JP2013041764A - 接点装置及び該接点装置を用いた電磁リレー - Google Patents

接点装置及び該接点装置を用いた電磁リレー Download PDF

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【課題】 ばね部間の温度差が抑えられる接点装置及び該接点装置を用いた電磁リレーを提供する。
【解決手段】 導電材料からなり、それぞれ一端部において可動接点51を保持した2個のばね部73と各ばね部73の他端部に連結された固定部74とを有する接点保持体7を備える。また、接点保持体7は、ばね部73同士を互いに熱的に結合させる連結部75を有する。連結部75を介した熱伝導により、ばね部73間の温度差が抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、接点装置及び該接点装置を用いた電磁リレーに関するものである。
従来から、可動接点に連結されたアーマチュアを電磁石の磁力で回転駆動することで可動接点を固定接点に離接させる電磁リレーが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の電磁リレーとして、例えば図3に示すようなものがある。
以下、図3の電磁リレーについて詳しく説明する。図3の電磁リレーは、電磁石1と、電磁石1の磁力により回転駆動されるアーマチュア2と、電磁石1とアーマチュア2とをそれぞれ収納し電磁石1が固定されたハウジング3とを備える。以下、上下左右は図3を基準とし、図3の紙面手前側を前側と呼ぶ。但し、上記の方向はあくまで説明の便宜上定義するものであって、実際の使用状態での方向とは必ずしも一致しない。
ハウジング3は、前面に収納凹部30が開口したボディ31と、ボディ31の前側に結合して収納凹部30を閉塞するカバー(図示せず)とを有する。
また、ハウジング3には、アーマチュア2をハウジング3に対して回転可能に支持する支持体4が固定されている。支持体4は、厚さ方向を前後方向に向けた扁平な形状であって上下両端部がそれぞれボディ31に固定された固定部41と、固定部41の前面の中央部から前方へ突設され軸方向を前後方向に向けた円柱形状の軸部42とを有する。固定部41をボディ31に固定する手段としては、例えば嵌合などの周知の手段を用いることができる。また、アーマチュア2には、断面円形状であって内径が軸部42の外径よりも僅かに大きい軸受け穴20が前後に貫設されており、軸受け穴20に軸部42が挿入されることで、アーマチュア2はハウジング3に対して軸部42の中心軸周りに回転可能に支持される。
また、電磁石1は、軸方向を上下方向に向けて固定部41の後側においてボディ31に固定されたコイル(図示せず)と、磁性体からなりコイルによって磁化される磁極片11とを有する。磁極片11は、コイルを上下に貫通した本体部(図示せず)と、本体部の上下両端部からそれぞれ前方に突設された可変磁極部11aとを有し、全体としてU字形状となっている。すなわち、各可変磁極部11aはそれぞれコイルへの通電方向に応じた極性に励磁されるのであって、その極性は可変磁極部11a間で互いに異なる。ハウジング3には、それぞれ一端が上記のコイルに電気的に接続されて他端がハウジング3の左方に突出した複数本(図では3本)コイル端子60が保持されており、コイルへの通電はコイル端子60を通じて行うことができる。具体的には、図3の電磁リレーはいわゆる2巻線ラッチング型であって、上記のコイルはタップを有しており、コイル端子60はコイルの両端とタップとに1個ずつが電気的に接続されている。
また、アーマチュア2は、それぞれ1個ずつの可変磁極部11aを左右から挟む固定磁極部21aを、上下両端部に1組ずつ有する。固定磁極部21aの各組において、可変磁極部11aの左側の固定磁極部21aと可変磁極部11aの右側の固定磁極部21aとは互いに異なる極性に磁化されている。具体的には、アーマチュア2は、N極を左右方向のうち互いに共通の方向に向けた2個の永久磁石22と、それぞれ磁性体からなり各永久磁石22の一方ずつの極に磁着された2個の接極子21とが、合成樹脂成型体23にインサート成型されたものである。すなわち、各接極子21のうち、それぞれ永久磁石22よりも上下に突出した上下両端部が、それぞれ固定磁極部21aとなっている。そして、電磁石1のコイルに通電されると、可変磁極部11aの左右の固定磁極部21aのうち通電方向に応じた側の一方の固定磁極部21aが可変磁極部11aに吸引されることで、アーマチュア2はハウジング3に対しコイルへの通電方向に応じた方向に回転する。また、コイルにいったん通電されると、コイルに逆方向の電流が流されるまでは、アーマチュア2の位置(及び、これに連動する可動接点51等の位置)は上記の永久磁石22の磁力によって維持(ラッチング)される。
さらに、ハウジング3には、上記のようなアーマチュア2の回転に連動する可動接点51と、この可動接点51に離接する固定接点52とが収納されている。また、ハウジング3には、可動接点51に電気的に接続された第1端子板61と、固定接点52が設けられた第2端子板62とがそれぞれ保持されている。すなわち、可動接点51と固定接点52との離接に伴って端子板61,62間の電気的な接続がオンオフされる。各端子板61,62は、それぞれ、厚さ方向を左右方向に向けた金属板からなり、上端部がハウジング3外に突出する形でハウジング3に固定されている。つまり、固定接点52は端子板62を介してハウジング3に対して固定されている。また、可動接点51は、下端部を端子板61の右面に固定され上端部を下端部に対して左右に変位させるように弾性変形可能な接点保持体7を介して、端子板61に対して電気的且つ機械的に接続されている。接点保持体7は、それぞれ全体として上下に長い金属製の板ばねからなる複数枚の接点保持ばね71が、厚さ方向に重ねられるとともに上端部と下端部とにおいて互いに接合されたものである。可動接点51は、接点保持体7の上端部に固定されることで、固定接点52の左側においてハウジング3に対して左右に弾性的に変位可能となっている。
また、アーマチュア2と可動接点51とは、接点保持体7とアーマチュア2との間に介在するカード8により連動する。カード8の材料としては例えば合成樹脂を用いることができる。カード8は全体として厚さ方向を上下方向に向けた扁平な形状であって、ハウジング3の内面により、ハウジング3に対して左右に平行移動可能にガイドされている。可動接点51に接続された端子板61は、カード8の変位を阻害しないように、カード8の進路を避けた形状とされている。アーマチュア2とカード8との連結は、アーマチュア2において右側の接極子21の上端部に連結された連結片24が、カード8において上下方向と前方とに開口したアーマチュア用凹部81に挿入されることで達成されている。また、接点保持体7とカード8との連結は、接点保持体7の上端部が、カード8において上下方向と後方とに開口した接点保持体用凹部(図示せず)に挿入されることで達成されている。左端の接点保持ばね71の上端部には、他の接点保持ばね71から離間するように傾斜して接点保持体用凹部の右向きの内面に弾接するカード弾接部72が設けられている。
図3のようにアーマチュア2が可動範囲の限界まで時計回り方向に回転し可動接点51が固定接点52に接触した状態(つまり、アーマチュア2が閉位置にある状態。以下、「閉状態」と呼ぶ。)では、カード弾接部72の弾性変形により可動接点51と固定接点52との間に接圧が発生する。
ここで、可動接点51と固定接点52とは前後に並べて2組設けられている。また、接点保持体7は、図4に示すように、それぞれ上端部において可動接点を保持した2個のばね部73と、各ばね部73の下端部に連結された固定部74とを有する。接点保持体7は、固定部74において端子板61とともにハウジング3(ボディ31)に固定されている。また、各ばね部73は互いに独立して弾性変形可能となっている。
これにより、一方の可動接点51と固定接点52との間で接触不良が発生した場合であっても、他方の可動接点51と固定接点52とが正常に接触導通すれば端子板61,62間の導通が確保されるといったように、動作の信頼性が向上する。また、一方の固定接点52が他方の固定接点52よりも可動接点51側(図3での左側)に突出するような寸法誤差が存在する場合であっても、各ばね部73の変形量を互いに異ならせることで、両方の固定接点52に対してそれぞれ可動接点51を接触させることが可能となる。
実開平4−24242号公報
上記構成では、一方の可動接点51のみが固定接点52に接触した状態となった場合、一方のばね部73に電流が集中することで、該一方のばね部73の温度がジュール熱により高くなる。このようにしてばね部73間に生じた温度差が大きくなると、その温度差によって発生した熱歪みが動作に影響を与える可能性がある。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、ばね部間の温度差が抑えられる接点装置及び該接点装置を用いた電磁リレーを提供することにある。
本発明の接点装置は、導電材料からなり、それぞれ一端部において可動接点を保持した複数個のばね部と各ばね部の他端部に連結された固定部とを有する接点保持体と、前記接点保持体の前記固定部が固定されるとともに各ばね部の弾性変形によって前記可動接点が離接可能な位置にそれぞれ固定接点を保持したハウジングとを備え、前記接点保持体は、前記ばね部同士を互いに熱的に結合させる電気絶縁性の連結部を有することを特徴とする。
上記の接点装置において、前記連結部は前記ばね部において前記可動接点よりも前記固定部に近い部位同士を互いに連結するものであってもよい。
本発明の電磁リレーは、上記いずれかの接点装置と、前記ハウジングに収納及び保持された電磁石と、前記ハウジングに収納されて前記電磁石の磁力によって駆動されるアーマチュアとを備え、各可動接点は、それぞれ、前記アーマチュアに連動して前記固定接点に対して離接することを特徴とする。
本発明によれば、連結部を介した熱伝導により、ばね部間の温度差が抑えられる。
本発明の実施形態の要部を示す斜視図である。 同上の変更例の要部を示す斜視図である。 従来の電磁リレーを示す、カバーを取り外した正面図である。 同上の要部を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の基本構成は図3及び図4で説明した従来例と共通であるので、共通する部分については説明を省略する。
本実施形態では、図1に示すように、ばね部73同士が、連結部75を介して互いに熱的に接続されている。
図1の例では、連結部75は接点保持ばね71とは別途の部材で構成され、各ばね部73の上端部に連結されている。連結部75の材料は、少なくとも空気よりも熱伝導率が高い材料であればよいが、なるべく熱伝導率が高い材料が望ましい。また、連結部75は各ばね部73の独立した動作をなるべく阻害しないことが望ましい。
上記構成によれば、連結部75を介した熱伝導により、ばね部73間の温度差が抑えられる。
なお、連結部74は、図1のようにばね部73の上端部間を連結するものとする代わりに、図2のようにばね部73において可動接点51の下側(つまり可動接点51よりも固定部74に近い部位)同士を互いに連結するものとしてもよい。
また、図2の例では、連結部75は、各ばね部73を構成している接点保持ばね71の一部で構成されている。これにより、図1の例よりも部品点数が減少し製造コストの低減が可能となっている。また、連結部75が導電材料からなることで、一方のばね部73のみに電流が集中することが避けられるから、連結部75が絶縁材料からなる場合よりもばね部73間の温度差を抑えることができる。
ここで、本実施形態ではばね部73の個数は2個であるが、ばね部73を3個以上有する場合にも本願発明は適用可能である。
1 電磁石
2 アーマチュア
3 ハウジング
7 接点保持体
51 可動接点
52 固定接点
73 ばね部
74 固定部
75 連結部

Claims (3)

  1. 導電材料からなり、それぞれ一端部において可動接点を保持した複数個のばね部と各ばね部の他端部に連結された固定部とを有する接点保持体と、
    前記接点保持体の前記固定部が固定されるとともに各ばね部の弾性変形によって前記可動接点が離接可能な位置にそれぞれ固定接点を保持したハウジングとを備え、
    前記接点保持体は、前記ばね部同士を互いに熱的に結合させる電気絶縁性の連結部を有することを特徴とする接点装置。
  2. 前記連結部は前記ばね部において前記可動接点よりも前記固定部に近い部位同士を互いに連結することを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の接点装置と、
    前記ハウジングに収納及び保持された電磁石と、
    前記ハウジングに収納されて前記電磁石の磁力によって駆動されるアーマチュアとを備え、
    各可動接点は、それぞれ、前記アーマチュアに連動して前記固定接点に対して離接することを特徴とする電磁リレー。
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