JP2013182686A - 電磁開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐衝撃性に優れ、且つ、小型化が可能な電磁開閉器を提供する。
【解決手段】 電磁コイル装置11と、一対の磁極片35,37の間の間隔の中心を通り、電磁コイル装置11によって仮想中心線ICを中心に回動する回動部材13に取り付けられた駆動部15と、駆動部15の回動運動を直線運動に変換して、接点を開閉するスライド部材17を絶縁ケース3内に収納している。一方の方向に励磁電流を流してスライド部材17が第1の位置(閉位置)にあるときに接点が閉状態になり、逆方向に励磁電流を流してスライド部材17が第2の位置(開位置)にあるときに接点が開状態になる。電磁コイル装置11、回動部材13及びスライド部材17等を第2の方向に並べて、しかもスライド部材17により可動接点を操作するため、電磁開閉器1の第2の方向の寸法を小さくすることができ、且つ、耐衝撃性に優れた電磁開閉器1を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力量計などに内蔵されて、電力の供給を制御するための電磁開閉器に関するものである。
従来、電力の供給を制御するための電磁開閉器として、例えば、特開2009−26651号公報(特許文献1)及び特開2011−233415号公報(特許文献2)などに示された電磁開閉器が提案されている。
特開2009−26651号公報(特許文献1)に開示された電磁開閉器では、アクチュエータの可動子が、電磁開閉器を設置した場合における水平方向に移動して板状バネからなる可動接点部材を動かして接点を開閉することにより、通電を制御している。
特開2011−233415号公報(特許文献2)に開示された電磁開閉器では、特許文献2の[0042]乃至[0044]段落に記載のように、電磁コイルを一方の極性に励磁して作動部を第1の位置から第2の位置に変位させ、その状態を永久磁石によって自己保持する。そして、電磁コイルを逆極性に励磁して永久磁石の磁束を打ち消すことで、作動部を第2の位置から第1の位置に変位させる。このような自己保持のための構成を採用した電磁開閉器は、耐衝撃性に優れている。
特開2009−26651号公報 特開2011−233415号公報
しかしながら、特開2009−26651号公報(特許文献1)に開示された電磁開閉器では、接点部分を開閉するアクチュエータの可動子が、電磁開閉器を設置した場合における水平方向に移動して通電を制御するため、外部から水平方向に衝撃が加わった場合に、可動子が動いて、誤作動を起こす可能性がある。しかも、可動子が水平方向に大きく動くように構成されているため、可動子が動く方向の電磁開閉器の寸法を小さくすることが困難であった。
また、特開2011−233415号公報(特許文献2)に開示された電磁開閉器では、上記のように動作するように構成されているため、例えば、100[V]の送配電用に製造されたものであれば、100[V]用にのみ使用可能であり、200[V]用としては使用することができない。すなわち、100[V]用のものを200[V]用として使用すると、電磁コイルを逆極性に励磁しても、永久磁石の磁束を打ち消す以上の磁束が発生してしまい、作動部を第2の位置から第1の位置に変位させることができない。また、耐衝撃性を保持しながら小型化することに限界があった。
本発明の目的は、耐衝撃性に優れ、且つ、小型化が可能な電磁開閉器を提供することにある。
本発明の他の目的は、端子部の寸法精度の高い電磁開閉器を提供することにある。
本発明の電磁開閉器は、大きく捉えて、電磁コイル装置と、回動部材と、駆動部と、スライド部材と、複数の一対の端子部材と、可動接点部材と、絶縁ケースとを備えている。電磁コイル装置は、所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、該一対の磁極片に磁気的に接続された鉄心と、鉄心を磁化するコイルとを備えている。回動部材は、一対の磁極片の間の間隔の中心を通り、一対の磁極片が並ぶ第1の方向及び一対の磁極片と電磁コイル装置とが並ぶ第2の方向と直交する第3の方向に延びる仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持され、一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現している。駆動部は、電磁コイル装置から離れる方向に延びて回動部材と一緒に仮想中心線を中心として所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する。スライド部材は、駆動部と係合して該駆動部により駆動される。複数の一対の端子部材は、スライド部材に対して電磁コイル装置から離れる第2の方向に配置され、第3の方向に並んでいる。一対の端子部材の一方には固定接点が設けられている。可動接点部材は、一対の端子部材の他方と電気的に接続され、固定接点と接触可能な可動接点を備えている。絶縁ケースは、複数の一対の端子部材の端子部を外部に突出させた状態で、上記各部材を収納する。
前述のスライド部材は、駆動部と係合して該駆動部により駆動され、駆動部の回動運動を直線運動に変換し、コイルに順方向の励磁電流が流れて駆動部が所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、コイルに逆方向の励磁電流が流れて駆動部が所定の角度範囲の他端に位置するときに第2の位置にある変換機構として動作する。また前述の可動接点部材は、スライド部材が第1の位置にあるときに、スライド部材によって付勢されて固定接点と接触し、スライド部材が第2の位置にあるときにスライド部材による付勢が解除されて固定接点との接触が解除されるように構成されている。
このように各構成部材を配置すれば、電磁コイル装置、回動部材及びスライド部材等を第2の方向に並べて、しかもスライド部材により可動接点を操作するため、電磁開閉器の第2の方向の寸法を小さくすることができる。その結果、絶縁ケースを小さくして、電磁開閉器の構成部材をコンパクトに絶縁ケースに収納することができ、電磁開閉器を小型化することができる。また、回動部材に永久磁石が含まれており、回動部材が回動する角度範囲の一端と他端において回動部材を自己保持することが可能であるため、スライド部材を第1の位置または第2の位置に動かした後は、コイルに電流を流すことなくスライド部材の位置を保持することができる。その結果、第1の方向、第2の方向及び第3の方向のいずれの方向に対する衝撃にも強くすることができ、且つ、回動部材を回動させた後にコイルに電流を流し続ける必要がないため、消費電力を抑えることができる。さらに、コイルに流す励磁電流を順方向に流すとスライド部材が第1の位置に移動し、励磁電流を逆方向に流すとスライド部材が第2の位置に移動する構造であるため、送配電設備の電圧(例えば、100[V]や200[V])によらず使用することが可能である。
電磁コイル装置は、所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、この一対の磁極片とヨーク部を介して磁気的に結合され且つ一対の磁極片と並んで配置される鉄心及びこの鉄心を磁化するコイルを備え、コイルを励磁すると一対の磁極片の自由端部に極性の異なる磁極を発生させるように構成することができる。また駆動部は、回動部材の両端部が並ぶ方向に延びて前述の仮想中心線と直交する第1の仮想線と直交し且つ仮想中心線と直交する第2の仮想線に沿って、電磁コイル装置から離れる方向に延びて回動部材と一緒に仮想中心線を中心として前述の所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動するように構成することができる。
端子部材は、具体的には、第1の一対の端子部材と第2の一対の端子部材の2組とすることが可能である。その場合には、第1の一対の端子部材は、スライド部材に対して電磁コイル装置から離れる第2の方向に配置される。そして第1の一対の端子部材は、第2の方向に延び、第3の方向に並ぶ。また第2の一対の端子部材は、第1の方向に第1の一対の端子部材と並んで配置される。そして第2の一対の端子部材は、第3の方向に並んで配置されている。第1の一対の端子部材の一方に第1の固定接点を設け、第2の一対の端子部材の一方に第2の固定接点を設ける。そして、第1の一対の端子部材の他方に、第1の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第1の可動接点部材を電気的に接続し、第2の一対の端子部材の他方に、第2の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第2の可動接点部材を電気的に接続する。このように構成することで、第1及び第2の可動接点部材は、スライド部材が第1の位置にあるときに、スライド部材によって付勢されて第1及び第2の固定接点と接触し、スライド部材が第2の位置にあるときにスライド部材による付勢が解除されて第1及び第2の固定接点との接触が解除される。
絶縁ケースの構成は任意である。しかし、一般的に、電磁開閉器は、ユーザ側の指定により、絶縁ケースから突出する端子部の寸法が定められているため、これを高い精度で満たすために、絶縁ケースの構成を工夫する必要がある。例えば、絶縁ケースを、第1のケース半部と、第2のケース半部と、ケース中間体とから構成することができる。第1のケース半部は、第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部とこの底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備えている。第2のケース半部は、電磁コイル装置及びスライド部材の一部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、第1の周壁部分よりも高さが低く且つ端子部材の端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第2のケース半部も、第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部とこの底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備えている。そして周壁部は電磁コイル装置及びスライド部材の残部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、第1の周壁部分よりも高さが低く且つ端子部材の端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる。ケース中間体は、第1のケース半部の第1の周壁部分と第2のケース半部の第1の周壁部分とを突き合わせるように組み合わされた状態で、第1のケース半部の第2の周壁部分と第2のケース半部の第2の周壁部分との間に形成される空間を埋める。第1のケース半部の第2の周壁部分及びケース中間体には、両者の間に一方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットをそれぞれ形成し、第2のケース半部の第2の周壁部分及びケース中間体には、両者の間に他方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットをそれぞれ形成することができる。
上記のように絶縁ケースを第1のケース半部、第2のケース半部及びケース中間体とから構成した場合、他方の端子部材を第2のケース半部の底壁部に固定し、一方の端子部材を第2のケース半部に対してネジ止めされる止め金具によりケース中間体に対して押しつけられた状態で固定されるようにすれば、止め金具を止めるネジによって第2のケース半部に対してケース中間体を固定し、且つ、一方の端子部材を確実に固定して寸法精度を高めることが可能になる。特に、ネジによって直接他方の端子部材を絶縁ケースに対して固定せずに、止め金具によって固定することによって、ネジ孔の加工精度等による歪みが端子部の寸法精度に対して影響を及ぼしにくくなる。
また、第1のケース半部、ケース中間体及び第2のケース半部を固定する際、1本以上のネジ部材により相互に連結することで、第1のケース半部、ケース中間体及び第2のケース半部が相互にずれることを防止することができる。また、特に、ケース中間体を固定するためだけのネジ等が不要になるため、ネジの使用本数を減らすこともできる。
スライド部材が第1の位置と第2の位置をスライド移動することを許容する機構は任意である。例えば、第2のケース半部内に、電磁コイル装置の一部が収納される領域とスライド部材が収納される領域とを仕切る仕切り壁部を設け、仕切り壁部がスライド部材の一部をスライド可能にガイドするように仕切り壁部及びスライド部材を構成してもよい。このようにすれば仕切り壁部が、スライド部材がスライドする際のガイドとしての役割を兼ねることができる。さらに、仕切り壁部が設けられることで、第2のケース半部の強度を上げることができる。また、スライド部材を含むスライド機構の組み立てを容易にすることができる。
可動接点部材(端子部材が2組ある場合には、第1及び第2の可動接点部材)は、可動接点を固定接点に接離できるものであれば構成は任意である。可動接点と固定接点を確実に接離するために、可動接点部材を第2のケース半部の底壁部に固定された支持部と、この支持部に一端が支持され底壁部から離れて第3の方向に延び且つ自由端に可動接点が設けられた板バネ部とから構成してもよい。板バネ部はスライド部材が第1の位置から第2の位置に変位する過程で可動接点を固定接点に押し付ける力を蓄え、スライド部材が第1の位置に変位する際にこの力を放出するように構成されている。このように構成すれば、板バネ部が有するバネ力によって、可動接点を固定接点に確実に押し付けることができる。また、板バネ部に可撓性を持たせることで、接点が接触する際に、接点どうしが擦れ合う接点ワイプにより接点の表面を平滑化することができ、接触抵抗が大きくなるのを防止することができる。
なお、支持部に曲げによる応力が集中することを防ぐために、さらに、支持部と隣接する位置に屈曲部または湾曲部を設けてもよい。また、板を撓ませる荷重は、板の厚みの3乗に比例して増加することが知られている。ただし、板バネ部には電流が流れるため、電気的な抵抗を下げる必要もある。そのため、板バネ部を撓ませやすくし、且つ、電気抵抗を低くするために、可動接点部材を2枚以上の金属板を重ねて構成して、屈曲部または湾曲部において、金属板の相互間に隙間が生じるように板バネ部の形状を定めてもよい。更に、スライド部材と可動接点部材の板バネ部との間に、スライド部材が第2の位置から第1の位置に変位する過程で蓄勢され、スライド部材が第1の位置にあるときに板バネ部を固定接点に向かって付勢する付勢部材を設けて、板バネ部の可動接点を固定接点に対して更に付勢してもよい。
本発明の電磁開閉器には、開閉状態を示す状態信号を出力するための補助接点を設けてもよい。補助接点の構成は任意であるが、固定補助接点と可動補助接点とから構成することが可能である。このように補助接点を設ければ、補助接点の開閉状態を監視することにより、容易に電磁開閉器の開閉状態を確認することができる。また、監視手段を遠隔地に設ければ、遠隔地からでも、電磁開閉器の開閉状態を確認することができるようになる。
補助接点を固定補助接点と可動補助接点とから構成する場合には、電磁コイル装置に対して第1の方向に並んで配置し、スライド部材によって駆動されて、スライド部材が第1の位置にあるときに固定補助接点と接触し、スライド部材が第2の位置にあるときに固定補助接点から離れるように可動補助接点を構成すれば、可動補助接点を動かす専用の機構を設ける必要がなく、スライド部材の動きに対応して簡易に可動補助接点を動作させることができる。また、固定補助接点及び可動補助接点を第1の方向に並んで配置することで、第2の方向の寸法を大きくすることなくコンパクトに構成することができる。
なお、コイルには、一対の端子部材に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる交流電圧と同期した動作電圧を印加し、一方の極性の動作電圧を印加すると順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の動作電圧を印加することで逆方向の励磁電流が流れる励磁回路を用いて励磁電流を供給することができる。このような励磁回路を用いる場合には、交流電圧がゼロになるタイミングで回動部材が回動するように、コイルの巻数、永久磁石の保持力並びに回動部材の重量及び形状を決定することにより、可動接点と固定接点とが接触する際、また、接触が解除される際のアークの発生による接点の消耗を軽減することができる。
本実施の形態の電磁開閉器の分解斜視図である。 第1のケース半部を取り除いた、接点が閉状態の本実施の形態の電磁開閉器の平面図である。 第1のケース半部を取り除いた、接点が開状態の本実施の形態の電磁開閉器の平面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 (A)は制御対象の交流電圧の波形、(B)はコイルに印加する電圧の波形、(C)はコイルに流れる励磁電流の波形、(D)は接点の開閉状態を示すタイムチャート、(E)は出力電圧波形である。
以下、図面を参照して本発明の電磁開閉器の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の電磁開閉器の分解斜視図であり、図2及び図3は、第1のケース半部5を取り除いた状態の本実施の形態の電磁開閉器1の平面図である。
まず、本願明細書においては、図1に示すように、電磁開閉器1に対して複数の方向を定めている。すなわち、右方向RI及び左方向LEからなる左右方向(第1の方向D1)、前方方向FO及び後方方向REからなる前後方向(第2の方向D2)、上方向UP及び下方向LOからなる上下方向(第3の方向D3)を図1に示すように定義している。各構成部材について用いる方向は、各構成部材を絶縁ケース内に収納した状態における方向である。図2乃至図4でも同じ方向を用いている。
本実施の形態の電磁開閉器1は、家庭用の単相3線式や単相2線式の交流の電力量計などに接続し、電力の供給の制御を行うためのものである。そのため、単相3線式の場合には、中性線を除く2本の電線に接続されて開閉動作を行うように、また、単相2線式の場合には、中性線と電線に接続されて開閉動作を行うように、接点機構が左右2つ設けられている。以下では、接点機構の左右で構成が同一の部分については、符号を併記して同一構成部分の説明を省略することがある。
[全体構成]
図1に示すように、本実施の形態の電磁開閉器1は、絶縁ケース3を有しており、各構成部材が絶縁ケース3内に収納されている。絶縁ケース3は、第1のケース半部5、第2のケース半部7及びケース中間体9とから構成されており、主な構成部材として、電磁コイル装置11、電磁コイル装置11が発生する磁束により回動する回動部材13と、回動部材13と一緒に回動する駆動部15と、駆動部15の回動運動を直線運動に変換するスライド部材17と、第1の一対の端子部材19,21と、第2の一対の端子部材23,25とが収納されている。ただし、第1の一対の端子部材19,21及び第2の一対の端子部材23,25は、後述のように絶縁ケース3に設けられたスリットから端子部を外部に突出させた状態で絶縁ケース3に収納されている。
[各部材の構成]
<電磁コイル装置>
電磁コイル装置11は、コイル27と、鉄心29と、鉄心29に直接結合したヨーク部31,33と、一対の磁極片35,37とから構成されている。一対の磁極片35,37は、鉄心29と並ぶ位置に間隔をあけて対向するように配置されており、コイル27が励磁されると、励磁電流の向きに応じた磁極が自由端部36,38に現れるようになっている。図2及び図3に図示されているように、コイル27からは、給電線135,135が延びている。
<回動部材>
一対の磁極片35,37の間には、回動部材13が配置される。回動部材13は、矩形状の永久磁石39を永久磁石39よりも幅方向の寸法が大きな2枚の磁性金属片41,43で挟持した構造を有する。永久磁石39は、2枚の磁性金属片41,43の対向面に設けられた永久磁石位置決め突起45を用いて位置決めされている。永久磁石39の厚み寸法は、磁極片35,37の厚み寸法よりも大きいものを用いている。磁性金属片41の端部41aと磁性金属片43の端部43aの間に生じる間隙に磁極片35の自由端部36が、磁性金属片41の端部41bと磁性金属片43の端部43bの間に生じる間隙に磁極片37の自由端部38が緩く嵌合されている。磁性金属片41,43には、永久磁石39により、極性の異なる磁極が発現している。本実施の形態では、磁性金属片43に永久磁石39のN極が接しており、磁性金属片43の端部43a,43bの内面にはS極が、外面にはN極が発現している。磁性金属片41に永久磁石39のS極が接しており、磁性金属片41の端部41a,41bの内面にはN極が、外面にはS極が発現している。回動部材13は、第3の方向D3に延びる仮想中心線ICを中心にして所定の角度範囲内を回動するように駆動部15によって支持されている。
<駆動部>
駆動部15は、駆動部本体16と一対の止め金具49,49とから構成されている。駆動部本体16は、第3の方向に対向する一対の横壁部16A,16Aと該一対の横壁部16A,16Aを連結する連結縦壁部16Bとから構成されている。一対の横壁部16A,16Aには、回動部材13の磁性金属片41,43に設けられた爪部42,42と係合する係合用突起51,51が形成されており、また第3の方向D3に延びる軸部52,52を備えている。止め金具49,49の第1の部分49Aには、軸部52,52が貫通する貫通孔53,53が形成されている。係合用突起51,51を爪部42,42に係合させた後、軸部52,52に止め金具49,49の孔部53,53を軸部52,52に嵌合させて、止め金具49,49により、一方の磁性金属片41と連結縦壁部16Bとを挟持する。止め金具49,49は、貫通孔53,53が形成された第1の部分49Aの両端に一端が位置して第3の方向D3に延びる一対の第2の部分49Bを備えている。一対の第2の部分49Bは、互いに近づく方向に傾斜することにより、嵌合状態において、一方の磁性金属片41と連結縦壁部16Bとを挟持する力を発現する。また連結縦壁部16Bには、スライド部材17と係合する係合部55が一体に設けられている。係合部55は、連結縦壁部と一体に設けられた基部55Aと基部55Aの先端に一体に設けられて第3の方向D3に延びる円柱状部55Bとから構成されている。なお軸部52,52は、第1のケース半部5及び第2のケース半部7に内壁部に設けた図示しない軸受け部に軸支されている。駆動部15の係合部55は、絶縁ケース3に組み込んだ場合に、回動部材13の両端部が並ぶ方向に延びて仮想中心線ICと直交する第1の仮想線IL1と直交し且つ仮想中心線ICと直交する第2の仮想線IL2に沿って、電磁コイル装置11から離れる方向に延びる形状をしている。係合部55の先端部の円柱状部55Bは、スライド部材17の後述する被係合部と係合する(図2及び図3参照)。
<スライド部材>
スライド部材17には、第3の方向D3と第2の方向D2の後方方向REに開口して駆動部15の係合部55の円柱状部55Bが係合する凹部である被係合部69が形成された縦壁部17Aと該縦壁部17Aと直交し第2の方向の前方方向FOに延びる横壁部17Bとを備えている。縦壁部17Aは、横壁部17Bから第3の方向D3の両方向に延びる第1の縦壁半部71A及び第2の縦壁半部71Bとからなる。第2の縦壁半部71Bは、第2のケース半部7に設けられた後述の仕切り壁部93にガイドされる被ガイド部を構成する。横壁部17Bには、後述する第1と第2の可動接点部材63,67を下から通して第1及び第2の可動接点61,65をスライド部材17と組み合わせるための孔部73,75が形成されている。孔部73,75には、バネ部材64,68を取り付けるためのバネ取付部74,76が設けられている。また、バネ取付部74,76と対向する位置には、第1及び第2の可動接点部材63,67が接することになる壁部73A,75Aが存在する。
<端子部材>
第1の一対の端子部材19,21及び第2の一対の端子部材23,25は、絶縁ケース3に組み込んだ場合に、それぞれの端子部分が前方方向FOに延びるように配置される。
端子部材19は、電気的に接続された第1の固定接点部材56を介して第1の固定接点57,57を備えている。また端子部材23も、電気的に接続された第2の固定接点部材58を介して第2の固定接点59,59が備えている。また端子部材19,23には、後述のスリットに係合するためのスリット係合部20a,20b,24a,24bが形成されている。
また端子部材21には、第1の可動接点61,61を備えた第1の可動接点部材63が第1の接続部材70を介して電気的に接続されている。同様に端子部材25には、第2の可動接点65,65を備えた第2の可動接点部材67が第2の接続部材72を介して電気的に接続されている。また一対の端子部材21,25にも、後述のスリットに係合するためのスリット係合部22,26が形成されている。
図4に詳しく示されているように、第1及び第2の可動接点部材63,67は、それぞれ2枚の金属板を重ね合わせて形成されている。第1及び第2の可動接点部材63,67は、支持部63A,67Aと、板バネ部63B,67Bとを有している。支持部63A,67Aは、一方の面が第1及び第2の接続部材70,72に固定されている。そして支持部63A,67Aの他方の面は、第1及び第2の可動接点部材63,67が第2のケース半部7に組み付けられた状態で、後述の第2のケース半部7の底壁部77に固定される。板バネ部63B,67Bは、支持部63A,67Aに一端が支持されており、第3の方向D3に延び且つ他端である自由端に可動接点が設けられた構造を有する。板バネ部63B,67Bは、支持部63A,67Aと隣接する位置に湾曲部63C,67Cを有している。湾曲部63C,67Cにおいては、可動接点部材を構成する2枚の金属板は、相互間に隙間を形成するように形状が定められている(図4参照)。さらに、第1及び第2の可動接点部材63,67には、スライド部材17と組み合わせる際に、第1の可動接点部材63及び第2の可動接点部材67を付勢する部材として用いるバネ部材64,68が係合するバネ部材用突起62,66が設けられている。
第1の接続部材70は、端子部材21と並んで配置される端部70Aと、支持部63Aと並んで配置される端部70Bと、端部70Aと70Bとをつなぐ中間部70Cとから構成されている。第2の接続部材72も同様に、端部72Aと72Bと中間部72Cとから構成されている。
<絶縁ケース>
第2のケース半部7は、第1の方向D1及び第2の方向D2に延びる底壁部77と底壁部77の周縁部から立ち上がる周壁部79とを備えている。周壁部79は主に電磁コイル装置11及びスライド部材17が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分81と、第1の周壁部分よりも高さが低く且つ一対の端子部材21,25の端子部に隣接する第2の周壁部分83とからなっている。第2の周壁部分83には、一対の端子部材21,25の端子部を外部に突出させるためのスリット85,87と、ケース中間体9をネジ止めするための有底のネジ取付部89,91とが形成されている。また、第2のケース半部7には、電磁コイル装置11が収納される領域81Aとスライド部材17が収納される領域81Bとを仕切るために第1の方向D1に延びる仕切り壁部93が設けられている。仕切り壁部93は、2枚の起立壁部93A及び93Bから構成され、2枚の起立壁部93A及び93Bの間には隙間Gが形成されている。
ケース中間体9の下部は、スリット85,87に取り付けられた一対の端子部材21,25を押さえつける役割があり、一対の端子部材21,25に対応した位置にスリット95,97が形成されている。また、ケース中間体9の上部は、一対の端子部材19,23を取り付ける部分であり、対応した位置にスリット99,101が形成されている。スリット99,101内には、図示しない係合用突起が形成されており、この係合用突起にスリット係合部20a,24aが係合して端子部材19,23の位置決めが可能になっている。ケース中間体9には、第2のケース半部7のネジ取付部89,91が貫通する貫通孔(図示せず)が形成されている。この貫通孔にネジ取付部89,91を通した状態でネジ103,105でネジ止めすることで、ケース中間体9は第2のケース半部7に固定される。本実施の形態では、止め金具107,109を介してネジ103,105でケース中間体9をネジ止めをしている。したがって、止め金具107,109も合わせてネジ止めされることで、押さえ付け部108,110によって一対の端子部材19,23をケース中間体9に対して押しつけた状態で固定している。なお、一対の端子部材19,23には、止め金具107,109を固定する作業を容易にするため、止め金具107,109の一部が嵌合される凹部111,113が形成されている。
図1では、第1のケース半部5の内側は図示していないが、第2のケース半部7と同様に、底壁部と周壁部(第1及び第2の周壁部分)とを有しており、第2の周壁部分には、一対の端子部材19,23の端子部を外部に突出させるためのスリット115,117が形成されている。
また第1のケース半部5には、ネジを通すためのネジ孔119a,121a,123a,125aが4つの角部に形成されており、第2のケース半部7にも対応する位置に有底のネジ孔119b,121b,123b,125bが形成されている。ケース中間体9には、ネジ孔119aと121aに対応する位置に貫通孔119c,121cが形成されている。したがって、各構成部材を収納して絶縁ケース3を閉じる際には、ネジ119をネジ孔119a,貫通孔119c及びネジ孔119bに通し、ネジ121をネジ孔121a,貫通孔121c及びネジ孔121cに、ネジ123をネジ孔123a及び123bに通し、ネジ125をネジ孔125a及び125bにそれぞれ通して、ネジ部を螺合させることより、第1のケース半部5、ケース中間体9及び第2のケース半部7は組み立て状態となる。
<補助接点>
本実施の形態では、遠隔で電磁開閉器1の開閉状態を監視するための補助接点127が備えられている。補助接点127は、固定補助接点129及び可動補助接点131とから構成されており、電磁コイル装置11に対して第1の方向D1に並んで配置される。可動補助接点131は、スライド部材17に設けられた可動補助接点取付部133に取り付けられて、スライド部材17と連動して動作することになる。図2及び図3に図示されているように、固定補助接点129及び可動補助接点131からは、信号線137,137が延びている。
[絶縁ケースへの各構成部材の組み込み]
絶縁ケース3への各構成部材の組み込みは、次のように行う。
1)第2のケース半部7の第1の周壁部分81の領域81Aに電磁コイル装置11を組み付ける。コイル27の給電線135,135を第2のケース半部7に形成されたコード引出口139から外部に引き出す。
2)駆動部15が取り付けられた状態の回動部材13を、一対の磁極片35,37の間の間隔の中心を通り、第3の方向D3(上下方向)に延びる仮想中心線ICを中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持する。なお、仮想中心線ICは軸部52,52を通る位置にある。
3)スライド部材17の下から孔部73に第1の可動接点部材63を通して、バネ部材用突起62とバネ取付部74とを対向させた状態で、バネ部材64を取り付ける。第2の可動接点部材67も同様にする。これにより、第1及び第2の可動接点部材63,67は、バネ部材64,68と、スライド部材17の壁部73A,75Aの間に挟持されて固定されることになる。
4)第1及び第2の可動接点部材63,67を取り付けた状態のスライド部材17を、第1の周壁部分81の領域81Bに取り付ける。この際には、一対の端子部材21,25のスリット係合部22,26がスリット85,87の所定の位置に固定されるように配置し、また、被ガイド部71Bが仕切り壁部93の隙間Gに入り込むようにして、さらに、係合部55と被係合部69が係合するように組み付けを行う。
5)ケース中間体9を取り付ける。この際には、ネジ取付部89,91が図示しない貫通孔を通り、また、スリット95,97が一対の端子部材21,25に合うようにする。
6)ケース中間体9に形成されたスリット99,101に、一対の端子部材19,23を取り付ける。スリット係合部20a,24aが取り付け位置をガイドする機能を果たしており、この位置において、第1の固定接点57,57と第1の可動接点61,61が、第2の固定接点59,59と第2の可動接点65,65がそれぞれ対向した位置に配置されることになる。その上で、止め金具107,109を介して、ネジ103,105をケース中間体9を貫通して現れているネジ取付部89,91に止める。これによって、第1の一対の端子部材19,21、第2の一対の端子部材23,25及びケース中間体9が、第2のケース半部7に対して確実に固定された状態になる。
7)補助接点127を取り付ける。可動補助接点131の自由端部は、スライド部材17に設けられた可動補助接点取付部133に取り付ける。信号線137,137は、コード引出口139から外部に引き出す。
8)構成部材を組み付けた第2のケース半部7に第1のケース半部5をかぶせて、ネジ119,121,123,125で固定する。
[電磁開閉器の動作]
図2及び図3により、本実施の形態の電磁開閉器1の開閉動作を説明する。
<閉動作>
図2は、本実施の形態の電磁開閉器1が閉状態になった状態を示している。すなわち、後述の開状態の電磁開閉器1のコイル27に接続された給電線135,135に電流を流して、一方の一対の磁極片35の自由端部36にN極が発現し、他方の一対の磁極片37の自由端部38にS極が発現するようにコイル27を励磁すると、磁性金属片41の端部41aが一方の一対の磁極片35に吸引され、また、磁性金属片43の端部43bが他方の一対の磁極片37に吸引されて、回動部材13が仮想中心線ICを中心にして回動する。すると、回動部材13と一緒に回動する駆動部15によって、スライド部材17が図2に示した第1の位置(閉位置)に位置するようになる。スライド部材17が第1の位置に移動すると、バネ部材64に付勢された第1の可動接点部材63の第1の可動接点61,61が第1の固定接点57,57に対して押しつけられ、また、バネ部材68に付勢された第2の可動接点部材67の第2の可動接点65,65が第1の固定接点59,59に対して押しつけられて、接点が閉状態になり、電力が供給される状態になる。
図4は、図2に示したIV−IV線の断面図である。図4に示したように、また、上述のように、第1及び第2の可動接点部材63,67は、2枚の金属板を重ね合わせて形成されており、第2のケース半部7の底壁部77に固定された支持部63A,67Aと板バネ部63B,67Bとからなっている。したがって、板バネ部63B,67Bの有するバネ力によって、可動接点を固定接点に対して押し付けることができる。そして、さらに、本実施の形態では、板バネ部63B,67Bに、支持部63A,67Aと隣接する位置に湾曲部63C,67Cが形成され、しかも、湾曲部63C,67Cにおいて、可動接点部材を構成する2枚の金属板は、相互間に隙間が生じるように形状が定められている。
この状態では、補助接点127の可動補助接点131も固定補助接点129に接している状態になっており、補助接点127に接続された信号線137,137からは、電磁開閉器1が閉状態になっていることを示す状態信号が出力される。
<開動作>
図3は、本実施の形態の電磁開閉器1が開状態になった状態を示している。すなわち、閉状態の電磁開閉器1のコイル27に接続された給電線135,135に閉動作の場合と逆方向の電流を流して、一方の一対の磁極片35の自由端部36にS極が発現し、他方の一対の磁極片37の自由端部38にN極が発現するようにコイル27を励磁すると、磁性金属片43の端部43aが一方の一対の磁極片35に吸引され、また、磁性金属片41の端部41bが他方の一対の磁極片37に吸引されて、回動部材13が仮想中心線ICを中心にして回動する。すると、回動部材13と一緒に回動する駆動部15によって、スライド部材17が図3に示した第2の位置(開位置)に位置するようになる。スライド部材17が第2の位置に移動すると、第1及び第2の可動接点部材63,67と接するスライド部材17の壁部73A,75Aによって第1及び第2の可動接点部材63,67が右方向に押されて、第1の可動接点61,61が第1の固定接点57,57から引き離され、また、第2の可動接点65,65が第1の固定接点59,59から引き離されて、接点が開状態になり、電力が供給されない状態になる。
この状態では、補助接点127の可動補助接点131も固定補助接点129から離れた状態になっており、補助接点127に接続された信号線137,137からは、電磁開閉器1が開状態になっていることを示す状態信号が出力される。
本実施の形態では、回動部材13が回動して接点が開状態または閉状態になった後は、逆方向に励磁電流を流すまでは、永久磁石39の有する磁力によって回動部材13の位置は自己保持される。したがって、電磁開閉器1が動作したことを確認できた後は、励磁電流を止めることが可能であり、開状態・閉状態を変更したいときにのみコイル27に励磁電流を流せばよく、また、励磁電流の向きを変えることにより、接点の開状態・閉状態を切り替えることが可能である。
[コイルの励磁]
接点を開閉させるためには、接点を開閉する必要がある時にコイル27に直流電流を流せばよい。しかしながら、第1及び第2の固定接点57,59と第1及び第2の可動接点61,65との消耗を軽減するために、本実施の形態では、コイル27に励磁電流を流すタイミングを最適化できる励磁回路を有効に利用して動作するように電磁開閉器が設計されている。
図5(A)は、電磁開閉器1で制御する対象の主回路の交流電圧波形である。すなわち、第1の一対の端子部材19,21または第2の一対の端子部材23,25に印加される交流の電圧波形である。本実施の形態の電磁開閉器1に対して適用することが望まれる励磁回路は、図5(A)の交流電圧波形を入力として、半波整流を行い、交流電圧波形と同期した図5(B)に示す動作電圧を出力する。この励磁回路では、図5(B)に示すように、接点を開状態から閉状態にする場合は、正の極性の半波をコイルに印加し、接点を閉状態から開状態にする場合には、負の極性の半波をコイルに印加して、図5(C)に示す波形の励磁電流を流す。本実施の形態の電磁開閉器では、接点の開閉指示が出てから交流電圧がゼロになるタイミング(図5の例では、t1及びt2)で回動部材13が回動するように、コイル27の巻数、永久磁石39の保持力並びに回動部材13を構成する磁性金属片41,43の重量及び形状(特に、端部41a,41b、43a,43bの重量及び形状)を定めている(図5(D))。そのため、第1及び第2の固定接点57,59と第1及び第2の可動接点61,65とが接触する際、また、接触が解除される際には、接点間にほとんど電流が流れず、アークの発生による接点の消耗を防ぐことができる。接点が開閉されることにより、第1の一対の端子部材19,21及び第2の一対の端子部材23,25には、図5(E)の波形の電圧が出力されることになる。
本実施の形態では、接点機構を2つ備えているが、制御対象の交流電流の相数によって、接点機構の数を1つにしてもよく、またさらに多くしてもよいのはもちろんである。
本発明によれば、振動や衝撃に強く、また、接点の開閉を安定して行うことができ、しかも、小型化が可能な電磁開閉器を得ることができる。
1 電磁開閉器
3 絶縁ケース
5 第1のケース半部
7 第2のケース半部
9 ケース中間体
11 電磁コイル装置
13 回動部材
15 駆動部
16 駆動部本体
17 スライド部材
19,21 第1の一対の端子部材
20 スリット係合部
22 スリット係合部
23,25 第2の一対の端子部材
24 スリット係合部
26 スリット係合部
27 コイル
29 鉄心
31,33 ヨーク部
35,37 一対の磁極片
36,38 自由端部
39 永久磁石
41,43 磁性金属片
45 永久磁石位置決め突起
49 止め金具
51 係合用突起
52 軸部
53 係合用孔部
55 係合部
56 第1の固定接点部材
57 第1の固定接点
58 第2の固定接点部材
59 第2の固定接点
61 第1の可動接点
62 バネ部材用突起
63 第1の可動接点部材
64 バネ部材
65 第2の可動接点
66 バネ部材用突起
67 第2の可動接点部材
68 バネ部材
69 被係合部
70,72 接続部材
71A,71B 第1及び第2の縦壁半部
73,75 孔部
74,76 バネ取付部
77 底壁部(第2のケース半部)
79 周壁部(第2のケース半部)
81 第1の周壁部分(第2のケース半部)
83 第2の周壁部分(第2のケース半部)
85,87 スリット
89,91 ネジ取付部
93 仕切り壁部
95,97 スリット
99,101 スリット
103,105 ネジ
107,109 止め金具
108,110 押さえ付け部
111,113 凹部
115,117 スリット
127 補助接点
129 固定補助接点
131 可動補助接点
133 可動補助接点取付部
135 給電線
137 信号線

Claims (21)

  1. 所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、
    前記一対の磁極片とヨーク部を介して磁気的に結合され且つ前記一対の磁極片と並んで配置される鉄心及び前記鉄心を磁化するコイルを備え、前記コイルを励磁すると前記一対の磁極片の自由端部に極性の異なる磁極を発生させる電磁コイル装置と、
    前記一対の磁極片の間の間隔の中心を通り、前記一対の磁極片が並ぶ第1の方向及び前記一対の磁極片と前記電磁コイル装置とが並ぶ第2の方向と直交する第3の方向に延びる仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持され、前記一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現している回動部材と、
    前記回動部材の前記両端部が並ぶ方向に延びて前記仮想中心線と直交する第1の仮想線と直交し且つ前記仮想中心線と直交する第2の仮想線に沿って、前記電磁コイル装置から離れる方向に延びて前記回動部材と一緒に前記仮想中心線を中心として前記所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する駆動部と、
    前記駆動部の回動運動を直線運動に変換するように前記駆動部と係合して該駆動部により駆動され、前記コイルに順方向の励磁電流が流れて前記鉄心が順方向励磁されて前記駆動部が前記所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、前記コイルに逆方向の励磁電流が流れて前記鉄心が逆方向励磁されて前記駆動部が前記所定の角度範囲の他端に位置するときに第2の位置にあるスライド部材と、
    前記スライド部材に対して前記電磁コイル装置から離れる前記第2の方向に配置されて前記第2の方向に延び、第3の方向に並ぶ第1の一対の端子部材と、
    前記第1の方向に前記第1の一対の端子部材と並んで配置され、前記第3の方向に並ぶ第2の一対の端子部材と、
    前記第1の一対の端子部材の一方に設けられた第1の固定接点と、
    前記第2の一対の端子部材の一方に設けられた第2の固定接点と、
    前記第1の一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記第1の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第1の可動接点部材と、
    前記第2の一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記第2の固定接点と接触可能な可動接点を備えた第2の可動接点部材と、
    前記第1及び第2の一対の端子部材の端子部を外部に突出させた状態で、上記各部材を収納する絶縁ケースとを備え、
    前記第1及び第2の可動接点部材は、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに、前記スライド部材によって付勢されて前記第1及び第2の固定接点と接触し、前記スライド部材が前記第2の位置にあるときに前記スライド部材による付勢が解除されて前記第1及び第2の固定接点との接触が解除されるように構成されている電磁開閉器。
  2. 前記絶縁ケースは、
    前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の一部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第1のケース半部と、
    前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の残部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第2のケース半部と、
    前記第1のケース半部の前記第1の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第1の周壁部分とを突き合わせるように組み合わされた状態で、前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分との間に形成される空間を埋めるケース中間体とからなり、
    前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記一方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されており、
    前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記他方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されている請求項1に記載の電磁開閉器。
  3. 前記他方の第1及び第2の端子部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定されており、
    前記一方の第1及び第2の端子部材は、前記第2のケース半部に対してネジ止めされる止め金具により前記ケース中間体に対して押しつけられた状態で固定されている請求項2に記載の電磁開閉器。
  4. 前記第1のケース半部、前記ケース中間体及び前記第2のケース半部は、1本以上のネジ部材により相互に連結されている請求項2に記載の電磁開閉器。
  5. 前記第2のケース半部内には、前記電磁コイル装置の一部が収納される領域と前記スライド部材が収納される領域とを仕切る仕切り壁部が設けられており、
    前記仕切り壁部及び前記スライド部材は、前記仕切り壁部が前記スライド部材の一部をスライド可能にガイドするように構成されている請求項2に記載の電磁開閉器。
  6. 前記第1及び第2の可動接点部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定された支持部と、前記支持部に一端が支持され前記底壁部から離れて前記第3の方向に延び且つ自由端に前記可動接点が設けられた板バネ部とからなり、前記板バネ部は前記スライド部材が第1の位置から前記第2の位置に変位する過程で前記可動接点を前記固定接点に押し付ける力を蓄え、前記スライド部材が第1の位置に変位する際に前記力を放出するように構成されている請求項2に記載の電磁開閉器。
  7. 前記板バネ部は、前記支持部と隣接する位置に屈曲部または湾曲部を有している請求項6に記載の電磁開閉器。
  8. 前記第1及び第2の可動接点部材は、少なくとも2枚の金属板を重ねて構成されており、前記少なくとも2枚の金属板は前記屈曲部または湾曲部において相互間に隙間が生じるように形状が定められている請求項7に記載の電磁開閉器。
  9. 前記スライド部材と前記可動接点部材の前記板バネ部との間には、前記スライド部材が前記第2の位置から前記第1の位置に変位する過程で蓄勢され、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記板バネ部を前記固定接点に向かって付勢する付勢部材が設けられている請求項6に記載の電磁開閉器。
  10. 前記コイルには、前記第1の一対の端子部材又は前記第2の一対の端子部材に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる前記交流電圧と同期した動作電圧が印加されて、一方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記逆方向の励磁電流が流れるように構成された励磁回路から励磁電流が供給される場合において、前記交流電圧がゼロになるタイミングで前記回動部材が回動するように、前記コイルの巻数、前記永久磁石の保持力並びに前記回動部材の重量及び形状が決定されている請求項1に記載の電磁開閉器。
  11. 所定の間隔をあけて対向する一対の磁極片と、該一対の磁極片に磁気的に接続された鉄心と、前記鉄心を磁化するコイルとを備えた電磁コイル装置と、
    前記一対の磁極片の間の間隔の中心を通り、前記一対の磁極片が並ぶ第1の方向及び前記一対の磁極片と前記電磁コイル装置とが並ぶ第2の方向と直交する第3の方向に延びる仮想中心線を中心にして所定の角度範囲内を回動するように支持され、前記一対の磁極片の自由端部と対向する両端部に永久磁石により磁化されて極性の異なる磁極が発現している回動部材と、
    前記電磁コイル装置から離れる方向に延びて前記回動部材と一緒に前記仮想中心線を中心として前記所定の角度範囲と同じ角度範囲内を回動する駆動部と、
    前記駆動部の回動運動を直線運動に変換するように前記駆動部と係合して該駆動部により駆動され、前記コイルに順方向の励磁電流が流れて前記駆動部が前記所定の角度範囲の一端に位置するときに第1の位置にあり、前記コイルに逆方向の励磁電流が流れて前記駆動部が前記所定の角度範囲の他端に位置するときに第2の位置にあるスライド部材と、
    前記スライド部材に対して前記電磁コイル装置から離れる前記第2の方向に配置され、前記第3の方向に並ぶ複数の一対の端子部材と、
    前記一対の端子部材の一方に設けられた固定接点と、
    前記一対の端子部材の他方と電気的に接続され、前記固定接点と接触可能な可動接点を備えた可動接点部材と、
    前記複数の一対の端子部材の端子部を外部に突出させた状態で、上記各部材を収納する絶縁ケースとを備え、
    前記可動接点部材は、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに、前記スライド部材によって付勢されて前記固定接点と接触し、前記スライド部材が前記第2の位置にあるときに前記スライド部材による付勢が解除されて前記固定接点との接触が解除されるように構成されている電磁開閉器。
  12. 前記絶縁ケースは、
    前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の一部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第1のケース半部と、
    前記第1の方向及び第2の方向に延びる底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上がる周壁部とを備え、前記周壁部は前記電磁コイル装置及び前記スライド部材の残部が収納される領域の外側に位置する第1の周壁部分と、前記第1の周壁部分よりも高さが低く且つ前記端子部材の前記端子部に隣接する第2の周壁部分とからなる第2のケース半部と、
    前記第1のケース半部の前記第1の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第1の周壁部分とを突き合わせるように組み合わされた状態で、前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分と前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分との間に形成される空間を埋めるケース中間体とからなり、
    前記第1のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記一方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されており、
    前記第2のケース半部の前記第2の周壁部分及び前記ケース中間体には、両者の間に前記他方の端子部材が貫通する貫通孔を形成するスリットがそれぞれ形成されている請求項11に記載の電磁開閉器。
  13. 前記他方の端子部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定されており、
    前記一方の端子部材は、前記第2のケース半部に対してネジ止めされる止め金具により前記ケース中間体に対して押しつけられた状態で固定されている請求項12に記載の電磁開閉器。
  14. 前記第1のケース半部、前記ケース中間体及び前記第2のケース半部は、1本以上のネジ部材により相互に連結されている請求項12に記載の電磁開閉器。
  15. 前記第2のケース半部内には、前記電磁コイル装置の一部が収納される領域と前記スライド部材が収納される領域とを仕切る仕切り壁部が設けられており、
    前記仕切り壁部及び前記スライド部材は、前記仕切り壁部が前記スライド部材の一部をスライド可能にガイドするように構成されている請求項12に記載の電磁開閉器。
  16. 前記可動接点部材は、前記第2のケース半部の前記底壁部に固定された支持部と、前記支持部に一端が支持され前記底壁部から離れて前記第3の方向に延び且つ自由端に前記可動接点が設けられた板バネ部とからなり、前記板バネ部は前記スライド部材が第1の位置から前記第2の位置に変位する過程で前記可動接点を前記固定接点に押し付ける力を蓄え、前記スライド部材が第1の位置に変位する際に前記力を放出するように構成されている請求項12に記載の電磁開閉器。
  17. 前記板バネ部は、前記支持部と隣接する位置に屈曲部または湾曲部を有している請求項16に記載の電磁開閉器。
  18. 前記可動接点部材は、少なくとも2枚の金属板を重ねて構成されており、前記少なくとも2枚の金属板は前記屈曲部または湾曲部において相互間に隙間が生じるように形状が定められている請求項17に記載の電磁開閉器。
  19. 前記スライド部材と前記可動接点部材の前記板バネ部との間には、前記スライド部材が前記第2の位置から前記第1の位置に変位する過程で蓄勢され、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記板バネ部を前記固定接点に向かって付勢する付勢部材が設けられている請求項16に記載の電磁開閉器。
  20. 前記コイルには、前記複数の一対の端子部材に流す制御対象の交流電圧を半波整流して得られる前記交流電圧と同期した動作電圧が印加されて、一方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記順方向の励磁電流が流れ、他方の極性の前記動作電圧が印加されることで前記逆方向の励磁電流が流れるように構成された励磁回路から励磁電流が供給される場合において、前記交流電圧がゼロになるタイミングで前記回動部材が回動するように、前記コイルの巻数、前記永久磁石の保持力並びに前記回動部材の重量及び形状が決定されている請求項11に記載の電磁開閉器。
  21. 前記電磁開閉器の開閉状態を示す状態信号を出力するための補助接点を構成する固定補助接点及び可動補助接点が、前記電磁コイル装置に対して前記第1の方向に並んで配置されており、
    前記可動補助接点は、前記スライド部材によって駆動されて、前記スライド部材が前記第1の位置にあるときに前記固定補助接点と接触し、前記スライド部材が第2の位置にあるときに前記固定補助接点から離れるように構成されている請求項1または11に記載の電磁開閉器。
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