JPS6327412Y2 - - Google Patents

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JPS6327412Y2
JPS6327412Y2 JP1980102162U JP10216280U JPS6327412Y2 JP S6327412 Y2 JPS6327412 Y2 JP S6327412Y2 JP 1980102162 U JP1980102162 U JP 1980102162U JP 10216280 U JP10216280 U JP 10216280U JP S6327412 Y2 JPS6327412 Y2 JP S6327412Y2
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JP
Japan
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movable core
yokes
support device
movable
coil frame
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JP1980102162U
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JPS5725447U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラツチング型の有極電磁石の可動鉄心
支持装置に関するもので、その目的とするところ
は、動作特性が長期にわたつて安定するよう改善
することにある。
従来のラツチング型の有極電磁石の可動鉄心支
持装置は第1図乃至第2図に示すように、永久磁
石1の異極間に一対のヨーク2,3を介置してあ
り、両端のヨーク間に可動鉄心7の両端を配設し
てある。この可動鉄心7の中間部にはコイル4を
巻装したコイル枠5の中空部6を外挿してある。
そして可動鉄心7の一端7aはヨーク3の一端
3aに当設し可動鉄心の他端7bは他のヨーク2
の一端2bに当接してある。
そして可動鉄心7が反転したときは一端7aは
一端2aに当接し他端7bは一端2bからはなれ
て一端3bに当接するものである。このようにい
ずれの方向に反転しても可動鉄心7の一端7bは
いずれか一方の一端3b,2bにしか当接しない
ようにしてあり、また他端7bは一端2bに当設
しているときの一端3bとのギヤツプと、一端3
bに当接しているときの一端2bとのギヤツプを
等しくしてセツト側・リセツト側の動作特性をそ
ろえているのである。そして可動鉄心7の他端7
bは反転のための支持装置としても作用するので
あるが、可動鉄心7、ヨーク2,3とも通常はメ
ツキをした金属性材料であるから反転の繰返しに
より磨耗して動作特性の変化を生じるもので、特
にラツチング型の場合はセツト・リセツト側の動
作特性のづれは使用上の重大な欠点となる。
本考案はかかる従来の欠点を改善するものであ
る。
以下本考案の実施例を第1図乃至第2図従来例
との同一個所に同一符号を付した第3図乃至第4
図を参照して説明する。
永久磁石1の異極間にヨーク2,3が介置して
ありヨークの一端3a,2a間に可動鉄心の一端
7aを、ヨークの一端3b,2b間に可動鉄心の
他端7bを配設してあり、コイル4を巻装したコ
イル枠5の中空部6を可動鉄心7の中間部に外挿
してある。そしてコイル枠5の中空部6の一端内
周部に対向する突起5a,5bを形成してあり、
この突起5a,5bで可動鉄心7が反転可能に支
持してあり、可動鉄心7の他端7bはいずれの反
転位置でもヨーク2,3の一端2b,3bとは等
しいギヤツプG1を形成するようにしてある。も
ちろん例えば一端2bに接近したときの他端7b
と一端3bのギヤツプは、一端3bに接近したと
きの一端2bのギヤツプと等しくしてある。この
ように可動鉄心7の他端7bは突起5a、或は5
bで支持されヨークの一端2b,3bとは直接当
接しないから繰返し反転しても特性が変化しな
い。そしてコイル枠をナイロン、ジユラロン等の
耐磨耗性合成樹脂で形成すれば一層長寿命とな
る。
第4図は第3図のラツチング型有極電磁石を電
磁継電器に応用したもので、可動鉄心7の一端7
aを接点ばね9,9の駆動端として一端7aにカ
ード8を装着し、接点ばね9,9が固定接点1
0,10間を開閉するもので、ベース11に全体
を支持してカバー12で覆つたものである。
以上説明したように本考案有極電磁石の可動鉄
心支持装置によれば、コイル枠の中空部の一端内
周部で可動鉄心を、反転可能に、かつ、同可動鉄
心の一端が両ヨークのうち一方の同側一端に密着
したときでも同可動鉄心の他端と前記両ヨークの
うちの他方の同側他端との間が非接触状態となる
ように支持してなるので、前記可動鉄心の他端と
これに対面するヨーク他端との間の当接による摩
耗がなくなり、繰り返し反転動作させても動作特
性に変化を生じないのである。また、前記可動鉄
心の反転動作の支点の位置が、コイル枠中空部
の、中心位置あるいは中心寄りの位置でなく端部
であるので、この位置が中心位置あるいは中心寄
りの位置である場合に比し、コイル枠成形用金型
の構造設計上、極めて有利である。すなわち、支
点位置ががコイル枠中空部の中心位置あるいは中
心寄りの位置であつた場合、支点形成のために
は、金型を上下分割型に設計する必要があるのに
対し、端部位置であれば、そのように分割する必
要がないからである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は従来例を示し、第1図は動
作原理を説明する正面図、第2図は斜視図であ
る。第3図乃至第4図は本考案の実施例を示し、
第3図は動作原理を説明する正面図、第4図は電
磁継電器に応用した分解斜視図である。 1……永久磁石、2,3……ヨーク、2a,3
a,2b,3b……一端、4……コイル、5……
コイル枠、6……中空部、7……可動鉄心、7a
……一端、7b……他端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 永久磁石の異極面を挟むようにして一対のヨー
    クを配置し、これら両ヨークの各両側端部間に可
    動鉄心の両端をそれぞれ配設し、前記可動鉄心の
    中間部にコイル巻装のコイル枠を外挿した有極電
    磁石における前記可動鉄心の支持装置であつて、
    前記コイル枠の中空部の一端内周部で前記可動鉄
    心を、反転可能に、かつ、同可動鉄心の一端が前
    記両ヨークのうちの一方の同側一端に密着したと
    きでも同可動鉄心の他端と前記両ヨークのうちの
    他方の同側他端との間が非接触状態となるように
    支持してなることを特徴とする可動鉄心支持装
    置。
JP1980102162U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS6327412Y2 (ja)

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JP1980102162U JPS6327412Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JP1980102162U JPS6327412Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS5725447U JPS5725447U (ja) 1982-02-09
JPS6327412Y2 true JPS6327412Y2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=29463590

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JP1980102162U Expired JPS6327412Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0384506U (ja) * 1989-12-15 1991-08-27

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504674U (ja) * 1973-05-15 1975-01-18
JPS5816606A (ja) * 1981-07-24 1983-01-31 井関農機株式会社 根菜収穫機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482337U (ja) * 1977-11-22 1979-06-11

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JPS504674U (ja) * 1973-05-15 1975-01-18
JPS5816606A (ja) * 1981-07-24 1983-01-31 井関農機株式会社 根菜収穫機

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JPS5725447U (ja) 1982-02-09

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