JP5759918B2 - 電磁開閉器 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施の形態の電磁開閉器1は、絶縁ケース3を有しており、各構成部材が絶縁ケース3内に収納されている。絶縁ケース3は、第1のケース半部5、第2のケース半部7及びケース中間体9とから構成されており、主な構成部材として、電磁コイル装置11、電磁コイル装置11が発生する磁束により回動する回動部材13と、回動部材13と一緒に回動する駆動部15と、駆動部15の回動運動を直線運動に変換するスライド部材17と、第1の一対の端子部材19,21と、第2の一対の端子部材23,25とが収納されている。ただし、第1の一対の端子部材19,21及び第2の一対の端子部材23,25は、後述のように絶縁ケース3に設けられたスリットから端子部を外部に突出させた状態で絶縁ケース3に収納されている。
<電磁コイル装置>
電磁コイル装置11は、コイル27と、鉄心29と、鉄心29に直接結合したヨーク部31,33と、一対の磁極片35,37とから構成されている。一対の磁極片35,37は、鉄心29と並ぶ位置に間隔をあけて対向するように配置されており、コイル27が励磁されると、励磁電流の向きに応じた磁極が自由端部36,38に現れるようになっている。図2及び図3に図示されているように、コイル27からは、給電線135,135が延びている。
一対の磁極片35,37の間には、回動部材13が配置される。回動部材13は、矩形状の永久磁石39を永久磁石39よりも幅方向の寸法が大きな2枚の磁性金属片41,43で挟持した構造を有する。永久磁石39は、2枚の磁性金属片41,43の対向面に設けられた永久磁石位置決め突起45を用いて位置決めされている。永久磁石39の厚み寸法は、磁極片35,37の厚み寸法よりも大きいものを用いている。磁性金属片41の端部41aと磁性金属片43の端部43aの間に生じる間隙に磁極片35の自由端部36が、磁性金属片41の端部41bと磁性金属片43の端部43bの間に生じる間隙に磁極片37の自由端部38が緩く嵌合されている。磁性金属片41,43には、永久磁石39により、極性の異なる磁極が発現している。本実施の形態では、磁性金属片43に永久磁石39のN極が接しており、磁性金属片43の端部43a,43bの内面にはS極が、外面にはN極が発現している。磁性金属片41に永久磁石39のS極が接しており、磁性金属片41の端部41a,41bの内面にはN極が、外面にはS極が発現している。回動部材13は、第3の方向D3に延びる仮想中心線ICを中心にして所定の角度範囲内を回動するように駆動部15によって支持されている。
駆動部15は、駆動部本体16と一対の止め金具49,49とから構成されている。駆動部本体16は、第3の方向に対向する一対の横壁部16A,16Aと該一対の横壁部16A,16Aを連結する連結縦壁部16Bとから構成されている。一対の横壁部16A,16Aには、回動部材13の磁性金属片41,43に設けられた爪部42,42と係合する係合用突起51,51が形成されており、また第3の方向D3に延びる軸部52,52を備えている。止め金具49,49の第1の部分49Aには、軸部52,52が貫通する貫通孔53,53が形成されている。係合用突起51,51を爪部42,42に係合させた後、軸部52,52に止め金具49,49の孔部53,53を軸部52,52に嵌合させて、止め金具49,49により、一方の磁性金属片41と連結縦壁部16Bとを挟持する。止め金具49,49は、貫通孔53,53が形成された第1の部分49Aの両端に一端が位置して第3の方向D3に延びる一対の第2の部分49Bを備えている。一対の第2の部分49Bは、互いに近づく方向に傾斜することにより、嵌合状態において、一方の磁性金属片41と連結縦壁部16Bとを挟持する力を発現する。また連結縦壁部16Bには、スライド部材17と係合する係合部55が一体に設けられている。係合部55は、連結縦壁部と一体に設けられた基部55Aと基部55Aの先端に一体に設けられて第3の方向D3に延びる円柱状部55Bとから構成されている。なお軸部52,52は、第1のケース半部5及び第2のケース半部7に内壁部に設けた図示しない軸受け部に軸支されている。駆動部15の係合部55は、絶縁ケース3に組み込んだ場合に、回動部材13の両端部が並ぶ方向に延びて仮想中心線ICと直交する第1の仮想線IL1と直交し且つ仮想中心線ICと直交する第2の仮想線IL2に沿って、電磁コイル装置11から離れる方向に延びる形状をしている。係合部55の先端部の円柱状部55Bは、スライド部材17の後述する被係合部と係合する(図2及び図3参照)。
スライド部材17には、第3の方向D3と第2の方向D2の後方方向REに開口して駆動部15の係合部55の円柱状部55Bが係合する凹部である被係合部69が形成された縦壁部17Aと該縦壁部17Aと直交し第2の方向の前方方向FOに延びる横壁部17Bとを備えている。縦壁部17Aは、横壁部17Bから第3の方向D3の両方向に延びる第1の縦壁半部71A及び第2の縦壁半部71Bとからなる。第2の縦壁半部71Bは、第2のケース半部7に設けられた後述の仕切り壁部93にガイドされる被ガイド部を構成する。横壁部17Bには、後述する第1と第2の可動接点部材63,67を下から通して第1及び第2の可動接点61,65をスライド部材17と組み合わせるための孔部73,75が形成されている。孔部73,75には、バネ部材64,68を取り付けるためのバネ取付部74,76が設けられている。また、バネ取付部74,76と対向する位置には、第1及び第2の可動接点部材63,67が接することになる壁部73A,75Aが存在する。
第1の一対の端子部材19,21及び第2の一対の端子部材23,25は、絶縁ケース3に組み込んだ場合に、それぞれの端子部分が前方方向FOに延びるように配置される。
第2のケース半部7は、第1の方向D1及び第2の方向D2に延びる底壁部77と底壁部77の周縁部から立ち上がる周壁部79とを備えている。周壁部79は主に電磁コイル装置11及びスライド部材17が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分81と、第1の周壁部分よりも高さが低く且つ一対の端子部材21,25の端子部に隣接する第2の周壁部分83とからなっている。第2の周壁部分83には、一対の端子部材21,25の端子部を外部に突出させるためのスリット85,87と、ケース中間体9をネジ止めするための有底のネジ取付部89,91とが形成されている。また、第2のケース半部7には、電磁コイル装置11が収納される領域81Aとスライド部材17が収納される領域81Bとを仕切るために第1の方向D1に延びる仕切り壁部93が設けられている。仕切り壁部93は、2枚の起立壁部93A及び93Bから構成され、2枚の起立壁部93A及び93Bの間には隙間Gが形成されている。
本実施の形態では、遠隔で電磁開閉器1の開閉状態を監視するための補助接点127が備えられている。補助接点127は、固定補助接点129及び可動補助接点131とから構成されており、電磁コイル装置11に対して第1の方向D1に並んで配置される。可動補助接点131は、スライド部材17に設けられた可動補助接点取付部133に取り付けられて、スライド部材17と連動して動作することになる。図2及び図3に図示されているように、固定補助接点129及び可動補助接点131からは、信号線137,137が延びている。
絶縁ケース3への各構成部材の組み込みは、次のように行う。
図2及び図3により、本実施の形態の電磁開閉器1の開閉動作を説明する。
図2は、本実施の形態の電磁開閉器1が閉状態になった状態を示している。すなわち、後述の開状態の電磁開閉器1のコイル27に接続された給電線135,135に電流を流して、一方の一対の磁極片35の自由端部36にN極が発現し、他方の一対の磁極片37の自由端部38にS極が発現するようにコイル27を励磁すると、磁性金属片41の端部41aが一方の一対の磁極片35に吸引され、また、磁性金属片43の端部43bが他方の一対の磁極片37に吸引されて、回動部材13が仮想中心線ICを中心にして回動する。すると、回動部材13と一緒に回動する駆動部15によって、スライド部材17が図2に示した第1の位置(閉位置)に位置するようになる。スライド部材17が第1の位置に移動すると、バネ部材64に付勢された第1の可動接点部材63の第1の可動接点61,61が第1の固定接点57,57に対して押しつけられ、また、バネ部材68に付勢された第2の可動接点部材67の第2の可動接点65,65が第1の固定接点59,59に対して押しつけられて、接点が閉状態になり、電力が供給される状態になる。
図3は、本実施の形態の電磁開閉器1が開状態になった状態を示している。すなわち、閉状態の電磁開閉器1のコイル27に接続された給電線135,135に閉動作の場合と逆方向の電流を流して、一方の一対の磁極片35の自由端部36にS極が発現し、他方の一対の磁極片37の自由端部38にN極が発現するようにコイル27を励磁すると、磁性金属片43の端部43aが一方の一対の磁極片35に吸引され、また、磁性金属片41の端部41bが他方の一対の磁極片37に吸引されて、回動部材13が仮想中心線ICを中心にして回動する。すると、回動部材13と一緒に回動する駆動部15によって、スライド部材17が図3に示した第2の位置(開位置)に位置するようになる。スライド部材17が第2の位置に移動すると、第1及び第2の可動接点部材63,67と接するスライド部材17の壁部73A,75Aによって第1及び第2の可動接点部材63,67が右方向に押されて、第1の可動接点61,61が第1の固定接点57,57から引き離され、また、第2の可動接点65,65が第1の固定接点59,59から引き離されて、接点が開状態になり、電力が供給されない状態になる。
接点を開閉させるためには、接点を開閉する必要がある時にコイル27に直流電流を流せばよい。しかしながら、第1及び第2の固定接点57,59と第1及び第2の可動接点61,65との消耗を軽減するために、本実施の形態では、コイル27に励磁電流を流すタイミングを最適化できる励磁回路を有効に利用して動作するように電磁開閉器が設計されている。
3 絶縁ケース
5 第1のケース半部
7 第2のケース半部
9 ケース中間体
11 電磁コイル装置
13 回動部材
15 駆動部
16 駆動部本体
17 スライド部材
19,21 第1の一対の端子部材
20 スリット係合部
22 スリット係合部
23,25 第2の一対の端子部材
24 スリット係合部
26 スリット係合部
27 コイル
29 鉄心
31,33 ヨーク部
35,37 一対の磁極片
36,38 自由端部
39 永久磁石
41,43 磁性金属片
45 永久磁石位置決め突起
49 止め金具
51 係合用突起
52 軸部
53 係合用孔部
55 係合部
56 第1の固定接点部材
57 第1の固定接点
58 第2の固定接点部材
59 第2の固定接点
61 第1の可動接点
62 バネ部材用突起
63 第1の可動接点部材
64 バネ部材
65 第2の可動接点
66 バネ部材用突起
67 第2の可動接点部材
68 バネ部材
69 被係合部
70,72 接続部材
71A,71B 第1及び第2の縦壁半部
73,75 孔部
74,76 バネ取付部
77 底壁部(第2のケース半部)
79 周壁部(第2のケース半部)
81 第1の周壁部分(第2のケース半部)
83 第2の周壁部分(第2のケース半部)
85,87 スリット
89,91 ネジ取付部
93 仕切り壁部
95,97 スリット
99,101 スリット
103,105 ネジ
107,109 止め金具
108,110 押さえ付け部
111,113 凹部
115,117 スリット
127 補助接点
129 固定補助接点
131 可動補助接点
133 可動補助接点取付部
135 給電線
137 信号線
Claims (20)
- 所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、
前記一対の磁極片とヨーク部を介して磁気的に結合され且つ前記一対の磁極片と並んで配置される鉄心及び前記鉄心を磁化するコイルを備え、前記コイルを励磁すると前記一対の磁極片の自由端部に極性の異なる磁極を発生させる電磁コイル装置と、
前記一対の磁極片の間の間隔の中心を通り、前記一対の磁極片が並ぶ第1の方向及び前記一対の磁極片と前記電磁コイル装置とが並ぶ第2の方向と直交する第3の方向に延びる仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持され、前記一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現している回動部材と、
前記回動部材の前記両端部が並ぶ方向に延びて前記仮想中心線と直交する第1の仮想線と直交し且つ前記仮想中心線と直交する第2の仮想線に沿って、前記電磁コイル装置から離れる方向に延びて前記回動部材と一緒に前記仮想中心線を中心として前記所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する駆動部と、
前記駆動部の回動運動を直線運動に変換するように前記駆動部と係合して該駆動部により駆動され、前記コイルに順方向の励磁電流が流れて前記鉄心が順方向励磁されて前記駆動部が前記所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、前記コイルに逆方向の励磁電流が流れて前記鉄心が逆方向励磁されて前記駆動部が前記所定の角度範囲の他端に位置するときに第2の位置にあるスライド部材と、
前記スライド部材に対して前記電磁コイル装置から離れる前記第2の方向に配置されて前記第2の方向に延び、第3の方向に並ぶ第1の一対の端子部材と、
前記第1の方向に前記第1の一対の端子部材と並んで配置され、前記第3の方向に並ぶ第2の一対の端子部材と、
前記第1の一対の端子部材の一方に設けられた第1の固定接点と、
前記第2の一対の端子部材の一方に設けられた第2の固定接点と、
前記第1の一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記第1の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第1の可動接点部材と、
前記第2の一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記第2の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第2の可動接点部材と、
前記第1及び第2の一対の端子部材の端子部を外部に突出させた状態で、上記各部材を収納する絶縁ケースとを備え、
前記第1及び第2の可動接点部材は、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに、前記スライド部材によって付勢されて前記第1及び第2の固定接点と接触し、前記スライド部材が前記第2の位置にあるときに前記スライド部材による付勢が解除されて前記第1及び第2の固定接点との接触が解除されるように構成されており、
前記電磁開閉器の開閉状態を示す状態信号を出力するための補助接点を構成する固定補助接点及び可動補助接点が、前記電磁コイル装置に対して前記第1の方向に並んで配置されており、
前記可動補助接点は、前記スライド部材によって駆動されて、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記固定補助接点と接触し、前記スライド部材が第2の位置にあるときに前記固定補助接点から離れるように構成されている電磁開閉器。 - 前記絶縁ケースは、
前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の一部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第1のケース半部と、
前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の残部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第2のケース半部と、
前記第1のケース半部の前記第1の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第1の周壁部分とを突き合わせるように組み合わされた状態で、前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分との間に形成される空間を埋めるケース中間体とからなり、
前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記一方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されており、
前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記他方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されている請求項1に記載の電磁開閉器。 - 前記他方の第1及び第2の端子部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定されており、
前記一方の第1及び第2の端子部材は、前記第2のケース半部に対してネジ止めされる止め金具により前記ケース中間体に対して押しつけられた状態で固定されている請求項2に記載の電磁開閉器。 - 前記第1のケース半部、前記ケース中間体及び前記第2のケース半部は、1本以上のネジ部材により相互に連結されている請求項2に記載の電磁開閉器。
- 前記第2のケース半部内には、前記電磁コイル装置の一部が収納される領域と前記スライド部材が収納される領域とを仕切る仕切り壁部が設けられており、
前記仕切り壁部及び前記スライド部材は、前記仕切り壁部が前記スライド部材の一部をスライド可能にガイドするように構成されている請求項2に記載の電磁開閉器。 - 前記第1及び第2の可動接点部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定された支持部と、前記支持部に一端が支持され前記底壁部から離れて前記第3の方向に延び且つ自由端に前記可動接点が設けられた板バネ部とからなり、前記板バネ部は前記スライド部材が第1の位置から前記第2の位置に変位する過程で前記可動接点を前記固定接点に押し付ける力を蓄え、前記スライド部材が第1の位置に変位する際に前記力を放出するように構成されている請求項2に記載の電磁開閉器。
- 前記板バネ部は、前記支持部と隣接する位置に屈曲部または湾曲部を有している請求項6に記載の電磁開閉器。
- 前記第1及び第2の可動接点部材は、少なくとも2枚の金属板を重ねて構成されており、前記少なくとも2枚の金属板は前記屈曲部または湾曲部において相互間に隙間が生じるように形状が定められている請求項7に記載の電磁開閉器。
- 前記スライド部材と前記可動接点部材の前記板バネ部との間には、前記スライド部材が前記第2の位置から前記第1の位置に変位する過程で蓄勢され、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記板バネ部を前記固定接点に向かって付勢する付勢部材が設けられている請求項6に記載の電磁開閉器。
- 前記コイルには、前記第1の一対の端子部材又は前記第2の一対の端子部材に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる前記交流電圧と同期した動作電圧が印加されて、一方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記逆方向の励磁電流が流れるように構成された励磁回路から励磁電流が供給される場合において、前記交流電圧がゼロになるタイミングで前記回動部材が回動するように、前記コイルの巻数、前記永久磁石の保持力並びに前記回動部材の重量及び形状が決定されている請求項1に記載の電磁開閉器。
- 所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、該一対の磁極片に磁気的に接続された鉄心と、前記鉄心を磁化するコイルとを備えた電磁コイル装置と、
前記一対の磁極片の間の間隔の中心を通り、前記一対の磁極片が並ぶ第1の方向及び前記一対の磁極片と前記電磁コイル装置とが並ぶ第2の方向と直交する第3の方向に延びる仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持され、前記一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現している回動部材と、
前記電磁コイル装置から離れる方向に延びて前記回動部材と一緒に前記仮想中心線を中心として前記所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する駆動部と、
前記駆動部の回動運動を直線運動に変換するように前記駆動部と係合して該駆動部により駆動され、前記コイルに順方向の励磁電流が流れて前記駆動部が前記所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、前記コイルに逆方向の励磁電流が流れて前記駆動部が前記所定の角度範囲の他端に位置するときに第2の位置にあるスライド部材と、
前記スライド部材に対して前記電磁コイル装置から離れる前記第2の方向に配置され、前記第3の方向に並ぶ複数の一対の端子部材と、
前記一対の端子部材の一方に設けられた固定接点と、
前記一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記固定接点と接触可能な可動接点を備えた可動接点部材と、
前記複数の一対の端子部材の端子部を外部に突出させた状態で、上記各部材を収納する絶縁ケースとを備え、
前記可動接点部材は、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに、前記スライド部材によって付勢されて前記固定接点と接触し、前記スライド部材が前記第2の位置にあるときに前記スライド部材による付勢が解除されて前記固定接点との接触が解除されるように構成されており、
前記電磁開閉器の開閉状態を示す状態信号を出力するための補助接点を構成する固定補助接点及び可動補助接点が、前記電磁コイル装置に対して前記第1の方向に並んで配置されており、
前記可動補助接点は、前記スライド部材によって駆動されて、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記固定補助接点と接触し、前記スライド部材が第2の位置にあるときに前記固定補助接点から離れるように構成されている電磁開閉器。 - 前記絶縁ケースは、
前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の一部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第1のケース半部と、
前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の残部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第2のケース半部と、
前記第1のケース半部の前記第1の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第1の周壁部分とを突き合わせるように組み合わされた状態で、前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分との間に形成される空間を埋めるケース中間体とからなり、
前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記一方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されており、
前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記他方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されている請求項11に記載の電磁開閉器。 - 前記他方の端子部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定されており、
前記一方の端子部材は、前記第2のケース半部に対してネジ止めされる止め金具により前記ケース中間体に対して押しつけられた状態で固定されている請求項12に記載の電磁開閉器。 - 前記第1のケース半部、前記ケース中間体及び前記第2のケース半部は、1本以上のネジ部材により相互に連結されている請求項12に記載の電磁開閉器。
- 前記第2のケース半部内には、前記電磁コイル装置の一部が収納される領域と前記スライド部材が収納される領域とを仕切る仕切り壁部が設けられており、
前記仕切り壁部及び前記スライド部材は、前記仕切り壁部が前記スライド部材の一部をスライド可能にガイドするように構成されている請求項12に記載の電磁開閉器。 - 前記可動接点部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定された支持部と、前記支持部に一端が支持され前記底壁部から離れて前記第3の方向に延び且つ自由端に前記可動接点が設けられた板バネ部とからなり、前記板バネ部は前記スライド部材が第1の位置から前記第2の位置に変位する過程で前記可動接点を前記固定接点に押し付ける力を蓄え、前記スライド部材が第1の位置に変位する際に前記力を放出するように構成されている請求項12に記載の電磁開閉器。
- 前記板バネ部は、前記支持部と隣接する位置に屈曲部または湾曲部を有している請求項16に記載の電磁開閉器。
- 前記可動接点部材は、少なくとも2枚の金属板を重ねて構成されており、前記少なくとも2枚の金属板は前記屈曲部または湾曲部において相互間に隙間が生じるように形状が定められている請求項17に記載の電磁開閉器。
- 前記スライド部材と前記可動接点部材の前記板バネ部との間には、前記スライド部材が前記第2の位置から前記第1の位置に変位する過程で蓄勢され、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記板バネ部を前記固定接点に向かって付勢する付勢部材が設けられている請求項16に記載の電磁開閉器。
- 前記コイルには、前記複数の一対の端子部材に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる前記交流電圧と同期した動作電圧が印加されて、一方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記逆方向の励磁電流が流れるように構成された励磁回路から励磁電流が供給される場合において、前記交流電圧がゼロになるタイミングで前記回動部材が回動するように、前記コイルの巻数、前記永久磁石の保持力並びに前記回動部材の重量及び形状が決定されている請求項11に記載の電磁開閉器。
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