JPH052963A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH052963A
JPH052963A JP15286491A JP15286491A JPH052963A JP H052963 A JPH052963 A JP H052963A JP 15286491 A JP15286491 A JP 15286491A JP 15286491 A JP15286491 A JP 15286491A JP H052963 A JPH052963 A JP H052963A
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JP
Japan
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coil
armature
iron core
contact
fixed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15286491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Ueda
京治 上田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH052963A publication Critical patent/JPH052963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接点部の発熱がコイルに及ぶことを防止する。 【構成】ボディ1a上に貫通穴6aを直立させる形でコ
イル5が巻装されたコイルボビン6を載置する。このコ
イルボビン6の貫通穴6aに鉄心7を嵌装する。鉄心7
の下端に継鉄3の基端を連結する。この継鉄3の先端に
中央部を係合させて接極子8を揺動自在に載置する。こ
の接極子8の磁極片8aを鉄心7から引き離す力を復帰
ばね9で付与する。先端部に可動接点11が固着された
可動ばね14を接極子8から垂設する。固定接点12が
固着された固定接点板15をボディ1aに植設する。絶
縁材で形成されたボディ1aに少なくとも上記接点1
1,12とコイル5との間に介在する絶縁壁1cを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるヒンジ構造の
電磁継電器であって、特に接点切換が常閉型である電磁
継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁継電器としては、図
4及び図5(a)に示すものがある。なお、図5(a)
は横向きに配置した場合を示すので、以下の構成部材の
説明では特に規定しない場合には位置関係を図4に基づ
いて説明する。この電磁継電器では、コイル5が巻装さ
れたコイルボビン6を横向きにしてボディ1a上に載置
してある。このコイルボビン6には貫通穴に鉄心7を嵌
装し、この鉄心7の一端にL字状の継鉄3の基端を連結
し、先端を鉄心7の他端と略平行位置に臨ませてある。
上記継鉄3の先端からは接極子8を揺動自在に吊設して
ある。この接極子8の上端と継鉄3の基端に形成された
連結片3dとの間に復帰ばね9’を架設し、接極子8に
図5(a)における時計方向の回動力を付与し、鉄心7
の磁極端から接極子8を引き離す。上記接極子8からは
先端部に可動接点11が固着された可動ばね14を垂設
してある。この可動ばね14の可動接点11に対応する
位置には、固定接点12が固着された図5(b)に示す
固定接点板15をボディ1aに植設してある。
【0003】この電磁継電器では、コイル5への非通電
時には復帰ばね9’の収縮力で接極子8が図5(a)に
おける時計方向に回動した状態にあり、接極子8が鉄心
7の磁極端から引き離されている。このとき、可動ばね
14も接極子8の回動に伴って時計方向に回動した状態
にあるので、可動ばね14が固定接点板15側に押し当
てられ、可動接点11が固定接点12に接触している。
つまり、この電磁継電器の接点11,12の切換動作は
常閉型になっている。
【0004】そして、コイル5への通電を行うと、継鉄
3、鉄心7及び接極子8を通して接極子8を鉄心7の磁
極端に吸引させる磁力が発生し、接極子8は復帰ばね
9’のばね力に抗して図5(a)における反時計方向に
回動して鉄心7に吸引する。このときの接極子8の回動
に伴って、可動ばね14が固定接点板15から引き離さ
れる方向に移動するので、可動接点11が固定接点12
から開離する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
電磁継電器の場合には、接点部における発熱により、コ
イル5の温度が上昇し、感動電圧が上がるという問題が
あった。つまり、上記電磁継電器は、接点11,12の
切換動作が常閉型(bタイプ)であるので、接点11,
12に長い時間連続して通電が行われる。このため、接
点部における発熱が多くなる。しかも、上記電磁継電器
の構造であると、接点部とコイル5との距離が近い。こ
のため、接点部の熱がコイル5に伝わりやすいのであ
る。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、接点部の発熱がコイル
に及びにくい電磁継電器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ボディ上に貫通穴を直立させる形で載
置されるコイルボビンに巻装されたコイルと、上記コイ
ルボビンの貫通穴に嵌装された鉄心と、鉄心の下端に基
端が連結され先端が鉄心の上端と略平行位置に臨む継鉄
と、上記継鉄の先端に中央部を係合させて揺動自在に載
置される接極子と、この接極子の鉄心の上端に対向する
磁極片を鉄心から引き離す力を付与する復帰ばねと、上
記接極子から垂設され先端部に可動接点が固着された可
動ばねと、固定接点が固着されボディに植設される固定
接点板とを備え、少なくとも接点とコイルとの間に遮熱
板を介装してある。
【0008】なお、少なくとも上記接点とコイルとの間
に介在する絶縁壁を絶縁材で形成されたボディに形成
し、この絶縁壁を遮熱板として用いてもよい。
【0009】
【作用】本発明は、上述の構成を備えることにより、遮
熱板で接点で生じる熱を遮蔽して、接点で生じる熱がコ
イルに及ばないようにしたものである。
【0010】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。こ
の電磁継電器は、後述する各構成部材が配設されるボデ
ィ1aと、このボディ1aに被着される下面が開口する
箱状のカバー1bとでケース1が構成されている。ボデ
ィ1aは略中央部に上から見て略コ字状の絶縁壁1cを
突設し、この絶縁壁1cの図1における背面側の空間を
電磁石ブロック2を収める収納室20とすると共に、前
面側を接点ブロック10を収める収納部21としてあ
る。
【0011】電磁石ブロック2は、継鉄3、コイルブロ
ック4、鉄心7、接極子8及び復帰ばね9とで構成され
ている。ここで、本実施例の継鉄3は略L字状に折り曲
げ形成され、底板3a上にコイル5をコイルボビン6に
巻装して形成されたコイルブロック4が載置される。な
お、コイルブロック4はコイルボビン6の貫通穴6aを
直立させる形で継鉄3の底板3a上に載置される。ま
た、コイル5はボディ1aに植設されるコイル端子16
に接続される。鉄心7は先端を鍔状に拡径させて吸着片
7aが形成され、コイルボビン6の貫通穴6aを通して
継鉄3の底板3aの取付穴3bに固定される。接極子8
は、側方から見て略く字状の形状に形成され、上記継鉄
3の上端両側から突設された挟持片3cにより中央部を
係合して揺動自在に支承される。この接極子8では、鉄
心7の吸着片7aに対向する磁極片8aがコイル5の通
電時に鉄心7の吸着片7aに接触する。復帰ばね9は接
極子8と継鉄3との間に介装され、上部に接極子8の絶
縁部8bの上面を押圧するばね片9aが形成されてい
る。この接極子8はコイル5の非通電時に接極子8の磁
極片8aを鉄心7から引き離すように付勢する。
【0012】上記電磁石ブロック2の動作に応じて接点
切換が行われる接点ブロック10は、2個の可動接点1
1が固着された可動接点板13と、この可動接点板13
を接極子8の絶縁部8bの中央下端から垂設された固定
片8cに連結する可動ばね14と、ボディ1aの収納部
21に取り付けられ固定接点12が固着された固定接点
板15とで構成してある。
【0013】この電磁継電器は、コイル5への非通電状
態では復帰ばね9のばね片9aが接極子8の絶縁部8b
の上面を押圧することにより、接極子8を図2における
時計方向に回動させ、接極子8の磁極片8aを鉄心7の
吸着片7aから開離させている。このときには、この電
磁継電器の場合には可動接点11が固定接点12に接触
している。
【0014】ところで、本実施例では上記接点11,1
2に通電が行われているときの接点11,12で発生す
る熱がコイル5に及ばない構造となっている。つまり、
本実施例では、ボディ1aに絶縁壁1cを形成してある
ので、この絶縁壁1cが接点11,12と生じる熱を遮
蔽する遮熱板として機能する。このため接点11,12
で生じる熱がコイルに及ばず、このため感動電圧が上昇
するといったことがなく、安定した感動電圧の電磁継電
器とすることができる。また、絶縁壁1cであると、接
点11,12とコイル5との間の絶縁距離を長くするこ
とができる利点も得られる。
【0015】そして、コイル5への通電を行うと、継鉄
3、鉄心7及び接極子8を通して接極子8の磁極片8a
を鉄心7の吸着片7aに吸引する磁力が発生し、接極子
8の磁極片8aは復帰ばね9のばね力に抗して鉄心7の
吸着片7aに吸引される。このとき、接極子8が反時計
方向に回動し、これに伴って可動接点板13も反時計方
向に移動し、可動接点11が固定接点12から開離され
る。このようにして接点11,12が開離した状態を図
3に示す。
【0016】ところで、本実施例で上述した構造を採用
してある理由について以下に説明する。従来の構造の電
磁継電器を、図5(a)に示すように横向きに取り付け
た場合に、次のような問題を生じる。つまり、従来構造
の電磁継電器は、接極子8の揺動支点となる点Oから見
て、復帰ばね9’側に比べて、接点11,12側がかな
り重い。また、コイル5への通電を停止したときの接点
11,12側の接極子8部分の慣性力が大きく、且つ上
述のようにこの接極子8部分の重量も重いために、図中
矢印で示す振幅が大きくなり、減衰するまでに時間がか
かる。従って、バウンス時間が長くなる問題がある。
【0017】そこで、本実施例の場合には、図2に示す
ように、接極子8の支点Oに対して両側で重量バランス
がとれる構造としてある。つまり、支点Oの一端側で接
極子8の磁極片8aが鉄心7と接触する構造とし、この
接極子8の磁極片8aの大きさを調整することで、接極
子8の鉄心7側と接点11,12側との重量バランスを
とってある。このように支点Oの両側における重量バラ
ンスをとると、従来よりも接点11,12側の重量を軽
くすることができ、このためバウンス時間を短くして、
電磁継電器が長寿命となる。しかも、本実施例の構造で
あると、電磁継電器の取付状態で動作状態が変わるとい
うこともない利点も得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように、ボディ上に貫通
穴を直立させる形で載置されるコイルボビンに巻装され
たコイルと、上記コイルボビンの貫通穴に嵌装された鉄
心と、鉄心の下端に基端が連結され先端が鉄心の上端と
略平行位置に臨む継鉄と、上記継鉄の先端に中央部を係
合させて揺動自在に載置される接極子と、この接極子の
鉄心の上端に対向する磁極片を鉄心から引き離す力を付
与する復帰ばねと、上記接極子から垂設され先端部に可
動接点が固着された可動ばねと、固定接点が固着されボ
ディに植設される固定接点板とを備え、少なくとも接点
とコイルとの間に遮熱板を介装してあるので、遮熱板で
接点で生じる熱を遮蔽して、接点で生じる熱がコイルに
及ばず、このため感動電圧が上昇するといったことがな
く、安定した感動電圧の電磁継電器とすることができ
る。
【0019】また、少なくとも上記接点とコイルとの間
に介在する絶縁壁を絶縁材で形成されたボディに形成
し、この絶縁壁を遮熱板として用いると、上述の場合と
同様の効果が得られる上に、遮熱板を組み込む作業が不
要となる利点が得られ、さらに接点とコイルとの間の絶
縁距離を長くすることができる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】コイルの非通電時の動作状態を示す断面図であ
る。
【図3】コイルの通電時の動作状態を示す断面図であ
る。
【図4】従来の電磁継電器の斜視図である。
【図5】(a)は同上を横向きに用いた場合の断面図で
ある。 (b)は同上の固定接点板を示す側面図である。
【符号の説明】
1a ボディ 1c 絶縁壁 3 継鉄 5 コイル 6 コイルボビン 7 鉄心 8 接極子 9 復帰ばね 11 可動接点 12 固定接点 14 可動ばね 15 固定接点板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ上に貫通穴を直立させる形で載置
    されるコイルボビンに巻装されたコイルと、上記コイル
    ボビンの貫通穴に嵌装された鉄心と、鉄心の下端に基端
    が連結され先端が鉄心の上端と略平行位置に臨む継鉄
    と、上記継鉄の先端に中央部を係合させて揺動自在に載
    置される接極子と、この接極子の鉄心の上端に対向する
    磁極片を鉄心から引き離す力を付与する復帰ばねと、上
    記接極子から垂設され先端部に可動接点が固着された可
    動ばねと、固定接点が固着されボディに植設される固定
    接点板とを備え、少なくとも接点とコイルとの間に遮熱
    板を介装して成ることを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 少なくとも上記接点とコイルとの間に介
    在する絶縁壁を絶縁材で形成されたボディに形成し、こ
    の絶縁壁を遮熱板として用いて成る請求項1記載の電磁
    継電器。
JP15286491A 1991-06-25 1991-06-25 電磁継電器 Withdrawn JPH052963A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182687A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Tohodenki Corp パワーラッチングリレー
CN106206171A (zh) * 2016-08-31 2016-12-07 陕西群力电工有限责任公司 一种实现动合功能的射频继电器
CN107331582A (zh) * 2017-09-06 2017-11-07 上海瑞垒电子科技有限公司 一种高低压隔离型高压直流继电器
CN110265267A (zh) * 2019-06-25 2019-09-20 宁波天波港联电子有限公司 衔铁可稳定复位的继电器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903