JP7359914B1 - 電子式電力量計の開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通電時の異常発熱による焼損を防止することができる、電子式電力量計の開閉器を提供する。【解決手段】電源側配線と負荷側配線との間の電流路を開閉するように構成された、電子式電力量計の開閉器であって、電源側配線または負荷側配線のいずれか一方の端子部に接続された固定接点と、他方の端子部に導電性の可動板を介して接続された可動接点と、可動板を駆動する駆動部材であって、可動接点が固定接点に当接した状態を保持する前進位置と可動接点が固定接点から離間した状態を保持する後退位置との間で移動するように構成された、駆動部材と、を備え、駆動部材は、樹脂材料で形成されており、前進位置及び後退位置において可動板に当接し、可動板に反りを生じさせるように構成されており、可動板は、反りが解消されたとき、可動接点と固定接点との間に所定の間隙が存在する位置で、他方の端子部に対して固定されている、開閉器。【選択図】図6

Description

本発明は、電子式電力量計の開閉器に関する。
一般に、電子式電力量計には開閉器が内蔵される。開閉器は、電源側の配線と負荷側の配線との間の電流路を開閉することができる。具体的には、固定接点と可動接点との組を備える接点機構が設けられる。電源側または負荷側のいずれか一方の配線の端子部に固定接点が設けられ、他方の配線の端子部に可動接点が設けられる。電磁石装置の磁極の変更に応じて動作する駆動部材によって、可動接点が固定接点に対して接触する閉位置(換言すれば、オン状態)と離間する開位置(換言すれば、オフ状態)の間で移動させられる。このような開閉器の例が、例えば、特開2005-166431号公報及び特開平8-17318号公報に記載されている。
開閉器内で異常発熱が生じる場合があり、これに対処する手段が必要とされる。また、オン状態からオフ状態へまたはオフ状態からオン状態への切換えの際、可動接点と固定接点との間にバウンス(換言すれば、間欠的開閉現象)が生じ、アーク放電が生じる可能性がある。アーク放電は、接点を消耗させる。また、アーク放電により接点から金属粉が飛散し、周囲の部材に付着し、堆積する可能性がある。
特開2005-166431号公報 特開平8-17318号公報
本発明の一実施形態によれば、異常発熱による焼損を防止することができる、電子式電力量計の開閉器が提供される。また、本発明の一実施形態によれば、アーク放電による接点の消耗の問題に対処することができる、電子式電力量計の開閉器が提供される。また、本発明の一実施形態によれば、アーク放電による接点の汚れを防止することができる、電子式電力量計の開閉器が提供される。
本発明の一実施形態によれば、電源側配線と負荷側配線との間の電流路を開閉するように構成された、電子式電力量計の開閉器が提供される。開閉器は、電源側配線または負荷側配線のいずれか一方の端子部に接続された固定接点と、他方の端子部に導電性の可動板を介して接続された可動接点と、可動板を駆動する駆動部材であって、可動接点が固定接点に当接した状態を保持する前進位置と可動接点が固定接点から離間した状態を保持する後退位置との間で移動するように構成された、駆動部材と、を備えている。駆動部材は、樹脂材料で形成されており、前進位置及び後退位置において可動板に当接し、可動板に反りを生じさせるように構成されており、可動板は、反りが解消されたとき、可動接点と固定接点との間に所定の間隙が存在する位置で、他方の端子部に対して固定されている。
オフ状態にある開閉器の内部を示す側面図である。 オン状態にある開閉器の内部を示す側面図である。 駆動部材を単体で示す側面図である。 駆動部材の上面図である。 駆動部材の底面図である。 開閉器の内部を示す側面図であり、可動板の解放位置を示す図である。 図6の部分拡大図である。 駆動部材に配置された可動板の前面図である。 駆動部材に配置された可動板の後面を示す斜視図である。 可動接点の役割分担を説明する図である。
以下、図1~図9を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明はあくまでも一例を示すものであって、本願発明の技術的範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。また、図面では、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。尚、以下の説明において、「上」、「下」等の方向を示す用語は、特に断りのない限り、図1に示す開閉器における方向を意味する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態による、電子式電力量計の開閉器100の内部を示す側面図である。図1は、開閉器100のオフ状態を示し、図2は、開閉器100のオン状態を示す。
[電磁石装置について]
開閉器100は、電気絶縁性材料で形成されたハウジング壁20によって内部部品が囲まれるように構成されている。開閉器100は、電磁石装置40を有する。電磁石装置40は、両端をフランジ部41で挟まれた鉄芯(符号省略)にコイル42が巻かれた電磁石を有している。電磁石装置40の磁極を形成する継鉄43が設けられている。コイル42の通電により継鉄43の磁極が変更可能である。図中、コイル端子が、参照符号44で示されている。
[可動磁極組立体について]
開閉器100は、電磁石装置40により回転方向に移動可能な可動磁極組立体50を有する。可動磁極組立体50は、継鉄43の間に配置され、図示されない永久磁石と永久磁石により磁化される磁極アーム52a、52bを保持するホルダー51を有する。継鉄43に対する磁極アーム52a、52bの磁気的な吸引・反発により、可動磁極組立体50が回転する。継鉄43の磁極の変更によって可動磁極組立体50の回転が生じるように、磁極アーム52a、52bは、磁界の向きが互いに逆方向になるように向きが決められている。
ホルダー51は、図1または図2の紙面の手前側及び奥側に向かう方向に突出して延びる一対の回動軸53を有している。回動軸53は、ハウジング壁20(図1または図2の紙面の手前側および奥側に配置されてよい)または、適宜の支持壁によって、回転可能に支持されてよい。
こうして、コイル42の通電による継鉄43の磁極の変更によって、可動磁極組立体50が回動軸53を中心に回動する。
可動磁極組立体50は、図1または図2の下方に突出する連結突起54を有する。連結突起54の先端には、連結突起54に対して回転可能な回転体55が取り付けられている。回転体55は、後述する駆動部材としての連結板60に回転可能に配置される。
[接点機構について]
電子式電力量計の電源側及び負荷側配線の端子部が、ハウジング壁20を通って電磁石装置40の両側に配置される。図1及び図2では、各図の右側に配置された、電源側または負荷側のいずれか一方の配線の端子部101と、他方の配線の端子部102のみが示されている。実際には、同様の端子部が、電磁石装置40の左側に配置されている。端子部101、102は、適宜の手段によって、ハウジング壁20に固定されてよい。また、図1及び図2では示されないが、本実施形態の開閉器100は、接点機構の接触の信頼性を確保するため、1つの端子部に2つの接点が横並びに配置されるダブル接点機構が採用されている。ダブル接点機構では、並列して配置された2つの固定接点に対して、対応する2つの可動接点が接離する。図1及び図2では、紙面手前側に位置する可動接点103と固定接点104のみが示されている。可動接点103は、後述する導電性の可動板80を介して端子部101に電気的に接続され、固定接点104は、端子部102に直接固定されることにより、端子部102に電気的に接続されている。ハウジング壁20から、開閉器100の内部に向けて、電気絶縁材料で形成された隔壁21が延びている。隔壁21によって、電磁石装置40が収容される空間と、端子部101、102が配置される空間とが部分的に仕切られている。隔壁21の長さは、後述する連結板60の直線移動を許容するように設定される。
[可動板について]
本実施形態では、可動板80は、導電性ばね部材である1枚の基体ばね81と2枚の駆動ばね82a、82bが実質的に重ねられることにより形成される、組立体の形態を有している。2枚の駆動ばね82a、82bは、基体ばね81から離れる方向に撓み部を有した状態で、基体ばね81に重ねられる。可動板80は、基体ばね81と駆動ばね82a、82bが重ねられた上端部80aで、ねじ締め等により端子部101に固定されてよい。可動板80の下端部80bは、固定されない。換言すれば、可動板80は、端子部101から吊り下げられた状態にある。可動板80の下端部80bにおいて、駆動ばね82a、82bは、基体ばね81よりも大きい長さを有しているが、本実施形態はこれに限定されない。本実施形態では、駆動ばね82a、82bのみが、駆動部材としての連結板60と接触し、連結板60によって駆動されるように構成されている。可動板80の下端部80bは、後述する連結板60の上面開口61a(図1及び図2では符号省略)に挿入される。上面開口61aは、可動板80の下端部80bが配置される挿入空間61につながっている。挿入空間61内で、駆動ばね82a、82bの下端部が、連結板60の少なくとも一部に当接し駆動されるように構成されている。可動板80は、連結板60に駆動されることによって、可動接点103が固定接点104に接触する閉位置と、可動接点103が固定接点104から離れる開位置との間で移動可能である。
[連結板について]
連結板60は、開閉器100のハウジング壁20に対して摺動可能に配置されている。連結板60は、可動接点103が固定接点104に対して接離するように、図1及び図2の左右方向に直線移動するように構成される。この直線移動を可能にするように、可動磁極組立体50が、連結突起54及び回転体55を介して、連結板60に連結される。連結板60は、電気絶縁性材料で形成されている。
図3~図5は、それぞれ、連結板60を単体で示す側面図、上面図及び底面図である。図3では、挿入空間61のみが、断面図(図4のX-X線断面)で示されている。連結板60は、図1及び図2の紙面手前側に突出する連結部62で、可動磁極組立体50の連結突起54に回転体55を介して移動可能に連結されている。連結溝63が、連結突起54の先端及び回転体55を受け入れるように、連結部62の上面に形成されている。連結溝63の幅(図1及び図2の左右方向)は、連結溝63内での回転体55の回転を許容するように、回転体55の直径よりわずかに大きく設定される。
また、連結板60は、図1及び図2の紙面奥側に窪むように形成された受け入れ溝64を有している。受け入れ溝64は配線の端子部101を挿通させることができるように、上下が開放されている。受け入れ溝64の幅(図1及び図2の左右方向)は、連結板60が、端子部101に干渉することなく直線移動することができるように設定される。連結板60は、可動板80を閉位置(換言すれば、可動接点103が固定接点104に接触する位置)に保持するための前進位置と、可動板80を開位置(換言すれば、可動接点103が固定接点104から離れる位置)に保持するための後退位置とを有する。図1は、連結板60の後退位置を示し、図2は、連結板60の前進位置を示す。
連結板60の前進方向の前方端部に、可動板80の下端部80bが挿入される挿入空間61が設けられている。図1等の側面図では、理解の容易のため、挿入空間61の内部が断面で示されている。図4の上面図に示されるように、連結板60は、挿入空間61につながる上面開口61aを有し、図5の底面図に示されるように、連結板60は、挿入空間61につながる下面開口61bを有する。特に図3に示されるように、上面開口61aと下面開口61bは、前後方向(換言すれば、連結板60の移動方向)においてずれた位置に形成されており、挿入空間61内では、前後方向で互いに反対方向に突出する上側突出部61cと下側突出部61dが形成されている。上側突出部61cが、挿入空間61内の上部で前後方向の前側に位置し、下側突出部61dが、挿入空間61内の下部で前後方向の後側に位置する。ここで、「前側」は、固定接点104に近い側を意味し、「後側」は、固定接点104から遠い側を意味する。上側突出部61cと下側突出部61dの間に、可動板80(具体的には、駆動ばね82a、82b)を挿入可能な狭い間隙が設けられる。図1に示すように、連結板60が後退位置にある開閉器100のオフ状態では、駆動ばね82a、82bに当接する上側突出部61cの作用によって、可動板80に反りが生じる。図2に示すように、連結板60が前進位置にある開閉器100のオン状態では、駆動ばね82a、82bに当接する下側突出部61dの作用によって、可動板80に反りが生じる。
上記したように、連結板60は、電気絶縁性材料で形成され、所定の軟化温度(換言すれば、荷重たわみ温度(JISK7191-2)を有する樹脂材料で形成することができる。これにより、オン状態の可動板80に異常発熱が生じた場合、駆動ばね82のたわみ荷重と熱によって連結板60、特に下側突出部61dを熱変形させることができ、これにより、可動板80の反りを解消し、可動接点101と固定接点102との間に所定の間隙Cが生じる解放位置に、可動板80を移動させることができる。従って、端子部101と端子部102の間の電流回路を遮断することができる。図6に、可動板80の解放位置が示されている。図6Aは、図6の部分拡大図である。図6に示されるように、解放位置では、連結板60は図2と同じ前進位置にあるが、連結板60の下側突出部61dの熱変形により、可動板80の反りが解消されている。この状態で可動接点103と固定接点104の間に所定の間隙Cが形成されるように、前後方向における可動板80の上端部80aの位置(具体的には、端子部101に対して固定される位置)が決められている。
本実施形態では、連結板60を形成する樹脂材料は、例えば、ポリカーボネートであってよい。また、樹脂材料の軟化温度は、約130℃~約140℃程度であることが好ましい。連結板60において、少なくとも下側突出部61dを、そのような樹脂材料で形成することが好ましい。
解放位置における可動接点103と固定接点104の間の間隙Cは、開閉器100の組み立て時に設定することができる。具体的には、解放位置は、開閉器100の組み立て時に連結板60が組み込まれる前、上端部80aが端子部101に対して固定されたときの可動板80の位置に対応する。従って、本明細書では、可動板80の解放位置は、可動板80の組立位置または初期位置とも称する。可動板80の解放位置では、可動ばね80の下端部(換言すれば、駆動端部)80bは、連結板60に拘束されずに、単に吊り下げられた解放状態にある。可動板80の上端部80a(換言すれば、固定端部)は、端子部101と電気的に接続されるように、端子部101にねじ締め等により固定されて、開閉器100内の位置が固定されている。
なお、挿入空間61内の上側突出部61c及び下側突出部61dの具体的な形状は、図示のものに限られない。上側突出部61c及び下側突出部61dの形状は、開閉器100のオン状態及びオフ状態において可動板80に反りを生じさせることができるものであればよい。
[その他]
上記したように、本実施形態では、ダブル接点機構が採用されている。従って、本実施形態では、可動板80は、基体ばね81と駆動ばね82a、82bが、各可動接点103のために部分的に分割されている。図7は、連結板60に配置された可動板80の前面図である。図8は、連結板60に配置された可動板80の後面を示す斜視図である。
具体的には、基体ばね81と駆動ばね82a、82bは、それぞれ、上部に連結部83を有する実質的に逆コの字形状に形成され、2つの可動片84(基体ばね81と駆動ばね82a、82bの分割片が実質的に重ねられた形態にある)が連結板60の挿入空間61内に挿入される。これに対応して、本実施形態の連結板60は、2つの可動片84を別々に受け入れる、隔壁65で分離された2つの挿入空間61を有している。
閉位置から開位置へまたは開位置から閉位置への切換えの際、可動接点103と固定接点104との間にバウンス(間欠的開閉現象)が生じ、アーク放電が生じると、可動接点103及び/または固定接点104を消耗させるおそれがある。本実施形態では、2つの挿入空間61が、前後方向にずれた位置に設けられている。これにより、一方の可動接点103を、導通用接点103aとして設け、他方の可動接点103を、開閉用接点103bとして設けている。すなわち、2つの可動接点103a、103bが、互いに別個の役割をになうものとしている。具体的には、図9に示すように、導通用接点103aは、固定接点104から遠い側(前後方向の後側)の挿入空間61に挿入される可動片84に取り付けられた可動接点であり、開閉用接点103bは、固定接点104に近い側(前後方向の前側)の挿入空間61に挿入される可動片84に取り付けられた可動接点である。こうして、開位置から閉位置への閉路動作では、導通用接点103aよりも先に動作する開閉用接点103bで、アーク放電の発生が許容され、後に動作する導通用接点103aでは、すでに開閉用接点103bが導通しているので、アーク放電の発生が確実に防止される。閉位置から開位置への開路動作では、開閉用接点103bが導通した状態で、導通用接点103aが開くので、導通用接点103aにおけるアーク放電の発生は防止される。後から動作する開閉用接点103bでのみ、アーク放電が発生する。
これにより、開閉用の可動接点103b及び対応する固定接点104bは、アーク放電により消耗するが、導通用の可動接点103a及び対応する固定接点104aについては、初期状態を維持することができる。
また、特に図7及び図8に示されるように、本実施形態の連結板60は、挿入空間61の上面開口61aの間で連結板60の上面から突出する隔壁66を有している。開閉用接点でアーク放電が発生すると、開閉用接点からの金属粉が導通用接点に飛散し、堆積する可能性がある。これは、隔壁66を設けることにより、防止することができる。隔壁66は、例えば、挿入空間61を仕切る隔壁65を延長する位置に形成されてよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本発明は、以下の態様を含む。
1.電源側配線と負荷側配線との間の電流路を開閉するように構成された、電子式電力量計の開閉器であって、電源側配線または負荷側配線のいずれか一方の端子部に接続された固定接点と、他方の端子部に導電性の可動板を介して接続された可動接点と、可動板を駆動する駆動部材であって、可動接点が固定接点に当接した状態を保持する前進位置と可動接点が固定接点から離間した状態を保持する後退位置との間で移動するように構成された、駆動部材と、を備え、駆動部材は、樹脂材料で形成されており、前進位置及び後退位置において可動板に当接し、可動板に反りを生じさせるように構成されており、可動板は、反りが解消されたとき、可動接点と固定接点との間に所定の間隙が存在する位置で、他方の端子部に対して固定されている、開閉器。
2.前進位置における駆動部材の熱変形によって、可動板の反りが解消される、1.に記載の開閉器。
3.可動板が、幅方向に関して少なくとも部分的に分離され、2つの可動接点がそれぞれに固定される2つの可動片を含み、駆動部材は、2つの可動片を長さ方向に受け入れる2つの挿入空間を有しており、2つの挿入空間は、駆動部材の移動方向に関して互いにずれた位置に形成されている、1.または2.に記載の開閉器。
4.駆動部材は、2つの可動接点の間を通って延在する隔壁を含む、3.に記載の開閉器。
本発明は、電子式電力量計の開閉器に広く適用することができる。
C 間隙
20 ハウジング壁
21 隔壁
40 電磁石装置
41 フランジ部
42 コイル
43 継鉄
44 コイル端子
50 可動磁極組立体
51 ホルダー
52a、52b 磁極アーム
53 回動軸
54 連結突起
55 回転体
60 連結板(駆動部材)
61 挿入空間
61a 上面開口
61b 下面開口
61c 上側突出部
61d 下側突出部
62 連結部
63 連結溝
64 受け入れ溝
65 隔壁
66 隔壁
80 可動板
80a 上端部(固定端部)
80b 下端部(駆動端部)
81 基体ばね
82a、82b 駆動ばね
83 連結部
84 可動片
100 開閉器
101、102 配線端子部
103、103a、103b 可動接点
104、104a、104b 固定接点

Claims (1)

  1. 電源側配線と負荷側配線との間の電流路を開閉するように構成された、電子式電力量計の開閉器であって、
    前記電源側配線または前記負荷側配線のいずれか一方の端子部に接続された固定接点と、
    他方の端子部に導電性の可動板を介して接続された可動接点と、
    前記可動板を駆動する駆動部材であって、前記可動接点が前記固定接点に当接した状態を保持する前進位置と前記可動接点が前記固定接点から離間した状態を保持する後退位置との間で移動するように構成された、駆動部材と、
    を備え、
    前記駆動部材は、樹脂材料で形成されており、前記前進位置及び前記後退位置において前記可動板に当接し、前記可動板に反りを生じさせるように構成されており、
    前記可動板は、前記反りが解消されたとき、前記可動接点と前記固定接点との間に所定の間隙が存在する位置で、前記他方の端子部に対して固定されており、
    前記前進位置における前記駆動部材の熱変形によって、前記可動板の反りが解消される、開閉器。
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