JPS6359494B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6359494B2 JPS6359494B2 JP13731680A JP13731680A JPS6359494B2 JP S6359494 B2 JPS6359494 B2 JP S6359494B2 JP 13731680 A JP13731680 A JP 13731680A JP 13731680 A JP13731680 A JP 13731680A JP S6359494 B2 JPS6359494 B2 JP S6359494B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- contact
- contact spring
- yoke
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は単安定型の有極リレーに関するもので
あつて、その目的とするところは感動電圧を高め
ることなく開放電圧を高めて開放電圧特性を改善
することのできる有極リレーを提供するにある。
あつて、その目的とするところは感動電圧を高め
ることなく開放電圧を高めて開放電圧特性を改善
することのできる有極リレーを提供するにある。
有極リレーは磁化されたヨークと励磁される接
極子との間に働く磁気力によつて動作させるもの
であるために、単安定型とするとともに開放電圧
が高くなるようにすることは他の部材を用いるこ
となく磁気的バランスをとる上で非常に困難であ
り、従つて従来においては接極子の励磁時にこの
接極子が吸引される一方のヨーク乃至鉄芯にレシ
ジユアルプレートを溶接固定することで対処して
いた。しかしながらこのレシジユアルプレートの
取付けのために工数が多くなるだけでなく、感動
電圧も同時に高くなつてしまう欠点を有してい
る。
極子との間に働く磁気力によつて動作させるもの
であるために、単安定型とするとともに開放電圧
が高くなるようにすることは他の部材を用いるこ
となく磁気的バランスをとる上で非常に困難であ
り、従つて従来においては接極子の励磁時にこの
接極子が吸引される一方のヨーク乃至鉄芯にレシ
ジユアルプレートを溶接固定することで対処して
いた。しかしながらこのレシジユアルプレートの
取付けのために工数が多くなるだけでなく、感動
電圧も同時に高くなつてしまう欠点を有してい
る。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、以下図示実施例に基いて詳述する。図中1は
その中央胴部外周にコイル2が巻回されるコイル
枠7内に遊嵌挿される接極子であり、一端にカー
ド8が取付けられ、両脇にヨーク3,4が配置さ
れる。両ヨーク3,4は同一形状ではなく、一方
のヨーク3はその両端に立上り部31,32を有
するものの、他方のヨーク4は一端にのみ立上り
部41を有している。9は両ヨーク3,4を互い
に異極に磁化する永久磁石である。これらコイル
2やヨーク3,4等は端子がインサートされてい
るボデイ10上面の中央の凹所内に納められ、両
ヨーク3,4の立上り部31,41が相対してこ
の間に接極子1の一端が位置するとともに、接極
子11の他端が一方のヨーク3の立上り部32に
磁気吸引力で接触し、この他端側を中心として接
極子1が揺動自在となる。
り、以下図示実施例に基いて詳述する。図中1は
その中央胴部外周にコイル2が巻回されるコイル
枠7内に遊嵌挿される接極子であり、一端にカー
ド8が取付けられ、両脇にヨーク3,4が配置さ
れる。両ヨーク3,4は同一形状ではなく、一方
のヨーク3はその両端に立上り部31,32を有
するものの、他方のヨーク4は一端にのみ立上り
部41を有している。9は両ヨーク3,4を互い
に異極に磁化する永久磁石である。これらコイル
2やヨーク3,4等は端子がインサートされてい
るボデイ10上面の中央の凹所内に納められ、両
ヨーク3,4の立上り部31,41が相対してこ
の間に接極子1の一端が位置するとともに、接極
子11の他端が一方のヨーク3の立上り部32に
磁気吸引力で接触し、この他端側を中心として接
極子1が揺動自在となる。
このように構成した磁気ブロツク部は、永久磁
石9、ヨーク3、ヨーク3の立上り部32、接極
子1、他方のヨーク4の立上り部41、ヨーク
4、永久磁石9という磁気的閉回路が保たれるべ
く第2図に想像線で示すように、接極子1のカー
ド8を取付けた一端がヨーク4の立上り部41に
接し、接極子1の他端が他方のヨーク3の立上り
部32に接している。そしてコイル2に通電して
接極子1をカード8側の一端がヨーク4と同極と
なるように励磁すれば、第2図に実線で示すよう
にヨーク3にこの一端が吸引されるものであり、
コイル2への通電を遮断すれば、前記磁気的閉回
路を形成するように接極子1が復帰するのであ
る。
石9、ヨーク3、ヨーク3の立上り部32、接極
子1、他方のヨーク4の立上り部41、ヨーク
4、永久磁石9という磁気的閉回路が保たれるべ
く第2図に想像線で示すように、接極子1のカー
ド8を取付けた一端がヨーク4の立上り部41に
接し、接極子1の他端が他方のヨーク3の立上り
部32に接している。そしてコイル2に通電して
接極子1をカード8側の一端がヨーク4と同極と
なるように励磁すれば、第2図に実線で示すよう
にヨーク3にこの一端が吸引されるものであり、
コイル2への通電を遮断すれば、前記磁気的閉回
路を形成するように接極子1が復帰するのであ
る。
この磁気ブロツク部を中央に納めたボデイ10
の両側には夫々接触ばね5,6を共通端子12に
一端を固着して配置するとともに、各接触ばね
5,6の先端両面の可動接点21に相対する固定
接点22,22を常閉端子13及び常開端子14
に設けて配置してある。15はコイル2用のコイ
ル端子であり、図中コイル端子15が4本あるの
は双安定型と共通とするためである。11はボデ
イ10に被せられるカバーである。
の両側には夫々接触ばね5,6を共通端子12に
一端を固着して配置するとともに、各接触ばね
5,6の先端両面の可動接点21に相対する固定
接点22,22を常閉端子13及び常開端子14
に設けて配置してある。15はコイル2用のコイ
ル端子であり、図中コイル端子15が4本あるの
は双安定型と共通とするためである。11はボデ
イ10に被せられるカバーである。
前述のように接極子1をコイル2で励磁して接
極子1の一端をヨーク3側に揺動させれば、カー
ド8が接触ばね5を押駆動するとともに他方の接
触ばね6に加えていた押圧を解除し、各接点部の
開閉状態を切り換える。接極子1を非励磁とすれ
ば、接極子1は復帰して逆に接触ばね6を押駆動
するとともに接触ばね5に対する押圧を解除し、
各接点部が復帰する。
極子1の一端をヨーク3側に揺動させれば、カー
ド8が接触ばね5を押駆動するとともに他方の接
触ばね6に加えていた押圧を解除し、各接点部の
開閉状態を切り換える。接極子1を非励磁とすれ
ば、接極子1は復帰して逆に接触ばね6を押駆動
するとともに接触ばね5に対する押圧を解除し、
各接点部が復帰する。
ここにおいて、接極子1がカード8を介して交
番的に押駆動する一対の接触ばね5,6はその板
厚が同じではなく、接極子1が励磁された際に押
駆動される接触ばね5の板厚を他方の接触ばね6
の板厚よりも厚くすることで弾性係数を大きくし
てある。すなわち接極子1がこれら接触ばね5,
6から受けるばね負荷のうち、接触ばね5から受
けるばね負荷の方を大きくしてある。板厚に差を
つけるかわりに第3図に示すように一方の接触ば
ね5を固定する共通端子12の形状を変えて、接
触ばね5の共通端子12との固定点と接触ばね5
とカード8とが接する被駆動点との間の距離l1
を、他方の接触ばね6の固定点と被押駆動点との
間の距離l2より短かくすることで両接触ばね5,
6の弾性係数に差をもたせて接触ばね5が接極子
1に与えるばね負荷を接触ばね6が接極子1に与
えるばね負荷より大としてもよい。
番的に押駆動する一対の接触ばね5,6はその板
厚が同じではなく、接極子1が励磁された際に押
駆動される接触ばね5の板厚を他方の接触ばね6
の板厚よりも厚くすることで弾性係数を大きくし
てある。すなわち接極子1がこれら接触ばね5,
6から受けるばね負荷のうち、接触ばね5から受
けるばね負荷の方を大きくしてある。板厚に差を
つけるかわりに第3図に示すように一方の接触ば
ね5を固定する共通端子12の形状を変えて、接
触ばね5の共通端子12との固定点と接触ばね5
とカード8とが接する被駆動点との間の距離l1
を、他方の接触ばね6の固定点と被押駆動点との
間の距離l2より短かくすることで両接触ばね5,
6の弾性係数に差をもたせて接触ばね5が接極子
1に与えるばね負荷を接触ばね6が接極子1に与
えるばね負荷より大としてもよい。
しかしてこのように接触ばね5,6が形成され
た有極リレーは第4図に示すようなばね負荷曲線
を持つ。図中S1は接触ばね5から受けるばね負荷
曲線、S2は接触ばね6から受けるばね負荷曲線、
S0が両者を合成したばね負荷曲線であり、S1′は
接触ばね5が他方の接触ばね6と同一である時の
ばね負荷曲線、S0′はS1′とS2とを合成したばね負
荷曲線である。ばね負荷曲線S1はばね負荷曲線
S1′に対して特に接触ばね5の可動接点21が固
定接点22と接触している間における立上がりが
大きくなり、この結果、ばね負荷曲線がS0′であ
る場合における開放アンペアターン曲線AT2よ
りも高い電圧値で接極子1が復帰する開放アンペ
アターン曲線AT1を得ることができるものであ
り、しかも感動アンペアターン曲線ATは合成ば
ね負荷曲線がS0′である場合と同じでよく、感動
電圧を高くすることなく開放電圧を高めることが
できるものである。
た有極リレーは第4図に示すようなばね負荷曲線
を持つ。図中S1は接触ばね5から受けるばね負荷
曲線、S2は接触ばね6から受けるばね負荷曲線、
S0が両者を合成したばね負荷曲線であり、S1′は
接触ばね5が他方の接触ばね6と同一である時の
ばね負荷曲線、S0′はS1′とS2とを合成したばね負
荷曲線である。ばね負荷曲線S1はばね負荷曲線
S1′に対して特に接触ばね5の可動接点21が固
定接点22と接触している間における立上がりが
大きくなり、この結果、ばね負荷曲線がS0′であ
る場合における開放アンペアターン曲線AT2よ
りも高い電圧値で接極子1が復帰する開放アンペ
アターン曲線AT1を得ることができるものであ
り、しかも感動アンペアターン曲線ATは合成ば
ね負荷曲線がS0′である場合と同じでよく、感動
電圧を高くすることなく開放電圧を高めることが
できるものである。
以上のように本発明にあつてはレシジユアルプ
レートのような他部材を必要とすることなく、ま
た工数を増すことなく開放電圧を高めることがで
きるものであり、しかも一対の接触ばねの弾性係
数に差を持たせることで開放電圧を高めているの
であるから、磁気力を調整して開放電圧を高めた
場合のように感動電圧まで高めてしまうことがな
いものである。
レートのような他部材を必要とすることなく、ま
た工数を増すことなく開放電圧を高めることがで
きるものであり、しかも一対の接触ばねの弾性係
数に差を持たせることで開放電圧を高めているの
であるから、磁気力を調整して開放電圧を高めた
場合のように感動電圧まで高めてしまうことがな
いものである。
第1図は本発明一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の磁気ブロツク部の動作説明図、第3図は
他の実施例のボデイと接触ばねとの斜視図、第4
図は同上の動作特性図であつて、1は接極子、2
はコイル、3,4はヨーク、5,6は接触ばねを
示す。
は同上の磁気ブロツク部の動作説明図、第3図は
他の実施例のボデイと接触ばねとの斜視図、第4
図は同上の動作特性図であつて、1は接極子、2
はコイル、3,4はヨーク、5,6は接触ばねを
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに異極に磁化された一対のヨークと、両
ヨーク間に揺動自在に配設された接極子と、接極
子を励磁するコイルと、接極子の各ヨーク方向へ
の回動で押し駆動される一対の接触ばねとから構
成され、各ヨークと接極子との磁気的結合力が不
等とされて単安定型とされるとともに接極子の励
磁時に接触子で押駆動される一方の接触ばねの弾
性係数が他方の接触ばねの弾性係数より大とされ
ていることを特徴とする有極リレー。 2 一方の接触ばねの板厚を他方の接触ばねの板
厚より厚くして弾性係数を大として成ることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の有極リレ
ー。 3 一方の接触ばねの固定点から被押駆動点まで
の距離を他方の接触ばねの固定点から被押駆動点
までの距離よりも小として弾性係数を大として成
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
有極リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13731680A JPS5761236A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Polarized relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13731680A JPS5761236A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Polarized relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5761236A JPS5761236A (en) | 1982-04-13 |
JPS6359494B2 true JPS6359494B2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=15195828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13731680A Granted JPS5761236A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Polarized relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5761236A (ja) |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13731680A patent/JPS5761236A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5761236A (en) | 1982-04-13 |
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