
3,14はその極性が鉄心10およびヨーク12
を磁路として相反する方向となるように連結さ
れ、上記鉄心10、ヨーク12および永久磁石1
3,14で閉磁気回路を構成している。
施例を示し、10は平板状鉄心、11は鉄心10
の中央部に巻回されたコイル、12は平板状ヨー
ク、13,14は永久磁石で、この永久磁石1
3,14はその極性が鉄心10およびヨーク12
を磁路として相反する方向となるように連結さ
れ、上記鉄心10、ヨーク12および永久磁石1
3,14で閉磁気回路を構成している。
15は中央にヒンジ部15aを有する薄板状の
アマチユアで、上記鉄心10とヨーク12との間
に配置され、上記ヒンジ部15aがヨーク12の
ほぼ中央部上面に揺動自在に当接している。アマ
チユア15のヨーク12への当接点である揺動支
点12aとヨーク12の永久磁石13,14近傍
に位置する吸着面12b,12cとは同一平面上
に形成されているので、アマチユア15のヒンジ
部15aの高さHのほぼ2倍がアマチユア15の
ストロークとなる。すなわち、アマチユア15の
ヒンジ部15aの高さHを正確に設定すれば、ス
トロークもそれによつて決定されることになる。
なお、鉄心10の下面にも、上記ヨーク12の吸
着面12b,12cと対向する位置に吸着面10
a,10bがあり、アマチユア15の揺動につれ
てアマチユア15の両端部が鉄心10とヨーク1
2との吸着面にかけ渡すごとく接触するようにな
つている。なお、アマチユア15が揺動したと
き、アマチユア15の端部と鉄心10の吸着面1
0a,10bとの間には多少の間隙があつてもよ
い。
アマチユアで、上記鉄心10とヨーク12との間
に配置され、上記ヒンジ部15aがヨーク12の
ほぼ中央部上面に揺動自在に当接している。アマ
チユア15のヨーク12への当接点である揺動支
点12aとヨーク12の永久磁石13,14近傍
に位置する吸着面12b,12cとは同一平面上
に形成されているので、アマチユア15のヒンジ
部15aの高さHのほぼ2倍がアマチユア15の
ストロークとなる。すなわち、アマチユア15の
ヒンジ部15aの高さHを正確に設定すれば、ス
トロークもそれによつて決定されることになる。
なお、鉄心10の下面にも、上記ヨーク12の吸
着面12b,12cと対向する位置に吸着面10
a,10bがあり、アマチユア15の揺動につれ
てアマチユア15の両端部が鉄心10とヨーク1
2との吸着面にかけ渡すごとく接触するようにな
つている。なお、アマチユア15が揺動したと
き、アマチユア15の端部と鉄心10の吸着面1
0a,10bとの間には多少の間隙があつてもよ
い。
つぎに、上記構成からなる有極電磁石の動作原
理を第5図A,B,Cに従つて説明する。まず、
コイル11への非通電時には、第5図Aに示すよ
うに永久磁石13から破線で示す磁束Φn1および
永久磁石14から実線で示す磁束Φn2が流れ、こ
の2つの磁束により、鉄心10の吸着面10aと
アマチユア15の右端部との間、およびヨーク1
2の吸着面12cとアマチユア15の左端部との
間に永久磁石13,14による吸引力が作用す
る。いま、コイル11に通電すると、図中一点鎖
線で示す磁束Φe1,Φe2が発生する。磁束Φe2は、
鉄心10の吸着面10aとアマチユア15の右端
部との間に流れる永久磁石の磁束を減少させる方
向に流れ、吸着面10aとアマチユア15の右端
部に作用する永久磁石13による吸引力を減少さ
せる。また、磁束Φe1は、ヨーク12の吸着面1
2cとアマチユア15の左端部との間および鉄心
10の吸着面10aとアマチユア15の右端部と
の間に流れる永久磁石14による磁束を減じる方
向および永久磁石14を減磁する方向に作用する
ため、上記吸引力を更に減少させる。そして、鉄
心10の左方の吸着面10bとアマチユア15の
左端部との間に流れる磁束Φe2は、上記吸着面1
0bとアマチユア15の左端部との間に吸引力を
発生させる結果、適当なバネ負荷系(例えば可動
接触片)のバネ力との結合により、アマチユア1
5は揺動支点12aを中心として右回り方向に回
動し、第5図Bの状態を経て第5図Cの状態に至
り、動作を完了する。鉄心10を逆方向に励磁す
れば、上記とは反対に第5図Aの状態に復帰す
る。
理を第5図A,B,Cに従つて説明する。まず、
コイル11への非通電時には、第5図Aに示すよ
うに永久磁石13から破線で示す磁束Φn1および
永久磁石14から実線で示す磁束Φn2が流れ、こ
の2つの磁束により、鉄心10の吸着面10aと
アマチユア15の右端部との間、およびヨーク1
2の吸着面12cとアマチユア15の左端部との
間に永久磁石13,14による吸引力が作用す
る。いま、コイル11に通電すると、図中一点鎖
線で示す磁束Φe1,Φe2が発生する。磁束Φe2は、
鉄心10の吸着面10aとアマチユア15の右端
部との間に流れる永久磁石の磁束を減少させる方
向に流れ、吸着面10aとアマチユア15の右端
部に作用する永久磁石13による吸引力を減少さ
せる。また、磁束Φe1は、ヨーク12の吸着面1
2cとアマチユア15の左端部との間および鉄心
10の吸着面10aとアマチユア15の右端部と
の間に流れる永久磁石14による磁束を減じる方
向および永久磁石14を減磁する方向に作用する
ため、上記吸引力を更に減少させる。そして、鉄
心10の左方の吸着面10bとアマチユア15の
左端部との間に流れる磁束Φe2は、上記吸着面1
0bとアマチユア15の左端部との間に吸引力を
発生させる結果、適当なバネ負荷系(例えば可動
接触片)のバネ力との結合により、アマチユア1
5は揺動支点12aを中心として右回り方向に回
動し、第5図Bの状態を経て第5図Cの状態に至
り、動作を完了する。鉄心10を逆方向に励磁す
れば、上記とは反対に第5図Aの状態に復帰す
る。
第6図、第7図は本発明の第2実施例を示し、
20はI型の鉄心、21はコイル、22は口字型
のヨーク、23,24は永久磁石、25は口字型
のアマチユアで、その動作は上記第1実施例と同
様であるから、説明を省略する。
20はI型の鉄心、21はコイル、22は口字型
のヨーク、23,24は永久磁石、25は口字型
のアマチユアで、その動作は上記第1実施例と同
様であるから、説明を省略する。
第8図は上記第2実施例の有極電磁石を有極リ
レーに適用したものを示し、26はベース、27
はカバー、28は端子、29は可動接触片、30
はスプール、31はアマチユア25に固設された
作動子である。第8図において、電磁石部分は第
6図のものをさかさまにした状態で設けられてお
り、アマチユア25が衝撃等の作用により下方に
落下しないように、ベース26の突部26aでア
マチユア25のヒンジ部25a下面を位置規制し
ている。コイル21に通電すると、アマチユア2
5がヒンジ部25aを支点として揺動し、それに
ともない作動子31が可動接触片29を撓ませて
接点を開閉するようになつている。なお、第8図
において、作動子31は図中左側のみ記載した
が、図中右側にも同様に設けられ、アマチユア2
5がいずれの方向に揺動しても接点開閉を行ない
得るようになつている。
レーに適用したものを示し、26はベース、27
はカバー、28は端子、29は可動接触片、30
はスプール、31はアマチユア25に固設された
作動子である。第8図において、電磁石部分は第
6図のものをさかさまにした状態で設けられてお
り、アマチユア25が衝撃等の作用により下方に
落下しないように、ベース26の突部26aでア
マチユア25のヒンジ部25a下面を位置規制し
ている。コイル21に通電すると、アマチユア2
5がヒンジ部25aを支点として揺動し、それに
ともない作動子31が可動接触片29を撓ませて
接点を開閉するようになつている。なお、第8図
において、作動子31は図中左側のみ記載した
が、図中右側にも同様に設けられ、アマチユア2
5がいずれの方向に揺動しても接点開閉を行ない
得るようになつている。
上記説明で明らかなように、本発明によれば、
アマチユアの揺動支点とヨークの吸着面とが同一
平面上に設けられているので、アマチユアのスト
ロークはヒンジ部の高さにのみ依存し、この高さ
を正確に設定しておけばストロークのバラツキは
著しく小さくすることができる。したがつて、吸
引特性の安定した有極電磁石を得ることができ
る。また、鉄心、ヨーク、永久磁石およびアマチ
ユアは積み重ね方式であるため、組立てが極めて
容易であるとともに、薄型化および小型化を何ら
損うことがない。
アマチユアの揺動支点とヨークの吸着面とが同一
平面上に設けられているので、アマチユアのスト
ロークはヒンジ部の高さにのみ依存し、この高さ
を正確に設定しておけばストロークのバラツキは
著しく小さくすることができる。したがつて、吸
引特性の安定した有極電磁石を得ることができ
る。また、鉄心、ヨーク、永久磁石およびアマチ
ユアは積み重ね方式であるため、組立てが極めて
容易であるとともに、薄型化および小型化を何ら
損うことがない。
第1図、第2図は従来の有極電磁石の分解斜視
図および正面図、第3図以下は本発明を示し、第
3図、第4図は第1実施例の組立斜視図および分
解斜視図、第5図A,B,Cは第1実施例の動作
原理図、第6図、第7図は第2実施例の組立斜視
図および分解斜視図、第8図は第2実施例の有極
電磁石を有極リレーに適用した一例の断面図であ
る。 10,20……鉄心、11,21……コイル、
12,22……ヨーク、12a……揺動支点、1
2b,12c……吸着面、13,14,23,2
4……永久磁石、15,25……アマチユア、1
5a,25a……ヒンジ部。
図および正面図、第3図以下は本発明を示し、第
3図、第4図は第1実施例の組立斜視図および分
解斜視図、第5図A,B,Cは第1実施例の動作
原理図、第6図、第7図は第2実施例の組立斜視
図および分解斜視図、第8図は第2実施例の有極
電磁石を有極リレーに適用した一例の断面図であ
る。 10,20……鉄心、11,21……コイル、
12,22……ヨーク、12a……揺動支点、1
2b,12c……吸着面、13,14,23,2
4……永久磁石、15,25……アマチユア、1
5a,25a……ヒンジ部。
Claims (1)
- 1 コイルが巻回された鉄心とヨークとの両端部
間に2個の永久磁石を、その極性が鉄心およびヨ
ークを磁路として相反する方向となるように連結
し、鉄心とヨークとの間に中央にヒンジ部を有す
るアマチユアを配置し、かつアマチユアのヒンジ
部をヨークに対し揺動自在に当接するとともに、
アマチユアの揺動支点と吸着面とをヨークの同一
平面上に形成したことを特徴とする有極電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55176090A JPS5799714A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Polarized electromagnet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55176090A JPS5799714A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Polarized electromagnet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5799714A JPS5799714A (en) | 1982-06-21 |
JPS648461B2 true JPS648461B2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=16007525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55176090A Granted JPS5799714A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Polarized electromagnet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5799714A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3412358B2 (ja) * | 1995-09-27 | 2003-06-03 | オムロン株式会社 | 電磁石装置 |
CN102938606A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-02-20 | 武汉领普科技有限公司 | 跷跷板式单线圈磁发电装置 |
CN102938605B (zh) * | 2011-09-21 | 2016-05-18 | 武汉领普科技有限公司 | 跷跷板式双线圈磁发电装置 |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP55176090A patent/JPS5799714A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5799714A (en) | 1982-06-21 |
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