JPH05325764A - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JPH05325764A
JPH05325764A JP13302892A JP13302892A JPH05325764A JP H05325764 A JPH05325764 A JP H05325764A JP 13302892 A JP13302892 A JP 13302892A JP 13302892 A JP13302892 A JP 13302892A JP H05325764 A JPH05325764 A JP H05325764A
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armature block
jig
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Masami Hori
正美 堀
Norikimi Kaji
紀公 梶
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Hirofumi Motokawa
裕文 元川
Kenji Idehashi
健嗣 出橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接極子ブロックをベースに対して正規の位置に
確実に配置することができる有極リレーを提供するにあ
る。 【構成】接極子ブロック5はベース11内にコイルブロ
ック3と永久磁石4とを収納した後、永久磁石4上に配
設される。この配設状態でベース11の治具挿入用凹部
2を介して挿入された治具が成形部16の側面の治具押
さえ用凹溝1に押し入れられることにより、接極子ブロ
ック5はベース11に対する正規の位置に位置決めされ
る。この状態で接極子ブロック5の弾性支持片18を凹
所13に露出した共通端子21の一端21aに溶接固定
すれば、接極子ブロック5はベース11に対して正規の
位置に配置されるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーソーアマチュア方
式の有極リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の有極リレーは以下のような構成
となっている。まず、有極リレー全体の構成を図4によ
り説明する。図4に示すようにケーシングは上方に開放
された箱状のベース11と、下方に開放された箱状であ
ってベース11の上方からベース11の側壁の外側を覆
う形で被嵌されるカバー12とから構成されている。
【0003】ベース11は樹脂成形品からなるもので、
巾方向の両側壁にはその長手方向の中央部において上方
およびベース11の内外に開放された凹所13がそれぞ
れ形成してある。各凹所13の底面にはベース11に同
時成形された共通端子21の一端21aが露設してい
る。共通端子21はベース11の両側壁の外側に露出し
て他端をベース11の下方に突出させている。
【0004】ベース11の内側の四隅には上端がベース
11の上面よりも下方に位置するリブ14がそれぞれ形
成されている。リブ14の上面にはベース11に同時成
形された固定接点端子24の上端に設けている固定接点
23が露設しており、固定接点端子24はベース11の
両側壁の外側に露出して他端をベース11の下方に突出
させている。
【0005】ベース11の両端壁には上方およびベース
11の内外に開放された切欠部15が形成されており、
各切欠部15の底面からはベース11に同時成形された
一対のコイル接続端子26の一端26aが上方に向かっ
て突設してある。コイル接続端子26はベース11の両
側壁の外側に露出して他端をベース11の下方に突出さ
せている。
【0006】ベース11とカバー12とにより形成され
たケーシング内にはコイルブロック3と、永久磁石4
と、接極子ブロック5とが配設されている。コイルブロ
ック3は上方に開放された略コ字形の鉄心6の横片にコ
イル7が巻装されるとともに、鉄心6の脚片がそれぞれ
絶縁性材料で形成された鍔8に覆われ鍔8の周面の一所
から脚片の先端部が露出した形状に形成されている。コ
イル7に接続されたコイル端子9は各鍔8に対応してそ
れぞれ一対設けられ、鍔8の上端よりも上方に突出する
とともに上記コイル接続端子26に当接するように折曲
されている。
【0007】コイルブロック3がベース11内に収納さ
れた状態でコイル端子9とコイル接続端子26とは溶接
結合、あるいは半田結合などの方法で電気的および機械
的に結合される。鉄心6の脚片の露出部分の間には上記
永久磁石4が磁極を当接させる形で配置されている。永
久磁石4は板状のもので、コイルブロック3に対しては
接着等で固定されるもので、両端部はそれぞれ同極に着
磁され、中央部が異なる磁極に着磁されている。すなわ
ち、両端部がN極であれば、中央部はS極となるように
着磁されているのである。
【0008】接極子ブロック5は略矩形の平板状に形成
された磁性体製の接極子10と、接極子10の中央部の
巾方向に渡って形成された成形部16と、この成形部1
6に同時成形により、接極子10の側面に並行するよう
に配置された可動接触ばね片17と、可動接触ばね片1
7に一体となり、成形部16に同時成形された弾性支持
片18とから構成されている。
【0009】可動接触ばね片17は中央部が上記成形部
16に同時成形され、接極子10の両端方向に他端を延
長した細長い導電性の板ばねからなり、中央部にはヒン
ジバネとなる弾性支持片18を一体に形成している。自
由端となる他端にはスリット19を形成して二股状とし
て固定接点23と対応する可動接点20を形成してい
る。
【0010】接極子ブロック5は弾性支持片18をベー
ス11の側壁に設けた凹所13に嵌合させて、共通端子
21の一端21aに溶接固定され、また下面中央に設け
た支点部を永久磁石4の上面に回動自在に載せて揺動自
在に支持され、ベース11内に配設される。以上のよう
にして、ベース11内にコイルブロック3と永久磁石4
と接極子ブロック5とが収納された状態でベース11に
はカバー12が被嵌される。
【0011】ここで上記弾性支持片18の成形部16に
対する基部は接極子ブロック5の長手方向の中心部より
偏倚しているため、弾性支持片18のばね力が永久磁石
4による接極子10を鉄心6の磁極面に吸着させる起磁
力より大きくすることによって永久磁石4による接極子
10と鉄心6の磁極面との間の吸着力に抗して接極子ブ
ロック10を一定状態に復帰回動させることができる。
従って図示する例では単安定動作する有極リレーを構成
している。
【0012】以上の構成により、通常は上記弾性支持片
18の偏倚と反対側の接極子10の端部が永久磁石4に
吸着された状態で安定し、この吸着を打ち消す方向にコ
イル32を励磁すれば、磁化の向きに応じて接極子10
の他端部が鉄心31の対応する磁極に吸引されて接極子
ブロック5が揺動し、鉄心6→接極子10→永久磁石4
→鉄心6の閉磁路が形成され、可動接触ばね片17の一
方の端部の可動接点20が対応する固定接点23に接触
するのである。この状態でコイル32への通電を停止す
ると、弾性支持片18の復帰力で元の状態に戻るのであ
る。
【0013】尚弾性支持片18の基部の位置を中心部よ
り偏倚させていない場合には、双安定動作が得られる
の。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
構成を有する有極リレーでは、接極子ブロック5の弾性
支持片18を共通端子21の一端に溶接固定する構成で
あるため、溶接固定時に正規の位置に対してX、Y方向
に接極子ブロック5の位置がずれやすく、位置ずれが起
きた場合、接極子ブロック5の揺動動作時にベース11
の内壁面に接極子ブロック5がこすれて動作不良が発生
する等の問題があった。
【0015】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは接極子ブロックをベー
スに対して正規の位置に確実に配置することができる有
極リレーを提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、固定接点端子及び共通端子を同時成形
して、固定接点端子の固定接点を内部に露設し、共通端
子の一端を両側壁の中央上部に露設した樹脂成形品から
なる箱状のベース内に、コイルブロックと、このコイル
ブロックの鉄心の両端の磁極間に介装されるようにコイ
ルブロック上部に配置された永久磁石とを配設するとと
もに、中央部の両側幅方向に亘るように形成した成形部
の両側部に同時成形され夫々外側方に突出した弾性支持
片の先部を上記共通端子の一端に固定して揺動自在に支
持され、両端部が上記鉄心の両端の磁極面に対向する接
極子と、上記弾性支持片に中央部が一端が上記成形部内
で一体連結され、上記接極子の端部側へ延長されて接極
子の側方に並行配置され、他端に設けた可動接点を上記
固定接点に対向させる可動接触ばね片とからなる接極子
ブロックを上記永久磁石の上部に配置し、コイルブロッ
クのコイルの励磁により接極子ブロックを揺動させて可
動接点と固定接点とを接触開離させる有極リレーにおい
て、上記成形部の側面に対応するベースの両側壁の上部
にベース内外に連通する治具挿入用凹部を形成するとと
もに、上記成形部の側面に治具押さえ用凹溝を形成した
ものである。
【0017】
【作用】而して、本発明の構成によれば、ベース内部に
両側から治具挿入用凹部を介して治具を入れてその治具
先部を接極子ブロックの成形部の治具押さえ用凹溝に押
し入れて成形部に押し当てることにより、接極子ブロッ
クのベースに対する両側方向の位置を決めるとともに、
ベースに対する両端方向の位置を正確に決めることがで
き、従って接極子ブロックをベースに対する正規の位置
に配置するように弾性支持片を溶接固定することがで
き、そのためベースの内壁面にこすれずにスムースに接
極子ブロックを揺動動作させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、全体の有極リレーの構成はほぼ図4の従来例
と同じであるため、要旨の部分について説明する。本実
施例の接極子ブロック5は図1、図2に示すように接極
子10の側面に沿って接極子10の両端方向に延長した
成形部16の両側側面にV字状の治具押さえ用凹溝1を
夫々2箇所ずつ形成している。尚図3に示すように可動
接触ばね片17の固定基部に対応する成形部16の側面
に治具押さえ用凹溝1を形成しても良い。
【0019】またこれに対して弾性支持片18を固定す
るベース11の両側壁の凹所13の両隣には上記治具押
さえ用凹溝1に対応する治具挿入用凹部2を夫々設けて
ある。このように接極子ブロック5の成形部16の側面
に治具押さえ用凹溝1を設け、ベース11の側壁上部に
上記治具押さえ用凹溝1に対応する治具挿入用凹部2を
設けた構成が本発明有極リレーの特徴である。
【0020】而して、本発明有極リレーではベース11
内にコイルブロック3と永久磁石4とを収納した後、永
久磁石4上に接極子ブロック5を載せ、しかる後にベー
ス11の治具挿入用凹部2を介して図1に示す矢印A,
B方向に治具(図示せず)をベース11の外部から内部
に挿入してその先端を接極子ブロック5の成形部16の
側面の治具押さえ用凹溝1に押し入れて成形部16に押
し当てれば、接極子ブロック5をベース11に対する
X,Y方向の正規の位置に位置決めすることができる。
【0021】この状態で接極子ブロック5の弾性支持片
18を凹所13に露出した共通端子21の一端21aに
溶接固定すれば、接極子ブロック5をベース11に対し
て正規の位置に配置することができるのである。このよ
うにして正規の位置に配置された接極子ブロック5はベ
ースの内壁面にこすれることなく、スムースに揺動動作
することができることになる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように、接極子ブロック
の成形部の側面に対応するベースの両側壁の上部にベー
ス内外に連通する治具挿入用凹部を形成するとともに、
上記成形部の側面に治具押さえ用凹溝を形成しているの
で、ベース内部に両側の治具挿入用凹部を介して治具を
入れてその治具先部を接極子ブロックの成形部の治具押
さえ用凹溝に押し当てるように入れるだけで、接極子ブ
ロックのベースに対する両側方向の位置及び両端方向の
位置を正確に決めることができ、従って接極子ブロック
がベースに対する正規の位置で配置されるように弾性支
持片を溶接固定することができ、その結果ベースの内壁
面にこすれることなくスムースに接極子ブロックを揺動
動作させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の接極子ブロックの拡大斜視図である。
【図3】同上の接極子ブロックの別の例の拡大上面図で
ある。
【図4】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 治具押さえ用凹溝 2 治具挿入用凹部 3 コイルブロック 4 永久磁石 5 接極子ブロック 11 ベース 13 凹所 16 成形部 18 弾性支持片 21 共通端子 21a 上端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元川 裕文 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 出橋 健嗣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接点端子及び共通端子を同時成形し
    て、固定接点端子の固定接点を内部に露設し、共通端子
    の一端を両側壁の中央上部に露設した樹脂成形品からな
    る箱状のベース内に、コイルブロックと、このコイルブ
    ロックの鉄心の両端の磁極間に介装されるようにコイル
    ブロック上部に配置された永久磁石とを配設するととも
    に、中央部の両側幅方向に亘るように形成した成形部の
    両側部に同時成形され夫々外側方に突出した弾性支持片
    の先部を上記共通端子の一端に固定して揺動自在に支持
    され、両端部が上記鉄心の両端の磁極面に対向する接極
    子と、上記弾性支持片に中央部が一端が上記成形部内で
    一体連結され、上記接極子の端部側へ延長されて接極子
    の側方に並行配置され、他端に設けた可動接点を上記固
    定接点に対向させる可動接触ばね片とからなる接極子ブ
    ロックを上記永久磁石の上部に配置し、コイルブロック
    のコイルの励磁により接極子ブロックを揺動させて可動
    接点と固定接点とを接触開離させる有極リレーにおい
    て、上記成形部の両側面に対応するベースの両側壁の上
    部にベース内外に連通する治具挿入用凹部を形成すると
    ともに、上記成形部の側面に治具押さえ用凹溝を形成し
    て成る有極リレー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08111159A (ja) * 1994-10-06 1996-04-30 Mitsuki Nagamoto 回転支点型有極電磁石、これを組込んだ回転支点型有極リレーおよびその製造方法
JPH08111160A (ja) * 1994-10-06 1996-04-30 Mitsuki Nagamoto 回転支点型有極電磁石、これを組込んだ回転支点型有極リレーおよびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08111159A (ja) * 1994-10-06 1996-04-30 Mitsuki Nagamoto 回転支点型有極電磁石、これを組込んだ回転支点型有極リレーおよびその製造方法
JPH08111160A (ja) * 1994-10-06 1996-04-30 Mitsuki Nagamoto 回転支点型有極電磁石、これを組込んだ回転支点型有極リレーおよびその製造方法

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