JP2013182687A - パワーラッチングリレー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 可動接点部材11が固定された第1の端子部材9と、固定接点を備える第2の端子部材13と、回動リンク15、電磁コイル装置17、回動部材19、駆動部分21とを絶縁ケース3内に収納する。第1の端子部材9は、第1の側壁部25に沿って配置され、可動接点65と固定接点75が対向する位置に第2の端子部材13が配置されている。回動リンク15が第1の位置にあるときに接点が開状態になり、回動リンク15が第2の位置にあるときに接点が閉状態になる。回動リンク15が第1の側壁部25に沿って延びる第1の仮想直線IL1と、第2の側壁部27に沿って延びる第2の仮想直線IL2に沿う形状にすることができ、また、電磁コイル装置17の配置位置をある程度自由に設定することが可能であるため、小型化が可能なパワーラッチングリレー1を得ることができる。
【選択図】 図1
Description
図1に示すように、本実施の形態のパワーラッチングリレー1は、絶縁ケース3を有しており、各構成部材が絶縁ケース3内に収納されている。絶縁ケース3は、ケース本体5及びケース本体5のカバーである閉塞部材7とから構成されている。絶縁ケース3には、主な構成部材として、第1の端子部材9、第1の端子部材9に固定される可動接点部材11、固定接点を備える第2の端子部材13、回動リンク15、電磁コイル装置17、回動部材19、駆動部分21とが収納されている。ただし、第1及び第2の端子部材9,13は、後述のように絶縁ケース3に設けられたスリットから端子部を外部に突出させた状態で絶縁ケース3に収納されている。
<絶縁ケース>
絶縁ケース3のケース本体5は、主に底壁部22と周壁部23とから構成されている。底壁部22は、第1の方向D1に延びる第1の辺、第1の辺と直交する第2の方向D2に延びる第2の辺、第1の辺と平行に第1の方向D1に延びる第3の辺及び第2の辺と平行に第2の方向D2に延びる第4の辺からなる矩形状を呈している。周壁部23は、第1乃至第4の辺から第3の方向D3に向かって立ち上がっている第1の側壁部25、第2の側壁部27、第3の側壁部29及び第4の側壁部31によって構成されている。第4の側壁部31の第1の側壁部25寄りの部分には、第1の端子部材9の端子部を外部に突出した状態で収納するための第1の端子導出孔33と、第2の端子部材13の端子部を外部に突出した状態で収納するための第2の端子導出孔35が間隔をあけて形成されている。第3の側壁部29には、電磁コイル装置17の給電用端子を外部に突出させるための給電用端子導出孔37が形成されている。周壁部23の上部端部には、閉塞部材7が嵌合されて固定される縁部39が形成されている。そして、第1乃至第4の側壁部25,27,29,31の中央上部には、閉塞部材7の爪部41が係合する爪被係合部43がそれぞれ形成されている。
第1の端子部材9は、一端に可動接点部材11が固定される接点部材固定部45と、他端に端子部47を備えており、第1の側壁部25に沿って延びるように配置される。接点部材固定部45は、第1の側壁部25と第2の側壁部27の交差部近傍に配置される部分である。接点部材固定部45には、可動接点部材11を固定するための後述のビスを通す貫通孔48,48が形成されている。第1の端子部材9をケース本体5に収納する際には、係合用突起49とケース本体5の底壁部22に設けた図示しない係合部を合わせて位置決めをして、端子部47を第1の端子導出孔33から外部に突出するように配置する。そして、閉塞部材7を取り付ける際には、閉塞部材7の固定部51を被固定部53に、固定部50(図3参照)を被固定部52に合わせて固定する。
図1及び図2に示すように、回動リンク15は、L字型の形状をした部材であり、軸部83と、可動接点部材11の板バネ部57と接触する接触部85を有する第1のアーム部87と、駆動部分21の嵌合部と嵌合する被嵌合部89を備えた第2のアーム部91とから構成されている。軸部83は、底壁部22に設けられた第1の軸受け部93Aに回動可能に固定されて、回動リンク15は、第3の方向D3に延びる第1の仮想中心線IC1を中心にして回動する。第1のアーム部87は、接触部85と第1の仮想中心線IC1とを通る第1の仮想直線IL1に沿って延びており、可動接点部材11の湾曲部71と干渉しないように、凹部90が形成されている(図2参照)。第2のアーム部91は、第1の仮想直線IL1との間の角度θが90度以下となる第2の仮想直線IL2に沿って延びている。被嵌合部89は、第1の被当接部89Aと第2の被当接部89Bを有しており、駆動部分21の嵌合部が回動して当接するようになっている。
本実施の形態では、パワーラッチングリレー1は、可動接点部材11を付勢するためのトーションスプリング95を備えている。トーションスプリング95は、コイル部97と互いに対して90度以下の角度でコイル部97の接線方向に突出する一対のアーム部99A,99Bを一体に備えている。コイル部97は、軸部83に通して固定される。アーム部99Aは、第2の仮想直線IL2に沿って回動リンク15の第2のアーム部91に固定される。アーム部99Bは、可動接点部材11に設けられたスリット67を通して、端部100が接触部69に接触するように組み付けられる(図4(B)及び図5(B)参照)。
電磁コイル装置17は、コイル101と、鉄心103と、鉄心103に直接結合したヨーク部105,107と、一対の磁極片109,111とから構成されている。コイル101は、鍔部102A,102Bを有するボビン102の胴部に捲装されている。一方の鍔部102Aには、給電用端子固定部125が一体に形成されている。一対の磁極片109,111は、鉄心103と並ぶ位置に間隔をあけて対向するように配置されており、コイル101が励磁されると、励磁電流の向きに応じた磁極が自由端部113,115に現れるようになっている。電磁コイル装置17は、ケース本体5に設けられた第1の絶縁隔壁117Aと第3及び第4の側壁部29,31に囲まれた領域119に収納される。その際、磁極片111の自由端部115の一部が底壁部22に形成された磁極片受け部121Aに係合するように位置決めをする。コイル101は、給電用端子123A,123Bに接続されている。給電用端子123A,123Bは、給電用端子固定部125に固定されており、給電用端子固定部125は、ケース本体5の給電用端子導出孔37に嵌るように構成されている。閉塞部材7を取り付ける際には、閉塞部材7の固定部126が給電用端子固定部125を押さえるように固定する。
一対の磁極片109,111の間には、回動部材19が配置される。回動部材19は、矩形状の永久磁石127を永久磁石127よりも幅方向の寸法が大きな2枚の磁性金属片129,131で挟持した構造を有する。永久磁石127は、2枚の磁性金属片129,131の対向面に設けられた永久磁石位置決め突起133を用いて位置決めされている。2枚の磁性金属片129,131には、更に、駆動部分位置決め突起135が設けられており、後述のように駆動部分21の貫通孔に通して駆動部分位置決め突起135の位置で駆動部分21が固定されることで、磁性金属片129,131と永久磁石127が相互に固定される。永久磁石127の厚み寸法は、磁極片109,111の厚み寸法よりも大きいものを用いている。磁性金属片129の端部129aと磁性金属片131の端部131aの間に生じる間隙に磁極片109の自由端部113が、磁性金属片129の端部129bと磁性金属片131の端部131bの間に生じる間隙に磁極片111の自由端部115が緩く嵌合されている。磁性金属片129,131には、永久磁石127により、極性の異なる磁極が発現している。本実施の形態では、磁性金属片131に永久磁石127のN極が接しており、磁性金属片131の端部131a,131bの内面にはS極が、外面にはN極が発現している。磁性金属片129に永久磁石127のS極が接しており、磁性金属片129の端部129a,129bの内面にはN極が、外面にはS極が発現している。回動部材19は、第3の方向D3に延びる後述の第2の仮想中心線IC2を中心にして所定の角度範囲内を回動するよう構成される。
駆動部分21は、駆動部分本体137と、嵌合部139とから構成されている。駆動部分本体137は、第3の方向D3に対向する一対の横壁部137A,137Aと該一対の横壁部137A,137Aを連結し、第1の方向D1に対向する一対の連結縦壁部137B,137Cとから構成されており、4つの壁部137A,137A,137B,137Cによって囲まれて形成された貫通孔141に回動部材19が通される。上述の駆動部分位置決め突起135は、一対の横壁部137A,137Aの端部に係合させて位置決めを行う。一対の横壁部137A,137Aには、それぞれ外面に軸部143が形成されており、貫通孔141に回動部材19を通して固定した状態で、ケース本体5の底壁部22に設けた第2の軸受け部145Aに軸支される。嵌合部139は、電磁コイル装置17と第2の側壁部27との間に形成された空間内に延びて、回動リンク15の被嵌合部89に嵌合される。被嵌合部89の第1の被当接部89Aと第2の被当接部89Bは、嵌合部139を駆動部分21の回動方向の両側から挟むように構成されている(図4(A)及び図5(A)参照)。
絶縁ケース3への各構成部材の組み込みは、次のように行う。
図4(A)及び(B)並びに図5(A)及び(B)により、本実施の形態のパワーラッチングリレー1の開閉動作を説明する。図4(A)及び図5(A)は、閉塞部材7を取り除いた状態を示すパワーラッチングリレー1の平面図である。図4(B)及び図5(B)は、接点の開閉を説明するために、端子部材9,13、可動接点部材11、トーションスプリング95以外の部材を省略し、また、回動リンク15の形状を点線で表した図である。
図4(A)及び(B)は、本実施の形態のパワーラッチングリレー1が開状態になった状態を示している。すなわち、後述の閉状態のパワーラッチングリレー1のコイル101に接続された給電用端子123A,123Bから電流を流して、磁極片109の自由端部113にN極が発現し、磁極片111の自由端部115にS極が発現するようにコイル101を励磁すると、磁性金属片131の端部131aが磁極片109に吸引され、また、磁性金属片129の端部129bが磁極片111に吸引されて回動部材19が第2の仮想中心線IC2を中心にして回動する。すると、回動部材19と一緒に回動する駆動部分21によって第1の被当接部89Aが押圧され、回動リンク15が第1の仮想中心線IC1を中心に回動して第1の位置(開状態)に位置するようになる。回動リンク15が第1の位置にあると、回動リンク15の接触部85により押圧されて、可動接点65,65と固定接点75,75との接触が解除されて接点が開状態になり、電力が供給されない状態になる。
図5(A)及び(B)は、本実施の形態のパワーラッチングリレー1が閉状態になった状態を示している。すなわち、開状態のパワーラッチングリレー1のコイル101に接続された給電用端子123A,123Bから開動作の場合と逆方向の電流を流して、磁極片109の自由端部113にS極が発現し、磁極片111の自由端部115にN極が発現するようにコイル101を励磁すると、磁性金属片129の端部129aが磁極片109に吸引され、また、磁性金属片131の端部131bが磁極片111に吸引されて回動部材19が第2の仮想中心線IC2を中心にして回動する。すると、回動部材19と一緒に回動する駆動部分21によって第2の被当接部89Bが押圧され、回動リンク15が第1の仮想中心線IC1を中心に回動して第2の位置(閉状態)に位置するようになる。回動リンク15が第2の位置にあると、回動リンク15の接触部85の押圧が解除されて、可動接点65,65と固定接点75,75とが接触し、接点が閉状態になり、電力が供給される状態になる。
接点を開閉させるためには、接点を開閉する必要がある時にコイル101に直流電流を流せばよい。しかしながら、固定接点75,75と可動接点65,65との消耗を軽減するために、本実施の形態では、コイル101に励磁電流を流すタイミングを最適化できる励磁回路を有効に利用して動作するようにパワーラッチングリレーが設計されている。
3 絶縁ケース
5 ケース本体
7 閉塞部材
9 第1の端子部材
11 可動接点部材
13 第2の端子部材
15 回動リンク
17 電磁コイル装置
19 回動部材
21 駆動部分
22 底壁部
23 周壁部
25,27,29,31 第1乃至第4の側壁部
33 第1の端子導出孔
35 第2の端子導出孔
37 給電用端子導出孔
39 縁部
41 爪部
43 爪被係合部
45 接点部材固定部
47 端子部
48 貫通孔
49 係合用突起
51 固定部
53 被固定部
54 金属板
55 支持部
57 板バネ部
59 貫通孔
61 ビス
63 貫通孔
65 可動接点
67 スリット
69 接触部
71 湾曲部
73 貫通孔
75 固定接点
77 端子部
79 固定部
81 被固定部
83 軸部
85 接触部
87 第1のアーム部
89 被嵌合部
91 第2のアーム部
93 第1の軸受け部
95 トーションスプリング
97 コイル部
99 アーム部
100 端部
101 コイル
102 ボビン
103 鉄心
105,107 ヨーク部
109,111 磁極片
113,115 自由端部
117 第1の絶縁隔壁
121 磁極片受け部
123 給電用端子
125 給電用端子固定部
127 永久磁石
129,131 磁性金属片
133 永久磁石位置決め突起
135 駆動部分位置決め突起
137 駆動部分本体
139 嵌合部
141 貫通孔
143 軸部
145 第2の軸受け部
IC1 第1の仮想中心線
IC2 第2の仮想中心線
IL1 第1の仮想直線
IL2 第2の仮想直線
Claims (11)
- 第1の方向に延びる第1の辺、前記第1の辺と直交する第2の方向に延びる第2の辺、前記第1の辺と平行に前記第1の方向に延びる第3の辺及び第2の辺と平行に前記第2の方向に延びる第4の辺からなる矩形状の底壁部と、前記第1及び第2の方向と直交する第3の方向に前記第1乃至第4の辺から立ち上がる第1乃至第4の側壁部とを備えた周壁部とを有するケース本体と、前記ケース本体の開口部を覆う閉塞部材とからなり、前記第4の側壁部に前記第2の方向に間隔を開けて設けられた第1及び第2の端子導出孔を備えてなる絶縁ケースと、
一端に接点部材固定部を有し且つ他端に端子部を備え、前記接点部材固定部が前記第1の側壁部と前記第2の側壁部の交差部近傍に位置し且つ前記第1の側壁部に沿って延びて、前記第1の端子導出孔から前記端子部を突出させるように前記ケース本体内に配置された第1の端子部材と、
一端が前記第1の端子部材の前記接点部材固定部に固定され、前記第1の端子部材に沿って延びて、他端に可動接点が設けられた可動接点部材と、
前記第1の端子部材から前記第2の方向に間隔をあけて並び、前記可動接点と接触可能に対向する位置に固定接点を備え且つ前記第2の端子導出孔から端子部を突出させるように前記ケース本体内に配置された第2の端子部材と、
前記第1の端子部材から前記第2の方向に間隔をあけて配置され、前記接点部材固定部の近傍にあって前記第3の方向に延びる第1の仮想中心線を中心にして回動する軸部と、前記接点部材固定部よりも前記可動接点に近い位置で前記可動接点部材と接触する接触部と、前記第1の仮想中心線と直交し前記接触部と前記第1の仮想中心線とを通る第1の仮想直線との間の角度が90度以下となる第2の仮想直線に沿い前記第1の仮想中心線から所定の距離離れた位置にある被嵌合部とを備えた回動リンクと、
前記第2の端子部材と前記第3の側壁部との間に配置された電磁コイル装置と、
前記電磁コイル装置の発生する磁界の作用によって、前記第3の方向に延びる第2の仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持された回動部材と、
前記回動部材に設けられ且つ前記電磁コイル装置と前記第2の側壁部との間に形成された空間内に延びて前記回動リンクの前記被嵌合部と緩く嵌合される嵌合部を備え、前記回動部材と一緒に前記第2の仮想中心線を中心として前記所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する駆動部分とを備え、
前記駆動部分の前記嵌合部と前記回動リンクの前記被嵌合部との嵌合状態は、前記駆動部分が前記所定の角度範囲内を回動することにより、前記回動リンクが制限された角度範囲内を回動するように構成されており、
前記回動リンクは、前記電磁コイル装置のコイルに順方向の励磁電流が流れて前記駆動部分が前記所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、前記電磁コイル装置のコイルに逆方向の励磁電流が流れて前記駆動部分が前記所定の範囲の他端に位置するときに第2の位置にあり、
前記可動接点部材は、前記回動リンクが前記第1の位置にあるときに、前記接触部により押圧されて、前記可動接点と前記固定接点との接触が解除され、前記回動リンクが前記第2の位置にあるときに、前記接触部による押圧が解除されて前記可動接点と前記固定接点とが接触するように構成されているパワーラッチングリレー。 - 前記電磁コイル装置は、所定の間隔をあけて前記第2の方向に並んで対向する一対の磁極片と、該一対の磁極片に磁気的に接続された鉄心と、前記鉄心を磁化するコイルとを備え、
前記回動部材は、前記一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現しており、
前記第2の仮想中心線は、前記一対の磁極片の間の間隔の中心を通る請求項1に記載のパワーラッチングリレー。 - 前記回動リンクの前記被嵌合部は、前記駆動部分の前記嵌合部を前記駆動部分の回動方向の両側から挟む第1及び第2の被当接部を有しており、
前記駆動部分が一方の方向に回動して、前記嵌合部が前記第1の被当接部を押圧することで前記回動リンクが前記第1の位置から前記第2の位置に変位し、前記駆動部分が他方の方向に回動して、前記嵌合部が前記第2の被当接部を押圧することで前記回動リンクが前記第2の位置から前記第1の位置に変位するように前記嵌合部と前記第1及び第2の被当接部の構造が定められている請求項1に記載のパワーラッチングリレー。 - 前記可動接点部材は、前記第1の端子部材の前記接点部材固定部に固定される支持部と、前記支持部から前記第1の端子部材に沿って延びて、自由端に可動接点が設けられた板バネ部とからなり、前記板バネ部は前記回動リンクが前記第2の位置から前記第1の位置に変位する過程で前記可動接点を前記固定接点に押し付ける力を蓄え、前記回動リンクが前記第2の位置に変位する際に前記力を放出するように構成されている請求項1に記載のパワーラッチングリレー。
- 前記板バネ部は、前記支持部と隣接する位置に、前記第1の仮想直線に向かって凸になった屈曲部または湾曲部を有しており、
前記回動リンクの前記軸部と前記接触部との間には、前記回動リンクと前記板バネ部の前記屈曲部または湾曲部が干渉しないようにするための凹部が形成されている請求項4に記載のパワーラッチングリレー。 - 前記可動接点部材は、少なくとも2枚の金属板を重ねて構成されており、前記少なくとも2枚の金属板は前記屈曲部または湾曲部において相互間に隙間が生じるように形状が定められている請求項5に記載のパワーラッチングリレー。
- 前記電磁コイル装置と前記可動接点部材との間に、前記電磁コイル装置と前記可動接点部材とを電気的に絶縁する絶縁隔壁が設けられている請求項1に記載のパワーラッチングリレー。
- 前記絶縁隔壁は、前記ケース本体の底壁部から前記第3の方向に延びて、前記第1乃至第4の側壁部よりも低い第1の絶縁壁部と、前記閉塞部材から前記ケース本体に向かって前記第3の方向に延びて、前記第1の絶縁壁と組み合わせられる第2の絶縁壁部とからなる請求項7に記載のパワーラッチングリレー。
- コイル部と、互いに対して90度以下の角度で前記コイル部の接線方向に突出する一対のアーム部とを一体に備えたトーションスプリングをさらに備えており、
前記トーションスプリングの前記コイル部は、前記軸部に固定され、
前記トーションスプリングの一対のアーム部の一方は、前記第2の仮想直線に沿って前記回動リンクに固定され、
前記トーションスプリングの一対のアーム部の他方は、前記可動接点部材の前記板バネ部に固定されて前記可動接点を前記固定接点に向かって付勢する請求項1に記載のパワーラッチングリレー。 - 前記可動接点部材には、前記トーションスプリングの一対のアーム部の他方を通すためのスリットが形成されており、
前記可動接点部材の前記他端には、前記トーションスプリングの一対のアーム部の他方の端部が接触する接触部が設けられている請求項9に記載のパワーラッチングリレー。 - 前記コイルには、前記第1の端子部材と前記第2の端子部材との間に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる前記交流電圧と同期した動作電圧が印加されて、一方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記逆方向の励磁電流が流れるように構成された励磁回路から励磁電流が供給される場合において、前記交流電圧がゼロになるタイミングで前記回動部材が回動するように、前記コイルの巻数、前記永久磁石の保持力並びに前記回動部材の重量及び形状が決定されている請求項2に記載のパワーラッチングリレー。
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